JP3206425U - 結束補助具 - Google Patents

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和輝 福田
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Abstract

【課題】結束対象の結束作業中に巻回した結束紐が弛んでしまうことを抑制し、容易に結束対象を結束することができる結束補助具を提供する。【解決手段】結束紐を用いた結束対象の結束を補助する結束補助具であって、基板1と、基板上に配置され前記結束紐を押える押え板2と、基板と押え板の間に設けられ結束紐が巻回される係止頭部3bを有する線材と、を備え、線材は、2つ以上設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、段ボールや新聞紙等の結束対象を結束する際に、結束の補助を行う結束補助具に関するものである。
一般に、段ボールや新聞紙,雑誌等を運搬する際には、ナイロンやポリプロピレン製の結束紐で十字形に掛け回して結束し、運搬されている。しかしながら、このように結束紐で十字形に縛る作業は面倒であることに加え、途中でばらけることが無いよう、結束紐が緊張を保った状態で縛る必要があった。そのため、体が小さな子供や、力の弱い女性,老人にとっては大変な作業であり、容易に結束作業を行うことができなかった。
従来、このような問題を解決するため、結束紐を容易に結束することができる結束補助具が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、段ボール等に当接されるベースプレートの上面に突起を形成した、結束作業の補助を行う結束補助具の技術が記載されている。このベースプレート上の突起に結束紐を巻き付けることによって、簡単な操作で、結束対象を緊張状態で結束できることが記載されている。
特許第5142790号公報
しかしながら、特許文献1に係る結束補助具は、結束作業中に突起に巻きつけた結束紐が弛んでしまわないよう、常に結束紐を引っ張りながら作業する必要がある。すなわち、結束作業中において、突起に巻回された結束紐は何ら固定されていないため、結束作業中に結束紐の張力を弱めると、たちまち緊張状態が解けてしまうことが想定される。
そのため、結束作業開始から結束作業終了まで、結束紐を常に緊張状態にしておく必要があり、力の弱い女性や子供、老人にとっては大変な作業となる。
本考案は、かかる実情に鑑み、結束対象の結束作業中に巻回した結束紐が弛んでしまうことを抑制し、容易に結束対象を結束することができる結束補助具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案に係る結束補助具は、結束紐を用いた結束対象の結束を補助する結束補助具であって、基板と、この基板上に配置され前記結束紐を押える押え板と、前記基板と前記押え板の間に設けられ前記結束紐が巻回される線材と、を備え、前記線材は、2つ以上設けられていることを特徴とする。
このように、基板と押え板の間に設けられた2つ以上の線材に結束紐を巻回することで、線材が内側に向かって引っ張られ、押え板が基板方向に引きよせられる。そのため、結束紐が押え板によって押えられることにより、巻回した結束紐が弛んでしまうことを抑制することができる。
本考案に係る結束補助具は、隣り合う前記線材の間隔は、前記線材の長さよりも長く設定されていることを特徴とする。
このように、隣り合う線材の間隔を、線材の長さより長く設定することにより、押え板を基板に密着させることができ、より効果的に結束紐を固定することができる。
本考案に係る結束補助具は、前記押え板は、前記基板よりも小径に形成されていることを特徴とする。
このように、押え板が基板より小径に形成されていることにより、結束紐の巻回位置である基板と押え板の境界を容易に把握することができる。
本考案に係る結束補助具は、前記基板の裏面には、前記結束対象に接着するための接着手段が設けられていることを特徴とする。
このように、基板の裏面に接着手段を設けることにより、結束補助具の位置決めを容易に行うことができる。
本考案に係る結束補助具は、前記押え板には、前記結束紐を固定する切れ込みが設けられていることを特徴とする。
このように、押え板に切れ込みを設けることにより、結束紐の終端を切れ込みに挟んで処理することができ、結束紐が終端から解けてしまうことを抑制することができる。
本考案に係る結束補助具は、前記基板及び前記押え板は、段ボール板であることを特徴とする。
このように、基板及び押され板を段ボール板で形成することにより、結束対象を廃棄する際やリサイクル回収に出す際等には、本考案に係る結束補助具を取り外すことなく、結束対象と一緒に処理することができる。
本考案に係る結束補助具は、前記線材は、タグピンであることを特徴とする。
このように、線材にタグピンを採用することにより、本考案に係る結束補助具を容易に製造することができる。
本考案は、結束対象の結束作業中に巻回した結束紐が弛んでしまうことを抑制し、容易に結束対象を結束することができる結束補助具を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る結束補助具を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る結束補助具の断面を示す縦断面図である。 本考案の一実施形態に係る結束補助具の使用方法を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る結束補助具の使用方法を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る結束補助具の使用方法を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る結束補助具の使用方法を示す斜視図である。
以下、本考案を図面に示した好ましい一実施形態について、図1〜図6を用いて詳細に説明する。本考案の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
以下、実施形態の説明にあたっては、第一に、本考案の一実施形態に係る結束補助具Aの構成について説明し、次いで、この結束補助具Aの使用方法について説明する。
本実施形態に係る結束補助具Aは、結束紐Sを用いた結束対象Tの結束を補助する結束補助具Aであって、基板1と、この基板1上に配置され結束紐Sを押える押え板2と、基板1と押え板2の間に設けられ結束紐Sが巻回される線材3と、を備えている。
図1は、本実施形態に係る結束補助具Aの外形を示しており、図1(a)は上斜め方向から観察した斜視図を示し、図1(b)は下斜め方向から観察した斜視図を示している。
図2は、図1(a)のF2−F2線縦断面図を示しており、図2(a)は結束紐Sが巻回されていない状態を示し、図2(b)は結束紐Sが巻回された状態を示している。
基板1は、表面1a及び裏面1bを有した板状に形成されており、例えば、直径10cm程度の円盤状に形成されている。なお、図1においては、円盤状に形成した例を示したが、これに限定されず、四角や三角等、任意の形状を採用することができる。
押え板2は、基板1上に設けられており、基板1と同様に円盤状に限定されない。この押え板2は、基板1より小径に形成されており(例えば、直径5cm程度)、結束紐Sが固定される切れ込み2aが形成されている。この切れ込み2aは、押え板2の外縁部から中心部に向かって溝が形成されており、結束紐Sを切れ込み2aに挟み易いよう、押え板2の外縁部付近にはテーパー2bが形成されている。
この基板1及び押え板2の材料としては、段ボールや厚紙,木材,合成樹脂等、ある程度強度を有した板状の材料を採用することができるが、結束対象と一緒に廃棄等することが可能な、段ボールや厚紙等を採用することが望ましい。
線材3は、図2に示すように、線材本体3aと、この線材本体3aの両端に設けられる係止頭部3bと、を有している。この線材3は、基板1及び押え板2を貫通し、基板1の裏面及び押え板2の表面に係止頭部3bが配置されているため、基板1と押え板2は線材3によって接続されている。このため、基板1と押え板2の離間幅である間隙Hの大きさは、線材本体3aの長さに依存している。例えば、1〜3cm程度の線材本体3aを有する線材3を採用して、間隙Hを1〜3cm程度の長さに設定する。
この線材3は、基板1と押え板2の間に2つ設けられており、この隣り合う線材3の間には、間隔Dが設けられている。この間隔Dは、線材本体3aの長さよりも長く設定されている。また、図1乃至図6においては、線材3を2つ設けた例を示したが、2つ以上であれば良く、結束対象Tの重量が大きい等、線材本体3a箇所の強度が必要な場合には、3つ,4つと2つ以上の線材3を設けてもよい。
この線材3としては、結束紐Sが巻回されることで変形する柔軟性と、容易に裁断されない程度の強度を有していれば良く、例えば、チェーンや,針金,紐,線状の合成樹脂等を含む。望ましくは、一般に商品にタグ(値札)を取り付けるために用いられている樹脂製のタグピンが採用される。
本実施形態に係る結束補助具Aは、図2(b)に示すように、2つの線材3の周りに結束紐Sを巻回することで、線材本体3aが互いに近づくように変形される。これに伴い、押え板2は基板1方向に引き寄せられ、間隙Hの幅が狭くなる。これにより結束紐Sは、基板1と押え板2によって挟まれ、固定されることとなる。この時、隣り合う線材3の間隔Dは、線材3の長さよりも長く設定されているため、結束紐Sが巻回された際に、線材3同士が接触することはない。
なお、図1又は図2においては、線材3として、タグピンのような係止頭部3bを有する線材3を示したが、これに限られず、線材本体3aを接着剤等の接着手段により基板1及び押え板2に取付ける構成を採用することも当然に可能である。
また、基板1の裏面1bには、結束対象Tに基板1を接着するための接着手段4を設けても良い。この接着手段4としては、両面テープが好適に用いられるが、両面テープの代わりに接着剤等の接着手段を採用しても良い。
次に、本実施形態に係る結束補助具Aの使用方法について、図3〜図6を用いて詳細に説明する。この図3〜図6は、作業者の手Hによって、結束対象Tを結束紐Sで結束する様子を順番に示している。
まず、図3(a),(b)に示すように、接着手段4を用いて結束対象Tの適当な箇所に結束補助具Aを貼り付ける。そして、図3(c),(d)に示すように、結束対象Tの下に結束紐Sを通して、結束紐Sの一端側を結束補助具A付近に配置する。
次に、図4(a),(b)に示すように、結束紐Sの一端側を線材本体3aに巻き付けて固定する。そして、図4(c),(d)に示すように、結束対象Tを一周するように掛け回し、緊張状態を保持しながら、一端側と同様に線材本体3aに巻き付けて固定する。ここで、必要があれば、結束対象Tを上方から押し付けながら結束紐Sを引っ張り、結束紐Sの緊張具合を高めても良い。結束紐Sを線材本体3aに巻き付けた後であれば、結束紐Sは基板1と押え板2に挟まれて固定されているため、手を放しても結束紐Sが解けてしまうことはない。
次に、図5(a),(b)に示すように、結束紐Sの方向を90度転換させ、結束対象Tの側面及び底面に沿わせて結束紐Sを再度掛け回す。そして、図5(c),(d)に示すように、結束紐Sを結束対象Tの表面側に引きだして、結束対象T上に十字形が形成されるように結束紐Sを配置する。
最後に、図6(a),(b),(c)に示すように、結束紐Sを結束補助具Aの線材本体3aに巻き付け、巻き付け終わった結束紐Sを押え板2の切れ込み2aに挟み込んで、切断する。以上のようにして、本実施形態にかかる結束補助具Aを用いて、結束対象Tを簡単に結束することができる。
本考案によれば、基板1と押え板2の間に設けられた2つ以上の線材3に、結束紐Sを巻回することで、巻回した結束紐Sが弛むことを抑制することができる。すなわち、結束紐Sが線材本体3aに巻回されることにより、線材3同士が互いに引き合うように変形させられ、押え板2が基板1方向に向かって移動する。これにより、結束紐Sが基板1と押え板2に挟み込まれるようにして固定され、結束作業中に結束紐Sが弛んでしまうことを抑制することができる。
また、本考案によれば、結束作業中に結束補助具Aに巻回した結束紐S弛まないよう構成されているため、結束紐Sを引っ張りながら作業する必要がなく、容易に結束対象Tを結束することができる。
また、本考案に係る結束補助具Aは、線材3にタグピンを採用することにより、容易に製造することができる。すなわち、大きさの異なる2枚の段ボール板に対し、タグガンを用いて2か所以上にタグピンを配置するだけで、簡単に製造することができる。
A 結束補助具
1 基板
2 押え板
3 線材
4 接着手段
S 結束紐
T 結束対象
H 作業者の手

Claims (7)

  1. 結束紐を用いた結束対象の結束を補助する結束補助具であって、
    基板と、
    この基板上に配置され前記結束紐を押える押え板と、
    前記基板と前記押え板の間に設けられ前記結束紐が巻回される線材と、を備え、
    前記線材は、2つ以上設けられていることを特徴とする、結束補助具。
  2. 隣り合う前記線材の間隔は、前記線材の長さよりも長く設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の結束補助具。
  3. 前記押え板は、前記基板よりも小径に形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の結束補助具。
  4. 前記基板の裏面には、前記結束対象に接着するための接着手段が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の結束補助具。
  5. 前記押え板には、前記結束紐を固定する切れ込みが設けられていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の結束補助具。
  6. 前記基板及び前記押え板は、段ボール板であることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の結束補助具。
  7. 前記線材は、タグピンであることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の結束補助具。

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