JP3207709U - カメラアクセサリ - Google Patents

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Abstract

【課題】円筒状の本体を有するカメラに装着することで一般的な形状のカメラに近い操作感で操作することを可能にし、かつ右利きの使用者でも左利きの使用者でも、ほぼ同様の操作感で操作可能とするカメラアクセサリを提供する。【解決手段】カメラ本体101と、カメラ本体の外周面に設けられたレリーズボタン105とを備えたカメラ100に装着されるカメラアクセサリ1は、カメラ本体が取り付けられる装着部15を有する本体部10と、装着部の周囲に設けられた梃子部材20とを備え、梃子部材は、使用者が操作する押下部23と、押下部が操作されることによりカメラ本体に接近可能に構成された押圧部24とを有し、装着部は、本体部を複数の装着態様でカメラ本体に装着できるように構成され、押下部は、本体部が第二の装着態様でカメラ本体に装着されたときに、本体部が第一の装着態様でカメラ本体に装着されたときに対して、カメラ本体に対して左右対称となる位置に配される。【選択図】図8

Description

本考案は、カメラアクセサリ、より詳しくは、略円筒状の本体を有するカメラに装着されるカメラアクセサリに関する。
従来、レンズ等の光学系および撮像素子等が略円筒状の本体に収容されたカメラが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このカメラにおいて、各種機能を実行するために使用者が操作するボタンの多くは、略円筒状の本体の外周面に設けられている。
特開2015−84070号公報
特許文献1に記載のカメラを使用する場合、通常使用者は本体の外周面を把持しながらボタンを操作する。一方、このようなカメラであっても、光学系が収容された鏡胴と、鏡胴が取り付けられた略直方体状の本体とを備えた一般的な形状のカメラに近い操作感で操作したいという要望も存在する。
また、一般的な形状のカメラに近い操作感を実現するにあたっては、右利きの使用者でも左利きの使用者でも、操作感が大きく変わらないことが好ましい。
本考案は、上述した事情を踏まえ、円筒状の本体を有するカメラに装着することで一般的な形状のカメラに近い操作感で操作することを可能にし、かつ右利きの使用者でも左利きの使用者でも、ほぼ同様の操作感で操作可能なカメラアクセサリを提供することを目的とする。
本考案は、略円筒状のカメラ本体と、前記カメラ本体の外周面に設けられたレリーズボタンとを備えたカメラに装着されるカメラアクセサリであって、前記カメラ本体が取り付けられる装着部を有する本体部と、前記本体部において、前記装着部の周囲に設けられた梃子部材とを備え、前記梃子部材は、使用者が操作する押下部と、前記押下部が操作されることにより前記装着部に装着された前記カメラ本体に接近可能に構成された押圧部とを有し、前記装着部は、前記本体部を複数の装着態様で前記カメラ本体に装着できるように構成され、前記本体部が第一の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときと前記本体部が第二の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときとにおいて、前記押下部は前記カメラ本体に対して左右対称の位置に配されるカメラアクセサリである。
本考案のカメラアクセサリによれば、円筒状の本体を有するカメラに装着することで一般的な形状のカメラに近い操作感で操作することを可能にし、かつ右利きの使用者でも左利きの使用者でも、ほぼ同様の操作感で操作することができる。
本考案のカメラアクセサリが装着されるカメラの一例を示す斜視図である。 同カメラの平面図である。 本考案の第一実施形態に係るカメラアクセサリを示す斜視図である。 同カメラアクセサリを背面側から見た状態を示す斜視図である。 図4のI−I線における断面図である。 (a)から(c)は、同カメラアクセサリのファインダ部の形状を示す図である。 同カメラアクセサリが同カメラに装着された状態の一例を示す図である。 図7における同カメラアクセサリを断面で示した図である。 本実施形態の変形例におけるカメラアクセサリが同カメラに装着された状態を示す図である。 同カメラアクセサリに光学ビューファインダーが取り付けられた状態を示す図である。 本考案の第二実施形態に係るカメラアクセサリを示す斜視図である。 同カメラアクセサリが上下反転された状態を示す斜視図である。 同カメラアクセサリが同カメラに装着された状態の一例を示す図である。 本考案の第三実施形態に係るカメラアクセサリが同カメラに装着された状態の一例を示す図である。 同カメラアクセサリが同カメラに装着された状態を示す図であり、第一本体と第二本体とを分離した状態で示している。 同カメラアクセサリが同カメラに装着された状態の他の例を示す図である。
本考案の第一実施形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本考案のカメラアクセサリ(以下、単に「アクセサリ」と称することがある。)が装着されるカメラの一例であるカメラ100を示す斜視図である。図2は、カメラ100の平面図である。図1および図2に示すように、カメラ100は、略円筒状のカメラ本体101を備え、カメラ本体101内にレンズ等の撮像光学系や、撮像素子等が収容されて構成されており、その基本構成は公知である。
カメラ100において、使用者が静止画像を取得する際に押すレリーズボタン105は、カメラ本体101の外周面101aに設けられている。図示を省略するが、外周面101aには、固定用のネジ穴も設けられている。
図3は、本実施形態のカメラアクセサリ1を示す斜視図である。アクセサリ1は、本体部10と、本体部10に取り付けられた梃子部材20およびファインダ部30とを備えている。
本体部10は、略直方体状に形成されており、正面11および背面12を有する。図4は、アクセサリ1を背面12側から見た斜視図である。本体部10には、正面11から背面12に向かって貫通する略円形の貫通孔13が形成されている。貫通孔13の内径は、カメラ本体101のうち、少なくともレリーズボタン105が設けられた部分が挿通できるように設定されている。貫通孔13の内周面13aには、固定用のネジが挿通されるネジ穴14が設けられている。貫通孔13およびその周縁部分と、ネジ穴14とにより、アクセサリ1をカメラ100に装着するための装着部15が構成されている。
図5は、図4に示すI−I線におけるアクセサリ1の断面図である。梃子部材20は、全体として細長に形成されており、第一端部21および第二端部22を有する。梃子部材20は、第一端部21のみが本体部10と接続されて装着部15の周囲に設けられており、第一端部21およびその近傍が弾性変形することにより本体部10に対して相対移動可能に構成されている。
梃子部材20の第二端部22には、ボタン状に形成された押下部23が形成されている。また、梃子部材20において、第一端部21と第二端部22との間の中間領域の一部は、貫通孔13に向かって凸となる形状に形成されている。これにより、第一端部21と第二端部22との間に押圧部24が形成されている。
ファインダ部30は、使用者が構図等を確認する際に覗き込む部位である。ファインダ部30には、光学素子は配置されておらず、貫通孔13と略平行に延びる覗き穴30aのみが設けられている。
図6は、ファインダ部30の形状を示す図であり、それぞれ、(a)は、全体斜視図、(b)は、(a)のII−II線における断面斜視図、(c)は、(a)のIII−III線における断面斜視図である。本実施形態における覗き穴30aは、長方形であり、貫通方向における両端部において最も面積が大きく、貫通方向における中央でもっとも面積が小さくなるように面積が徐々に変化している。すなわち、覗き穴30aは、貫通方向中央を中心として、貫通方向の両側に対称となる形状を有する。また、覗き穴30aの長方形形状における長辺と短辺との長さの比(縦横比)は、貫通方向におけるいずれの位置においても同一であり、不変である。
覗き穴30aの形状が上記のように設定されていることにより、ファインダ部30は、覗き30aを貫通方向のいずれの側から覗き込んでも見え方が変わらないように構成されている。
上記のように構成された本実施形態のアクセサリ1の使用時の動作について説明する。
使用者は、カメラ本体101の後端側を、本体部10の貫通孔13に挿入する。続いて、ネジ穴14に固定用ネジを通してカメラ本体101のネジ穴に固定用ネジを係合させると、カメラ本体101がアクセサリ1の装着部15に固定され、カメラ100へのアクセサリ1の装着が完了する。ネジ穴14の位置がカメラ本体101のネジ穴の位置に応じて適宜設定されていることにより、アクセサリ1がカメラ100に装着された状態において、レリーズボタン105は、図8に示すように、押圧部24が接触可能な場所に位置決めされている。
なお、図8では、説明の便宜のために、アクセサリ1を断面で示して梃子部材20を見やすくしている。
使用者は、本体部10を把持してカメラ100を被写体に向けて構える。必要に応じてファインダ部30を覗きながら、利き手で梃子部材20の押下部23を押し込むように操作する。すると、梃子部材20は、第一端部21を中心に回動し、押圧部24がカメラ本体101のレリーズボタン105に接近して接触する。すなわち、梃子部材20は、第一端部21を支点、押下部23を力点、押圧部24を作用点とする梃子として機能するため、使用者は、レリーズボタン105を直接触ることなく操作することができる。
また、アクセサリ1をカメラ100に装着することにより、光学系が収容された鏡胴と、鏡胴が取り付けられた略直方体状の本体とを備えた一般的な形状のカメラに近い操作感でカメラ100を操作することができる。
アクセサリ1の装着部15は、二通りの態様で本体部10をカメラ100に装着することができるように構成されている。第一の装着態様は、図3に示すように本体部10の正面11を前側に配置し、カメラ本体101の後端を本体部10の正面11側から貫通孔13に挿入してアクセサリ1をカメラ100に装着した状態であり、右利きの使用者に適した装着態様である。第二の装着態様は、図4に示すように本体部10の背面12を前側に配置し、カメラ本体101の後端を本体部10の背面12側から貫通孔13に挿入してアクセサリ1をカメラ100に装着した状態であり、左利きの使用者に適した装着態様である。
図7は第二の装着態様でアクセサリ1をカメラ本体101に装着した状態を示している。また、図8は第二の装着態様における本体部10の断面図を示している。
第二の装着態様では、第一の装着態様に対して、本体部10の長辺方向端部16および押下部23が、それぞれ装着されたカメラ本体101に対して左右対称となる位置に配される。
したがって、使用者は、自分の利き手に対応した装着態様でアクセサリ1をカメラ100に装着して使用することにより、右利きであっても左利きであっても概ね同一の操作感でカメラ100を使用することができる。
上記に加え、長辺方向端部16、押下部23、およびファインダ部30の相対距離も、第一の装着態様と第二の装着態様とで不変である。すなわち、第一の装着態様と第二の装着態様とにおいて、ファインダ部30も、装着されたカメラ本体101に対して左右対称となる位置に配される。したがって、ファインダ部30を覗き込みながらの操作感についても、使用者の利き手に関わらず概ね同様となる。
さらに、ファインダ部30の覗き穴30aは、上述したように貫通方向における中央でもっとも面積が小さくなるように面積が徐々に変化する形状とされているため、使用者がファインダ部30を覗き込んだ際の見え方も、第一の装着態様と第二の装着態様とでほぼ同一である。
以上説明したように、アクセサリ1は、利き手に応じた装着態様でカメラ100に装着することにより、右利きの使用者および左利きの使用者において、一方の使用者が操作に違和感を生じることが抑制され、いずれの使用者も好適にカメラ100を操作することができる。
また、梃子部材20の押圧部24を直接接触させてレリーズボタン105を押す構造であるため、アクセサリ1に電気的構成やケーブル等を設ける必要が無く、アクセサリ1の構造が非常に簡素であり、3Dプリンタ等を用いて簡便かつ安価に作製することができる。
図9および図10に、本実施形態の変形例を示す。本変形例のアクセサリ1Aは、ファインダ部30を備えない例である。本体部10Aには、梃子部材20の中間部を覆うように取り付け部35が設けられている。取り付け部35と梃子部材20とは接続されていないため、梃子部材20を操作しても取り付け部35は動かない。
取り付け部35には、図10に示すように、光学ビューファインダー(OVF)40を取り付けることができる。取り付け部35におけるOVFの取りつけ構造には特に制限はなく、対象とするOVFの構造に応じて、例えば溝を用いた係合など適宜設定することができる。この変形例では、使用者は、使用局面に応じて最適なOVFを選択し、取り付け部35に取り付けてカメラ100を使用することができる。
本変形例において、取り付け部は、必ずしも梃子部材20の上に設けられなくてもよい。例えば、アクセサリ1においてファインダ部30が設けられた位置にOVFが取り付けられるように取り付け部の位置が設定されてもよい。
次に、本考案の第二実施形態について、図11から図13を参照して説明する。本実施形態のアクセサリと第一実施形態のアクセサリ1との異なる点は、梃子部材を複数備えている点である。以降の説明において既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図11は、本実施形態のアクセサリ51を示す斜視図である。アクセサリ51の本体部60は、正面61a側から見た形状が略長方形の本体61と、本体61に設けられた有底の装着部62と、梃子部材が設けられて本体61と接続された側壁部63とを備えている。
装着部62は、正面61aに開口した有底の丸穴62aを有する。側壁部63は、本体61と略直角をなすように本体61の端部に接続されて、正面61a側に延びている。
側壁部63には、2つの梃子部材が接続されている。第一梃子部材71は、第一端部72と、第二端部73に設けられた押圧部73aと、第一端部72と第二端部73との間に設けられた押下部74とを有しており、第一端部72が側壁部63の上端に接続されている。第二梃子部材76は、第一端部77と、第二端部78に設けられた押圧部78aと、第一端部77と第二端部78との間に設けられた押下部79とを有しており、第一梃子部材71と略同一の形状を有する。第二梃子部材76の第一端部77は、側壁部63の下端に接続されている。
第一梃子部材71と第二梃子部材76とは、アクセサリ51の正面視において、押圧部73aと押圧部78aとが丸穴62aの中心部を挟んで対向するように配置されている。
本体61の上部および下部には、第一変形例で説明した取り付け部と同様の取り付け部35Aおよび35Bが設けられており、本体61にOVF40を取り付け可能に構成されている。2つの取り付け部35Aおよび35Bは、アクセサリ51の正面視において、丸穴62aの中心部を挟んで対向するように配置されている。
上記のように構成された本実施形態のアクセサリ51の使用時の動作について説明する。
使用者は、カメラ本体101の後端部106(図2参照)を装着部62の丸穴62aに進入させ、カメラ本体101をアクセサリ51に対して所定量回転させる。すると、カメラ本体101と本体61とが係合し、アクセサリ51がカメラ100に装着される。カメラ本体101と本体61とを係合させる構造については特に制限はなく、公知の各種構造を適宜選択して採用することができる。例えば、カメラ本体後端部の外周面にネジ山を設け、丸穴の内周面にネジ山と係合するネジ溝を設けてもよい。アクセサリ51の装着後、使用者はカメラ本体101を本体61に対して適宜回転させ、第一梃子部材71および第二梃子部材76のいずれかの押圧部とレリーズボタン105とが対向するように調節する。
図12は、アクセサリ51における、右利きの使用者に好適な第一の装着態様を示す図である。第一の装着態様では、第一梃子部材71の押圧部73a(不図示)と対向するようにレリーズボタン105の位置が調節されており、取り付け部35AにはOVF40が取り付けられている。使用者が第一梃子部材71の押下部74を押下すると、第一梃子部材71は第一端部72を支点として回動し、押圧部73aがレリーズボタン105と接触してレリーズボタン105が押される。すなわち、本実施形態に設けられた梃子部材においては、支点となる第一端部と作用点となる押圧部との間に力点となる押下部が位置している。
左利きの使用者に好適な第二の装着態様でアクセサリ51を使用する場合、使用者は、図11に示すように、第二梃子部材76を上側にした状態でカメラ100にアクセサリ51を装着する。第二の装着態様では、押圧部78aと対向するようにレリーズボタン105の位置が調節され、取り付け部35BにOVF40が取り付けられる。使用者が第二梃子部材76の押下部79を押下すると、第一の装着態様と概ね同様の動きで第二梃子部材76が動作する。その結果、押圧部78aがレリーズボタン105と接触してレリーズボタン105が押される。
本実施形態のアクセサリ51においても、第一実施形態と同様に、利き手に応じた装着態様でカメラ100に装着することにより、右利きの使用者および左利きの使用者において、一方の使用者が操作に違和感を生じることが抑制され、いずれの使用者も好適にカメラ100を操作することができる。
本実施形態において、取り付け部が設けられる位置は、本体61の左右方向中央に限られず、適宜変更されてよい。この場合、第一の装着態様と第二の装着態様とで、取り付け部と押下部との距離や位置の関係が概ね同様となるように2つの取り付け部の位置を設定するのが好ましい。
また、取り付け部を2つ設けるのに代えて、ファインダ部30を2つ設けてもよい。
次に、本考案の第三実施形態について、図14から図16を参照して説明する。本実施形態のアクセサリと上述した各実施形態のアクセサリとの異なる点は、本体部が着脱可能な複数の部材からなる点である。
図14は、本実施形態のアクセサリ151がカメラ100に装着された状態を示す図である。アクセサリ151は、本体部160を備えている。本体部160の外形は、ファインダ部30の位置を除いて第一実施形態における本体部10と概ね同様であるが、本体部160は、図15に示すように、カメラ100の下側に装着される第一本体161と、カメラ100の上側に装着される第二本体162とからなる。
第一本体161は、カメラ本体101が取り付けられる貫通孔の一部となる円弧状の内周面を有する略アーチ状に形成されており、内周面には、第一実施形態のネジ穴14と同様のネジ穴(不図示)を有する。
第二本体162も、カメラ本体101が取り付けられる貫通孔の一部となる円弧状の内周面を有する略アーチ状に形成されており、梃子部材20を有する。梃子部材20上にはファインダ部30が設けられているが、ファインダ部30は、上述した取り付け部35と同様に、梃子部材20とは接続されていないため、梃子部材20の動作には影響を与えない。
上記のように構成された、本実施形態のアクセサリ151の使用時の動作について説明する。
第一本体161に第二本体162を取り付けると、両者の円弧状の内周面が連続することにより、カメラ本体101を挿入可能な貫通孔13を有する装着部163が本体部160に形成される。使用者は、カメラ本体101の後端部を貫通孔13に挿入し、その後は第一実施形態と概ね同様の手順でアクセサリ151をカメラ100に装着することができる。
他の装着方法として、まず第一本体161とカメラ本体101とをネジで固定し、その後第一本体161に第二本体162を取り付けてもよい。
図14には、アクセサリ151における第一の装着態様を示している。第一の装着態様においては、第一本体161の正面161aと、第二本体162の正面162aとが同じ側に位置するように、第一本体161と第二本体162とが連結されている。アクセサリ151において、使用者の利き手の掌が接触する本体部160の長辺方向端部160aと、押下部23との位置関係は、第一実施形態と概ね同様である。
図16に、アクセサリ151における第二の装着態様を示す。第二の装着態様においては、第一の装着態様から第二本体162が反転され、第一本体161の正面161aと、第二本体162の背面162bとが同じ側に位置するように、第一本体161と第二本体162とが連結されている。
第一本体161と第二本体162とを着脱可能に連結する機構については、特に制限はなく、公知の各種構造から適宜選択することができる。例えば、磁石を用いた構造や、凹凸を有する嵌合構造等が挙げられる。
本実施形態のアクセサリ151においても、上述の各実施形態と同様に、利き手に応じた装着態様でカメラ100に装着することにより、右利きの使用者および左利きの使用者において、一方の使用者が操作に違和感を生じることが抑制され、いずれの使用者も好適にカメラ100を操作することができる。
また、本体部160が、第一本体161と第二本体162とを備えているため、第二本体162をカメラに取り付けたまま、第一本体161だけを反転して再度取り付けるだけで第一の装着態様と第二の装着態様とを切り替えることができる。したがって、第一の装着態様と第二の装着態様とを切り替える際に固定ネジによるカメラ本体の固定を解除する必要が無く、操作が簡便である。
上述の説明では、第二本体162にファインダ部が設けられる例を説明したが、これに代えて、上述した変形例のように、取り付け部を設けてOVFを着脱可能にアクセサリを構成してもよい。また、第一実施形態と同様の位置にファインダ部が設けられてもよい。
また、本体部を複数の部材で構成する態様は、上述のように上下に分割するものには限られない。例えば、第二実施形態において、本体61と、梃子部材が設けられた側壁部63とを着脱可能に分割し、側壁部63のみを上下反転して本体61に取り付けることにより第二の装着態様が実現されてもよい。
以上、本考案の各実施形態および変形例について説明したが、本考案の技術範囲は上記実施形態等の内容に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において実施形態および変形例における構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
例えば、本考案の梃子部材において、支点、力点、および作用点の配置や距離関係等は、使用者の操作感を考慮して適宜設定されてよい。一般的には、第一および第三実施形態のように、支点と作用点との距離より支点と力点との距離を長くすると、使用者がより小さい力でレリーズボタンを操作することができ、好ましい。
また、本考案において、梃子部材の操作対象はレリーズボタンに限られない。したがって、カメラ本体の外周面上に設けられた他の機能を発揮させるためのボタンを操作するように梃子部材が設けられてもよい。さらに、複数のボタンに対応する複数の梃子部材を備えた構成としてもよい。
1、1A、51、151 カメラアクセサリ
10、10A、60、160 本体部
15、62、163 装着部
20 梃子部材
21、72、77 第一端部
23、74、79 押下部
24、73a、78a 押圧部
71 第一梃子部材
76 第二梃子部材
100 カメラ
101 カメラ本体
105 レリーズボタン

Claims (7)

  1. 略円筒状のカメラ本体と、前記カメラ本体の外周面に設けられたレリーズボタンとを備えたカメラに装着されるカメラアクセサリであって、
    前記カメラ本体が取り付けられる装着部を有する本体部と、
    前記本体部において、前記装着部の周囲に設けられた梃子部材と、
    を備え、
    前記梃子部材は、
    使用者が操作する押下部と、
    前記押下部が操作されることにより前記装着部に装着された前記カメラ本体に接近可能に構成された押圧部と、を有し、
    前記装着部は、前記本体部を複数の装着態様で前記カメラ本体に装着できるように構成され、
    前記押下部は、前記本体部が第二の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときに、前記本体部が第一の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときに対して、前記カメラ本体に対して左右対称となる位置に配される、
    カメラアクセサリ。
  2. 前記梃子部材は、前記本体部に接続される第一端部を有し、
    前記押圧部は、前記第一端部と前記押下部との間に設けられている、
    請求項1に記載のカメラアクセサリ。
  3. 前記梃子部材は、前記本体部に接続される第一端部を有し、
    前記押下部と前記押圧部との距離は、前記第一端部と前記押圧部との距離よりも長い、
    請求項2に記載のカメラアクセサリ。
  4. 前記第二の装着態様は、前記第一の装着態様から前記本体部が前後反転された状態である、
    請求項1に記載のカメラアクセサリ。
  5. 前記梃子部材は、前記装着部を挟んで対向するように2つ設けられており、
    前記第二の装着態様は、前記第一の装着態様から前記本体部が上下反転された状態である、
    請求項1に記載のカメラアクセサリ。
  6. 貫通する覗き穴を有するファインダ部をさらに備え、
    前記本体部が前記第一の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときと前記本体部が前記第二の装着態様で前記カメラ本体に装着されたときとにおいて、前記ファインダ部は前記カメラ本体に対して左右対称または同一位置に配され、
    前記覗き穴の形状は、貫通方向中央を中心として前記貫通方向両側に対称となるように設定されている、
    請求項1に記載のカメラアクセサリ。
  7. 前記本体部は、
    前記カメラ本体の下側に装着される第一本体と、
    前記第一本体に対して着脱可能に構成され、前記カメラ本体の上側に装着される第二本体と、を有し、
    前記梃子部材は前記第二本体に設けられ、
    前記第二の装着態様は、前記第一の装着態様から前記第二本体を前後反転させて前記第一本体に取り付けた状態である、
    請求項1に記載のカメラアクセサリ。
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