JP3207333U - L字アングルによる強化ダンボールの小口補強 - Google Patents

L字アングルによる強化ダンボールの小口補強 Download PDF

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Abstract

【課題】古紙リサイクルによって作られた強化ダンボール材の構造的弱点である紙巾方向の小口補強をすることで、多種多様な活用が可能となる化粧パネルを提供する。【解決手段】強化ダンボール材2の紙巾方向3の小口をL字アングル1で補強する。強化ダンボールの表面と流れ方向4の模様を活かし、本来の資質を損なうことなく素材の魅力を引き出すことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、強化ダンボールの紙巾方向の小口補強に関する。
強化ダンボールは、重量物の保護用梱包材として発案された古紙利用のリサイクル資源によるもの。この強化ダンボール材の弱点といえる部分に、補強を施すことで今迄に考えられなかった新たな活用への可能性を示す。贅沢なものでなくても快適で美しいという印象を与える素材として様々な活用幅を創出するための技術。
強化ダンボール材は、紙巾方向と流れ方向にそれぞれ違った形状の断面を有し、流れ方向の断面には波状模様が現れる。この波状の紙が二層三層と重なることで、圧縮力に対して強度を保っている。しかし、紙巾方向断面は流れ方向に現れた波状の紙が一枚の面として現れるため、そのままでは圧縮力に対して弱く歪み潰れてしまう。
このようなことから、従来の活用法は物品の耐衝撃保護用梱包材としての活用が主となり意匠的には使い難いといった欠点がある。
先行技術文献として特許文献1は、一般的なダンボールを枠部材で覆い包み込む構成となっており、本来のダンボール周囲に厚みを与え、本来の形状を変えてしまうものである。
また、特許文献2は、補強金属板を一般的な一層ダンボールにより両面から挟み、三層構造とすることで室内間仕切り等に使用するというものだ。これはダンボールの軽くて扱い易という素材のメリットを損なってしまい素材の持つ長所を喪失させている。
ここで述べる素材の長所とは、流れ方向の波状模様や軽さ、丈夫さ、扱いやすさ、紙の持つ柔らかさなど古紙リサイクルによる素材が持つ豊かな表情である。
特開平10−3047989号公報 実開平6−71645号公報
本考案は、強化ダンボールが持つ素材の魅力である流れ方向の波状模様や軽さ、丈夫さ、扱いやすさ、紙の持つ柔らかさなどを際立たせ、幅広く活用させるために構造的弱点である紙巾方向の小口を補強する方法により、素材本来の資質を損なうことなくその魅力をさらに引き出し、強化ダンボール材を化粧パネルとして活用させるための方法提供を目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、強化ダンボールの弱点である紙巾方向の小口をL字アングルにより補強することで解決する。
本考案により、強化ダンボールが持つ魅力を引き出すことができ、今迄に考えられなかった強化ダンボールを使っての新しい活用法が生み出される事となる。よって、強化ダンボールの新たな在り方を示すことができる。
強化ダンボールとL字アングルによる化粧パネルの部分詳細図。 化粧パネルを活用した一例図。
本考案の実施形態として、強化ダンボールの紙巾方向小口を強化ダンボールの厚みより少し広い幅の一辺を持つL字アングルにより塞ぎ補強することからなる。
強化ダンボール材は、二層と三層のものがありそれぞれ厚みと強度に違いがあるため用途により使い分けて使用する。また、強化ダンボール材には、表面と裏面があり本考案では、この表面を意匠的に活かすための方法である。
L字アングルは、アルミ製等の軽量で一辺幅は強化ダンボール材の厚みより1mmから2mmほど広いものとする。また、L字アングルの材厚は厚すぎず且つ強度が確保できる厚さのものとする。
本考案の実施例を図1、2を用いて具体的に説明する。
本考案は、強化ダンボール材(2)とL字アングル(1)の二つの部材により構成するものであり、強化ダンボール材(2)の紙巾方向(3)の厚みよりも少し広い幅の一辺を持つL字アングル(1)にて塞ぎ補強する。
強化ダンボール材(2)とL時アングル(1)の固定は両面テープや接着剤等で行うものとし、L字アングル(1)の二辺のうち紙巾方向(3)小口を塞いでいない一辺は、強化ダンボール材(2)の裏面に接着させ安定した補強とさせる。
また、強化ダンボール材(2)の表面からはL字アングル(1)の厚み分のみが見えるようにすることで、強化ダンボール材(2)の意匠的要素に関る表面からは、補強材であるL字アングル(1)の存在を最小限に抑えることができ、強化ダンボール材(2)の表面と流れ方向(4)の波状模様といった古紙リサイクルによる素材の表情を最大限に活かすことができ、強化ダンボールの化粧パネル(5)として活用可能性を広げることに結びつく。
図2は、本考案の強化ダンボール材(2)とL字アングル(1)より構成される強化ダンボールの化粧パネル(5)を活用した一例で、折り畳み可能な手提げ袋である。この手提げ袋は、強化ダンボールの化粧パネル(5)二枚を、折り目をつけたクラフト紙等(6)の厚手の紙で袋状にし、持ち手(7)をつけたもので、財布や携帯電話、書類などさまざまなものを持ち運ぶことができる。また、強化ダンボール材(2)が両側面にあるため、強度としても十分である。その一方で、重量としては非常に軽く、使用しない場合は折り畳むことができるため軽快な使用が可能である。
強化ダンボールを耐衝撃用保護材としての運送用梱包材等の活用方法だけでなく、化粧パネル材として活用する事によりインテリア素材や文房具、ファッション関連グッズ等、多種多様な場面において強化ダンボールを活かした商品開発が可能となる。
(1) L字アングル
(2) 強化ダンボール材表面
(3) 紙巾方向
(4) 流れ方向
(5) 化粧パネル
(6) クラフト紙等
(7) 持ち手

Claims (1)

  1. 圧縮力に弱いダンボール材の紙巾方向小口をL字アングル等で覆うことにより、多種多様な活用が可能な化粧パネルとさせる小口補強方法。
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