JP3207488U - 肘掛け装置の取付台の構造 - Google Patents

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仁保 石川
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Abstract

【課題】パーラーの椅子に取付けられる肘掛け装置の取付台の構造を提供する。【解決手段】取付台1は、全体視して、等脚台形立方体を呈しており、平板部100と、この平板部100より垂架した、この平板部100の一面側にある一枚板で、かつ正面視して略三角形状を呈する一枚板とした左右の袖板101、102と、この左右の袖板101、102の合体側で、かつセンタに位置し、しかも平板部100の長手方向100cと直交方向の正面側に突出して設けた軸受け部103(筒部)とで構成されている。そして、軸受け部103と袖板101、102と平板部100との繋目に設けた軸受け支持山部104を形成する。【選択図】図1

Description


本考案は、パーラーの椅子に取付けられる肘掛け装置の取付台の構造に関する。

周知の如く、パーラーでは、遊戯機島と、隣接する遊戯機島とで構成される隙間に、椅子を配置するとともに、通路を形成する。それがため、椅子の前後移動(遊戯機島からの離間と近接)は、限定されている。この限定された範囲内において、前後移動を自動で行う方法が採用されている。例えば、特開2011−50476号公報に記載の「肘掛け装置及びこれをそなえた椅子」とか、特開平11−137370号公報に記載の「椅子の肘掛け」等が挙げられる。これらの発明は、スライドベースに設けたスライド式の肘掛けを設けた構造である。従って、肘掛け支持部(肘掛け装置)が、前後移動する構造ではない。
尚、市場において、肘掛け(肘当て台)を備えた肘掛け本体(肘掛け柱)を樹脂製で形成し、この肘掛け本体の軸部を、樹脂製の取付台(肘掛け本体の受けパーツ)の軸受け部に支持する構造が提案されている。しかし、この構造は、軸受け部を、取付台の長手方向に偏芯した位置に設けることを特徴とする。従って、例えば、取付台を、座部(座面)左右側に、それぞれ取付けるとした場合には、右側の取付台と、左側の取付台と、別個に用意し、かつ製作する必要があり、製造と金型等のコストの上昇と、その管理の複雑化、或いは取付け作業の複雑化等を招来し問題である。また、取付台に関しては、肉厚の解決策に関しての配慮が十分とは考えられない。そして、最も必要とする通路の幅に応じた肘掛けの前後動(遊戯機に対しての前後動)に関しての配慮が、全く伺えず、パーラーとか、そのパーラーに関連する人々、或いは顧客の要望に応えていない問題がある。
特開2011−50476号公報 特開平11−137370号公報

肘掛け装置の取付台に関する前述の構造は、軸受け部の構造と、肉厚に対する考え方が十分でなく、種々の問題を抱えている。また、取付台は、一度、座部に取付けると、その前後の位置(前後動とする。スライドとは異なる)はできず、前述した、パーラーとか、そのパーラーに関連する人々、或いは顧客の要望に応えていない問題とか、人の通行等に関しての配慮も十分とは考えられない。

上記に鑑み、本考案は、肘掛け装置の前後動とか、その肘掛け装置が、パーラーとか、そのパーラーに関連する人々、或いは顧客の要望に応え得ることとか、人の通行等に関しての配慮が図れる構造である。
そのために、本考案は、請求項1〜請求項5を提案する。

請求項1の考案は、椅子の座部下側に固止される肘掛け装置の取付台は、座部下側に接触する平板部を有し、平板部に、座部下側の少なくとも、対の螺孔に合致する、少なくとも、前側の二つの第1の取付孔と、二つの第1の取付孔の後側の二つの第2の取付孔とを備えるとともに、平板部に、平板部の長手方向に直交する軸受け部を形成し、軸受け部には、椅子の肘掛け柱の軸部を差込み可能とし、
二つの第1の取付孔と二つの第2の取付孔の何れかを選択可能とし、一つの第1の取付孔と一つの第2の取付孔を選択し、取付台を、椅子のポールを基準として前側に取付け、又は他の一つの第1の取付孔と他の一つの第2の取付孔を選択し、取付台を、椅子のポールを基準として後側に取付け、可能とする肘掛け装置の取付台の構造である。
従って、請求項1では、肘掛け装置の前後動を、略10mm〜20mmで、望ましくは、15mmで達成でき、パーラーの通路の隙間調整とか、お客の要望に応え得る特徴がある。そして、また、この肘掛け装置は、パーラーとか、そのパーラーに関連する人々、或いは顧客の要望に応え得ることと、人の通行等に関しての配慮が図れる特徴がある。
請求項2の考案は、取付台は、樹脂製とし、軽量化を図るために、肉抜き部を複数個形成する肘掛け装置の取付台の構造である。
従って、請求項2では、請求項1の特徴に併せて、取付台の軽量化と、材料の節約化、並びに低コスト化等に寄与できる。
請求項3の考案は、取付台は、平板部の長手方向に対して、軸受け部は直交する方向に設ける肘掛け装置の取付台の構造である。
従って、請求項3では、請求項1の特徴に併せて、取付台、及び/又は、肘掛け装置の耐久性と、材料の節約化、並びに低コスト化等に寄与できる。
請求項4の考案は、平板部の下側に袖板を形成し、袖板の長手方向に対して、軸受け部は直交する方向に設ける肘掛け装置の取付台の構造である。
従って、請求項4では、請求項1の特徴に併せて、肘掛け装置の耐久性と、材料の節約化、並びに低コスト化等に寄与できる。
請求項5の考案は、取付台は、樹脂製とし、軽量化を図るために、袖板のコーナーの隅角部をカットする肘掛け装置の取付台の構造である。
従って、請求項5では、請求項1の特徴に併せて、取付台の軽量化と、材料の節約化、並びに低コスト化等に寄与できる。

取付台を正面側より俯瞰した斜視図 取付台を背面側より見た斜視図 取付台の平面図 取付台の底面図 取付台に肘掛け柱を取付けた(差込み支持した)側面図 取付台に肘掛け柱を取付け、肘掛け柱が可動する状態を示した背面図 椅子に固止した取付台に、肘掛け柱を取付けた正面図(椅子を中心として見た場合は側面図) 図示しない床面に配備した椅子の座部に取付台を固止し、この取付台に肘掛け柱を取付けた背面視した拡大断面図

以下、本考案の好ましい一実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1と図2に示した取付台1は、全体視して、等脚台形立方体を呈しており、詳細は、平板部100と、この平板部100より垂架した、この平板部100の一面側にある一枚板で、かつ正面視して略三角形状を呈する一枚板とした左右の袖板101、102と、この左右の袖板101、102の合体側で、かつセンタに位置し、しかも平板部100の長手方向100cと直交方向の正面側に突出して設けた軸受け部103(筒部)とで構成されている。そして、軸受け部103と袖板101、102と平板部100との繋目に設けた軸受け支持山部104を形成する。尚、各一枚板の構造は一例である。
この取付台1の軽量化と樹脂素材の節約化等を意図して、例えば、軸受け支持山部104の背面側には肉抜き部2を形成する。また、軸受け支持山部104のコーナーの両隅角部には、肉落とし部3を形成する(コーナーをカットした肉落とし部3とする)。
また、軸受け部103の背面側には、後述する肘掛け柱の軸部が差込まれる凹部5を座ぐり形成する。
さらに、平板部100の長手方向の端部100a、100bには、少なくとも、第1の取付孔6と、第2の取付孔7とがそれぞれ設けられている。第1の取付孔6と、第2の取付孔7の、それぞれ向かって、右側を利用して、椅子の前側X(後述するポールを基準として)に肘掛け柱を設ける一例と、又は第1の取付孔6と、第2の取付孔7の、それぞれ向かって、左側を利用して、椅子の後側Y(後述するポールを基準として)に肘掛け柱を設ける他の一例とがある。尚、前側Xと後側Yの、それぞれの第1の取付孔6と、第2の取付孔7とは、図示のように対となっている。そして、前側Xとなる第1の取付孔6と、同第2の取付孔7との間の間隔は、例えば、略10mm〜20mmで、望ましくは、15mmとする。また、後側Yとなる第1の取付孔6と、同第2の取付孔7との間の間隔は、前側Xと同様である。
次に、図5〜図7に示した肘掛け柱10(肘掛けフレーム)は、肘掛け11と、肘掛け11を支持する柱12(フレーム)と、柱12の折曲げ部1200に設けた軸部13とを主構成要素とする。この軸部13を取付台1の凹部5に差込み、軸部13の端部にパッキンと止め具を取付けて、軸受け部103に可動自在に取付ける。図示しないが、可動の範囲を規制する手段を、軸受け部103と軸部13との間に設ける。また、同様に戻りのスプリング等の手段も付設する。
図8に示したシート20及び座部21と、取付台1と、肘掛け柱10との関係を説明すると、床面に設置されたポール22の上には、座支持体23を介して、取付座25が設けられている。この取付座25は、座支持体23にスライド可能に取付けられることも有り得る。この取付座25には座部21の支持板21aが載架されるとともに、例えば、ボルト(図示せず)で、両者が固定される。この支持板21aに設けた複数の孔21bに差込まれる複数の止め具26を利用して、取付台1は座部21の支持板21aの下側(下面)に固止される。そして、図示のように、孔21bは、座部21に向かって右側と、左側にあり、図例では、右側(図面に向かって右側)の孔21bを利用して、取付台1を取付けるが、一例である。尚、左側(図面に向かって左側)の孔21bを利用して、取付台1を取付けることもできる。図中21cは座部21のリブを示す。図8の如く、取付台1は、椅子30の左側(Z側)と、右側(Q側)との何れにも、取付けることができる。即ち、同じ構造の取付台1を使用して、左右いずれの側にも取付け可能である。即ち、取付台1は、左右共通である。従って、重宝することと、合理的である。そして、場合により、取付台1と肘掛け11は、左右両側に取付けることも可能である。
即ち、本考案は、ポール22を基準として、取付台1を前側Xと、後側Yに取付けることで、肘掛け柱10を、前側Xにある取付台1を利用して、椅子30の前側Xの所定の位置にセットし、逆に、肘掛け柱10を、後側Yにある取付台1を利用して、椅子30の後側Yの所定の位置にセットし、使用できる。従って、肘掛け装置の前後動を、略10mm〜20mmで、望ましくは、15mmで達成でき、パーラーの通路の隙間調整とか、パーラー様の要望等に応え得る。また、お客様の要望にも応え得る。
尚、前述した如く、椅子30の左右側Z、Qに、同じ構造の取付台1をセットできるので、コストの低廉化と在庫管理の容易化等に寄与できる。
前述した各実施例等は、本考案の好ましい一例の説明である。各実施例とか図面に限定されない。従って、考案の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本考案の範疇である。

1 取付台
100 平板部
100a 端部
100b 端部
100c 長手方向
101 袖板
102 袖板
103 軸受け部
104 軸受け支持山部
2 肉抜き部
3 肉落とし部
5 凹部
6 第1の取付孔
7 第2の取付孔
10 肘掛け柱(肘掛けフレーム)
11 肘掛け
12 柱
1200 折曲げ部
13 軸部
20 シート
21 座部
21a 支持板
21b 孔
21c リブ
22 ポール
23 座支持体
25 取付座
26 止め具
30 椅子
X 前側
Y 後側
Z 左側
Q 右側

Claims (5)

  1. 椅子の座部下側に固止される肘掛け装置の取付台は、前記座部下側に接触する平板部を有し、前記平板部に、前記座部下側の少なくとも、対の螺孔に合致する、少なくとも、前側の二つの第1の取付孔と、前記二つの第1の取付孔の後側の二つの第2の取付孔とを備えるとともに、前記平板部に、前記平板部の長手方向に直交する軸受け部を形成し、前記軸受け部には、前記椅子の肘掛け柱の軸部を差込み可能とし、
    前記二つの第1の取付孔と前記二つの第2の取付孔の何れかを選択可能とし、前記一つの第1の取付孔と前記一つの第2の取付孔を選択し、前記取付台を、前記椅子のポールを基準として前側に取付け、又は前記他の一つの第1の取付孔と前記他の一つの第2の取付孔を選択し、前記取付台を、前記椅子のポールを基準として後側に取付け、可能とする構成とした肘掛け装置の取付台の構造。
  2. 前記取付台は、樹脂製とし、軽量化を図るために、肉抜き部を複数個形成する構成とした請求項1に記載の肘掛け装置の取付台の構造。
  3. 前記取付台は、前記平板部の長手方向に対して、前記軸受け部は直交する方向に設ける構成とした請求項1に記載の肘掛け装置の取付台の構造。
  4. 前記平板部の下側に袖板を形成し、前記袖板の長手方向に対して、前記軸受け部は直交する方向に設ける構成とした請求項1に記載の肘掛け装置の取付台の構造。
  5. 前記取付台は、樹脂製とし、軽量化を図るために、前記袖板のコーナーの隅角部をカットする構成とした請求項1に記載の肘掛け装置の取付台の構造。
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