JP3207641U - 水上浮体用の袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】水上浮体の走行時に、小物収納室内のアンカー等の小物の破損を防止すると共に、小物収納室の内周壁や底板などの破損も防止し、従来のフローティングマーカーを収容しなくてもよいようにした水上浮体用の袋体を提供する。【解決手段】水上オートバイ等の水上浮体1に設けた小物収納室10に収容する、折り畳み自在で浮力や気密性や耐水性や耐久性に富む素材で形成された水上浮体用の袋体30であって、袋体は、一部に空気注入口31を形成し、空気注入口と異なる位置にはアンカーロープの一端を結合する結合部を設け、袋体を水上浮体の小物収納室に収容する時には、小物収納室内に、予め、アンカー・アンカーロープ等の小物を挿入し、小物の上部に袋体を収縮した状態で挿入した後に、袋体の空気注入口から空気を注入充填して空気注入口を密封し、小物収納室をカバー11で被覆するように構成してある。【選択図】図4

Description

本考案は、水上オートバイやモーターボート等の水上浮体に設けた小物収納室に収容される袋体に関する。
従来、水上オートバイ等の水上浮体に設けた小物収納室には、水上浮体が漂流しないように海岸や川岸の浅瀬などに繋ぎ止めておくためのアンカー、アンカーロープや、水上浮体が係留される場所を示す目印とするためのフローティングマーカーなどの小物を収容していた。
有限会社タイトジャパン発行「Tight Japan Product Catalog 2010」2010年19頁
しかしながら、上記非特許文献1のものによれば、水上浮体を海岸等の水上で走行する際に、船体が上下左右に極度に揺動するため、水上浮体の小物収納室に収容したアンカー・アンカーロープ・フローティングマーカー等の小物が、小物収納室内で上下左右に跳ね上がり揺動する。そのため、前記小物収納室内のアンカー・アンカーロープ等の小物が破損すると共に、小物収納室の内周側壁や底板なども破損するという、問題があった。
本考案は、上記非特許文献1の有する上記問題を解消するために案出したものであり、水上浮体の走行時に、小物収納室内のアンカー等の小物の破損を防止すると共に、小物収納室の内周壁や底板などの破損も防止し、さらには、上記従来のフローティングマーカーを収容しなくてもよいようにしたものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願考案の請求項1の水上浮体用の袋体は、水上オートバイやモーターボート等の水上浮体に設けた小物収納室に収容する、折り畳み自在で浮力や気密性や耐水性や耐久性に富む素材で形成された水上浮体用の袋体であって、
前記袋体は、一部に空気注入口を形成してあると共に、該空気注入口と異なる位置にはアンカーロープの一端を結合する結合部が設けてあり、前記袋体を水上浮体の小物収納室に収容する時には、小物収納室内に、予め、アンカー・アンカーロープ・飲料水用ペットボトル等の小物を挿入し、当該小物の上部に上記袋体を収縮した状態で挿入した後に、該袋体の空気注入口から空気を注入充填して該空気注入口を密封し、上記小物収納室をカバーで被覆するように構成してあることを特徴とする。
ここで、「小物収納室」としては、例えば、船体のデッキ前部に設けたハンドルの前方に物入れ部を形成する一方、有底で上部が開口した箱(ボックス)状の小物収納室を有する箱体を、前記物入れ部に着脱自在に設けたものでもよい。または、前記箱体は物入れ部に溶着や無理嵌め等により固定したものでもよい。この小物収納室は、適宜設計変更できるものである。
また、袋体に設けたアンカーロープの一端を結合する「結合部」としては、添付図面に示すような実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜設計変更できる。
しかしながら、請求項2に記載したように、前記袋体に設けた結合部は、アンカーロープが嵌挿される円形状の貫通穴とし、この貫通穴にアンカーロープの一端を嵌挿して適宜位置で抜け止めするようにすれば、袋体にアンカーロープを簡単に結合できる利点がある。
請求項1の水上浮体用の袋体によれば、前記袋体は、一部に空気注入口を形成してあると共に、該空気注入口と異なる位置にはアンカーロープの一端を結合する結合部が設けてあり、前記袋体を水上浮体の小物収納室に収容する時には、小物収納室内に、予め、アンカー・アンカーロープ・飲料水用ペットボトル等の小物を挿入し、当該小物の上部に上記袋体を収縮した状態で挿入した後に、該袋体の空気注入口から空気を注入充填して該空気注入口を密封し、上記小物収納室をカバーで被覆するように構成してあるから、この袋体が空気注入により小物収納室内でエアバッグのように膨らんで、小物収納室に空間(隙間)をなくすると共に、小物を強く押圧する。これにより、水上浮体の走行時に船体が極度に揺動しても、この袋体が揺動による衝撃を緩和する緩衝材として作用する。その結果、小物収納室内に収容したアンカー・アンカーロープ等の小物が破損することがないと共に、小物収納室の内周壁や底板なども破損することがない。さらに、袋体に設けた結合部にアンカーロープの一端を結合すると共に、該アンカーロープの他端にアンカーを結合することにより、水上浮体の係留場所の目印となるフローティングマーカーの役割を担うことができる。それゆえ、公知のフローティングマーカーを小物収納室に収容する必要がなく、この袋体がフローティング用の目印(マーカー)と機能するので、その分の部品代が不要となる利点がある。
請求項2の水上浮体用の袋体によれば、前記袋体に設けた結合部は、アンカーロープが嵌挿される円形状の貫通穴とし、この貫通穴にアンカーロープの一端を嵌挿して適宜位置で抜け止めするようにしてあるから、従来のフック式のアンカーロープのものに比べて、袋体にアンカーロープを簡単に結合できて、フローティングマーカーとしても簡単に利用することができる。
本考案に係る水上浮体用の袋体に空気を注入充填した状態の一実施形態を示す全体の斜視図である。 図1を別方向から見た概略斜視図である。 水上浮体である水上オートバイの前部に設けた小物収納室のカバーを開けて、該小物収納室内にアンカーやアンカーロープ等の小物を挿入した状態を示した上方から見た斜視図である。 図3の状態から小物の上部に袋体を収縮した状態で挿入した後に、該袋体の空気注入口から空気を注入する状態を示した上方から見た斜視図である。 図4の状態から袋体が空気注入充填された状態を示した上方から見た斜視図である。 空気が注入充填された袋体の結合部にアンカーロープの一端を嵌挿して両者を結び付けて結合してある状態を示す斜視図である。 袋体に結合したアンカーロープの一端にアンカーを取付けて、該袋体をフローティングマーカーとして利用した状態を示した斜視図である。 アンカーロープの一端にアンカーを取り付けると共に、アンカーロープの他端のフックを水上浮体(水上オートバイ)のフックに掛合した状態の一例を示した斜視図である。
本考案の実施の形態の一例を図1〜図8に基づいて以下に説明する。
図4〜図6は、水上オートバイやモーターボート等の水上浮体1の前部のハンドル前方に設けた小物収納室10の周辺を上方から見た斜視図である。水上浮体1としては、この実施の形態では水上オートバイを例示している。
この水上浮体(水上オートバイ)1の船体は、周知のように、デッキとハルとをガンネルで接合して形成されている。そして、デッキの前部にはハンドルを設け、その前方に物入れ部を形成し、この物入れ部に、有底で上部が開口した箱(ボックス)状の小物収納室10を有する箱体が着脱自在に設けてある。
前記小物収納室10は、船体の前端部に弧回動自在に枢着されたカバー11で開閉自在に被覆される。
この小物収納室10には、通常は、アンカー21、アンカーロープ22、フローティングマーカー(図示せず)、飲料水用ペットボトル(図示せず)等の小物20が収容される。
そして、この考案の特徴であるが、図3に示すように、前記小物収納室10に収納したアンカー21、アンカーロープ22等の小物20の上部に、図4に示すように、水上浮体1用の袋体30を収縮した状態で挿入する。この状態において、図4に示すように、空気入れ32で袋体30の空気注入口31から空気を注入して所望量を充填して該空気注入口31を栓31aで密封する。この袋体30をエアバッグのように空気袋とする(図5参照)。
そこで、小物収納室10を前記カバー11で被蓋すると、この袋体30内の空気が小物収納室10内の空間(隙間)をなくすると共に、小物20を強く押圧する。その結果、水上浮体1の走行時に船体が極度に揺動しても、この袋体30が揺動による衝撃を緩和する緩衝材として作用する。
このような役割を担う袋体30は、折り畳み自在で浮力や気密性や耐水性や耐久性に富む素材、例えばビニール製やその他の合成樹脂製などで形成する。
そして、この袋体30には、適所に前述の空気注入口31が形成してあると共に、この空気注入口31と異なる位置にはアンカーロープ22の一端を結合する結合部33が設けてある。
前記袋体30に設けた結合部33は、適宜に構成できるが、この実施の形態では、図1、図2、図6、図7に示されているように、アンカーロープ22が嵌挿される円形状の貫通穴34として、この貫通穴34にアンカーロープ22の一端を嵌挿し適宜位置で抜け止めするようにして、アンカーロープ22を袋体30に結合するように構成してある。
次に、本考案の実施形態の作用を以下に説明する。
(1) 水上浮体用の袋体30を水上浮体1の小物収納室10に収容する場合(図3、図4、図5参照)。
先ず、図3に示すように、小物収納室10のカバー11を開け、その小物収納室10内に、アンカー21、アンカーロープ22、飲料水用ペットボトル等の小物20を収容する。
そして、図4に示すように、上記小物20の上部に、収縮した状態の袋体30を載置し挿入した後に、該袋体30の空気注入口31から空気入れ32で空気を適量注入充填する。
すると、上記袋体30は、図5及び図1に示すように、適量の空気注入により膨らむ。そこで該空気注入口31を栓31aで密封する。この状態で、カバー11を閉じると、上記小物収納室10内は隙間(空間)がなくなり、小物20は強く押圧される。そのため、前述したように、水上オートバイ1の走行時における上下左右方向の跳ね上りの揺動に対して小物20が暴れることがないので、該小物は勿論のこと小物収納室10の内周壁等の破損を防止することができる。
(2) 水上浮体用の袋体30を、水上浮体1の係留場所の目印としてのフローティングマーカーとして利用する場合(図5、図6、図7参照)。
図5に示すように、空気が注入充填されて膨らんだ袋体30を小物収納室10から取り出して、図6に示すように、袋体30の結合部33である円形状の貫通穴34に、上記小物収納室10内に収容していたアンカーロープ22の一端を嵌挿する。そして、結合部33である貫通穴34に対するアンカーロープ22の長さを調節して、アンカーロープ22を結合する。アンカーロープ22の一端側にフック22aを結合して、このフック22aにアンカー21を結合して海中に沈める。
そして、図7のように、袋体30が水面(海面)より浮いているので、この袋体30を見ることにより、例えば沖合に出ている水上浮体の操作者は自己の帰る係留場所としての目印となる。
なお、袋体30に設けた結合部33としての貫通穴34は、前記実施形態では円形状としたが、断面三角形状などアンカーロープ22の形状に合わせて形成するとよい。
また、この実施形態においては、合成樹脂製の長い紐状のアンカーロープ22の所望位置に、アンカーロープ22の本体より大径で短い合成樹脂製の短管部23を、両者22、23の弾性を利用して圧入嵌合してある。そして、前記結合部33にアンカーロープ22を結合するときには、前述したように、結合部33となる貫通穴34にアンカーロープ22を嵌挿してから、前記短管部23の適所を前記貫通穴34に結合し、袋体30にアンカーロープ22を結合する。
図8は、アンカーロープ22の使用例を示したものであって、アンカーロープ22の一端側フック22aにアンカー21を取付けると共に、アンカーロープ22の他端側フック22bを水上浮体(水上オートバイ)1の前部に設けたフック2に掛合して使用することができる。
1 水上浮体
10 小物収納室
11 カバー
20 小物
21 アンカー
22 アンカーロープ
23 短管部
30 袋体
31 空気注入口
31a 栓
32 空気入れ
33 結合部
34 貫通穴

Claims (2)

  1. 水上オートバイやモーターボート等の水上浮体に設けた小物収納室に収容する、折り畳み自在で浮力や気密性や耐水性や耐久性に富む素材で形成された水上浮体用の袋体であって、
    前記袋体は、一部に空気注入口を形成してあると共に、該空気注入口と異なる位置にはアンカーロープの一端を結合する結合部が設けてあり、
    前記袋体を水上浮体の小物収納室に収容する時には、小物収納室内に、予め、アンカー・アンカーロープ・飲料水用ペットボトル等の小物を挿入し、当該小物の上部に上記袋体を収縮した状態で挿入した後に、該袋体の空気注入口から空気を注入充填して該空気注入口を密封し、上記小物収納室をカバーで被覆するように構成してあることを特徴とする水上浮体用の袋体。
  2. 前記袋体に設けた結合部は、アンカーロープが嵌挿される円形状の貫通穴とし、この貫通穴にアンカーロープの一端を嵌挿して適宜位置で抜け止めするようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の水上浮体用の袋体。
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