JP3210655U - ヘッドフォンの構造 - Google Patents

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仲賢 陳
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Abstract

【課題】本考案は、優れた音場の立体感が得られるヘッドフォンの構造を提供する。【解決手段】主に、固定台2と、前記固定台の一面に形成された出音部と、前記固定台のもう一方の一面に形成された取り付け部と、前記取り付け部と前記出音部の間に形成された延在部と、前記延在部上に形成された複数のホール231と、前記ホールの位置に対応してそれぞれ設けられた調音部5と、前記取り付け部上に設けられたスピーカー部品6とからなる。これにより、使用者がヘッドフォンを装着すると、前記取り付け部が外耳道の鼓膜に向かって傾斜するよう設計されているため、前記取り付け部上に設けられた前記スピーカー部品が出す音は、外耳道を直接通って鼓膜に入り受信されると同時に、前記ホールを覆っている前記調音部によって、前記固定台の両側の空洞の圧力比が最も好ましい状態になり、さらに好ましい音場の立体感が得られる。【選択図】図2

Description

本考案はヘッドフォンに関し、特に、優れた音場の立体感が得られるヘッドフォンの構造に関する。
ヘッドフォンに好ましい音響効果を備えさせるためのヘッドフォン関係の発明はたくさんある。一般に、イヤホンの構造は、筐体と、蓋体と、スピーカーと、カバー体とからなる。人体の耳内部のホールがスピーカが出す音の方向にちょうど向いていると、最大変動幅の音波を受信することができるが、外耳道がスピーカーが出す音の方向にちゃんと向いていないと、受信される音波の変動幅が比較的小さいため、音響効果があまり良くない。一般のスピーカーの音は使用者の耳の方向にスムーズに届くが、従来のヘッドフォンは、前方の空洞部と後方の空洞部の間の仕切りが上手くできていないため、前方の空洞部の圧力がそのまま後方の空洞部にかかってしまうことによって、音質が下がり、効果的に音源を再現することができず、音場感が得られない。
本考案は、主に、取り付け部分を傾斜するよう設計することによって、取り付け部分上にあるスピーカー部品が出す音が外耳道から鼓膜に直接届いて受信されることによって、効果的に音質を向上させるヘッドフォンの構造を提供することを目的とする。
さらに、本考案は、ホール上の調音部(調音紙)の設計によって、固定台の両側の空間が最も好ましい圧力比になる上、発生した音が、音場空間において反射することによって、更に好ましい音場の立体感が得られるようにするヘッドフォンの構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案は、主に、固定台と、前記固定台の一面に形成された出音部と、前記固定台における前記出音部の反対側に形成され、前記固定台の一側からもう一方の一側に向かって傾斜して伸びた取り付け部と、前記取り付け部と前記出音部の間に形成された延在部と、前記延在部上に形成された複数のホールと、各前記ホール上にそれぞれ設けられ、前記ホールを覆っている調音部と、前記取り付け部上に設けられたスピーカー部品とからなる。また、前記出音部と前記取り付け部の間には音場空間が形成される。これによって、使用者が本考案のヘッドフォンを使用すると、前記取り付けの部が傾斜するよう設計されているため、前記スピーカー部品が出す音は、使用者の外耳道を直接通って鼓膜に入ることで、音質が向上する。また、前記スピーカー部品が出す音は、前記出音部と前記取り付け部の間の前記音場空間で反射現象を起こすため、音を聞く際、全体的にさらに生の臨場感が味わえる。さらに、前記スピーカー部品が出す音は、前記延在部の方向に向かって進むとき、前記調音部の設計によって、音圧が直接ホールを突き抜けることなく遮られるため、音は前記音場空間内にとどめられ、全体的な音場感覚が更に向上する。
上述した技術により、従来のヘッドフォンに存在していた、前方の空洞部と後方の空洞部の間の仕切りが上手くできていないため、前方の空洞部の圧力がそのまま後方の空洞部にかかってしまうことによって、音質が下がり、効果的に音源を再現することができず、音場感が全体的に得られないという問題点を解決して、本考案の上述した利点による実用進歩性を達成する。
本考案の好ましい実施例を示した斜視図である。 本考案の好ましい実施例を示した分解図である。 本考案の固定台の断面図である。 本考案の好ましい実施例の実施図である。 本考案の好ましい実施例における音場回転を示した図である。 本考案の別の好ましい実施例の実施図である。
図1、図2、及び図3はそれぞれ、本考案の好ましい実施例の斜視図、分解図、及び固定台の断面図である。図から分かるように、本考案はイヤーパッド1と、固定台2と、出音部21と、取り付け部22と、延在部23と、裏蓋体3と、カバー体4と、ホール231と、複数の調音部5と、スピーカー部品6と、からなる。
イヤーパッド1と連結された固定台2には、一面に出音部21が形成され、出音部21の反対側には、前記固定台2の一側からもう一方の一側に向かって傾斜して伸びた取り付け部22が形成され、しかも、取り付け部22と出音部21の間には、延在部23が形成されるともに、出音部21と取り付け部22の間には音場空間24が形成される。
裏蓋体3は固定台2の一側に設けられ、裏蓋体3における固定台2の反対側にはカバー体4が設けられる。
延在部23上には、ホール231が複数形成される。
調音部5はホール231に対応して複数設けられ、調音部5は一種の調音紙である。
スピーカー部品6は取り付け部22上に設けられる。
さらに、出音部21と取り付け部22の間の夾角は16度から24度であるが、最も好ましい角度は20度である。
図1から図5(本考案の好ましい実施例の斜視図、分解図、固定台の断面図、実施図、及び音場回転を示した図)を併せて参照する。図から分かる通り、使用者がヘッドフォンを装着した時、イヤーパッド1が、耳の周りを覆ってしまうことで、音場空間24は比較的密封された空間を形成する上、装着後のスピーカー部品6は、その音が出る方向が使用者の外耳道の位置にぴったり対応するよう形成される。それにより、スピーカー部品6が音を出す時、その音は出音部2を通して直接、外耳道に届くとともに、さらに鼓膜にまで届くため、効果的に音質が向上される。その上、その音はイヤーパッド1及び固定台2によって囲まれた音場空間24の影響を受けて、音場空間24内で反射するため、非常に好ましい音場の立体感を得ることができる。更に重要な点として、その音は、音場空間24内で回転する時、音の気流の一部がホール231の方向に向かって進み、ホール231上の調音部5によって遮られることによって、音の気流は勢いよく直接奥までいかず、音場空間24内にとどめることができる。
さらに、裏蓋体3と、カバー体4と、固定台2とを連結すると、固定台2とカバー体4の間に一つ後空洞が形成され、その名前の示す通り、音場空間24内の音の気流は、ホール231を通り抜けることなく後空洞へいき、音場空間24と後空洞を隔離するため、音場空間24と後空洞の空気圧を最も好ましい比率にすることができる。
本考案の別の好ましい実施例における実施を示した図である図6を参照する。図から分かる通り、音場空間24a内には、静電型ドライバー7aが設けられ、静電型ドライバー7aはスピーカー部品6aと交差して設置され、スピーカー部品6aと静電型ドライバー7a、及びと静電型ドライバー7aと出音部21aの間の夾角はすべて0度から20度である。このように、静電型ドライバー7aとスピーカー部品6aが交差した設計によって、さらに好ましい音場効果を得ることができる。
全ての図を参照する。図から分かる通り、本考案を使用した場合、従来の技術と比較して、以下に挙げる利点が確実に存在する。
一、取り付け部22の傾斜した設計によって、取り付け部22上のスピーカー部品6が出す音は、外耳道を直接通って鼓膜に入り、受信されるため、効果的に音質を向上させることができる。
二、ホール231上の調音部5(調音紙)の設計によって、固定台2の両側の音場空間24、及び後空洞の圧力比は最も好ましい状態になる上、発生した音はその音場空間24内で反射するため、さらに好ましい音場感覚を備える。
1 イヤーパッド
2 固定台
21、21a 出音部
22 取り付け部
23 延在部
231 ホール
24、24a 音場空間
3 裏蓋体
4 カバー体
5 調音部
6、6a スピーカー部品
7a 静電型ドライバー

Claims (6)

  1. 固定台と、前記固定台の一面に形成された出音部と、前記出音部の反対側に形成され固定台の一側からもう一方の一側に向かって傾斜して伸びた取り付け部と、前記取り付け部と前記出音部の間に形成された延在部と、
    前記延在部上に形成された複数のホールと、
    前記ホールの位置に対応して複数設けられた調音部と、
    前記取り付け部上に設けられたスピーカー部品と、
    からなることを特徴とする、ヘッドフォンの構造。
  2. 前記固定台の一側に裏蓋体3が設けられ、前記裏蓋体における前記固定台の反対側にはカバー体が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドフォンの構造。
  3. 前記出音部と前記取り付け部の間の夾角は16度から24度であることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドフォンの構造。
  4. 前記出音部と前記取り付け部の間には音場空間が形成され、前記音場空間内には、静電型ドライバーが設けられ、前記静電型ドライバーは前記スピーカー部品と交差して設置され、前記スピーカー部品と前記静電型ドライバー、及び前記静電型ドライバーと前記出音部の間の夾角はすべて0度から20度であることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドフォンの構造。
  5. 前記固定台上にイヤーパッドが設けられることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドフォンの構造。
  6. 前記調音部は、調音紙であることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドフォンの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020088713A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 利彦 堀江 音像制御方法、ヘッドホン、及びヘッドホン用装着具

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