JP3209150U - 幟旗のめくれ上がり防止器具 - Google Patents

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博彰 小森谷
博彰 小森谷
岩下 多計志
多計志 岩下
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株式会社田原屋
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Abstract

【課題】幟旗のまくれ上がりを防ぎ、作業効率のよい幟旗のめくれ上り防止器具を提供する。【解決手段】幟旗のめくれ上がり防止器具であって、略円筒形で幟旗の支柱10に着脱自在な内側取り付け部2と、内側取り付け部2を挟着自在な外側取り付け器具とを備える、内側取り付け部2は、内側取り付け部品22と内側取り付け部品24とに分離自在である幟旗のめくれ上がり防止器具である。【選択図】図3

Description

本考案は、幟旗のめくれ上がり防止器具に関する。
商店や不動産や遊戯場やお祭りなどの広告宣伝のために、縦長の幟旗が街中や店舗内で多数設置されている。しかし、屋外に幟旗を設置した場合、風が吹くと幟旗がめくれ上がってしまい幟旗に書かれている内容が読めなくなってしまう。
まくれ上がりを防止するために、幟旗のちぎれの部分に重りをホチキスや粘着テープで取り付け、重りの重量でまくれ上がりを防止するものが知られている(特許文献1)
特開2005−284200号公報
幟旗のちぎれの部分に重りをホチキスでつける場合、現地で作業するスタッフの作業負担が増え、時間がかかってしまう。また、幟旗に傷がついてしまうため、他の場所で幟旗を再利用することができない。
このため、幟旗のまくれ上がりを防ぎ、作業効率のより幟旗のめくれ上り防止器具を提供することを目的とする。
本考案は、幟旗のめくれ上がり防止器具であって、略円筒形で前記幟旗の支柱に着脱自在な内側取り付け器具と、前記内側取り付け器具を挟着自在な外側取り付け器具とを備え、内側取り付け器具は、複数の部材に分離自在である幟旗のめくれ上がり防止器具である。
さらに、本考案は、上記の幟旗のめくれ上がり防止器具であって、略Cの字状で前記支柱における前記内側取り付け器具の上方に着脱自在なストッパーを備える幟旗のめくれ上がり防止器具であっても良い。
本考案は、幟旗のまくれ上がりを防ぎ、作業効率のより幟旗のめくれ上り防止器具を提供することができる。
本考案にかかるめくれ上がり防止器具の一部を示す図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第一実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。 本考案にかかるめくれ上がり防止器具の第二実施形態の説明図である。
図1は、本考案にかかるめくれ上がり防止器具の一部を示す図である。めくれ上がり防止器具は、内側取り付け部2と、外側取り付け部4(図4参照)と、ストッパー6とを備える。内側取り付け部2は、略円筒状であり、2つの部品(内側取り付け部品22と内側取り付け部品24)に分離自在である。内側取り付け部2の内径は、支柱10に取り付けたとき回動自在な長さである。また、内側取り付け部2の周壁の上部と下部に凸部があり、水平方向から見た場合、英文字のHを90度回転したような形状に見える。なお、略H状の凹部分の幅は、好ましくは30mm以下が望ましい
内側取り付け部品22と内側取り付け部品24とは、弾力性のある素材で作られており、嵌合自在である。内側取り付け部2を幟旗1の支柱10に取り付けるときには、内側取り付け部品22と内側取り付け部品24に分離し、支柱10を挟みこむように、内側取り付け部品22と内側取り付け部品24を嵌合する。
ストッパー6は、弾力性のある素材で作られた略Cの字状の部材である。ストッパー6の内径は、支柱10を挟着可能な長さであり、挟着後は、摩擦によって位置が固定される。ストッパー6の外径は内側取り付け部2の外径よりも短い。
[第一実施形態]
図2から図9は、本考案の第一実施形態を表す。第一実施形態は、ちぎれのあるタイプの幟旗の場合である。まず、図2、図3に示すように、幟旗1の支柱10の下部において、内側取り付け部品22と内側取り付け部品24を嵌合し、内側取り付け部2を支柱10に取り付ける。このように、内側取り付け部2を支柱10に取り付けるために、幟旗を持ち上げることが不要になるばかりでなく、特殊な工具も不要なため、忙しいイベント設営時などにおいて幟旗を迅速に設置することが可能になる。また、幟旗を除去する際も、内側取り付け部2が分離可能なため、支柱10を外すことなく迅速に撤去することが可能である。
図4に示すように、内側取り付け部2を支柱10の上方に移動し、幟旗の一番下に位置するちぎれ30を内側取り付け部2のHの凹部に引っかける。さらに、ちぎれ30を挟み込むように、外側取り付け器具4を内側取り付け部2に挟着する(図5参照)。
図6に示すように、ストッパー6を支柱10の内側取り付け部2の上方に挟着する(図7参照)
図8の右側の幟旗は、本考案にかかるめくれ上り防止器具がない幟旗である。このため、風などにめくり上がってしまう。一方、左側の幟旗は、めくれ上り防止器具があるため、幟旗がめくり上がらない。具体的には、ちぎれ30が風で上方に移動しようとした場合、外側取り付け部4と内側取り付け部2が重りとなる。さらに、さらに強い風であっても、内側取り付け部2がストッパー6にあたり、上方に移動できない。
一方、内側取り付け部2は、回動自在に支柱10に付いているため、図9に示すように、幟旗は、向きを変えることが可能である。このため、風による幟旗の回転で、幟旗が支柱に絡みつくことを防止できる。
[第二実施形態]
図10から図15は、本考案の第二実施形態を表す。第二実施形態は、袋タイプの幟旗の場合である。図10に示すように、幟旗100の支柱110の袋300の下部において、内側取り付け部品22と内側取り付け部品24を嵌合し、内側取り付け部2を支柱110に取り付ける。
図12に示すように、内側取り付け部2を支柱10の上方に移動し、幟旗100の袋内部に移動する。さらに、幟旗100の袋300を上方に移動し、支柱110の内側取り付け部2の上方にストッパー6を取り付け、袋300を下げ、内側取り付け部2を覆う(図13参照)。
図14に示すように、幟旗100の袋300を挟み込むように、外側取り付け器具4を内側取り付け部2に挟着する(図15参照)。
このため、幟旗100の袋300が風で上方に移動しようとした場合、外側取り付け部4と内側取り付け部2が重りとなる。さらに、さらに強い風であっても、内側取り付け部2がストッパー6にあたり、上方に移動できない。
一方、内側取り付け部2は、回動自在に支柱10に付いているため、幟旗は、向きを変えることが可能である。このため、風による幟旗の回転で、幟旗が支柱に絡みつくことを防止できる。さらに、内側取り付け部2を支柱10に取り付けるために、幟旗を持ち上げることが不要になるばかりでなく、特殊な工具も不要なため、忙しいイベント設営時などにおいて幟旗を迅速に設置することが可能になる。また、幟旗を除去する際も、内側取り付け部2が分離可能なため、支柱10を外すことなく迅速に撤去することが可能である。
1 幟旗
2 内側取り付け部
4 外側取り付け部
6 ストッパー
10 支柱
22 内側取り付け部品
24 内側取り付け部品
30 ちぎれ
100 幟旗
110 支柱
300 袋

Claims (2)

  1. 幟旗のめくれ上がり防止器具であって、
    略円筒形で前記幟旗の支柱に着脱自在な内側取り付け器具と、
    前記内側取り付け器具を挟着自在な外側取り付け器具とを備え、
    前記内側取り付け器具は、複数の部材に分離自在である幟旗のめくれ上がり防止器具。
  2. 請求項1に記載の幟旗のめくれ上がり用器具であって、
    略Cの字状で前記支柱における前記内側取り付け器具の上方に着脱自在なストッパーを備える幟旗のめくれ上がり防止器具。
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