JP3211119U - 筆記具 - Google Patents

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博代 石臥
博代 石臥
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株式会社ソーレプランニング
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Abstract

【課題】把持部が本当の食品のような暖かみを有し、かつ、少量生産であってもコスト面での不利を軽減することのできる筆記具を提供する。【解決手段】筆記具1は、把持部3と筆記用芯体5とを備える。使用者の手で把持される把持部3は、焼成されたパン生地によって構成されている。筆記用芯体5は、把持部3に挿入され、把持部3の表面からペン先5Aが露出している。【選択図】図1

Description

本開示は、筆記具に関する。
ボールペン等の筆記具では、使用者の手で把持される把持部の構成に、種々の工夫がなされている。例えば、特許文献1には、特定の企業イメージを生むのに役立つ形状として、把持部の形状を、ハンバーガーや当該企業のロゴ入りのビスケットと同様の形状に成形することが提案されている。
特表2003−513827号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ハンバーガーやビスケット等の所望の形状となるように把持部をポリマーで成形している。このため、把持部の質感は実際のハンバーガーやビスケット等とは異なり、本当の食品のような暖かみがないという問題があった。また、ポリマーで把持部を成形する場合、成形用の型を作成する必要があるため、少量生産の場合にはコスト面で不利であるという問題もあった。本開示の一局面は、把持部が本当の食品のような暖かみを有し、かつ、少量生産であってもコスト面での不利を軽減することのできる筆記具の提供を目的とする。
本開示の筆記具(1)は、焼成されたパン生地によって構成され、使用者の手で把持される把持部(3)と、前記把持部に挿入され、前記把持部の表面からペン先(5A)が露出した筆記用芯体(5)と、を備える。
このような構成によれば、把持部は、焼成されたパン生地によって構成されているので、実際の食品(すなわち、パン)のような暖かみを有する。また、パン生地は、型を用いなくても手作業で自由な形状に成形できる。このため、少量生産であってもコスト面での不利を軽減することができる。
なお、この欄及び実用新案登録請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の筆記具の構成を表す図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は右側面図、(E)は左側面図、(F)は下面図である。 前記筆記具における筆記用芯体の把持部への挿入状態を表す説明図である。 第2実施形態の筆記具の要部を表す下面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
本実施形態の筆記具1は、図1に示すように、把持部3と筆記用芯体5とを備える。把持部3は、いわゆる飾りパンのパン生地を用いて、フランスパンのバケットの形状に焼成されている。すなわち、把持部3は、卵や油脂を使わず、小麦粉及び水及びイーストをゆっくりオーブンで水分を飛ばしながら焼成する周知の飾りパンの製造方法で焼成されている。
なお、必ずしもイースト発酵は必要ではなく、把持部3の硬度を向上させるためにイーストは省略されてもよい。また、小麦粉及び水に加えて、色を付けるためのパウダー(すなわち、発色剤)が使用されてもよい。また、焼成前に、長尺状のバケット形状に生地を成形した上で、表面にクープと呼ばれる切り込みを所定間隔で形成しておいてもよい。その場合、図1に示すように、把持部3の表面には所定間隔で凹部3Aが形成される。更に、焼成後の把持部3の表面には、ニス又は防腐剤が塗布されてもよい。
筆記用芯体5は、一般的なボールペンの替え芯であってもよく、特別に製造された芯体であってもよい。図2に示すように、筆記用芯体5は、ペン先5Aにボール7を有し、把持部3に挿入されてペン先5Aを把持部3の表面から露出させている。より詳細には、筆記用芯体5は、バケット形状の長尺状に構成された把持部3の、長手方向一端の中心から、当該長手方向に沿って把持部3内に挿入されている。把持部3の焼成時には、この筆記用芯体5を挿入する箇所に竹串等を挿入しておき、焼成後に当該竹串等を抜いて筆記用芯体5と差し替える。
把持部3は、筆記用芯体5による筆記時に当該筆記用芯体5を保持できる程度の堅さに構成され、焼成後に筆記用芯体5を押し込むことも困難な程度の堅さが得られるように材料が調整されている。そこで、本実施形態では、前述のように、焼成前に予め把持部3に挿入しておいた竹串等と筆記用芯体5とを差し替えるのである。なお、差し替えに当たって、筆記用芯体5の外周に、パン生地からなる把持部3との接着性を有する接着剤等が塗布されてもよい。
また、図2に二点鎖線で示すように、筆記用芯体5にはペン先5Aを覆うキャップ9を被せてもよい。図2の例では、キャップ9は、透明な中空のチューブ状に樹脂にて構成され、その内径は筆記用芯体5の外形よりも若干小さく構成されている。
[1−2.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1A)把持部3は、焼成されたパン生地によってバケット形状に構成されている。このため、ポリマー等によってバケット形状の把持部を成形した場合に比べて、把持部3は実際の食品(すなわち、パン)のような暖かみを有する。従って、本実施形態の筆記具1は、プレゼント等としても好適である。
(1B)パン生地は、型を用いなくても手作業で自由な形状に成形できる。このため、ポリマー等によって把持部を成形する場合に比べて、把持部3を製造する際に型を作成する必要がなく、少量生産であってもコスト面での不利を軽減することができる。
(1C)また、把持部3は長尺状に構成され、筆記用芯体5は、前記把持部の長尺方向一端からペン先5Aを露出させている。このため、筆記具1は、一般のボールペン等と同様の握り方で使用者が握ることができ、当該使用者は一般のボールペン等と同様に筆記を行うことができる。
(1D)また、前述のように、把持部3の表面にニス又は防腐剤が塗布された場合、把持部3の変形や腐敗を一層良好に抑制することができ、筆記具1の耐久性を向上させることができる。
(1E)把持部3を構成するパン生地には、クープと呼ばれる切り込みを形成して焼成することにより、凹部3Aが把持部3の表面に形成されている。このため、実際のバケットにより近い暖かみのある形状を呈しつつ、筆記時に滑り止めとしても凹部3Aが機能する。
(1F)ペン先5Aが使用者の意に反して何らかの物品に触れると当該物品を汚損してしまうが、筆記用芯体5のペン先5Aをキャップ9で覆った場合、そのような事態の発生を抑制することができる。
(1G)また、把持部3は前述のように実際の食品のような暖かみを有するので、文具としてだけではなく、飾り、置物、インテリアとして使用することも可能である。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態の筆記具1では、把持部3を、団子状に丸めたパン生地を用いて焼成した。これに対し、第2実施形態の筆記具11では、図3に示すように、長手方向を軸にしてロール状に巻いたパン生地を用いて、把持部13を焼成した点で、第1実施形態と相違する。その場合、把持部13の一端13B、すなわち、筆記用芯体5のペン先5Aが露出する側の端部は、筆記用芯体5の周囲で大きく開口することがある。そこで、筆記具11では、一端13Bの開口部と筆記用芯体5との間に、充填剤20を充填している。この充填剤20は、例えば、木工用の接着剤であってもよく、粘性の大きいニスであってもよく、その他の充填剤であってもよい。
[2−2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)〜(1G)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2A)本実施形態では、筆記用芯体5の周囲の開口部に充填剤20を充填したことにより、把持部13として利用可能な形状のバリエーションを増やすことができる。
(2B)また、本実施形態では、把持部13の一端13Bの、中心から凹部とは反対側に少し外れた位置にペン先5Aが露出する。このため、凹部に親指又は人差し指を掛けて把持部13が把持されるときには、筆記がなされる紙面等とペン先5Aとの距離が近づいて書きやすくなることがある。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3A)前記実施形態では、把持部3の長手方向一端心からペン先5Aを露出させたが、これに限定されるものではない。ペン先5は、把持部3の長手方向中央側面等、任意の位置に露出させることができる。
(3B)前記実施形態では、筆記用芯体5としてボールペンの芯体を利用したが、これに限定されるものではない。例えば、筆記用芯体5は、サインペンの芯体であってもよく、筆ペンの芯体であってもよく、シャープペンシルの芯体であってもよい。
(3C)前記実施形態では、中空のチューブ状のキャップ9をペン先5Aに被せたが、これに限定されるものではない。キャップ9の先端(すなわち、把持部3とは反対側の端部)は、閉じられていてもよい。その場合、ボール7の表面に付着したインクが乾燥するのを抑制することができる。
(3D)前記実施形態では、把持部3及び13をバケット形状としたが、これに限定されるものではない。例えば、把持部は、メロンパンの形状に成形されてもよく、クロワッサンの形状に成形されてもよく、その他のパンの形状に成形されてもよい。更に、把持部は必ずしもパンの形状に成形される必要はなく、飾りパンが動物の形状やウェルカムボードの形状に成形される場合があるように、把持部も種々の形状に成形されてもよい。
(3E)上述した筆記具の他、当該筆記具を構成要素とするシステム、筆記具の製造方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1,11…筆記具 3,13…把持部 3A…凹部
5…筆記用芯体 5A…ペン先 9…キャップ
20…充填剤

Claims (5)

  1. 焼成されたパン生地によって構成され、使用者の手で把持される把持部(3)と、
    前記把持部に挿入され、前記把持部の表面からペン先(5A)が露出した筆記用芯体(5)と、
    を備えた筆記具。
  2. 請求項1に記載の筆記具であって、
    前記把持部は長尺状に構成され、
    前記筆記用芯体は、前記把持部の長尺方向一端から前記ペン先を露出させた筆記具。
  3. 請求項1又は2に記載の筆記具であって、
    前記把持部の表面には、ニス又は防腐剤が塗布された筆記具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の筆記具であって、
    前記パン生地には切り込み又は凹部(3A)が表面に形成された筆記具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の筆記具であって、
    前記ペン先を覆うキャップ(9)を、
    更に備えた筆記具。
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