JP3210081B2 - 増毛用結節具 - Google Patents

増毛用結節具

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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は増毛用結節具に関し、特
に頭髪の薄くなり始めた人が一般の家庭で簡単に増毛を
したい時や若者などが色彩の異なる毛髪を化粧用あるい
はアクセント的に頭髪に混ぜたい時に使用される増毛用
結節具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、頭髪が薄くなってきた場合「かつ
ら」を用いて増毛を行なうのが一般的である。しかしな
がら、この「かつら」を用いる増毛方法は、一般の家庭
では容易にできないのが普通で、熟練した専門家に頼ら
ざるを得ない。
【0003】そして、熟練した専門家に頭髪の脱毛部分
を増毛手段により隠蔽してもらうには時間的、金銭的な
余裕が必要である。
【0004】そこで、現在、一般の人々が自己の家庭で
素人である助手を利用して容易に増毛することがてきる
増毛器具の出現が要望されている。
【0005】
【発明の目的】本発明は以上のような従来の欠点(要
望)に鑑み、一般の人々が自己の家庭で素人である助手
を利用して容易に増毛することがてきる増毛用結節具を
提供することである。
【0006】
【発明の目的を解決するための手段】本発明の増毛用結
節具は、適宜箇所に貫通孔を有するプレ―トと、このプ
レ―トの一側面の前記貫通孔の周囲に結節用の環部が装
着される増毛用毛髪と、この増毛用毛髪の環部を前記プ
レ―トに仮止めする仮止め手段とから成り、前記プレ―
トの周縁部には前記貫通孔から通した自毛を挟むことが
できる切欠部が形成されていることを特徴とする。
【0007】また本発明の増毛用結節具は、周端縁から
中央部に向って切欠部が形成された1対の上・下プレ―
トから成り、これらの上・下プレ―トを互いに重ね合せ
た時、自毛を通すための貫通孔を形成する突壁状のリブ
が上・下プレ―トの一側面の切欠部の内端縁部にそれぞ
れ形成されていると共に、前記突壁状のリブに増毛用毛
髪の結節用の環部が仮止めした状態で装着されているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】まず編針などを利用してプレ―トの貫通孔から
自毛を通す。この時仮止め手段としての剥離テ―プが設
けられている方を上側にする。
【0009】次に一方の手で自毛を引っ張っておいて、
他方の手でプレ―トを頭皮に密着させる。この場合貫通
孔から通してある自毛をプレ―トの切欠部に挟み、か
つ、折曲部を介してプレ―トを折り曲げながら自毛にテ
ンションを加える。
【0010】しかる後に増毛用毛髪の両端部側をそれぞ
れ引っ張る。そうすると、増毛用毛髪の環部が縮まり、
毛髪が自毛に結節される。最後に剥離テ―プ並びにプレ
―トを自毛から取り外す。なお、プレ―トが一対の上・
下プレ―トから成る場合は、毛髪が自毛に結節された後
は、上・下プレ―トをそれぞれ水平方向に引き離せばよ
い。
【0011】
【実施例】以下、図面基づいて本発明を詳細に説明す
る。
【0012】図1ないし図4に示す第1実施例に於い
て、1は適宜箇所に貫通孔2を有する隋円形のプレ―ト
である。本実施例では貫通孔2は1個であり、プレ―ト
の中央部に形成されている。この貫通孔2は複数個であ
っても良い。プレ―ト1は多少弾性力のある厚紙が用い
られている。プレ―ト1は材質自体に弾性力のある軟質
の合成樹脂材を用いても良い。またその形態は面状であ
れば特に問わない。
【0013】3はプレ―トの一側面、本実施例では上面
に結節用の環部4が前記貫通孔の周囲に装着される増毛
用毛髪である。この増毛用毛髪3は比較的長く、環部4
を有する中央部以外の両端部側5、6は、プレ―ト1か
らはみ出している。増毛用毛髪3は、本実施例では2本
示しているが、1本でもあるいは3本以上であっても良
い。
【0014】7は毛髪3の環部4をプレ―ト1に仮止め
する仮止め手段である。この仮止め手段7は、プレス機
械で環部4をプレ―ト1に圧着させる方法、環部をプレ
―トに糊付けする方法などがあるが、本実施例では裏面
に接着層を有すると共に中央部にプレ―トの貫通孔2と
対応する挿通孔8を有する剥離テ―プが用いられてい
る。
【0015】9はプレ―ト1の周縁部に形成され、前記
貫通孔及び挿通孔8から通した自毛Hを挟むことができ
る切り込み部あるいは切欠部である。しかして、この切
欠部9は貫通孔2の方向に形成され、かつ切欠部9と連
通する線状のスリット10を有する。
【0016】11はプレ―ト1の貫通孔2と切欠部9と
の間を折り曲げることができるようにプレ―ト1に形成
された直線状の折曲部である。
【0017】次に上記構成に於いて、増毛用毛髪3を自
毛Hに結節する場合について説明する。
【0018】まず、補助者が増毛をしたい部位の自毛H
を引っ張り、たとえば編針などを利用してプレ―ト1の
貫通孔2から自毛Hを通す。
【0019】次に一方の手で自毛Hを引っ張っておい
て、他方の手でプレ―ト1を頭皮H1に密着させる。
【0020】次に図3で示すように貫通孔2から通して
ある自毛Hをプレ―トの切欠部9に挟み、折曲部11を
介してプレ―ト1を多少折り曲げながら自毛Hにテンシ
ョンを加えるようにする。これによりプレ―ト1を頭皮
H1にさらに密着させることができる。
【0021】次に増毛用毛髪3の両端部側5、6をそれ
ぞれ反対方向へ引っ張ると、毛髪3の環部4が縮まり、
その結果、毛髪3が環部4を介して自毛Hに結着する。
そして、その後剥離テ―プ7並びにプレ―ト1を自毛か
ら適宜取り外す。
【0022】なお、毛髪を自毛に結着した場合に於い
て、毛髪が自毛から容易にズレないようにする方法とし
ては、たとえば人工毛髪3の両端部側5、6でそれぞれ
適当なル―プを形成し、それらのル―プに自毛Hを通
し、さらに自毛に毛髪を結節すれば良い。
【0023】次に図5ないし図9に示す異なる実施例に
つき説明する。
【0024】なお、これらの実施例の説明に於いて、前
記第1実施例と同一の部分には同様の符号を付し、重複
的する説明を省略する。
【0025】まず図5および図6に示す第2実施例に於
いて、1Bは貫通孔2Bを有するプレ―ト、20は貫通
孔2Bの周囲に突壁状に形成されたリブで、このリブ2
0は、本実施例ではプレ―トではプレ―ト1Bの下面に
設けられている。
【0026】3Bは結節用の環部4Bが前記リブ20の
外周壁に保持された状態で仮止めされた増毛用毛髪、9
Bは切欠部、10Bはスリット、11Bは折曲部であ
る。
【0027】このように構成すると、第1実施例のよう
に仮止め手段としての剥離テ―プ7を用いる必要がな
い。
【0028】なお、この実施例に於いては突壁状のリブ
20を必ずしも形成する必要がないが、リブ20がない
場合はプレス機械を用いて毛髪3Bの環部4Bをプレ―
ト1Bに圧着する必要がある。
【0029】次に図7ないし図9に示す第3実施例に於
いて、21、22は周端縁から中央部に向って切欠部2
3が形成された1対の上・下プレ―トである。
【0030】24、25は上・下プレ―ト21、22を
互いに重ね合せた時、自毛を通すための貫通孔2Cを形
成する突壁状のリブである。これらのリブ24、25は
それぞれ半円形状に突出し、上・下プレ―ト21、22
の一側面の切欠部の内端縁部に形成されている。
【0031】3Cは前記突壁状のリブ24、25の外周
壁に結節用の環部4Cが仮止めした状態で装着された増
毛用毛髪である。この増毛用毛髪3Cの環部4Cは環状
を形成するリブ24、25によりその形態が固定的に保
持される。
【0032】この実施例に於いては、毛髪3Cが自毛に
結節された後は、上・下プレ―トを21、22をそれぞ
れ単に水平方向に引き離せばよいので、上・下プレ―ト
を21、22を結節後の毛髪から取り外し易しいと言う
効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。
【0034】(1)一般の人々が自己の家庭あるいは美
容院や理髪点で助手を利用して容易に増毛することがて
きる。
【0035】(2)若者などが色彩の異なる毛髪を化粧
用あるいはアクセント的に頭髪に混ぜたい時、わざわざ
自毛を所望する色に部分的に染めなくても手軽にでき
る。
【0036】(3)従来のように「かつら」を用いた
り、また熟練者を必要としないので、非常に安価な手段
により増毛ができる。
【0037】(4)自毛の根元で毛髪を結節することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】図1の2―2線拡大断面図。
【図3】および
【図4】第1実施例の使用状態の各説明図。
【図5】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図6】図5の6―6線拡大断面図。
【図7】本発明の第3実施例を示す斜視図。
【図8】第3実施例の分解斜視図。
【図9】図7の9―9線拡大断面図。
【符号の説明】
1、1B…プレ―ト、 21…上プレ―ト、 22…下プレ―ト、 2、2B、2C…貫通孔、 3、3B、3C…毛髪、 4、4b、4C…環部、 7…仮止め手段、 9、23…切欠部、 11…折曲部、 20、24、25…リブ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜箇所に貫通孔を有するプレ―トと、
    このプレ―トの一側面の前記貫通孔の周囲に結節用の環
    部が装着される増毛用毛髪と、この増毛用毛髪の環部を
    前記プレ―トに仮止めする仮止め手段とから成り、前記
    プレ―トの周縁部には前記貫通孔から通した自毛を挟む
    ことができる切欠部が形成されていることを特徴とする
    増毛用結節具。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、プレ―トには貫通孔
    と切欠部との間を折り曲げることができるように折曲部
    が形成されていることを特徴とする増毛用結節具。
  3. 【請求項3】 適宜箇所に貫通孔を有するプレ―トと、
    このプレ―トの一側面の前記貫通孔の周囲に結節用の環
    部が仮止めした状態で装着された増毛用毛髪とから成
    り、前記プレ―トの周縁部には前記貫通孔から通した自
    毛を挟むことができるように切欠部が形成されていると
    共に、この切欠部と貫通孔との間には折曲部が形成され
    ていることを特徴とする増毛用結節具。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、プレ―トの貫通孔の
    周囲には突壁状のリブが形成されていることを特徴とす
    る増毛用結節具。
  5. 【請求項5】 周端縁から中央部に向って切欠部が形成
    された1対の上・下プレ―トから成り、これらの上・下
    プレ―トを互いに重ね合せた時、自毛を通すための貫通
    孔を形成する突壁状のリブが上・下プレ―トの一側面の
    切欠部の内端縁部にそれぞれ形成されていると共に、前
    記突壁状のリブに増毛用毛髪の結節用の環部が仮止めし
    た状態で装着されていることを特徴とする増毛用結節
    具。
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