JP3209888B2 - 計算機の試験装置 - Google Patents

計算機の試験装置

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JP3209888B2
JP3209888B2 JP18602095A JP18602095A JP3209888B2 JP 3209888 B2 JP3209888 B2 JP 3209888B2 JP 18602095 A JP18602095 A JP 18602095A JP 18602095 A JP18602095 A JP 18602095A JP 3209888 B2 JP3209888 B2 JP 3209888B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄鋼プラン
ト等において、圧延ラインに流される被圧延材を予め目
標設定された状態(製品)に加工する仕事(各種生産機
械の動作)を種々の事象を認識して処理するべく作成さ
れた計算機におけるソフトウエアの試験装置、即ち、例
えば鉄鋼プラント等で、被圧延材の種々の加工状況を1
つの事象とし、この事象の変化をセンサ等で随時認識し
つつタイミングを計って所期の目標設定に向う仕事を進
めさせるべく作成された、いわゆる計算機におけるソフ
トウエアの各タスクを試験する計算機の試験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば鉄鋼プラント等では、被圧延材を
所定の製品サイズに圧延加工するために、被圧延材を流
すライン上の所定位置に所定間隔を以てローラより成る
複数の圧延機つまり複数のスタンドを設置し、ライン上
の各所要の位置に配置されたセンサで被圧延材の通過状
況を認識し加速、減速、等速、あるいは前進、後退を制
御しつつ、また各スタンドの圧下量、圧力等を制御しつ
つ各スタンドで被圧延材を圧延加工するよう構成されて
いる。
【0003】従来、鉄鋼プラント等でも、被圧延材の加
速、減速、等速、あるいは前進、後退の制御、並びに、
各スタンドの圧下量、圧力等の制御には計算機が利用さ
れており、その演算処理を司るソフトウエアの作成に重
点が置かれている。
【0004】鉄鋼プラントに使用する計算機のソフトウ
エアは、被圧延材のライン上の通過状況を種々のセンサ
で情報化して取り込み、また被圧延材の各スタンドでの
圧延加工状態を種々のセンサで情報化して取り込み、こ
れらの状態(例えば被圧延材のライン上の位置や被圧延
材の幅、厚の変化)を1つの事象として認識し、事象の
時系列的な変化に対応する適切なタイミングでタスクを
決定しこれにより被圧延材を所定の製品サイズに圧延加
工するべく各種生産機械の動作を制御するよう作成され
る。
【0005】一般に多くの分野においてソフトウエアを
作成した場合、これを試験する必要があり、鉄鋼プラン
トの分野についても同様である。鉄鋼プラントに使用す
る計算機のソフトウエアの各タスクを試験する場合、先
ず、例えば鉄鋼プラントを制御するソフトウエアに対し
単位時間当たりに入出力信号を出力するプログラムを作
り、このプログラムの起動で、当該ソフトウエアを仮想
的に動かしたり、また簡易なシミュレータを作り、この
シミュレータの起動で、定周期毎にタスクを起動させた
り、あるいは計算機の内部または外部から命令を入力し
てイベントを起こしタスクを起動させることを行う。そ
して、その時のCPUの負荷率を測定したり、算定した
りすることで鉄鋼プラントを制御するソフトウエアの出
来の善し悪しを判定し認識し、これによりソフトウエア
の試験を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば鉄鋼プラントを
制御するソフトウエアを試験する場合、代表的には、単
に、単位時間当たり、ないし定周期毎に入出力信号を出
力するプログラム、即ち、いわゆる入出力発生装置を構
成し、これを以てソフトウエアを試験するものであるか
ら、鉄鋼プラントの実際上の仕事(ラインの搬送速度、
各スタンドの動作)に沿うものではなく、従って、その
実際上の仕事を厳密に予想して行っておらず、ソフトウ
エアの各タスクによるCPUの負荷の定量的評価が実際
上困難である課題がある。即ち、従来では、例えば鉄鋼
プラントにおける被圧延材の搬送状況により事象が変化
する、つまりプラント側からの入出力信号の発生の順序
が変わったり、予想外のその入出力信号が発生すること
に対し適切に対応して試験を行うということができず、
単調なものとなりがちで、試験装置としては至極不充分
なものであった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み成されたもので
あって、対象とする仕事を遂行するソフトウエアを試験
する際に、実際上の仕事、つまり実際上の事象の変化を
具体的かつ厳密に予想し、これによりソフトウエアの適
切な試験を行えるようにすることを第1の目的とし、ま
た、いわゆる各タスクの動作条件ともなる入出力信号の
発生の順序を変えたり、予想外の入出力信号を発生する
ことで、ソフトウエアのより適切な試験を行えるように
することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予め目標設定された仕事を事象の時系列的な変化を認識
しつつタイミングを計って進める計算機におけるソフト
ウエアの各タスクを試験する計算機の試験装置であっ
て、仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき
仕事の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的
に生成する試験装置と、上記試験装置が生成する上記架
空の事象に基づき上記各タスクを実際に起動させて各タ
スクの模擬的な試験運転を実行させる試験用シミュレー
タと、上記試験用シミュレータにより上記タスクが実際
に試験運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測
定装置と、上記試験装置により生成される架空の事象の
生成タイミングに変化を付与し得るタイミング調整器と
を備えて成る。請求項2記載の発明は、予め目標設定さ
れた仕事を事象の時系列的な変化を認識しつつタイミン
グを計って進める計算機におけるソフトウエアの各タス
クを試験する計算機の試験装置であって、仕事の目標設
定に関連する所要の情報入力に基づき仕事の実際上の内
容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生成する試験装
置と、上記試験装置が生成する上記架空の事象に基づき
上記各タスクを実際に起動させて各タスクの模擬的な試
験運転を実行させる試験用シミュレータと、上記試験用
シミュレータにより上記タスクが実際に試験運転される
時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装置と、上記試
験装置により生成される架空の事象を時系列的に配列し
た仕事の順番を変更し得る変更設定装置とを備えて成
る。 請求項3記載の発明は、予め目標設定された仕事を
事象の時系列的な変化を認識しつつタイミングを計って
進める計算機におけるソフトウエアの各タスクを試験す
る計算機の試験装置にあって、仕事の目標設定に関連す
る所要の情報入力に基づき仕事の実際上の内容を認識し
構成し架空の事象を擬似的に生成する試験装置と、上記
試験装置が生成する上記架空の事象に基づき上記各タス
クを実際に起動させて各タスクの模擬的な試験運転を実
行させる試験用シミュレータと、上記試験用シミュレー
タにより上記タスクが実際に試験運転される時の計算機
の負荷率を測定する負荷測定装置と、上記事象の内容を
調整し得る動作調整装置とを備えて成る。 請求項4記載
の発明は、予め目標設定された仕事を事象の時系列的な
変化を認識しつつタイミングを計って進める計算機にお
けるソフトウエアの各タスクを試験する計算機の試験装
置にあって、仕事の目標設定に関連する所要の情報入力
に基づき仕事の実際上の内容を認識し構成し架空の事象
を擬似的に生成する試験装置と、上記試験装置が生成す
る上記架空の事象に基づき上記各タスクを実際に起動さ
せて各タスクの模擬的な試験運転を実行させる試験用シ
ミュレータと、上記試験用シミュレータにより上記タス
クが実際に試験運転される時の計算機の負荷率を測定す
る負荷測定装置とを備えて成り、さらに上記計算機に、
少なくとも予め目標設定された仕事を事象の時系列的な
変化を認識しつつタイミングを計って進めるソフトウエ
アを所持する計算機を伝送路を介し接続し、伝送負荷装
置で、上記各計算機同士を繋ぐ伝送路上の情報伝送時の
負荷状況を測定し得るようにした。 請求項5記載の発明
は、予め目標設定された仕事を事象の分散化された時系
列的な変化を認識しつつタイミングを計って進める分散
システム化された複数の計算機におけるソフトウエアの
各タスクを試験する計算機の試験装置にであって、仕事
の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事の実
際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生成す
る試験装置と、上記試験装置が生成して所要の条件に基
づき分散され供給された上記架空の事象に基づき上記1
つの計算機の各タスクを独立に実際に起動させて各タス
クの模擬的な試験運転を実行させる上記各計算機に備え
られた複数の試験用シミュレータと、上記1つの試験用
シミュレータにより上記1つの計算機のタスクが実際に
試験運転される時の当該1つの計算機の負荷率を測定す
る上記各計算機に備えられた複数の負荷測定装置と、上
記各計算機同士を繋ぐ伝送路上の情報伝送時の負荷状況
を測定する伝送負荷装置と、上記各計算機の負荷率を比
較し得る負荷比較判定機能とを備えて成る。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づき説明する。図1は本発明の第1実施形態の構成を
示すブロック図であり、図中、1は計算機で、図示しな
いCPU等を備えており、入出力装置(PIO)3を介
しプラント(本実施形態では鉄鋼プラント)5との間で
各種制御信号や各種情報の送受信を行うべく構成されて
いる。
【0015】この計算機1は、各種情報を表示する表示
部(CRT)7、入力するタイプライタ(TW)9、記
録するディスク(DISK)11の他、後述する試験装
置との間の情報通信を司る試験装置インターフェイス1
3、試験装置から転送される各種情報に基づき動作し対
象システム(本実施形態の場合、鉄鋼プラントの仕事、
つまり従来の如くラインの動作、各スタンドの動作等を
制御するソフトウエア)15の試験を実行する試験用シ
ミュレータ17、及び、試験装置インターフェイス13
と対象システム15と試験用シミュレータ17との間の
信号入出力を司るプロセス入出力処理装置19を備えて
いる。
【0016】また、この計算機1は、詳しくは後述する
が、プラント5における仕事の目標設定に関連する所要
の情報入力(いわゆる初期設定:生産スケジュール)に
基づき仕事の実際上の内容(初期設定に従う動作設定:
目標スケジュール)を認識し構成し架空の事象(動作設
定に従う試験運転設定:搬送スケジューラ)を擬似的に
生成する試験装置21を備え、さらに、試験用シミュレ
ータ17により上記対称システム15のタスクが実際に
試験運転される時の計算機1の負荷率、つまりCPUの
負荷率を測定する負荷測定装置23を備えている。
【0017】試験装置21は、図2に示すように、生産
スケジュール機能25、スケジュール設定機能27、及
び、搬送スケジューラ入出力信号発生機能29から構成
されている。
【0018】生産スケジュール機能25は、例えばオペ
レータの操作で入力される情報入力、即ち図3に示す如
く目標の製品を作るための被圧延材のサイズ(投入材N
o、種類、スラブ厚、スラブ幅、スラブ長さ、製品厚、
製品幅、温度目標等)の情報から被圧延材のライン上の
処理方式の設定等を含む生産スケジュール(各種計画設
定)を各被圧延材毎に複数順番に生成する。
【0019】スケジュール設定機能27は、生産スケジ
ュールに基づき実際のライン上の各種生産機械(被圧延
材の搬送装置や圧延機としての各スタンド等)の動作設
定、つまりスケジュール設定(圧延スケジュールの設
定)を行う。一例としてライン速度、移送方向、また各
スタンドの回転速度、圧下量、温度、圧力等が設定され
る。スケジュール設定には生産スケジュールによる各種
数値(図3参照)、及び予め定められた所要の数式が用
いられる。
【0020】搬送スケジューラ入出力信号発生機能29
は、上記スケジュール設定(つまり圧延スケジュール設
定)のうち、特に被圧延材のサイズ、速度、製品のサイ
ズ、速度等を認識し、これらの情報から図4に示す如
く、搬送スケジューラを作成し、例えば被圧延材の所要
の状態(即ち事象の変化)毎に計算機1の試験用シミュ
レータ17に対しいわゆる各タスクの動作条件(事象の
変化)ともなる入出力信号を発生し転送する。
【0021】図4に搬送スケジューラの一例をグラフ化
して示し、横軸にはライン上の各種生産機械の一部を動
作順に配し、縦軸には時間の経過を配している。各圧延
材は各時間0,t1,tn,tn+1の時点でライン上を出
発するものであり、例えば1本目の被圧延材は加熱路
F’CEを等速度で通過した後に時間tRでその先端が
最初の圧延機Rに進入し、かつその尾端が圧延機Rに進
入して所定時間(短時間)が経過した時にラインを逆移
送し、再び尾端が圧延機Rに進入して所定時間(短時
間)が経過した時にラインを逆転し正移送する。ここで
対象システム15の各タスクの動作条件(事象の変化)
ともなる入出力信号の発生は、例えば一例として、先
ず、被圧延材の先端が加熱路F’CEの出口を通過した
時に1回、先端が最初の圧延機Rに進入した時に1回、
尾端が圧延機Rに進入して所定時間(短時間)が経過し
た時に1回、再び尾端が圧延機Rに進入して所定時間
(短時間)が経過した時に1回、そして、正移送で先端
が圧延機Rに進入した時に1回、次いで尾端が圧延機R
に進入した時に1回となる。尚、各入出力信号の発生に
は、ライン上に実際にあるべきセンサの種類に対応して
種別を異ならせることが当然可能であり、試験用シミュ
レータ17はその変化を認識し対象システム15を試験
運転するものと考えて良い。
【0022】試験用シミュレータ17は、例えば、尾端
が第1回目に最初の圧延機Rに進入して所定時間が経過
した時を認識した時に対象システム15に対しラインを
逆移送させること、及び圧延機Rを逆回転させることを
制御すべきタスクの起動を認識させる。また、尾端が第
2回目に最初の圧延機Rに進入して所定時間が経過した
時を認識した時に対象システム15に対しラインを正移
送させること、及び圧延機Rを正回転させることを制御
すべきタスクの起動を認識させる。また、尾端が第3回
目に最初の圧延機Rに進入して所定時間が経過した時を
認識した時に対象システム15に対しラインの流れを例
えば加速させることを制御すべきタスクの起動を認識さ
せる。また、例えば尾端が第2回目に最初の圧延機Rに
進入した時を認識した時に対象システム15に対し次ぎ
の第2本目の被圧延材をライン上に出発させることを制
御すべきタスクの起動を認識させる。
【0023】一方、圧延機Rの通過を終えた被圧延材は
スタンドF1に進入し、さらに後続の各スタンドを随時
通過した後に、巻取り機DCに巻取られる。ここで対象
システム15の各タスクの動作条件(事象の変化)とも
なる入出力信号の発生は、例えば一例として、先ず、被
圧延材の先端がスタンドF1に進入する前の適当な位置
で1回、先端がスタンドF1に進入した時に1回、次い
で被圧延材の先端が後続の各スタンドに進入した時に各
々1回、また被圧延材の尾端が各スタンドに進入した時
に各々1回となる。この場合も、各入出力信号の発生に
は、ライン上に実際にあるべきセンサの種類に対応して
種別を異ならせることが当然可能である。
【0024】試験用シミュレータ17は、例えば、先端
が先頭のスタンドF1に進入する前の適当な位置を通過
した時を認識した時に対象システム15に対しラインの
流れを例えば減速させることを制御すべきタスクの起動
を認識させる。またこの時点では、既に試験装置21か
ら各スタンドF1〜Fの動作を適切な動作に決定すべき
指令(入出力信号の発生)が成されており、対象システ
ム15に対し各スタンドF1〜Fの動作を適切な動作に
制御すべきタスクの起動を認識させる。また、尾端が最
終スタンドFを通過した時を認識した時に対象システム
15に対しラインの流れを例えば加速させることを制御
すべきタスクの起動を認識させる。尚、ラインは、各生
産機械間で速度を変更することが一般に可能である。
【0025】この他の被圧延材(第2本目から第N+1
本目の被圧延材)の製品目標へ向けての制御、つまり搬
送スケジューラも上述と同様に設定されるものであるの
で、詳しい説明は省略する。
【0026】試験装置21の処理の流れは図5に示すフ
ローチャートの如く、初めにステップ501で、生産ス
ケジュール機能25を起動し予め入力された図3に示す
生産スケジュールデータにより圧延スケジュール作成に
必要なデータを編集する。この編集には、例えば第1本
目の被圧延材に対応する場合、順番に1、投入材Noに
N1、種類にx1、重量にM1の如く第1行目の情報が
利用される。次いでステップ502で、スケジュール設
定機能27を起動し上記圧延スケジュール作成に必要な
データに基づき搬送スケジュール作成に必要なデータを
編集する。ここでは各スタンドの動作として圧下量、圧
力、回転速度、ラインの動作として速度、加減速率、ま
た被圧延材の状態として各スタンド出側での板厚、板幅
の情報の作成を行うことになる。次いでステップ503
で、搬送スケジューラ入出力信号発生機能29を起動し
電気側搬送制御用シーケンスのタイマ、変速点等から事
象の変化を起こす時点を認識し、これにより上述した一
例の如く搬送スケジュールを作成する。また搬送スケジ
ュールを作成すると、試験開始の認識と共に、例えばそ
の搬送スケジュールの運転を実際に行うべく時間的変化
を追って事象の変化、つまり入出力信号の発生のタイミ
ング、及びその内容を知って試験用シミュレータ17へ
転送することになる。
【0027】以上の如く試験装置21が動作した場合、
試験用シミュレータ17が搬送スケジューラ入出力信号
発生機能29から転送された入出力信号を認識し、対象
システム15を試験運転することは上述した通りであ
る。この状態に至ると、負荷測定装置23が駆動してお
り、対象システム15が試運転される時の計算機1のC
PUの負荷率が計測されることになる。その計測結果は
表示部7に表示したり、ディスク11に記憶しても良
い。
【0028】本実施形態では、プラント5における仕事
の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事の実
際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生成す
る試験装置21と、試験装置21からの情報で対象シス
テム15を試験運転する試験用シミュレータ17と、試
験用シミュレータ17により対称システム15のタスク
が実際に試験運転される時の計算機1の負荷率、つまり
CPUの負荷率を測定する負荷測定装置23とを備えた
から、実際上の仕事、つまり実際上の事象の変化を具体
的かつ厳密に予想し、これにより対象システム15とし
てのソフトウエアの適切な試験を行うことができ、結果
として試験に対する信頼性を大きく向上させることがで
きる。
【0029】図6は本発明の第2実施形態の要点の構成
を示すブロック図であり、図2に示した部分と同一部分
には同一符号を付し説明を省略する。本実施形態では試
験装置21に対しタイミング調整器31を設置した点の
み第1実施形態と相違する。
【0030】タイミング調整器31は、搬送スケジュー
ラ入出力信号発生機能29が作成した搬送スケジューラ
の内容を認識し、対象システム15としてのソフトウエ
アの各タスクの動作条件(事象の変化)ともなる各種の
入出力信号の発生タイミングを調整する機能を備えてい
る。
【0031】タイミング調整器31は、例えばキーボー
ド等の入力操作手段からの入力操作に応じて機能するこ
とが可能で、その入力操作により搬送スケジューラ入出
力信号発生機能29が作成した搬送スケジューラの内容
を任意に変更し、これにより各種の入出力信号の発生タ
イミングを時間的に前後にずらすことができる。具体的
には、例えば、一旦、搬送スケジューラ入出力信号発生
機能29が作成した搬送スケジューラの内容を表示部
(CRT)7に例えば図4に示すような状態で表示した
後に、その表示を参照しながら上述の入力操作を行うこ
とで、搬送スケジューラの内容を任意に変更し、これに
より各種の入出力信号の発生タイミングを時間的に前後
にずらすことができる。
【0032】例えば、図7に示す如く、ライン上の定位
置にあるセンサ42,43から被圧延材の先端、または
尾端を通過する通過信号を入手することによりプラント
5の処理が異なる場合がある。先端が搬送ローラ41の
回転でセンサ42の位置に移送された時点、または尾端
がセンサ43の位置を通過した時点のうち、どちらかが
早いタイミングにおいて処理を行う場合があり、この関
係から被圧延材の長さを正確に模擬しておく必要があ
る。図7でケース1は、ライン上に長さの比較的短い被
圧延材44を移送させた場合を示しており、ケース2
は、ライン上に長さの比較的長い被圧延材45を移送さ
せた場合を示している。ケース1の場合、例えば被圧延
材44の先端がセンサ43を通過し、続いて尾端がセン
サ43を通過した時点が所要の処理(ラインの加速、ま
たは減速等)を開始するタイミング等となり、ケース2
の場合、例えば被圧延材45の先端がセンサ42を通過
し、続いて尾端がセンサ43を通過した時点が所要の処
理(ラインの加速、または減速等)を開始するタイミン
グ等となることがある。このことから明らかな通り、タ
イミング調整器31で搬送スケジューラの内容から被圧
延材の長さを変更する操作を行った場合、各種の入出力
信号の発生タイミングを時間的にずらすことが可能とな
る。
【0033】本実施形態では、試験装置21に対し対象
システム15としてのソフトウエアの各タスクの動作条
件(事象の変化)ともなる各種の入出力信号の発生タイ
ミングを調整するタイミング調整器31を備えたから、
搬送スケジューラの内容を事実上変更し各種の入出力信
号の発生タイミングを時間的にずらすことができる。
【0034】図8は本発明の第3実施形態の要点の構成
を示すブロック図であり、図2に示す部分と同一部分に
は同一符号を付し説明を省略する。本実施形態では試験
装置21に対し変更設定装置47を設置した点のみ第1
実施形態と相違する。
【0035】変更設定装置47は、生産スケジュール機
能25が第1実施形態で述べた生産スケジュールを1か
らNまで複数順番に生成した場合、その生産スケジュー
ル1〜Nの順番を任意に変更する機能を備える。
【0036】変更設定装置47は、例えばキーボード等
の入力操作手段からの入力操作に応じて機能することが
可能で、その入力操作により生産スケジュール1〜Nの
順番を任意に変更することができる。具体的には、例え
ば、一旦、生産スケジュール機能25が作成した生産ス
ケジュール1〜Nの内容、または生産スケジュール1〜
Nの目次を表示部(CRT)7に表示した後に、その表
示を参照しながら上述の入力操作を行うことで、生産ス
ケジュールの順番を任意に変更することができる。
【0037】本実施形態では、試験装置21に対しその
生産スケジュール1〜Nの順番を任意に変更する変更設
定装置47を備えたから、同じ生産スケジュールに関す
る搬送スケジューラに基づく対象システム15の試験を
繰り返し行うこともできるし、あるいはレイアウトを変
更して実際上のプラント5の運行(実操業)にあり得る
予測し得ない事態をも模擬することができる。
【0038】図9は本発明の第4実施形態の要点の構成
を示すブロック図であり、図2に示す部分と同一部分に
は同一符号を付し説明を省略する。本実施形態では試験
装置21に対し動作調整装置51を設置した点のみ第1
実施形態と相違する。
【0039】動作調整装置51は、プラント5側にあり
プラント5の各生産機械の動作を制御する、いわゆる生
産機械の動作タイミング等を制御する電気側シーケンサ
49との接続関係を有しており、電気側シーケンサ49
においていわゆる生産機械の動作タイミング等を制御す
るべく設けらる各種駆動タイマの設定状況を認識し、そ
の認識に基づき搬送スケジューラ入出力信号発生機能2
9が生成する搬送スケジューラを変更する機能を備え
る。具体的には、電気側シーケンサ49の各種駆動タイ
マの設定状況を認識して、搬送スケジューラに設定され
ている対象システム15の各タスクの動作条件(事象の
変化)ともなる入出力信号の出力タイミングを電気側シ
ーケンサ49の各種駆動タイマの設定状況に対応させて
変更するものである。
【0040】本実施形態では、試験装置21に対し搬送
スケジューラの各種入出力信号の出力タイミングを電気
側シーケンサ49の各種駆動タイマの設定状況に対応さ
せて変更する動作調整装置51を備えたから、実際上の
プラント5の運行(実操業)に近似した事態を模擬する
ことができる。
【0041】図10は本発明の第5実施形態の構成を示
すブロック図であり、図1に示す部分と同一部分には同
一符号を付し説明を省略する。本実施形態では第1実施
形態の計算機1に対し伝送路53を介し計算機55を接
続し、試験装置21を計算機55にも接続し、かつ、伝
送路53に伝送負荷装置57を接続した点が主に第1実
施形態と相違する。
【0042】伝送路53は計算機1,55間の双方向通
信を可能にする伝送路であり、計算機55は計算機1と
全く同様の構成を採用し図示しないが表示部(CR
T)、タイプライタ(TW)、ディスク(DISK)を
も備えているものと考えて良い。一方、伝送負荷装置5
7は伝送路53に情報が伝送された時の伝送路53の負
荷の状況を計測し、計測結果を例えば試験装置21を経
由し計算機1,55のいずれかの表示部7等に表示した
り、ディスク11等に記録したりすることを可能にす
る。
【0043】また本実施形態の場合、試験装置21は、
図示しないが、第1実施形態で説明した各機能25,2
7,29に加えて、第1に計算機1,55のいずれか、
または双方に所要の情報(例えばディスク内の情報)を
他方の計算機へ転送させることを指令する入出力信号を
発生し転送する機能を備えている。この機能は搬送スケ
ジューラ入出力信号発生機能29に構成することが可能
であるが、この機能を使用する場合、対象システム15
にその仕事を実行するタスクを備えていることを前提と
する。即ちこの仕事も対称システム15が実行するもの
とする。第2に負荷測定装置23に接続されており、負
荷測定装置23の動作を制御したり、その測定結果を収
集したりする機能を備えている。収集結果は計算機1,
55のいずれかの表示部7等に表示したり、ディスク1
1等に記録したりすることが可能である。第3に伝送負
荷装置57に接続されており、伝送負荷装置57の動作
を制御したり、その測定結果の内容を収集し分析したり
する機能を備えている。収集結果は計算機1,55のい
ずれかの表示部7等に表示したり、ディスク11等に記
録したりすることが可能である。
【0044】本実施形態では、第1実施形態の作用、効
果に加えて、計算機1,55間を繋ぐ伝送路53の負荷
の状況を計測する伝送負荷装置57を備えたから、伝送
路53の負荷の状況をも試験することができる。
【0045】図11は本発明の第6実施形態の構成を示
すブロック図であり、図10に示す部分と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。本実施形態の場合、計
算機55に対し負荷測定装置61を接続した点が主に第
5実施形態と相違する。
【0046】本実施形態の場合、計算機1,55は分散
システム化されたものであり、例えば各計算機1,55
が所有する対象システム15等のうち片方の対象システ
ムを利用し、プラント5における目標設定に向う1つの
仕事を各計算機1,55で適宜分散して処理することが
可能である。
【0047】負荷測定装置61は、計算機55の試験用
シミュレータ(図示せず)により計算機55の対称シス
テム(図示せず)のタスクが実際に試験運転される時の
計算機55の負荷率、つまりそのCPUの負荷率を測定
する。
【0048】一方、試験装置21は、図示しないが、第
1実施形態で説明した各機能25,27,29に加え
て、第1に各計算機1,55に対しプラント5の制御に
関して分散処理を実行すべきことを指令する入出力信号
を発生し転送する機能を備えている。また第2に各計算
機1,55に分散処理を実行させる時に負荷測定装置2
3,61に対し動作を実行させる機能を備えている。ま
た第3に各負荷測定装置23,61が測定した各計算機
1,55の負荷率を収集し両者を比較する機能(負荷比
較判定機能)を備えている。
【0049】上記第3の機能で各負荷測定装置23,6
1が測定した各計算機1,55の負荷率を収集し比較し
た場合、各計算機1,55の負荷率のバランス具合がプ
ラント5のどのような搬送状況に対応しているか判定す
ることができ、結果として試験段階での効率化を図るこ
とができる。また計算機1の負荷PA(TN)と計算機5
5の負荷PB(TN)とを比較した結果、その差が所定の
定数P0よりも大きくなれば、つまり |PA(TN)−PB(TN)|>P0 であれば、その信号入力のポイントでのデータ信号(イ
ベント信号)を記憶し、後にどのようなタスクの起動に
よるものか判定することもできる。
【0050】本実施形態では、第5実施形態の作用、効
果に加えて、分散システム化された各計算機1,55に
負荷測定装置23,61を備えたから、分散処理中の各
計算機1,55の負荷率を同時に測定することができ
る。また試験装置21に対し各負荷測定装置23,61
が測定した各計算機1,55の負荷率を比較する機能を
備えたから、各計算機1,55の負荷率のバランス具合
を把握したり、またその状態がプラント5においてどの
ような搬送状況に対応しているか、そしてどのようなタ
スクの起動によるものか判定することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、仕事の実
際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生成す
る試験装置と、上記架空の事象に基づき各タスクを実際
に起動させる試験用シミュレータと、タスクが実際に試
験運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装
置と、試験装置により生成される架空の事象の生成タイ
ミングに変化を付与し得るタイミング調整器とを備えた
ことにより、仕事を遂行するソフトウエアを試験する際
に、実際上の仕事、つまり実際上の事象の変化を具体的
かつ厳密に予想し、これによりソフトウエアの適切な試
験を行うことができ、また、試験装置が生成する架空の
事象の発生タイミングを変更することができる。 請求項
2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の構成に加
えて、試験装置により生成される架空の事象を時系列的
に配列した仕事の順番を変更し得る変更設定装置を備え
たことにより、実際上の仕事の運行(実操業)にあり得
る予測し得ない事態をも模擬して試験することができ
る。 請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明
の構成に加えて、試験装置により生成される架空の事象
の内容を調整し得る動作調整装置を備えたことにより、
予想外の事象の変化に対応した試験を行うことができ
る。 請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明
の構成に加えて、複数の計算機同士を伝送路を介し接続
し、伝送負荷装置で、各計算機同士を繋ぐ伝送路上の情
報伝送時の負荷状況を測定し得るようにしたことによ
り、伝送路の負荷の状況をも試験することができる。
求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の構成
に加えて、各計算機を分散システム化し、各計算機に負
荷測定装置を備え、負荷比較判定機能で各計算機の負荷
率を比較し得るようにしたことにより、各計算機の負荷
率のバランス具合を把握したり、またその状態がどのよ
うな事象の変化に対応しているか、そしてどのようなタ
スクの起動によるものか判定することができる。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 第1実施形態の試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 第1実施形態で使用する生産スケジュールの
一例を示す図である。
【図4】 第1実施形態で使用する搬送スケジュールの
一例を示す図である。
【図5】 第1実施形態の試験装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 第2実施形態の試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 本発明の仕事の一例を示す図である。
【図8】 第3実施形態の試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 第4実施形態の試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】 本発明の第5実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】 本発明の第6実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,55 計算機、5 プラント、15 対象システム
(ソフトウエア)、17 試験用シミュレータ、21
試験装置、23,61 負荷測定装置、25 生産スケ
ジュール機能、27 スケジュール設定機能、29 搬
送スケジューラ入出力信号発生機能、31 タイミング
調整器、47 変更設定装置、51 動作調整装置、5
3 伝送路、57 伝送負荷装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−25246(JP,A) 特開 平2−121039(JP,A) 特開 平4−188233(JP,A) 特開 平3−182940(JP,A) 特開 平6−139226(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/34 G05B 23/00 - 23/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め目標設定された仕事を事象の時系列
    的な変化を認識しつつタイミングを計って進める計算機
    におけるソフトウエアの各タスクを試験する計算機の試
    験装置であって、 仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事
    の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生
    成する試験装置と、 上記試験装置が生成する上記架空の事象に基づき上記各
    タスクを実際に起動させて各タスクの模擬的な試験運転
    を実行させる試験用シミュレータと、 上記試験用シミュレータにより上記タスクが実際に試験
    運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装置
    と、 上記試験装置により生成される架空の事象の生成タイミ
    ングに変化を付与し得るタイミング調整器と、 を備えて成る計算機の試験装置。
  2. 【請求項2】 予め目標設定された仕事を事象の時系列
    的な変化を認識しつつタイミングを計って進める計算機
    におけるソフトウエアの各タスクを試験する計算機の試
    験装置であって、 仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事
    の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生
    成する試験装置と、 上記試験装置が生成する上記架空の事象に基づき上記各
    タスクを実際に起動させて各タスクの模擬的な試験運転
    を実行させる試験用シミュレータと、 上記試験用シミュレータにより上記タスクが実際に試験
    運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装置
    と、 上記試験装置により生成される架空の事象を時系列的に
    配列した仕事の順番を変更し得る変更設定装置と、 を備えて成る計算機の試験装置。
  3. 【請求項3】 予め目標設定された仕事を事象の時系列
    的な変化を認識しつつタイミングを計って進める計算機
    におけるソフトウエアの各タスクを試験する計算機の試
    験装置であって、 仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事
    の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生
    成する試験装置と、 上記試験装置が生成する上記架空の事象に基づき上記各
    タスクを実際に起動させて各タスクの模擬的な試験運転
    を実行させる試験用シミュレータと、 上記試験用シミュレータにより上記タスクが実際に試験
    運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装置
    と、 上記事象の内容を調整し得る動作調整装置と、 を備えて成る計算機の試験装置。
  4. 【請求項4】 予め目標設定された仕事を事象の時系列
    的な変化を認識しつつタイミングを計って進める計算機
    におけるソフトウエアの各タスクを試験する計算機の試
    験装置であって、 仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事
    の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生
    成する試験装置と、 上記試験装置が生成する上記架空の事象に基づき上記各
    タスクを実際に起動させて各タスクの模擬的な試験運転
    を実行させる試験用シミュレータと、 上記試験用シミュレータにより上記タスクが実際に試験
    運転される時の計算機の負荷率を測定する負荷測定装置
    と、 を備えて成り、 さらに上記計算機に、少なくとも予め目標設定された仕
    事を事象の時系列的な変化を認識しつつタイミングを計
    って進めるソフトウエアを所持する計算機を伝送路を介
    し接続し、 伝送負荷装置で、上記各計算機同士を繋ぐ伝送路上の情
    報伝送時の負荷状況を測定し得るようにした計算機の試
    験装置。
  5. 【請求項5】 予め目標設定された仕事を事象の分散化
    された時系列的な変化を認識しつつタイミングを計って
    進める分散システム化された複数の計算機におけるソフ
    トウエアの各タスクを試験する計算機の試験装置であっ
    て、 仕事の目標設定に関連する所要の情報入力に基づき仕事
    の実際上の内容を認識し構成し架空の事象を擬似的に生
    成する試験装置と、 上記試験装置が生成して所要の条件に基づき分散され供
    給された上記架空の事象に基づき上記1つの計算機の各
    タスクを独立に実際に起動させて各タスクの模擬的な試
    験運転を実行させる上記各計算機に備えられた複数の試
    験用シミュレータと、 上記1つの試験用シミュレータにより上記1つの計算機
    のタスクが実際に試験運転される時の当該1つの計算機
    の負荷率を測定する上記各計算機に備えられた複数の負
    荷測定装置と、 上記各計算機同士を繋ぐ伝送路上の情報伝送時の負荷状
    況を測定する伝送負荷装置と、 上記各計算機の負荷率を比較し得る負荷比較判定機能
    と、 を備えて成る計算機の試験装置。
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