JP3206994B2 - バックライト一体型液晶表示装置 - Google Patents
バックライト一体型液晶表示装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、放電管の発光効率を
向上させたバックライト一体型液晶表示装置に関する。
向上させたバックライト一体型液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３はエッジライト方式の薄型照明装置
の一般的な構成を例示した分解図であり、アクリル樹脂
等の透明な導光板１、この導光板１の少なくとも一側縁
に配置される冷陰極蛍光管や熱陰極蛍光管のような放電
管２、導光板１の背面に配置される導光板用反射板３、
放電管２の外側に配置されるランプ用反射板４、導光板
１の前面に配置される拡散板５を、上面外装ケース６と
下面外装ケース７内に一体に収納した構成となってい
る。８は液晶パネルであり、ケース６，７内に一体に組
み込まれて背後から照射されるように構成されている
が、液晶パネル８は一体に組み込まれないで外面に配置
される場合もある。
の一般的な構成を例示した分解図であり、アクリル樹脂
等の透明な導光板１、この導光板１の少なくとも一側縁
に配置される冷陰極蛍光管や熱陰極蛍光管のような放電
管２、導光板１の背面に配置される導光板用反射板３、
放電管２の外側に配置されるランプ用反射板４、導光板
１の前面に配置される拡散板５を、上面外装ケース６と
下面外装ケース７内に一体に収納した構成となってい
る。８は液晶パネルであり、ケース６，７内に一体に組
み込まれて背後から照射されるように構成されている
が、液晶パネル８は一体に組み込まれないで外面に配置
される場合もある。
【０００３】近年、表示面が大きくしかも厚みが薄くて
軽量な液晶表示装置に対する需要が増加しており、バッ
クライトとして使用される薄型照明装置の高輝度化や輝
度の均一化に対する要求が高まると同時に、薄型化や軽
量化に対する要求も高くなっている。一般に液晶パネル
が大型になると表示面の輝度均一化が困難となり、表示
品質が低下しやすくなるので、これを解決するために種
々の提案がなされている。例えば、特開昭６４−５７２
４０号によれば導光板用反射板の形状を光源から遠い部
分で前面側に傾斜した曲面とすることにより、光源から
遠い部分の反射効率を高めて輝度の均一化を図ることが
提案されている。
軽量な液晶表示装置に対する需要が増加しており、バッ
クライトとして使用される薄型照明装置の高輝度化や輝
度の均一化に対する要求が高まると同時に、薄型化や軽
量化に対する要求も高くなっている。一般に液晶パネル
が大型になると表示面の輝度均一化が困難となり、表示
品質が低下しやすくなるので、これを解決するために種
々の提案がなされている。例えば、特開昭６４−５７２
４０号によれば導光板用反射板の形状を光源から遠い部
分で前面側に傾斜した曲面とすることにより、光源から
遠い部分の反射効率を高めて輝度の均一化を図ることが
提案されている。
【０００４】また、照明装置を大型でしかも薄いものに
するにはケースの強度を高くする必要があるが、上記の
ケース６，７に樹脂製のプラスチックケースを用いた場
合には、所要の強度を得るために厚みを増加する必要が
あって薄型化や軽量化に不利となるため、一般に金属、
例えば亜鉛やアルミニウム系などの材料を用いて製作さ
れることが多い。このように、従来は照明装置の高輝度
化や輝度均一化のためには導光板や反射板などの素材や
形状の改良に努力が向けられ、また薄型とした場合の強
度を確保するためにケースを金属、特にアルミニウム系
の材料で製作することに関心が向けられていた。
するにはケースの強度を高くする必要があるが、上記の
ケース６，７に樹脂製のプラスチックケースを用いた場
合には、所要の強度を得るために厚みを増加する必要が
あって薄型化や軽量化に不利となるため、一般に金属、
例えば亜鉛やアルミニウム系などの材料を用いて製作さ
れることが多い。このように、従来は照明装置の高輝度
化や輝度均一化のためには導光板や反射板などの素材や
形状の改良に努力が向けられ、また薄型とした場合の強
度を確保するためにケースを金属、特にアルミニウム系
の材料で製作することに関心が向けられていた。
【０００５】しかしながら、この出願の発明者は放電管
の発光効率が金属製のケースによって予想以上に影響を
受けており、ケースの内面を絶縁すると発光効率がかな
り向上することを見出した。その理由は十分解明されて
いないが、放電管はそのチラツキ防止や発光効率向上の
ためにインバータ電源を用いて点灯周波数を数十ＫＨｚ
まで上げているため、金属製のケースに誘導電流が生
じ、これが放電管からのリーク電流が増加したのと同等
の効果を生んで発光効率を下げる結果になっているもの
と考えられる。この現象は、上面外装ケースと下面外装
ケースからなるケース内に液晶パネル、導光板、放電管
等の構成部材を収容し、放電管が上下の金属ケースに挟
まれた狭い空間に配置されているバックライト一体型液
晶表示装置の場合に顕著に現れ、また放電管が２本の場
合には１本の場合よりも強い電磁誘導が生じて影響が強
く現れる。
の発光効率が金属製のケースによって予想以上に影響を
受けており、ケースの内面を絶縁すると発光効率がかな
り向上することを見出した。その理由は十分解明されて
いないが、放電管はそのチラツキ防止や発光効率向上の
ためにインバータ電源を用いて点灯周波数を数十ＫＨｚ
まで上げているため、金属製のケースに誘導電流が生
じ、これが放電管からのリーク電流が増加したのと同等
の効果を生んで発光効率を下げる結果になっているもの
と考えられる。この現象は、上面外装ケースと下面外装
ケースからなるケース内に液晶パネル、導光板、放電管
等の構成部材を収容し、放電管が上下の金属ケースに挟
まれた狭い空間に配置されているバックライト一体型液
晶表示装置の場合に顕著に現れ、また放電管が２本の場
合には１本の場合よりも強い電磁誘導が生じて影響が強
く現れる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこの点に着
目し、上述のような構造のバックライト一体型液晶表示
装置において、金属製のケースが発光効率に与える悪影
響を除くことを課題としてなされたものである。
目し、上述のような構造のバックライト一体型液晶表示
装置において、金属製のケースが発光効率に与える悪影
響を除くことを課題としてなされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明では、透光性材料からなる導光板の対向
する両側縁にそれぞれ配置された放電管の光を導光板の
前面に導出するように構成された薄型照明装置の上面に
液晶パネルを配設し、液晶パネル側に配した上面外装ケ
ースと薄型照明装置側に配した下面外装ケースからなる
ケース内に液晶パネル、導光板、放電管等の構成部材を
収容し、更に上記放電管をインバータ電源で点灯させる
バックライト一体型液晶表示装置において、上記の上面
外装ケースと下面外装ケースとを金属で形成すると共
に、これら上面外装ケースと下面外装ケースの双方の内
面に誘導電流が生じないようにするためのシリコン系、
アクリル系、エポキシ系、ポリイミド系のいずれかの熱
可塑性樹脂材料を塗布して焼成して成る絶縁層をそれぞ
れ設けている。
めに、この発明では、透光性材料からなる導光板の対向
する両側縁にそれぞれ配置された放電管の光を導光板の
前面に導出するように構成された薄型照明装置の上面に
液晶パネルを配設し、液晶パネル側に配した上面外装ケ
ースと薄型照明装置側に配した下面外装ケースからなる
ケース内に液晶パネル、導光板、放電管等の構成部材を
収容し、更に上記放電管をインバータ電源で点灯させる
バックライト一体型液晶表示装置において、上記の上面
外装ケースと下面外装ケースとを金属で形成すると共
に、これら上面外装ケースと下面外装ケースの双方の内
面に誘導電流が生じないようにするためのシリコン系、
アクリル系、エポキシ系、ポリイミド系のいずれかの熱
可塑性樹脂材料を塗布して焼成して成る絶縁層をそれぞ
れ設けている。
【０００８】
【作用】上面外装ケースと下面外装ケースが金属製であ
るため、薄型でも必要な強度を確保することが可能とな
る。また、各外装ケースの内面に絶縁層を設けることに
より金属製のケースが発光効率に悪影響を与えることが
防止され、発光効率が向上して照明装置の高輝度化や輝
度均一化が達成される。また絶縁層の材料としてシリコ
ン系、アクリル系、エポキシ系、ポリイミド系のいずれ
かの熱可塑性樹脂が使用されているため、機械的強度が
高くて剥がれにくい絶縁層が形成される。
るため、薄型でも必要な強度を確保することが可能とな
る。また、各外装ケースの内面に絶縁層を設けることに
より金属製のケースが発光効率に悪影響を与えることが
防止され、発光効率が向上して照明装置の高輝度化や輝
度均一化が達成される。また絶縁層の材料としてシリコ
ン系、アクリル系、エポキシ系、ポリイミド系のいずれ
かの熱可塑性樹脂が使用されているため、機械的強度が
高くて剥がれにくい絶縁層が形成される。
【０００９】
【実施例】次に、図１に示した一実施例について説明す
る。なお、図３の従来例と同じ部分は同じ符号で示して
あり、異なる点を中心として述べる。図において、１１
及び１２は上面外装ケース６及び下面外装ケース７の内
面にそれぞれ設けられた絶縁層であり、ケース６，７の
内面にシリコン系、アクリル系、エポキシ系、ポリイミ
ド系等の熱可塑性樹脂材料を塗布して焼成することによ
って形成される。具体的には、例えば粘度５００ｃｐｓ
のシリコン系樹脂材料を５０〜５００μｍの厚さで塗布
し、１２０℃の温度で焼成するのである。なお、樹脂材
料が熱可塑性であるため、熱硬化性樹脂と異なって剥が
れ等に対する機械的強度が高く、良好な耐久性が得られ
る。
る。なお、図３の従来例と同じ部分は同じ符号で示して
あり、異なる点を中心として述べる。図において、１１
及び１２は上面外装ケース６及び下面外装ケース７の内
面にそれぞれ設けられた絶縁層であり、ケース６，７の
内面にシリコン系、アクリル系、エポキシ系、ポリイミ
ド系等の熱可塑性樹脂材料を塗布して焼成することによ
って形成される。具体的には、例えば粘度５００ｃｐｓ
のシリコン系樹脂材料を５０〜５００μｍの厚さで塗布
し、１２０℃の温度で焼成するのである。なお、樹脂材
料が熱可塑性であるため、熱硬化性樹脂と異なって剥が
れ等に対する機械的強度が高く、良好な耐久性が得られ
る。
【００１０】図２は絶縁層１１，１２の有無による消費
電力と拡散板５の表面輝度との関係を示した図であり、
絶縁層１１，１２が有るものの方が発光効率が上昇して
表面輝度が大幅に向上することが示されている。なお、
絶縁層１１，１２は上述のように樹脂材料を塗布焼成し
て形成したもの以外でもよく、例えば厚み１００μｍの
有機系フィルムをケース６，７の内面に敷いて効果を確
認したところ、樹脂材料の塗布焼成によるものと同等の
良好な結果が得られた。
電力と拡散板５の表面輝度との関係を示した図であり、
絶縁層１１，１２が有るものの方が発光効率が上昇して
表面輝度が大幅に向上することが示されている。なお、
絶縁層１１，１２は上述のように樹脂材料を塗布焼成し
て形成したもの以外でもよく、例えば厚み１００μｍの
有機系フィルムをケース６，７の内面に敷いて効果を確
認したところ、樹脂材料の塗布焼成によるものと同等の
良好な結果が得られた。
【００１１】次の表１は、金属製ケース、プラスチック
ケース及びこの発明の金属製ケースに絶縁層を設けたも
のの３種類のケースについてその特性を比較して示した
ものである。これから、この発明のものは輝度について
はプラスチックケースのものと同等であり、厚みについ
ては金属製ケース並みであって、両者の長所をそれぞれ
備えていることが分かる。
ケース及びこの発明の金属製ケースに絶縁層を設けたも
のの３種類のケースについてその特性を比較して示した
ものである。これから、この発明のものは輝度について
はプラスチックケースのものと同等であり、厚みについ
ては金属製ケース並みであって、両者の長所をそれぞれ
備えていることが分かる。
【 表１ 】
【００１２】
【発明の効果】上述の実施例から明らかなように、この
発明は、透光性材料からなる導光板の両側縁にインバー
タ電源で点灯される放電管を配置し、上面外装ケースと
下面外装ケース内に液晶パネル、導光板、放電管等の構
成部材を収容したバックライト一体型液晶表示装置の各
外装ケースを金属で形成すると共に、これらの各外装ケ
ースの内面に熱可塑性樹脂を塗布焼成して成る絶縁層を
設けたものである。従って、プラスチックケースの場合
のように強度を確保するためにケースを厚くする必要は
なく、薄くできるという金属製のケースの特長をそのま
ま維持しながら、金属製ケースが発光効率に与える悪影
響を絶縁層によって防止して、特に上下の金属ケースに
挟まれた狭い空間に２本の放電管が配置されていてイン
バータ電源により高い周波数で点灯する場合に顕著に現
れる電磁誘導の影響を軽減することができる。このた
め、導光板や反射板などの素材や形状の改良とは別の手
段によって高い発光効率を達成し、バックライト一体型
液晶表示装置の高輝度化や輝度均一化、薄型化、軽量化
の要求に応ずることが可能となる。しかも絶縁層は剥が
れ等に対する機械的強度が高く、良好な耐久性が得られ
る。
発明は、透光性材料からなる導光板の両側縁にインバー
タ電源で点灯される放電管を配置し、上面外装ケースと
下面外装ケース内に液晶パネル、導光板、放電管等の構
成部材を収容したバックライト一体型液晶表示装置の各
外装ケースを金属で形成すると共に、これらの各外装ケ
ースの内面に熱可塑性樹脂を塗布焼成して成る絶縁層を
設けたものである。従って、プラスチックケースの場合
のように強度を確保するためにケースを厚くする必要は
なく、薄くできるという金属製のケースの特長をそのま
ま維持しながら、金属製ケースが発光効率に与える悪影
響を絶縁層によって防止して、特に上下の金属ケースに
挟まれた狭い空間に２本の放電管が配置されていてイン
バータ電源により高い周波数で点灯する場合に顕著に現
れる電磁誘導の影響を軽減することができる。このた
め、導光板や反射板などの素材や形状の改良とは別の手
段によって高い発光効率を達成し、バックライト一体型
液晶表示装置の高輝度化や輝度均一化、薄型化、軽量化
の要求に応ずることが可能となる。しかも絶縁層は剥が
れ等に対する機械的強度が高く、良好な耐久性が得られ
る。
【図１】この発明の一実施例の分解側面図である。
【図２】実施例と従来例の消費電力と表面輝度との関係
を示したグラフである。
を示したグラフである。
【図３】従来例の分解側面図である。
１ 導光板 ２ 放電管 ５ 拡散板 ６ 上面外装ケース ７ 下面外装ケース ８ 液晶パネル １１，１２ 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02F 1/13357 G02F 1/1335 G02F 1/1333 G09F 9/00 - 9/46
Claims (1)
- 【請求項１】 透光性材料からなる導光板の対向する両
側縁にそれぞれ配置された放電管の光を導光板の前面に
導出するように構成された薄型照明装置の上面に液晶パ
ネルを配設し、液晶パネル側に配した上面外装ケースと
薄型照明装置側に配した下面外装ケースからなるケース
内に液晶パネル、導光板、放電管等の構成部材を収容
し、更に上記放電管をインバータ電源で点灯させるバッ
クライト一体型液晶表示装置において、上記の上面外装
ケースと下面外装ケースとを金属で形成すると共に、こ
れら上面外装ケースと下面外装ケースの双方の内面に誘
導電流が生じないようにするためのシリコン系、アクリ
ル系、エポキシ系、ポリイミド系のいずれかの熱可塑性
樹脂材料を塗布して焼成して成る絶縁層をそれぞれ設け
たことを特徴とするバックライト一体型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31620292A JP3206994B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バックライト一体型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31620292A JP3206994B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バックライト一体型液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06148633A JPH06148633A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3206994B2 true JP3206994B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18074437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31620292A Expired - Fee Related JP3206994B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | バックライト一体型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206994B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102057625B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2019-12-19 | 주식회사 단양클로렐라 | 클로렐라를 이용한 와사비 수경재배 방법 및 와사비 수경재배 시스템 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101245209B1 (ko) * | 2005-10-26 | 2013-03-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치용 백라이트 유니트 |
| KR101340552B1 (ko) | 2010-12-31 | 2013-12-11 | 제일모직주식회사 | 모바일 폰의 모듈 조립 방법 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31620292A patent/JP3206994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102057625B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2019-12-19 | 주식회사 단양클로렐라 | 클로렐라를 이용한 와사비 수경재배 방법 및 와사비 수경재배 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06148633A (ja) | 1994-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |