JP2565812B2 - 増毛方法 - Google Patents

増毛方法

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JP2565812B2
JP2565812B2 JP3261145A JP26114591A JP2565812B2 JP 2565812 B2 JP2565812 B2 JP 2565812B2 JP 3261145 A JP3261145 A JP 3261145A JP 26114591 A JP26114591 A JP 26114591A JP 2565812 B2 JP2565812 B2 JP 2565812B2
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は付け毛を足すことによっ
て髪の量を増やす増毛方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自毛に付け毛を結び付けたり、自
毛に付け毛を接着して増毛する方法が知られている。
のような従来の増毛方法は、付け毛を一本一本加えてい
く必要があったので作業が極めて面倒であった。また、
自毛が成育伸長したときに再調整する必要が生じるが、
付け毛の付け換え作業が困難で専門家に依頼する必要が
あって時間と費用がかかる問題があった。 このため、よ
り簡便に且つ能率良く増毛できると共に、付け換えも簡
単にできて時間と費用を節約できる増毛方法が要望され
ていた。 そして、このような要望に応えるために、従
来、特開昭58−60003号公報に開示されたよう
に、表面に毛髪を植設すると共に裏面に自毛挟着具を取
付けることにより、取付け取外しを簡便化したカツラが
発明されている。 しかしながら、このようなカツラを用
いて増毛すると、髪の形が不自然になって外観から見分
けられやすいという問題があった。
【0003】そして、このような問題を解決するため
に、従来、実開昭61−2419号公報に開示されたよ
うに、ネットにヘヤーを植毛して、ネットの網目から自
毛を引出してヘヤーと混在させるようにしたカツラが考
案された。 このようなカツラは、自毛とヘヤーとが混在
するので、髪の形が自然になるという利点があるが、そ
の反面、ネットの各網目から自毛を引出す作業が面倒で
あるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 そこで本発明は、簡便
に且つ能率良く増毛でき、付け換えも簡単で時間と費用
を節約でき、また、自毛と付け毛とを混在させることに
より増毛状態での髪の形の不自然さをなくすことがで
き、しかも、自毛と付け毛とを混在させる作業が簡単な
増毛方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の増毛方法は、付け毛4を外面側に植毛し
た柔軟なシート部材5の内面部に髪挟み止め具3を取付
けた増毛具16を構成し、この増毛具16の前記シート
部材5を頭の自毛17が残存する部位に当接して髪挟み
止め具3により自毛17を挟着することにより固定し、
その増毛具16の固定位置の近傍の自毛17に分け目1
8を設けてその分けられた片側の自毛17を増毛具16
のシート部材5の上に被せて付け毛4と混在させること
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】多数の付け毛4を植毛した増毛具16を頭に固
定するだけでよいので、従来のように一本づつ付け毛を
加える作業に比べ増毛作業が極めて簡便化し且つ能率が
向上する。また、髪挟み止め具3によって自毛17に対
して着脱自在なので付け換えも容易である。更に、自毛
17の部分に分け目18を設けてその分けられた片側の
自毛17を増毛具16のシート部材5の上に被せて付け
毛4と混在させるので、増毛完成状態が不自然でなく外
観からは見分けられにくくなり、かつ自毛 17と付け毛
4とを混在させる作業が簡単になる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について詳説す
る。まず本発明で使用する増毛具16から説明する。こ
の増毛具16は、付け毛4を外面側に植毛した柔軟なシ
ート部材5の内面部に髪挟み止め具3を取付けて成るも
ので、まずその髪挟み止め具3は、図6に示すように、
ほぼ頭の曲面と同一の曲率で予め円弧状に屈曲して内面
部が凹んだ形状の金属製の基板1と、これとは別個の金
属板製で中央部に切欠きができるように略U字状に切断
されてその両側の脚部2a,2bの先端部位を重ね合わ
せて一体に止着することにより円弧状に歪ませてその内
面部が凹んだ状態から反対側の外面部が凹んだ状態へと
可逆的に変形可能としたバネ板2とを備えて、その基板
1とバネ板2の基端部を一体に溶接することにより基板
1に対しバネ板2を圧接可能として、その基板1とバネ
板2を、図5に示すように、それぞれ合成樹脂製カバー
シート6で被覆することにより構成されている。尚、バ
ネ板2は変形容易なように肉薄で、これに対し基板1は
変形しないようにバネ板2よりも少し肉厚となってい
る。髪挟み止め具3をこのような構造とすることにより
従来の髪挟み止め具に比べて自毛に対する挟着力が増大
する。また、合成樹脂製のカバーシート6で被覆された
バネ板2は、図5のように、基板1に当接する側の片面
に板状の合成樹脂製クッション材7を重合させた状態で
カバーシート6によって被覆されている。このようにク
ッション材7を用いることによって自毛に対する摩擦力
が増大して自毛の抜脱が困難になる。また、基板1及び
バネ板2を被覆したカバーシート6の表面で自毛17を
挟む部位には、図5のように、ビニール等の弱粘性合成
樹脂剤8が塗布されている。こにょうに弱粘性合成樹脂
剤8を塗布することによって滑り止め効果が得られ自毛
17の保持力が増大する。この髪挟み止め具3と構造が
同一でやや小形の副髪挟み止め具9が形成され、図2に
示すように、髪挟み止め具3と副髪挟み止め具9は後述
するシート部材5の内面部の両側端部にそれぞれ止着さ
れている。このように髪挟み止め具3と副髪挟み止め具
9を両側に配置することによりシート部材5全体の浮き
上がりが防止されて好適に整えた髪型を維持できるよう
になる。次にシート部材5は頭に密着できる柔軟性を有
する布、レザー、ゴム、又は合成樹脂等の材料製で、そ
の外面部に付け毛4を密生状態に植毛している。このシ
ート部材5の内面側の端縁部に沿った箇所の所要の範囲
には、図3に示すように、付け毛10,11を植毛した
合成樹脂等の材料製の帯状シート12,13が重合され
て接着又は縫着等の手段で止着されている。一方の帯状
シート12に植毛された付け毛10はシート部材5の縁
15に巻き付くようにカールする癖が付けられ、他方の
帯状シート13に植毛された付け毛11は内側を向いた
状態を維持している。このようにカールした付け毛10
をシート部材5の縁15に巻き付けることによってシー
ト部材5の縁が隠蔽されて髪の生え際が自然に見えるよ
うになる。シート部材5の内面部の略中央部には、図2
のように、吸着性にすぐれた布地や多孔性合成樹脂等が
吸湿性部材14として止着されている。これによりシー
ト部材5で覆われた頭の部位でかいた汗が吸湿性部材1
4によって吸収されるので、シート部材5の内面部の汗
による濡れが防止されて使用時の不快感が解消される。
尚、吸湿性部材14を設ける代わりに、シート部材5の
所要位置に通気孔を穿設しても同様の効果が得られる。
【0008】以上のように構成された増毛具16を用い
て増毛を完成させるには、図1に示すように、増毛具1
6におけるシート部材5を頭の自毛17が残存する部位
に当接して髪挟み止め具3により自毛17を挟着するこ
とにより固定し、その増毛具の固定位置の近傍の自毛1
7に分け目18を設けて、その分けられた自毛17の一
部をシート部材5の上に被せて付け毛4と混在させれば
よい。
【0009】
【発明の効果】本発明は叙上のとうりであり、増毛作業
が極めて簡便化し且つ能率が向上する効果があり、ま
た、付け換え作業も容易になる効果があり、更に、頭に
付けた状態で不自然にならず外観からは見分けられない
ほど良好な仕上がりを得られる効果があり、しかも、増
毛具16の固定位置の近傍の自毛17に分け目18を設
けてその分けられた片側の自毛17を増毛具16のシー
ト部材5の上に被せて付け毛4と混在させるので、その
自毛と付け毛を混在させる作業が簡単であるという 効果
がある
【図面の簡単な説明】
【図1】頭に増毛具を固定して増毛を完成した状態を示
す断面図である。
【図2】増毛具を内面側から見た斜視図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】図2のB−B線における断面図である。
【図5】髪挟み止め具の一部切断斜視図である。
【図6】髪挟み止め具の基板とバネ板をカバーシートで
被覆する前の状態における変形の形態を示す斜視図であ
る。 1 基板 2 バネ板 3 髪挟み止め具 4 付け毛 5 シート部材 6 カバーシート 7 クッション材 8 弱粘性合成樹
脂剤 9 副髪挟み止め具 10 付け毛 11 付け毛 12 帯状シート 13 帯状シート 14 吸湿性部材 15 シート部材の縁 16 増毛具 17 自毛 18 自毛の分け

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付け毛4を外面側に植毛した柔軟なシー
    ト部材5の内面部に髪挟み止め具3を取付けた増毛具1
    6を構成し、この増毛具16の前記シート部材5を頭の
    自毛17が残存する部位に当接して髪挟み止め具3によ
    り自毛17を挟着することにより固定し、その増毛具1
    6の固定位置の近傍の自毛17に分け目18を設けてそ
    の分けられた片側の自毛17を増毛具16のシート部材
    5の上に被せて付け毛4と混在させることを特徴とする
    増毛方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5860003A (ja) * 1981-10-03 1983-04-09 株式会社ア−トネイチヤ−関西 カツラ
JPS612419U (ja) * 1984-06-08 1986-01-09 若木ヘヤ−株式会社 かつら
JPS6197411A (ja) * 1984-10-11 1986-05-15 株式会社 ア−トネイチヤ− 増毛法
JPH02175907A (ja) * 1988-12-24 1990-07-09 Bio Tec Heaa:Kk 組み合わせかつら及びその組み合わせかつらを用いたヘアーメイク方法

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