JP3207985B2 - マルチビジョンのスクリーン装置 - Google Patents

マルチビジョンのスクリーン装置

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JP3207985B2
JP3207985B2 JP27447393A JP27447393A JP3207985B2 JP 3207985 B2 JP3207985 B2 JP 3207985B2 JP 27447393 A JP27447393 A JP 27447393A JP 27447393 A JP27447393 A JP 27447393A JP 3207985 B2 JP3207985 B2 JP 3207985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の投写ユニットか
らの映像を同時に拡大投写して大画面を表示するように
したマルチビジョンのスクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチビジョンにおいては、複数
の投写ユニットから投写される画像情報をスクリーンの
背面に拡大投影し、スクリーン上に複合画面からなる1
つの大画面を表示するようになっている。
【0003】この表示される画像が大画面化してくる
と、必然的にスクリーン面積も大きくなり、スクリーン
全体を一枚のシ−ト部材で形成することが搬送のための
制約や生産性,生産設備の観点から難しくなってくる。
このため、大画面用のマルチビジョンにおけるスクリー
ンは、複数枚のスクリーンの前面を揃え、隣接するスク
リーン単品同志を接続具の溝に挿入して固定することに
より、組み合わせて形成されるのが一般的である。この
種のスクリーン装置の一例が、例えば、実開平3−90
184号公報に開示されている。
【0004】かかる公報に記載の技術においては、スク
リーンを複数個併設し、隣接するスクリーン間に位置す
るスクリーン接続具(保持具)の溝にスクリーンの端部
を挿入することにより、1枚の大画面のスクリーンを構
成するようになっている。そして、接続具を目立たない
ようにするため、接続具を光拡散材料で形成してその透
光量を適当なものに設定するようにしていた。
【0005】また、例えば特開平2−94784号公報
に記載のように、マルチビジョンの構成単位である背面
投写型テレビジョン受像装置のハウジングの構造は、投
写管から投写された画像の光線をレンズ組立体やプリズ
ム,反射鏡等で反射させて透過式スクリーンに投影さ
せ、投写管の周囲は電源,電子機器による動作時の発熱
が激しいため、放熱を行わせるための放熱孔等を設けて
それらを開放的なハウジングで囲み形成されている。
【0006】そして、上記のレンズ組立て体やプリズ
ム,反射鏡,透過式スクリーンの周囲は、映像を鮮明に
映すことが必要なために埃の侵入堆積を防ぐ必要がある
ので、略密閉されたハウジングで形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
接続具の光の透過量が隣接するスクリーンの縁部の略平
均光量となるように、接続具の光透過率及びその形状を
工夫して、接続具を目立たないようにしている。
【0008】しかし、スクリーンの据付け環境の湿度や
温度によるスクリーン平面の変形については何ら配慮さ
れていない。
【0009】このスクリーンの平面度が適正なものに維
持されるようにしないと、映像の焦点がずれて投写され
る映像がぼけてしまい、画像品質を著しく劣化させてし
まうし、特に、映像の邪魔にならないようにスクリーン
接続具(保持具)の幅を細くして、スクリーン挿入用の
溝の深さを小さくしようとすると、スクリーンの熱膨張
によってスクリーン平面が変形したり、スクリーンとス
クリーン接続具とがずれたり、外れたりする可能性があ
り、一旦ずれたり、外れたりすると、再組立や調整に非
常な手間と時間がかかることになる。
【0010】また、上記背面投射型テレビジョン装置に
おいては、透過式スクリーンは前面に板厚の薄いスクリ
ーンを配備し、後面に板厚の厚いスクリーンを配備して
各々外形を揃え重ねられて構成されており、周囲の温度
や湿度が変化すると、前面にある板厚の薄いスクリーン
の前面は、外気と直接接触しているので、膨張,収縮を
しようとする。
【0011】一方、後面にある板厚の厚いスクリーン
は、前面を上記の板厚が薄いスクリーンで封止され、周
囲は略密閉されたハウジングで形成されているので、直
ぐには外気の影響を受けることがなく、周囲の温度や湿
度の変化による膨張,収縮は時間的に緩やかにおこるの
で、板厚の薄いスクリーンは板厚の厚いスクリーンに対
して先に膨張,収縮が始まって表面積の多い前面が先に
膨張,収縮し、かつ板厚の薄いスクリーンの多くは前後
方向に反ってしまい、板厚の薄いスクリーンと板厚の厚
いスクリーンの間には隙間を生じる。このため、この隙
間部分に投写される映像は焦点が定まらず、ぼけてしま
う欠点があった。
【0012】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ス
クリーンの接続具(保持具)をなくして、スクリーンの
温度や湿度による影響を防止することができるように
し、常に鮮明な大画面を表示することができるようにし
たマルチビジョンのスクリーン固定装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の投写ユニットの映出画像が同時に
投写されるスクリーンは、互いに重ね合わせるようにし
た外形がほぼ等しい第1,第2の組シートからなり、該
投写ユニット側に配置される該第1の組シートは該投写
ユニット毎に対応する第1のシートがその縁部で互いに
接着された1枚のシートであり、該第2のシートも該第
1のシートと断面形状,厚さなどが異なる複数の第2の
シートがその縁部で互いに接着された1枚のシートであ
って、該第1,第2の組シートはそれらのシート接着面
が重なるように重ね合わされ、かつ、該第1,第2の組
シートがこれら組シートの面に平行な方向に伸縮が可能
にフレームに支持されている。
【0014】
【作用】第1の組シートは直接投写ユニットの画像が投
写されるものであって、複数の第1のシートがその縁部
で互いに接着されている。この第1の組シートと第2の
組シートとは、辺部がその面に平行に方向に移動可能に
フレームに支持されているため、温度や湿度が変化して
伸縮しても、これら第1,第2の組シートの面が拡がっ
たり、狭くなったりするだけで弛みや反りが生ずること
がなく、それらの平面度は変化しない。従って、予めこ
れら第1,第2の組シートを高い平面度でフレームに取
り付けておくことにより、スクリーン面は常に高い平面
度が維持され、温度や湿度の変化によって投写画像の焦
点がずれるようなことは生じない。
【0015】また、第1,第2のシートは接着剤などで
接着されているので、スクリーン接続具(保持具)がな
く、シート境界部で生ずる無映像の帯の幅を充分狭くす
ることができ、スクリーン上で目立たなくすることがで
きて高品質の大画面投写画像を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1〜図9が本発明によるマルチビジョンのスクリ
ーン装置の第1の実施例を示すものであって、図1はこ
の第1の実施例の部分断面を含む正面図、図2は図1で
レンチキュラシートを除いたときの正面図、図3は図1
でのフレーム下辺の中央部を拡大して示す図、図4は図
1での分断線A−Aに沿ってみた断面図、図5は図1で
のフレーム上辺の中央部を拡大して示す図、図6は図1
でのフレーム左辺の中央部を拡大して示す図、図7は図
1での分断線B−Bに沿って見た断面図、図8及び図9
はこの第1の実施例の動作説明図であり、1はスクリー
ンユニット、2a,2bはレンチキュラシート、3a,
3b,3c,3dはフレネルレンズシート、4は外枠、
5はハウジング、6はレンチキュラシート2a,2bの
左右接着面(または、接合面。但し、以下では、接着と
接合とを総称して接着という。従って、以下に記載する
接着面も接合面を含んでいる)、7はフレネルレンズシ
ート3aと3b,3cと3dの左右接着面、8はフレネ
ルレンズシート3aと3c,3bと3dの上下接着面、
9はフレーム、10はフレネルレンズシート支持部材、
11は上部スクリーン抑え、12は下部スクリーン抑
え、13は左右スクリーン抑え、14はローラ、15は
コイルスプリング、16はワイヤ、17はネジ、18は
ピン、19は左右仕切板、20は左右仕切板支え、21
は上下仕切板、22は上下仕切板支え、23は粘弾性
体、24a,24b,24cはスクリーン受け、25は
長穴、26はスタッド、28は丸穴、29は位置決め
穴、30は上下仕切板位置決め穴、31はハトメ、32
はEリング、33はローラ軸である。
【0017】この実施例を用いるマルチビジョンは、図
1に示すように、大略1つのスクリーンユニット1と1
つの外枠4と1つのハウジングと図示しない複数の投写
ユニットとで構成されている。スクリーンユニット1
は、次に説明するように、フレーム9に4枚のフレネル
レンズシート3a,3b,3c,3dと2枚のレンチキ
ュラシート2a,2bとが取り付けられてなり、ハウジ
ング5にネジなどによって固定されている。そして、こ
のようにスクリーンユニット1がハウジング5に取り付
けられている状態で、外枠4がフレーム9を覆うように
スクリーンユニット1に取り付けられている。
【0018】スクリーンユニット1は、ここでは、図2
で明らかなように、上下に沿うフレネルレンズシート左
右接着面7と左右に沿うフレネルレンズシート上下接着
面8とで4つの領域に区切られ、夫々の領域に同一の平
面でフレネルレンズシート3a,3b,3c,3dが設
けられて、夫々フレネルレンズシート左右接着面7とフ
レネルレンズシート上下接着面8とで接着されている。
また、フレネルレンズシート左右接着面7の右側の2枚
のフレネルレンズシート3b,3d上に1枚のレンチキ
ュラシート2bが設けられ、同様にして、フレネルレン
ズシート左右接着面7の左側の2枚のフレネルレンズシ
ート3a,3c上にも1枚のレンチキュラシート2aが
設けられている。これら2枚のレンチキュラシート2
a,2bは同一平面にあり、フレネルレンズシート左右
接着面7で互いに接着されている。2枚のフレネルレン
ズシート3の全体の外形とこれらの上に設けられる1枚
のレンチキュラシート2とは揃えられている。
【0019】なお、図2はこれら2枚のレンチキュラシ
ート2a,2bが取り除かれて4枚のフレネルレンズシ
ート3a,3b,3c,3dが露出されている状態を示
している。
【0020】上記投写ユニットは4枚のフレネルレンズ
シート3a,3b,3c,3d毎に設けられており、ス
クリーンユニット1の内部が、フレネルレンズシート左
右接着面7に沿って設けられた図3及び図4に示す左右
仕切板19とフレネルレンズシート上下接着面8に沿っ
て設けられた図5に示す上下仕切板21とによって4枚
のフレネルレンズシート3a,3b,3c,3d毎に仕
切られている。これらの仕切り毎に投写ユニットが対応
しており、夫々の投写ユニットで映出される映像は別々
のフレネルレンズシート3a,3b,3c,3dに投写
される。これによってスクリーンユニット1のスクリー
ン上に大画面が表示される。
【0021】4枚のフレネルレンズシート3a,3b,
3c,3dはフレーム9に次のようにして取り付けられ
ている。
【0022】即ち、フレネルレンズシート上下接着面8
よりも下側の2枚のフレネルレンズシート3c,3d
は、図2に示すように、それらの下辺がフレーム9の下
辺に固定して設けられた2個のフレネルレンズシート支
持部材10(フレネルレンズシート3d側のフレネルレ
ンズシート支持部材は外枠4で隠れている)で支持され
ており、また、フレネルレンズシート3c,3dの下辺
でのフレネルレンズシート左右接着面7の近傍がフレネ
ルレンズシート支持部材10と下部スクリーン抑え12
とによってフレーム9に固定されている。なお、フレネ
ルレンズシート支持部材10は硬質塩化ビニールなどの
摩擦係数が小さい材料で形成されている。
【0023】以下では、レンチキュラシート2a,2b
が接着されてなる1枚のシートを組シート2、フレネル
レンズシート3a,3b,3c,3dが接着されてなる
1枚のシートを組シート3ということにするが、ここ
で、組シート2及び組シート3下辺のフレネルレンズシ
ート左右接着面7の近傍(即ち、レンチキュラシート2
a,2bとフレネルレンズシート3c,3dの下辺のフ
レネルレンズシート左右接着面7の近傍)の支持につい
て、図3及び図4により説明する。
【0024】フレネルレンズシート支持部材10が、そ
れに設けられている2つの穴に下部スクリーン受け24
aに植設されている2つのピン18を夫々挿入すること
により、下部スクリーン受け24aに取り付けられ、こ
れにフレネルレンズシート支持部材10を挾むようにし
て下部スクリーン抑え12を重ね、これら下部スクリー
ン受け24aと下部スクリーン抑え12とがネジ17で
フレーム9の下辺に固定される。組シート3の下辺のフ
レネルレンズシート左右接着面7近傍はこのフレネルレ
ンズシート支持部材10の上面によって支えられる。ま
た、フレネルレンズシート支持部材10と下部スクリー
ン抑え12との間に隙間があり、この隙間に組シート2
の下辺が、支えられることなく、入り込んでいる。
【0025】次に、組シート2,3の上辺のフレネルレ
ンズシート左右接着面7の近傍(即ち、レンチキュラシ
ート2a,2bとフレネルレンズシート3a,3bの上
辺のフレネルレンズシート左右接着面7の近傍)の支持
について、図4及び図5により説明する。
【0026】上部スクリーン抑え11に2つのピンが植
設されており、これらを組シート2,3の上辺のフレネ
ルレンズシート左右接着面7近傍に設けられている図示
しない位置決め穴に挿入し、さらに、これら組シート
2,3の上辺を挾むようにスクリーン受け24bを当て
て、ネジ17によってこれら上部スクリーン抑え11と
スクリーン受け24bとを一体にする。この場合、上部
スクリーン抑え11とスクリーン受け24bとで直接組
シート2,3を挾むようにしてもよいが、粘弾性体23
を介してこれら組シート2,3を挾むようにしてもよ
い。スクリーン受け24bにはスタッド26が植設さ
れ、また、フレーム9の上辺中央部には縦長の長穴25
が設けられており、この長穴25にスタッド26を挿入
し、かつスクリーン受け24bとフレーム9との間にわ
ずかな隙間Sを設けることにより、スクリーン受け24
bが、従って、組シート2,3の上辺がフレーム9の上
辺で支えられることになる。
【0027】以上のことから、組シート2,3の上辺は
上下方向に自由に移動することができるが、組シート3
の下辺はフレネルレンズ支持部材10によって上下方向
の位置が固定されている。但し、組シート2の下辺は上
下方向に自由に移動できる。
【0028】そこで、温度や湿度の変化によって組シー
ト3が上下方向に伸縮しても、図5において、これとと
もにスクリーン受け24bやスクリーン抑え11も上下
し、組シート3に弛みや反りが生ずることがなく、従っ
て、組シート3の上下方向の伸縮によるスクリーン面の
変形を防止することができる。
【0029】次に、組シート3の左右の辺の支持につい
て図6により説明する。但し、図6は図2の組シート3
の左辺の支持手段を示すものであるが、右辺についても
同様である。
【0030】図6において、左右スクリーン抑え13に
は2つのピン18a,18cが植設されており、また、
組シート3の左辺(即ち、フレネルレンズシート3a,
3c夫々の左辺)のフレネルレンズシート上下接着面8
の近傍に横方向に長い位置決め穴29a,29cが設け
られている。これらピン18a,18cを夫々位置決め
穴29a,29cに挿入し、この左右スクリーン抑え1
3と組シート3の左辺のフレネルレンズシート上下接着
面8の近傍を挾むようにしてスクリーン受け24cを左
右スクリーン抑え13に固定し、スクリーン受け24c
に植設されているスタッド26をフレーム9に設けられ
てられている丸穴28に挿入してフレーム9に取り付け
る。ここで、この丸穴28の直径はスタッド26の直径
よりも大きい。また、図7に示すように、フレーム9と
スクリーン受け24cとの間にわずかな隙間Sが設けら
れている。このため、スクリーン受け24cや左右スク
リーン抑え13、従って、組シート3の左右の辺が上下
左右に自由に動くことができる。
【0031】このように組シート3の左右の辺がフレー
ム9に取り付けられると、組シート3が温度や湿度の変
化によって上下左右方向に伸縮しても、これに応じて組
シート3の左右の辺が上下左右に移動する。従って、組
シート3は弛むようなことがなく、スクリーン面に変形
が生じない。
【0032】また、スクリーン受け24cに植設されて
いるピン18a,18cが組シート3の左右辺の横方向
に長い位置決め穴29a,29cに挿入されるから、組
シート3をフレーム9に取り付けるに際して、フレネル
レンズシート3a,3b,3c,3d間で過渡な引っ張
り合いが生ずることもない。
【0033】一方、組シート2の左右辺は組シート3の
ようには支持されておらず、図1に示すように、この組
シート2の上辺の上部スクリーン抑え11による支持部
分以外の部分や下辺,左右辺がローラ14やコイルスプ
リング15,ワイヤ16からなる手段によって上下左右
方向に引っ張られ、これによって組シート2が組シート
3の面に均一に当るようにしている。このことを図1の
分断線B−Bから見た断面図である図7により説明す
る。
【0034】同図において、上記のように、スクリーン
受け24cと左右スクリーン抑え13が挾持するのは組
シート3のみであり、組シート2の辺部はスクリーン受
け24cと左右スクリーン抑え13から外れている。組
シート2の辺には、2つを組として穴が設けられ、これ
らの穴にハトメ31がなされている。組をなす2つの穴
をワイヤ16が通り、その一端がフレーム9に固定さ
れ、他端がフレーム9に植設されたローラ軸33にEリ
ング32によって回転可能に取り付けられているローラ
14に掛けられてコイルスプリング15の一方の端部に
結合されている。かかるローラ14とワイヤ16とから
なる手段は2つ組をなし、コイルスプリング15の他方
の端部には他方のローラ14にかけられたワイヤ16の
端部が結合されている。
【0035】かかる構成が、図1に示すコイルスプリン
グ15で結合されている2つのワイヤ16の部分であ
る。
【0036】かかる構成によると、コイルスプリング1
5によって2つのワイヤ16が引っ張られ、これによ
り、組シート2の辺がフレーム9方向に引っ張られるこ
とになる。かかる手段が、図1に示すように、フレーム
9の上辺,下辺及び両側辺に設けられており、これによ
り、組シート2は四方に引っ張られて組シート3上に均
一に拡がることになる。
【0037】温度や湿度の変化によって組シート2が伸
縮しても、これに応じて各コイルスプリング15が伸縮
してこれに対応することになり、組シート2は常にほぼ
一定の引っ張り力でもって広げられていることになる。
従って、温度や湿度の変化に拘らず、組シート2は組シ
ート3の面に均一に当ることになる。
【0038】次に、上下仕切板19及び左右仕切板21
について説明する。
【0039】左右仕切板21は、図3に示すように、図
2に示すフレネルレンズシート左右接着面7に沿って設
けられており、上下仕切板19は、図6に示すように、
同じくフレネルレンズシート上下接着面8に沿って設け
られている。これにより、スクリーンユニット1内で
は、フレネルレンズシート3a,3b,3c,3d毎に
仕切りがなされ、各投写ユニットからの投写光が対応す
るフレネルレンズシート以外のフレネルレンズシートに
投写されないようにしている。
【0040】左右仕切板19は、図4に示すように、フ
レーム9の上辺に取り付けられた上部スクリーン受け2
4bとフレーム9の下辺に取り付けられた下部スクリー
ン受け24aとに係合しながら、フレーム9の上辺,下
辺間に固定された細い板状の左右仕切板支え20で支え
られている。ここで、上記のように、下部スクリーン受
け24aは固定されているが、温度や湿度の変化によっ
て左右仕切板19が伸縮しても、これとともに組シート
3が伸縮して上部スクリーン受け24bがフレーム9に
対して上下に移動できるから、左右仕切板19が撓むこ
とがない。
【0041】また、左右仕切板支え20のフレネルレン
ズシート上下接着面8に対向する位置には、左右仕切板
19を挾むようにして2つの上下仕切板支え22が取り
付けられており、一方の上下仕切板支え22が図1での
フレネルレンズシート7に対して右側の上下仕切板21
を支え、他方の上下仕切板支え22が図1でのフレネル
レンズシート7に対して左側の上下仕切板21を支え
る。これら2つの上下仕切板21は図6や図7に示す左
右スクリーン受け24cと左右仕切板19とに係合して
いる。即ち、これに2つの上下仕切板21は左右仕切板
支え20上で左右仕切板19を挾んでいる。
【0042】そこで、図6に示した左右スクリーン受け
24cは、スタッド26が径が大きい丸穴28に挿入さ
れて上下左右方向に移動可能となっているので、図8に
おいて、温度や湿度の変化によって組シート3や左右仕
切板19が上下方向に伸縮した場合には、上記の左右ス
クリーン受け24cが上下方向に移動して上下仕切板2
1は組シート3の上下の伸縮とともに上下に移動し、従
って、上下仕切板21はフレネルレンズシート上下接着
面8に対向した位置に常に維持されることになる。ま
た、温度や湿度の変化によって組シート3や上下仕切板
21が左右方向に伸縮した場合でも、左右スクリーン受
け24cが左右方向に移動して上下仕切板21は組シー
ト3の左右の伸縮とともに左右に移動し、従って、左右
仕切板19はフレネルレンズシート左右接着面7に対向
した位置に常に維持されることになる。
【0043】また、図9に示すように、レンチキュラシ
ート2a,2bは、その左右接着面6を組シート3の左
右接着面7と一致させ、かつ上辺中央部を固定し、それ
以外の縁部をコイルスプリング15によって引き延ば
し、下辺を吊り下げるように取り付けられているので、
温度や湿度の変化によって伸縮しても、反りや変形が発
生せずにフレネルレンズシートの面と平行な良好な平面
度が常に維持されることになる。
【0044】以上のように、この実施例では、スクリー
ンに温度や湿度の変化による変形などの影響がなく、常
に良好な大画面を表示することができる。
【0045】次に、図10〜図15により本発明による
マルチビジョンのスクリーン装置の第2の実施例につい
て説明する。但し、図10はこの第2の実施例の部分断
面を含む正面図、図11は図10のホの部分の拡大図、
図12は図10の分断線C−Cからみた断面図、図13
は図10のニの部分の拡大図、図14はこの第2の実施
例の動作説明図、図15は図10で分断線D−Dからみ
た断面図であって、31は板バネ、18は長穴であり、
前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0046】この実施例では、フレネルレンズシート3
a〜3dからなる組シート3の下辺中央部の支持と、が
先の第1の実施例と異なっている。以下、この点につい
て説明する。
【0047】図11及び図12において、組シート3の
下辺中央部を支持するために、第1の実施例と同様に、
下部スクリーン支え12とスクリーン受け24aとが用
いられ、さらに、第1の実施例ではフレネルレンズシー
ト支持部材10が用いられたが、この第2の実施例で
は、そのかわりにU字状に整形された板バネ31が用い
られる。図12で明らかなように、重ねられた下部スク
リーン支え12とスクリーン受け24aとの間にこれら
板バネ31が配置され、これらによって組シートの下縁
が弾性的に支持される。
【0048】組シート3の上辺中央部の支持は、先の第
1の実施例と同様である。
【0049】組シート3の左右辺の中央部の支持手段
は、図13に示すように、上記の第1の実施例と基本的
には同じであるが、唯、スクリーン受け24cに植設さ
れているスタッド26bが挿入されるフレーム9に設け
られている穴は、左右方向に細長い長穴18aである。
従って、組シート3の左右辺は左右方向に移動可能であ
る。
【0050】ところで、以上の支持手段によると、組シ
ート3の上辺は左右に移動することができず、また、組
シート3の左右辺は上下に移動することができないこと
になる。しかし、上記の支持手段によると、温度や湿度
の変化による組シート3の上下方向の伸長は、フレネル
レンズシート上下接着面8を基準として、それよりも上
側,下側が伸縮するものであり、組シート3の左右辺の
中央部が上下に移動できなくとも組シート3の上下の伸
縮が制限されることがない。図5に示す長穴25でこの
組シート3の上下の伸縮を自由に行なわせることができ
るのである。同様にして、温度や湿度の変化による組シ
ート3の左右方向の伸長も、フレネルレンズシート左右
接着面7を基準として、それよりも右側,左側が伸縮す
るものであり、組シート3の上辺の中央部が左右に移動
できなくとも組シート3の左右の伸縮が制限されること
がない。図13に示した長穴18aでこの組シート3の
左右の伸縮を自由に行なわせることができるのである。
【0051】以上のようにして組シート3がフレーム9
に支持されることにより、図14に示すように、温度や
湿度が変化して組シート3が矢印yで示す上下方向に伸
縮しても、組シート3の上辺中央部でスタッド26aが
上下方向に細長い長穴25に挿入され、下辺中央部が板
バネ31で支持されていることにより、この上下方向の
伸縮が自由となり、また、温度や湿度が変化して組シー
ト3が矢印xで示す左右方向に伸縮しても、組シート3
の両辺中央部でスタッド26b,26cが夫々左右方向
に細長い長穴18a,18bに挿入されていることによ
り、この左右方向の伸縮が自由となって、第1の実施例
と同様、組シート3が反ったり、変形したりすることが
ない。
【0052】2枚のレンチキュラシート2a,2bから
なる組シート2の支持や左右仕切板19,上下仕切板2
1、さらには、それらの支え20,22の取付けも第1
の実施例と同様であり、第1の実施例と同様の効果が得
られる。
【0053】次に、図16〜図20により、本発明によ
るマルチビジョンのスクリーン装置の第3の実施例につ
いて説明する。但し、図16はこの第3の実施例の部分
断面を含む正面図、図17は図16でのヘの部分の拡大
図、図18は図16でのトの部分の拡大図、図18はこ
の第2の実施例の動作説明図、図19は図10の分断線
E−Eからみた断面図、図20はこの第3の実施例の動
作説明図であって、20a,20bは支持部材、34
a,34bはテフロンテープ、35は縦型切起し部、3
6a,36bはブロック、37は板バネ、38は横型切
起し部、39はテフロンテープ、40は調整ネジ、41
は圧縮スプリングであり、前出図面に対応する部分には
同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0054】この実施例では、組シート3の上,下辺の
中央部や両側辺の支持手段が先の第1の実施例と異なっ
ている。以下、この点について説明する。上,下辺の中
央部の支持手段は同じであるので、これを上辺の中央部
を拡大して示す図17により説明し、また、両側辺の中
央部の支持手段も同じであるから、これを左辺の中央部
を拡大して示す図18により説明する。
【0055】図17において、フレネルレンズシート3
aの右上角部(即ち、組シート3の上辺の中央部のフレ
ネルレンズシート左右接着面7に接する左側の部分)に
ブロック36aが設けられており、このブロック36a
の図面上左右の面は、フレネルレンズシート左右接着面
7に平行になっている。また、フレーム9の上辺中央部
にフレネルレンズシート左右接着面7に平行な先端面を
持ち、組シート3側に突出した縦型切起し部28が形成
されている。この縦型切起し部28の先端面にテフロン
テープ34aが貼られている。このテフロンテープ34
aが貼られた先端面に上記ブロック36aの右面が当接
する。また、フレーム9には、ブロック36aの左面に
対応する位置に板バネ37が取り付けられており、その
右側先端面にテフロンテープ34bが貼られている。こ
の右側先端面はフレネルレンズシート左右接着面7に平
行である。板バネ37は、テフロンテープ34bがブロ
ック36aの左面に当接して、ブロック36aを縦型切
起し部28のテフロンテープ34aが貼られた先端面に
圧接する。
【0056】なお、この場合の圧接力は、勿論、組シー
ト3がずり落ちてしまうような弱い力であってはならな
いが、かかる圧接力が加わっていても、ブロック36は
テフロンテープ34aの面を摺動可能である。
【0057】組シート3の下辺中央部も、同様の手段で
もって支持される。
【0058】このようにして、組シート3の上辺中央部
と下辺中央部とが支持されるが、これとともに、組シー
ト3の左右方向の位置が規制されることになる。
【0059】次に、図18により、組シート3の左右辺
の支持手段を、左辺の支持手段を例にして説明する。右
辺の支持手段も左辺の支持手段と同様である。
【0060】図18において、フレネルレンズシート3
cの左上角部(即ち、組シート3の左辺中央部のフレネ
ルレンズシート上下接着面8に接する下側の部分)にブ
ロック36bが設けられており、このブロック36bの
図面上上下の面は、フレネルレンズシート上下接着面8
に平行になっている。また、フレーム9の左辺中央部に
フレネルレンズシート上下接着面8に平行な上面を持
ち、組シート3側に突出した横型切起し部38が形成さ
れている。この横型切起し部38の上面にテフロンテー
プ39が貼られている。このテフロンテープ39が貼ら
れた上面に上記ブロック36bの下面が当接するように
して、ブロック36bが横型切起し部38で支持されて
いる。
【0061】レンチキュラシート2a,2bからなる組
シート2は、図16に示すように、先に説明したローラ
14,コイルスプリング15及びワイヤ16からなる手
段のみでフレーム9に取り付けられる。
【0062】左右仕切板19及び上下仕切板21は図1
9に示す手段によってフレーム9に取り付けられてい
る。これら取付け手段は同じ構成をなすので、左右仕切
板19の取付け手段について説明する。
【0063】図19において、この取付け手段は、2つ
のL字状の支持部材20a,20bと調整ネジ40と圧
縮スプリング41とからなっている。L字状の支持部材
20a,20bは、フレネルレンズシート左右接着面7
を挾んで互いに平行となるように、フレーム9の上辺中
央部の図16に示される面とは反対側の面に取り付けら
れている。そして、これら支持部材20a,20b間
に、圧縮スプリング41とともに、左右仕切板19が挿
入され、これらが調整ネジ40によって支持部材20
a,20bに取り付けられている。
【0064】ここで、左右仕切板19の調整ネジ40が
挿入される穴にはこの調整ネジ40が噛合するネジが設
けられており、調整ネジ40を回すことにより、左右仕
切板19を左右方向に移動させることができる。圧縮ス
プリング41は左右仕切板19を図面上左方向に付勢し
ており、これによって左右仕切板19ががたつかないよ
うにしている。
【0065】かかる構成により、調整ネジ40を操作す
ることにより、フレネルレンズシート左右接着面7に正
確に合わせることができる。
【0066】なお、上下仕切板21も、フレーム9の両
辺中央部に設けられた同様の支持手段によって支持され
る。なお、左右仕切板19と上下仕切板21とはスクリ
ーンの中央で交差することになるが、例えば障子の骨の
組合せのように、夫々クリアランスを持つ切欠きを設
け、この切欠きの部分を互いに嵌め込むようにしてもよ
い。
【0067】以上の構成によると、図20において、温
度や湿度の変化があって組シート3が上下方向に伸縮す
る場合、上記のように組シート3の上辺中央部のブロッ
ク36aがその支持手段に対して摺動可能であるから、
組シート3は、そのフレネルレンズシート上下接着面8
よりも上の部分が矢印yで示すように、そのフレネルレ
ンズシート上下接着面8よりも下の部分が矢印y’で示
すように互いに反対方向に伸縮し、フレネルレンズシー
ト上下接着面8の部分は上下に移動しない。同様にし
て、温度や湿度の変化があって組シート3が左右方向に
伸縮する場合、上記のように組シート3の左右辺中央部
のブロック36bがその支持手段に対して摺動可能であ
るから、組シート3は、そのフレネルレンズシート左右
接着面7よりも右の部分が矢印xで示すように、そのフ
レネルレンズシート左右接着面7よりも左の部分が矢印
x’で示すように互いに反対方向に伸縮し、フレネルレ
ンズシート左右面7の部分は左右に移動しない。
【0068】これにより、先の実施例と同様、温度や湿
度の変化があっても、組シート3に弛みや反りが生ずる
ことがない。
【0069】以上のように、温度や湿度が変化して組シ
ート3が伸縮しても、フレネルレンズシート左右接着面
7やフレネルレンズシート上下接着面8の位置が変動し
ないから、図19で説明したように、左右仕切板19と
上下仕切板21とを夫々フレネルレンズシート左右接着
面7,フレネルレンズシート上下接着面8の位置に一旦
一致させると、温度や湿度の変化があっても、これらが
ずれることがない。
【0070】次に、図21〜図23により、本発明によ
るマルチビジョンのスクリーン装置の第4の実施例につ
いて説明する。但し、図21はこの第4の実施例の部分
断面を含む正面図、図22は図16でのチ部分の拡大
図、図23は図22で分断線F−Eからみた断面図であ
って、42は線材穴、43は止め線材、44はスクリー
ン止めバネであり、前出図面に対応する部分には同一符
号を付けて重複する説明を省略する。
【0071】この実施例は、図21に示すように、組シ
ート2,3や左右仕切板19,上下仕切板21は上記の
第3の実施例と同様して支持されているが、スクリーン
中央部で組シート2,3が上下仕切板21でも支持され
るようにしている。以下、これを図22,図23によっ
て説明する。
【0072】組シート2,3には、上下仕切板21と交
差する左右仕切板19の両側に2つずつ線材穴42が設
けられている。また、左右仕切板19に対して同じ側に
ある2つの線材穴42は上下仕切板21を挾むように位
置付けられている。
【0073】スクリーンの中央部では、組シート2,3
の表面側から止め線材43の夫々の端子が、上下仕切板
21の互いに反対側の面側に出るようにして、2つの線
材穴42に通され、これら端子が上下仕切板21を跨ぐ
ようにして配置されたスクリーン止めバネ44の夫々の
端子に連結されている。このスクリーン止めバネ44は
止め線材43を引っ張り、これにより、上下仕切板21
に組シート3が圧接される。
【0074】このようにして、組シート2,3はスクリ
ーンの中央で上下仕切板21によって支持されることに
なり、組シート2,3の自重による座屈を防止すること
ができて、スクリーン全体の平面度をより良好に保こと
ができる。
【0075】次に、図24〜図27により、本発明によ
るマルチビジョンのスクリーン装置の第5の実施例につ
いて説明する。但し、図24はこの第5の実施例の部分
断面を含む正面図、図25は図24のツの部分の拡大
図、図26は図25で分断線G−Gからみた断面図、図
27はこの第5の実施例の動作説明図であって、31’
は左右仕切板、33’は上下仕切板、45はブロック、
46は切起し部、47はテフロンテープ、48は上下接
着片、49は左右接着片、50は投写光線であり、前出
図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明
を省略する。
【0076】図24において、4枚のフレネルレンズシ
ート3a〜3dは、厚さtが1mm以下の上下接着片4
8,左右接着片49の両面に接着剤を付して加圧するこ
とにより、互いに接着され、1枚の組シート3を形成し
ている。そして、かかる組シート3の左上角と右上角と
にブロック45が固定され、これらブロック45がフレ
ーム9の内側の左上角,右上角に形成されている切起し
部46のテフロンテープ47が貼られた上面に載置され
ている。この上面の上では、ブロック45は左右方向に
移動可能である。この組シート3の上辺中央部と下辺中
央部とは、上記第3,第4の実施例と同様の手段によっ
てフレーム9に支持されている。
【0077】図26に示すように、上下仕切板21’は
その横断面がコ字状をなして固定されており、また、上
下接着片48は組シート3からスクリーンユニット1の
奥方に所定の長さだけ突出し、夫々一部が上下仕切板2
1’,左右仕切板19’のくぼみ内に入り込んでいる。
即ち、図25に示すように、上下接着片48,左右接着
片49は、組シート3が伸縮していないとき、上下仕切
板21’,左右仕切板19’のくぼみ内の中央を通るよ
うに配置される。左右仕切板19’と左右接着片49に
ついても同様である。
【0078】この第5の実施例では、先の実施例とは異
なり、組シート3の左右辺の中央部は支持されていな
い。このため、組シート3は、左右方向に伸縮する場
合、左右接着片49の位置は変わらず、この左右接着片
49の右側の部分と左側の部分とが互いに反対方向に伸
縮するが、上下方向に伸縮する場合には、組シート3の
上辺の位置が変わらず、上下接着片48の上側と下側と
が同じ方向に伸縮する。
【0079】組シート3が伸縮していないで、図26に
示すように、フレネルレンズシート3a,3cを接着し
た上下接着片48が上下仕切板21’のくぼみの中央に
位置するときには、上下仕切板21’による投写ユニッ
トからフレネルレンズシート3aへの投写光の下縁50
と投写ユニットからフレネルレンズシート3cへの投写
光の上縁50とが、上下接着片48に関してフレネルレ
ンズシート3a,3cの対称な位置に投写されるが、こ
れら投写光50がフレネルレンズシート3a,3cの厚
さ方向の中間部で上下接着片48に突き当たる方向に向
かうように、上下仕切板21’が構成されているものと
する。このことは、左右仕切板19’についても同様で
ある。
【0080】このとき、フレネルレンズシート3a,3
c間の無映像の帯の幅は、上下接着片48の厚さtに等
しい。
【0081】組シート3が下方向に伸長した場合、図2
7に示すように、上下接着片48は上下仕切板21’の
くぼみの中央位置から下方にずれる。この場合、最大に
伸長しても、上下接着片48が上下仕切板21’に当ら
ないように上下仕切板21’のくぼみの上下幅が設定さ
れることは勿論であるが、さらに、このように最大の伸
長でも、上下仕切板21’による投写ユニットからフレ
ネルレンズシート3aへの投写光の下縁50と投写ユニ
ットからフレネルレンズシート3cへの投写光の上縁5
0とが、少なくとも、組シート3の表面以内で上下接着
片48に突き当たる方向に投写されるように、上下仕切
板21’のくぼみの上下幅や大きさが設定される。組シ
ート3が上方向に収縮して上下接着片48は上下仕切板
21’のくぼみの中央位置から下方にずれる場合も同様
である。
【0082】このようにすることにより、投写ユニット
からの投写光の上下仕切板21’で遮られない光は、フ
レネルレンズシートの上下接着片48に接する部分まで
投写することになり、組シート3が上下方向に伸縮して
も、フレネルレンズシート3a,3c間の無映像の帯の
幅は常に上下接着片48の厚さtに等しく最小のものと
なる。
【0083】勿論、図26に示す状態で、必ずしも、投
写光50がフレネルレンズシート3a,3cの厚さ方向
の中央部で上下接着片48に突き当たる方向に向かうよ
うにする必要はない。しかし、組シート3が上下方向に
最大に伸長した状態で、図27において、フレネルレン
ズシート3cに投写される光の上縁50がフレネルレン
ズシート3cの右側表面よりも上下仕切板21’側で上
下接着片48に当っても、フレネルレンズシート3aに
投写される光の下縁50が、常に、フレネルレンズシー
ト3aの左側表面以内で上下接着片48に当るようにす
る必要がある。これにより、フレネルレンズシート3
a,3c間の無映像の帯の幅は、常に、上下接着片48
の厚さtに等しく最小のものである。
【0084】以上のように、この実施例は、スクリーン
面が、上辺のみ支持されて自重で垂れ下がっていること
により、平面度が保たれ、先の実施例と同様、温度や湿
度に変化があっても、スクリーン面に弛みや反りが生ず
ることがない上、スクリーン面が上下に伸縮しても、接
着片48によって投写ユニットからの光が遮られて他の
フレネルレンズシートに投写されることがないし、ま
た、接着片48による無映像の帯の幅を、スクリーン面
の上下の伸縮にかかわらず、目立たなくすることができ
る。
【0085】次に、図28及び図29により、本発明に
よるマルチビジョンのスクリーン装置の第6の実施例に
ついて説明する。但し、図28はこの第6の実施例の部
分断面を含む正面図、図29はこの第5の実施例の動作
説明図であって、前出図面に対応する部分には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
【0086】図28において、フレネルレンズシート3
a〜3dからなる組シート3の上辺及び左右辺夫々の中
央部とレンチキュラシート2a,2b(図示せず)から
なる組シート2とは、図16〜図20に示した第3の実
施例と同様に支持されているが、組シート3は、さら
に、その上辺の左右部分がローラ14’,コイルスプリ
ング15’及びワイヤ16’からなる支持手段夫々によ
り、1枚のフレネルレンズシートの自重の70%〜99
%の力で引き上げられている。また、フレーム9に設け
られた切起し部38は、1枚のフレネルレンズシートの
自重の130%〜101%の力で組シート3を支えてい
る。
【0087】図29はフレネルレンズシート3a〜3d
夫々の自重をWとしたときの夫々の支持手段の支持力を
示すものである。図示する支持力の配分により、自重が
4Wの組シート3全体を支持することができる。
【0088】このように、ローラ14’,コイルスプリ
ング15’,ワイヤ16’からなる支持手段の支持力を
1枚のフレネルレンズシートの自重Wよりも小さくし、
その分切起し部38の支持力を1枚のフレネルレンズシ
ートの自重Wよりも大きくすることにより、ブロック3
6bが切起し部38に安定に載置されることになる。そ
して、この場合でも、組シート3の上半分は、ローラ1
4’,コイルスプリング15’及びワイヤ16’からな
る支持手段によって引き上げられているから、温度や湿
度の変化があっても、反りや弛みが生ずることがなく、
また、組シート3の下半分も、切起し部38で支えられ
て自重で吊り下げられているので、温度や湿度の変化が
あっても、反りや弛みが生ずることがない。
【0089】しかも、フレネルレンズシート上下接着面
8は、上下方向の位置が固定のブロック36bの上面を
結ぶ直線上にあり、温度や湿度が変化してもその位置が
上下することがないから、このフレネルレンズシート上
下接着面8上にある上下接着片48もその位置が上下す
ることがない。従って、上下仕切板21’としては、図
26に示した上下仕切板21’に比べ、構造上の制約が
緩和される。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温度や湿度が変化して複数のフレネルレンズシートから
なる第1の組シートや複数のレンチキュラシートからな
る第2の組シートが伸縮しても、これらに弛みや反りが
生ずることがなくてスクリーン面の平面度を常に良好に
保つことができ、スクリーン面での投写画像の焦点ずれ
の発生を防止できて表示画像の品質を大幅に高めること
ができる。
【0091】また、本発明によれば、上記第1,第2の
組シートは複数のシートが接着剤で接着されてなるもの
であるから、スクリーン接続具(保持具)を用いた場合
に比べ、シート間の無映像の帯の幅を充分に細くするこ
とができるし、各シート毎に仕切るための上下,左右の
仕切板もシート間の接着面に沿うようにし、かつ温度や
湿度の変化によって該接着面が移動するような構成とし
ても、これとともに該仕切板も移動するようにしている
ものであるから、スクリーン前方からみて接着面と仕切
板とが重なることになり、この結果、シート間の無映像
の帯の幅は接着面の幅と同等とすることができる。従っ
て、温度や湿度が変化しても、シート間の無映像の帯の
幅が充分小さいことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装置
の第1の実施例を示す全体正面図である。
【図2】図1でレンチキュラシートを除いたときの正面
図である。
【図3】図2でのフレネルレンズシートの組シートの下
辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図4】図1での分断線A−Aからみた断面図である。
【図5】図2でのフレネルレンズシートの組シートの上
辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図6】図2でのフレネルレンズシートの組シートの左
辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図7】図1での分断線B−Bからみた断面図である。
【図8】図1に示した第1の実施例でのフレネルレンズ
シートの組シートの伸縮動作を示す図である。
【図9】図1でのレンチキュラシートの組シートの支持
方法を示す図である。
【図10】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装
置の第2の実施例を示す全体正面図である。
【図11】図10でのフレネルレンズシートの組シート
の下辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図12】図10での分断線C−Cからみた断面図であ
る。
【図13】図10でのフレネルレンズシートの組シート
の左辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図14】図10に示した第2の実施例でのフレネルレ
ンズシートの組シートの伸縮動作を示す図である。
【図15】図10での分断線D−Dからみた断面図であ
る。
【図16】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装
置の第3の実施例を示す全体正面図である。
【図17】図16でのフレネルレンズシートの組シート
の上辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図18】図16でのフレネルレンズシートの組シート
の左辺中央部の支持手段を示す平面図である。
【図19】図16で示す第3の実施例での左右仕切板,
上下仕切板の支持手段を示す断面図である。
【図20】図16に示した第3の実施例でのフレネルレ
ンズシートの組シートの伸縮動作を示す図である。
【図21】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装
置の第4の実施例のレンチキュラシートを除いた状態を
示す全体正面図である。
【図22】図21におけるスクリーン中央部でのスクリ
ーン面の支持手段を示す平面図である。
【図23】図22での分断線F−Fからみた断面図であ
る。
【図24】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装
置の第5の実施例のレンチキュラシートを除いた状態を
示す全体正面図である。
【図25】図24でのスクリーン中央部の拡大図であ
る。
【図26】図25での分断線G−Gからみた断面図であ
る。
【図27】図26に対し、フレネルレンズシートの組シ
ートが伸縮したときの上下仕切板に対する上下接着板の
変位を示す断面図である。
【図28】本発明によるマルチビジョンのスクリーン装
置の第6の実施例のレンチキュラシートを除いた状態を
示す全体正面図である。
【図29】図28に示した第6の実施例のフレネルレン
ズシートの各支持手段の支持加重の一具体例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 スクリーンユニット 2a,2b レンチキュラシート 3a〜3b フレネルレンズシート 4 外枠 5 ハウジング 6 レンチキュラシート接着面 7 フレネルレンズシート左右接着面 8 フレネルレンズシート上下接着面 9 フレーム 10 フレネルレンズシート支持部材 11 上部スクリーン抑え 12 下部スクリーン抑え 13 左右スクリーン抑え 14,14’ ローラ 15,15’ コイルスプリング 16,16’ ワイヤ 18a 長穴 19,19’ 左右仕切板 20,20a,20b 左右仕切板支え 21,21’ 上下仕切板 22 上下仕切板支え 23 粘弾性体 24a,24b,24c スクリーン受け 25 長穴 26 スタッド 28 丸穴 35 切起し部 36a,36a ブロック 37 板バネ 38 切起し部 40 調整ネジ 41 圧縮スプリング 42 線材穴 43 止め線材 44 スクリーン止めバネ 45 ブロック 46 切起し部 48 上下接着片 49 左右接着片
フロントページの続き (72)発明者 川村 行徳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 AV機器事業部 内 (72)発明者 中島 康寿 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 AV機器事業部 内 (72)発明者 市川 文仁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立画像情報システム内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/74

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の投写ユニットの映出画像が同時に
    投写される1つのスクリーンが取り付けられたスクリー
    ンユニットを備え、該スクリーン上に該映出画像からな
    る1つの大画面を表示するようにしたマルチビジョンの
    スクリーン装置において、 該スクリーンは、互いに重ね合わせるようにした外形が
    ほぼ等しい第1,第2の組シートからなり、 該投写ユニット側に配置される該第1の組シートは、該
    投写ユニット毎に対応する第1のシートがその縁部で互
    いに接着された1枚のシートであり、該第2のシートも
    該第1のシートと断面形状,厚さなどが異なる複数の第
    2のシートがその縁部で互いに接着された1枚のシート
    であって、該第1,第2の組シートは、それらのシート
    接着面が重なるように、重ね合わされ、 かつ、該第1,第2の組シートが、これら組シートの面
    に平行な方向に伸縮が可能に、フレームに支持されてい
    ることを特徴とするマルチビジョンのスクリーン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の組シートの前記シート接着部は上下左右に伸
    延し、 前記スクリーンよりも前記投写ユニット側に、前記第1
    の組シートを前記第1のシート毎に仕切る仕切板を前記
    シート接着部に沿って設け、 該仕切板を前記接着部の長手方向に移動可能に前記フレ
    ームで支持したことを特徴とするマルチビジョンのスク
    リーン装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上下方向に伸延する前記仕切板の左右方向の位置を調整
    する手段と、左右方向に伸延する前記仕切板の上下方向
    の位置を調整する手段とを設けたことを特徴とするマル
    チビジョンのスクリーン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記第1の組シートの下辺中央部を前記フレームに固定
    し、前記第1の組シートの該下辺中央部以外の部分を前
    記第1の組シートの伸縮に応じて移動可能に前記フレー
    ムで支持したことを特徴としたマルチビジョンのスクリ
    ーン装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の組シートの上辺中央部にスタッドが植設され
    た部材を取り付けて前記フレームの上辺に設けられた上
    下に細長の長穴に嵌合し、 前記第1の組シートの左右辺中央部にスタッドが植設さ
    れた部材を取り付けて前記フレームの左右辺に設けられ
    た該スタッドよりも大きい径の丸穴に嵌合したことを特
    徴としたマルチビジョンのスクリーン装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2または3において、 前記第1の組シートの上辺及び下辺を前記第1の組シー
    トの伸縮に応じて上下にのみ移動可能に前記フレームで
    支持し、 前記第1の組シートの左右辺を前記第1の組シートの伸
    縮に応じて左右にのみ移動可能に前記フレームで支持し
    たことを特徴としたマルチビジョンのスクリーン装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2または3において、 前記第1の組シートの上辺中央部にスタッドが植設され
    た部材を取り付けて前記フレームの上辺に設けられた上
    下に細長の長穴に嵌合し、 前記第1の組シートの下辺中央部をバネ部材を介して前
    記フレームで支持し、 前記第1の組シートの左右辺中央部にスタッドが植設さ
    れた部材を取り付けて前記フレームの左右辺に設けられ
    た該スタッドよりも大きい径の丸穴に嵌合したことを特
    徴としたマルチビジョンのスクリーン装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2または3において、 前記第1の組シートの上辺,下辺及び左右辺夫々の中央
    部にブロックを設け、 前記フレームの上辺及び下辺の中央部に切起し部を設け
    て、前記第1の組シートの上辺及び下辺中央部の該ブロ
    ックをバネ部材でもって該切起し部に左または右方向に
    圧着することにより、前記第1の組シートの上辺及び下
    辺を上下方向にのみ移動可能に前記フレームに支持し、 前記フレームの左右辺の中央部に切起し部を設けて、こ
    の切起し部に前記第1の組シートの左右辺中央部のブロ
    ックを載置することにより、前記第1の組シートの左右
    辺を左右方向にのみ移動可能に前記フレームに支持した
    ことを特徴とするマルチビジョンのスクリーン装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記第1,第2の組シートの中心部を、前記仕切板に固
    定したことを特徴とするマルチビジョンのスクリーン装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記第1の組シートの上辺の前記中央部以外の部分をバ
    ネ部材を有する手段によって吊り下げ、 該手段に掛る加重を前記フレームの左右辺中央部の前記
    切起し部に掛る加重よりも小さくしたことを特徴とする
    マルチビジョンのスクリーン装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1つにおい
    て、 前記第2組シートは、その上辺,下辺,左右辺が前記フ
    レームの上辺,下辺,左右辺に設けられているバネ部残
    を有する手段によって前記フレーム側に引っ張られるこ
    とにより、前記フレームに引き延ばされて支持されてい
    ることを特徴とするマルチビジョンのスクリーン装置。
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