JP3201670U - 音声案内装置付白杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で視覚障害者を安全に誘導や警告などの案内ができる音声案内装置付白杖を提供する。【解決手段】音声案内装置付白杖10は、白杖20の先端部21が、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40に接することで、赤外線センサー31が、ドットコードの情報を読み取り、制御部32が、ドットコードの情報を対応する音声データに変換してスピーカー33に伝送し、スピーカー33で音声データが音声に変換されて記視覚障害者Hに伝達される。【選択図】図1
Description
本考案は、音声案内装置付白杖に関する。
地面や床面にブロックを敷設することで視覚障害者を安全に誘導することができる視覚障害者誘導用ブロックが知られており、電磁誘導装置を用いて視覚障害者に音声で誘導や警告などの案内を行うことも知られている。
上記の視覚障害者に誘導や警告のための視覚障害者誘導用ブロックは視覚障害者に十分な案内ができず、電磁誘導を用いる装置は複雑であり簡易に用いることができないという問題があった。
そこで本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、複雑な構成ではなく簡易に視覚障害者を安全に誘導や警告などの案内ができる音声案内装置付白杖を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る音声案内装置付白杖は、視覚障害者が用いる白杖に音声で案内をする音声案内装置が設けられ、前記視覚障害者に前記音声で案内をする音声案内装置付白杖であって、前記音声案内装置は、赤外線吸収機能を有するドットを所定の規則に従って配列することにより、情報として用いるドットコードが施された部材から、前記ドットコードの情報を読み取る赤外線センサーと、前記赤外線センサーで読み取られた前記ドットコードの情報を、対応する音声データに変換する制御部と、前記音声データを音声として出力する音声発生装置と、を有することを特徴とする。
本考案に係る音声案内装置付白杖の態様について、前記部材は、視覚障害者誘導用ブロックであり、前記ドットコードが施された部材は、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックであり、前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックは、前記障害者誘導用ブロックに、複数の前記ドットコードが印刷されたドットコード付シートが、前記視覚障害者誘導用ブロックに貼り付けられている構成であることが好ましい。
本考案に係る音声案内装置付白杖の態様について、前記部材は、視覚障害者誘導用ブロックであり、前記ドットコードが施された部材は、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックであり、前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックは、前記視覚障害者誘導用ブロックに、複数の前記ドットコードが印刷されている構成であることが好ましい。
本考案に係る音声案内装置付白杖の態様について、前記赤外線センサーは、前記白杖の内部の先端部に設けられ、前記制御部と前記音声発生装置は、前記白杖の内部の上端部に設けられ、前記先端部が、前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックの領域の任意の部分に接することで、前記赤外線センサーが、前記任意に接した部分の前記ドットコードの情報を読み取り、前記制御部が、前記ドットコードの情報を対応する音声データに変換し、前記音声発生装置が、前記音声データを前記音声に変換し、前記視覚障害者に伝達することが好ましい。
本考案に係る音声案内装置付白杖の態様について、前記音声発生器は、スピーカーまたはイヤホーンであることが好ましい。
本考案の音声案内装置付白杖によれば、複雑な構成ではなく簡易に視覚障害者を安全に誘導や警告などの案内ができる音声案内装置付白杖を提供することができる。
以下、本考案の音声装置付白杖の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
図1に示すように、音声案内装置付白杖10は、視覚障害者Hが用いる白杖20に音声で案内をする音声案内装置30が設けられており、以下各構成について説明する。
音声案内装置30は、部材の一例である視覚障害者誘導用ブロック41にドットコード42aが施されたドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40から、ドットコード42aの情報を読み取るセンサーの一例である赤外線センサー31を有している。
ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40は、例えば、直径0.05mmのドットで形成された赤外線吸収機能を有する赤外線吸収ドット42bを、所定の規則に従って配列し、情報として用いるドットコード42aが、視覚障害者誘導用ブロック41に施されたものである。
図2に示すように、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40は、実施形態において、複数のドットコード42aが印刷されたドットコード付シート42を、視覚障害者誘導用ブロック41に貼り付けられている構成であるが、これに限定されず、例えば、視覚障害者誘導用ブロック41に、複数のドットコード42aが印刷されている構成であってもよい。
また、図2に示すドットコード42aには、例えば、2mm角の範囲に、32個のドットがパターンとして配置されているなど、一定の法則に基づいて赤外線吸収ドット42bが配置されており、この配置のパターンによって特定のコード番号や座標情報などが定義されており、この例においては、例えば赤外線センサー31による撮像が直径4mmであれば、2mm角のドットコードを検出することができる。
ドットコード付シート42に用いるシートは、薄くて広がりがあり、赤外線吸収ドット42bが、印刷されるもので、素材はプラスチック、布、紙、金属など多様であり、視覚障害者誘導用ブロック41の配置されている場所、例えば、横断歩道、階段、分かれ道、バス停留所、エスカレータ、エレベータ、トイレ、駅構内の案内、駅ホーム乗車口、施設内の案内に応じて素材を選択し、防水性などのコーティングを施してもよく、また、上記のとおり、視覚障害者誘導用ブロック41に、複数のドットコード42aを直接印刷する構成であってもよい。
また、音声案内装置30は、赤外線センサー31で読み取られたドットコード42aの情報を対応する音声データに変換する制御部32を有し、この音声データを音声として出力する音声発生器の一例であるスピーカー33を有している。
実施形態では、音声発生器としてスピーカー33を用いているが、これに限定されず、例えば、イヤホーンを用いてもよく、また、携帯端末に転送してこの携帯端末から視覚障害者Hに通知してもよい。
実施形態では、赤外線センサー31は、白杖20内部の先端部21に設けられており、また、制御部32とスピーカー33は、白杖20の内部の上端部22に設けられている。
上記の音声案内装置付白杖10は、白杖20の先端部21が、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40の領域の任意の部分に接することで、すなわち、先端部21が、ドットコード付シート42が貼り付けられている領域または複数のドットコード42aが直接印刷されている領域のいかなる部分に接したとしても、赤外線センサー31が、複数のドットコード42aの内から接した部分のドットコード42aの情報を読み取り、制御部32が、ドットコード42aの情報を対応する音声データに変換してスピーカー33に伝送し、スピーカー33で音声データが音声に変換されて視覚障害者Hに伝達される。
また、例えば、上記のドットコード付シート42が貼り付けられている領域または複数のドットコード42aが直接印刷されている領域には、複数の同一の情報、例えば、横断歩道です、という音声を発するためのコードを有する複数の同一のドットコード42aが施されており、一方、この領域とは異なる他の領域においては、複数の同一の他の情報、例えば、階段です、という音声を発するためのコードを有する複数の同一の他のドットコードが施されている構成であってもよい。
上記のような特徴を有する本考案の音声案内装置付白杖10は、ドットコード42aを用いたドットコード付シート42を視覚障害者誘導用ブロック41に貼りつけ、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック40とすることで、視覚障害者Hは、音声案内装置付白杖30を用いてドットコード42aからの情報を音声で聞くことができる簡易な構成であり、視覚障害者Hに対する音声案内の普及を図ることができるものである。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。
また、音声案内装置付白杖の大きさや形状、素材の厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
10 音声案内装置付白杖
20 白杖
21 先端部
22 上端部
30 音声案内装置
31 赤外線センサー
32 制御部
33 スピーカー
40 ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック
41 視覚障害者誘導用ブロック
42 ドットコード付シート
42a ドットコード
42b 赤外線吸収ドット
H 視覚障害者
20 白杖
21 先端部
22 上端部
30 音声案内装置
31 赤外線センサー
32 制御部
33 スピーカー
40 ドットコード付視覚障害者誘導用ブロック
41 視覚障害者誘導用ブロック
42 ドットコード付シート
42a ドットコード
42b 赤外線吸収ドット
H 視覚障害者
Claims (5)
- 視覚障害者が用いる白杖に音声で案内をする音声案内装置が設けられ、前記視覚障害者に前記音声で案内をする音声案内装置付白杖であって、
前記音声案内装置は、
赤外線吸収機能を有する赤外線吸収ドットを所定の規則に従って配列することにより、情報として用いるドットコードが施された部材から、前記ドットコードの情報を読み取る赤外線センサーと、
前記赤外線センサーで読み取られた前記ドットコードの情報を、対応する音声データに変換する制御部と、
前記音声データを音声として出力する音声発生器と、
を有することを特徴とする音声案内装置付白杖。 - 前記部材は、視覚障害者誘導用ブロックであり、
前記ドットコードが施された部材は、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックであり、
前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックは、複数の前記ドットコードが印刷されたドットコード付シートが、前記視覚障害者誘導用ブロックに貼り付けられている構成であることを特徴とする請求項1に記載の音声案内装置付白杖。 - 前記部材は、視覚障害者誘導用ブロックであり、
前記ドットコードが施された部材は、ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックであり、
前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックは、前記視覚障害者誘導用ブロックに、複数の前記ドットコードが印刷されている構成であることを特徴とする請求項1に記載の音声案内装置付白杖。 - 前記赤外線センサーは、前記白杖の内部の先端部に設けられ、
前記制御部と前記音声発生器は、前記白杖の内部の上端部に設けられ、
前記先端部が、前記ドットコード付視覚障害者誘導用ブロックの領域の任意の部分に接することで、前記赤外線センサーが、前記任意に接した部分の前記ドットコードの情報を読み取り、前記制御部が、前記ドットコードの情報を対応する音声データに変換し、前記音声発生装置が、前記音声データを前記音声に変換し、前記視覚障害者に伝達することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の音声案内装置付白杖。 - 前記音声発生器は、スピーカーまたはイヤホーンであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の音声案内装置付白杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004922U JP3201670U (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 音声案内装置付白杖 |
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JP2015004922U JP3201670U (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 音声案内装置付白杖 |
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JP (1) | JP3201670U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105662798A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-06-15 | 昆山市工研院智能制造技术有限公司 | 基于激光与图像处理的盲人导航装置及行走避障方法 |
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2015
- 2015-09-28 JP JP2015004922U patent/JP3201670U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105662798A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-06-15 | 昆山市工研院智能制造技术有限公司 | 基于激光与图像处理的盲人导航装置及行走避障方法 |
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