JP3206566B2 - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

熱処理装置及び熱処理方法

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JP3206566B2
JP3206566B2 JP29399498A JP29399498A JP3206566B2 JP 3206566 B2 JP3206566 B2 JP 3206566B2 JP 29399498 A JP29399498 A JP 29399498A JP 29399498 A JP29399498 A JP 29399498A JP 3206566 B2 JP3206566 B2 JP 3206566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランプを用いた熱処
理装置及び熱処理方法に関し、特に半導体ウエハの熱処
理に使用して好適な熱処理装置及び熱処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】イオン注入後の結晶性回復やドーパント
活性化等のために、半導体ウエハの表面をハロゲンラン
プ等の赤外線ランプで急加熱し、その後急冷する熱処理
装置が使用されている。その一例を図30で説明する
と、装置ハウジングH内には石英ガラスのチューブH1
が配設され、該チューブH1内には一端の小径開口より
半導体材料ガスが供給される。そして、チューブH1他
端の大径開口からは支持腕42に支持されて被加熱材た
るウエハ2が装入されている。
【0003】上記ハウジングH内には上記チューブH1
を挟んで上下位置に、チューブH1の長手方向へ等間隔
でハロゲンランプ1が設けてある。これらハロゲンラン
プ1は図31に示す如く、反射板15を備えた棒状のも
のが一般に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
熱処理装置でウエハ2を加熱した場合、ウエハ表面を検
査すると、図32に示す如く、ウエハ板面を横切ってハ
ロゲンランプ1の長手方向(図の上下方向)へ比較的大
きな温度差(最大40℃)が生じ、結晶のすべりや、歪
みによるウエハ2のそりが問題となる。
【0005】そこで、上下のランプ1を互いに直交方向
へ配設することが考えられ、これによると図33に示す
如く、温度分布は略四角形の同心状となり、かつ温度差
も小さく(最大20℃)はなるが、未だ十分ではない。
【0006】本発明はかかる課題を解決するもので、ラ
ンプ加熱時に被加熱材に生じる温度分布を十分に小さく
することが可能な熱処理装置及び熱処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1または請求項6記載の発明は、板状
の被加熱材の少なくとも一方の面に複数の点状光源を対
向して配置し、前記複数の点状光源を略同心状の複数の
制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン毎に前記複数の
点状光源の光照射量を設定することで前記被加熱材を加
熱する。この際、前記複数の制御ゾーンのうちの少なく
とも一つの制御ゾーンを、当該一つの制御ゾーンを構成
する前記複数の点状光源のうちの隣接する夫々の点状光
源の離間距離と前記点状光源の直径とを比較した場合
に、前記隣接する夫々の点状光源の離間距離の方が小さ
くなるように前記複数の点状光源を配置させるととも
に、前記被加熱材の周縁において前記被加熱材の中心に
対して点対称となる複数箇所に対向する位置に、前記被
加熱材の周縁に接する面であって当該被加熱材に垂直な
面にて横切られるように、前記点状光源を配置させて、
前記被加熱材を加熱することを特徴としている。
【0008】請求項2または請求項7記載の発明は、請
求項1または請求項6記載の発明における前記一つの制
御ゾーンは前記被加熱材の周縁部に対向する制御ゾーン
を含むことを特徴としている。
【0009】請求項3または請求項8記載の発明は、請
求項1、2、6または7記載の前記点状光源はフィラメ
ントを内包するガラス球を有し、当該ガラス球と前記隣
接する点状光源のガラス球との離間距離と、前記ガラス
球の直径とを比較した場合に、前記隣接する夫々のガラ
ス球の離間距離の方が小さくなるように前記複数のガラ
ス球を配置させることを特徴としている。
【0010】請求項4または請求項9記載の発明は、請
求項1、2、6または7記載の前記点状光源をフィラメ
ントを内包するガラス球と、該ガラス球を包囲するとと
もに前記フィラメントからの光を反射する筒状反射部と
により構成させ、前記複数の制御ゾーンのうちの少なく
とも一つの制御ゾーン内において、特定の点状光源の筒
状反射部及び前記特定の点状光源に隣接する点状光源の
筒状反射部の離間距離と前記筒状反射部の内径とを比較
した場合に、前記離間距離の方が小さくなるように前記
筒状反射部を配置させることを特徴としている。
【0011】請求項5または請求項10記載の発明によ
れば、板状の被加熱材の少なくとも一方の面に、光を反
射する筒状反射部に包囲された球状ランプを複数対向さ
せて配置し、前記複数の球状ランプを略同心状の複数の
制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン毎に前記複数の
球状ランプの光照射量を設定することで前記被加熱材を
加熱する。この際、前記複数の制御ゾーンのうちの少な
くとも一つの制御ゾーン内において、特定の球状ランプ
の筒状反射部及び前記特定の球状ランプに隣接する球状
ランプの筒状反射部の離間距離と前記筒状反射部の内径
とを比較した場合に、前記離間距離の方が小さくなるよ
うに前記筒状反射部を配置させるとともに、前記被加熱
材の周縁において前記被加熱材の中心に対して点対称と
なる複数箇所に対向する位置に、前記被加熱材の周縁に
接する面であって当該被加熱材に垂直な面にてその内部
が横切られるように、前記筒状反射部を配置させて、前
記被加熱材を加熱することを特徴としている。
【0012】
【作用及び発明の効果】上記構成の請求項1または請求
項6記載の発明によれば、制御ゾーン毎に複数の点状光
源の光照射量を設定して被加熱材を加熱することで被加
熱材の半径方向の温度が均一化できるだけでなく、少な
くとも一つの制御ゾーンを、当該一つの制御ゾーンを構
成する複数の点状光源のうちの隣接する夫々の点状光源
の離間距離(点状光源相互間のピッチをl(エル)、点
状光源の直径をdとした場合、離間距離は(l−d)で
表される)と点状光源の直径とを比較した場合に、隣接
する夫々の点状光源の離間距離の方が小さくなるように
複数の点状光源を配置しているため、複数の点状光源を
制御ゾーン内の周方向において密に配置することがで
き、被加熱材の上記一つの制御ゾーンに対向する部分
(周方向)の照射が不均一になることを抑制できる。
らに被加熱材の周縁部(すなわち被加熱材からの放射エ
ネルギー密度が大となる部分)に対向させる点状光源
は、被加熱材中心に対して点対称となる被加熱材周縁の
複数箇所に対向するとともに、被加熱材の周縁に接し且
つ当該被加熱材に垂直な面にて横切られる点状光源を有
しており、被加熱材周縁部の周方向において被加熱材中
心に対して対称な複数位置に対して、充分に光照射する
ことができる。
【0013】すなわち、制御ゾーン内で周方向に各点状
光源の中心を結ぶ線(例えば図10における被加熱材2
の陰影の外縁を表す点線に一致するような線)を想定し
た場合、その線上においての点状光源の占有率が過半数
を占めることができ、この結果、その線上において点状
光源を密に配置できる。
【0014】請求項2または請求項7記載の発明によれ
ば、被加熱材の周縁部に対向する制御ゾーン内において
点状光源を密に配置することができ、被加熱材の周縁部
への照射が不均一になることを抑制できる。
【0015】請求項3または請求項8記載の発明によれ
ば、点状光源がフィラメントを内包するガラス球を有す
る場合でも請求項1または請求項6記載の発明の効果と
同様な効果を得る。
【0016】請求項4または請求項9記載の発明によれ
ば、点状光源がフィラメントを内包するガラス球と、該
ガラス球を包囲するとともにフィラメントからの光を反
射する筒状反射部とにより構成させた場合であっても、
筒状反射部を密に配置させることができるため、被加熱
材への照射が不均一になることを抑制できる。
【0017】請求項5または請求項10記載の発明によ
れば、請求項4または請求項9記載の発明と同様な効果
を得る。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図1において、装
置ハウジングH内は平行に配設した石英ガラス板41
A、41Bにより上下に三室に区画されており、上部室
および下部室に赤外光を発する点状光源たる球状ハロゲ
ンランプ1が複数設けてある。中間室は熱処理室となっ
ており、該熱処理室内には支持腕42に支持せしめて被
加熱材たる半導体ウエハ2が装入してある。
【0019】上記ウエハ2は円板形であり(図2)、上
記ハロゲンランプ1は、上記ウエハの板面全体をカバー
する領域に、正六角形の同心状をなして上記板面に向け
多数設けてある。ハロゲンランプ1は、不活性ガスとハ
ロゲンガスを封入したガラス球11(図3(1)、
(2))内にタングステンフィラメント12を設けたも
ので、その配光分布は、図4に示す如く、水平面内にお
けるフィラメントの延長方向で弱い。ここで、図中実線
は垂直面内の照度分布であり、鎖線は水平面内の照度分
布である。なお、本発明でいう「点状光源」は、ウエハ
2側から見た時に略円形の射影を有する形状の光源であ
ることが好ましい。
【0020】そこで、上記各ハロゲンランプ1は、図5
ないし第6図に示す如く、そのフィラメント12の配設
方向を異ならしめて、照度分布の強弱を互いに補完する
ようにしてある。すなわち、図5では各フィラメント1
2を同心円に沿う方向へ配し、また、図6では放射線に
沿う方向へ配設してある。
【0021】図1において、上述の如く配設された各ハ
ロゲンランプ1は装置ハウジングHの壁を貫通する配線
により外部の照射量設定装置3に接続されている。
【0022】照射量設定装置3は、通電回路31、通電
制御回路32、温度調節計33、および放射温度計34
より構成されており、放射温度計34は上記ウエハ2の
中心部温度を測定するようにハウジング底壁に一台設置
されている。本実施例では上記上下の各ハロゲンランプ
1はウエハ2の板面に対してそれぞれ中心より同心状に
3ゾーンに区画され、その各ゾーンについて通電回路3
1と通電制御回路32が設けてある(1ゾーンのみ図
示)。
【0023】温度調節計33は、上記放射温度計34か
ら得られる測定温度を、中心ゾーンの設定温度(例えば
1150℃)と比較し、その偏差が零になるように、通
電制御回路32中の増幅回路321およびゲートパルス
回路322を介して通電回路31に設けた電源ユニット
311のサイリスタを駆動する。検出回路312から
は、供給電流値が通電制御回路32の変換回路323を
経てフィードバックされている。
【0024】残る他のゾーンについても電力のフィード
バック制御を行っているが、その設定値は以下のように
決定される。すなわち、ニッケル板やステンレス板で製
作したダミーウエハ上の、上記各ゾーンに対応した所定
位置に熱電対を取付け、この状態でハロゲンランプを点
灯して、各ゾーンの温度が中心ゾーンとほぼ同一温度に
なるような電力設定値の比を決定する。
【0025】ところで、円板状の被加熱材を一定温度に
保持した場合の、各部からの放射エネルギー密度を一定
条件下で計算すると、図7に示すように、中心から外周
に向かうに従って次第に増加する。したがって、これを
補完するように、円形ウエハに対する供給電力は一般
に、中心部を小さくし、周辺部に向けて大きくすると良
い。
【0026】しかして、本実施例では、かかる理論的背
景も踏まえて、上述の熱電対による測定結果より、周辺
の各ゾーンのハロゲンランプ1への供給電力を一定の比
で大きくし、この結果、ウエハ2各部への入射エネルギ
ー密度を、図8に示す如く、中心部より周辺部にむけて
階段的に増加せしめている。
【0027】かかるランプ照射量の制御によりウエハ2
上の温度分布は、例えば図9に示す如く、同心状の変化
を残しつつもその温度差は小さなものとなる(最大10
℃)。
【0028】なお、上記ハロゲンランプ1の照射量制御
は、同心状のゾーン数を増すことにより、さらに高精度
になすことが可能であり、この場合はウエハの温度分布
もさらに均一化する。また、上下のランプ群を、中心回
りに互いにずらして配置することにより、ランプ境界部
の温度分布の変動を抑えることができる。 〔第2〜第6実施例〕ハロゲンランプ1の配置は、上記
実施例の如き正六角形の同心状にすると最も設置密度を
大きくできるが、各ランプ1を図10の如く同心円状に
配置すれば、制御ゾーンの区画が容易となる。また、ウ
エハ2の形状に応じて、ランプ配置を図11の如き四角
の同心状とすることも可能である。
【0029】さらに、ハロゲンランプ1からの入射エネ
ルギー密度を大きくする必要があるウエハ2外周部で、
これに対向するランプ位置をウエハ2に近接せしめ(図
12)、これより中心部に向けて漸次ウエハ2より遠ざ
かるように配置すれば、階段的なゾーン制御の粗さを補
うことができる。同様の効果は、外周部より中心部に向
けてハロゲンランプ1のワット数を小さくすることによ
っても達成される。
【0030】ハロゲンランプ1は、照射効率を向上せし
めるために、図13に示す如く、ガラス球11の後半部
の内面ないし外面に金、クロム、ジルコニア等のコーテ
ィング13を施し、あるいは図14に示す如く、反射傘
14を設ける構造としても良い。
【0031】上記構成のランプアニール装置において、
ハロゲンランプは、ウエハの形状に応じて配設し、ウエ
ハ各部の放射熱量を補うように照射制御する。したがっ
て、必ずしも同心状配置される必要はなく、また、ウエ
ハ各部の放射熱量は、ウエハの形状により左右されるこ
とはもちろん、熱処理室に導入したガスの流れによって
も変動するから、これらを考慮する必要がある。
【0032】なお、ランプ群は上下のいずれか一方のみ
でも良い。 〔第7実施例〕ところで、上記構成のランプアニール装
置において、各ハロゲンランプ1は、通常、図15に示
す如く、フィラメント12を内包するガラス球11とガ
イシ等の絶縁体よりなる口金部16からなり、口金部1
6をランプ受金51に取付けて(図16)、通電するこ
とによりフィラメント12が加熱されるようになしてあ
る。
【0033】フィラメント12の両端部には、図17
(1)(2)に示す如く、厚さ数10μmの金属箔を設
けてあり、これを、ガラス球11内に封入されたハロゲ
ンガスと外気を遮断するための壁111に貫通せしめて
封止部17となしてある。
【0034】この封止部17は、フィラメント12が加
熱されるとその熱が伝わって温度上昇するが、その温度
が250〜350℃以上になると、封止部17が酸化し
て断線するおそれがある。あるいは封止部17の熱膨張
によりガラス球11内のハロゲンガスが洩れてハロゲン
ガスの減少および大気のランプ内導入につながり、フィ
ラメント12の断線原因となる。そこで、封止部17が
250℃以上にならないように、図16に示す如く、ガ
ラス球11周りに反射板6を設ける、またはハロゲンラ
ンプ11を空冷することにより温度の上昇を防ぐことが
できる。 〔第8実施例〕一方、ウエハ熱処理時には、ウエハ温度
を250℃/秒の割合で急速に上昇させ、かつウエハの
温度分布が±5℃以内を達成することが望ましい。その
ためにはハロゲンランプ1を、例えば図18のように配
列し、ハロゲンランプ1個あたり300Wの出力でかつ
ハロゲンランプの並びのピッチl(エル)を最大25mm
程度とするのがよい。ところが、通常使用されるハロゲ
ンランプの直径は22mm程度であるので、ランプ周りに
有効な反射板を設けるスペースがない、またハロゲンラ
ンプを空冷しようとすると、ランプが互いの壁となって
空気の流れが届かず、封止部の冷却が十分でないことが
ある。
【0035】図19はこのようにスペースが限られる場
合の封止部の冷却構造を示す。本実施例では、図20、
図21に示す如く、ハロゲンランプ1の口金部を口金上
部18と口金下部19に分離して、口金上部18を熱伝
導性の良好な物質で構成するとともに、上方に向けて縮
径するテーパ状となしてある。ここでは(図19)、テ
ーパ角θ=2°20′、直径C=16mm、高さD=12
mmの銅製テーパ円筒とした。またハロゲンランプ1間ピ
ッチlは25mmとした。口金上部18の周辺には複数の
水路71を有する水冷箱7を配設してある(図19)。
水冷箱6は、ハロゲンランプ1設置位置に、口金上部1
8に対応するテーパ状の穴72を有し(図22)、該穴
72にハロゲンランプ1を嵌合せしめて、口金上部18
が水冷箱7に密着するようになしてある。このときハロ
ゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分とし
た。
【0036】口金下部19はガイシ等の絶縁体からな
り、外周のネジ部にてランプ受金51に装着固定されて
いる。ランプ受金51の下端部にはピン52が一体に設
けてあり、ピン52は受金ホルダ53にバネ54を介し
て支持されている。
【0037】しかして、バネ力によりピン52、ランプ
受金51、ハロゲンランプ1が一体となって図19矢印
方向に引張られ、口金上部18と水冷箱7との密着性は
より向上する。そして口金上部18からの熱放散がより
良好に行なわれ、封止部の温度上昇を抑制することがで
きる。
【0038】ここで、封止部の温度が時間とともにどう
変化するかを調べた。図23(a)はハロゲンランプ単
独で点灯させた場合、(b)は図24に示す如く9個の
ハロゲンランプ1(直径d=22mm)をランプ間ピッチ
を25mmとして配した場合で、いずれも水冷箱、反射板
等は設けず、風量2m3 /分の条件で空冷した。ハロゲ
ンランプ1は色温度2700℃、交流100V、300
Wの仕様で、また(b)は中心部に位置するハロゲンラ
ンプについて測定を行なった。
【0039】図に明らかなように、(a)では封止部の
温度が250℃を越えて350℃前後まで上昇する。
(b)ではランプ点灯から100秒で400℃を越えな
お上昇している。
【0040】次に、上記(b)の構成において、口金上
部に密着させて水冷箱を設け、同様の実験を行なった。
ハロゲンランプ1個あたりの冷却水量は200cc/分と
した。
【0041】その結果、水冷箱を設けた本実施例の構成
では、図25に示す如く、ランプ点灯後120秒で温度
は定常状態の150℃になった。このように本実施例の
構成では、封止部から奪える熱量が増大し、かつ各ハロ
ゲンランプを均一に冷却し得るので、限られたスペース
内で大きな冷却効果が得られる。 〔第9〜第10実施例〕上記第8実施例において、口金
上部18の形状は円筒テーパ形状に限らず、角筒(図2
6)、円筒(図27)のような他形状とすることも可能
である。また水冷箱も口金形状に合わせて加工すること
が可能である。
【0042】口金上部18の形状を図27の円筒形とし
た場合について、上記と同様の実験を行なった。ハロゲ
ンランプ1は、図28に示す如く、口金上部18を直径
B=16mm、高さD=12mmの銅製円筒とした。
【0043】ただしこの場合、口金上部18と水冷箱7
が密着せず、水冷箱7との間にギャップGが生ずる。そ
こで、十分な冷却効果を得るためのギャップGを、下記
の熱通過の式により求めた。
【0044】
【数1】 L:管長 K:熱通過率 Q:通過熱量
【0045】
【数2】 α:流体の熱伝達率 γi :管の最外半径 ρm :γm /γm-1 (γm :各管半径) λ:各管の熱伝導率 上記(1)、(2)式より、封止部が250℃以下にな
るためのギャップGを計算で求めたところ、ギャップG
は0.02mm以下であればよいことがわかった。
【0046】ギャップGを0.02mm以下とし、冷却水
量、ランプ仕様は上記実施例と同様にして実験を行なっ
た。その結果、図29に示す如く、ランプ点灯後18秒
で定常温度の220℃となり、十分な冷却効果が得られ
ることがわかる。
【0047】以上の如く、本実施例のランプアニール装
置によれば、種々の形状の板状被加熱材を均一に加熱す
ることができ、特に半導体ウエハの種々の熱処理に使用
して大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る装置の全体構成図
【図2】第1実施例に係るハロゲンランプの配置を示す
平面図
【図3】(1)、(2)は第1実施例に係るハロゲンラ
ンプの側面図
【図4】第1実施例に係るハロゲンランプの配光特性を
示す図
【図5】第1実施例に係るハロゲンランプのフィラメン
ト方向を示す図
【図6】第1実施例に係るハロゲンランプのフィラメン
ト方向を示す図
【図7】第1実施例に係る円板ウエハの放射エネルギー
密度を示す図
【図8】第1実施例に係る円板ウエハに対する入射エネ
ルギー密度を示す図
【図9】第1実施例に係る円板ウエハの温度分布を示す
平面図
【図10】第2実施例に係るハロゲンランプの配置を示
す平面図
【図11】第3実施例に係るハロゲンランプの配置を示
す平面図
【図12】第4実施例に係るハロゲンランプの他の配置
を示す装置本体の断面図
【図13】第5実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図14】第6実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図15】第7実施例に係るハロゲンランプの分解図
【図16】第7実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図17】第7実施例に係るガラス球の拡大図
【図18】第8実施例に係るハロゲンランプの配置例を
示す図
【図19】第8実施例に係るランプアニール装置の部分
断面図
【図20】第8実施例に係るハロゲンランプの分解図
【図21】第8実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図22】第8実施例に係る水冷箱の部分断面図
【図23】(a)、(b)は第8実施例に係る封止部の
温度変化を示す図
【図24】第8実施例に係る封止部の温度変化を測定す
るために使用した装置の構成を示す図
【図25】第8実施例に係る封止部の温度変化を示す図
【図26】第9実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図27】第10実施例に係るハロゲンランプの斜視図
【図28】第10実施例に係るハロゲンランプの側面図
【図29】第10実施例に係る封止部の温度変化を示す
【図30】従来例に係る装置本体の断面図
【図31】従来例に係るハロゲンランプの斜視図
【図32】従来例に係る円板ウエハの温度分布を示す平
面図
【図33】従来例に係る円板ウエハの温度分布を示す平
面図
【符号の説明】
1…ハロゲンランプ(点状光源) 2…ウエハ(被加熱材) 3…照射量設定回路(照射量設定手段) 31…通電回路 32…通電制御回路 33…温度調節計 34…放射温度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 祥司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式 会社日本自動車部品総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−36927(JP,A) 米国特許3761678(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/26 H01L 21/205

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
    対向して配置される複数の点状光源と、前記複数の点状
    光源を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制
    御ゾーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定する
    照射量設定手段とを備え、前記複数の点状光源の照射す
    る光により前記被加熱材を加熱する熱処理装置であっ
    て、 前記複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制御ゾ
    ーンは、当該一つの制御ゾーンを構成する前記複数の点
    状光源のうちの隣接する夫々の点状光源の離間距離と前
    記点状光源の直径とを比較した場合に、前記隣接する夫
    々の点状光源の離間距離の方が小さくなるように、前記
    複数の点状光源が配置されてなるとともに、 前記被加熱材の周縁において前記被加熱材の中心に対し
    て点対称となる複数箇所に対向する位置には、前記被加
    熱材の周縁に接する面であって当該被加熱材に垂直な面
    にて横切られるように配置される前記点状光源を有して
    いる ことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記一つの制御ゾーンは前記被加熱材の
    周縁部に対向する制御ゾーンを含むことを特徴とする請
    求項1記載の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記点状光源はフィラメントを内包する
    ガラス球を有し、当該ガラス球と前記隣接する点状光源
    のガラス球との離間距離と、前記ガラス球の直径とを比
    較した場合に、前記隣接する夫々のガラス球の離間距離
    の方が小さくなるように、前記複数のガラス球が配置さ
    れてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記点状光源はフィラメントを内包する
    ガラス球と、該ガラス球を包囲するとともに前記フィラ
    メントからの光を反射する筒状反射部とからなり、前記
    複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制御ゾーン
    内において、特定の点状光源の筒状反射部及び前記特定
    の点状光源に隣接する点状光源の筒状反射部の離間距離
    と、前記筒状反射部の内径とを比較した場合に、前記離
    間距離の方が小さくなるように、前記筒状反射部が配置
    されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の熱処理装置。
  5. 【請求項5】 光を反射する筒状反射部に包囲され板状
    の被加熱材に対向して配置された複数の球状ランプと、
    前記複数の球状ランプを略同心状の複数の制御ゾーンに
    区分けし、前記制御ゾーン毎に前記複数の球状ランプの
    光照射量を設定する照射量設定手段とを備え、前記複数
    の球状ランプの照射する光により前記被加熱材を加熱す
    る熱処理装置であって、 前記複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制御ゾ
    ーン内において、特定の球状ランプの筒状反射部及び前
    記特定の球状ランプに隣接する球状ランプの筒状反射部
    の離間距離と、前記筒状反射部の内径とを比較した場合
    に、前記離間距離の方が小さくなるように、前記筒状反
    射部が配置されるとともに、 前記被加熱材の周縁において前記被加熱材の中心に対し
    て点対称となる複数箇所に対向する位置には、前記被加
    熱材の周縁に接する面であって当該被加熱材に垂直な面
    にてその内部が横切られるように配置される前記筒状反
    射部を有している ことを特徴とする熱処理装置。
  6. 【請求項6】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面に
    複数の点状光源を対向して配置し、前記複数の点状光源
    を略同心状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾ
    ーン毎に前記複数の点状光源の光照射量を設定すること
    で前記被加熱材を加熱する熱処理方法であって、 前記複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制御ゾ
    ーンにおいて、当該一つの制御ゾーンを構成する前記複
    数の点状光源のうちの隣接する夫々の点状光源の離間距
    離と前記点状光源の直径とを比較した場合に、前記隣接
    する夫々の点状光源の離間距離の方が小さくなるように
    前記複数の点状光源を配置させるとともに、 前記被加熱材の周縁において前記被加熱材の中心に対し
    て点対称となる複数箇所に対向する位置に、前記被加熱
    材の周縁に接する面であって当該被加熱材に垂直な面に
    て横切られるように、前記点状光源を配置させて、 前記
    被加熱材を加熱することを特徴とする熱処理方法。
  7. 【請求項7】 前記一つの制御ゾーンは前記被加熱材の
    周縁部に対向する制御ゾーンを含むことを特徴とする請
    求項6記載の熱処理方法。
  8. 【請求項8】 前記点状光源はフィラメントを内包する
    ガラス球を有し、当該ガラス球と前記隣接する点状光源
    のガラス球との離間距離と、前記ガラス球の直径とを比
    較した場合に、前記隣接する夫々のガラス球の離間距離
    の方が小さくなるように前記複数のガラス球を配置させ
    ることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の熱
    処理方法。
  9. 【請求項9】 前記点状光源をフィラメントを内包する
    ガラス球と、該ガラス球を包囲するとともに前記フィラ
    メントからの光を反射する筒状反射部とにより構成さ
    せ、前記複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制
    御ゾーン内において、特定の点状光源の筒状反射部及び
    前記特定の点状光源に隣接する点状光源の筒状反射部の
    離間距離と前記筒状反射部の内径とを比較した場合に、
    前記離間距離の方が小さくなるように前記筒状反射部を
    配置させることを特徴とする請求項6または請求項7に
    記載の熱処理方法。
  10. 【請求項10】 板状の被加熱材の少なくとも一方の面
    に、光を反射する筒状反射部に包囲された球状ランプを
    複数対向させて配置し、前記複数の球状ランプを略同心
    状の複数の制御ゾーンに区分けし、前記制御ゾーン毎に
    前記複数の球状ランプの光照射量を設定することで前記
    被加熱材を加熱する熱処理方法であって、 前記複数の制御ゾーンのうちの少なくとも一つの制御ゾ
    ーン内において、特定の球状ランプの筒状反射部及び前
    記特定の球状ランプに隣接する球状ランプの筒状反射部
    の離間距離と前記筒状反射部の内径とを比較した場合
    に、前記離間距離の方が小さくなるように前記筒状反射
    部を配置させるとともに、 前記被加熱材の周縁において前記被加熱材の中心に対し
    て点対称となる複数箇所に対向する位置に、前記被加熱
    材の周縁に接する面であって当該被加熱材に垂直な面に
    てその内部が横切られるように、前記筒状反射部を配置
    させて、 前記被加熱材を加熱することを特徴とする熱処
    理方法。
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