JP3208078B2 - パケット通信網 - Google Patents

パケット通信網

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JP3208078B2 JP33846696A JP33846696A JP3208078B2 JP 3208078 B2 JP3208078 B2 JP 3208078B2 JP 33846696 A JP33846696 A JP 33846696A JP 33846696 A JP33846696 A JP 33846696A JP 3208078 B2 JP3208078 B2 JP 3208078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット通信に利用
する。本発明は非同期転送モード(ATM:Asynchronou
s Transfer Mode)通信に利用するに適する。
【0002】
【従来の技術】あらゆるデータを固定長パケットに分割
して収容し送受信を行う技術として非同期転送モード
(以下、ATMという)通信が知られている。固定長パ
ケットは一般にセルと呼ばれている。ここで、固定長パ
ケットとはそのパケットを構成するビット数が一意に定
められているパケットのことをいう。
【0003】従来の技術を図6を参照して説明する。図
6は従来のATM交換機を示す図である。図6を用いて
従来のATM交換機の動作を説明する。ATM交換機で
はセルのヘッダ情報を基に、ハードウェアルーティング
を行う。その詳細な動作原理は、例えば、「ポイント図
解式、標準ATM教科書(アスキー出版)」などに記載
され、公知である。
【0004】従来のATM交換機では、図6(a)に示
すように、150Mb/SのATM交換機1−1(ここ
では入出力の回線のスピードが150Mb/Sの交換機
をこのように呼ぶ)では、2.7μS(150Mb/S
で53バイトを転送する時間)で1セルを処理する(1
セルを処理する時間を1セル時間と呼ぶ)。
【0005】一方、図6(b)に示すように、600M
b/SのATM交換機1−2では、1セル時間が約0.
69μSとなる。このため、600Mb/Sの各ATM
交換機1−2内では、この0.69μS以内に1つのセ
ルに必要な機能を全て実現しなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】1セル時間0.69μ
S内にはヘッダの内容を解析し、ヘッダ変換と呼ばれる
ヘッダの内容の変更、ヘッダの内容に基づくルートの決
定のみでなく、UPC(Usage Parameter Control) と呼
ばれるセルトラヒックの監視等も実現しなければならな
い。そのため、ATM交換機の速度が速くなれば速くな
るほど、高速のヘッダ処理が必要であると同時に、中継
交換機ほど伝送速度が速くなるため、多くのVCI/V
PI、つまりコネクションを扱わなければいけない。
【0007】そのため、例えば、ヘッダ変換を考える
と、大量のVCI/VPIを格納したメモリを、より短
い時間にアクセスして処理する必要が生じることにな
る。
【0008】具体的に言うと、150Mb/SのATM
交換機が1秒間に100セルを10コネクション処理す
る必要があるとすると2.4Gb/SのATM交換機で
は1秒間に1600セルで160コネクションを処理す
る。つまり、16倍のメモリ量を1/16の時間にアク
セスすることになる。
【0009】一般的にメモリ(RAM)は、大容量のも
のは、アクセスタイムが遅く、この結果、経済的に高速
のATMスイッチは実現できない欠点がある。
【0010】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、高速な交換機におけるパケットのヘッダ処理
速度を低減させることができるパケット通信網を提供す
ることを目的とする。本発明は、通信網の設置コストを
低減させることができるパケット通信網を提供すること
を目的とする。本発明は、通信網のスループットを向上
させることができるパケット通信網を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、1パケットの
時間長を等価的にほぼ一定とし、各交換機では1パケッ
トの時間長の内に必要な処理を行う。高速の交換機用の
パケットは、複数の小さな(53バイト)パケットが複
数入り、その複数のパケットの方路と共通のVPIをヘ
ッダ部等に記入することにより、ルーティングを行うこ
とを最も主要な特徴とする。
【0012】従来の技術とは、パケットの実際のバイト
数、高速パケットを構成する情報、単位時間内に処理し
なければいけないパケット数および等価的なコネクショ
ン数が異なる。
【0013】すなわち、本発明は、ビット速度がr1
/Sである第一の通信網と、この第一の通信網を複数収
容しビット速度がr2 b/Sである第二の通信網と、前
記第一の通信網と前記第二の通信網との間に通過するパ
ケットのビット速度を相互に変換する速度変換手段とを
備えたパケット通信網である。本発明の特徴とするとこ
ろは、前記速度変換手段は、前記第一の通信網のパケッ
ト長と前記第二の通信網のパケット長とがそれぞれ固定
長であり、1パケット時間(1パケットを処理する時間
を1パケット時間と呼ぶ)がこの二つの通信網の間でほ
ぼ等しくなるようにパケットのビット長を設定する手段
を含むところにある。
【0014】ここで「ほぼ等しく」とは、少なくともヘ
ッダについては同等程度の処理能力のある装置でほぼ同
一時間内に処理できる、との意味であり、例えば第一の
通信網の1パケット時間をL1 、第二の通信網の1パケ
ット時間をL2 とするとき、〔L1 :L2 〕が〔1:
3〕から〔1:(1/3)〕の間に設定することが適当
である。
【0015】前記第二の通信網のパケット1個は前記第
一の通信網のパケットn個(n=r2 /r1 )および新
たに付加されたヘッダを含むようにすることがよい。
【0016】前記速度変換手段は、前記第一の通信網か
ら到来するパケットのヘッダ内容にしたがってこのパケ
ットを方路別に振り分ける手段(10)と、方路毎に設
けられたバッファ(11〜13)と、このバッファに行
き先の通信網のビット速度に適合する数のパケットが蓄
積されたときにこの複数のパケットをこのバッファから
順次読出しその先頭パケットにその複数のパケットの共
通の方路を表す新たなヘッダを付加するヘッダ再編集部
(14〜16)とを含む構成とすることがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】本発明実施例の構成を図1〜図3を参照して
説明する。図1は多段に構成された通信網を示す図であ
る。図2は速度変換部のブロック構成図である。
【0019】本発明は、ビット速度が150Mb/Sで
ある加入者網4−11〜4−14と、この加入者網4−
11〜4−14を収容しビット速度が600Mb/Sで
ある地域網4−21および4−22と、この加入者網4
−11〜4−14と地域網4−21および4−22との
間に通過するパケットのビット速度を相互に変換する速
度変換部511〜514とを備えたパケット通信網である。
【0020】ここで、本発明の特徴とするところは、速
度変換部511〜514は、加入者網4−11〜4−14の
パケット長と地域網4−21および4−22のパケット
長とがそれぞれ固定長であり、1パケット時間がこの二
つの通信網の間でほぼ等しくなるようにパケットのビッ
ト長を設定する手段としてのヘッダ再編集部14〜16
を含むところにある。
【0021】加入者網4−11〜4−14のパケット1
個は地域網4−21および4−22のパケット4個(4
=600/150)および新たに付加されたヘッダを含
む。
【0022】速度変換部511〜514の構成をさらに詳細
に説明すると、図2に示すように、加入者網4−11〜
4−14から到来するパケットのヘッダ内容にしたがっ
てこのパケットを方路別に振り分ける手段としての振り
分け回路10と、方路毎に設けられたバッファ11〜1
3と、このバッファ11〜13に行き先の地域網4−2
1および4−22のビット速度に適合する数のパケット
が蓄積されたときにこの複数のパケットをこのバッファ
11〜13から順次読出しその先頭パケットにその複数
のパケットの共通の方路を表す新たなヘッダを付加する
ヘッダ再編集部14〜16とを含む。
【0023】また、地域網4−21および4−22と中
継網4−3との間についても上述したものと同様に説明
することができる。
【0024】すなわち、本発明は、ビット速度が600
Mb/Sである地域網4−21および4−22と、この
地域網4−21および4−22を収容しビット速度が
2.4Gb/Sである中継網4−3と、この地域網4−
21および4−22と中継網4−3との間に通過するパ
ケットのビット速度を相互に変換する速度変換部521
よび522とを備えたパケット通信網である。
【0025】ここで、本発明の特徴とするところは、速
度変換部521および522は、地域網4−21および4−
22のパケット長と中継網4−3のパケット長とがそれ
ぞれ固定長であり、1パケット時間がこの二つの通信網
の間でほぼ等しくなるようにパケットのビット長を設定
する手段としてのヘッダ再編集部14〜16を含むとこ
ろにある。
【0026】地域網4−21および4−22のパケット
1個は中継網4−3のパケット4個(4=2400/6
00)および新たに付加されたヘッダを含む。
【0027】速度変換部521〜523の構成をさらに詳細
に説明すると、図2に示すように、地域網4−21およ
び4−22から到来するパケットのヘッダ内容にしたが
ってこのパケットを方路別に振り分ける手段としての振
り分け回路10と、方路毎に設けられたバッファ11〜
13と、このバッファ11〜13に行き先の中継網4−
3のビット速度に適合する数のパケットが蓄積されたと
きにこの複数のパケットをこのバッファ11〜13から
順次読出しその先頭パケットにその複数のパケットの共
通の方路を表す新たなヘッダを付加するヘッダ再編集部
14〜16とを含む。
【0028】本発明実施例では図1に示すように、3段
階の階層構造としたが、さらに多段としても説明するこ
とができる。
【0029】次に、本発明実施例の動作を説明する。加
入者端末装置31 から32 へ通信を行う場合は、加入者
網4−11の150Mb/Sの交換機(これはVPI/
VCIにより一義的に決まる)はパケットのヘッダ情報
に含まれる方路情報“G”にしたがってパケットを地域
網4−21に転送する。図3はパケットのフォーマット
を示す図であるが、加入者網4−11では図3(a)に
示すように、パケットαは2.7μSが1パケット時間
となる。
【0030】地域網4−21は、その収容する回線のビ
ット速度が600Mb/Sであるから、加入者網4−1
1に比較すると4倍高速であり、2.7μS間に4パケ
ットの転送が可能である。そこで、加入者網4−11の
速度変換部511では、図3(b)に示すように連続する
4個のパケットα、β、γ、δを用いる。
【0031】加入者網4−11の速度変換部511の振り
分け回路10では、振り分け回路10が加入者端末装置
1 から転送されたパケットのヘッダに含まれる方路情
報“G”にしたがってパケットαを一時、バッファ11
〜13の該当するバッファに蓄積する。例えば、バッフ
ァ11がそのバッファであるとする。バッファ11に
は、途中まで方路が共通する他のパケットβ、γ、δも
蓄積される。4個以上のパケットがバッファ11に蓄積
されると、ヘッダ再編集部14は、バッファ11から地
域網4−21の収容する回線のビット速度600Mb/
Sに適合するようにパケットα、β、γ、δを4個読出
す。このとき4個のパケットα、β、γ、δをパケット
群と呼ぶことにすれば、ヘッダ再編集部14は、このパ
ケット群を構成している各パケットα、β、γ、δに共
通する新たな方路情報“F”を作成し、このパケット群
の先頭パケットに付与する。このパケット群は、速度変
換部511の多重化回路20を介して加入者網4−11か
ら地域網4−21に転送される。この際、場合によって
は他のコネクションのパケットと相乗りをすることにな
る。
【0032】図3(a)に示したパケットは53バイト
であり、図3(b)に示したパケット群は(53×4
=)212バイトに新たなヘッダとして5バイトが加算
され217バイトである。加入者網4−11のパケット
と地域網4−21のパケット群とでは5バイト分時間長
が異なるが、この5バイト分の時間長は、ここでは無視
できる時間長として扱うことにする。
【0033】すなわち、本発明の本質は、ビット速度の
異なる各通信網で最適なビット長の固定長パケットを用
いるところにあり、パケットおよびパケット群の時間長
の一致を厳密に規定する理由はない。もちろん、この時
間長が一致していれば、各通信網で同じ仕様のヘッダ処
理装置を用いることができるので有利ではあるが、同じ
仕様ではなくとも高速のヘッダ処理装置を準備する必要
がないところに本発明の効果がある。ここでは新たに付
与されたヘッダの5バイト分の時間長がパケットおよび
パケット群の間で異なるとして説明したが、さらに大き
な時間長の差異が存在しても本発明の効果を得ることは
できる。その差異は、例えば、二つのビット速度の異な
る通信網の間で1/3倍〜3倍といった範囲であっても
よい。
【0034】2.4Gb/Sの中継網4−3では、53
バイトのパケットでは、図3(c)に示すように、16
個の連続するパケットを用いることができる。すなわ
ち、848バイトに新たなヘッダとして5バイトを加算
し853バイトとなる。この連続する16個のパケット
をパケット列と呼ぶことにする。地域網4−21の速度
変換部521では、振り分け回路10が地域網4−21か
ら転送されたパケット群のヘッダに含まれる方路情報
“F”にしたがってパケット群を一時、バッファ11〜
13の該当するバッファに蓄積する。例えば、バッファ
11がそのバッファであるとする。バッファ11には、
途中まで方路が共通する他のパケット群から振り分けら
れたパケットも蓄積される。16個以上のパケットがバ
ッファ11に蓄積されると、ヘッダ再編集部14は、バ
ッファ11から中継網4−3の収容する回線のビット速
度2.4Gb/Sに適合するようにパケットを16個読
出す。ヘッダ再編集部14は、このパケット列を構成し
ている各パケットに共通する新たな方路情報“B”を作
成し、このパケット列の先頭パケットに付与する。この
パケット列は、速度変換部521の多重化回路20を介し
て中継網4−3に転送される。この際、場合によっては
他のコネクションのパケットと相乗りをすることにな
る。
【0035】図3(a)に示したパケットは53バイト
であり、図3(c)に示したパケット列は(53×16
=)848バイトに新たなヘッダとして5バイトが加算
され853バイトである。加入者網4−11のパケット
と中継網4−3のパケット列とでは5バイト分時間長が
異なるが、ここでは無視できる範囲として扱うことにす
る。
【0036】すなわち、本発明の本質は、ビット速度の
異なる各通信網で最適なビット長の固定長パケットを用
いるところにあり、パケットおよびパケット列の時間長
の一致を厳密に規定する理由はない。もちろん、この時
間長が一致していれば、各通信網で同じ仕様のヘッダ処
理装置を用いることができるので有利ではあるが、同じ
仕様ではなくとも高速のヘッダ処理装置を準備する必要
がないところに本発明の効果がある。ここでは新たに付
与されたヘッダの5バイト分の時間長がパケットおよび
パケット列の間で異なるとして説明したが、さらに大き
な時間長の差異が存在しても本発明の効果を得ることは
できる。その差異は、例えば、二つのビット速度の異な
る通信網の間で1/3倍〜3倍といった範囲であっても
よい。
【0037】地域網4−22の速度変換部522では、振
り分け回路10が中継網4−3から転送されたパケット
列のヘッダに含まれる方路情報“B”にしたがってその
パケット列を一時、バッファ11〜13の該当するバッ
ファに蓄積する。例えば、バッファ11がそのバッファ
であるとする。バッファ11には、途中まで方路が共通
する他のパケット列から振り分けられたパケットも蓄積
される。バッファ11にパケットが多数蓄積されると、
ヘッダ再編集部14は、地域網4−22の収容する回線
のビット速度600Mb/Sに適合するようにパケット
を4つずつ読出しパケット群を構成する。さらにヘッダ
再編集部14は、このパケット群を構成している各パケ
ットに共通する新たな方路情報“C”を作成し、このパ
ケット群の先頭パケットに付与する。このパケット群
は、速度変換部522の多重化回路20を介して加入者網
4−14に転送される。この際、場合によっては他のコ
ネクションのパケットと相乗りをすることになる。
【0038】加入者網4−14の速度変換部514では、
振り分け回路10が地域網4−22から転送されたパケ
ット群のヘッダに含まれる方路情報“C”にしたがって
パケット群を一時、バッファ11〜13の該当するバッ
ファに蓄積する。例えば、バッファ11がそのバッファ
であるとする。バッファ11には、途中まで方路が共通
する他のパケット群から振り分けられたパケットも蓄積
される。バッファ11にパケットが蓄積されると、ヘッ
ダ再編集部14は、加入者網4−14の収容する回線の
ビット速度150Mb/Sに適合するようにパケットを
1つずつ読み出す。このときパケットのヘッダは加入者
端末装置31 により付与されたヘッダ(方路情報
“G”)となっており、多重化回路20を介して加入者
端末装置32 に転送される。
【0039】(実施例まとめ)コンポジットパケットを
作る場合、53バイトのパケットをそのままペイロード
に入れる方式と、何らかの識別子を用いる方式がある
が、本発明ではいずれでもよい。
【0040】実際に発呼のある加入者端末装置がある程
度しかなく、集線比を10:1位とすると、6560端
末が日本中にある場合、地域網4−21および4−22
上でのルートは164、中継網4−3での16のルート
しか存在しない。言い換えれば、従来の中継交換機は6
560のVCI/VPIを識別しながら、パケットバイ
パケットにルーティングを行っていたが、16パケット
程度をコンポジットして1つのパケットとみなし、ルー
ティングしても下階位の交換機でときほぐせば十分であ
ることが判る。
【0041】図4は150Mb/Sの交換機から600
Mb/Sのラインへのアクセスをするときの構成であ
り、5は速度変換部である。5の部分を拡大したのが図
2であり、ここでは、方路別パケットを一時蓄積し、4
ヶ以上パケットがたまったら、もしくは、タイムアウト
になると、600Mb/Sの2.7μS時間分、即ち2
07バイト+5バイトのパケットを作り、600Mb/
S伝送路上に転送する。この方路とは地域網4−21お
よび4−22面でユニークにふられたルートに相当す
る。
【0042】図5は600Mb/Sのスイッチの動作で
ある。212バイトの内容は全く意識せず、ヘッダの情
報のみでルーティングする。
【0043】ただしここでは、固定時間長を2.7μS
とし、ヘッダを5バイトとして説明したが、必ずしも固
定時間は厳密である必要はなく、単に各伝送速度で一定
の時間長のパケットであればよい。例えば、150Mb
/Sでは2.7μS、600Mb/Sでは2μSでも可
能である。また、ヘッダは5バイトの必要は全くなく、
ルーティング等の情報を転送できればよい。また、先に
述べたが2.7μS内のペイロード内の53バイトのパ
ケットは、各々を識別できればよく、53バイト、48
バイト+α等で転送することが考えられる。また、CB
R(Constant Bit Rate) データ等では、固定的に48バ
イトで時間位置による識別も可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速な交換機におけるパケットのヘッダ処理速度を低減
させることができる。したがって、通信網の設置コスト
を低減させることができる。また、通信網のスループッ
トを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多段に構成された通信網を示す図。
【図2】速度変換部のブロック構成図。
【図3】パケットのフォーマットを示す図。
【図4】150Mb/Sの交換機から600Mb/Sの
ラインへのアクセスをするときの構成を示す図。
【図5】600Mb/Sのスイッチの動作を示す図。
【図6】従来のATM交換機を示す図。
【符号の説明】
1 交換機 31 、32 加入者端末装置 4−11〜4−14 加入者網 4−21、4−22 地域網 4−3 中継網 5、511〜514、521〜523 速度変換部 10 振り分け回路 11〜13 バッファ 14〜16 ヘッダ再編集部 20 多重化回路 α、β、γ、δ パケット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット速度がr1 b/Sである第一の通
    信網と、この第一の通信網を複数収容しビット速度がr
    2 b/S(r 2 >r 1 である第二の通信網と、前記第
    一の通信網と前記第二の通信網との間に通過するパケッ
    トのビット速度を相互に変換する速度変換手段とを備
    、48バイトのペイロードと5バイトのヘッダとから
    構成される53バイトの固定長ATMセルを転送する
    ケット通信網において、 前記速度変換手段は、前記第一の通信網のパケット長と
    前記第二の通信網のパケット長とがそれぞれ固定長であ
    り、前記第一の通信網内を転送されるパケットをn個
    (n=r 2 /r 1 で整数)をそのまま縦続に接続し、先
    頭に付加的ヘッダを新たに付与した第二の通信網用のパ
    ケットを生成し、1パケット時間がこの二つの通信網の
    間でほぼ等しくなるようにパケットのビット長を設定す
    る手段を含むことを特徴とするパケット通信網。
  2. 【請求項2】 前記速度変換手段は、前記第一の通信網
    から到来するパケットのヘッダ内容にしたがってこのパ
    ケットを方路別に振り分ける手段(10)と、方路毎に
    設けられたバッファ(11〜13)と、このバッファに
    行き先の通信網のビット速度に適合する数のパケットが
    蓄積されたときにこの複数のパケットをこのバッファか
    ら順次読出しその先頭パケットにその複数のパケットの
    共通の方路を表す新たなヘッダを付加するヘッダ再編集
    部(14〜16)とを含む請求項1記載のパケット通信
    網。
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