JP2019159064A - 点字ブロックの判定支援装置、判定支援方法、およびプログラム - Google Patents

点字ブロックの判定支援装置、判定支援方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、前記点字ブロックを利用した視覚障がい者の歩行において、より安全な歩行を支援するための新たなシステムの提供を目的とする。【解決手段】 本発明の点字ブロックの判定支援装置は、ユーザの前方地面の画像を取得する画像取得部、取得した画像から、同方向に連続する複数の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出部、前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類部、前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出部、前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定部、および、前記判定の結果を出力する出力部を含むことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、点字ブロックの判定支援装置、判定支援方法、およびプログラムに関する。
視覚障がい者の安全な歩行を確保するために、歩道、駅、公共施設等、様々な箇所に、視覚障がい者誘導用ブロック(以下、点字ブロックという)が設置されている。前記点字ブロックには、歩行の誘導を示す誘導ブロック(線状ブロックともいう)と、警告を示す警告ブロック(点状ブロックともいう)とがある。前記線状ブロックは、進行方向を示し、ブロック表面に、複数の線状突起が形成されている。一方、前記点状ブロックは、危険箇所等を示し、ブロック表面に、複数の点状突起が形成されている。そして、視覚障がい者は、前記点字ブロックに触れた、足裏の感覚や、白杖を介した感覚により、前記点字ブロックの突起の形状を読み取り、進行するか否か、停止するか否かを判断している。
しかしながら、足裏の感覚や前記白杖の感覚のみでは、前記点字ブロックを読み取れず、歩行が困難になる場合がある。例えば、前記点字ブロックが破損している場合等、視覚障がい者が触れた特定の点字ブロックのみから、視覚障がい者が、その点字ブロックにより示されている情報(すなわち、誘導か警告か)を判断することは困難である。
そこで、点字ブロックにICタグを設置して、視覚障がい者に対して、点字ブロックの場所等を知らせる方法が提案されている(特許文献1)。しかしながら、点字ブロックのそれぞれにICタグを設置することは、コストがかかり、また、あらゆる場所への配置も現実的ではない。
特開2015−141582
そこで、本発明は、前記点字ブロックを利用した視覚障がい者の歩行において、より安全な歩行を支援するための新たなシステムの提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の点字ブロックの判定支援装置は、
ユーザの前方地面の画像を取得する画像取得部、
取得した画像から、同方向に連続する複数の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出部、
前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類部、
前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出部、
前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定部、および、
前記判定の結果を出力する出力部を含む
ことを特徴とする。
本発明の点字ブロックの判定支援方法は、
ユーザの進行方向の地面の画像を取得する画像取得工程、
取得した画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出工程、
前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類工程、
前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出工程、
前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定工程、および、
前記判定の結果を出力する出力工程を含む
ことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記本発明の判定支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記本発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能である。
本発明によれば、ユーザの進行方向の地面の画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を抽出し、それらを含む点字ブロック画像群として、スコアを算出することによって、点字ブロックの表示が誘導か警告かを判定する。このため、例えば、破損した点字ブロックが含まれる場合等であっても、より精度よく、誘導か警告かを判定できる。これによって、ユーザである視覚障がい者は、自らの感覚のみに頼るのではなく、本発明によって出力された判定結果を利用することで、より簡便に点字ブロックの判定を行うことができ、歩行の安全性を向上することができる。
図1は、実施形態1の判定支援装置の一例を示すブロック図である。 図2は、設置されている点字ブロックの一例を示す平面図である。 図3は、実施形態1の判定支援装置のその他の例を示すブロック図である。 図4は、実施形態1の判定支援装置のその他の例を示すブロック図である。 図5は、実施形態1の判定支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、点字ブロックの例を示す平面図である。 図7は、実施形態1において、画像における複数の点字ブロック画像の位置関係の一例を示す概略図である。 図8は、実施形態1の判定支援方法の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態1において、画像における複数の点字ブロック画像の位置関係の一例を示す概略図である。 図10は、実施形態1において、点字ブロック画像におけるパターン分類の方法の一例を示す概略図である。 図11は、実施形態2の判定支援方法の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態2において、画像における複数の点字ブロック画像の位置関係の一例を示す概略図である。 図13は、実施形態1において、ユーザが歩行時に、判定支援装置を携帯する状態を示す概略図である。
本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、以下の実施形態には限定されない。なお、以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用できる。さらに、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
また、以下の実施形態においては、具体的な説明において、前記管理対象物として前記サーバを例にあげて説明するが、例示であって、本発明は、これには制限されない。
[実施形態1]
本発明の点字ブロックの判定支援装置の一例について、図を用いて説明する。
図1は、本実施形態の判定支援装置の一例を示すブロック図である。判定支援装置1は、画像取得部11、抽出部12、パターン分類部13、スコア算出部14、判定部15、出力部16を含む。判定支援装置1は、例えば、判定支援システムともいう。判定支援装置1は、例えば、前記各部を含む1つの判定支援装置でもよいし、前記各部が、通信回線網を介して接続可能な判定支援装置でもよい。
地面には、通常、視覚障がい者の歩行を補助する情報として、例えば、図2に示すように、複数の点字ブロック20が設置されている。判定支援装置1は、ユーザである視覚障がい者が歩行する際、リアルタイムで、前方地面の画像を取得して、その画像における複数の点字ブロックを解析して、前記点字ブロックが誘導と警告のいずれを示しているかを判定し、それを支援情報として、ユーザに対して出力する装置である。このため、判定支援装置1は、例えば、ユーザが身体に携帯できる、ポータブルデバイスであることが好ましい。
ユーザが視覚障がい者の場合、視覚健常者のように、目的の箇所を視認して適切に撮影することは困難である。しかし、視機能にかかわらず、人は、通常、進行方向に顔を向けて歩行しており、また、顔は、歩行時において、手や足等と比較して、上下・左右への動きが少ない。このため、画像取得部11を備える判定支援装置1は、例えば、顔、頭部に携帯できるポータブルデバイスが好ましい。前記ポータブルデバイスは、例えば、眼鏡型、ゴーグル型、およびヘッドマウント型等があげられる。
画像取得部11は、ユーザの前方地面の画像を取得する。画像取得部11は、例えば、後述するようなカメラである。前記カメラのレンズの種類は、特に制限されず、例えば、標準レンズ、広角レンズ、ズームレンズ、単焦点レンズ等があげられる。判定支援装置1において、前記カメラの数は、特に制限されず、1つでもよいし、2つ以上でもよい。判定支援装置1において、画像取得部11の搭載位置は、特に制限されず、例えば、ユーザが判定支援装置1を携帯した際、ユーザの顔が向く方向(前方向)を撮影するように、搭載すればよい。
抽出部12は、取得した画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する。
パターン分類部13は、前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類する。
スコア算出部14は、前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出する。スコアの算出方法は、特に制限されず、例えば、後述するように行うことができる。
判定部15は、前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する。前記スコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する方法は、特に制限されず、例えば、後述するように、前記スコアについて、判定基準となる臨界値を設定することにより行うことができる。
出力部16は、前記判定の結果を出力する。出力部16からの出力先は、シグナル発生部であり、具体的に、出力部16は、前記判定結果を、前記シグナル発生部に出力し、前記シグナル発生部は、前記判定結果を示す、視覚以外の感覚機能に対するシグナルを発生する。前述のように、判定支援装置1は、視覚障がい者の使用に適しているため、ユーザが、前記判定結果を、視覚以外の感覚機能により認識できるように、視覚以外の感覚機能に対するシグナルを発生することが好ましい。前記視覚以外の感覚機能としては、例えば、聴覚、触覚等であり、前記シグナル発生部としては、例えば、スピーカ等の音発生部または振動発生部である。
出力部16からの出力先は、例えば、判定支援装置1内でもよいし、判定支援装置1外であってもよい。前者の場合、判定支援装置1は、例えば、図3のブロック図に示すように、さらに、シグナル発生部17を備える。
また、後者の場合、例えば、図4に示すように、判定支援装置1の出力部16は、端末2と接続可能であり、端末2は、シグナル発生部17を有する。出力部16と端末2との接続は、例えば、有線による接続でもよいし、無線による接続でもよい。前記有線による接続は、例えば、コードによる接続でもよいし、通信回線網を利用するためのケーブル等による接続でもよい。前記無線による接続は、例えば、通信回線網を利用した接続でもよいし、無線通信を利用した接続でもよい。前記通信回線網は、特に制限されず、公知の通信回線網を使用でき、具体的には、例えば、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等があげられ、無線通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)等があげられる。本発明の判定支援装置は、例えば、判定支援装置1と端末2とを含む形態でもよい。
端末2が、シグナル発生部17として前記音発生部を有する場合、端末2の形態は、特に制限されず、例えば、イヤホン、スピーカ等があげられる。端末2が、シグナル発生部17として前記振動発生部を有する場合、端末2の形態は、特に制限されず、例えば、手首等へのバンド型等があげられる。
図13に、ユーザが、判定支援装置1と端末2とを携帯して歩行する際の概略を示す。ユーザ40は、白杖41を持ち、ゴーグル型の判定支援装置1と、イヤホン型の端末2とを携帯する。判定支援装置1と端末2とは、例えば、イヤホンコード等のコードにより接続されてもよいし、Bluetooth(登録商標)等により無線通信で接続されてもよい。ユーザ40は、白杖41や足裏を通じた感触を頼りに歩行しつつ、判定支援装置1の判定結果を、端末2を介して、音声により取得し、歩行について、進行を続けるか、停止するかを判断する。
図5に、判定支援装置1のハードウェア構成のブロック図を例示する。判定支援装置1は、例えば、CPU(中央処理装置)101、メモリ102、インターフェイス(I/F)103、カメラ111、スピーカ104、振動装置105、通信デバイス106、記憶装置107、入力装置108等を有する。メモリ102、I/F103および記憶装置107は、例えば、通信バスによって、CPU101に接続されている。I/F103には、例えば、カメラ111、スピーカ104、振動装置105、通信デバイス106、入力装置107等が接続されている。前記ハードウェア構成において、内部での回路間の通信は、バスによって接続される。
CPU101は、判定支援装置1の全体の制御を担う。判定支援装置1において、CPU101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的に、判定支援装置1は、例えば、CPU101が、後述する、抽出部12、パターン分類部13、スコア算出部14、判定部15として機能する。
I/F103は、例えば、前述したCPU101、メモリ102等のそれぞれの機能部間を接続する。また、I/F103は、例えば、前記端末2等の外部機器とも接続できる。判定支援装置1は、I/F103に接続された通信デバイス106により、通信回線網に接続でき、前記通信回線網を介して、前記外部機器と接続することもできる。判定支援装置1は、例えば、I/F103、または、I/F103と通信デバイス106とが、出力部16として機能する。
メモリ102は、例えば、メインメモリ(主記憶装置)を含み、前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する補助記憶装置に記憶されている、本発明のプログラム等の種々のプログラムを、メモリ102が読み込み、CPU101は、メモリ102からデータを受け取って、前記プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
記憶装置107は、例えば、前記メインメモリに対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。記憶装置107は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等があげられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置107は、例えば、記憶媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)も例示できる。記憶装置107は、例えば、本発明のプログラム等の動作プログラムが格納され、前述のように、CPU101を実行させる際、メモリ102が、記憶装置107から前記動作プログラムを読み込む。
判定支援装置1は、前述のように、カメラ111を備え、これが画像取得部11となる。判定支援装置1において、画像取得部11(カメラ111)による撮像は、例えば、CPU101によって制御される。
判定支援装置1は、例えば、さらに、スピーカ104、振動装置105、入力装置108を任意で有する。スピーカ104および振動装置105は、前述のシグナル発生部17となる。スピーカ104の種類は、特に制限されず、前記判定結果を示す音を発することができればよい。振動装置105の種類は、特に制限されず、前記判定結果を示す振動を発することができればよい。入力装置108は、例えば、タッチパネル等である。判定支援装置1は、例えば、さらに、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等のディスプレイを有してもよい。
つぎに、本実施形態の判定支援方法について、説明する。本実施形態の判定支援方法は、例えば、図1、図3および図4に示す判定支援装置1を用いて実施できる。なお、本実施形態の判定支援方法は、これらの図面に示す判定支援装置1の使用には限定されない。また、本実施形態の判定支援方法における記載は、前述した判定支援装置1に援用できる。
前記画像取得工程は、ユーザの進行方向の地面の画像を取得する工程であり、例えば、判定支援装置1の画像取得部11により実施できる。本発明は、例えば、リアルタイムでの支援を可能にできることから、前記画像の取得は、例えば、経時的に行うことが好ましい。また、画像の取得は、例えば、連続的でもよいし、断続的でもよい。
前記抽出工程は、取得した画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する工程であり、例えば、判定支援装置の抽出部12により実施できる。前記抽出する点字ブロック画像の数は、特に制限されず、同方向に連続する2つ以上の点字ブロック画像であればよく、例えば、3つ以上の連続した点字ブロック画像の中から、画像取得部11から最も近い2つ以上の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出してもよい。同方向に連続する点字ブロック画像の抽出は、例えば、前記画像から、主となる1つの点字ブロック画像(以下、メイン点字ブロック画像という)を抽出し、続いて、前記メイン点字ブロック画像に対して連続する点字ブロック画像を、副となる点字ブロック画像(以下、サブ点字ブロック画像)を抽出することで行うことができる。
前記画像からの点字ブロック画像の抽出方法は、特に制限されず、画像から対象を抽出する一般的な画像解析方法により行うことができる。前記点字ブロックは、前述のように、表面に複数の突起が形成されたプレートである。そして、前記プレートの大きさは、JIS規格で規定されており、前記点字ブロックの色、および前記点字ブロックと周囲との輝度比等も、推奨の設置基準がある。このため、前記点字ブロックのこれらの情報に基づいて、前記画像から前記点字ブロック画像を抽出できる。
前記パターン分類工程は、前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類する工程であり、例えば、判定支援装置1のパターン分類部13により実施できる。
ここで、図6に、前記点字ブロックの形態を例示する。図6(A)は、警告ブロック(点状ブロック)20Aの平面図であり、プレート202の表面に、複数の点状の突起201Aを有する。図6(B)は、誘導ブロック(線状ブロック)20Bの平面図であり、プレート202の表面に、複数の線状の突起201Bを有する。
前記点字ブロック画像の分類において、前記プレート上に形成された複数の突起のパターンの判定方法は、特に制限されない。図6に示すように、前記点字ブロックは、点状の突起か、線状の突起を有している。このため、前記点字ブロック画像について、点状突起と線状突起とを判別することによって、パターンを判定することができる。そして、前記点字ブロック画像について、例えば、点状突起と判定した場合は、点状パターンに分類し、線状突起と判定した場合は、線状パターンに分類し、突起の形状が判定不明な場合は、パターン不明に分類すればよい。
前記点字ブロックについて、前記突起の大きさ、高さ、数等は、JIS規格で規定されている。このため、前記点字ブロックのこれらの情報に基づいて、前記画像から前記突起のパターンを判定できる。
前記スコア算出工程は、前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出する工程であり、例えば、判定支援装置1のスコア算出部14により実施できる。スコアの算出方法は、特に制限されず、例えば、前記位置関係について、任意の係数を付与し、分類パターンについて、区別可能な定数を付与することで、行うことができる。
具体例として、スコア算出工程は、例えば、前記点状パターンおよび前記線状パターンのうち、一方にマイナスの定数を付与し、他方にプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、記各点字ブロック画像に、前記ブロック画像群における前記点字ブロック画像の位置関係に応じた、重み付けの係数を付与し、前記各ブロック画像について、定数と係数とから個別スコアを算出し、前記個別スコアの合計を、前記画像ブロック群のスコアとして算出する。
ここで、まず、前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係に基づく係数に関して、図7を用いて、一例を示す。図7は、取得した画像30における点字ブロック画像31(311、312、313)の位置関係の一例を示す概略図である。図7に示すように、画像30において、点字ブロック画像31は、同方向(図における矢印X方向)に連続している。矢印X方向を、例えば、ユーザの進行方向とした場合、点字ブロック画像311がユーザに近い場所、点字ブロック画像313がユーザから遠い場所の画像である。例えば、ユーザに近い画像ほど信頼性が高いと仮定した場合、点字ブロック画像31について、例えば、ユーザに近いほど、係数を大きく、ユーザから遠いほど、係数を小さく設定することができる。例えば、点字ブロック画像311の係数aを2、点字ブロック画像312の係数bを1、点字ブロック画像313の係数cを0.5というように設定できる。
前記点字ブロックのパターンに対する定数は、特に制限されず、例えば、前記点状パターン、前記線状パターン、およびパターン不明が、スコアに反映される定数であればよい。具体例として、例えば、警告を示す点状パターンの定数をマイナス定数(例えば、−1)、誘導を示す線状パターンの定数をプラス定数(例えば、+1)、パターン不明の定数をゼロというように設定してもよいし、警告を示す点状パターンの定数をプラス定数(例えば、+1)、誘導を示す線状パターンの定数をマイナス定数(例えば、−1)、パターン不明の定数をゼロというように設定してもよい。
前記判定工程は、前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する工程であり、例えば、判定支援装置1の判定部15により実施できる。前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可を判定する方法は、特に制限されず、例えば、任意に、判定基準となる臨界値を設定することにより行うことができる。
具体例として、警告を示す点状パターンの定数をマイナス定数(例えば、−1)、誘導を示す線状パターンの定数をプラス定数(例えば、+1)、パターン不明の定数をゼロと設定した場合を例にあげる。この場合、例えば、前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行への警告と判定し、前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行の誘導と判定し、前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する。各臨界値は、特に制限されず、任意に設定でき、具体例として、マイナスの臨界値を−0.9、プラスの臨界値をプラス0.9とし、前記画像ブロック群のスコアが、−0.9未満の場合、進行への警告と判定し、+0.9を超える場合、進行の誘導と判定し−0.9〜+0.9の範囲の場合、誤差として、判別不可と判定することができる。
前記出力工程は、前記判定の結果を出力する工程であり、例えば、判定支援装置1の出力部16により実施できる。また、本実施形態の判定支援方法は、さらに、シグナル発生工程を有してもよい。前記シグナル発生工程は、前記出力工程における判定結果を示す、視覚以外の感覚機能に対するシグナルを発生する。このように、判定結果を、前記視覚以外の感覚機能に対するシグナルとして、ユーザに対して発生するため、ユーザは、視機能の影響を受けることなく、前記判定結果を得ることができる。前記シグナルは、前述のように、例えば、音、振動等である。
つぎに、本実施形態の判定支援方法について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、本発明の判定支援方法は、これらの例には制限されない。
まず、ユーザの前方地面の画像を取得する(S10)。ここで、図9(A)に、取得した画像30の一例を示す。図9(A)において、矢印X方向は、ユーザの進行方向を示す。
つぎに、画像30から、同方向に連続する複数の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する(S11)。前記同方向をユーザの進行方向とし、前記複数の点字ブロック画像の数を3つとした場合、図9(A)に示す画像30から、例えば、図9(B)において、実線で示す3つの点字ブロック画像31(311、312、313)を抽出する。具体的には、例えば、前記メイン点字ブロック画像(2)として、点字ブロック画像312を抽出し、その前後に連続する点字ブロック画像311および点字ブロック画像313を、前記サブ点字ブロック画像(1)(3)として抽出し、これら点字ブロック画像(1)、(2)、(3)をブロック群とする。
そして、前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類する(S12)。点字ブロック画像(1)311、点字ブロック画像(2)312、点字ブロック画像(3)313について、分類結果の複数の例を、下記表1に示す。
Figure 2019159064
つぎに、前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出する(S13)。具体的には、前記点状パターンにマイナスの定数(−1)、前記線状パターンにプラスの定数(+1)、前記パターン不明に定数ゼロ(0)を付与し、その位置に関して、点字ブロック画像311の係数aを2、点字ブロック画像312の係数bを1、点字ブロック画像313の係数cを0.5と設定した例を示す。この場合、前記ブロック画像群のスコア(S)は、下記式で表わされる。前記表1に、前記各点字ブロック画像の個別スコア、および前記ブロック画像群のスコア(S)を、あわせて示す。
S=(A×係数a)+(B×係数b)+(C×係数c)
A:点字ブロック画像(1)のパターンの定数
係数a=2
B:点字ブロック画像(2)のパターンの定数
係数b=1
C:点字ブロック画像(3)のパターンの定数
係数c=0.5
点状パターンの定数=−1
線状パターンの定数=+1
パターン不明の定数=0
前記ブロック画像群において、前記メイン点字ブロック画像を中心として、前後または左右に位置する点字ブロック画像を前記サブ点字ブロック画像とする場合、前記ブロック画像群のスコアは、例えば、前記メイン点字ブロック画像の評価スコアともいう。
つぎに、前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する(S14、S15)。具体的には、まず、前記画像ブロック群のスコア(S)が、マイナス臨界値(C)未満、マイナス臨界値(C)以上且つプラス臨界値(C)以下、プラス臨界値(C)を超える、のいずれかであるかを判断する(S14)。そして、工程S15として、前記スコア(S)が、マイナス臨界値(C)未満の場合(S<C)、進行の警告と判定し(S151)、プラス臨界値(C)を超える場合(C<S)、進行の誘導と判定し(S152)、マイナス臨界値(C)以上且つプラス臨界値(C)以下の場合(C≦S≦C)、判別不可と判定する(S153)。そして、前記判定の結果を出力する(S16)。
前記表1に、前記ブロック画像群の判定結果を、あわせて示す。前記表1において、例1の場合、前記ブロック画像群のスコアは0.5であり、誤差を考慮した臨界値の範囲(例えば、−0.9〜+0.9)であることから、判別不可と判定できる。例2の場合、前記ブロック画像群のスコアは1.5であり、プラス臨界値(C)(例えば、+0.9)を超えることから、進行の誘導と判定できる。また、例3の場合、前記ブロック画像群のスコアは−1.0であり、マイナス臨界値(C)(例えば、−0.9)未満であることから、進行の警告と判定できる。なお、プラス臨界値およびマイナス臨界値は、例えば、任意に設定できる。前記ブロック画像群の判定結果は、例えば、前記ブロック画像群から評価した、前記メイン点字ブロック画像の判定結果といえる。
そして、前記判定の結果を、前述のように、出力する(S16)。前記判定結果が進行の警告の場合、例えば、停止を出力し、前記判定結果が判別不可の場合、例えば、危険性の回避、安全性の確保から停止を出力し、前記判定結果が進行の誘導の場合、例えば、進行可能を出力する。前記判定結果の出力により、例えば、前記シグナル発生部から、停止または進行可能を、音声でユーザに通知したり、振動でユーザに通知したりする。
本実施形態においては、警告を示す点状パターンの定数をマイナス定数、誘導を示す線状パターンの定数をプラス定数、パターン不明の定数をゼロと設定した例をあげたが、これには制限されず、例えば、点状パターンの定数をプラス定数、線状パターンの定数をマイナス定数と設定してもよい。この場合、前記判定工程において、例えば、前記スコア(S)が、プラス臨界値(C)を超える場合(S>C)、進行の警告と判定し、マイナス臨界値(C)以上且つプラス臨界値(C)以下の場合(C≦S≦C)、判別不可と判定し、マイナス臨界値(C)未満の場合(C>S)、進行の誘導と判定する。
(変形例1)
パターン分類部13による、前記パターン分類工程は、例えば、前記点字ブロック画像を複数の区画に分割し、前記各区画について、点状パターン、線状パターン、またはパターン不明に分類し、前記点字ブロック画像における前記複数の区画の過半数が分類された分類結果を、前点字ブロック画像の分類結果とすることができる。
点字ブロック画像31を、図10(A)に示すように、9つの区画に分割する。そして、各区画について、点状パターン、線状パターン、パターン不明のいずれかに分類する。その結果、図10(B)に示すように、過半数の区画(図において、6区画)が、線状パターンに分類された場合、図10(C)に示すように、点字ブロック画像31のパターンを、線状パターンと分類する。同様に、過半数の区画が、例えば、点状パターンに分類された場合は、点字ブロック画像31のパターンを、点状パターンと分類し、過半数の区画が、例えば、パターン不明に分類された場合は、点字ブロック画像31のパターンを、パターン不明と分類する。また、点状パターン、線状パターンおよびパターン不明のいずれもが、過半数の区画において分類されなかった場合も、点字ブロック画像31のパターンを、パターン不明と分類する。
[実施形態2]
本実施形態は、判定部15による前記判定工程において、判別不可と判定した場合、さらに、新たなブロック画像群を抽出して、判定を行う形態の一例について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、本発明の判定支援方法は、これらの例には制限されない。
前記判定工程において、判別不可と判断した場合(S153)、さらに、前記抽出工程(S11)に戻り、続く工程を行う。この際、判別不可と判定された場合(S153)は、判別不可の判定の回数が、予め設定した規定回数を超えるか否かを判断してもよい(S17)。例えば、規定回数を2回に設定した場合、判別不可との判定が2回目の場合(YES)、その判別不可の結果を出力し(S16)、判別不可との判定が1回目の場合(NO)、前記抽出工程(S11)に戻る。
新たな前記抽出工程(S11)において、前記取得した画像から前記進行方向に対する交差方向に連続する新たな複数の点字ブロック画像を、新たなブロック画像群として抽出する。前記交差方向は、例えば、前記進行方向に対して直交方向であり、この場合、前記画像は、例えば、広域で撮影した画像が好ましい。前記画像は、例えば、先の抽出工程において使用したのと同じ画像でもよいし、異なる画像でもよい。異なる画像の場合、例えば、前記工程(S17)でNOと判定すると、さらに、前記画像取得工程(S10)に戻り、取得した新たな画像から、前記抽出工程(S11)を行ってもよい。
前記複数の点字ブロック画像の数を3つとした場合、図9(A)に示す画像30から、図12に示すように、点字ブロック画像(1)〜(3)の他に、実線で示す点字ブロック画像(4)、(5)、(6)、(7)を抽出する。具体的には、例えば、前記メイン点字ブロック画像(2)の前後に連続する点字ブロック画像(1)、(3)と、前記メイン点字ブロック画像(2)の左右に連続する点字ブロック画像(4)、(5)と、前記サブ点字ブロック画像(3)の左右に連続する点字ブロック画像(6)、(7)とを、抽出し、これらの点字ブロック画像(1)〜(7)を、新たなブロック画像群とする。なお、前記先の抽出工程において抽出された点字ブロック画像、例えば、点字ブロック画像(1)〜(3)は、例えば、前記先の抽出工程で抽出された点字ブロック画像を、続く工程で使用してもよい。
そして、前記パターン分類工程(S12)、前記スコア算出工程(S13)、および前記判定工程(S14、S15)を行う。前記パターン分類工程(S12)および前記判定工程(S14、S15)は、例えば、前記実施形態1と同様に行うことができる。
前記スコア算出工程において、前記各パターンの定数は、例えば、前記実施形態1と同様である。
前記スコア算出工程において、前記新たなブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係に関する係数は、例えば、以下のように設定できる。まず、前記実施形態1と同様の理由から、例えば、点字ブロック画像(1)および(3)の定数は、例えば、ユーザに近い点字ブロック画像(1)の係数gを2、ユーザから遠い点字ブロック画像(3)の係数hを1とする。一方、点字ブロック画像(4)と(5)は、進行方向において、ユーザからの距離が、メイン点字ブロック画像(2)の後方の点字ブロック画像(3)よりも近いが、メイン点字ブロック画像(2)の左右に位置する。このため、点字ブロック画像(4)および(5)は、それぞれ係数iを、点字ブロック画像(3)と同じ1とする。また、点字ブロック画像(6)と(7)は、進行方向において、ユーザからの距離が、点字ブロック画像(3)と同じであるが、点字ブロック画像(3)の左右に位置する。このため、点字ブロック画像(6)および(7)は、それぞれ係数jを0.5とする。この場合、前記新たなブロック画像群のスコア(S)は、下記式で表わされる。
S=(G×係数g)+(H×係数h)+(I1×係数i)+(I2×係数i)+(J1×係数j)+(J2×係数j)
G:点字ブロック画像(1)のパターンの定数
係数g=2
H:点字ブロック画像(3)のパターンの定数
係数h:1
I1:点字ブロック画像(4)のパターンの定数
係数i=1
I1:点字ブロック画像(5)のパターンの定数
係数i=1
J1:点字ブロック画像(6)のパターンの定数
係数j=0.5
J2:点字ブロック画像(7)のパターンの定数
係数c=0.5
点状パターンの定数=−1
線状パターンの定数=+1
パターン不明の定数=0
2回目の抽出工程(S11)、パターン分類工程(S12)、スコア算出工程(S13)、判定工程(S14、S15)の結果の例を、下記表2に示す。
Figure 2019159064
[実施形態3]
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態の判定支援方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。または、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、前述のような記憶媒体等があげられる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
<付記>
上記の実施形態および実施例の一部または全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ユーザの前方地面の画像を取得する画像取得部、
取得した画像から、同方向に連続する複数の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出部、
前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類部、
前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出部、
前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定部、および、
前記判定の結果を出力する出力部を含む
ことを特徴とする点字ブロックの判定支援装置。
(付記2)
前記判定部において、進行への警告または判別不可と判定した場合、前記出力部は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行停止指示を出力し、
前記判定部において、進行の誘導と判定した場合、前記出力部は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行継続指示を出力する、付記1記載の判定支援装置。
(付記3)
前記スコア算出部において、
前記点状パターンおよび前記線状パターンのうち、一方にマイナスの定数を付与し、他方にプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記各点字ブロック画像に、前記ブロック画像群における前記点字ブロック画像の位置関係に応じた、重み付けの係数を付与し、
前記各ブロック画像について、定数と係数とから個別スコアを算出し、
前記個別スコアの合計を、前記画像ブロック群のスコアとして算出する、付記1または2記載の判定支援装置。
(付記4)
前記スコア算出部において、
前記点状パターンにマイナスの定数を付与し、前記線状パターンにプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記判定部において、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行への警告と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行の誘導と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する、付記3記載の判定支援装置。
(付記5)
前記スコア算出部において、
前記点状パターンにプラスの定数を付与し、前記線状パターンにマイナスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記判定部において、
前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行への警告と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行の誘導と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する、付記3記載の判定支援装置。
(付記6)
前記抽出部において、取得した画像から、ユーザの進行方向に連続する前記複数の点字ブロック画像を、前記ブロック画像群として抽出する、付記1から5のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記7)
前記判定部において、判別不可と判定した場合、
前記抽出部は、さらに、取得した画像から前記進行方向に対する交差方向に連続する新たな複数の点字ブロック画像を、新たなブロック画像群として抽出し、
前記パターン分類部は、前記新たなブロック画像群について分類し、
前記スコア算出部は、前記新たなブロック画像群についてスコア算出し、
前記判定部は、前記新たなブロック画像群について判定し、
前記出力部は、前記判定の結果を出力する、付記6記載の判定支援装置。
(付記8)
前記パターン分類部は、
前記点字ブロック画像を複数の区画に分割し、
前記各区画について、点状パターン、線状パターン、またはパターン不明に分類し、
前記点字ブロック画像における前記複数の区画の過半数が分類された分類結果を、前点字ブロック画像の分類結果とする、付記1から7のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記9)
さらに、シグナル発生部を有し、
前記出力部は、前記判定結果を、前記シグナル発生部に出力し、
前記シグナル発生部は、前記判定結果を示す、視覚以外の感覚機能に対するシグナルを発生する、付記1から8のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記10)
前記シグナル発生部が、音発生部または振動発生部である、付記9記載の判定支援装置。
(付記11)
前記画像取得部が、カメラである、付記1から10のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記12)
前記判定支援装置の形状が、ポータブルデバイスである、付記1から11のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記13)
前記ポータブルデバイスが、眼鏡型、ゴーグル型、およびヘッドマウント型からなる群から選択された少なくとも一つである、付記12記載の判定支援装置。
(付記14)
前記出力部は、通信回線網を介して、端末と接続可能であり、前記端末に、前記判定結果を出力する、付記1から13のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記15)
さらに、端末を有し、
前記出力部は、前記端末に、前記判定結果を出力する、付記1から13のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記16)
前記出力部は、通信回線網を介して、前記端末と接続可能である、付記15記載の判定支援装置。
(付記17)
前記端末が、イヤホン型またはヘッドフォン型である、付記14から16のいずれかに記載の判定支援装置。
(付記18)
ユーザの進行方向の地面の画像を取得する画像取得工程、
取得した画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出工程、
前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類工程、
前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出工程、
前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定工程、および、
前記判定の結果を出力する出力工程を含む
ことを特徴とする点字ブロックの判定支援方法。
(付記19)
前記判定工程において、進行への警告または判別不可と判定した場合、前記出力工程は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行停止指示を出力し、
前記判定工程において、進行の誘導と判定した場合、前記出力工程は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行継続指示を出力する、付記18記載の判定支援方法。
(付記20)
前記スコア算出工程において、
前記点状パターンおよび前記線状パターンのうち、一方にマイナスの定数を付与し、他方にプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記各点字ブロック画像に、前記ブロック画像群における前記点字ブロック画像の位置関係に応じた、重み付けの係数を付与し、
前記各ブロック画像について、定数と係数とから個別スコアを算出し、
前記個別スコアの合計を、前記画像ブロック群のスコアとして算出する、付記18または19記載の判定支援方法。
(付記21)
前記スコア算出工程において、
前記点状パターンにマイナスの定数を付与し、前記線状パターンにプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記判定工程において、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行への警告と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行の誘導と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する、付記20記載の判定支援方法。
(付記22)
前記スコア算出工程において、
前記点状パターンにプラスの定数を付与し、前記線状パターンにマイナスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
前記判定工程において、
前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行への警告と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行の誘導と判定し、
前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する、付記20記載の判定支援方法。
(付記23)
前記抽出工程において、取得した画像から、ユーザの進行方向に連続する前記複数の点字ブロック画像を、前記ブロック画像群として抽出する、付記18から22のいずれかに記載の判定支援方法。
(付記24)
前記判定工程において、判別不可と判定した場合、
前記抽出工程は、さらに、取得した画像から、前記進行方向に対する交差方向に連続する新たな複数の点字ブロック画像を、新たなブロック画像群として抽出し、
前記パターン分類工程は、前記新たなブロック画像群について分類し、
前記スコア算出工程は、前記新たなブロック画像群についてスコア算出し、
前記判定工程は、前記新たな点字ブロック画像群について判定し、
前記出力工程は、前記判定の結果を出力する、付記23記載の判定支援方法。
(付記25)
前記パターン分類工程は、
前記点字ブロック画像を複数の区画に分割し、
前記各区画について、点状パターン、線状パターン、またはパターン不明に分類し、
前記点字ブロック画像における前記複数の区画の過半数が分類された分類結果を、前点字ブロック画像の分類結果とする、付記18から24のいずれかに記載の判定支援方法。
(付記26)
さらに、シグナル発生工程を有し、
前記シグナル発生工程は、前記出力工程における判定結果を示す、視覚以外の感覚機能に対するシグナルを発生する、付記18から25のいずれかに記載の判定支援方法。
(付記27)
前記視覚以外の感覚機能に対するシグナルが、音シグナルまたは振動シグナルである、付記26記載の判定支援方法。
(付記28)
付記1から17のいずれかに記載の判定支援装置を使用する、付記18から27のいずれかに記載の判定支援方法。
(付記29)
付記18〜28のいずれかに記載の判定支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記30)
付記29記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、ユーザの進行方向の地面の画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を抽出し、それらを含む点字ブロック画像群として、スコアを算出することによって、点字ブロックの表示が誘導か警告かを判定する。このため、例えば、破損した点字ブロックが含まれる場合等であっても、より精度よく、誘導か警告かを判定できる。これによって、ユーザである視覚障がい者は、自らの感覚のみに頼るのではなく、本発明によって出力された判定結果を利用することで、より簡便に点字ブロックの判定を行うことができ、歩行の安全性を向上することができる。
1 判定支援装置
2 端末
11 画像取得部
12 抽出部
13 パターン分類部
14 スコア算出部
15 判定部
16 出力部
17 シグナル発生部
20 点字ブロック
201 突起
202 プレート
30 画像
31 点字ブロック画像
40 ユーザ
41 白杖
101 CPU
102 メモリ
103 インターフェイス(I/F)
104 スピーカ
105 振動装置
106 通信デバイス
107 記憶装置
108 入力装置
111 カメラ
117 プログラム

Claims (10)

  1. ユーザの前方地面の画像を取得する画像取得部、
    取得した画像から、同方向に連続する複数の点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出部、
    前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類部、
    前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出部、
    前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定部、および、
    前記判定の結果を出力する出力部を含む
    ことを特徴とする点字ブロックの判定支援装置。
  2. 前記判定部において、進行への警告または判別不可と判定した場合、前記出力部は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行停止指示を出力し、
    前記判定部において、進行の誘導と判定した場合、前記出力部は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行継続指示を出力する、請求項1記載の判定支援装置。
  3. 前記スコア算出部において、
    前記点状パターンおよび前記線状パターンのうち、一方にマイナスの定数を付与し、他方にプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
    前記各点字ブロック画像に、前記ブロック画像群における前記点字ブロック画像の位置関係に応じた、重み付けの係数を付与し、
    前記各ブロック画像について、定数と係数とから個別スコアを算出し、
    前記個別スコアの合計を、前記画像ブロック群のスコアとして算出する、請求項1または2記載の判定支援装置。
  4. 前記スコア算出部において、
    前記点状パターンにマイナスの定数を付与し、前記線状パターンにプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
    前記判定部において、
    前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値未満の場合、進行への警告と判定し、
    前記画像ブロック群のスコアが、プラスの臨界値を超える場合、進行の誘導と判定し、
    前記画像ブロック群のスコアが、マイナスの臨界値以上、プラスの臨界値以下の場合、判別不可と判定する、請求項3記載の判定支援装置。
  5. 前記抽出部において、取得した画像から、ユーザの進行方向に連続する前記複数の点字ブロック画像を、前記ブロック画像群として抽出する、請求項1から4のいずれか一項に記載の判定支援装置。
  6. 前記判定部において、判別不可と判定した場合、
    前記抽出部は、さらに、取得した画像から前記進行方向に対する交差方向に連続する新たな複数の点字ブロック画像を、新たなブロック画像群として抽出し、
    前記パターン分類部は、前記新たなブロック画像群について分類し、
    前記スコア算出部は、前記新たなブロック画像群についてスコア算出し、
    前記判定部は、前記新たなブロック画像群について判定し、
    前記出力部は、前記判定の結果を出力する、請求項5記載の判定支援装置。
  7. ユーザの進行方向の地面の画像を取得する画像取得工程、
    取得した画像から、同方向に連続する点字ブロック画像を、ブロック画像群として抽出する抽出工程、
    前記ブロック画像群に含まれる前記各点字ブロック画像を、進行への警告を示す点状パターン、進行の誘導を示す線状パターン、またはパターン不明に分類するパターン分類工程、
    前記ブロック画像群における前記各点字ブロック画像の位置関係と、前記各点字ブロック画像の分類パターンとから、前記ブロック画像群のスコアを算出するスコア算出工程、
    前記ブロック画像群のスコアから、進行への警告、進行の誘導、または、判別不可と判定する判定工程、および、
    前記判定の結果を出力する出力工程を含む
    ことを特徴とする点字ブロックの判定支援方法。
  8. 前記判定工程において、進行への警告または判別不可と判定した場合、前記出力工程は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行停止指示を出力し、
    前記判定工程において、進行の誘導と判定した場合、前記出力工程は、前記判定結果として、前記ユーザに対する歩行継続指示を出力する、請求項7記載の判定支援方法。
  9. 前記スコア算出工程において、
    前記点状パターンおよび前記線状パターンのうち、一方にマイナスの定数を付与し、他方にプラスの定数を付与し、前記パターン不明に定数ゼロを付与し、
    前記各点字ブロック画像に、前記ブロック画像群における前記点字ブロック画像の位置関係に応じた、重み付けの係数を付与し、
    前記各ブロック画像について、定数と係数とから個別スコアを算出し、
    前記個別スコアの合計を、前記画像ブロック群のスコアとして算出する、請求項7または8記載の判定支援方法。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載の判定支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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