JP3209738B1 - インナーウェア - Google Patents

インナーウェア

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JP3209738B1
JP3209738B1 JP2001115763A JP2001115763A JP3209738B1 JP 3209738 B1 JP3209738 B1 JP 3209738B1 JP 2001115763 A JP2001115763 A JP 2001115763A JP 2001115763 A JP2001115763 A JP 2001115763A JP 3209738 B1 JP3209738 B1 JP 3209738B1
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Abstract

【要約】 【課題】 インナーウェアの内面に編み組織を変えて形
成された凹凸部により肌を刺激してマッサージ効果と共
に、皮下脂肪や贅肉の減少を促す。 【解決手段】 インナーウェアの内面部に編み組織の異
なる凸部6と凹部が互い違いに編成されており、各凹部
は交互に深い凹部7と浅い凹部8に編成されている構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として女性用の
インナーウェアに関するもので、さらに詳しくは、ボデ
ィにフィットさせた状態で着用する、例えば、タンクト
ップ、ウエストニッパー、ボディスーツ、パンツ、ガー
ドル、スパッツ、パンティストッキング、タイツ、レオ
タード、水着など外観優美な伸縮性編地からなるインナ
ーウェアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】女性の身体は、年齢の経過と共に腹部、
腰部、大腿部などに贅肉あるいは皮下脂肪などが付き、
肌が弛んで身体のシルエットが崩れ美しいボディライン
を保持することができないことから、補正下着を着用し
て体形を整容することが行なわれている。
【0003】例えば、代表的な女性用インナーウェアの
ガードルは、ウェスト部位から下の下肢体、つまり腰
部、腹部、臀部、大腿部などを体型的に美しく整えるた
めに着用するものであり、突き出た下腹部を押さえて引
っ込ませると同時に、下がり気味の臀部を持ち上げて自
然な丸みを持たせる機能を有しており、美しいボディラ
インを作るので多くの女性が着用している。
【0004】ところが、最近そのような体形の整容だけ
を目的としたガードルでなく、着用するとその内面部に
設けた波形の隆起部で肌を刺激してマッサージ作用を生
じさせて爽快効果やリラックス効果を発揮させる着心地
の良いガードルが提案されている。
【0005】そのようなガードルとしては、例えば、特
開平11−152607号公報に開示されたものが知ら
れている。すなわち、このガードルは、内面部に編成さ
れたタック編みからなる多数条の波形の隆起部を設け、
身体が動くたびにその波形の隆起部が肌を適度に押圧刺
激してマッサージ作用を生じさせて爽快効果とリラック
ス効果を発揮させると言うものである。
【0006】そのガードルは、図15に示すように、ガ
ードルGの内面の身体にフィットする部分に、タック編
からなる多数条の伸縮変形可能な交互の波形の隆起部
W,W……Wを連続的に列設編成して構成されており、
装着者が運動などで身体を動かした時に、この波型の隆
起部W,W……Wが伸縮変形する作用により、隆起部に
フィットしている肌を適度に加圧してマッサージ効果、
爽快効果、リラックス効果を付与するように構成されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、タック編みからなる多数条の伸縮変形可能
な波形の隆起部W,W……Wは、図16の簡略図に示す
ように、必要箇所の全体にわたって間断なく連続に列設
されているため、着用者の身体の運動作用により引っ張
られた上記隆起部Wは、図17に示すように、過剰に伸
長されて、運動中に隆起部Wの隆起高さが一時的であっ
ても著しく低くなり、したがって隆起郡部W,W……W
によるマッサージ効果、爽快効果を十分に発揮し得ない
場合を生じると言った問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として研究開発されたもので、インナーウェアの内面
に編み組織を変えて形成された凹凸部により肌を刺激し
てマッサージ効果と共に、皮下脂肪や贅肉の減少を促す
インナーウェアを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸縮性編地か
らなるインナーウェアであって、その内面部の身体にフ
ィットする部分の所要の部位に編み組織の異なる凸部と
凹部が互い違いに編成されており、各凹部は交互に深い
凹部と浅い凹部に編成されている。
【0010】上記構成によれば、インナーウェアを着用
したときに、身体が動くたびに内面部の凸部と凹部が肌
に刺激を与えてマッサージ作用をして新陳代謝を促進し
て血流をよくする。また、凸部と深い凹部または浅い凹
部とにより贅肉や皮下脂肪が挟まれ、こうした挟着作用
が身体が動くたびに繰り返し行なわれることにより、贅
肉や皮下脂肪が自然に減少されるという作用効果を奏す
る。
【0011】特に、深い凹部と浅い凹部の深さの違いに
より挟着力が異なるので皮下脂肪の減少に一層の効果が
ある。また、インナーウェアを着用したときに凸部によ
って押し出された贅肉や皮下脂肪は浅い凹部や深い凹部
に移動するが、浅い凹部が贅肉や皮下脂肪で満たされた
状態にあっても、深い凹部では贅肉や皮下脂肪の層の上
に空気層が残存した状態が確保されるため、インナーウ
ェアの通気性がよくなり圧迫感も緩和されるため、爽快
で良好な装着感が得られる。更には、深い凹部や浅い凹
部に空気が入り断熱効果を生じるため、防寒用インナー
ウェアとして利用することも可能となる。
【0012】上記インナーウェアにおいて、上記深い凹
部は平編により編成され、上記浅い凹部は平編領域と第
1浮き編領域とがマトリクス状に配列された編み組織で
構成され、上記凸部は平編領域と第2浮き編領域とが交
互に並んだ編み組織で構成され、該第2浮き編領域は上
記第1浮き編領域に対し段数が多くなるように設定され
ている構成とすることができる。
【0013】この構成によれば、凸部が並列した第2浮
き編領域によって引っ張られる分だけ平編領域が裏側に
膨らんだ形態となり、又浅い凹部がマトリクス状に配列
された第1浮き編領域に引っ張られる分だけ平編領域が
裏側に膨らんだ形態となるが、第2浮き編領域は第1浮
き編領域に対し段数が多くなるように設定されているた
め、凸部の膨らみ量が浅い凹部の膨らみ量より大きくな
る。また、深い凹部は平編により編成されているため平
坦なままとなる。その結果、編み組織の裏側(内面)
は、凸部、深い凹部、浅い凹部の凹凸形状が確実に形成
され、この関係が維持される編み組織となる。これによ
り、上述した作用効果を確実に奏する。
【0014】着用時に上記深い凹部の外面側は略楕円形
状に伸張し、上記浅い凹部の外面側は略四角形に伸張す
るように編成されている構成にすると、外観において楕
円形が顕著に表れ従来にない美的でセンスのあるデザイ
ンのインナーウェアとすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施形態を示してお
り、1はガードル本体であり、このガードル本体1は左
右を別々に分離した状態で丸編し、その後、内側辺部同
志を縫着して接続することにより1つのガードルを構成
するものである。
【0017】このガードルは、ガードル本体1の上部開
口周縁部に横方向に伸縮性の高い広幅の伸縮ベルト2を
設けると共に、腹部と臀部を覆うパンティ布3、股部を
覆う伸縮編地の股布4、大腿部を覆う大腿布5とで構成
されている。
【0018】このガードル本体1は、ポリアミド、ポリ
ウレタンなどの伸縮性糸条およびコットン糸条などを使
用して、図1に示すガードル本体1のパンティ布3と大
腿布5の内面の周方向に、図7に示すように、編み組織
の異なる凸部6と凹部7,8が互い違いに編成されてお
り、各凹部は交互に深い凹部7と浅い凹部8(図8参
照)に編成されている。また、編み組織のおもて側(外
面)は、図5に示すように、凸部6、深い凹部7,凸部
6、浅い凹部8に対応する部分がこの順で互い違いに編
成された形態となっている。
【0019】より詳しくは、図10に示すように、深い
凹部7は平編により編成され、凸部6は1列20段の浮
き編領域(第2浮き編領域)R1と3列20段の平編領
域R2とが交互に並んだ編み組織で構成され、浅い凹部
8は2列2段の浮き編領域(第1浮き編領域)R3と2列
2段の平編領域R4とがマトリクス状に配列された編み
組織で構成されている。
【0020】尚、図10では、編み組織の説明をするた
めに編み組織を拡げた状態で表しているが、実際には、
凸部6は、1列20段の浮き編領域R1のループ61に
よって20段分が1段に引っ張られる分だけ平編領域R
2が裏側に膨らんだ形態となる。また、浅い凹部8は、
2列2段の浮き編領域R3の2つのループ81によって
2段分が1段に引っ張られる分だけ平編領域R4が裏側
に膨らんだ形態となる。これにより、編み組織の裏側
(内面)は、図12に示すように、凸部6、深い凹部
7,凸部6、浅い凹部8がこの順で互い違いに編成され
た形態となる。また、編み組織のおもて側(外面)は、
図11に示すように、凸部6、深い凹部7,凸部6、浅
い凹部8に対応する部分がこの順で互い違いに編成され
た形態となる。
【0021】そして、ガードルを身体に着用したとき
に、編み組織のおもて側(外面)は、図6及び図13に
示すように、凸部6の外面側はあまり変形せず、深い凹
部7の外面側は略楕円形状に伸張変形し、浅い凹部8の
外面側は略四角形状に伸張変形する。また、編み組織の
裏側(内面)は、図9及び図14に示すように、凸部6
はあまり変形せず、深い凹部7は略楕円形状に伸張変形
し、浅い凹部8は略四角形状に伸張変形する。
【0022】尚、上記のように深い凹部7が変形するの
は、凸部6が1列20段の浮き編領域R1のループ61
によって20段分が1段に引っ張られた状態が保持され
て伸張できないのに対し、深い凹部7が平編で編成され
ているため伸張が自由にできるため、深い凹部7の上下
左右の4方が凸部6で囲まれた状態において、伸張でき
ない凸部6に拘束されながら深い凹部7が伸張変形する
ことにより、結果として略楕円形状となる。
【0023】また、上記のように浅い凹部8が変形する
のは、凸部6が伸張できないのに対し、浅い凹部8が2
列2段の浮き編領域R3と2列2段の平編領域R4とが
マトリクス状に配列された編み組織で構成されているた
め略四角形状を維持しながら伸張変形するため、浅い凹
部8の上下左右の4方が凸部6で囲まれた状態におい
て、伸張できない凸部6に拘束されながら浅い凹部8が
伸張変形することにより、結果として略四角形状とな
る。
【0024】このようにして編成されたガードルは、こ
れを着用すると腹部から臀部および大腿部の内周面に形
成した凸部6が身体の部分に良くフィットして指圧作用
が働き肌が刺激されるので、血液やリンパ液の流れが促
進され、身体全体の新陳代謝機能を高めることができ、
健康増進に著しく寄与できることは勿論、次に述べる独
自の優れた効果を奏する。
【0025】すなわち、このガードルを着用すると、図
6及び図13に示すように、ガードルの外面において、
深い凹部7の外面側は略四角形が横方向に大きく伸張し
て略楕円形となって外観に顕著に現れ従来にない優美で
美的センスのあるガードルになり、女性用インナーウェ
アに適する。
【0026】一方、ガードルの内面においては、横長の
凸部6と深い凹部7または浅い凹部8とにより贅肉や皮
下脂肪が挟まれ、こうした挟着作用が身体が動くたびに
繰り返し行なわれることにより、贅肉や皮下脂肪が自然
に減少されるという作用効果を奏する。
【0027】特に、深い凹部7と浅い凹部8の深さの違
いにより挟着力が異なるので皮下脂肪の減少に一層の効
果がある。また、ガードルを着用したときに凸部6によ
って押し出された贅肉や皮下脂肪は浅い凹部8や深い凹
部7に移動するが、浅い凹部8が贅肉や皮下脂肪で満た
された状態にあっても、深い凹部7では贅肉や皮下脂肪
の層の上に空気層が残存した状態が確保されるため、ガ
ードルの通気性がよくなり圧迫感も緩和されるため、爽
快で良好な装着感が得られる。更には、深い凹部7や浅
い凹部8に空気が入り断熱効果を生じるため、防寒用と
して利用することも可能となる。
【0028】図2は本発明の第2の実施形態を示してお
り、上記第1の実施形態は大腿部まで被覆するガードル
であったが、この実施形態では大腿部から下の脚部の足
首部まで被覆するロングスパッツ11であり、ウエスト
部から足首部に至る前後の両内面に凹凸部を設けてい
る。その他の伸縮糸条の材質を含めて、基本的な編成方
法は第1の実施形態と同一であり、同一部分に同一符号
を符してある。
【0029】このようにして編成されたロングスパッツ
11は、これを着用すると上記第1の実施形態と同様の
作用効果に加えて、足首部まで深い凹部7の外面側の楕
円形が斜めに現れて美麗になると共に、脚部においても
マッサージ作用を発揮して脚の浮腫みや疲れをとること
ができる。
【0030】図3は本発明の第3の実施形態を示してお
り、上記第1、第2の実施形態は下半身に着用するもの
であったが、この実施形態では上半身に着用するタンク
トップ21に適用する例である。すなわち、タンクトッ
プ21の前身頃と後身頃の両内面に凹凸部を設けたもの
である。
【0031】このようにして編成されたタンクトップ2
1は、これを着用すると上記第1の実施形態と同様の作
用効果に加えて、肩や背中をマッサージする作用が働き
肩の凝りをとることができる。
【0032】さらに、図4は本発明の第4の実施形態を
示しており、上記第1、第2の実施形態は下半身に着用
するものであり、第3の実施形態は上半身に着用するも
のであったが、この実施形態では上半身と下半身を被覆
する水着31に適用する例である。すなわち、水着31
の前身頃と後身頃の両内面に凹凸部を設けたものであ
る。
【0033】このようにして編成された水着31は、こ
れを着用すると上記第1の実施形態および第3の実施形
態と同様の作用効果を生じる。
【0034】以上、本発明の主要な実施の形態の例につ
いて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、例えばガードルやロングスパッツの前
身頃の腹部をV字状に形成して腹部の押さえをきつくす
る形態とすることもできる。
【0035】また、上記では、編地全体を同じ糸材で編
成する例を示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、上述した浮き編領域R1のループ61
による引っ張り力を補強するために、ループ61を別の
高強度の糸材で編成する構成としてもよい。また、ルー
プ61と同様のループを追加してループを2重にして編
成する構成としてもよい。こうした構成は、浮き編領域
R3の2つのループ81についても同様のことが言え
る。
【0036】このように、本発明の目的を達成でき、か
つ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可
能であることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のインナーウェア
によれば、伸縮性編地からなり、その内面部の身体にフ
ィットする部分の所要の部位に編み組織の異なる凸部と
凹部が互い違いに編成されており、各凹部は交互に深い
凹部と浅い凹部に編成されているため、インナーウェア
を着用したときに、身体が動くたびに内面部の凸部と凹
部が肌に刺激を与えてマッサージ作用をして新陳代謝を
促進して血流をよくする。また、凸部と深い凹部または
浅い凹部とにより贅肉や皮下脂肪が挟まれ、こうした挟
着作用が身体が動くたびに繰り返し行なわれることによ
り、贅肉や皮下脂肪が自然に減少されるという作用効果
を奏する。
【0038】特に、深い凹部と浅い凹部の深さの違いに
より挟着力が異なるので皮下脂肪の減少に一層の効果が
ある。また、インナーウェアを着用したときに凸部によ
って押し出された贅肉や皮下脂肪は浅い凹部や深い凹部
に移動するが、浅い凹部が贅肉や皮下脂肪で満たされた
状態にあっても、深い凹部では贅肉や皮下脂肪の層の上
に空気層が残存した状態が確保されるため、インナーウ
ェアの通気性がよくなり圧迫感も緩和されるため、爽快
で良好な装着感が得られる。更には、深い凹部や浅い凹
部に空気が入り断熱効果を生じるため、防寒用インナー
ウェアとして利用することも可能となる。
【0039】このインナーウェアにおいて、深い凹部は
平編により編成され、浅い凹部は平編領域と第1浮き編
領域とがマトリクス状に配列された編み組織で構成さ
れ、凸部は平編領域と第2浮き編領域とが交互に並んだ
編み組織で構成され、この第2浮き編領域は第1浮き編
領域に対し段数が多くなるように設定されている構成に
すると、編み組織の裏側(内面)に凸部、深い凹部、浅
い凹部の凹凸形状が確実に形成され、この関係が維持さ
れる編み組織となるため、上述した作用効果を確実に奏
する。
【0040】着用時に上記深い凹部の外面側は略楕円形
状に伸張し、上記浅い凹部の外面側は略四角形に伸張す
るように編成されている構成にすると、インナーウェア
を着用すると、外観において楕円形が顕著に表れ従来に
ない美的でセンスのあるデザインとなり、特に女性用の
インナーウェアに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるガードルを示す
簡略斜視図である、
【図2】本発明の第2の実施形態であるロングスパッツ
を示す簡略斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施形態であるタンクトップを
示す簡略斜視図である、
【図4】本発明の第4の実施形態である水着を示す簡略
斜視図である。
【図5】本発明のインナーウェアの未装着時における編
地のおもて側(外面)を示す簡略説明図である。
【図6】本発明のインナーウェアの装着時における編地
のおもて側(外面)を示す簡略説明図である。
【図7】本発明のインナーウェアの未装着時における編
地の裏側(内面)の凹凸部を示す簡略説明図である。
【図8】図7のA−A線断面を示す断面図である。
【図9】本発明のインナーウェアの装着時における編地
の裏側(内面)の凹凸部を示す簡略説明図である。
【図10】本発明のインナーウェアの編み組織の構成例
を示す平面図である。
【図11】本発明のインナーウェアの未装着時における
編み組織のおもて側(外面)を示す拡大平面図である。
【図12】本発明のインナーウェアの未装着時における
編み組織の裏側(内面)を示す拡大平面図である。
【図13】本発明のインナーウェアの装着時における編
み組織のおもて側(外面)を示す拡大平面図である。
【図14】本発明のインナーウェアの装着時における編
み組織の裏側(内面)を示す拡大平面図である。
【図15】従来のガードルを示す簡略斜視図である。
【図16】伸張していない状態における従来の隆起部の
1部を示す説明図である。
【図17】伸張された状態における従来の隆起部の1部
を示す説明図である。
【符号の説明】
6 凸部 7 深い凹部 8 浅い凹部 R1 第2浮き編領域 R2,R4 平編領域 R3 第1浮き編領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A41B 11/14 A41B 11/14 A A41D 7/00 A41D 7/00 F (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41B 17/00 A41C 1/00 - 1/10 D04B 1/00 - 1/28 A41B 9/00 - 9/12 A41B 11/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性編地からなるインナーウェアであ
    って、その内面部の身体にフィットする部分の所要の部
    位に編み組織の異なる凸部と凹部が互い違いに編成され
    ており、各凹部は交互に深い凹部と浅い凹部に編成され
    ているインナーウエア。
  2. 【請求項2】 上記深い凹部は平編により編成され、上
    記浅い凹部は平編領域と第1浮き編領域とがマトリクス
    状に配列された編み組織で構成され、上記凸部は平編領
    域と第2浮き編領域とが交互に並んだ編み組織で構成さ
    れ、該第2浮き編領域は上記第1浮き編領域に対し段数
    が多くなるように設定されている請求項1記載のインナ
    ーウェア。
  3. 【請求項3】 着用時に上記深い凹部の外面側は略楕円
    形状に伸張し、上記浅い凹部の外面側は略四角形に伸張
    するように編成されている請求項1又は請求項2記載の
    インナーウェア。
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