JP3207624B2 - エンジンの燃焼室構造 - Google Patents

エンジンの燃焼室構造

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JP3207624B2 JP19172593A JP19172593A JP3207624B2 JP 3207624 B2 JP3207624 B2 JP 3207624B2 JP 19172593 A JP19172593 A JP 19172593A JP 19172593 A JP19172593 A JP 19172593A JP 3207624 B2 JP3207624 B2 JP 3207624B2
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    • F02F1/24Cylinder heads
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの燃焼室構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン、特に自動車用エンジンでは、
排気ガス中の有害成分であるNOx、HC、COの低減
が強く求められている。特に、理論空燃比よりもリ−ン
な空燃比で燃焼を行なう希薄燃焼エンジンにおいて、N
Oxの低減の要請が強いものとなる。
【0003】本出願人は、周辺点火方式によって、NO
x、HCおよびCOを大幅に低減し得るもの開発した。
すなわち、燃焼室外周縁部に周方向に間隔をあけて複数
例えば3個の周辺点火ギャップ(点火プラグ)を配設
し、この3個の周辺点火ギャップを同時に点火させて、
各周辺点火ギャップで発生した火炎を先ず燃焼室周方向
で合致させて環状の火炎面を形成することにより(火炎
面積の早期低減)、燃焼初期時での発熱量を抑制し、そ
の後燃焼室中心方向へ火炎が成長するようなものを開発
した(特開平3−117684号公報参照)。この周辺
点火方式においては、燃焼期間を長くすることなく、発
熱量を燃焼前期間に渡って極力均一化して、最大発熱量
を小さくする上で好ましいものとなる。
【0004】また、本出願人は、燃焼室の略直径線上に
おいて、複数例えば3個の点火ギャップを互いに間隔を
あけて直列に配設し、これ等複数の点火ギャップを同時
に着火させることにより、燃焼初期時に燃焼室の直径方
向全長に渡って細長く伸びる略柱状の柱状火炎を形成し
て、その後柱状火炎の幅方向に火炎が成長されるような
ものをも開発した。このものによれば、HC、COにつ
いては上述の環状火炎を形成する場合ほどではないが、
NOxを十分に低減できることになる。
【0005】さらに、本出願人は、燃焼室に複数例えば
3〜4個の点火ギャップを分散配置して、その点火時期
に位相差を設けるもの、つまり火炎伝幡の遅くなるよう
な領域にある点火ギャップの点火を先に行なった後、遅
れて他の点火ギャップを点火させるようにしたものを開
発した。このものによれば、燃焼初期時の火炎伝幡つま
り燃焼を抑制しつつ燃焼後期の燃焼促進を行なって、N
Oxが十分に低減されることになる他、燃焼室外周縁部
での燃焼をもかなり良好に行なって、HCも低減するこ
とができ、この他耐ノック性も向上させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した各技術は、そ
れぞれ複数の点火ギャップを利用して燃焼初期から燃焼
後期に渡っての燃焼制御を行なうものであるが、1つの
気筒に対して設けるべき点火ギャップの数が多くなるた
め、その配設スペ−スの確保や、コスト、メインテナン
ス等の点で問題となる。
【0007】したがって、本発明の目的は、燃焼室内で
複数の着火源を有するものを前提として、点火ギャップ
の数を極力少なくしつつ排気ガス中の有害成分を効果的
に低減しるようにしたエンジンの燃焼室構造を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、燃焼室の略中心に、複数の噴孔を介して燃焼室内
と連通された小容積の中心チャンバが形成され、前記中
心チャンバ内に点火ギャップが配設され、前記複数の噴
孔の指向方向が、それぞれ燃焼室外周縁部に向かうよう
に設定され、前記複数の噴孔のうち一部の噴孔の指向方
向と残る他の噴孔の指向方向とが互いに反対方向となる
ように設定され、前記燃焼室外周縁部のうち前記中心チ
ャンバの噴孔が指向された位置においてそれぞれ、噴孔
を介して燃焼室内と連通された小容積の周辺チャンバが
形成され、前記各周辺チャンバの噴孔が、燃焼室の略接
線方向に指向されている、ような構成としてある。
【0009】本発明の好ましい態様は、特許請求の範囲
における従属項に記載の通りである。
【0010】
【発明の効果】
【0011】本発明によれば、中心点火ギャップという
1つの点火ギャップのみによっても、燃焼室直径方向に
伸びる柱状火炎を確実に形成して、この柱状火炎形成の
利点であるHC低減、CO低減、NOx低減、特にNO
x低減を行なうことができる。また、周辺チャンバに点
火ギャップを有しない場合であっても、中心チャンバか
ら噴出される高い圧力、温度の火炎によって周辺チャン
バ内の混合気が自己着火されて、自己着火された火炎が
噴孔から燃焼室周方向へ勢いよく噴出されて、燃焼室外
周縁部で生じ易いHCをより十分に低減する上で好まし
いものとなる。
【0012】請求項2に記載したような構成とすること
により、燃焼室外周縁部のうち広い範囲に渡って燃焼を
良好に行なって、HC低減やCO低減の上でより好まし
いものとなる。
【0013】請求項3に記載したような構成とすること
により、混合気のリッチ、リ−ンの分布等によって火炎
伝幡速度が速い傾向となる吸気ポ−ト側と火炎伝幡速度
が遅い傾向となる排気ポ−ト側とでの火炎伝幡を極力均
一化する上で好ましいものとなる。
【0014】請求項4に記載したような構成とすること
により、最近の自動車用エンジンとして一般的なペント
ル−フ型燃焼室形状でかつ吸気2弁、排気2弁の4弁方
式のエンジンにおいて、請求項13で得られるのと同様
の効果を得ることができる。
【0015】請求項5に記載したような構成とすること
により、周辺チャンバからの噴出火炎を利用した環状火
炎の形成と合わせて、中心チャンバからの噴出火炎によ
る燃焼室高さ方向への火炎面積低減の作用によって、火
炎面積を早期に小さいものとして、NOx、HC、CO
低減の上でより好ましいものとなる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を参考例と共に添付した
図面に基づいて説明するが、本発明実施例としては図1
1、図12の第1実施例と図14の第2実施例とが示さ
れ、その他の図は参考例を示す。なお、以下の実施例に
おいては全て、燃焼室形状はペントル−フ型とされてい
る。
【0017】図1、図2の説明(参考例) 図1において、シリンダヘッド1の内面が、ペントル−
フ型燃焼室2を構成する形状として設定されている。す
なわち、既知のように、シリンダヘッド1の内面が、燃
焼室2の中心付近を通る稜線αを境にして一対の傾斜面
1a、1bを有する形状として設定され、各傾斜面1
a、1bはそれぞれ、稜線αから離れるにしたがって徐
々に下方に向かうように傾斜されている。
【0018】シリンダヘッド1には、一方の傾斜面1a
部分において、クランク軸方向となる稜線α方向に間隔
をあけて2つの吸気ポ−ト3、4が開口されている。ま
た、他方の傾斜面1b部分において、稜線α方向に間隔
をあけて2つの排気ポ−ト5、6が開口されている。各
吸・排気ポ−ト3〜6は、図示を略す吸気弁あるいは排
気弁によって、クランク軸の回転と同期して周知のタイ
ミングで開閉される。
【0019】シリンダヘッド1には、燃焼室2の外周縁
部において、燃焼室中心を挟んで略180度対称位置
に、小容積とされた2つの周辺チャンバ11、12が形
成されている。周辺チャンバ11は、燃焼室周方向にお
いて隣り合う一方の吸気ポ−ト3と排気ポ−ト5との略
中間に位置されている。周辺チャンバ12は、燃焼室周
方向において隣り合う他方の吸気ポ−ト4と排気ポ−ト
6との略中間に位置されている。
【0020】周辺チャンバ11、12は、それぞれ2つ
の噴孔11a、11bあるいは12a、12bを有す
る。周辺チャンバ11用の噴孔11aと11bとは、そ
れぞれ燃焼室2の略接線方向に指向され、その向きは互
いに反対方向となるように設定されている。同様に、周
辺チャンバ12用の噴孔12aと12bとは、それぞれ
燃焼室2の略接線方向に指向され、その向きは互いに反
対方向となるように設定されている。そして、各周辺チ
ャンバ11、12内には、周辺点火ギャップ(周辺点火
プラグ)21あるいは22が配設されている。なお、噴
孔11a(12a)と11b(12b)との開口面積は
等しくされている。
【0021】図1においては、各周辺チャンバ11、1
2はそれぞれ模式化して示されており、その詳細は図2
に示すようになっている。すなわち、周辺チャンバ11
に着目して説明すると(周辺チャンバ12部分について
も同様である)、周辺チャンバ11がシリンダヘッド1
と周辺点火ギャップ(周辺点火プラグ)21によって画
成されて、シリンダヘッド1に噴孔11a、11bが開
口されたものとなっている。
【0022】以上のような構成において、各周辺点火ギ
ャップ21、22が同時に点火されて、周辺チャンバ1
1、12内の混合気が着火される。着火された周辺チャ
ンバ11内の混合気は、噴孔11a、11bから、それ
ぞれ略接線方向に向けてかつ互いに反対方向に、燃焼室
2内に勢いよく噴出される。同様に、着火された周辺チ
ャンバ12内の混合気は、噴孔12a、12bから、そ
れぞれ略接線方向に向けてかつ互いに反対方向に、燃焼
室2内に勢いよく噴出される。
【0023】各噴孔11a〜12bから噴出された火炎
(既燃部分)を図1においてハッチングを付して示して
ある。そして、図1の状態から燃焼がさらにすすむと、
燃焼室周方向全長に渡って伸びる環状の環状火炎が形成
される(噴孔11aからの火炎と12bからの火炎とが
合致し、11bからの火炎と12aからの火炎とが合致
する)。この環状火炎の形成によって、火炎面積が早期
に低減される。この後は、燃焼室中心に向けて火炎が成
長されることになる。
【0024】前述燃焼初期時の環状火炎の形成によっ
て、燃焼初期から後期に渡って極力均一な燃焼、つまり
燃焼初期時の燃焼割合が低減されて発熱のピ−ク値が小
さいものとなって、NOxが効果的に低減されることに
なる。また、燃焼室外周縁部での燃焼も良好に行なわれ
るため、この部分で生じ易いHCやCO特にHCが十分
に低減されることになる。
【0025】なお、燃焼室2の略中心に中心点火ギャッ
プを別途設けて、低負荷かつ低回転領域においてのみ周
辺点火ギャップ21、22のみの点火を行ない(中心点
火ギャップは休止)、その他の領域では中心点火ギャッ
プのみあるいは全ての点火ギャップの点火を行なうよう
にすることもできる。
【0026】図3〜図7の説明(参考例) 図3〜図7も参考例を示すもので、前記参考例と同一構
成要素には同一符号を付してその説明は省略する(この
ことは後述する他の参考例あるいは本発明実施例につい
ても同じである)。なお、図3〜図7は、それぞれ図1
に示す例の変形例とされる。
【0027】図3に示す例では、例えば一方の吸気ポ−
ト4を閉じる制御弁(図示略)を設けて、燃焼室2内
に、図3時計回りの吸気スワ−ルを形成するようにして
ある。そして、2つの周辺チャンバ11、12における
噴孔11a〜12bのうち、吸気スワ−ルの流れ方向側
の噴孔11a(12a)の開口面積が、吸気スワ−ルの
流れ方向反対側の噴孔11b(12b)の開口面積より
も小さくされている。吸気スワ−ルにより、噴孔11a
(12a)から噴出される火炎は、噴孔11b(12
b)から噴出される火炎よりも速く成長しようとされる
が、上述した開口面積の設定によって、各噴孔11a〜
12bからの火炎伝幡がほぼ等しくなるように設定され
て、環状火炎の形成上好ましいものとされる。
【0028】図4に示す例では、吸気ポ−ト3、4付近
が混合気のリッチ領域とされて火炎伝幡が速い領域とさ
れ、排気ポ−ト5、6付近は混合気がリ−ン領域とされ
て火炎伝幡が遅い領域とされる。このため、図3での説
明と同様に、火炎伝幡の速くなる側の噴孔11b(12
a)の開口面積が、火炎伝幡の遅くなる側の噴孔11a
(12b)の開口面積よりも小さくされている。
【0029】図5に示す例では、図4でのリッチ領域と
リ−ン領域とに対応するため、周辺チャンバ11、12
を、排気ポ−ト5あるいは6側へオフセットして位置さ
せてある。なお、噴孔11a(12a)と11b(12
b)との開口面積は等しくされている。
【0030】図6に示す例では、各周辺チャンバ11、
12に、略同一方向に指向される噴孔をそれぞれ2つつ
ずつ形成した場合を示す。すなわち、周辺チャンバ11
は、略同一方向に向く2つの噴孔11a、11cと、こ
れとは反対側を向く2つの噴孔11b、11dとを有す
る。そして、略同一方向を向く2つの噴孔11aと11
cとの指向方向は、それぞれ燃焼室外周縁部の異なる位
置、より具体的には、11aは周辺チャンバ11に近い
位置に、また11cは周辺チャンバ11から遠い位置に
向けられている。同様に、噴孔11bは周辺チャンバ1
1に近い位置に、噴孔11dは周辺チャンバ11から遠
い位置に指向されている。周辺チャンバ12の噴孔12
a〜12dについても、周辺チャンバ11の噴孔11a
〜11dと同じように設定されている。
【0031】図6の場合は、1つの噴孔で分担すべき燃
焼範囲が、図1、図3〜図5の場合に比して狭いものと
なり、分担すべき領域の燃焼を確実に行なうことができ
る。これにより、環状火炎を早期に確実に形成する上で
好ましいものとなる。
【0032】図7に示す例は、燃焼室2の略中心に、小
容積とされた中心チャンバ31を形成して、この中心チ
ャンバ31を1つの噴孔31aを介して燃焼室2内と連
通させてある。この噴孔31aの指向方向は、燃焼室外
周縁部のうち、2つの吸気ポ−ト3と4との間、つまり
リッチ領域の略中間位置とされている。そして、中心チ
ャンバ31内には、中心点火ギャップ32が配設されて
いる。
【0033】本例の場合は、各点火ギャップ21、2
2、32が同時点火される。そして、中心チャンバ31
の噴孔31aから噴出された火炎によって、リッチ領域
の燃焼が確実に行なわれる。なお、中心点火ギャップ3
2は、高負荷時のみ点火実行するようにして(低負荷時
は周辺点火ギャップ21、22のみによる点火実行)、
高負荷時のノッキング防止を図るようにしてもよい。
【0034】図8〜図10の説明(参考例) 図8の例では、燃焼室周方向に略等間隔に、2つの点火
ギャップ23、24と、2つの周辺チャンバ13、14
とを交互に配置したものとなっている。そして、周辺チ
ャンバ13、14に形成される噴孔13a、14aは、
燃焼室2の略接線方向に指向されているが、吸気スワ−
ルの流れ方向側のみに設けられて、吸気スワ−ルの流れ
方向に対して反対方向側には噴孔を有しないものとされ
ている。また、周辺チャンバ13、14内には点火ギャ
ップが存在しないものとなっている。
【0035】本例では、2つの点火ギャップ23、24
が同時に点火されて、火炎がハッチングで示すように燃
焼室周方向に成長するが、吸気スワ−ルの流れ方向の火
炎伝幡が反対方向に比して速いものとされる。点火ギャ
ップ23、24から発生された火炎が周辺チャンバ1
3、14に近ずくと、高い圧力、温度を受けて、当該周
辺チャンバ13、14内の混合気が自己着火して、この
自己着火された火炎が噴孔13a、14aから勢いよく
燃焼室周方向(吸気スワ−ル方向)に噴出される。そし
て、最終的に、点火ギャップからの火炎と周辺チャンバ
13、14からの火炎とが合致して、環状火炎が形成さ
れる。本例の場合、初期燃焼が過大になり過ぎるのを防
止する上で好ましいものとなる。
【0036】図9、図10の例では、燃焼室2の略中心
に中心チャンバ31を形成して、内部に点火ギャップ3
2を装備してある。そして、中心チャンバ31には、1
80度対称位置となるように2つの噴孔31a、31b
を形成してある。この2つの噴孔31a、31bの指向
方向は、それぞれ燃焼室外周縁部とされているが、31
aは一方の吸気ポ−ト3と排気ポ−ト5との略中間位置
に指向され、31bは他方の吸気ポ−ト4と排気ポ−ト
6との略中間位置に指向されている。つまり、噴孔31
a、31bの指向方向延長線が、稜線αとほぼ一致する
ように設定されている。なお、図10中、7はシリンダ
ブロック、8はピストンである。
【0037】中心点火ギャップ32が点火されると、図
9ハッチングで示すように、2つの噴孔31a、31b
から勢いよく火炎が噴出されて、燃焼初期時に、燃焼室
2の直径方向全長に渡って細長く伸びる略柱状の柱状火
炎が形成される(図10をも参照)。この柱状火炎の形
成後は、この幅方向つまり図9上下方向に火炎が伝幡さ
れていくことになる。燃焼初期時における柱状火炎形成
により、火炎面積が低減されて、NOxが低減される。
また、燃焼初期時において、燃焼室外周縁部のうち柱状
火炎の長手方向各端部付近の燃焼が良好に行なわれて、
HC低減の上でも好ましいものとなる。
【0038】図11、図12の説明(本発明実施例) 図11、図12は本発明の実施例を示すものである。本
実施例では、中心チャンバ31の噴孔31a、31bと
略直交する方向に位置する燃焼室外周縁部に、それぞれ
周辺チャンバ11、12を形成してある。また、中心チ
ャンバ31には、周辺チャンバ11、12に指向するさ
らに2つの噴孔31c、31dが設けられている、中心
チャンバ31内には点火ギャップ32が装備されると共
に、周辺チャンバ11、12内には点火ギャップ21あ
るいは22が装備されている。そして、中心チャンバ3
1の噴孔31a、31bの指向方向延長線が、稜線αと
直交する方向、つまり図9に示す例に対して、噴孔の位
置が90度ずれた位置とされている。
【0039】本例では、各点火ギャップ32、21、2
2が同時点火されて、燃焼火炎は、図中ハッチングを付
して示すように成長されていく。このとき、周辺チャン
バ11、12の噴孔11a、11b、12a、12bを
利用して環状火炎が形成される。また合せて、中心チャ
ンバ31の噴孔31a、31bからの火炎が、シリンダ
ヘッド1側の壁面から火炎を伝幡させるので、燃焼室高
さ方向にも火炎面積が低減される。これにより、燃焼初
期時での早期の火炎面積低減を行なって、NOx低減の
上からも好ましいものとなる。勿論、高負荷時において
は、ノッキングを防止する上で好ましいものとなる。
【0040】以上に加えて、2つの噴孔31c、31d
からの火炎によって、前述した燃焼室高さ方向での火炎
面積低減がより良好に行なわれる。なお、中心点火ギャ
ップ31は、ノッキングが問題となる高負荷時のみ点火
実行させるようにしてもよい。
【0041】図13の説明(参考例) 図13の例は、図1に示すものに比して、燃焼室2の略
中心に中心点火ギャップ32が設けられていることと各
周辺チャンバ11、12内に点火ギャップが存在しない
他は、図1に示すのものと同じとなっている。
【0042】本例では、中心点火ギャップ32で着火さ
れた火炎が燃焼室外周縁部に向けて伝幡されていくと
き、周辺チャンバ11、12内の混合気が自己着火され
て、その噴孔11a〜12bから火炎が勢いよく燃焼室
周方向に噴出される。これにより、燃焼室外周縁部での
燃焼が良好に行なわれて、HC低減の上で好ましいもの
となる他、ノッキング防止の観点からも好ましいものと
なる。
【0043】図14の説明(本発明実施例) 図14は本発明の第2実施例を示すものである。本実施
例は、図13に示すものにおいて、中心点火ギャップ3
2を、図9に示す中心チャンバ31内に装備した形式と
なっている(周辺チャンバ11、12内に点火ギャップ
が存在しない点は図13の場合と同じ)。本実施例によ
れば、図13で示す場合に比して、周辺チャンバ11、
12からの火炎噴出をより速い時期に行なうことができ
る。また、中心チャンバ31からの火炎により柱状火炎
が形成される。よって、NOx低減、HC低減を十分行
なうことができる。
【0044】図15の説明(参考例) 図15の例では、図11に示すものから、周辺チャンバ
11、12と周辺点火ギャップ21、22を廃止した形
式となっている。本例では、中心チャンバ31の噴孔3
1a、31bから噴出された火炎が早期に燃焼室外周縁
部に到達して、主としてHC低減が図られる。この場
合、リッチ領域となる吸気ポ−ト3、4付近に向かう側
の噴孔31bの開口面積を、排気ポ−ト5、6に向かう
側の噴孔31aの開口面積よりも大きくして、上記リッ
チ領域での燃焼を早期に十分行なわせるようにするのが
好ましい。
【0045】図16の説明(参考例) 図16の例は、図13に示すものにおいて、周辺チャン
バを1つの周辺チャンバ15のみとして、この周辺チャ
ンバ15を2つの吸気ポ−ト3と4との間に位置させた
ものとなっている。勿論、2つの噴孔15a、15bは
互いに反対向きで、燃焼室の略接線方向に指向されてい
る。本実施例では、中心点火ギャップ32で着火された
火炎の影響を受けて周辺チャンバ15内の混合気が自己
着火されて、噴孔15a、15bから燃焼室周方向に勢
いよく火炎が噴出される。これにより、燃焼室外周縁部
のうちリッチ領域となってHCが発生し易い吸気ポ−ト
3、4付近の燃焼を早期に確実に行なって、HC低減の
上で好ましいものとなる。
【0046】図17、図18の説明(参考例) 第17、図18の例では、燃焼室2の略中心に中心点火
ギャップ32が配設される。また、ピストン8の上部に
は、その軸心を中心として環状のチャンバ51が形成さ
れる。環状のチャンバ51は、多数の周辺噴孔52を介
して、燃焼室2内と連通されている。この多数の周辺噴
孔52は、ピストン8の頂面外周縁部に開口されて、周
方向に等間隔に配置されている。
【0047】本例によれば、中心点火ギャップ32の点
火により生じた火炎の影響を受けて、チャンバ51内の
混合気が自己着火して、多数の噴孔52から火炎が噴出
される。これにより、燃焼室外周縁部での燃焼を良好に
行なって、HC低減の上で好ましいものとなる。また、
ピストン8にチャンバ51、噴孔52を形成するので、
種々の部品が組付けられるシリンダヘッド1にこれ等を
形成する場合に比して有利となる。
【0048】図19、図20の説明(参考例) 図19、図20の例は、図17、図18に示すものに比
して、さらに、ピストン8に中心噴孔53を形成したも
のである。この中心噴孔53は、ピストン8の頂面中心
に開口する共通部分53aと、共通部分53aから分岐
されて環状のチャンバ51に連なる複数の分岐部分53
bとからなる。分岐部分53bは、実施例では、ピスト
ン8の周方向90度間隔で合計4本設けられている。本
例では、中心点火ギャップ32の点火により生じた火炎
の高い圧力、温度を、当該中心点火ギャップ32に近い
位置にある中心噴孔53を介して早期に環状チャンバ5
1に伝達して、チャンバ51内の混合気の自己着火時期
が早められることになって、燃焼室外周縁部の燃焼が早
期に行なわれることになる。
【0049】図21の説明(参考例) 図21の例では、ピストン8にチャンバ51および噴孔
52が形成されている点は、図17〜図20と同じであ
るが、噴孔52が、ピストン8の上端部側面に開口され
ている点において異なる。勿論、噴孔52は、ピストン
8の周方向に間隔をあけて多数設けられている。なお、
チャンバ51は、環状とすることなく、ピストン周方向
に間隔をあけて複数形成したものであってもよい。本例
では、シリンダブロックとピストン8との間に形成され
る隙間(クレビス)での燃焼を良好に行なって、HC低
減の上で好ましいものとなる。
【0050】図22の説明(参考例) 図22の例では、シリンダヘッド1のうちシリンダブロ
ック7に対する合せ面付近において、環状のチャンバ6
1と、当該チャンバ61と燃焼室外周縁部とを連通させ
る噴孔62とを形成したものである。噴孔62は、燃焼
室周方向に間隔をあけて多数形成されている。なお、チ
ャンバ61は、燃焼室周方向に間隔をあけて配置した複
数個としてもよい。また、噴孔62は、燃焼室2の略中
心に向かうようにしてもよく、あるいは燃焼室の略接線
方向に指向するようにしてもよい。本例でも、点火ギャ
ップは中心点火ギャップ(図示略)のみとされている。
本例でも、燃焼の速い時期に、燃焼室外周縁部での燃焼
を良好に行なって、HC低減の上で好ましいものとな
る。
【0051】図23の説明(参考例) 図23の例では、図22におけるチャンバと噴孔とに相
当するチャンバ71、噴孔72を、シリンダブロック7
のうちシリンダヘッド1に対する合せ面付近に形成した
ものである。噴孔72は、燃焼室周方向に間隔をあけて
多数形成されている。ただし、噴孔72は、上死点位置
にあるピストン8の側面に向けて開口されるように設定
されている。なお、チャンバ71は、燃焼室周方向に間
隔をあけて配置した複数個としてもよい。また、噴孔7
2は、燃焼室2の略中心に向かうようにしてもよく、あ
るいは燃焼室の略接線方向に指向するようにしてもよ
い。本例でも、点火ギャップは中心点火ギャップ(図示
略)のみとされている。
【0052】本例でも、燃焼の速い時期に、燃焼室外周
縁部での燃焼を良好に行なって、HC低減の上で好まし
いものとなる。特に、噴孔72が上死点位置にあるピス
トン8の側面に開口されているので、当該ピストン8と
シリンダブロック7との間に形成される隙間つまりクレ
ビス部分の燃焼を早期に良好に行なって、HC低減をよ
り効果的に行なうことができる。
【0053】図24、図25の説明 図24、図25は、参考例および本発明実施例について
それぞれ適用可能な点火ギャップを内蔵しない形式のチ
ャンバを示すものであり、図8のチャンバ13(ただし
図8の場合は噴孔は1つのみである)、図13、図14
のチャンバ11、12、図16のチャンバ15として用
いられるものである。なお、図24、図25の場合共
に、図13、図14のチャンバ11を構成する場合を想
定して符号付けしてある。
【0054】図24に示すものでは、図2に示す点火ギ
ャップ(点火プラグ)21に代えてシリンダヘッド1に
螺合されたナット状のプラグ16を利用して、チャンバ
11を画成するようにしてある。
【0055】図25のものは、図24ののものに比し
て、さらに耐熱性金属からなる有底筒状の部材17をシ
リンダヘッド1に保持させて、この部材17に噴孔11
a、11bを形成するようにしてある。なお、図6に示
す4つの噴孔を有するチャンバ11、12を構成する場
合は、図25に示す部材17をさらに図25下方に延長
して、この延長部分にさらに2つの噴孔を形成すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例を示すもので、燃焼室部分の簡略平面
図。
【図2】周辺チャンバ部分の詳細を示すもので、図1の
X2−X2線相当断面図。
【図3】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図4】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図5】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図6】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図7】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図8】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図9】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図10】図9のX10−X10線相当断面図。
【図11】本発明の第1実施例を示すもので、図1に相
当する図。
【図12】図11のX12−X12線相当断面図。
【図13】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図14】本発明の第2実施例を示すもので、図1に相
当する図。
【図15】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図16】参考例を示すもので、図1に相当する図。
【図17】参考例を示すもので、燃焼室部分の側面断面
図。
【図18】図17に示されるピストンをその頂面側から
見た図。
【図19】参考例を示すもので、ピストン上部の内部構
造を示す断面図。
【図20】図19に示されるピストンをその頂面側から
見た図。
【図21】参考例を示すもので、燃焼室外周縁部付近の
断面図。
【図22】参考例を示すもので、燃焼室外周縁部付近の
断面図。
【図23】参考例を示すもので、燃焼室外周縁部付近の
断面図。
【図24】点火ギャップを内蔵しない形式のチャンバの
一例を示す断面図。
【図25】点火ギャップを内蔵しない形式のチャンバの
他の例を示す断面図。
【符号の説明】
α:稜線 1:シリンダヘッド 1a,1b:傾斜面 2:燃焼室 3,4:吸気ポ−ト 5,6:排気ポ−ト 11:周辺チャンバ 11a,11b:噴孔 12:周辺チャンバ 12a,12b:噴孔 21,22:周辺点火ギャップ 31:中心チャンバ 31a〜31d:噴孔 32:中心点火ギャップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02P 15/08 302 F02P 15/08 302A (72)発明者 稲目 力 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 工藤 秀俊 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−514(JP,A) 特開 昭63−162923(JP,A) 特開 平5−59953(JP,A) 特開 平5−44472(JP,A) 特開 平4−287826(JP,A) 特開 昭57−140517(JP,A) 特開 昭52−41707(JP,A) 特開 昭53−62009(JP,A) 特開 昭60−101217(JP,A) 実開 昭60−118332(JP,U) 実開 昭51−141704(JP,U) 実開 昭53−43105(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 19/00 - 23/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室の略中心に、複数の噴孔を介して燃
    焼室内と連通された小容積の中心チャンバが形成され、 前記中心チャンバ内に点火ギャップが配設され、 前記複数の噴孔の指向方向が、それぞれ燃焼室外周縁部
    に向かうように設定され、 前記複数の噴孔のうち一部の噴孔の指向方向と残る他の
    噴孔の指向方向とが互いに反対方向となるように設定さ
    前記燃焼室外周縁部のうち前記中心チャンバの噴孔が指
    向された位置においてそれぞれ、噴孔を介して燃焼室内
    と連通された小容積の周辺チャンバが形成され、 前記各周辺チャンバの噴孔が、燃焼室の略接線方向に指
    向されている、 ことを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記各周辺チャンバの噴孔が複数設けられて、該複数の
    噴孔のうち一部の噴孔と残る他の噴孔とが燃焼室周方向
    において互いに反対方向に指向されている、ことを特徴
    とするエンジンの燃焼室構造。
  3. 【請求項3】請求項2 において、 前記各周辺チャンバが、燃焼室指向方向において、それ
    ぞれ吸気ポ−トと排気ポ−トとの間に位置するように設
    定され、 前記周辺チャンバにおける噴孔のうち、吸気ポ−ト側の
    噴孔の開口面積が排気ポ−ト側の噴孔の開口面積よりも
    小さくされている ことを特徴とするエンジンの燃焼室構造
  4. 【請求項4】請求項2 において、 燃焼室形状が、稜線を境にして交差する一対の傾斜面を
    有するペントル−フ型とされ、 前記一対の傾斜面のうち一方の傾斜面に対して前記稜線
    方向に間隔をあけて2つの吸気ポ−トが開口されると共
    に、他の傾斜面に対して該稜線方向に間隔をあけて2つ
    の排気ポ−トが開口され、 燃焼室周方向において互いに隣り合う一方の吸気ポ−ト
    と排気ポ−トとの間に1つの周辺チャンバが配設される
    と共に、他方の吸気ポ−トと排気ポ−トとの間に別の周
    辺チャンバが配設されている ことを特徴とするエンジンの燃焼室構造
  5. 【請求項5】請求項4 において、 前記中心チャンバに、それぞれ燃焼室外周縁部に指向さ
    れた噴孔が燃焼室周方向に略90度間隔で形成され、 前記複数の噴孔のうち、略180度対象位置にある噴孔
    がそれぞれ前記周辺チャンバに向けて指向されている ことを特徴とするエンジンの燃焼室構造
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