JP3206537U - 多目的シート - Google Patents

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Abstract

【課題】浮遊する埃、塵、菌、有害物質を吸着分解し、室内における住環境を良くすることができる多目的シートを提供する。【解決手段】紙、布、ビニール等の薄いシート状素材よりなるシート本体2と、シート本体2の一方の面に形成したコーティング層3と、シート本体2の他方の面に形成した接着層4と、接着層4の接着面を覆った剥離紙5を具備した多目的シートであって、コーティング層3は、チタンアパタイトを塗布することにより形成したことを特徴としており、壁紙、障子紙、ふすま紙、カーテン、あるいは日よけとして用いることにより、チタンアパタイトの作用によって、室内に浮遊する埃、塵、菌、有害物質をコーティング層に吸着して分解し、室内の殺菌、抗菌を行い、これによって、室内における住環境を良い状態で維持することができる。【選択図】図2

Description

本考案は、壁紙、障子紙、ふすま紙、あるいはカーテンなどに使用される多目的シートに係り、より詳しくは、シート本体の少なくとも一方の面にチタンアパタイトを塗布したことを特徴とする多目的シートに関する。
従来、室内の住環境を好みのものにするために、壁紙、障子紙、ふすま紙あるいはカーテンを、好みの色や模様にして室内装飾を行うことが行われており、これにより住環境を良くすることが行われている。
しかし、壁紙、障子紙、ふすま紙あるいはカーテンを好みの色や模様に変更したのみでは、精神面でのストレス等を解消することはできるが、これはあくまでも視覚による室内環境の向上にすぎず、健康面を考慮した住環境そのものを向上させることはできない。即ち、室内における住環境を良くするためには、室内における殺菌、抗菌が必要であるが、壁紙、障子紙、ふすま紙あるいはカーテンを好みの色や模様に変更したのみでは、室内に浮遊する菌、有害物質を除去することは不可能である。
また、従来は、室内の住環境を良くするために、空気清浄機を室内に配置したり、観葉植物を室内に置いたりすることが行われていたが、室内に空気清浄機を置いた場合には、フィルタ等の交換やメンテナンスが面倒であるとともに、電気代等の費用も必要となる。また、観葉植物を置いた場合には世話が大変であるばかりか、世話を怠ると逆に、室内が汚れてしまうという問題点も考えられる。
そのため、本考案者は過去に、珪藻土と光触媒を混ぜ合わせて製造したコーティング材を壁紙本体の一方の面に塗布してコーティング層を形成した壁紙を提案しており、この壁紙によれば、コーティング層が室内側になる配置で、本考案の壁紙を壁、天井の下地に貼着することのみで、コーティング層を形成している珪藻土と光触媒の双方の効果を発揮することが可能である。
即ち、珪藻土の分解消臭効果、抗酸化作用等によって室内の除湿、消臭等を行うことが可能であるとともに、光触媒の作用によって壁紙に付着した汚れを分解することができるので、壁紙の装飾効果が落ちることも無く、室内環境を良くすることが可能である。
また、壁の施工をし直す必要もないので、面倒な施工を行うことなく、室内における住環境を良くすることができる効果を得ることが可能となった。
実用新案登録第3186142号公報
ところで、室内環境を好みの装飾にするためには、壁紙を変更するのみでは不十分であり、その他、障子紙、ふすま紙、あるいはカーテン等を好みの色や模様にすることが好ましく、更にそのとき、室内における殺菌、抗菌を行うことが可能であればなお良い、
そこで、本考案は、特に面倒な作業を行うことなく、室内環境を好みの装飾にするとともに、室内における殺菌、抗菌を行うことが可能な多目的シートを提供することを課題としている。
本考案の多目的シートは、
薄いシート状素材よりなるシート本体と、
該シート本体の少なくとも一方の面に形成したコーティング層と、を具備した多目的シートであって、
前記コーティング層は、チタンアパタイトを塗布することにより形成した、ことを特徴としている。
本考案の多目的シートでは、薄いシート状素材よりなるシート本体の少なくとも一方の面にコーティング層を形成して構成され、コーティング層は、チタンアパタイトを塗布することで形成している。
そのために、コーティング層を形成しているチタンアパタイトの作用により、浮遊している埃、塵、菌、有害物質を吸着して分解することができるので、この多目的シートを壁、天井に貼着したり、障子紙、ふすま紙として使用したり、あるいはカーテンや日よけに使用することで、浮遊している埃、塵、菌、有害物質等を吸着して、これを確実に分解し、室内における住環境を良くすることが可能となる。
本考案の多目的シートの実施例の正面図である。 図1におけるA−A線断面構造を示した図である。
本考案の多目的シートは、薄いシート状素材よりなるシート本体を有しており、このシート本体の少なくとも一方の面には、コーティング層が形成されている。
そして、前記コーティング層は、チタンアパタイトをシート本体に塗布することで形成している。
ここで、前記シート本体は、薄いシート状の素材であればいずれでも良いが、例えば、紙、布、あるいはビニールを用いるとよい。
また、コーティング層をシート本体の一方の面に塗布する場合においては、他方の面に接着層を形成するとよく、これにより、本考案の多目的シートを好みの箇所に貼着することが可能となる。
本考案の多目的シートの実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の多目的シートの正面図であり、また図2は図1におけるA−A線断面構造の一部を拡大して示した断面図である。
そして、図において1が本実施例の多目的シートであり、本実施例の多目的シート1は、壁紙、障子紙、ふすま紙、カーテン、あるいは日よけ(シェード)等の薄いシート状の製品に使用するものとしており、シート本体と、このシート本体の表面に形成されたコーティング層とを具備して構成されている。
即ち、図2において2がシート本体であり、本実施例において前記シート本体は、紙、布、あるいはビニール等の樹脂、により構成されており、薄いシート状としている。なお、本実施例におけるシート本体2は長方形状としているが、本考案の多目的シートでは、シート本体2の形状は特に限定されず、長方形状の他に、正方形状、円形状、三角形状、多角形状等、いずれの形状にしても良い。
そして、このシート本体2の表面には、コーティング層が形成されている。即ち、図において3がコーティング層であり、このコーティング層3の存在により、室内に浮遊する埃、菌、有害物質等の有機物を吸着するとともに確実に分解し、室内の住環境を良いものにしている。
ここで、前記コーティング層3について説明すると、本実施例において前記コーティング層3は、前記シート本体2の表面にチタンアパタイトを塗布することで形成している。具体的には、本実施例では、チタンアパタイトを含有したスプレーを用いて、前記シート本体2の表面にチタンアパタイトを吹き付けることによって、前記シート本体2の表面にチタンアパタイトによるコーティング層3を形成している。そしてこれにより、チタンアパタイトの作用により、浮遊している埃、塵、菌、有害物質等の有機物をコーティング層3に吸着して分解し、室内の住環境を良いものにしている。
即ち、周知のようにチタンアパタイトは、富士通研究所と東京大学先端科学技術研究センターの共同研究で開発されたもので、アパタイト結晶中に酸化チタンを導入して製造され、有機物を確実に吸着するアパタイトの機能と、吸着した有機物を水と二酸化炭素にまで完全に酸化分解する酸化チタンの効果を併せ持つものである。
そのために、チタンアパタイトを塗布することで形成したコーティング層3を有する本実施例の多目的シートでは、これを、壁紙、障子紙、ふすま紙、カーテン、あるいは日よけに使用することで、室内等に浮遊している埃、塵、菌、有害物質等の有機物をコーティング層3に吸着し、このコーティング層3に吸着した埃、塵、菌、有害物質、花粉等を確実に酸化分解することができ、従って、室内の住環境を良いものにすることができる。
また、チタンアパタイトは光触媒材料であるために紫外線が当たらないと埃等を分解することはできないが、吸着能力が常にあるために、光が無い暗い場所でも埃、塵、菌、有害物質等を吸着し、その後紫外線が当たった時に吸着した埃、塵、菌、有害物質等を分解することができるために、就寝中等においても、常に室内の住環境を良いものにすることができる。なお、前述のチタンアパタイトを含有したスプレーは既に市販されているので、その製造方法等の詳細な説明は省略する。また、必ずしも、スプレーによりシート本体2の表面にチタンアパタイトを塗布する必要はなく、刷毛等で塗布してもよい。そしてその場合は、チタンアパタイトの粉を水や接着剤で溶いて粘性を持たせた状態にして、この粘性を持たせたチタンアパタイトを、刷毛等でシート本体の表面に塗る方法が考えられる。
次に、図において4は接着層である。即ち、本実施例の多目的シート1では、前記シート本体2の裏面に接着層4を形成しており、この接着層4の接着力によって、本実施例の多目的シート1を室内の壁に貼着して壁紙として使用したり、障子に貼着して障子紙として使用したり、あるいは、ふすまに貼着してふすま紙として使用することを可能としている。
なお、図において5は剥離紙である。即ち、本実施例の多目的シート1においては、前記接着層4の接着面を剥離紙5で覆っており、多目的シート1を室内の壁に貼着する際に、剥離紙5を剥がして接着層4の接着面を露出させることとしている。
但し、接着層は必ずしも必要ではなく、これを備えなくても良い。即ち前述の説明では、シート本体2の表面にコーティング層3を形成し、裏面に接着層4を形成し、この接着層4を剥離紙5で覆った構成として、これにより本実施例の多目的シート1を壁紙、障子紙、あるいはふすま紙として使用する場合を説明したが、その他、例えば布製のシート本体2の表裏面にコーティング層を形成し、この多目的シート1をカーテンや日よけ(シェード)として使用しても良い。
次に、このように構成される本実施例の多目的シートの作用について説明すると、本実施例の多目的シート1は、室内の壁に貼着されて壁紙として使用されたり、障子紙やふすま紙に使用されたり、あるいは、カーテンや日よけとして使用される。
そうすると、コーティング層3を形成するチタンアパタイトにより、室内を浮遊する埃、塵、菌、有害物質等を吸着して分解し、それにより、室内の住環境を良いものにすることができる。
従って、本実施例の多目的シートを壁紙、障子紙、ふすま紙、カーテンあるいは日よけ等に用いることにより、特に面倒な作業を行うことなく、室内環境を好みの装飾にするとともに、室内を浮遊する埃、塵、菌、有害物質等を吸着分解し、室内の住環境を良いものにすることができる。
なお、本考案の多目的シートは、壁紙、障子紙、ふすま紙、カーテン、日よけに限定されるものではなく、室内の住環境を良いものにするために用いることができるシート状の素材の全般に使用することが可能である。
本考案の多目的シートでは、チタンアパタイトを塗布することで形成したコーティング層を有しており、これにより、室内を浮遊する埃、塵、菌、有害物質等を吸着分解し、室内の住環境を良いものにすることができるために、室内の住環境を良いものにするために用いられるシート状の素材の全般に適用可能である。
1 多目的シート
2 シート本体
3 コーティング層
4 接着層
5 剥離紙

Claims (5)

  1. 薄いシート状素材よりなるシート本体(2)と、
    該シート本体(2)の少なくとも一方の面に形成したコーティング層(3)と、を具備した多目的シートであって、
    前記コーティング層(3)は、チタンアパタイトを塗布することにより形成した、ことを特徴とする多目的シート。
  2. 前記シート本体(2)が紙であることを特徴とする請求項1に記載の多目的シート。
  3. 前記シート本体(2)が布であることを特徴とする請求項1に記載の多目的シート。
  4. 前記シート本体(2)がビニールであることを特徴とする請求項1に記載の多目的シート。
  5. 前記シート本体(2)の他方の面に接着層(4)を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多目的シート。
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