JP3210185U - 墨出し器用保持具 - Google Patents

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【課題】簡単に墨出し器の設置場所を変更できる墨出し器用保持具を提供する。【解決手段】墨出し器を保持する保持アームを備えた保持具本体に、保持具本体を支持する固定部材へ装着するため相互に平行に配置された1対の板体22A、Bを設け、一方の板体に他方の板体に対し回転ノブ35の回転により接離する方向に移動可能なねじ軸33を支持した墨出し器用保持具において、ねじ軸に螺合される雌ねじ部材を相互に接離する方向に分割された2つの部分雌ねじ体32A、Bにより構成し、これらの両部分雌ねじ体は、ねじ軸の回転によりねじ軸が両部分雌ねじ体に対し螺進するように構成するとともに、両部分雌ねじ体の少なくとも一方を他方に対し近接する方向にばね34A、Bにより付勢し、さらに、このばねによる付勢力に抗して両部分雌ねじ体をねじ軸との螺合から解除するように移動させる解除部材28A、Bを設けた。【選択図】図5

Description

本考案は、建築現場などで墨出し用のためにレーザー光を照射する墨出し器を保持する墨出し器用保持具に関する。
このような墨出し器は、建築現場などで垂直、水平などの墨出しを行うために用いられるが、このためには、墨出し器を安定的に保持する必要がある。
このための墨出し器用保持具の従来のものとしては、保持具にクランプを設け、このクランプを用いて墨出し器を建築現場等の必要な箇所に固定するようにしていた(特許文献1参照)。
特開2004−347518号公報
しかしながら、前述した特許文献1の墨出し器用保持具によれば、墨出し器を使用する場所を変更するためには、いちいち保持具に設けられているクランプを緩めなければならず、手間が掛かっていた。
本考案は、このような従来のものにおける問題点を克服し、簡単に墨出し器の設置場所を変更することのできる墨出し器用保持具を提供することを目的としている。
前述した課題を解決するために、請求項1に係る本考案の墨出し器用保持具は、墨出し器を保持する保持アームを備えた保持具本体に、この保持具本体を支持する固定部材へ装着するため相互に平行に配置された1対の板体を設け、一方の板体に他方の板体に対し回転ノブの回転により接離する方向に移動可能なねじ軸を支持した墨出し器用保持具において、前記ねじ軸に螺合される雌ねじ部材を相互に接離する方向に分割された2つの部分雌ねじ体により構成し、これらの両部分雌ねじ体は、相互の近接位置における前記ねじ軸の回転によりこのねじ軸が両部分雌ねじ体に対し螺進するように構成するとともに、両部分雌ねじ体の少なくとも一方を他方に対し近接する方向にばねにより付勢し、さらに、このばねによる付勢力に抗して前記両部分雌ねじ体を前記ねじ軸との螺合から解除するように移動させる解除部材を設けたものである。
そして、このような構成を採用したことにより、解除部材を動作させることにより瞬間的にねじ軸に対する両部分雌ねじ体の螺合を解除することができるので、墨出し器用保持具を簡単に別の場所に移動させて墨出し器を再設置することができる。
請求項2に係る本考案の墨出し器用保持具は、請求項1において、前記解除部材は、押動されることにより前記一対の部分雌ねじ体をばねによる付勢力に抗して相互に離間する方向に移動するように構成されているものである。
そして、このような構成を採用したことにより、解除部材を押動することにより瞬間的にねじ軸に対する両部分雌ねじ体の螺合を解除することができる。
請求項3に係る本考案の墨出し器用保持具は、請求項1または請求項2において、前記一方の板体に、直線状のガイド通路を形成し、このガイド通路内にそれぞれ1対の平行で長さの異なる辺部の各一方の端間を連結部により接続してなる1対のコ字状の枠体を両枠体の短い長さの辺部の延長上に他方の枠体の連結部が位置するように相互に組み合わせて前記ガイド通路に沿って移動可能に配置し、各枠体の短い長さの辺部と連結部の隅部に、前記ねじ軸に内周方向の一部において螺合する部分雌ねじ体を設け、前記一方の枠体の長い長さの辺部と他方の枠体の長さの短い辺部との間に圧縮コイルばねを介装したものである。
そして、このような構成を採用したことにより、解除部材たる1対の枠体を圧縮コイルばねに抗して押動することにより、両枠体がガイド通路に沿って移動して瞬間的にねじ軸に対する両部分ねじ体の螺合を解除することができる。
本考案の墨出し器用保持具によれば、普通のクランプのように手動によりねじを緩めることなく、解除部材を動作させることにより瞬間的にねじ軸に対する両部分雌ねじ体の螺合を解除することができるので、墨出し器用保持具を簡単に別の場所に移動させて墨出し器を再設置することができる。
本考案に係る墨出し器用保持具の実施形態を示す前方斜め上方からの斜視図 図1と方向を異にした後方の斜め上方からの斜視図 図1および図2の実施形態における墨出し器を保持する状態を示す斜視図 (A)は図1ないし図3の実施形態における両枠体の部分雌ねじ体がねじ軸に螺合している状態を示す一部を破線で示した斜視図、(B)は(A)の要部のみの斜視図 (A)は図1ないし図3の実施形態における両枠体の部分雌ねじ体が枠体の押動によりねじ軸との螺合を解除された状態を示す一部を想像線で示した斜視図、(B)は(A)の要部のみの斜視図
本考案の墨出し器用保持具10は、図1ないし図3に示すように、建築現場などで墨出し用のためにレーザー光を照射する墨出し器1を保持する保持具である。
この保持具10は、一部の特殊な部材を除き、全体をほぼ金属製の部品により形成されている。そして、この保持具10は、上部軸受部材11と下部軸受部材12とにそれぞれ各1対のねじ13,13により接続されている左右1対の支柱14A,14Bを有している。
前記両支柱14A,14B間には、背板15が両支柱14A,14Bと一体に形成されている。また、前記両軸受部材11,12には、鉛直方向に延在するねじ軸16が両支柱14A,14B間に配設されている。このねじ軸16には、このねじ軸16の回転に伴って上下動しうる駒部材17が螺合されており、この駒部材17には、前方に突出する保持アーム18が1対のねじ13,13により固着されている。前記保持アーム18の先端部には円形孔19が形成されており、この円形孔19内に墨出し器1の底部に設けられている被保持軸2が嵌合され、この被保持軸2は、ノブ20の回転によりねじ止めされるようになっている。
前記ねじ軸16の下端部には、図示しない従動歯車がねじ軸16と一体に回転しうるように嵌合されており、この従動歯車には、駆動歯車(図示せず)が噛合されている。この駆動歯車の支軸には、駆動歯車と一体回転しうる回転ノブ21がねじ(図示せず)により装着されている。そして、この回転ノブ21を摘んで左右いずれかの方向に回転させると、従動歯車の回転を介してねじ軸16が回転され、駒部材17ならびに保持アーム18が上下動される。これにより、墨出し器1の上下方向の位置調整を行うことができる。
前記両支柱14A,14Bには、それぞれ板体22A,22Bが後方あるいは側方に延在するように連設されている。これらのうち板体22Aは、後方に延在するように連設されており、その先端には、1対のねじ孔26,26を挿通して固定されるねじ(図示せず)を介して図示しない固定部材に固定される屈曲部25Aが連設されている。
一方、前記板体22Bは、側方に延在する中間板体23を介して前記板体22Aと平行な主板体24を有しており、この主板体24の先端には、1対のねじ孔26,26を挿通して固定されるねじ(図示せず)を介して図示しない固定部材に固定される屈曲部25Bが連設されている。
前記板体22Bの主板体24には、図4および図5に示すように、上下方向に延在するガイド通路27が形成されており、このガイド通路27内には、1対のコ字状の枠体28A,28Bが、収納されている。前記一方の枠体28Aは、1対の平行で長さの異なる辺部29A,30Aを有しており、これらの両辺部29A,30Aの各一方の端間を連結部31Aにより接続して構成されている。また、他方の枠体28Bは、1対の平行で長さの異なる辺部29B,30Bを有しており、これらの両辺部29B,30Bの各一方の端間を連結部31Bにより接続して構成されている。
そして、前記両枠体28A,28Bの短い長さの辺部29A,29Bの延長上に他方の枠体28B,28Aの連結部31B,31Aが位置するように両枠体28A,28Bを相互に組み合わせるようにして前記両枠体28A,28Bが前記ガイド通路27に沿って移動可能に配置されている。また、前記各枠体28A,28Bの短い長さの辺部29A,29Bと連結部31A,31Bの隅部には、クランプを構成し、前記ガイド通路27を直交する方向に貫通するねじ軸33に内周方向の一部において螺合しうる部分雌ねじ体32A,32Bがそれぞれ一体に形成されている。
前記一方の枠体28Aの短い長さの辺部29Aと,他方の枠体28Bの長い長さの辺部30Bとの間には、圧縮コイルばね34Aが介装されている。同様に、前記一方の枠体28Bの短い長さの辺部29Bと,他方の枠体28Aの長い長さの辺部30Aとの間には、同様に圧縮コイルばね34Bが介装されている。
そして、前記両圧縮コイルばね34A,34Bに付勢されて前記ねじ軸33に両部分雌ねじ体32A,32Bが螺合している状態においては、両枠体28A,28Bは前記ガイド通路27の上端および下端から多少突出している。
前記ねじ軸33の外端部には回転ノブ35が突設されており、また、前記ねじ軸33の内端部には、前記板体22Aの内側面に圧接する円板36が球面継手(図示せず)を介して内側面の表面に沿うようにして突設されている。また、前記板体22Aの内側面には、ゴム板37が張設されており、円板36の圧接性を良好ならしめている。
また、前記ガイド通路27が形成されている主板体24の内側面には、露出しているガイド通路27を遮蔽する遮蔽板38が設けられている。
つぎに、前述した実施形態の作用について説明する。
墨出し器1は、保持アーム18の先端部に形成されている円形孔19内に墨出し器1の底部に設けられている被保持軸2が嵌合され、この被保持軸2が、ノブ20の回転によりねじ止めされることにより保持アーム18に保持される。
このようにして墨出し器1を保持具10に保持させた状態において、クランプをなすねじ軸33の先端の円板36と板体22Aの表面のゴム板37との間にこの保持具10を固定する図示しない固定部材を介在させ、回転ノブ35をねじ込んでこの固定部材を挟持する。そこで、この固定された墨出し器1を用いて所定の墨出し作業を行う。
その後、また墨出し器1の場所を変えて墨出し作業を行うためには、板体22Bの主板体24の上下端から突出している解除部材たる両枠体28A,28Bの端部を圧縮コイルばね34A,34Bの弾性力に抗して押し込む。すると、両枠体28A,28Bがガイド通路27内に押し込まれて両枠体28A,28Bに形成されている両部分雌ねじ体32A,32Bがねじ軸33との螺合を解除される。したがって、ねじ軸33は、図5Bに矢印で示すように、自由にその軸方向へ移動できる状態になるので、前述した固定部材から保持具10を容易に外すことができ、つぎの作業場所への墨出し器1の移動ならびに設置を容易に行うことができる。
このように本実施形態によれば、墨出し器1を簡単に移動させて作業を行うことができる。
1 墨出し器
10 保持具
11 上部軸受部材
12 下部軸受部材
14A,14B 支柱
16 ねじ軸
17 駒部材
18 保持アーム
22A,22B 板体
24 主板体
27 ガイド通路
28A,28B 枠体
29A,29B (短い長さの)辺部
30A,30B (長い長さの)辺部
31A,31B 連結部
32A,32B 部分雌ねじ体
33 ねじ軸

Claims (3)

  1. 墨出し器を保持する保持アームを備えた保持具本体に、この保持具本体を支持する固定部材へ装着するため相互に平行に配置された1対の板体を設け、一方の板体に他方の板体に対し回転ノブの回転により接離する方向に移動可能なねじ軸を支持した墨出し器用保持具において、
    前記ねじ軸に螺合される雌ねじ部材を相互に接離する方向に分割された2つの部分雌ねじ体により構成し、これらの両部分雌ねじ体は、相互の近接位置における前記ねじ軸の回転によりこのねじ軸が両部分雌ねじ体に対し螺進するように構成するとともに、両部分雌ねじ体の少なくとも一方を他方に対し近接する方向にばねにより付勢し、さらに、このばねによる付勢力に抗して前記両部分雌ねじ体を前記ねじ軸との螺合から解除するように移動させる解除部材を設けたことを特徴とする墨出し器用保持具。
  2. 前記解除部材は、押動されることにより前記一対の部分雌ねじ体をばねによる付勢力に抗して相互に離間する方向に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の墨出し器用保持具。
  3. 前記一方の板体に、直線状のガイド通路を形成し、このガイド通路内にそれぞれ1対の平行で長さの異なる辺部の各一方の端間を連結部により接続してなる1対のコ字状の枠体を両枠体の短い長さの辺部の延長上に他方の枠体の連結部が位置するように相互に組み合わせて前記ガイド通路に沿って移動可能に配置し、各枠体の短い長さの辺部と連結部の隅部に、前記ねじ軸に内周方向の一部において螺合する部分雌ねじ体を設け、前記一方の枠体の長い長さの辺部と他方の枠体の長さの短い辺部との間に圧縮コイルばねを介装したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の墨出し器用保持具。
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