JP3206790B2 - ベルトコンベヤのベルトクリーナ - Google Patents

ベルトコンベヤのベルトクリーナ

Info

Publication number
JP3206790B2
JP3206790B2 JP25470494A JP25470494A JP3206790B2 JP 3206790 B2 JP3206790 B2 JP 3206790B2 JP 25470494 A JP25470494 A JP 25470494A JP 25470494 A JP25470494 A JP 25470494A JP 3206790 B2 JP3206790 B2 JP 3206790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
scraper
cleaner
arms
air cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25470494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0891547A (ja
Inventor
泰嗣 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP25470494A priority Critical patent/JP3206790B2/ja
Publication of JPH0891547A publication Critical patent/JPH0891547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206790B2 publication Critical patent/JP3206790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベヤのベル
ト表面の付着物を除去するベルトクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にベルトコンベヤにおいては、被搬
送物の排出後、ベルトの表面に付着している被搬送物の
残滓をベルトのリターン側においてベルトクリーナによ
って除去しており、該ベルトクリーナとしては、例えば
実公昭63−20646号公報に開示されているような
ものが知られている。これは、ベルト表面の付着物を除
去するチップを上部に備える取付体の下方部を厚手の弾
性体の一側面に固着し、一方該弾性体の他側面に支持体
を固着して成るものであり、該クリーナは、支柱間に横
架された丸パイプ上の基板に上記支持体を介して支持固
定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし上記ベルトク
リーナでは、チップの摩耗、弾性体のへたり、ベルトの
張りのゆるみ等によりクリーナのベルトに対する接触圧
力が低下しやすいため、チップの取替え、クリーナの位
置調整等のメンテナンスを頻繁に行う必要がある。しか
も該メンテナンスは、クリーナがヘッドプーリのほぼ真
下という狭いスペースに設置されているため、きわめて
作業がしにくいという問題があった。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたものであり、頻繁なメンテナン
スの必要がなく、また該メステナンスを行う場合でも作
業が容易にできるベルトクリーナを提供することを目的
としている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記の目的を
達成するため、エアーシリンダのピストンロッドの伸縮
によりベルトクリーナがベルトに当接・離脱するように
成すと共に、クリーナのベルトに対する接触圧力を維持
できるように成したことを要旨としている。すなわち本
発明は、ヘッドプーリの直下方に該プーリの軸線と平行
に設けられて垂直回転自在な軸と、基端が上記軸の両端
に固着されて垂直回動自在な一対のアームと、該アーム
間に掛け渡されたスクレーパ取付けブラケットと、該ブ
ラケット上に取付けられたスクレーパと、上記ヘッドプ
ーリの上方に設けられた架台から懸吊されたエアーシリ
ンダとから成り、上記エアーシリンダのピストンロッド
先端が上記アームの一方の先端側に回動自在にピン連結
されており、上記エアーシリンダのロッド側が排気弁及
び減圧弁を介して圧縮空気源に連通接続していると共
に、該シリンダのヘッド側が大気に開放されていること
を特徴としている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1はベルトクリーナの断面図、図2はベルト
クリーナにおけるエアーシリンダの配管図である。図に
おいて、1はベルトコンベヤであり、無端ベルト2がヘ
ッドプーリ3とテールプーリ(図示せず)とに掛け回さ
れて、矢印A方向へ移動するようにされている。上記ヘ
ッドプーリ3の下方には、該プーリ3の軸線に平行する
と共に、該プーリ3の巾寸法よりも長くされた軸4が配
設されており、該軸4は、架台5に軸受6を介して垂直
回転自在に支持されている。該軸4の両端にはアーム
7,7が取付けられており、該両アーム7,7間には支
持板8を介してスクレーパ取付けブラケット9が架け渡
されている。
【0006】10は架台11から懸吊されたエアーシリ
ンダであり、そのピストンロッド12の先端は上記アー
ム7,7の一方の先端側に回動自在にピン連結されてい
て、該ピストンロッド12の伸縮作動により、上記アー
ム7が上記軸4を支点として上下方向に回動するように
されている。上記スクレーパ取付けブラケット9上には
複数のスクレーパ13がクッションゴム14を介して横
一線に取り付けられており、上記ピストンロッド12が
縮引したとき、該スクレーパ13の先端部が上記ベルト
2のリターン側表面に接触するように成してある。な
お、該スクレーパ13の先端部には取替え可能なチップ
(図示せず)が取付けられている。また15は上記アー
ム7の上昇限を規定する調節ボルトである。
【0007】上記エアーシリンダ10のロッド側はエア
ー配管16を介して圧縮空気源17と連通しており、ヘ
ッド側は大気へ開放されている。上記エアー配管16上
には、圧縮空気源17側から、開閉弁18、減圧弁1
9、排気弁21がこの順序で設置されている。
【0008】
【作用】上記のように構成されたものにおいて、ベルト
2表面の付着物を除去する場合は、減圧弁19により圧
縮空気の供給圧力を所定値に設定した上、排気弁21を
閉じ、開閉弁18を開く。これにより、ピストンロッド
12が縮引してスクレーパ13の先端部がベルト2のリ
ターン側表面に所定の圧力で接触する(図1の実線の状
態)。なお、除去作業の初期状態では、アーム7と調節
ボルト15との間に若干の隙間が存するように調節され
ており、長時間の除去作業によりチップ(図示せず)が
摩耗したり、クッションゴム14がへたったり、あるい
はベルト2の張りがゆるんだときは、その分圧縮空気が
ピストンロッド12を押し上げ、アーム7が調節ボルト
15に当接するまではスクレーパ13のベルト2に対す
る接触圧力が維持される。
【0009】次にスクレーパ13先端部のチップ(図示
せず)を取り替える場合は、開閉弁18を閉じ、排気弁
21を開く。これにより、ピストンロッド12が自重に
より伸長して図1の2点鎖線の状態になる。すなわち、
スクレーパ13が反時計回りにほぼ1/4回転する。
【0010】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、スクレー
パチップの摩耗、クッションゴムのへたり、ベルトのゆ
るみ等が生じても、スクレーパのベルトに対する接触圧
力を長期に渡って維持することができるため、メンテナ
ンスの頻度が少なくなる。またスクレーパチップの取替
えを行う場合でも、スクレーパの位置を回転移動させる
ことができるため、ヘッドプーリのほぼ真下という狭い
スペース内でも、作業を容易に行うことができる。更
に、エアーシリンダがヘッドプーリの上方に吊設されて
いるため、スクレーパによってベルトから掻き落されて
落下する搬送物の残滓がエアーシリンダに付着堆積する
ことがなく、シリンダにトラブルを発生させることが少
ないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトクリーナの側面図である。
【図2】ベルトクリーナにおけるエアーシリンダの配管
図である。
【符号の説明】
3 ヘッドプーリ 4 軸 7 アーム 9 スクレーパ取付けブラケット 10 エアーシリンダ 12 ピストンロッド 13 スクレーパ 17 圧縮空気源 19 減圧弁 21 排気弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドプーリ3の直下方に該プーリ3の
    軸線と平行に設けられて垂直回転自在な軸4と、 基端が上記軸4の両端に固着されて垂直回動自在な一対
    のアーム7,7と、 該アーム7,7間に掛け渡されたスクレーパ取付けブラ
    ケット9と、 該ブラケット9上に取付けられたスクレーパ13と、 上記ヘッドプーリ3の上方に設けられた架台11から懸
    吊されたエアーシリンダ10とから成り、 上記エアーシリンダ10のピストンロッド12先端が上
    記アーム7,7の一方の先端側に回動自在にピン連結さ
    れており、 上記エアーシリンダ10のロッド側が排気弁21及び減
    圧弁19を介して圧縮空気源17に連通接続していると
    共に、該シリンダ10のヘッド側が大気に開放されてい
    ることを特徴とするベルトコンベヤのベルトクリーナ。
JP25470494A 1994-09-22 1994-09-22 ベルトコンベヤのベルトクリーナ Expired - Fee Related JP3206790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25470494A JP3206790B2 (ja) 1994-09-22 1994-09-22 ベルトコンベヤのベルトクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25470494A JP3206790B2 (ja) 1994-09-22 1994-09-22 ベルトコンベヤのベルトクリーナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0891547A JPH0891547A (ja) 1996-04-09
JP3206790B2 true JP3206790B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=17268698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25470494A Expired - Fee Related JP3206790B2 (ja) 1994-09-22 1994-09-22 ベルトコンベヤのベルトクリーナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206790B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797999B1 (ko) * 2001-06-26 2008-01-28 주식회사 포스코 벨트 표면과의 접촉력을 조정하는 벨트크리너
KR100797250B1 (ko) * 2001-07-12 2008-01-23 주식회사 포스코 벨트컨베이어의 크리너 조정장치
JP5420610B2 (ja) * 2011-08-31 2014-02-19 株式会社ハイテム 除糞システム
JP6221377B2 (ja) * 2013-06-14 2017-11-01 新東工業株式会社 コンベヤベルトの付着物除去装置及び付着物除去方法
CN109230368A (zh) * 2018-08-29 2019-01-18 天津瑞岭科技发展有限公司 橡胶加工用滚筒底部的清理结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0891547A (ja) 1996-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0369565A2 (en) Printing press blanket cleaner
US4269301A (en) Conveyor belt scraper system
JP3206790B2 (ja) ベルトコンベヤのベルトクリーナ
JPH11222806A (ja) ローラシリンダー用スクレーパ
WO1993009296A1 (en) Device for cleaning and lubricating asphalt compacting drums
US5322015A (en) Rotating brush cleaner system
JPH0250009B2 (ja)
US6213287B1 (en) Conveyor belt scraper
EP0461898A1 (en) Rotating brush cleaner system
JP3105420B2 (ja) ロールクリーニング装置
US3994385A (en) Conveyor belt cleaner
CN110239916B (zh) Ch小包透明纸包装机的入口输送带清洁装置及控制方法
JPH09136067A (ja) ロール清浄用アセンブリ
KR20030008005A (ko) 벨트컨베이어의 크리너 조정장치
CN215277615U (zh) 细碎对辊机用清泥机构
CN2487707Y (zh) 可调式皮带机清扫器
EP1036749A3 (en) Conveyor belt cleaner and tensioner assembly
JP4558540B2 (ja) 建設機械のホース用クランプ装置
JP2004231319A (ja) ベルトクリーナ装置
CN206665591U (zh) 自调节式输送带空段清扫装置
CN206143835U (zh) 一种伸缩臂式格栅除污机耙斗机构
CN219253515U (zh) 混凝土砌块吹扫装置
TWI680930B (zh) 輸送皮帶清潔器的恆壓裝置
JPH04266317A (ja) ベルトクリーナ機構の取付支持装置
KR100946121B1 (ko) 벨트형상에 따라 가변 조정되는 벨트컨베이어의 벨트크리닝장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees