JP3210608U - 緩み止めナット - Google Patents

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Abstract

【課題】締付けねじとナット本体がねじ山で一体構造に接続され、締付けの場合に直接ねじ山の圧力を受け、締まり嵌め孔の締まり嵌めによる反作用力を受けることがなく、締付けがより行いやすく、組み立て効率を向上させることができ、銅コアが真円でないため、本体において回転することを防止でき、且つ穴との嵌合も締まり嵌めが不要で、穴の加工速度及び組み立て効率を向上させることができる緩み止めナットを提供する。【解決手段】ナット本体1を含み、ナット本体の中間部に軸方向ねじ穴が設けられ、ナット本体の側面に少なくとも二つの締付け穴が開設され、各締付け穴内に銅コア4及び締付けねじ5が設けられ、銅コアの底部がナット本体のねじ穴壁に適応し、締付けねじの底部が可動に銅コアの頂部に接続され、締付けねじがナット本体に接続され、銅コアの外縁部が真円でなく、締付け穴が銅コアの外縁部に適応する。【選択図】図11

Description

本考案は締付接続のための部品に関し、特に新しく精密な緩み止めナットに関する。
ワークの締付けの場合に、通常ナットの予荷重力を加えることにより締付けを行い、緩み止めの目的を達成する。ところが時間が経つにつれて、振動等の要因によりねじ山が緩み、さらに失効する。また、所定の精密さで締付ける場合、例えばボールスクリューの肩部角部が軸受に接触している状況での締付けの場合には、過大な予荷重力を加えることが許容されず、ガイドスクリューが細長い軸であるため、過大な予荷重力によりガイドスクリューに軸方向に一つの余分な付加的な力が係り、わずかな撓みが発生し、さらに取付精度に影響を与える。
従来技術には、上記ねじ山の緩み問題を解決するために、以下の幾つかの態様がある。第一の態様は摩擦による緩み止めであり、例えばスプリングワッシャ、二重ナット、セルフロッキングナット等を使用する。ところが衝撃、振動及び可変負荷の場合に、予荷重力がゆっくり損失し、最終的にナットの緩めによる抜けが起こる。第二の態様は機械的緩み止めであり、例えば割りピン、連結鋼線及びストップワッシャ等を使用する。ストップ部材に予荷重力がないため、ナットが緩んでストッパ位置まで戻る場合に、緩み止めストッパ部材が作用を果たすが、このような方式は緩み止めを達成するものではなく脱落を防止するものである。第三の態様は打ち抜きリベットによる緩み止めであり、割り締めを行った後に打ち抜き、溶接、接着等の方法により、ねじペアが対偶特性を失い取り外しが不可能になるように接続される。このような方式の欠陥はボルトを一回しか使用できず、取り外しが非常に難しく、取り外すにはボルトペアを破壊しなければならないことである。
そのため、現在の幾つかの緩み止めナット構造のいずれも様々な程度の欠陥が存在し、既存の問題を解決するように新規な緩み止めナットが必要である。
本考案の目的は緩み止めナットを提供し、構造の改善により、締付けねじとナット本体が一体構造になり、締付けがさらに行いやすくなり、径方向の予荷重力が増加し、様々なボルト、ガイドスクリューの締付けに適用することである。
上記目的を達成するために、本考案に採用される技術的解決手段は以下のとおりである。緩み止めナットであって、ナット本体を含み、ナット本体の中間部に軸方向ねじ穴が設けられ、前記ナット本体の側面に少なくとも二つの締付け穴が開設され、各前記締付け穴内に銅コア及び締付けねじが設けられ、前記銅コアの底部が前記ナット本体のねじ穴壁に適応し、前記締付けねじの底部が可動に前記銅コアの頂部に接続され、前記締付けねじが前記ナット本体のねじ山に接続され、前記銅コアの外縁部が真円でなく、前記締付け穴が前記銅コアの外縁部に適応する。
上記技術的解決手段において、前記銅コアに少なくとも一つのラグが設けられ、前記ナット本体に該ラグに嵌合する凹溝が設けられる。
さらなる技術的解決手段は、前記銅コアの外縁部に対称に一対のラグが設けられ、前記ナット本体の締付け穴の内壁に前記ラグに嵌合する一対の凹溝が設けられることである。
上記技術的解決手段において、前記銅コアの底面に前記ねじ穴壁におけるねじ山にマッチングするジグザグ模様が設けられる。
上記技術的解決手段において、前記締付け穴は径方向垂直穴である。
もう一つの技術的解決手段は、前記締付け穴が前記ナット本体の径方向面に傾斜する斜め方向穴であることである。
上記技術的解決手段において、前記可動に接続されることとは、前記締付けねじが前記銅コアに対して周方向回転自由度を有するが、軸方向自由度を有さないことである。
さらなる技術的解決手段は、前記締付けねじの底部に接続穴が設けられ、前記銅コアの頂部に接続突起が設けられ、前記接続突起が前記接続穴内にリベット接合されることである。
上記技術的解決手段において、前記締付け穴が中心対称に前記ナット本体の側面に分布する。
上記技術的解決手段により、本考案は従来技術と比べると以下の利点を有する。
1.本考案にはナット本体の側面に少なくとも二つの締付け穴が開設され、各前記締付け穴内に銅コア及び締付けねじが設けられ、銅コアが締付けねじにより加圧され、ナット全体がガイドスクリューに圧密され、このようにガイドスクリューに作用する力が軸方向力を含むだけでなく、いくつかの径方向力を含み、それによりナット本体が外力、例えば強い振動を受ける場合に、緩めによる抜けが発生しにくい。
2.本考案には締付けねじとナット本体のねじ山が一体構造に接続され、締付けの場合に直接ねじ山の圧力を受け、締まり嵌め孔の締まり嵌めによる反作用力を受けることがなく、締付けがより行いやすく、組み立て効率を向上させ、軸方向に予荷重力を加えず、径方向のみに予荷重力があり、そのため細長い軸自体に対するストレイトネス等の精度保持性が優れる。
3.締付けの場合に締付けねじにより銅コアに対して加圧し、ガイドスクリューが銅コアのねじ山により噛み合って、緩み止め効果を果たし、取り外す必要がある場合に、締付けねじを緩めると、ナット本体を取り除くことができ、着脱しやすく、再利用することができ、コストを節約することができる。
4.銅コアが真円でなく、銅コアにラグが設けられ、本体の締付け穴内の凹溝に嵌合することにより、その周方向回転自由度が制限され、それにより締付けねじの螺着の場合に銅コアがそれにつれて回転するという問題を防止することができ、一方で締付けねじと本体の間の締付けが行いやすく、他方で銅コアと締付け穴の嵌合でも締まり嵌めを必要とせず、穴の加工速度及び組み立て効率を向上させることができる。
図1は本考案における銅コアの構造模式図である。 図2は図1におけるA-A面の断面図である。 図3は本考案における締付けねじと銅コアの取付構造の模式図である。 図4は本考案の実施例1における垂直締付け式ナットの構造模式図である。 図5は図4におけるB-B面の断面図である。 図6は本考案の実施例2における斜め方向締付け式のナットの構造模式図である。 図7は図6におけるC-C面の断面図である。 図8は図7におけるXの箇所の局所拡大図である。 図9は本考案の実施例2におけるナット本体の構造模式図である。 図10は本考案における締付け穴の局所拡大図である。 図11は本考案の実施例2における斜め方向締付け式ナットの使用状態の模式図である。
次に図面及び実施例に基づいて本考案をさらに説明する:
実施例1:図1〜5に示すように、緩み止めナットであって、ナット本体1を含み、ナット本体1の中間部に軸方向ねじ穴2が設けられ、前記ナット本体1の側面に少なくとも二つの締付け穴3が開設され、各前記締付け穴3内に銅コア4及び締付けねじ5が設けられ、前記銅コア4の底部が前記ナット本体1のねじ穴2壁に適応し、前記締付けねじ5の底部が可動に前記銅コア4の頂部に接続され、前記締付けねじ5が前記ナット本体1に接続され、前記銅コア4の外縁部が真円ではなく、それに少なくとも一つのラグ6が設けられ、前記本体に該ラグ6に嵌合する凹溝7が設けられる。
本実施例には、図4に示すように、三つの締付け穴3を含み、且つ中心対称に前記ナット本体1の側面に分布し、前記締付け穴3が径方向垂直穴であり、締付けの場合に、ねじ穴2内におけるガイドスクリューに対してガイドスクリューに垂直になる径方向予荷重力を加える。
図3に示すように、前記締付けねじ5の底部に接続穴8が設けられ、前記銅コア4の頂部に接続突起9が設けられ、前記接続突起9が前記接続穴8内にリベット接合され、前記締付けねじ5が前記銅コア4に対して周方向回転自由度を有するが、軸方向自由度を有さず、前記銅コア4の外縁部に対称に一対のラグ6が設けられ、前記ナット本体1の締付け穴3の内壁に前記ラグ6に嵌合する一対の凹溝7が設けられる。それにより締付けねじ5の螺着の時に銅コア4がそれにつれて回転するという問題を防止することができ、締付けねじ5と本体の間の締付けが行いやすく、銅コア4の緩みによる抜けを防止することもでき、銅コア4と締付け穴3の締まり嵌めを必要とせず、孔の加工速度及び組み立て効率を向上させる機能を果たす。
実施例2:図6〜11に示すように、緩み止めナットであって、本実施例において、その構造が基本的に実施例1と類似しており、異なる点として、前記締付け穴3が前記ナット本体1の径方向面に傾斜する斜め方向穴であり、傾きが約30°であり、図11に示すように、ガイドスクリューに対する高い噛み合い力を得てその緩みによる抜けを防止するように、前記銅コア4の底面に前記ねじ穴2壁におけるねじ山にマッチングするジグザグ模様が設けられる。
製造時に、まずナット本体1の締付け穴3を加工し、内壁にラグ6に嵌合する一対の凹溝7が設けられ、且つ締付け穴3内における締付けねじ5に嵌合する部分が雌ねじ山を有し、また締付けねじ5と銅コア4を一体になるように可動に接続し、ナット本体1内に取り付け、その後にナット本体1のねじ穴2を加工し、雌ねじ山を形成し、同時に銅コア4の底面も雌ねじ山にマッチングするジグザグ模様に加工し、余分な銅コアの底部を削りとり、成形した完成品を図11に示す。
ここで、1、ナット本体;2、ねじ穴;3、締付け穴;4、銅コア;5、締付けねじ;6、ラグ;7、凹溝;8、接続穴;9、接続突起。

Claims (9)

  1. ナット本体を含み、ナット本体の中間部に軸方向ねじ穴が設けられる緩み止めナットであって、
    前記ナット本体の側面に少なくとも二つの締付け穴が開設され、各前記締付け穴内に銅コア及び締付けねじが設けられ、前記銅コア底部が前記ナット本体のねじ穴壁に適応し、前記締付けねじの底部が可動に前記銅コアの頂部に接続され、前記締付けねじが前記ナット本体に接続され、前記銅コアの外縁部が真円でなく、前記締付け穴が前記銅コアの外縁部に適応することを特徴とする緩み止めナット。
  2. 前記銅コアに少なくとも一つのラグが設けられ、前記ナット本体に該ラグに嵌合する凹溝が設けられることを特徴とする請求項1に記載の緩み止めナット。
  3. 前記銅コアの外縁部に一対のラグが対称に設けられ、前記ナット本体の締付け穴の内壁に前記ラグに嵌合する一対の凹溝が設けられることを特徴とする請求項2に記載の緩み止めナット。
  4. 前記銅コアの底面に前記ねじ穴壁におけるねじ山にマッチングするジグザグ模様が設けられることを特徴とする請求項1に記載の緩み止めナット。
  5. 前記締付け穴が径方向垂直穴であることを特徴とする請求項1または2に記載の緩み止めナット。
  6. 前記締付け穴が前記ナット本体の径方向面に傾斜する斜め方向穴であることを特徴とする請求項1または2に記載の緩み止めナット。
  7. 前記可動に接続されることとは、前記締付けねじが前記銅コアに対して周方向回転自由度を有するが、軸方向自由度を有さないことであることを特徴とする請求項1に記載の緩み止めナット。
  8. 前記締付けねじの底部に接続穴が設けられ、前記銅コアの頂部に接続突起が設けられ、前記接続突起が前記接続穴内にリベット接合されることを特徴とする請求項7に記載の緩み止めナット。
  9. 前記締付け穴は中心対称に前記ナット本体の側面に分布することを特徴とする請求項1に記載の緩み止めナット。
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