JP3207183B2 - 金属の酸洗浄用腐食抑制剤、それを含んだ洗浄液組成物およびこれを用いる金属の洗浄方法 - Google Patents
金属の酸洗浄用腐食抑制剤、それを含んだ洗浄液組成物およびこれを用いる金属の洗浄方法Info
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Description
ルや錆を除去するために使用する酸洗浄液に添加する金
属の酸洗浄用腐食抑制剤に関し、特に塩酸、硫酸、有機
酸洗浄液に対して有効な腐食抑制剤、該腐食抑制剤を添
加した酸洗浄液組成物さらには当該酸洗浄液組成物を用
いた酸洗浄方法に関する。
時に金属表面に生成するスケールなどの酸化物皮膜を除
去するために、あるいはまた熱交換器や製紙用蒸解釜に
生成したスケールを除去するために、塩酸、硫酸などの
無機酸、シュウ酸、クエン酸などの有機酸またはエチレ
ンジアミン四酢酸などのキレート剤が使用されている。
ル、カルシウムスケールなどの除去のみならず金属素地
の腐食も生じるため腐食抑制剤を併用する必要がある。
されており、ジエチル尿素やジブチルチオ尿素などのチ
オ尿素誘導体やベンゾチアゾールといった有機硫黄化合
物や、第1級、第2級、第3級アミンなどが公知であ
る。また、特開昭61−37988は、第4級アンモニ
ウム塩を含んだ添加剤を開示している。
物がよく知られており、たとえば特公昭43−2216
8、特公昭44−26535、特公昭49−1514
4、特開昭50−51939、特公昭52−4252
8、特公昭52−42529に開示されている。
ル、あるいはカルシウムスケールなどは無機酸や有機酸
などの酸水溶液やエチレンジアミン四酢酸などのキレー
ト剤に対する溶解速度が遅く作業効率が低いことから、
洗浄液の温度を高くして溶解速度を速め洗浄が行われて
いる。
金属母材の不均一性、酸洗液の濃度および流速の不均一
性、酸洗液中の第2鉄イオンなどの酸化性イオンの存在
などによって金属表面に孔食が発生する。これらの影響
を除くために、洗浄液の濃度をできるだけ均一にする、
酸化性イオンをL−ソルビン酸や、L−アスコルビン酸
などの還元剤で還元する、および金属表面を覆っている
酸化物被膜にベンディングやスキンパスなどの機械的方
法によって微細な割れを生じさせ、酸洗時に酸化物被膜
の除去を容易にするなどの方法がとられている。
均一にすることはできても、熱交換器など細い管の内部
を流れると、スケールとの反応によって酸洗液の濃度が
変化し、細い管の内部では均一にならない、という問題
がある。還元剤を用いる方法では、酸化性イオンの当量
以上の還元剤が必要となり、ランニングコストが高くな
るという問題がある。機械的に酸化物被膜に微細な割れ
を生じさせる方法は、大掛かりな装置が必要となり、設
備費が大きく、また微細な割れの発生の状態によって
は、酸化物被膜が均一に除去されず、酸化物被膜が残留
した周辺で孔食が発生するおそれがある。
食抑制剤は、上述の孔食を防止するのに充分でなく、ま
た洗浄液の温度を高くするような過酷な条件では、金属
表面の全面腐食を抑制するのに充分でない。
全面腐食を抑制するとともに、孔食を防止する腐食抑制
剤、それを含有する洗浄液組成物およびこれを用いる金
属の洗浄方法を提供することである。
4で示されるイミダゾリン化合物を4級化剤によって4
級化して得られるイミダゾリウム化合物の1種以上から
成ることを特徴とする金属の酸洗浄用腐食抑制剤であ
る。
アルキル基、炭素数が6〜20のアリール基、ベンジル
基、複素環基または炭素数9〜30の縮合多環化合物基
を示す。R2は水素原子、ヒドロキシエチル基、ベンジ
ル基または炭素数が1〜20の分岐してもよいアルキル
基を示す。R3はCnH2n(nは1〜20)で表される
アルキレン基を示す。R4〜R7は水素原子、炭素数が
1〜20の分岐してもよいアルキル基、好ましくは水素
原子を示す。
は、化3および化4で示されるイミダゾリン化合物を4
級化剤によって4級化して得られる化5および化6で示
されるイミダゾリウム化合物の1種以上である。
ものであり、R8は水素原子、ヒドロキシエチル基、ベ
ンジル基または炭素数が1〜20の分岐してもよいアル
キル基であり、XはF,Cl,Br,IまたはR8SO
4である。
充分に解明されていないが、洗浄液中の金属素地表面に
形成されるアノード部およびカソード部のうち、主とし
てカソード部位に吸着して腐食を抑制するものであると
考えられる。
溶液に対しての溶解度の増加、金属素地に対しての吸着
脱着、金属表面酸化物に対しての脱着吸着などが因子と
なり腐食抑制効果を促進するとともに孔食を抑制し、酸
洗浄表面の光沢度を向上する効果が発現されるものと考
えられる。これらは上述したように化3および化4で示
す特定のイミダゾリン化合物と後述する特定の4級化剤
の組合わせが重要である。
れるイミダゾリン化合物を4級化剤によって4級化して
得られるイミダゾリウム化合物の1種以上と、分子内に
エーテル基、水酸基、エステル基またはケトン基のうち
少なくとも1種の基を有する水溶性高分子化合物の1種
または2種以上の混合物とからなることを特徴とする金
属の酸洗浄用腐食抑制剤である。
たはこれらの混合物が平均分子量200以上のポリエチ
レングリコールであることを特徴とする。
されるイミダゾリウム化合物の1種以上と、分子内にエ
ーテル基、水酸基、エステル基またはケトン基のうち少
なくとも1種の基を有する水溶性高分子化合物の1種ま
たは2種以上の混合物、好ましくは平均分子量200以
上のポリエチレングリコールとから成る。このものは特
に金属表面を被覆する酸化物被膜に脱着吸着して、酸化
物被膜を均一に除去する作用があると考えられ、残留酸
化物被膜の周辺に発生する孔食を防止する。
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチ
ルエーテル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロポキシメチルセルロースが例示される。
=6〜20)であり、かつR2がヒドロキシエチル基で
あることを特徴とする。
アルキル基(CnH2n+1)である。nが5以下のアルキ
ル基では腐食抑制効果があまり得られず、またnが21
以上では4級化しても溶解度が不充分で、腐食抑制効果
が発揮できないので好ましくない。またR2がヒドキシ
チエチル基であれば、水に対する溶解度が調整でき、少
量で大きい腐食抑制効果を発揮する。
4〜11)であることを特徴とする。
アルキレン基(CnH2n)である。nが3以下のアルキ
レン基では腐食抑制効果があまり得られず、またnが1
2以上では4級化しても溶解度が不充分で腐食抑制効果
が発揮できない。
水素原子、ヒドロキシエチル基、ベンジル基または炭素
数が1〜20の分岐してもよいアルキル基を示し、Xは
Cl、Br、F、IおよびR8SO4から選ばれた1種
以上)であることを特徴とする。
るイミダゾリン化合物は、4級化することによって、水
に対する溶解度が増加し、腐食の均一化によって局部腐
食が抑制され、酸洗後の鋼板等の表面の光沢度が向上す
る。
イドまたはジエチル硫酸であることを特徴とする。
のは、ベンジルクロライドおよびジエチル硫酸である。
ゾリウム化合物として、1−ヒドロキシ−1−エチル−
2−ステアリルイミダゾリウムエトサルフェート、1−
ヒドロキシ−1−エチル−2−ステアリルイミダゾリウ
ムクロライド、1−ヒドロキシ−1−エチル−2−ステ
アリルイミダゾリウムブロマイド、1−ヒドロキシ−1
−エチル−2−ステアリルイミダゾリウムアイオダイ
ド、1−ヒドロキシ−1−エチル−2−ステアリルイミ
ダゾリウムフルオライド、1−ドデシル−2−メチル−
3−ベンジルイミダゾリウムエトサルフェート、1−ド
デシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムクロ
ライド、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミ
ダゾリウムブロマイド、1−ドデシル−2−メチル−3
−ベンジルイミダゾリウムアイオダイド、1−ドデシル
−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムフルオライ
ド、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾリウムエトサ
ルフェート、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾリウ
ムクロライド、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾリ
ウムブロマイド、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾ
リウムアイオダイド、1−ベンジル−2−フェニルイミ
ダゾリウムフルオライド、2−ウンデシル−1−ヒドロ
キシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムエトサルフェ
ート、2−ウンデシル−1−ヒドロキシエチル−1−ベ
ンジルイミダゾリウムクロライド、2−ウンデシル−1
−ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムブロ
マイド、2−ウンデシル−1−ヒドロキシエチル−1−
ベンジルイミダゾリウムアイオダイド、2−ウンデシル
−1−ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウム
フルオライド、2−アビエチル−1−ヒドロキシエチル
−1−ベンジルイミダゾリウムエトサルフェート、2−
アビエチル−1−ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミ
ダゾリウムクロライド、2−アビエチル−1−ヒドロキ
シエチル−1−ベンジルイミダゾリウムブロマイド、2
−アビエチル−1−ヒドロキシエチル−1−ベンジルイ
ミダゾリウムアイオダイド、2−アビエチル−1−ヒド
ロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムフルオライ
ド、1,8−ビス(1−ヒドロキシ−1−ベンジルイミ
ダゾリウムエトサルフェート)−2,2’オクタン、
1,8−ビス(1−ヒドロキシ−1−ベンジルイミダゾ
リウムクロライド)−2,2’オクタン、1,8−ビス
(1−ヒドロキシ−1−ベンジルイミダゾリウムブロマ
イド)−2,2’オクタン、1,8−ビス(1−ヒドロ
キシ−1−ベンジルイミダゾリウムアイオダイド)−
2,2’オクタン、1,8−ビス(1−ヒドロキシ−1
−ベンジルイミダゾリウムフルオライド)−2,2’オ
クタンを挙げることができる。本発明では、これらの1
種以上が単独でまたは分子内にエーテル基、水酸基、エ
ステル基またはケトン基のうち少なくとも1種の基を有
する水溶性高分子化合物の1種または2種以上の混合物
とともに腐食抑制剤として用いられる。
ンデシル基およびアビエチル基から選ばれた1種以上で
ありR2がヒドロキシエチル基であり、R3がオクテン
基であることを特徴とする。
物のうち、特に好ましいものは、2−ウンデシル−1−
ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムクロラ
イド、1−ヒロドキシエチル−1−エチル−2−ステア
リルイミダゾリウムエトサルフェート、1,8−ビス
(1−ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウム
クロライド)−2,2′−オクタンである。
制剤を0.1〜50000mg含有して成ることを特徴
とする洗浄液組成物である。
ウム化合物から選ばれた少なくとも1種を単独でまたは
分子内にエーテル基、水酸基、エステル基またはケトン
基のうち少なくとも1種の基を有する水溶性高分子化合
物の1種または2種以上の混合物とともに無機酸、有機
酸またはキレート剤の水溶液1Lに対して0.1〜50
000mg、好ましくは1〜1000mg添加すること
によって金属素地の腐食を効果的に抑制し、洗浄するこ
とができる。
酸、スルファミン酸、フッ酸または硝酸の1種以上であ
り、有機酸としては蟻酸、酢酸、蓚酸、クエン酸、酒石
酸、リンゴ酸、ヒドロキシ酢酸またはグルコン酸の1種
以上であり、キレート剤としてはエチレンジアミン四酢
酸(アルカリ金属塩、アンモニウム塩を含む)などを挙
げることができる。
て、0.1mg以下では腐食抑制効果がなく、また50
000mg(50g)以上加えても腐食抑制効果が増加
しない。
液に添加してもよく、また予め洗浄液に添加して洗浄液
組成物とし、そのまま、またはこれを水で希釈して用い
る。また従来からある洗浄液にこれを混ぜ、水で濃度を
調整して使用することもできる。さらに洗浄液との混合
を良くするため界面活性剤や溶剤を使用してもよく、こ
のために用いられる界面活性剤や溶剤は予め本発明の腐
食抑制剤と混合しておいてもよく、別々に洗浄剤に添加
してもよい。
剤と併用してもよく、これら他の腐食抑制剤は予め本発
明の腐食抑制剤と混合しておいてもよく、別々に洗浄剤
に添加してもよい。
は、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ペンタエチレンヘキサミン、ヘキサメチレンテトラ
ミン、2−プロピン−1−オール、1−ヘキシン−3−
オール、4−エチル−1−オクチン−3−オール、1−
ブチンジオール、3−メチル−1−ペンチン−3−オー
ル、3−メチル−1−ブチン−3−オール、2,5−ジ
メチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール、チオ尿素、
チオセミカルバジド、フェニルチオ尿素、トリルチオ尿
素、N−メチルチオ尿素、ジメチルチオ尿素、ジエチル
チオ尿素、ジブチルチオ尿素、テトラメチルチオ尿素、
メチルイソチオ尿素、ベンジルイソチオ尿素、ジイソプ
ロピルチオ尿素、エチレンチオ尿素、メルカプトベンゾ
チアゾール、2,5−ジメルカプト1,3,4−チアジ
アゾール、2−メルカプトベゾチアゾール、2−(チオ
シアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、3−(2−ベン
ゾチアジルチオ)プロピオン酸、(2−ベンゾチアジル
チオ)酢酸、2−メルカプトイミダゾリンエチレンチオ
尿素、イソブチルメルカプタン、ブチルメルカプタン、
オクチルメルカプタン、メルカプトベンゾチアジルスル
フィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラ
メチルチウラムジョスルフィド、ジベンジルスルフォキ
シド、2−ウンデシルグリオキリジウムエチルサルフェ
ート、アルキルピリジニウムクロライド、アルキルピコ
リニウムクロライド、アルキルピリジニウムブロマイ
ド、アルキルピコリニウムブロマイド、アルキルピリジ
ニウムアイオダイド、アルキルピコリニウムアイオダイ
ド、N−(p−クロロベンジル)−ピリジニウムクロラ
イド、N−(p−クロロベンジル)−ピコリニウムクロ
ライド、ラウリルキノリニウムクロライド、アルキルイ
ソキノリニウムクロライド、アルキルイソキノリニウム
ブロマイド、ベンジルピリジニウムクロライド、N−ヒ
ドロキシエチル−ピコリニウムクロライド、N−ヒドロ
キシエチル−ピリジニウムクロライド、N−(p−ラウ
リルベンジル)−ピリジニウムクロライド、N−(p−
ラウリルベンジル)−ピコリニウムクロライド、N−カ
ルボキシメチルピリジニウムクロライド、N−カルボキ
シメチルピコリニウムクロライド、N−カーバモイルエ
チル−ピリジニウムクロライド、N−カーバモイルピコ
リニウムクロライド、N−ヒドロキシエトキシエチル−
ピリジニウムクロライド、N−ヒドロキシエトキシエチ
ル−ピコリニウムクロライド、N−アリル−ピリジニウ
ムクロライド、N−アリル−ピコリニウムクロライド、
ドデシルベンジル−4−ピコリニウムクロライド、トリ
メチルベンジルアンモニウムクロライド、N−ベンジル
(3,5−ルチジニウム)クロライド、N−ラウリル
(3,5−ルチジニウム)クロライド、ポリアミン化合
物(たとえば商品名PAS、ポリアリルアミン(日東紡
績)、商品名ガスカミン328(三菱ガス化学)、商品
名ケミスタット6300H(三洋化成)、商品名アニリ
ックス(三井化学))などが挙げられる。
めの酸洗促進剤を併用することもできる。すなわち、本
発明の腐食抑制剤と組合わせる酸洗促進剤として亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、ナトリウムハイドロサルファイト、カ
ルシウムハイドロサルファイト、硫化ナトリウム、硫化
アンモニウム、亜硫酸水素アンモニウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、ロダンアンモニウムから成る化合物から選ば
れた少なくとも1種であり、有機硫黄化合物がチオグリ
コール酸、チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコ
ール酸ナトリウム、チオグリコール酸−2−エチルヘキ
シル、チオグリコール酸メトキシブチル、トリメチロー
ルプロパントリス(チオグリコレート)、チオグリセロ
ール、チオ酢酸、チオジグリコール、3,3−チオジプ
ロピオン酸、チオフェノール、ベンジルメルカプタン、
チオ安息香酸、チオサリチル酸、2−アミノチオフェノ
ール、2−メルカプトイミダゾリン、2−メルカプトエ
タノール、メルカプトプロピオン酸、β−メルカプトプ
ロピオン酸、β−メルカプトプロピオン酸−3−メトキ
シブチル、トリメチロールプロパントリス(β−チオプ
ロピネート)、β−メルカプトプロピオン酸−2−エチ
ルヘキシル、2−メルカプトベンゾチアゾール、トリグ
リコールジメルカプタン、ペンタエリスリトールテトラ
チオグリコレート、2,4,6−トリメルカプト−s−
トリアジン、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリ
コレート、3,3−ジチオジプロピオン酸、2,2−ジ
チオジエタノール、エチレングリコールジチオグリコレ
ート、チオジグリコール酸、チオアセトアミド、二酸化
チオ尿素、イソチオシアン酸アリル、p−トルエンスル
ホン酸ナトリウム、グリオキザール重亜硫酸ナトリウ
ム、グアニルチオ尿素、チオ乳酸、チオリンゴ酸、2−
メルカプトブチル酸、チオシアン酸ベンジル、ジメチル
スルホキシド、ジエチルチオカルバミン酸ナトリウム、
p−トルエンスルホンヒドラジド、メタンスルホン酸、
ブタンスルフィン酸、ベンゼンスルフィン酸、トルエン
スルフィン酸、ピリジンスルフィイン酸、ベンゼンスル
フィン酸アンモニウム、トルエンスルフィン酸アンモニ
ウム、ベンゼンスルフィン酸エチル、塩化ベンゼンスル
フィニル、N−メチルベンゼンスルフィニルアミド、ブ
タンスルフェニルクロライド、塩化ベンゼンスルフェニ
ル、ピリジンスルフェニルクロライド、ブタンジスルホ
キシド、ベンゼンスルホキシド、ピリジンスルホキシ
ド、ブタンジスルホン、ジフェニルスルホン、ジピリジ
ンスルホン、ベンゼンスルフィン酸および/またはトル
エンスルフィン酸のアルカリ金属塩またはアミン塩から
成る化合物が挙げられる。
面に吹付けあるいは金属表面を該洗浄液組成物に浸漬す
ることによって金属表面を洗浄することを特徴とする金
属の洗浄方法である。
んだ洗浄液組成物は、洗浄すべき金属表面に吹付け、ま
たはこの洗浄液組成物に洗浄すべき金属片を浸漬するこ
とによって金属表面が洗浄される。金属としては特に限
定されないが、主として鉄鋼に用いて有効である。
より具体的に説明するが、本実施例に限定されるもので
はない。なお、腐食量測定、局部腐食を評価するための
孔食数測定、白色度測定については下記の方法により行
った。
1gとを含む洗浄液水溶液(以下、酸洗浄液という)1
Lに腐食抑制剤(4級化されたイミダゾリウム化合物)
を所定量添加し、この液を80℃まで加温した後、熱間
圧延鋼板(JISG3131)を180番の耐水研磨紙
で研磨したものを10分間浸漬した。腐食量は下記の式
により計算した。
化合物)を所定量添加し、この液を80℃まで加温した
後、熱間圧延鋼板(JISG3131)を180番の耐
水研磨紙で研磨したものを10分間浸漬した。表面積1
cm2の鉄鋼表面に発生した直径10μm以上の真円状
の孔食の数を光学顕微鏡を使用して100倍に拡大し、
目視によってその数を計測した。
化合物)を所定量添加し、この液を80℃まで加温した
後、酸化皮膜の付いた熱間圧延鋼板(JISG313
1)浸漬し、酸化鉄が完全に除去された後、水洗乾燥後
の表面を測色色差計により測定した。白色度は以下の色
により求めた。 白色度=100−{(100−L)2+a2+b2}1/2 ここで、Lは明度、aは赤〜緑の色相、bは黄〜青の色
調を示す。
チル−2−ステアリルイミダゾリウムエトサルフェート
を使用し、酸洗液1Lに対し100mg添加し、上記に
示す方法で腐食量、孔食数、白色度を測定した。結果を
表1に示す。
1と同様の化合物を使用し、腐食量、孔食数、白色度を
測定した。結果を表1に示す。
ル−3−ベンジルイミダゾリウムクロライドを用い、添
加量として100mgを添加した以外は実施例1と同様
の方法で腐食量、孔食数、白色度を測定した。結果を表
1に示す。
ドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムクロライ
ドを用い、添加量として100mgを添加した以外は実
施例1と同様の方法で腐食量、孔食数、白色度を測定し
た。結果を表1に示す。
ニルイミダゾリウムクロライドを用い、添加量として1
00mgを添加した以外は実施例1と同様の方法で腐食
量、孔食数、白色度を測定した。結果を表1に示す。
ドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムクロライ
ドを用い、添加量として100mgを添加した以外は実
施例1と同様の方法で腐食量、孔食数、白色度を測定し
た。結果を表1に示す。
ロキシ−1−ベンジルイミダゾリウムクロライド)−
2,2’オクタンを用い、添加量として100mgを添
加した以外は実施例1と同様の方法で腐食量、孔食数、
白色度を測定した。結果を表1に示す。
ドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムクロライ
ド、および他の腐食抑制剤としてトリメチルベンジルア
ンモニウムクロライドを用い、添加量としてそれぞれ5
0mg、50mgを別々に洗浄液水溶液に添加した。こ
れ以外は実施例1と同様の方法で腐食量、孔食数、白色
度を測定した。結果を表1に示す。
ヒドロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリウムクロラ
イドを用い、添加量として100mgを添加し、さらに
平均分子量が1000のポリエチレングリコールを10
0mg添加した以外は、実施例1と同様の方法で腐食
量、孔食数、白色度数を測定した。
ヒドロキシ−1−ベンジルイミダゾリウムクロライド)
−2,2′−オクタンを用い、添加量として100mg
を添加し、さらに平均分子量が1000のポリエチレン
グリコールを100mg添加した以外は、実施例1と同
様の方法で、腐食量、孔食数、白色度数を測定した。
と同様な方法で腐食量、孔食数、白色度を測定した。結
果を表1に示す。
剤の4級化前の化合物である1−ヒドロキシ−1−エチ
ル−2−ステアリルイミダゾリンを用い、添加量として
100mgを添加した以外は実施例1と同様の方法で腐
食量、孔食数、白色度を測定した。結果を表1に示す。
剤の4級化前の化合物である2−アビエチル−1−ヒド
ロキシエチル−1−ベンジルイミダゾリンを用い、添加
量として100mgを添加した以外は実施例1と同様の
方法で腐食量、孔食数、白色度を測定した。結果を表1
に示す。
腐食抑制剤を含む洗浄液組成物によって金属を酸洗浄す
ると、金属の腐食が有効に抑制され、また孔食もなく、
洗浄後の白色度も高く、その工業上の利用価値はきわめ
て大きい。
Claims (11)
- 【請求項1】 化1および化2で示されるイミダゾリン
化合物を4級化剤によって4級化して得られるイミダゾ
リウム化合物の1種以上から成ることを特徴とする金属
の酸洗浄用腐食抑制剤。 【化1】 【化2】 R1は炭素数が1〜20の分岐してもよいアルキル基、
炭素数が6〜20のアリール基、ベンジル基、複素環基
または炭素数9〜30の縮合多環化合物基を示す。R2
は水素原子、ヒドロキシエチル基、ベンジル基または炭
素数が1〜20の分岐してもよいアルキル基を示す。R
3はCnH2n(nは1〜20)で表されるアルキレン基
を示す。R4〜R7は水素原子、炭素数が1〜20の分
岐してもよいアルキル基を示す。 - 【請求項2】 前記R4〜R7が水素であることを特徴
とする請求項1記載の金属の酸洗浄用腐食抑制剤。 - 【請求項3】 前記化1および化2で示されるイミダゾ
リン化合物を4級化剤によって4級化して得られるイミ
ダゾリウム化合物の1種以上と、分子内にエーテル基、
水酸基、エステル基またはケトン基のうち少なくとも1
種の基を有する水溶性高分子化合物の1種または2種以
上の混合物とからなることを特徴とする金属の酸洗浄用
腐食抑制剤。 - 【請求項4】 前記水溶性高分子化合物またはこれらの
混合物が平均分子量200以上のポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項3記載の金属の酸洗浄
用腐食抑制剤。 - 【請求項5】 前記R1がCnH2n+1(n=6〜20)
であり、かつR2がヒドロキシエチル基であることを特
徴とする請求項1または3記載の金属の酸洗浄用腐食抑
制剤。 - 【請求項6】 前記R3がCnH2n(n=4〜11)で
あることを特徴とする請求項1または3記載の酸洗浄用
腐食抑制剤。 - 【請求項7】 4級化剤がR8X(R8は水素原子、ヒ
ドロキシエチル基、ベンジル基または炭素数が1〜20
の分岐してもよいアルキル基を示し、XはCl、Br、
F、IおよびR8SO4から選ばれた1種以上)である
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の金属の酸
洗浄用腐食抑制剤。 - 【請求項8】 4級化剤がベンジルクロライドまたはジ
エチル硫酸であることを特徴とする請求項7記載の酸洗
浄用腐食抑制剤。 - 【請求項9】 前記R1がドデシル基、ウンデシル基お
よびアビエチル基から選ばれた1種以上でありR2がヒ
ドロキシエチル基であり、R3がオクテン基であること
を特徴とする請求項8記載の酸洗浄用腐食抑制剤。 - 【請求項10】 請求項1〜9いずれか記載の腐食抑制
剤を酸液1Lに対し0.1〜50000mg含有してな
ることを特徴とする洗浄液組成物。 - 【請求項11】 請求項10記載の洗浄液組成物を金属
表面に吹付けあるいは金属表面を該洗浄液組成物に浸漬
することによって、金属表面を洗浄することを特徴とす
る金属の洗浄方法。
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