JP3056170U - 筆記具の装飾具 - Google Patents
筆記具の装飾具Info
- Publication number
- JP3056170U JP3056170U JP1998002983U JP298398U JP3056170U JP 3056170 U JP3056170 U JP 3056170U JP 1998002983 U JP1998002983 U JP 1998002983U JP 298398 U JP298398 U JP 298398U JP 3056170 U JP3056170 U JP 3056170U
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- JP
- Japan
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- hole
- neck
- nose
- head
- ornament
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術の装飾体は、目や鼻、口などが印刷
もしくは手書きなどによって描かれているため、該部分
の立体感がなく、また、各部分の印刷位置がずれてしま
う場合もがあり、装飾体としての見栄えを悪くしてい
た。 【解決手段】 筆記具に取り付けられた装飾具であっ
て、その装飾具を、目部と首部が形成された頭部と、前
記目部が嵌まり込む孔と鼻が貫通する孔と首部が形成さ
れた顔部と、前記孔を貫通する鼻部と、前記頭部の首部
と顔部の首部に嵌合するリング部材とで構成し、それら
の部品によって組み立てられた装飾具を筆記具に取り付
けた筆記具の装飾具。
もしくは手書きなどによって描かれているため、該部分
の立体感がなく、また、各部分の印刷位置がずれてしま
う場合もがあり、装飾体としての見栄えを悪くしてい
た。 【解決手段】 筆記具に取り付けられた装飾具であっ
て、その装飾具を、目部と首部が形成された頭部と、前
記目部が嵌まり込む孔と鼻が貫通する孔と首部が形成さ
れた顔部と、前記孔を貫通する鼻部と、前記頭部の首部
と顔部の首部に嵌合するリング部材とで構成し、それら
の部品によって組み立てられた装飾具を筆記具に取り付
けた筆記具の装飾具。
Description
【0001】
本考案は、筆記具に取り付けられた装飾具に関する。
【0002】
従来から、ボ−ルペンやシャ−プペンシルなどの軸筒やキャップに人形などの 装飾具を取り付けた筆記具が知られている。例えば、意匠登録第762679号 公報や意匠登録第762678号公報である。何れの公報にも、キャップに人形 を取り付けたものが記載されている。詳述すると、前者のものは、顔部と頭部が 一体形成された部材に、髪の毛や目、鼻、口などが印刷もしくは手書きなどによ って描かれている。また、後者のものは、顔部と頭部とが別部材で構成されてい るが、顔部には、前者のものと同様目や鼻、口などが印刷もしくは手書きなどに よって描かれている。
【0003】
しかし、上記従来技術にあっては、目や鼻、口などが印刷もしくは手書きなど によって描かれているため、該部分の立体感がなく、また、各部分の印刷位置が ずれてしまう場合もがあり、装飾体としての見栄えを悪くしてしまうものであっ た。
【0004】
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、筆記具に取り付けられた 装飾具であって、その装飾具を、目部と首部が形成された頭部と、前記目部が嵌 まり込む孔と鼻が貫通する孔と首部が形成された顔部と、前記孔を貫通する鼻部 と、前記頭部の首部と顔部の首部に嵌合するリング部材とで構成し、それらの部 品によって組み立てられた装飾具を筆記具に取り付けたことを要旨とする。
【0005】
【実施例】 1例として、動物の人形をシャ−プペンシルの後端に取り付けた筆記具を挙げ 、以下説明する。シャ−プペンシルの機構は、一般的であるので簡単に説明する 。軸筒1の内側には、芯タンク2が前後動自在に配置されており、その芯タンク 2の前端には芯の把持解放を行うチャック体3が固定されている。符号4は、前 記軸筒1の前端に取り付けられた先部材であり、その先部材4の内側には、繰り 出された芯の後退を防止する芯戻り止め部材5が内設されている。 また、前記芯タンク2の後端には、装飾体である人形(具体的には、ねずみ) 6の胴部(ノック筒)7が圧入している。その胴部7の下方側面には、芯タンク 2との嵌合力を良くするために、スリット8が形成されている。
【0006】 次に、前記人形6について詳述する。黒色をした頭部9には、耳10と目11 並びに、首12の半分が、各々頭部9より突出した状態で形成されている。また 、頭部9の前面には、黒色の鼻13が嵌まり込む断面が四角形の孔14が形成さ れている。その鼻13は、略「へ」の字をしており、前記四角形の孔14に嵌ま り込む後方部分は、やはり、断面が四角形をなしている。組み立てる際の、頭部 9に対する鼻13の回転を防止しているのである。一方、鼻13の前方部分の断 面形状は、円形をなしており、しかも、その外径が後方部分(四角形部分)の外 径よりも小さく形成されている。
【0007】 白色の顔部15には、前記目11が嵌まり込む貫通孔16と、鼻13が嵌まり 込む貫通孔17とが形成されている。尚、鼻13が嵌まり込む貫通孔17は、鼻 13の前方部分と略同形に形成しているので、貫通孔17より鼻13が脱落して しまうことがない。鼻14の四角形部分の前端が貫通孔17の後端に当接し、脱 落が防止されるのである。符号18は、顔部15に形成された首であり、前記頭 部9の首12と同様な形状をなしている。 また、前記頭部9と顔部15の首12、18には、赤色の蝶帯19のリング部 20が圧入しており、更に、黒色の筒状の胴部7も圧入している。
【0008】 次に、組み立て方法について説明する。最初に、頭部9の孔14に鼻13を嵌 め込む。次いで、顔部15を頭部9に組み付けるが、この時、顔部15の貫通孔 16を頭部9の目11に、また、顔部15の貫通孔17を鼻13に嵌まり込ませ る。この状態で、頭部9の首12と顔部15の首18が合掌するように当接する 。次いで、この当接した状態の首12、18に、前記蝶帯19のリング部20を 嵌め込む。そして、最後に、胴部7をも首12、18に圧入する。これで、人形 が完成する。 尚、本例においては、蝶帯19と胴部7とを首に圧入することによって、人形 の分解防止をしているが、これに加え、接着剤などで固定しても良い。 また、本例においては、人形をシャ−プペンシルの芯タンクに取り付け、ノッ ク部材としての作用もなさせたが、軸筒の側面やクリップ、キャップの頭部など に公知の手段によって固定しても良く、また、シャ−プペンシルに限らず、ボ− ルペンや、口紅の容器などに取り付けても良い。
【0009】
本考案は、筆記具に取り付けられた装飾具であって、その装飾具を、目部と首 部が形成された頭部と、前記目部が嵌まり込む孔と鼻が貫通する孔と首部が形成 された顔部と、前記孔を貫通する鼻部と、前記頭部の首部と顔部の首部に嵌合す るリング部材とで構成し、それらの部品によって組み立てられた装飾具を筆記具 に取り付けたので、立体感があり、しかも、各部分の位置が正確な装飾体を提供 することができる。
【図1】本発明の1例を示す要部縦断面図。
【図2】人形の分解斜視図。
【図3】組み立て過程を示す斜視図。
【図4】人形の組み立て状態を示す斜視図。
1 軸筒 2 芯タンク 3 チャック体 4 先部材 5 芯戻り止め部材 6 人形 7 胴部 8 スリット 9 頭部 10 耳 11 目 12 首 13 鼻 14 孔 15 顔 16 貫通孔 17 貫通孔 18 首 19 蝶帯 20 リング部
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 筆記具に取り付けられた装飾具であっ
て、その装飾具を、目部と首部が形成された頭部と、前
記目部が嵌まり込む孔と鼻が貫通する孔と首部が形成さ
れた顔部と、前記孔を貫通する鼻部と、前記頭部の首部
と顔部の首部に嵌合するリング部材とで構成し、それら
の部品によって組み立てられた装飾具を筆記具に取り付
けたことを特徴とする筆記具の装飾具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002983U JP3056170U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 筆記具の装飾具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002983U JP3056170U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 筆記具の装飾具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056170U true JP3056170U (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=43190155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002983U Expired - Lifetime JP3056170U (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 筆記具の装飾具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056170U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525757U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-04-02 | 住友電装株式会社 | フレキシブル配線板 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP1998002983U patent/JP3056170U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525757U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-04-02 | 住友電装株式会社 | フレキシブル配線板 |
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