JP3208567B2 - 空気清浄器の制御装置 - Google Patents

空気清浄器の制御装置

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JP3208567B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、空気の汚れを検知し、汚れに応じて空気の
浄化を行う空気清浄器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、室内の環境を良くするために空気清浄器が広く
使用されるようになってきており、ガスセンサを用いて
空気の汚れを検知して自動運転する方式のものが出現し
ている。
【0003】 従来、この種の空気清浄器の制御装置は第4図に示す
ようなものが一般的であった。すなわち、ガス濃度に応
じて抵抗値が変化するガスセンサ1を用い、検出手段2
がガスセンサ1の抵抗値の変化量から空気の汚れ度合い
を検出し、この信号を制御手段3に入力して検出レベル
に応じてファンモータ4を駆動して空気の浄化を行って
いた。また、ガスセンサ1はガス濃度によって抵抗値の
変化量が増加するものであり、制御手段3はあるガス濃
度(清浄と思われる空気)の時の抵抗値を基準抵抗値R0
とし、この値に対して現在のガス濃度における抵抗値R
の変化量から空気の汚れ度合いを判断し出力するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の空気清浄器の制御装置では、ガスセ
ンサ1はガス濃度の変化量によって抵抗値の変化量があ
る一定の範囲で個々にばらついてしまうという難点があ
った。このため、ある基準でガス濃度を設定し、この検
査工程でガスセンサ1の感度を測定し、センサを選別し
て使用していた。この結果、ガスセンサ1の歩留まりが
悪く、コストアップにつながっていた。また、ガスセン
サ1を選別せずに使用した場合は、空気の汚れに対する
切断のばらつきが大きく、使用できないという問題があ
った。
【0005】 本発明は上記問題を解決するもので、ガスセンサの歩
留まりを少なくすると共に、空気の汚れに対する判断の
ばらつきを防止する空気清浄器の制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の空気清浄器の制御
装置は、空気の汚れを検知するガスセンサと、このガス
センサの出力レベルを検出する検出手段と、あらかじめ
測定された前記ガスセンサの感度レベルを記憶する感度
手段と、前記感度手段に記憶された感度レベルに応じて
前記検出手段から出力される信号を補正し、前記ガスセ
ンサの個体差による感度ばらつきを補正する感度補正手
段と、基準レベルを記憶している記憶手段と、前記記憶
手段および前記感度補正手段から出力される信号から汚
れ度合いを判断する比較手段を備えた構成としたもので
ある。
【0007】
【作用】
上記した構成において、あらかじめ測定されたガスセ
ンサの感度レベルを感度手段に記憶させ、この感度手段
の感度レベルにより検出手段から出力される信号を、ガ
スセンサの個体差による感度ばらつきがなくなるように
補正する感度補正手段を備えたことにより、ガスセンサ
の感度に個体差があっても判断レベルを同一感度で行う
ことができるようになり、検知精度を向上できるととも
に、ガスセンサの歩留まりを少なくすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、第1図1、第2図
および第3図を参照しながら説明する。
【0009】 図に示すように、空気の汚れを検知するガスセンサ5
の出力レベルを検出する検出手段6と、あらかじめ測定
されたガスセンサ5の感度レベルを記憶する感度手段7
と、この感度手段7に記憶された感度レベルに応じて前
記検出手段6から出力される信号を補正し、前記ガスセ
ンサ5の個体差による感度ばらつきを補正する感度補正
手段8と、基準抵抗値を記憶している記憶手段9と、前
記記憶手段9および感度補正手段8から出力される信号
から汚れ度合いを判断する比較手段10と、この比較手段
10から出力される信号にもとづいて出力を変化させる制
御手段11によって構成されている。なお、12はファンな
どを駆動する駆動手段である。
【0010】 つぎに、ガス濃度とガスセンサ5の抵抗値の変化量と
の関係につき述べる。基準抵抗値(清浄な空気)をR0
検出したい空気の抵抗値をRとし、イソプタン1000ppm
を含んだ空気の抵抗値の変化量を1とすると、ガス濃度
と抵抗値の変化量との関係は第3図に示すようになる。
この図からも明らかなようにガスセンサ5で検出するこ
とができる内容は、ある基準のガス濃度に対してどれだ
けガス濃度が変化したかという相対的なものである。そ
して、第2図に示すようにガスセンサ5のばらつきによ
って同一ガス濃度に対する抵抗値はRa、Rb、Rcのように
異なり、ガス濃度の変化量Ra/R0、Rb/R0、Rc/R0も当然
異なる。しかし、これら抵抗値の変化量はガス濃度の変
化量に対して一次比例式で表される。例えばRaを基準と
すると、Rb=α×Ra、Rc=β×Ra(α、βはともに定
数)で表される。従って、あるガスセンサ5の抵抗値を
基準とし、他のガスセンサ5のガス濃度に対する変化量
を補正することにより、センサ感度(ガス濃度の変化量
に対する抵抗値の変化量)がいくらばらついてもガス濃
度の変化量に対しては常にR/R0の関係から導きだすこと
ができる。
【0011】 上記構成において動作を説明すると、まず、ガスセン
サ5の感度レベルを測定する。第1の方式例では製造工
程である定めたガス濃度での抵抗値Rcと基準抵抗値R0c
とを測定し、これらの比(Rc/R0c=c)からセンサ感度
γを導きだし(γ=c×(Rc/R0c)/(Ra/R0))、感
度手段7に記憶させる。第2の方式例では現在の空気の
汚れを検出する直前に、ある定めたガス濃度での抵抗値
R1と基準抵抗値R0とを測定し、上述したようにガスセン
サ5の感度を導きだし、感度手段7に記憶させる。要は
現在のガス濃度を検出するまでにガスセンサ5の感度を
測定しておく方式であればよい。次に、基準抵抗値R0
記憶手段9に記憶する。ガスセンサ5の感度はセンサ特
有の値であるため一度測定しておけば以降定数として扱
えるが、基準抵抗値R0、すなわち清浄な空気の抵抗値
は、その時々の環境(例えば、絶対湿度、気圧、気温
等)の違いによって異なってしまう。このため、ガス濃
度を検出したい環境での基準抵抗値R0を記憶手段9に記
憶する必要がある。そして現在のガス抵抗値Rdを検出
し、検出手段6から出力された信号と、感度手段7で定
められたこのガスセンサ5の感度を感度補正手段8に入
力し、ガスセンサ5の抵抗値の補正を行う。補正後の抵
抗値をRとすると、R=γ×Rdで表される。この補正後
の抵抗値Rと記憶手段9に記憶しておいた基準抵抗値R0
を比較手段10に入力し、比較(R/R0)することにより、
現在のガスの汚れ度合いを判断している。この結果に基
づき制御手段11が表示ランプおよびファンなどの駆動手
段12を制御し、表示内容やファンの回転数などを変化さ
せている。
【0012】
【発明の効果】
以上の実施例の説明から明らかなように本発明の空気
清浄器の制御装置によれば、あらかじめ測定されたガス
センサの感度レベルを感度手段に記憶させ、この感度手
段の感度レベルにより検出手段から出力される信号を、
ガスセンサの個体差による感度ばらつきがなくなるよう
に補正する感度補正手段を備えたことにより、ガスセン
サの感度に個体差があっても判断レベルを同一感度で行
うことができるようになり、検知精度を向上できるとと
もに、ガスセンサの歩留まりを少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の空気洗浄器の制御装置のブロック図
【図2】 同制御装置のガスセンサのガス濃度の変化と抵抗値の変
化量を示す特性図
【図3】 同制御装置のガスセンサの各種ガスにおけるガス濃度の
変化と抵抗値の変化量を示す特性図
【図4】 従来例の空気清浄器の制御装置のブロック図
【符号の説明】
5……ガスセンサ 6……検出手段 7……感度手段 8……感度補正手段 9……記憶手段 10……比較手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−91552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/30 B01D 46/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の汚れを検知するガスセンサと、この
    ガスセンサの出力レベルを検出する検出手段と、あらか
    じめ測定された前記ガスセンサの感度レベルを記憶する
    感度手段と、前記感度手段に記憶された感度レベルに応
    じて前記検出手段から出力される信号を補正し、前記ガ
    スセンサの個体差による感度ばらつきを補正する感度補
    正手段と、基準レベルを記憶している記憶手段と、前記
    記憶手段および前記感度補正手段から出力される信号か
    ら汚れ度合いを判断する比較手段を備えた空気清浄器の
    制御装置。
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KR200489322Y1 (ko) * 2017-07-19 2019-05-31 한영관 이동식 샤워장치 및 이를 포함하는 이동식 샤워장치 시스템

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