JP3211221U - インフレータブル簡易浴槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】速やかに組み立てて使用することができ、収納し易いインフレータブルマットレスを有する排水機能に優れたインフレータブル簡易浴槽を提供する。【解決手段】インフレータブル簡易浴槽は、底面層、底層本体2、外枠層3及び集水部を備える。底面層は底面構造である。底層本体2は、底面層上に配設されるとともに、少なくとも1つの第1の吸気/排気穴22を有し、第1の吸気/排気穴22から気体が注入されて充満されると立体状態となる。外枠層3は、周りを囲むように底面層上に形成されるとともに、底層本体2の少なくとも3つの周囲縁部上に粘着される。外枠層3上には、少なくとも1つの第2の吸気/排気穴32が形成され、第2の吸気/排気穴32から気体が注入されて充満すると外枠層3が立体状態となって外枠構造が形成される。外枠層3には、少なくとも1つの排水チャネル33が形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、インフレータブル簡易浴槽に関し、特に、介護を行う者が容易にベッド上で病人の体を直接洗うことができる上、排水し易くて携帯し易い特性を備える、インフレータブル簡易浴槽に関する。
長期間寝たきりとなっている病人は、病床に伏せる期間が長くなり、介護を完全に行うことができない場合、治療が容易でない合併症に罹る虞があった。また、長期間病床に伏せている病人にとっては、階段の上り下り以外に、入浴を行うことも困難であった。その理由は、病人の体の一部が略麻痺しているため、抱きかかえなければならないからである。
病人の体が重い場合、家族又は介護を行う者は抱きかかえることができないため、2人以上で持ち上げなければならなかった。そのため、家族又は介護を行う者は、入浴させる代わりに体を清拭することしかできなかった。しかし、清拭では体を十分綺麗にすることができず、細菌が増殖し易いため、病人の皮膚が病気にかかったり傷口が感染したりすることがあった。
従来技術では、介護を行う者は柄杓、タオル又は膣洗浄器を使用して病人の体を清潔にしていたが、洗浄する体の部位下に防水パッドを敷かなければ、洗浄した後にベッドが濡れてしまい、病人の体を洗浄・乾燥させることは困難であった。
しかし、上述したような防水パッドでは、実際に使用する際、排水が困難であった。例えば、防水パッドが平坦な場合、使用者は容易に汚水を素手で掃って取り除き、洗浄する際に病人が汚水に触れて二次汚染が発生することを防ぐことができるが、実際には病人を入浴させるときに病人を移動させなければならず、防水パッドに凹んだ箇所が生じて汚水を取り除くことができずに溜まってしまう虞があった。
このように防水パッドに柄杓、タオル又は膣洗浄器を組み合わせて使用し、病人の体を洗浄する従来の方式では、効果的に洗浄することができず、改善が求められていた。
そのため、使い易くて家族又は医療従事者が速やかに組み立てて使用することができる上、収納し易いインフレータブルマットレスを有する排水機能に優れたインフレータブル簡易浴槽が求められていた。
本考案の主な目的は、使い易くて家族又は医療従事者が速やかに組み立てて使用することができる上、収納し易いインフレータブルマットレスを有する排水機能に優れたインフレータブル簡易浴槽を提供することにある。
上記課題を解決するための本考案の第1の形態によれば、底面層、底層本体、外枠層及び集水部を備えたインフレータブル簡易浴槽であって、前記底面層は底面構造であり、前記底層本体は、前記底面層上に配設されるとともに、少なくとも1つの第1の吸気/排気穴を有し、前記第1の吸気/排気穴から気体が注入されて充満されると立体状態となり、前記外枠層は、周りを囲むように前記底面層上に形成されるとともに、前記底層本体の少なくとも3つの周囲縁部上に粘着され、前記外枠層上には、少なくとも1つの第2の吸気/排気穴が形成され、前記第2の吸気/排気穴から気体が注入されて充満すると前記外枠層が立体状態となって外枠構造が形成され、前記外枠層には、少なくとも1つの排水チャネルが形成され、前記集水部は、前記底面層、前記底層本体及び前記外枠層で囲まれて形成された空間であり、前記集水部が前記外枠層上の前記排水チャネルと接続され、前記排水チャネルを介して前記集水部内の液体が流出することを特徴とするインフレータブル簡易浴槽が提供される。
前記底層本体の表面上には、少なくとも1つのクッション層が粘着され、前記クッション層は、気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記クッション層に気体が注入されると充満した立体状態となってクッション構造が形成されることが好ましい。
前記クッション層は、気体が注入されて充満されると立体状態となり、枕クッション構造又は腰部クッション構造に形成されることが好ましい。
前記クッション層は、前記底層本体の表面上に粘着する固定式構造又は前記底層本体の表面上から取り外すことができる着脱式構造であることが好ましい。
前記外枠層上の前記排水チャネルには、排水管が接続されることが好ましい。
前記底層本体は、複数の管状インフレータブル本体が横向きで粘着されて形成され、前記管状インフレータブル本体は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記第1の吸気/排気穴は、前記管状インフレータブル本体内部の前記気体注入/気体抜き空間と連通することが好ましい。
前記外枠層は、複数の枠状インフレータブル本体が積層粘着されて形成され、前記枠状インフレータブル本体は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記第2の吸気/排気穴は、前記枠状インフレータブル本体内部の前記気体注入/気体抜き空間と連通することが好ましい。
前記底層本体と前記集水部との間には一定の高度差があることが好ましい。
前記底層本体の表面は傾斜面であることが好ましい。
本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す平面図である。 本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽の排水が流れる方向を表す説明図である。 本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽の使用状態の説明図である。
以下、本考案を実施形態に基づいて、より具体的に説明する。但し、本考案はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
図1〜図3を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す平面図である。図3は、本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態に係るインフレータブル簡易浴槽は、少なくとも底面層1、底層本体2、外枠層3、集水部4、第1のクッション層5及び第2のクッション層6から構成されてなる。底面層1は底面構造である。底面層1は、防水可能な材料からなる。底層本体2は、底面層1上に配設される。底層本体2は、複数の管状インフレータブル本体21が横向きで粘着されて形成される。管状インフレータブル本体21は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有し、管状インフレータブル本体21上に形成された第1の吸気/排気穴22は、管状インフレータブル本体21内部の気体注入/気体抜き空間と連通するため、第1の吸気/排気穴22から全ての管状インフレータブル本体21に気体を注入すると、底層本体2が充満した立体状態となる。
外枠層3は、複数の枠状インフレータブル本体31が積層粘着されて形成される。枠状インフレータブル本体31は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有するため、外枠層3は、周りを囲むように底面層1上に形成されるとともに、底層本体2の少なくとも3つの周囲縁部上に粘着される。
枠状インフレータブル本体31上には、少なくとも1つの第2の吸気/排気穴32が形成されている。第2の吸気/排気穴32は、枠状インフレータブル本体31内部の気体注入/気体抜き空間と連通するため、第2の吸気/排気穴32から全ての枠状インフレータブル本体31に気体を注入した後、外枠層3が充満した立体状態となり、外枠構造が形成される。
外枠層3中には、少なくとも1つの排水チャネル33(排水チャネル33は軟性で折り曲げることが可能な材料からなる)が形成される。排水チャネル33には、排水管が接続される。
集水部4は、底面層1、底層本体2及び外枠層3で囲まれて形成された内凹空間(底層本体2と集水部4との間には一定の高度差がある)であり、集水部4が外枠層3上の排水チャネル33と接続され、排水チャネル33を介して集水部4内の液体を流出させることができる。
底層本体2の表面上には、第1のクッション層5及び第2のクッション層6が粘着される。第1のクッション層5及び第2のクッション層6は、内部に気体注入/気体抜き空間を有し、クッション層に気体を注入すると充満した立体状態となってクッション構造が形成され、枕クッション又は腰部クッションとして使用することができる。第1のクッション層5及び第2のクッション層6は、固定式構造(底層本体2の表面上に粘着することができる)又は着脱式構造(底層本体2の表面上から取り外すことができる)である。
底層本体2の表面は、排水し易いように傾斜面に形成されている(図4を参照する)。底層本体2表面の水の流路7は、集水部4に近接しない一端から集水部4に近接する他端へ向かって流れ、底層本体2と集水部4との間には一定の高度差があるため、底層本体2表面の水の流路7が自然に低い方へ流れて集水部4に流入し、集水部4と排水チャネル33とが連通するため、水の流路7は配水管34を介して外方へ排出される。
実際に使用する際、使用者8がインフレータブル簡易浴槽に横たわると、図5に示すように、使用者8の頭部及び臀部が第1のクッション層5及び第2のクッション層6により支えられ、介護を行う者が使用者8の体を洗う際に発生する水流及び泡が、底層本体2に形成されている自然な傾きに沿って流動し(頭部から脚部へ流れる)、排水チャネル33の高さが最も低いため、全ての水流及び泡が排水チャネル33へ向かって移動する。そのため、排水をスムーズに行うことができる。
本実施形態の底面層1、底層本体2、外枠層3、第1のクッション層5及び第2のクッション層6の表面に使用する材料は光沢PVCであり、サンプルを実測した載荷重及び引張強度を判断基準として用い、必要な場合、ナイロン繊維を加えて強度を増してもよいが、繊維が多くなるほど、表面が粗くなる虞がある。そのため、洗い易さと強度との間でバランスをとる必要がある。また、光沢PVC以外には、防水、耐荷重、高引張強度の特性を備えた材料も勿論本考案の範囲に含まれる。
上述したことから分かるように、本考案のインフレータブル簡易浴槽は、従来技術と比べて以下(1)及び(2)の長所を有する。
(1)収納し易いインフレータブルベッドクッションであり、その構造が簡素であるため、家族又は医療従事者は速やかに組立てて使用することができる。
(2)傾くように設計されているため、シャワーで発生する水流及び泡が傾きに沿って流動し(頭部から脚部へ流れる)、排水チャネル33の高さが最も低いため、全ての水流及び泡が排水チャネルへ向かって移動し、排水をスムーズに行うことができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 底面層
2 底層本体
3 外枠層
4 集水部
5 第1のクッション層
6 第2のクッション層
7 水の流路
8 使用者
21 管状インフレータブル本体
22 第1の吸気/排気穴
31 枠状インフレータブル本体
32 第2の吸気/排気穴
33 排水チャネル
34 配水管

Claims (9)

  1. 底面層、底層本体、外枠層及び集水部を備えたインフレータブル簡易浴槽であって、
    前記底面層は底面構造であり、
    前記底層本体は、前記底面層上に配設されるとともに、少なくとも1つの第1の吸気/排気穴を有し、前記第1の吸気/排気穴から気体が注入されて充満されると立体状態となり、
    前記外枠層は、周りを囲むように前記底面層上に形成されるとともに、前記底層本体の少なくとも3つの周囲縁部上に粘着され、前記外枠層上には、少なくとも1つの第2の吸気/排気穴が形成され、前記第2の吸気/排気穴から気体が注入されて充満すると前記外枠層が立体状態となって外枠構造が形成され、前記外枠層には、少なくとも1つの排水チャネルが形成され、
    前記集水部は、前記底面層、前記底層本体及び前記外枠層で囲まれて形成された空間であり、前記集水部が前記外枠層上の前記排水チャネルと接続され、前記排水チャネルを介して前記集水部内の液体が流出することを特徴とする、
    インフレータブル簡易浴槽。
  2. 前記底層本体の表面上には、少なくとも1つのクッション層が粘着され、 前記クッション層は、気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記クッション層に気体が注入されると充満した立体状態となってクッション構造が形成されることを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  3. 前記クッション層は、気体が注入されて充満されると立体状態となり、枕クッション構造又は腰部クッション構造に形成されることを特徴とする請求項2に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  4. 前記クッション層は、前記底層本体の表面上に粘着する固定式構造又は前記底層本体の表面上から取り外すことができる着脱式構造であることを特徴とする請求項2に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  5. 前記外枠層上の前記排水チャネルには、排水管が接続されることを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  6. 前記底層本体は、複数の管状インフレータブル本体が横向きで粘着されて形成され、前記管状インフレータブル本体は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記第1の吸気/排気穴は、前記管状インフレータブル本体内部の前記気体注入/気体抜き空間と連通することを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  7. 前記外枠層は、複数の枠状インフレータブル本体が積層粘着されて形成され、前記枠状インフレータブル本体は、互いに連通する気体注入/気体抜き空間を内部に有し、前記第2の吸気/排気穴は、前記枠状インフレータブル本体内部の前記気体注入/気体抜き空間と連通することを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  8. 前記底層本体と前記集水部との間には一定の高度差があることを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
  9. 前記底層本体の表面は傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載のインフレータブル簡易浴槽。
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