JP3210124U - ペレットストーブ - Google Patents

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西村 孝
孝 西村
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株式会社西村精工
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Abstract

【課題】燃焼室からコンロ部までの熱伝達を効率よく行うことができ、不慮の事故やトラブルが発生しにくいペレットストーブを提供する。【解決手段】筐体12と、筐体12の天面の特定領域に固定されたコンロ板18と、コンロ板18の下方に設けられた燃焼室20とを備える。燃焼室20内のコンロ板18の下方で木質ペレットWを燃焼させ、発生した燃焼ガスHGによりコンロ板18の下面を加熱する燃焼装置22を備える。コンロ板18は、加熱用調理器具を載置可能な載置面18aを有し、この載置面18aの周縁部に、加熱調理器具の煮こぼれが天面の他の領域に流出するのを防止する縁壁18bが立設されている【選択図】図4

Description

本考案は、木質ペレットを燃料とするペレットストーブに関し、特に、やかんや鍋等の加熱用調理器具を使用するためのコンロ部を備えたペレットストーブに関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、筐体と、筐体の天面の下方に設けられた熱交換室と、熱交換室により上面や側面を囲まれるように設けられた燃焼室と、燃焼室内で木質ペレットを燃焼させる燃焼装置とを備えた木質ペレット燃焼装置があった。この木質ペレット燃焼装置はコンロ部を備えていないタイプである。
また、特許文献2に開示されているように、様々な調理を可能にするため、ペレットストーブ本体に、湯沸かし部、オーブントースター部及びコンロ部を付設した災害対応型ペレットストーブがあった。コンロ部は、ペレットストーブの筐体の天面(上端面)に開口部を形成し、鉄製のトレイ(天板部)の凹部が開口部内に嵌入される構造になっている。また、トレイには取っ手(取り扱い用具)が設けられ、トレイを天面の開口部から取り外して持ち運び可能になっている。
特開2013−44513号公報 実用新案登録第3190269号公報
特許文献1の木質ペレット燃焼装置の場合、筐体の天面の下方が熱交換室になっているので、単純に筐体の天面にコンロ部を付設したとしても、コンロ部を燃焼室の熱で加熱することができない。
また、特許文献2の災害対応型ペレットストーブは、燃焼室(ペレット燃焼部)が筐体内の一側面に近い偏った位置に設けられ、筐体の天面の中央部に設けられたコンロ部から離れているので、燃焼室からコンロ部までの熱伝達を効率よく行うことができない。また、使用中にトレイを取り外すと筐体の開口部が開放されるので、調理中の食材や小物を誤って燃焼室内に落としてしまうおそれがある。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、燃焼室からコンロ部までの熱伝達を効率よく行うことができ、不慮の事故やトラブルが発生しにくいペレットストーブを提供することを目的とする。
本考案は、筐体と、前記筐体の天面の特定領域に固定されたコンロ板と、前記コンロ板の下に設けられた燃焼室と、前記燃焼室内の前記コンロ板の下方で木質ペレットを燃焼させ、発生した燃焼ガスにより前記コンロ板の下面を加熱する燃焼装置とを備え、前記コンロ板は、加熱用調理器具を載置可能な載置面を有し、この載置面の周縁部に、前記加熱調理器具の煮こぼれが前記天面の他の領域に流出するのを防止する縁壁が立設されているペレットストーブである。
前記コンロ板には、前記加熱調理器具の煮こぼれを前記筐体の側方に流下させるための排出口が設けられていることが好ましい。
本考案のペレットストーブによれば、コンロ板の下に燃焼室が設けられ、燃焼装置がコンロ板の下方に配置されているので、木質ペレットの燃焼ガスにより、コンロ板の下面を効率よく加熱することができる。
コンロ板は、使用中に取り外すことができないよう固定されているので、調理中の食材や小物を誤って燃焼室内に落としてしまう心配がない。また、コンロ板の周縁部に所定の煮こぼれ流出防止用の縁壁が設けられているので、加熱用調理器具の煮こぼれが筐体の天面の隙間から内部に流れ込むこともない。したがって、不慮の事故や装置の故障等のトラブルが発生しにくく、安心して使用することができる。
本考案のペレットストーブの一実施形態を示す正面図(a)、右側面図(b)である。 この実施形態のペレットストーブを示す平面図である。 この実施形態のペレトストーブの筐体の天面を拡大した斜視図(a)、コンロ板の構造を示す斜視図(b)である。 この実施形態のペレットストーブの内部構造を模式的に表した右側面図である。
以下、本考案のペレットストーブの一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態のペレットストーブ10は、木質ペレットWを燃料とする室内暖房用のストーブである。木質ペレットWは、間伐材や製材端材等の木材を破砕してペレット状に圧縮した固形燃料であり、近年、再生可能で地球環境に優しい新しい燃料として注目されている。
ペレットストーブ10は、図1に示すように、略矩形の筺体12を有しており、筺体12の前面上方部に、室内に温風HAを供給する温風吹き出し口14が設けられ、前面中央部に前扉15が設けられている。温風吹き出し口14には複数のルーバー14aが取り付けられ、ルーバー14aの角度を変化させることによって風向きを調節することができる。また、背面下方部には、屋外に燃焼ガスHGを排気するダクト16が設けられている。
筐体12の天面は、図2、図3(a)に示すように、前面側の約半分の領域に金属製のコンロ板18が設けられ、背面側の約半分の領域に燃料補給口20が設けられ、コンロ板18及び燃料補給口20を左側と右側から挟むように、筐体12の一部である天板部12a,12bが設けられている。コンロ板18は、少なくとも使用中は取り外しができないように固定されている。
コンロ板18は、図3(b)に示すように、加熱用調理器具が載置可能な略四角形の載置面18aを有し、載置面18aの周縁部に縁壁18bが立設されている。縁壁18bは、加熱調理器具の煮こぼれが筐体12の天面の他の領域に流出するのを防止するための壁であり、載置面18aの周縁部4辺の中の、天板部12a,12b及び燃料補給口20側の3辺に立設されている。周縁部の残りの部分(縁壁18bがない部分)は、加熱調理器具の煮こぼれを筐体12の前面側に流下させるための排出口18cになっている。
例えば、載置面18aの周縁部4辺をすべて縁壁で囲むと、煮こぼれの量が多いとき、煮こぼれが縁壁18bを乗り越えて流出し、筐体12の天面の隙間から内部に流れ込んでしまう可能性がある。しかしながら、このコンロ板18の場合は、煮こぼれが排出口18cから排出されて筐体12の側方(前面側)に流下するので、煮こぼれが縁壁18bを乗り越える心配がない。
筐体12の内部には、図4に示すように、コンロ板18の下に燃焼室20が設けられ、燃焼室20の中に燃焼装置22が設けられている。また、燃焼室22の側方には、ペレットタンク24が設けられている。木質ペレットWは、燃料供給口20からペレットタンク24に投入される。
燃焼装置22は、燃焼ポット22aと点火装置22bとで構成されている。燃焼ポット22aは、コンロ板13のほぼ真下に設置され、ペレットタンク24のノズル24aから木質ペレットWが定量供給される。点火装置22bは、ファン26を駆動して取り込んだ空気をヒータで加熱し、燃焼ポット22a内の木質ペレットWに吹き付けて燃焼させる。木質ペレットWから発生した高温の燃焼ガスHGは、燃焼室20内を上昇してコンロ板13の下面を加熱した後、ファン26及びダクト16を通じて屋外に排出される。
さらに、温風吹き出し口14の側方には、熱交換装置28が設けられている。熱交換装置28は、燃焼室20内の燃焼ポット22aの上方を横切るように配置された管状の熱交換室28aを有し、図示しないファンを駆動して室内の空気を熱交換室28a内に取り込み、取り込んだ空気に燃焼ガスHGの熱エネルギーを吸収させ、温風HAとして温風吹き出し口14に向けて送る。
このペレットストーブ10によれば、コンロ板18の下に燃焼室20が設けられ、燃焼ポット22aがコンロ板18のほぼ真下に配置されているので、燃焼ポッド22aで発生した高温の燃焼ガスHGにより、コンロ板18の下面を効率よく加熱することができる。
コンロ板18は、使用中に取り外すことができないように固定されているので、調理中の食材や小物を誤って燃焼室20内に落としてしまう心配がない。また、コンロ板18の周縁部に煮こぼれ流出防止用の縁壁18aが設けられているので、加熱用調理器具の煮こぼれが筐体12の天面の隙間から内部に流れ込むこともない。したがって、不慮の事故や装置の故障等のトラブルが発生しにくく、安心して使用することができる。
なお、本考案のペレットストーブは、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記ペレットストーブ10は、コンロ板18、燃焼室20及び燃焼ポット22aが筐体12の前面側に配置されているが、他の位置(中央、側面側又は背面側)に変更することができる。ただ、コンロ板を中央に配置する場合は、煮こぼれを筐体の側方(前面側、側面側又は背面側)に流下させるための排出口を設けることができないので、載置面の周縁部を取り囲むように、十分な高さの縁壁を設けるようにするとよい。また、コンロ板の載置面の形状は、四角形以外の形状にしてもよい。
その他、図4に示す温風吹き出し口14、ダクト16、燃料補給口20、ペレットタンク24及び熱交換装置28の配置は一例であり、適宜変更することができる。例えば、筐体の天面にダクト16を配置し、燃料補強口を筐体の背面又は側面に配置してもよい。また、特許文献1の木質ペレット燃焼装置のように、温風吹き出し口を、筐体の前面下側に配置してもよい。
10 ペレットストーブ
12 筐体
18 コンロ板
18a 載置面
18b 縁壁
18c 排出口
20 燃焼室
22 燃焼装置
W 木質ペレット
HG 燃焼ガス

Claims (2)

  1. 筐体と、前記筐体の天面の特定領域に固定されたコンロ板と、前記コンロ板の下に設けられた燃焼室と、前記燃焼室内の前記コンロ板の下方で木質ペレットを燃焼させ、発生した燃焼ガスにより前記コンロ板の下面を加熱する燃焼装置とを備え、
    前記コンロ板は、加熱用調理器具を載置可能な載置面を有し、この載置面の周縁部に、前記加熱調理器具の煮こぼれが前記天面の他の領域に流出するのを防止する縁壁が立設されていることを特徴とするペレットストーブ。
  2. 前記コンロ板には、前記加熱調理器具の煮こぼれを前記筐体の側方に流下させるための排出口が設けられている請求項1記載のペレットストーブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110044067A (zh) * 2019-05-10 2019-07-23 顾远军 生物质颗粒环保气化暖风炉
JP7574991B1 (ja) 2023-05-26 2024-10-29 株式会社奥美濃プロデュース 床暖房システム

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