JP3208864U - アルミニウム合金製消火器 - Google Patents

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健二 大木
健二 大木
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Abstract

【課題】掛金を固定するバンドを省略することにより、低コストと作業性の向上を図ることができるアルミニウム合金製消火器を提供する。【解決手段】壁面8に設けられた受け部9に掛け止めして設置されるアルミニウム合金製消火器であって、消火器本体1の胴部2に、壁面8に設けられた受け部9に掛ける掛金3を溶接により固定して設けた。【選択図】図2

Description

本考案は、壁面に設けられた受け部に掛け止めして設置されるアルミニウム合金製消火器に関する。
住宅やビルなどの建物に、簡易に持ち運びでき使用できる消火器が用意されている。消火器の設置は、掃除や通行の邪魔にならず、また転倒を防ぎ、また、緊急時には容易に且つ速やかに取り出すことが肝要である。
建物における消火器の設置は、建物の壁面に設置するといったことが多く行われている。消火器を壁面に設置する手段として、壁面にフック或いは環状の受け部を設け、そして、消火器の胴部には、フック或いは環状の受け部に掛け止めする掛金を設け、消火器の掛金を壁面に設けた受け部に掛けるようにして、消火器を壁面に設置している(例えば、特許文献1参照。)。
従来、一般に消火器は鉄製であって、消火器に設ける掛金は溶接により固定して設けられていた。しかし、近年、軽量で錆びにくいといった面からアルミニウム合金製の消火器が多く使用されている。このアルミニウム合金製の消火器にあっては、その材料の物性上、鉄に比べ溶接が面倒であるといった認識があり、前記の掛金は図5に示すように、消火器Aの胴部Bに、バンドCを巻き付け、このバンドCにより掛金Dを設けるといった手段がとられている(例えば、特許文献2参照。)。
登録実用新案第3155496号公報 登録実用新案第3013568号公報
前述のアルミニウム合金製の消火器にあっては、壁面に設けられた受け部に掛け止めする掛金は、消火器の胴部にバンドを巻き付け、このバンドにより掛金を設けているため、消火器とは別個にバンドと掛金を用意しなければならないのでコストがかかり、また、消火器の胴部にバンドを巻き付けるといった作業が必要となり、手間がかかるといった問題がある。
本考案の目的は、掛金を固定するバンドを省略することにより、低コストと作業性の向上を図ることができるアルミニウム合金製消火器を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、壁面に設けられた受け部に掛け止めして設置されるアルミニウム合金製消火器であって、消火器本体の胴部に、壁面に設けられた前記受け部に掛ける掛金を溶接により固定して設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の、前記溶接はスポット溶接であることを特徴とする。
請求項1に記載のアルミニウム合金製消火器は、消火器本体の胴部に、壁面に設けられた前記受け部に掛ける掛金を溶接により固定して設けたので、従来のようなバンドと掛金を用意する必要がなく、また消火器の胴部にバンドを巻き付けるといった作業を必要としないので、消火器の低コストと作業性の向上を図ることができる。
請求項2に記載のアルミニウム合金製消火器は、請求項1に記載の、前記溶接はスポット溶接であるので、消火器本体の胴部に、掛金を割れの発生や溶接不良などの発生の無い状態で、容易に且つ確実に溶接することができる。
本考案に係るアルミニウム合金製消火器の実施の一例を示す斜視図である。 本考案に係るアルミニウム合金製消火器を壁面に設置した状態を示す一部省略説明図である。 本考案に係るアルミニウム合金製消火器の消火器本体の胴部に掛金を溶接する状態を示す縦断面説明図である。 本考案に係るアルミニウム合金製消火器の消火器本体の胴部に掛金を溶接する状態を示す横断面説明図である。 従来の掛金を設けたアルミニウム合金製消火器の斜視図である。
以下、本考案に係るアルミニウム合金製消火器の実施の形態を、図1〜図4を参照しつつ説明する。
図1において、本例のアルミニウム合金製消火器は、消火器本体1の胴部2に、掛金3が溶接により固定して設けられている。本例では、掛金3は一枚の板材からなり、板材の長手方向両側を固定片部3aとし、固定片部3a、3aの間を、掛金3を消火器本体1の胴部2に固定したとき胴部2との間で環状空間部4を形成するように一面側に折曲する突出片部3bとした構成となっている。
このように構成された掛金3は、消火器本体1の胴部2の上部外周面に固定片部3a、3aを当接させて、胴部2に固定片部3a、3aを溶接することにより消火器本体1の胴部2に固定している。そして、消火器本体1の胴部2の外周面と、胴部2に固定された掛金3の突出片部3bとの間には、前記した環状空間部4が形成されている。
消火器本体1の胴部2への掛金3の溶接にあっては、本例ではスポット溶接で行っている。スポット溶接は、次のようにして行っている。図3、図4に示すように、スポット溶接機(図示せず)の一方の電極5を消火器本体1の胴部2の外周面に当接させた掛金3の固定片部3a、3aに当接させ、一方の電極6を消火器本体1の口部7から消火器本体1内へ挿入して、電極6を消火器本体1の胴部2の内周面の、前記の掛金3の固定片部3a、3aに当接した電極5と対向する箇所に当接させ、電極5、6間に通電する。
このようにして、消火器本体1の胴部2に掛金3が固定されたアルミニウム合金製消火器は建物の壁面8に、消火器本体1の胴部2の外周面と掛金3の突出片部3bとの間に形成された環状空間部4に建物の壁面8に設けられたフックからなる受け部9を挿入し掛け止めすることにより設置される(図2)。
上記のように本考案に係るアルミニウム合金製消火器では、消火器本体1の胴部2に、壁面8に設けられた受け部9に掛ける掛金3を溶接により固定して設けたので、従来のようなバンドと掛金を用意する必要がなく、また消火器の胴部にバンドを巻き付けるといった作業を必要としない。
また、本例では、消火器本体1の胴部2と掛金3の溶接は、スポット溶接で行っているので、他の溶接手段に比べ溶接設備が簡単で済み、また消火器本体の胴部に、掛金を割れの発生や溶接不良などの発生の無い状態で、容易に且つ確実に溶接できる。
なお、本例では、掛金3は一枚の板材からなり、板材の長手方向両側を固定片部3aとし、固定片部3a、3aの間を、掛金3を消火器本体1の胴部2に固定したとき胴部2との間で環状空間部4を形成するように一面側に折曲する突出片部3bとした構成となっており、建物の壁面8に設けられた受け部9はフックとなっているが、掛金3がフックであり、建物の壁面8に設けられた受け部9が、前記フックからなる掛金3が挿入される環状空間部となっていてもよい。
1 消火器本体
2 胴部
3 掛金
3a 固定片部
3b 突出片部
4 環状空間部
5、6 電極
7 口部
8 壁面
9 受け部

Claims (2)

  1. 壁面に設けられた受け部に掛け止めして設置されるアルミニウム合金製消火器であって、消火器本体の胴部に、壁面に設けられた前記受け部に掛ける掛金を溶接により固定して設けたことを特徴とするアルミニウム合金製消火器。
  2. 前記溶接はスポット溶接であることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム合金製消火器。
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