JP3208457U - 点字ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な構成ではなく簡易に安全に誘導や警告などの案内ができる点字ブロックを提供する。【解決手段】点字ブロック40は、ブロック本体41に複数の点状突起42を有している。複数の点状突起42は、第1の色を有する0個、1個または複数の第1の点状突起42aと、第1の色と異なる第2の色を有する0個、1個または複数の第2の点状突起42bから構成されている。点字ブロック40の第1の点状突起42aと第2の点状突起42bは、ビットとして用いられており、所定の規則に従って配列されコード化されている。また、点字ブロック40は、ブロック本体41に配列の基準を示す目印43を有している。【選択図】図1
Description
本考案は、点字ブロックに関する。
地面や床面にブロックを敷設することで視覚障害者を安全に誘導する点字ブロック(正式には視覚障害者誘導用ブロックという)は、歩道・鉄道駅・公共施設・民間の商店の出入り口近くなどに設置されている(特許文献参照)。この点字ブロックには、誘導ブロック(線状ブロックともいう)と警告ブロック(点状ブロックともいう)の2種類があり、誘導ブロックは、線が並んだ形状をしており進行方向を示すブロックで、足裏、白杖などで確認しながら突起の方向に進むことができるものである。
また、警告ブロックは、危険箇所や誘導対象施設などの位置を示すブロックであり、点が並んでいる形状をしており、階段前・横断歩道前・誘導ブロックが交差する分岐点・案内板の前・障害物の前・駅のホームの端などに設置されている。この警告ブロックは、点状突起を有しており、この点状突起は注意を喚起する位置を示すための突起であり、配列は並列配列である。点状突起が配列されているブロックの大きさは30cm四方以上で、点状突起の数は25(5×5)点を下限として、ブロックの大きさに応じて増やすことができるものである。
上記の視覚障害者に誘導や警告のための点字ブロック、特に駅のホームの端、横断歩道前などの危険個所で警告をする点字ブロックは、十分な案内ができないという問題があった。
そこで本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、複雑な構成ではなく簡易に安全に誘導や警告などの案内ができる点字ブロックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る点字ブロックは、ブロック本体に複数の点状突起を有する点字ブロックにおいて、前記複数の点状突起は、それぞれが所定の色で形成されており、前記それぞれの所定の色が所定の規則に従って配列されコード化されており、前記ブロック本体に前記配列の基準を示す目印を有し、カメラで撮影され画像認識処理されるように構成されていることを特徴とする。
本考案に係る点字ブロックの態様について、前記所定の色は、第1の色及び前記第1の色と異なる第2の色の2種類であり、前記複数の点状突起は、前記第1の色を有する0個、1個または複数の第1の点状突起と、前記第2の色を有する0個、1個または複数の第2の点状突起から構成され、前記第1の点状突起と前記第2の点状突起は、ビットとして用いられ、所定の規則に従って配列されコード化されており、カメラで撮影され画像認識処理されるように構成されていることが好ましい。
本考案に係る点字ブロックの態様について、前記目印は、直角三角形であり、各辺が異なる長さであることが好ましい。
本考案に係る点字ブロックの態様について、前記コード化された点状突起は、音声案内情報と対応していることが好ましい。
本考案によれば、複雑な構成ではなく簡易に安全に誘導や警告などの案内ができる点字ブロックを提供することができる。
以下、本考案の点字ブロックについて図1から図3を用いて説明する。
図1に示すように、実施形態の点字ブロック40は、音声案内装置付白杖10を使用している視覚障害者Hに対して、白杖20に装着されている音声案内装置30を介して音声で誘導、警告などの案内をするものであり、以下各構成について説明する。
図2に示すように、点字ブロック40は、ブロック本体41に複数の点状突起42を有しており、複数の点状突起42は、第1の色を有する0個、1個または複数の第1の点状突起42aと、第1の色とは異なる第2の色を有する0個、1個または複数の第2の点状突起42bから構成されている。
点字ブロック40の第1の点状突起42aと第2の点状突起42bは、ビットとして用いられており、所定の規則に従って配列され、コード化されている。カメラで撮影されることで画像認識処理されるように構成されている。また、点字ブロック40は、ブロック本体41に配列の基準を示す目印43を有している。
なお、上記の例は、点状突起42の色を2つの色で説明しているが、これに限定されず、点状突起42は、それぞれが異なる所定の色で形成されており、それぞれの所定の色が所定の規則に従って配列されコード化されており、カメラ31で撮影され画像認識処理されるように構成されてもよい。すなわち、上記の例では、点状突起42の色の種類は2つであるが、色の種類を3つ、4つまたはそれ以上であってもよい。このように色の種類を多くすることで、コードの種類を多くすることができる。
また、ブロック本体41に設けられている目印43は、実施形態においては、各辺が異なる直角三角形であり、このような形状にすることで、方向性や角度性を有しコード化された情報を特定することができる。また、コード化された情報は、音声で案内をする音声案内情報と対応するように構成されている。なお、図2の例は、25ビット2進コードであり、0000101000000000000000010を表している。
上記のとおり、点字ブロック40は、音声案内装置付白杖10を使用している視覚障害者Hに対して、白杖20に装着されている音声案内装置30を介して音声で誘導、警告などの案内をするものであり、以下音声案内装置30について説明する。音声案内装置30は、視覚障害者Hに対して警告をする点字ブロック40に施されコード化されている第1の色を有する第1の点状突起42a、第1の色と異なる第2の色を有する第2の点状突起42b及び目印43を撮影するカメラ31を有している。
音声案内装置30は、カメラ31で撮影された点字ブロック40のコード化された点状突起42の画像データを、画像認識処理し対応する音声データに変換する制御部32を有し、この音声データを音声として出力する音声発生器の一例であるスピーカー33を有している。
音声発生器は、一例としてスピーカー33を用いているが、これに限定されず、例えば、イヤホーンを用いてもよく、携帯端末に転送してこの携帯端末から視覚障害者Hに通知してもよい。
音声案内装置付白杖10は、白杖20の先端部21が、例えば、点字ブロック40の任意の部分に接することで、カメラ31が、点字ブロック40のコード化された点状突起42を撮影し、画像データが制御部32に送られ、制御部32が、この画像データを画像認識処理することでコードを抽出した後、このコードに対応する音声データに変換され、そしてスピーカー33で音声データが音声に変換され伝達される。
上記の点字ブロック40は、例えば、横断歩道です、という音声を発するためのコード、つまり第1の点状突起42aと第2の点状突起42bの配列によるコードが施されており、また、他の領域においては、例えば、階段です、という音声を発するためのコードが施されている構成である。このような点字ブロック40は、例えば、横断歩道、階段、分かれ道、バス停留所、エスカレータ、エレベータ、トイレ、駅構内の案内、駅ホーム乗車口、施設内の案内などに設置されるものである。
また、図3に示すように、本考案の点字ブロック40を用いることで、制御部32は、カメラ31で撮影された点字ブロック40の方向を、目印43を用いて判別することで、方向性に対応する音声データに変換することができる。すなわち、図の左側から進行すれば、上り階段終了です、という音声で案内され、一方、図の右側から進行すれば、下り階段です、という音声で案内される。これは、目印43の方向情報としての機能に、角度情報としての機能を加えることでこのような判別を行うことができる。
上記のような特徴を有する本考案の点字ブロック40は、簡易な構成で視覚障害者Hは、音声案内装置付白杖10を用いてコード化された点状突起42を撮影し、それを画像認識処理することで音声として聞くことができ、視覚障害者に対する音声案内の普及を図ることができるものである。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。
また、本考案の点字ブロックの大きさや形状、素材の厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
10 音声案内装置付白杖
20 白杖
21 先端部
30 音声案内装置
31 カメラ
32 制御部
33 スピーカー
40 点字ブロック
41 ブロック本体
42 点状突起
42a 第1の点状突起
42b 第2の点状突起
43 目印
H 視覚障害者
20 白杖
21 先端部
30 音声案内装置
31 カメラ
32 制御部
33 スピーカー
40 点字ブロック
41 ブロック本体
42 点状突起
42a 第1の点状突起
42b 第2の点状突起
43 目印
H 視覚障害者
Claims (4)
- ブロック本体に複数の点状突起を有する点字ブロックにおいて、
前記複数の点状突起は、それぞれが所定の色で形成されており、前記それぞれの所定の色が所定の規則に従って配列されコード化されており、前記ブロック本体に前記配列の基準を示す目印を有し、カメラで撮影され画像認識処理されるように構成されていることを特徴とする点字ブロック。 - 前記所定の色は、第1の色及び前記第1の色と異なる第2の色の2種類であり、
前記複数の点状突起は、前記第1の色を有する0個、1個または複数の第1の点状突起と、前記第2の色を有する0個、1個または複数の第2の点状突起から構成され、
前記第1の点状突起と前記第2の点状突起は、ビットとして用いられ、所定の規則に従って配列されコード化されており、カメラで撮影され画像認識処理されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の点字ブロック。 - 前記目印は、直角三角形であり、各辺が異なる長さであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点字ブロック。
- 前記コード化された点状突起は、音声案内情報と対応していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の点字ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005266U JP3208457U (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 点字ブロック |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005266U JP3208457U (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 点字ブロック |
Publications (1)
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JP3208457U true JP3208457U (ja) | 2017-01-12 |
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ID=57756076
Family Applications (1)
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JP2016005266U Active JP3208457U (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 点字ブロック |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019159064A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | Necソリューションイノベータ株式会社 | 点字ブロックの判定支援装置、判定支援方法、およびプログラム |
JP2019184598A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | プログレス・テクノロジーズ株式会社 | 経路誘導システムおよび携帯端末ならびに経路誘導方法 |
JP2021015036A (ja) * | 2019-07-11 | 2021-02-12 | 学校法人金沢工業大学 | 位置情報付コード化点字ブロックを用いた情報提供装置 |
KR102689326B1 (ko) * | 2023-03-14 | 2024-07-29 | (주)블루모바일 | 길안내용 마커, 점자블록 및 이를 이용한 길안내 시스템 |
-
2016
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