JP3207950U - 携帯多機能変態サポートシート - Google Patents

Abstract

【課題】既存の袋やラップやシートと併せることにより、液体・固形等多用途に活用できる容器包装に変容し、ゴミ減容と食品ロスの一助になり、日常生活で携帯活用することにより非常時の備えにもなるシートを提供する。【解決手段】シートは、自己粘着性と独自のカット（大小の円弧状カット）を有し、用途に応じて組み立て変形させる。食品袋に詰めたご飯等を巻いて棒状に整形し、そのまま包んで携帯できる。６つの半円形カットを組み換え、筒型に巻いてタンブラーにもできる。半分に畳むように合せ、持ち手のあるマグカップにもなる。また、別の方向に半分に畳み合せてボウルにもなる。何れの場合も、自己粘着性と、カット部分を貼り合せたり噛み合わせたりすることで剥がれる力を分散して外れにくくし、全て既存の袋やラップを敷いて使用できる。【選択図】図１

Description

本考案は、独自に配置したカットを組み合わせて組み立て、既存の食品袋又はラップと併せて使用することにより、固形と液体それぞれに適応した形態に変化する器・調理補助具・包装機能を有するシートに関するものである。

従来は、ＰＥＴボトル飲料を小分けする時などは、使い捨ての紙コップやプラコップ、マイカップ等を使用する。お弁当には、おにぎりはラップに包んで成型することも多く、ランチボックスに入れ携帯する。
又、飲食店等で残したものを持ち帰る時は、店或は自分で用意した折り箱などの容器に詰める又は簡易にラップなどに包んでいる。
病院見舞いの花には、花瓶になるものを用意する必要がある。

渇水時災害時等、水で容器を洗うことが出来ない場合も衛生的に食事をする。手作りお弁当等の調理・包装の合理化。幼児や高齢者・障がい者の食事支援。携帯時のコンパクト化。容器包装ゴミの減容。食品ロスの軽減。

日常携帯し、固形・液体それぞれに適した形態に変容させ、直接食品等が触れないように既存の袋やラップを併せて使用する。使用後は汚れた袋やラップのみ廃棄する。シートは台所洗剤での水洗の他に、消毒用アルコールでも清拭出来る。おにぎりなど成形に適した食品を巻いて、そのまま包んで携帯する。また成形に適さない外食時の残り物などは、シートをボウル型に組み立て、敷いた袋に密封し携帯する。

予期せぬ必要時や水で容器を洗うことが出来ない場合も衛生的に飲食等が可能。従来の容器包装と比べゴミが軽減されるとともに、使用前後は体積を小さく出来ることから常に携帯出来、負担の無い防災備品にもなり、習慣付けとスマートな持ち帰りプロセスは食品ロス対策の一助にもなる。

本考案の変形前のシートである。 ボウル（舟形容器）に組み立てた図である。 タンブラー（コップ）型に巻いて固定した図である。 マグカップ（ジョッキ）型に合せて固定した図である。 タンブラー型［図３］保温時に間に発泡シートを重ねた図である。

通常は保存袋を芯にして細く巻いて携帯し、必要な時に広げて使用する。
一例として一連の流れで説明すると、棒状おにぎりにする時は、保存袋の底にご飯やおかずを置き、シートを巻き簾代わりにして巻いて成形し、そのまま包んで携帯する。食事する時は、成形されたおにぎりをシートから外し、シートは飲み物用或は副菜用のボウルとして組み立て、保存袋を敷き食品や飲料を入れて使用する。食事が終わったら、食品が直に触れた袋を廃棄して、シートのみ巻く又はフラットな状態で持ち帰る。

Ａ シート本体
Ｂ 大サイズ 円弧のカット
Ｃ 大サイズ 円弧のカット
１ 小サイズ 円弧のカット
２ 小サイズ 円弧のカット
３ 小サイズ 円弧のカット
４ 小サイズ 円弧のカット
イ 食品保存袋（又は食品ラップ）
ロ 発泡シート

Claims (3)

1. 素材の自己粘着性と、独自のカットの組み合わせを替えてシートを組み立て変形させ、既存の食品袋及びラップと組み合わせることによって、固形物や液体などに適応した形態の容器とする。
2. 食品を成形する或は携帯する時に巻き簾の代替として使用し、不使用時は平面又は細く筒状に巻くなど好みに合わせ最小の形態で携帯できる。
3. 発泡シートを組み合わせることにより保温機能を持つ。

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