JP3210049B2 - 蛋白質を交叉結合させる方法及び交叉結合されたゼラチン生成物 - Google Patents
蛋白質を交叉結合させる方法及び交叉結合されたゼラチン生成物Info
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Description
slinking)ゼラチンに関する。より詳細には、
本発明は交叉結合したゼラチンに物質を組み込むことに
関する。
された糖(又は複数の糖)、選択された塩(又は複数の
塩)及び少くとも最少量の水並びに所望の場合には、カ
プセルに被包される(encapsulated)付加
的な成分少なくとも1種の使用を必要とする。各成分の
この特別な組み合わせは、食物及び動物飼料への適用の
いずれにとっても安全な成分とのかつ所望の程度の交叉
結合を得るために従来実施不可能であった温度で交叉結
合を形成させることを可能とする。この“低温の利点”
は大変重要である。なぜなら、このことは多くの熱敏感
な物質(もちろん、これらは交叉結合工程の間に存在し
ているものである)が存在しても、これらを実質的に熱
変質させることなく交叉結合を達成させることを可能と
するからである。
学、医薬品等の広範囲の技術において、即ち、エネルギ
ーを保存することが有利であるあらゆる状況においての
みならず、ゼラチンの交叉結合を熱的に敏感でありうる
いずれかの付加的な化学品と組み合わせて使用する場合
はいつでも適用しうる。本発明は常用の食品成分と実質
的なゼラチン交叉結合を得るために従前に必要とされた
温度において熱による変質を受けるビタミン類、特にビ
タミンAにおいて特に使用される。このように本発明の
方法は、ホルムアルデヒドのような毒性の交叉結合剤の
使用が必要でないばかりでなく、温度敏感性成分の実質
的な熱による変質をおこさずに、ビタミンのような熱敏
感な成分の存在下でゼラチンを交叉結合させるために特
に有用である。上述したように、本発明の方法の利点
は、ゼラチンでカプセル化されたビタミンA製品を製造
する点に関連して特に重要である。ゼラチンと糖は一般
に使用される食品及び飼料成分であり、その塩は“一般
に安全であると認識される”(即ち“GRAS”)もの
である。それゆえ、交叉結合されたゼラチン内にカプセ
ル化されたビタミンAを得るために本発明の方法を使用
することができ、その際に、この方法はビタミンAの実
質的な熱による変質がない温度で実施される。
本発明に関連する主題が記載されている。この米国特許
は、改良された食品及びその製造方法に関係し、そし
て、特に、一般的に乾燥粉末の形態で市場で販売され、
通常ゼラチンを含むゼラチンデザートとして一般的に知
られているような、糖と酸を含有する食品に関する。前
記米国特許明細書中で言及されている酸の中には(洒石
酸のような)“果実酸”があり、酢酸塩のような有機酸
の塩の付加的な使用が言及されている。この米国特許は
繰り返しゼラチンの“凝固(setting)”に言及
している。
チンが“交叉結合”されていることが必要である。交叉
結合は、凝固(“ゲル化”としても知られている)が可
逆的であるのに対し、交叉結合は非可逆的である点で
“凝固”とは異なる。凝固方法は、溶液のゲルへの変換
を包含する。ゲルの加熱は、次いで、ゲルを溶かし、そ
の結果溶液を形成させるために使用できる。それとは全
く逆に、交叉結合は非可逆的な化学反応を包含し、交叉
結合された蛋白質に熱を加えても交叉結合蛋白質の蛋白
質溶液への変換は生じない。
453号であり、これは改善されたブルーム(Bloo
m)ゲル強度と増大した粘度を有する、交叉結合された
コラーゲン由来の蛋白質組成物に関する。さらに、この
米国特許は蛋白質を酢酸のアルミニウム塩と交叉結合さ
せる方法に関する。この米国特許はアルミニウム塩に代
えてナトリウム塩を使用すると、この米国特許の方法が
実施不可能になることを示している比較例(実施例2)
からわかるようにアルミニウム塩の使用を必要とする。
は一群の糖の少くとも1種の使用が必要であるという点
でこの米国特許とは異なる。もし、これらの糖の少くと
も1種の不存在下で本発明の方法を実施することにより
本発明の方法を変更するならば、必要な交叉結合度は生
じない。本明細書の実施例2に注目されたい。これによ
れば、一群の糖の少くとも1種の不存在で例えば塩とし
て酢酸カルシウムを使用すると、本発明の方法は実施不
可能である(交叉結合は生じない)。
のペレット化工程にさらされた際に安定性を示す脂溶性
ビタミンの活性小ビーズ(beadlet)組成物を製
造する方法に関する。この方法は、脂溶性ビタミン−活
性物質、ゼラチン及び糖の水性乳濁液を形成させるこ
と、この乳濁液を乳濁液の非水性構成物を含有する乾燥
状の粒子形状物に変換すること及び得られた生成物を熱
処理して水不溶性の小ビーズを形成させることを包含す
る。
は一群の塩の少くとも1種を使用することを必要とす
る。この米国特許は、如何なる塩についてもその強制的
な使用(あるいは、任意の使用)についてさえもどこに
も言及していない。本明細書の実施例2に留意された
い。これは本発明の方法にとって好適な温度(カプセル
に包まれたビタミンAの製造のためには75℃)におい
て、詳記された一群の塩の少くとも1種の不存在下で
は、実施が不可能となることを示している。
組み入れるための交叉結合したゼラチンを製造するため
の方法、並びに、所望ならば物質を含有する交叉結合さ
れたゼラチン様の生成物に関する。一般に、本発明の方
法は、まず、以下のものを含む水性組成物を製造するこ
とにより実施される: (1)ゼラチン (2)フルクトース及びグルコースから成る群から選ば
れた少くとも1種のものである糖 (3)カルボン酸の水溶性の塩、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、硫酸カルシウム及びリン酸カルシウムから成
る群から選ばれた少くとも1種のものである塩、 (4)水及び (5)任意の、付加的な成分。
物の水分含量を少くとも約3重量%のレベルに維持す
る。組成物の製造(即ち、成分の選択及び割合)並びに
この組成物の加熱を実施して、ゼラチンが沸とう水(即
ち、100℃の水)中に少くとも3分間置かれた際に実
質的に水不溶性となる程度に交叉結合させる。
む: A.100℃の水中に少くとも3分間置いたときに実質
的に水不溶性である程度に交叉結合されているゼラチ
ン; B.フルクトース及びグルコースから成る群から選ばれ
た少くとも1種の糖; C.カルボン酸の水溶性塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、硫酸カルシウム及びリン酸カルシウムから成る群
から選ばれた少くとも1種の塩; D.水; E.付加的な成分。
の存在下で、糖及びGRASを使用する交叉反応によ
り、ゼラチンを交叉結合させる方法を提供することであ
る。
せる間に存在する付加的な成分の変質を引き起こす温度
までゼラチンを高めることなく、ゼラチンが沸とう水中
少くとも3分間は不溶性である程度に、ゼラチンを交叉
結合させることである。
とう水中少くとも3分間は不溶性である程度にゼラチン
を交叉結合させ、その交叉結合が90℃以下で行なわ
れ、その交叉結合が好ましくは脂溶性ビタミン生成物の
存在下で行なわれる、交叉結合方法を提供することであ
る。
糖及び水を使用して、脂溶性ビタミンの存在下にゼラチ
ンを交叉結合させる方法であって、ゼラチンを約55℃
〜約85℃の温度に加熱し、この加熱を約2〜約24時
間維持する交叉結合方法を提供することである。
とうする水中において少くとも3分間は不溶性である程
度に交叉結合されたゼラチン、糖、GRAS塩、水及び
交叉結合されたゼラチン内に実質的にカプセル被包され
た脂溶性のビタミンを含む交叉結合されたビタミン生成
物を提供することである。
は、一般的に使用されるときは、広範囲に異なる程度に
交叉結合されている広範囲の生成物に関する。この交叉
結合の効果は、生成物の粘度における単なる増加はもち
ろんのこと、水に完全に不溶である非常に硬くて、もろ
い生成物の形成までを包含する。カプセルに被包された
ビタミン、医薬品、食品添加物等の分野においては、製
造された交叉結合されたマトリクス(Matrix)が
沸とう水中で少くとも3分間実質的に不溶である程度
に、ゼラチンを交叉結合させることが望ましい。この量
以下の交叉結合が得られる場合には、カプセル被包され
た生成物は、しばしば次の工程(例えば、ペレット化又
は押し出し)の間に漏れ出て、カプセルに包まれた生成
物等の望ましくない変質を生ずる。
で水素結合して無数の三次元の綱を生成するのに対し
て、交叉結合は高分子分子間の化学反応の結果であると
いう点で、加熱により可逆的であるゲル化とは区別され
るべきである。もし高分子がある程度交叉結合すること
が許されるならば、その結果は、交叉結合反応は非可逆
的であるということである。
いであろう。しかしながら、交叉結合反応が極めて僅か
で、高分子分子間の交叉結合が例えば沸とう水からの熱
ストレスのような熱ストレスに抵抗するのには十分に強
くない場合には、少くともある程度は交叉結合反応の逆
転が起こりうる。ビタミン、医薬品、食品添加物、フレ
ーバー、芳香物質、写真添加物等を蛋白質中にカプセル
封入する目的のためには、高分子が沸とう水中で少くと
も3分間置いたときに不溶である程度に高分子を交叉結
合させることが望ましい。驚くべきことに、この程度の
ゼラチンの交叉結合は、或る種の熱感受性成分(例えば
ビタミンA)を実質的に変質しない比較的低温度(例え
ば、55℃〜85℃)で糖及びGRASと共に加熱する
際に達成されることが判明した。
するための好ましい塩は、“一般に安全であると認識さ
れる”(即ち“GRAS”)として分類される塩であ
る。GRASは、米国食品医薬品局により、連邦規則の
コード21の182184、及び582部(21CF
R)に定義されている。
含む組成物を製造し、次いで、蛋白質を交叉結合させる
ために組成物を加熱することを包含する。ここで使用さ
れる“組成物”という語は、組み合わせられた成分が実
質的に均一の程度まで混合されることが必要であること
を意味する。組成物は溶液、乳濁液又はゲルであり得
る。好ましくは、組成物はゲル化された乳濁液である。
好ましくは交叉結合されたゼラチンマトリクス内でカプ
セルに被包され又はとりこまれる(entrap)べき
である付加的成分を含む。ゼラチンは一般には約0〜約
300のブルーム値(bloom value)を有し
うるが、好ましくは約50〜約300のブルーム値を有
する。動物飼料中で使用されるビタミン補給剤は、典型
的には約85ブルーム値(即ち、約80〜約90ブルー
ム)を有するゼラチンを使用するが、食品添加物は、通
常約200〜約300のブルーム値を有するゼラチンを
使用し、薬剤は、すべてのブルーム値を使用するものと
信じられている。さらに、ゼラチンは、A型又はB型の
ゼラチンのいずれでもよい。A型ゼラチンはコラーゲン
の酸処理により得られる。B型ゼラチンは、コラーゲン
のアルカリ処理により得られる。
水中での溶解度に依存して、可能な付加的成分)を水中
に溶解させ、そして、ゼラチンを完全に溶解させるため
に約60℃にこれを加熱することにより製造される。
て、約10重量%〜約70重量%の量で組成物中に存在
する。より一層好ましくは、ゼラチンは組成物重量に対
して、約10重量%〜約30重量%の量で組成物中に依
存する。最も好ましくは、ゼラチンは組成物重量に対し
て、約17重量%の量で組成物中に存在する。
のブルームを有する。最も好ましくは、この方法の生成
物が動物飼料用のビタミン補給物として使用される場合
には、ゼラチンは約85のブルーム値を有する。
ら成る群から選ばれた少くとも1種のものである糖を含
む。フルクトースという語は、単に純粋なフルクトース
のみならず、高フルクトースコーンシロップ、フルクト
ースの異性体、並びに転化糖のようなフルクトース含有
混合物(フルクトースとグルコースの混合物)を包含す
ることを意味する。グルコースという語は、単に純粋な
グルコースのみならず、(マンノースのような)グルコ
ースの異性体、並びに高グルコースコーンシロップのよ
うなグルコース含有混合物を包含することを意味する。
最も好ましくは、糖は高フルクトースコーンシロップで
ある。
30、好ましくは5〜20、最も好ましくは約10重量
%の量で組成物中に存在する。
塩並びに他の水溶性の塩を含む。より詳細には、水溶性
塩は、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩基性酢酸
アルミニウム、洒石酸ナトリウム、及びグルタル酸ナト
リウム、好ましくは、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウ
ム、プロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウ
ム、安息香酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムから成る群から選ばれた少くとも1種である。
0.5〜25、好ましくは1〜10、最も好ましくは約
7重量%の量で組成物中に存在する。
水含量は加熱前では加熱後に比べてかなり高いものであ
る。なぜならば、組成物の初期水含量は蛋白質(ゼラチ
ン)、糖、塩及び可能ならば(もし水溶性であるなら
ば)付加的成分さえも溶解するのに十分に高くなくては
ならないからである。しかしながら、成分が一度溶解さ
れたら、組成物を最も好ましくはゲル化させ、その後、
このゲルを加熱工程が開始される前に、約15重量%〜
約3重量%の水分含量まで好ましくは乾燥させる。最適
には、水分含量は約7重量%である。
に存在するゼラチン、糖及び塩のすべてを少くとも溶解
するのに十分に大きい量で存在する。一般に、組成物の
水分(湿)含量は、組成物の重量に対して、約3〜9
0、好ましくは25〜60、最も好ましくは約48重量
%である。
程の間に、水分含量は(減少した)全組成物重量に対し
て、約3重量%程度の低さまで減少しうる。交叉結合反
応は、加熱された組成物の水分含量が少くとも約3重量
%になる迄比較的低温度で実施しうることが見い出され
た。最も好ましくは、組成物の水分含量は加熱工程の間
に約7重量%になる。
る。もちろん、付加的成分は組成物と相容性でなければ
ならない。“組成物と相容性である”という語は、付加
的な成分が塩、糖、蛋白質等と望ましくない反応を受け
ないことを意味する。“非相容性”の例として、付加的
成分は、ゼラチンを変性してはならず、その結果、その
後ゼラチンが交叉結合を受けず、水不溶性蛋白質マトリ
クスが形成されない。付加的な成分は、ゼラチンが溶解
するのを保持するために必要な温度(例えば、60℃)
で組成物から完全に溜出されてしまうような高揮発性で
あってはならず、さらに、付加的成分はゼラチン、塩又
は糖と反応し、その結果、それらのいずれかの1つが本
発明の方法を実施する条件下で不溶性になるものであっ
てはならない。
下のものを含む:ビタミン、医薬品、フレーバー、芳香
剤、食品添加物、写真添加物等。本発明において使用す
るための何千という可能な付加的な成分がある。付加的
成分は交叉結合されたゼラチンマトリクス内でカプセル
被包されるか、又は交叉結合されたゼラチンマトリクス
内に単にとりこまれる。付加的成分が水性組成物中で不
溶であり、そして、加熱工程前に乳濁液が形成されるな
らば、結果として交叉結合された蛋白質マトリクス内で
カプセルに被包された付加的成分となるであろう。も
し、付加的成分が水性組成物中で可溶であるならば、結
果は、交叉結合されたゼラチン内にとりこまれた付加的
成分はマトリクスになるであろう。
一層好ましい付加的な成分は、もちろん、実質的に水溶
性でない脂溶性ビタミンである。脂溶性ビタミンは、水
性組成物と組み合わせた場合に、好ましくはその後に撹
拌され、乳濁液が形成される。
油である。ビタミンA油は、水性組成物中で実質的に不
溶であるから、乳化は、交叉結合されたゼラチンマトリ
クスが沸とう水中で少くとも3分間置かれた時に不溶性
であるカプセル化されたビタミンA生成物を製造するた
めに使用できる。これは大変望ましい結果である、とい
うのは、カプセル内に被包されたビタミンA生成物は、
ペレット化及び押出成形工程でみられる苛酷な条件(高
温、高湿度、高圧及び高剪断力)にかけられる飼料製造
に使用できるからである。真に重要であることは、本発
明はビタミンA油をビタミンの実質的な変質が生ずる温
度にかけることなく、これを比較的に高度な程度の交叉
結合可能とすることである。ビタミンA油は特に熱に敏
感であり、比較的短い時間(例えば、4時間)でさえ、
90℃の温度で加熱すると、ビタミンAは実質的に変質
する。ビタミンA油は120℃で僅か12分間加熱して
もビタミンの有意な変質を生ずる。ビタミンA油の比較
的少量の変質(例えば、5%の変質)でさえも、実質的
な価値の減少を生ずる。それというのも、ビタミンA油
の費用は製造に使用される他の成分(即ち、ゼラチン、
糖及び塩)の費用に比べてずっと高いからである。
程前の組成物の重量に対して、約0.1重量%〜約60
重量%の量で組成物中に存在しうる。好ましくは、付加
的成分は約5重量%〜約55重量%の量で存在する。最
も好ましくは付加的成分は約22重量%の量で存在す
る。
合わせて組成物が形成されたら、この組成物を次いで、
ゼラチンを交叉結合させるために加熱する。この加熱工
程は、ゼラチンを沸とう水(即ち100℃)中に少くと
も3分間置いたときに、実質的に不溶である程度に交叉
結合させるために実施する。より一層好ましくは、ゼラ
チンを沸とう水中で少くとも15分間は実質的に不溶性
である程度まで交叉結合させる。
成物の水分含量を組成物の全量に対して少くとも約3重
量%の程度に保持することが必要であることが判明し
た。一般に、加熱工程の間、組成物の水分含量は約3重
量%〜約90重量%までの範囲内にある。しかしなが
ら、交叉結合反応の間に存在しうる水の最大含量は使用
される特定の塩に依存して変化することが判明した。塩
として炭酸ナトリウムを使用するならば、水含量は組成
物の全量に対して、少くとも60重量%程度の高さとな
りうることが見い出された(後記する実施例11を参
照)。しかしながら、塩として酢酸ナトリウムを使用す
るならば、交叉結合反応の間に存在しうる水の最大量は
約30重量%の水である。本発明で使用できる大抵の塩
にとって、交叉結合反応が起こる時の最大水分含量は約
30重量%である。
囲は、約55℃〜約180℃でありうる。しかしなが
ら、もし交叉結合工程の間に熱敏感な付加的成分(例え
ば、約90℃において認識し得る速度で変質が始まる、
ビタミンAのような成分)が存在する場合には、この加
熱工程は約55℃〜約85℃の温度範囲内で実施するこ
とが望ましい。最も好ましくは、加熱工程を約75℃の
温度で実施する。
温度に依存して、極めて広範囲である。もし比較的高温
度(例えば、例180℃)が使用される場合には、必要
な加熱工程は、所望の交叉結合度を達成させるために約
30秒から2〜3分以上は長くはならない。しかしなが
ら、高い温度(即ち、少くとも約100℃)が使用され
るならば、この組成物は好適には約10重量%以上の水
分含量を有するゲルである。もし、比較的低い温度(例
えば、約55℃〜約80℃)が使用されるならば、加熱
工程は所望の交叉結合度を得るために数時間(例えば、
約2時間〜約24時間)実施し得る。
3重量%の水分含量が必要であることが見い出された。
こうして、交叉結合反応が進行する加熱工程のこの部分
の間は、この水分レベルを維持することが必要である。
水分含量が3重量%以下に低下した後で更に加熱する
と、蛋白質のその後の交叉結合が維持できず、また、熱
敏感な成分が組成物中に存在する場合には、望ましくな
い。概して、加熱工程は熱敏感な成分が変質する温度以
下で実施されるべきであり、そして、概して、加熱工程
は所望の交叉結合度を得るのに必要な時間以上に長くな
るべきではない。
被包された(又はとりこまれた)、交叉結合されたゼラ
チン生成物に関する。一般に、本発明の生成物は次のも
のを含む: A.沸とう水中に少くとも3分間置かれたとき、実質的
に不溶性である程度に交叉結合されたゼラチン; B.糖がフルクトース及びグルコースから成る群から選
ばれた少くとも1種のものである糖; C.塩がカルボン酸の水溶性の塩、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、硫酸カルシウム、及びリン酸カルシウムか
ら成る群より選ばれた少くとも1種のものである塩; D.水及び E.付加的成分、好ましくはビタミンA。
ンは上述のとおりである。
重量に対して、約10重量%〜約70重量%の量で生成
物中に存在する。好適には、交叉結合された蛋白質は生
成物の重量に対して約15重量%〜約50重量%の量で
存在する。最適には、蛋白質は生成物の重量に対して約
30重量%の量で存在する。
量%〜約30重量%の量で生成物中に存在する。好適に
は、糖は生成物の重量に対して、約10重量%〜約30
重量%の量で生成物中に存在する。最も好適には、糖は
生成物の重量に対して、約20重量%の量で存在する。
ましくは酢酸ナトリウムを含有する。
0.5〜約25、好ましくは2〜10、最も好ましくは
約5重量%の量で生成物中に存在する。
て、約1〜18、好ましくは3〜13、最も好ましくは
4重量%の量で水を含有する。もし本発明の最も好まし
い態様に従がってビタミン粒子が製造されるならば(後
記の実施例3を参照)、生成物は、生成物の重量に対し
て約4重量%の水分含量となる迄乾燥するのが最も好ま
しい。
い。本発明で使用しうる付加的成分の例は、次のものを
包含する:ビタミン、医薬品、フレーバー、芳香剤、食
品添加物、写真添加物等。本発明において何千という使
用可能な付加的成分が存在する。付加的成分は、交叉結
合された蛋白質マトリクス内でカプセル被包されている
か、又は単に交叉結合された蛋白質マトリクス内にとり
こまれているかのいずれかでありうる。もし付加的成分
が水中で不溶であるならば、生成物は交叉結合されたゼ
ラチンマトリクス内にカプセルで被包された付加的成分
を含むであろう。
い。水溶性ビタミンは交叉結合されたマトリクス内にと
りこまれる。水溶性ビタミンは、ビタミンC、チアミ
ン、ピリドキシン、リボフラビン、ビオチン、ニコチン
アミド、葉酸、コバラミン及びパントテン酸から成る群
より選ばれた少くとも1種でありうる。より好ましく
は、付加的成分は、ビタミンA、カロチノイド、ビタミ
ンD、ビタミンE、及びビタミンKから成る群から選ば
れた少くとも1種である脂溶性ビタミンである。脂溶性
ビタミンは交叉結合された蛋白質(好ましくはゼラチ
ン)マトリクス内でカプセル被包される。最も好適な付
加的成分はビタミンA油である。
シアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン
(BHT)、エトキシキン(6−エトキシ−1,2−ジ
ヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン)等の抗酸化
剤;グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングルコー
ル等の湿潤剤;レシチンのような乳化剤、エクステンダ
ー及び可溶化剤、着色剤及び錯化剤も、本発明方法にて
製造される組成物及び生成物中に組み込むことができ
る。
て、約0.1〜約60、好ましくは10〜50、最も好
ましくは約40重量%の量で生成物中に存在しうる。
ンと他の成分を水に溶かし、次いで、生じた溶液を厚さ
が約1〜2mmで、直径が約75mmの平板に凝固又は
ゲル化させることにより製造した。ゲル化した平板を、
次いで室温及び室湿度で約16〜20時間乾燥させ、約
25重量%(平板の重量に対して)の最終水分含量とし
た。
は、ゼラチンを溶かすために60℃に加熱された50.
2(重量)部の水中に溶かされた、約80〜約90のブ
ルーム値を有する18.6重量部のB型ゼラチンを含有
していた。加えて、溶液Aはフルクトース(3部)を、
溶液Bは酢酸カルシウム(3部)を、そして溶液Cは酢
酸カルシウム(3部)とフルクトース(3部)を含有し
た。
の平板を各溶液から製造した。各溶液からの1個の平板
をオーブン内に70℃で6時間載置し、次いで、室温に
冷却した。他の平板は加熱せず、これらを対照として使
用した。加熱が完了したら、6個の平板全てを撹拌沸と
う水中に置いた。溶液A、B及びCの対照の平板及び溶
液A及びBに対する熱処理された平板は実質的に3分以
内に溶解し、このことは実質的な量の交叉結合が存在し
ないことを示していた。溶液Cからの熱処理された平板
は、10分後でも実質的に溶解せず、実質的な程度の交
叉結合を示していた。
るためには、糖と塩の両方が必要であることを示してい
る。
リウム(2.1部)を水(43部)に溶かした。ゼラチ
ン(19.2部、80〜90ブルーム、B型)を添加
し、ゼラチンを溶かすために溶液を60℃に加熱した。
エトキシキン(80mg/ミリオン国際単位(MIU)
のビタミンA)とBHT(10mg/MIUビタミン
A)を含有するビタミンAアセテート油(グラム当たり
2.1MIUを有する22.3部の油)を添加し、得ら
れた混合物を60℃でホモゲナイズし、直径約2ミクロ
ンの油滴を有する水性乳濁液を得た。この乳濁液を吸着
剤としての疎水性澱粉を用いてスプレー凝固させた。ビ
タミン−活性小ビーズから過剰の澱粉を分離し、生成物
が得られたが、この生成物において小ビーズの大きさは
約105ミクロン〜約840ミクロンであった。得られ
た小ビーズを流体床(fluid−bed)乾燥機内で
約6.0重量%の湿度に乾燥させた。小ビーズを次いで
湿った空気とともに流体床乾燥機内で75℃で8時間加
熱して小ビーズの湿度を6〜9重量%の間に維持した。
加熱が完了したとき、小ビーズは4.1%の最終水分含
量まで乾燥された。最終生成物は実質的に交叉結合さ
れ、沸とう水中で15分間以上実質的に不溶であった。
ルクトース(5.3部)及び酢酸カルシウム(5.0
部)を60℃に加熱された水(50.2部)中に溶かす
ことにより、3個のゼラチン溶液を製造した。各溶液
(それぞれ0.15、0.30及び0.45部)に水酸
化カルシウムを添加し、それぞれの溶液のpHを7.
0、8.0及び9.0に調節した。
各溶液に対して平板を製造した。次いで平板を70℃で
6時間加熱した。加熱している間に、3個の平板はすべ
て麦わら色〜暗褐色に変化した。平板を撹拌沸とう水中
に置いた。3個の平板はすべて12分後でも実質的に不
溶であり、それぞれが実質的に交叉結合された平板であ
ることを示していた。しかしながら、ゼラチンマトリク
ス完全性(integrity)は、pHが増加すると
ともに増大するように見えた。
トリクスを製造する方法に対するpHの効果を示してい
る。
部)及び加水分解されたゼラチン(18.6部)を60
℃に加熱した水(50.2部)中に溶かした。上記実施
例1で記載のしたようにして、2個の平板を製造した。
1個の平板を70℃でオーブン中に6時間置き、室温に
冷やし、他の平板を対照として保持した。加熱した平板
は、加熱時に麦わら色〜暗褐色に変化した。両方の平板
を撹拌沸とう水中に置いた。コントロールの平板は実質
的に1分以内に完全に溶解したが、一方、加熱された平
板は完全に溶解するのにより長く要した(3分以下)。
は本発明方法により交叉結合しうるが、加水分解されて
いないゼラチンと同程度ではないことを示している。
部)、グリセリン(2.2部)及びカラメル色素(2.
4部)を水(50.3部)中に溶かした。ゼラチン(2
2.9部、80〜90ブルームB型)を添加し、溶液を
ゼラチンを溶かすために60℃に加熱した。エトキシキ
ン(80mg/MIUビタミンA)とBHT(10mg
/MIUビタミンA)を含有するビタミンAアセテート
油(24.3部の2.1MIU/g)を添加し、得られ
た混合物を60℃でホモゲナイズして、直径が約2ミク
ロンの油滴の水性乳濁液を得た。
性澱粉を使用してスプレー凝固させた。次いで、ビタミ
ン−活性小ビーズから過剰の澱粉を分離し、生成物が得
られたが、この生成物において、小ビーズの大きさは約
105ミクロン〜約840ミクロンの範囲であった。得
られた生成物を流体床乾燥機内で約8.0重量%の水分
まで乾燥させた。次いで、生成物を流体床中で、熱い湿
気を帯びた空気で75℃に8時間加熱し、その結果、生
成物の水分含量を加熱の過程で6〜9重量%の間に維持
した。加熱が完了したとき、生成物は4.1%の最終水
分含量まで乾燥された。最終生成物は実質的に交叉結合
され、沸とう水中で15分間以上実質的に不溶であっ
た。
加熱された水(50.2部)中に溶解されたゼラチン
(18.6部、80〜90ブルーム、B型)を含有して
いた。付加的に、溶液Aは酢酸ナトリウム(5部)とシ
ュクロース(3部)を含有し、溶液Bは酢酸カルシウム
(5部)とシュクロース(3部)を含有し、そして、溶
液Cはシュクロース(3部)を含有したが、塩は含有し
ていなかった。実施例1(上述)のようにして、各溶液
に対して平板を製造し、次いで、70℃で6時間加熱し
た。平板のいずれに対しても加熱の間に色の変化は観察
されなかった。室温に冷やした後で、平板を撹拌沸とう
水中に置いた。3個の平板はすべて2分以下で実質的に
完全に溶解したが、これは、いずれの平板の加熱の間に
も交叉結合が実質的に生じなかったことを示していた。
〜90ブルーム、B型)及び水(50.2部)を含有す
る5個の溶液を製造した。ゼラチンを溶かすために各溶
液を60℃に加熱した。さらに、各溶液は次の糖の1つ
を含有した:グルコース(5.6部)、マンノース
(5.6部)、転化糖(5.6部)、コーンシロップ
(4部、約75重量%の固体を含有する)及び高フルク
トースコーンシロップ(5.6部)。実施例1(上述)
に記載したようにして、各溶液に対して平板を製造し
た。5個の平板を、70℃で6時間加熱した。グルコー
ス、マンノース、転化糖及び高フルクトースコーンシロ
ップの平板は加熱の間にすべて暗褐色に変化した。コー
ンシロップの平板は加熱の間にコハク色に変化した。
次いで、冷やした平板を、撹拌時に沸とう水に置いた。
5個の平板はすべて沸とう水で少くとも5分間は実質的
に不溶であったが、これはそれらがすべて実質的に交叉
結合されたことを示していた。
1.4部、80〜90ブルーム、A型)を溶解させて、
3個の溶液、A、B及びCを製造した。付加的に、溶液
AとBは両方とも塩基性酢酸アルミニウム濾過(AS
F)溶液(米国特許第4500453号、第8欄、第1
〜67行においてシャンク(Shank)により記載さ
れたようにして新たに製造され、13.16部の水で希
釈された6.58部の保存液)を含有しており、これは
激しく撹拌しながらゆっくりと添加され、35℃以上の
ゼラチン溶液の温度を注意深く保持されたものである。
溶液Bもフルクトース(2.7部)を含有した。ゼラチ
ンと水に加えて、溶液Cも希釈されたASF保存溶液
(18部)とフルクトース(2.7部)を含有した。
と同様にして各溶液に対して2個の平板を製造した。次
いで、各溶液に対して1個の平板を70℃で6時間加熱
し、一方、他の平板を対照として保持した。3個の対照
の平板はすべて透明で無色であった。
たが、平板BとCは暗くなった。次いで、6個の平板は
すべて、撹拌沸とう水に置いた。3個の対照の平板は、
2分以内に実質的に完全に溶解した。加熱処理された平
板AとBは、3分以内に実質的に完全に溶解した。加熱
処理された平板Cは4分以内に完全に溶解した。
60℃に加熱された水(50.2部)に溶解したゼラチ
ン(18.6部、80〜90ブルーム、B型)とフルク
トース(3部)を含有していた。付加的に、溶液Aはプ
ロピオン酸ナトリウム(3部)とグリセリン(2.3
部)を含有し、溶液Bはプロピオン酸カルシウム(3
部)とグリセリン(2.3部)を含有し、溶液Cは安息
香酸ナトリウム(5.0部)を含有し、溶液Dは炭酸カ
リウム(5.0部)を含有していた。上述の実施例1で
記載したとおりにして、各溶液に対して平板を製造し、
70℃で6時間加熱した。4個の平板はすべて、加熱の
間に暗褐色に変化した。次に、この平板を撹拌沸とう水
中に置いた。4個の平板はすべて、沸とう水中で15分
後も実質的に不溶性であったが、これは各平板が実質的
な程度に交叉結合されたことを示していた。
ルクトース(3.0部)及び炭酸ナトリウム(5.0
部)を60℃に加熱した水(50.2部)中に溶かし
た。ゼラチンが溶けたら溶液の温度を約75℃に高める
と、この温度で強いアミン臭を発散し、次いで粘度が急
激に増加した。約75℃において10分以内に溶液は、
ゲルに凝固し、これは色が暗いコハク色で、水に不溶で
あった。
量に対して約60重量%の量の水を使用して実施しうる
ことを示している。しかしながら、他の実施例は、この
方法が約80重量%の量の水を使用して実施しうること
を明らかにした。それゆえ、本方法は、組成物の重量に
対して、約90重量%までの高い量で水を含有する組成
物を用いて実施しうると考えられる。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の工程: A.i. ゼラチン 10〜70重量% ii. 糖がフルクトース及びグルコースから成る群か
ら選ばれた少く とも1種のものである糖 3〜30重量% iii. 塩が酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、プロ
ピオン酸ナトリウム 、プロピオン酸カルシウム、安息香
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭 酸カリウム、硫酸カ
ルシウム、リン酸カルシウム、塩基性酢酸アルミニ ウ
ム、酒石酸ナトリウム及びグルタル酸ナトリウムから成
る群から選ばれた少くとも1種のものである塩 2〜1
0重量% iv. 水 3〜13重量% 及び v. ビタミン、医薬品、食品添加物、フレーバー、芳
香剤及び写真添加物 から成る群から選ばれた付加的成分
0.1〜60重量% を含む水性組成物を製造すること;及び B. この組成物の水分含量を少くとも3重量%のレベ
ルに保持しながら、この組成物を約55℃〜約180℃
の温度に加熱することからなり、その結果、蛋白質を1
00℃の水中に置かれたとき少くとも3分間は実質的に
水不溶性である程度に交叉結合させることを特徴とする
蛋白質を交叉結合させる方法。 - 【請求項2】i. 100℃の水中に置かれたとき少く
とも3分間は実質的に水不溶である程度に交叉結合され
ており、50〜300のブルームを有するゼラチン10
〜70重量%ii .糖がフルクトース及びグルコースから成る群から
選ばれた少なくとも1種のものである糖 3〜30重量
%iii .塩が酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、プロピ
オン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウム、安息香酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸カル
シウム、リン酸カルシウム、塩基性酢酸アルミニウム、
酒石酸ナトリウム及びグルタル酸ナトリウムから成る群
から選ばれた少くとも1種のものである塩 2〜10重
量%iv . 水 3〜13重量%v . ビタミン、医薬品、食品添加物、フレーバー、芳
香剤及び写真添加物から成る群から選ばれた付加的成分
0.1〜60重量%よ りなる、交叉結合されたゼラチン生成物。
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