JP3207055B2 - ポリマー中に含まれるゲルの消去方法及びその装置 - Google Patents

ポリマー中に含まれるゲルの消去方法及びその装置

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JP3207055B2
JP3207055B2 JP24640794A JP24640794A JP3207055B2 JP 3207055 B2 JP3207055 B2 JP 3207055B2 JP 24640794 A JP24640794 A JP 24640794A JP 24640794 A JP24640794 A JP 24640794A JP 3207055 B2 JP3207055 B2 JP 3207055B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/30Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
    • B29B7/34Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices
    • B29B7/38Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary
    • B29B7/46Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft
    • B29B7/465Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft each shaft comprising rotor parts of the Banbury type in addition to screw parts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリオレフィン等のポリ
マーのホモジナイジングやコンパウジングを行い、ポリ
マー中に含まれるゲルの消去方法及びその装置である連
続式混練機に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン等のポリマーをホモジナ
イジングやコンパウジングしてポリマー中に含まれるゲ
ルを消去するため、各種断面形状をなす2軸ロータを相
互に逆方向に回転する中にホッパーからこれらのポリマ
ーを投入し、両ロータの回転によってポリマーを混練
し、強い剪断力を与え、可塑化、溶融し給送することが
行われている。
【0003】そのために用いられる連続式混練機のロー
タの断面形状は一般に、図6に示すように(a)三角形
(3翼)(b)楕円形状(2翼)が用いられ、バッチ式
混練機においては図7に示すような液滴状(1翼)のも
のが用いられている。
【0004】このような各種形状のロータを互いに平行
に2軸状態で配置する混練機中に、上記のようなポリマ
ーを投入し、ロータを回転させる時、その片側のロータ
についてポリマーの混練状況を見ると、図8に楕円形状
の2翼ロータの片側のロータについて示すように、バレ
ル1内で回転するロータ2の翼3の移動によって、ロー
タ2とバレル1間に形成される楔状の空間4内の被混練
物であるポリマーは強い剪断力を受け、可塑化、溶融化
し、溶融後のポリマーは、ロータの翼とバレル内面の狭
い翼クリアランス5を反復して通過し、均質なホモジナ
イングされた混練物とされる。
【0005】この時、ロータ2の翼部においては、被混
練物であるポリマーに強い剪断力を与えることにより、
高い圧力が発生することとなる。この高い圧力によって
ロータ2には、図3において矢印に示す方向に大きな力
を受け、軸6はこの力によって両端のベアリング間での
曲げ力が作用することとなる。
【0006】このような曲げ力は、1翼ロータではロー
タの翼の位置にかかわらず常に曲げ応力を生じ、2翼ロ
ータでは、翼の一方がバレル連通部に入った時に曲げ応
力を生じ、3翼ロータでは、3個の翼のうち1個は常に
連通部にあり、他の2翼による反力によって曲げ力を受
けるものの、これらは互いに相殺する方向の曲げ力が加
わるため、合成された曲げ力は小さく、1翼ロータや2
翼ロータに加わる曲げ応力の約1/2の応力が作用する
こととなり、いずれにしても、これらの曲げ応力が大き
くなり、一定値を越えた時にはロータは疲労破壊を起こ
すこととなる。
【0007】一方、上記のように、ロータ翼部では強い
剪断力が加わるため、充填材の凝集体やポリマーゲルの
分散能力が向上する。したがって、ロータの翼数が例え
ば1個から3個に増えると、ロータの曲げ応力が小さく
なって強度が向上し、混練性能や分散性能が改善される
結果、従来の連続式混練機では2翼あるいは3翼ロータ
を用いるのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ロータ
の翼数が多いとロータの曲げ応力が減少し、高剪断の翼
クリアランスを通過する被混練物の量も増えるので分散
性も向上する一方、翼数の多いロータは混練物の受ける
仕事量が増加するので発熱し、温度が上昇し易い特性を
有している。
【0009】また、一方では、ロータの翼数が多くなる
と、バレル内におけるロータの占める容積が増えるた
め、バレルとロータの間の混練室容積が減少し、混練室
内に混練物が滞留することができる時間が短くなる特性
を有している。
【0010】このようなロータを用いる混練機において
は、バレル内へのポリマーの投入後、最初のうちは材料
の可塑化、溶融化を効率良く行う必要があり、また、そ
の際に生じるロータへの応力を減少させる必要があるの
に際し、可塑化、溶融後は、ロータの回転運動に伴う剪
断発熱を減少させて混練物の温度上昇を減らし、かつ混
練物のバレル内での滞留時間を増加させる必要がある。
そのため、上記のような各種ロータのあるものは、片方
の要求特性に合致しても他方の要求特性には合わず、他
のロータはその逆となるため、全ての特性に合致するロ
ータを得ることができなかった。
【0011】したがって、本発明は、バレル内へのポリ
マーの投入後、最初のうちはポリマーの可塑化、溶融を
効率良く行い、ロータの応力を減少させ、可塑化、溶融
後は混練物の温度上昇を減らし、バレル内での滞留時間
を長くすることにより、ポリマー中に含まれるゲルを効
果的に消去する方法ならびにこれを実施する装置である
連続式混練機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、翼を有する第1ロータによりポリマーを可塑
化溶融した後、第1ロータより翼数が少ない第2ロータ
によりポリマーを混練しポリマーの温度上昇を減少し混
練室容積を増加させ、ポリマーの滞留時間を増加させる
ことによりポリマー中に含まれるゲルを消去する方法及
びポリマーを可塑化、溶融する翼を有する第1ロータ
と、第1ロータより翼数が少なくて剪断発熱を減らし、
かつ、混練室容積を増加させる翼を有する第2ロータと
を備えたロータからなる連続式混練機としたものであ
る。
【0013】本発明はまた、連続式混練機が、1段形ま
たは2段形であって、1ロータは2翼、第2ロータは1
翼であるか、また第1ロータは3翼、第2ロータは1翼
であるか、また第1ロータは3翼、第2ロータは2翼で
あることを特徴とする混練機であり、本発明はまた、ロ
ータがスプライン軸にスプライン結合したものであるこ
とを特徴とする連続式混練機である。
【0014】
【作用】連続式混練機に導入されたポリマーは、ロータ
の回転によって、その第1部分においては翼数の多いロ
ータにより材料の可塑化、溶融を効率良く行い、ロータ
に加わる曲げ応力を減少させる。可塑化、溶融されたポ
リマーは、第2部分における翼数の少ないロータの回転
により、剪断発熱を減少させて混練物の温度上昇を減少
させ、ロータとバレル間の混練室容積を増大させること
によって混練物の滞留時間を増加させる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。図
1、図2には本発明を2段2軸連続式混練機に適用した
実施例を示す。この混練機においては、第1バレル10
と第2バレル11を同軸上に連結し、両バレル間に隔壁
12を配置し、第1バレル10にはポリマーを供給する
供給口13を設け、第2バレル11には可塑化、溶融し
たポリマーを排出する排出口14を設けている。
【0016】両バレル内には、両端をバレルのハウジン
グに固定されたベアリング15,16に支持されている
2本のロータ17,18が平行に配置され、両ロータ1
7,18は図示されない外部の駆動装置によって、互い
に逆方向に同速度て回転される。両ロータ17,18は
同形状をなし、互いに位相をずらされて配置されてい
る。したがって、ロータの形状等に関して、両ロータに
共通の部分は、片側のロタ17について説明を行う。
【0017】ロータ17は、第1バレル10と第2バレ
ル11内の各バレルでは異なった形状を有しており、第
1バレル10内の第1ロータ20の導入側部21にはス
クリュー22を設け、これに続いて図2(イ)にその断
面形状を示すように、三角形状の3翼ロータ部23を形
成しており、それにより供給口13から供給されたポリ
マーは、図中右方向に移動し、後述するように可塑化、
溶融され、第1バレル10と第2バレル11間の隔壁1
2とロータ軸24との間隙25から第2バレル11に押
し込まれる。
【0018】第2バレル11内の第2ロータ26の導入
部分にはスクリュー27を設け、これに続いて図2
(ロ)にその断面形状を示すように、液滴状の1翼ロー
タ部28を形成しており、それにより第1バレル10か
ら供給された可塑化、溶融されているポリマーを混練し
ポリマーの温度上昇を減少し混練室容積を増加させるこ
とによりポリマーの滞留時間を増加させて、排出口14
から排出可能としている。なお、第1ロータ20の3翼
ロータ部23及び第2部分26の1翼ロータ部28はそ
の前半部と後半部でねじり方向が逆になるよう構成して
おり、第2ロータ26の端部29には更に別形状のロー
タ部分を形成することもできる。
【0019】上記混練機において、2軸の両ロータ1
7,18を互いに逆方向に回転させ、供給口13からポ
リマーを供給すると、最初にスクリュー22によって混
練されつつ図1において右方向に押出され、ねじ状に形
成された3翼ロータ23部に入る。この3翼ロータ部2
3においては、先に図8に示す従来技術の説明で詳述し
たように、ポリマーは強い剪断力を受け、可塑化、溶融
する。この部分においては3翼ロータ部23のように翼
数が多いので、ロータの前進面とバレルの内面との間の
楔状空間でポリマーに与えられる強い剪断作用が多くな
り、発熱を生じ易くなるので、効率的に可塑化、溶融す
る。また、この剪断力発生時に各翼を介してロータに曲
げ応力を生じるが、3翼ロータは3個の翼のうち、1個
は常に連通部にあり、他の2翼による反力によって曲げ
力を受けるものの、これらは互いに相殺する方向の曲げ
力が加わるため合成された曲げ力は小さく、1翼ロータ
や2翼ロータに加わる応力の約1/2の応力が作用する
のみであり、しかも断面形状が大きいので強固なものと
なるため、大きな剪性力を与えなければならないこの部
分のロータを強固なものとし、かつ曲げ応力も小さなも
のとすることが可能である。
【0020】ロータ17の第1ロータ20で可塑化、溶
融したポリマーは第2ロータ26に押し出され、スクリ
ュー27で混練搬送し、液滴状の1翼ロータ部28で混
練する。この1翼ロータ部は翼数が少ないので、剪断作
用が少なく、それに伴う発熱が少ないので、この部分に
おける混練物の温度上昇が防止される。しかも翼数が少
ないので混練室容積が増加し、混練物の滞留時間を延ば
すことかできるので、ポリマーのゲルを分散させること
ができる。即ち、温度上昇を低く抑えることによってポ
リマーの粘度低下を防止し、ポリマーゲルに剪断作用を
与えることを可能とし、かつ融点以上の温度にゲルを保
つことによりゲルの軟化と剪断作用による分散を促進す
ることができる。このようにして、ゲルを分散され消去
されたポリマーは排出口14から次工程へ排出される。
【0021】上記のロータを各部分毎に分けて、混練し
ているポリマーの温度を測定したものを図3に示す。こ
の図において、S1 及びS2 部分はスクリュー部分であ
り、M1 ,M2 は第1部分の前半部と後半部、M3 ,M
4 ,M5 は第2部分の前半部、後半部、端部に各々対応
している。また、グラフ中のイ,ロ,ハは各々下記の表
1のイ,ロ,ハに対応し、イはM1 〜M5 の全てを3翼
ロータとしてものであり、ロは第1部分のM1 ,M2
3翼ロータとし、第2部分のM3 〜M5 を2翼ロータと
したものであり、ハは第1部分の前半部M1 を3翼ロー
タとし、後半部M2 を2翼ロータとし、第2部分の前半
部M3 と後半部M4 を1翼ロータとし、端部M5 を2翼
ロータとしたものである。
【0022】
【表1】
【0023】これによると、イは第2部分、特に排出部
分において温度が高くなり過ぎ、ハは最適であり、ロは
その中間となることがわかる。更にこの特性をロータ回
転数400rpmの状態で、生産量を300kg/hと
400kg/hの2種類の条件について排出部分におけ
る樹脂温度(℃)及び混練物中のゲル数を計測し、総合
評価を加えたものが下記の表2であり、これからもハが
特に良好であり、ロがやや良好となることがわかる。
【0024】
【表2】
【0025】上記実施例においては、2段2軸連続式混
練機に本発明を適用した例を示したが、図4、図5に示
すように1段2軸連続式混練機30に適用しても良い。
即ち、1個のバレル31内に1本のロータ32を軸支
し、素材供給口33から排出口34に向けて、スクリュ
ー部分3、第1ロータ36、第2ロータ37を連続して
ロータ軸に設けている。第1ロータ36は、図5(イ)
に示すように3翼ロータとし、第2ロータ37は、図5
(ロ)に示すように2翼ロータとしている。この1段2
軸連続式混練機においても、前記2段2軸連続式混練機
と同様の作動及び作用効果をなすものであるので、その
説明は省略する。
【0026】上記のように、ロータ32は第1ロータ3
6と第2ロータ37とで異なった形状をなし、また任意
の翼数のロータを選択することにより任意の混練特性を
得ることができるので、必要に応じて任意のロータを容
易に選択できるように、ロータ軸とロータ部とを別部材
で成形し、ロータ軸外周にスプラインを形成し、ロータ
部分の中心孔部にもロータ軸のスプラインと係合するス
プラインを設け、各種のロータを予め容易しておき、必
要に応じてロータを取替えることができるようにしても
良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように構成し作用するの
で、ポリマーは最初ロータの第1部分で可塑化、溶融を
効率良く行うことができるとともにロータの応力を減少
させ、かつロータの強度を大きなものとすることがで
き、次いでロータの第2部分では可塑化、溶融されたポ
リマーの温度上昇を減らして粘性が低下することを防止
し、適度の混練状態を得るとともに、バレル空間が広く
なるので滞留時間を長くすることにより充分な混練によ
ってゲルを分散することができる。
【0028】本発明はまた、第1ロータが2翼、第2ロ
ータが1翼のロータからなる連続式混練機かまたは、第
1ロータが3翼、第2ロータが1翼か2翼のロータから
なる連続混練機に構成することによって、ポリマーを第
1段階で可塑化および溶融し、第2段階で室容積を増加
させた状態で剪断発熱を減らし温度上昇を抑えようとす
る本来の目的に叶った混練を、簡易な構造の下でしかも
簡単な操作で確実に実行できる。この場合、混練機を1
段形に構成することによって、構造がより単純化される
特徴が発揮され、また、混練機を2段形に構成すること
によって、材料に応じた適正な性能を備える混練機を使
用して効率の良いホモジナイジング、コンパウジングが
行える。また本発明は、連続式混練機のロータをスプラ
イン軸にスプライン結合したものとすることによって、
混練する材料に応じた適正な性能を備えるロータを任意
かつ容易に選定できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を2段2軸連続式混練機に用いた実施例
の部分断面示構造図である。
【図2】図1図示実施例の断面図で、(イ)は図1のA
−A′部分の、(ロ)は同B−B′部分の各断面図であ
る。
【図3】同実施例においてロータの翼数を変えた時の樹
脂の温度特性を示す図である。
【図4】本発明を1段2軸連続式混練機に用いた実施例
の部分断面示構造図である。
【図5】図4図示実施例の断面図で、(イ)は図4のA
−A′部分の、(ロ)は同B−B′部分の各断面図であ
る。
【図6】従来用いられている連続式混練機の各種ロータ
の断面図である。
【図7】従来用いられているバッチ式混練機の各種ロー
タの断面図である。
【図8】ロータの回転による内部の樹脂への作用を示す
断面図である。
【符号の説明】
10…第1バレル、 11…第2バレル、 12
…隔壁、13…供給口、 14…排出口、
15…ベアリング、17…ロータ、 20
…第1ロータ、 21…導入側部、22…スクリュ
ー、 23…3翼ロータ部、 24…ロータ軸、2
5…間隙、 26…第2ロータ、 27…
スクリュー、28…1翼ロータ部、 29…端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (72)発明者 黒田 好則 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (56)参考文献 特開 平8−1660(JP,A) 特開 平6−270140(JP,A) 特開 平6−23740(JP,A) 特開 平6−47734(JP,A) 特開 昭61−236711(JP,A) 特開 平5−69438(JP,A) 実開 平5−80715(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 7/00 - 7/94 B29B 13/00 - 13/10 B29C 47/00 - 47/96

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼を有する第1ロータによりポリマーを
    可塑化溶融した後、第1ロータより翼数が少ない第2ロ
    ータによりポリマーを混練しポリマーの温度上昇を減少
    し混練室容積を増加させることによりポリマーの滞留時
    間を増加させることを特徴とするポリマー中に含まれる
    ゲルの消去方法。
  2. 【請求項2】 ポリマーを可塑化、溶融する翼を有する
    第1ロータと、第1ロータより翼数が少なくて剪断発熱
    を減らし、かつ、混練室容積を増加させる翼を有する第
    2ロータとを備えたロータからなることを特徴とする連
    続式混練機。
  3. 【請求項3】 第1ロータは2翼であり、第2ロータは
    1翼である請求項2記載の連続式混練機。
  4. 【請求項4】 第1ロータは3翼であり、第2ロータは
    1翼または2翼である請求項2記載の連続混練機。
  5. 【請求項5】 混練機が1段形である請求項2乃至請求
    項4のいずれかに記載の連続式混練機。
  6. 【請求項6】 混練機が2段形である請求項2乃至請求
    項4のいずれかに記載の連続式混練機。
  7. 【請求項7】 ロータはスプライン軸にスプライン結合
    したものである請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の連続式混練機。
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