JP3206017U - インシュレータ - Google Patents
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Abstract
Description
この種のインシュレータには、側面視略コ字状のバネ鋼製支持部と、この支持部の上部に上端が連結されたワイヤと、このワイヤの下端に連結された固定部と、支持部に跨っていて固定部に載置連結される機器載置用本体部とを有し、支持部の上下弾性変形で機器の振動を吸収するもの(特許文献1)、また、門形のスプリングブラケットと、このスプリングブラケットの天井部に固定のゴム製連結部材と、この連結部材の下部に固定のサポートブラケットと、スプリングブラケットを跨いでサポートブラケットに固定されていて機器を載置する天板とを有し、連結部材の全方位の弾性変形で機器の振動を吸収するもの(特許文献2)がある。
前記特許文献2の技術は、全方位で弾性変形して振動を吸収できるが、連結部材がスプリングブラケット及びサポートブラケットの内側に配置されているので、ゴム体積を大きくすることが難しく、耐荷重を大きくし難いものとなっている。
本考案は、支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体を支持体の外周側に配置して、全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできるようにしたインシュレータを提供することを目的とする。
第1に、天井部に開口を有しかつ内部が空洞の台枠と、この台枠内に配置されていて上部が開口から上方に突出して機器を載置可能な支持体と、この支持体の下部に設けられた連結板と、この連結板と台枠の天井部との間に設けられていて支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体とを有することを特徴とする。
第3に、前記弾性体は支持体の周囲に周方向等間隔に複数個配置されており、各弾性体はゴム体の上下面に取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする。
第5に、前記台枠は円筒状の胴部の上部に天井部を有し、胴部の下部に胴部より大径のフランジ形状の設置部を有することを特徴とする。
即ち、請求項1に係る考案は、台枠の天井部の開口から支持体の上部を突出し、支持体の下部と天井部との間に弾性体を設けているので、支持体をその外側の弾性体で吊り持ち支持でき、支持体に加わる全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできる。
請求項2に係る考案は、支持体は上面の円錐形凹みにより機器の載置位置を適正にでき、最大の下方振動を制限することができる。
請求項4に係る考案は、弾性体は支持体を取り囲んで吊り持ち支持でき、天井部及び連結板との固定も強固にできる。
請求項5に係る考案は、台枠を強固で設置安定性のある形状にすることができる。
図1〜3において、実施形態のインシュレータ1を示しており、インシュレータ1は床等のオーディオの機器3を設置する設置面2に複数個配置され、その上に機器3が載置される。
インシュレータ1は、内部が空洞の台枠4と、この台枠4内に配置されていて機器3を載置可能な支持体5と、この支持体5の下部に設けられた連結板6と、この連結板6と台枠4との間に設けられた弾性体7とを有する。
台枠4の天井部4bは平坦形状であり、中央に開口10が形成されており、この開口10に円柱形状の支持体5が挿通されている。前記開口10の半径は支持体5の半径より大きく、両者間には支持体5の水平移動を許容する隙間が形成されている。
機器3の脚にスパイクがある場合に、そのスパイクを凹み5bに載置することにより、機器3の脚と支持体5とを芯合わせすることができる。機器3に脚がない場合は、機器3は上面5aに直接載置される。
弾性体7は支持体5の周囲に周方向等間隔に複数個(2〜4個またはそれ以上)配置されており、各弾性体7はゴム体11の上下面に取付板12、13を固着して形成しており、上取付板12が天井部4bの下面に固定され、下取付板13が連結板6の上面に固定されている。
上取付板12には雌ネジ12aが形成され、天井部4bの上方からビスBを雌ネジ12aに螺合することにより、弾性体7の上部が天井部4bに固着される。下取付板13には雄ネジ14が設けられ、連結板6に螺合することにより、弾性体7の下部が連結板6に固着されている。
台枠4の天井部4bからの支持体5の上部の突出量Hは、連結板6の下面と設置面2との間の空間高さhと略等しく設定されており、支持体5の上面5aに機器3の脚を載置しても、機器3を直接載置しても、支持体5の最大振幅は設置面2または台枠4の天井部4bの上面によって規制され、また、間違って過重な機器3を載置しても、支持体5の最大下降量は規制され、弾性体7のゴム体11の過大な伸長は抑制される。
また、弾性体7は支持体5の外周側に配置されるので、台枠4の天井部4bの下面と連結板6の上面との間の空間を配置空間として利用でき、十分に体積の大きなものを配置でき、耐荷重を大きくすることが可能になる。
図示していないが、下取付板には上取付板12Aと同様に雌ネジが形成されていて、連結板6の下方からビスを螺合して、弾性体7の下部を連結板6に固着するようになっている。
また、弾性体7Aは、実施形態の弾性体7と同一耐荷重にするならば、弾性体7A及び台枠4の外形を小さくすることができ、インシュレータ1をコンパクトでかつ安価な形状にできる。
例えば、台枠4は設置部4cと胴部4aとを一体成形したり、天井部4bを別個に形成して胴部4aに固着したりしてもよい。前記胴部4aは周方向複数箇所に開口を設けて軽量化を図ってもよい。
さらに、弾性体7、7Aは、ゴム体11の上下面に窪みを形成して上下取付板12、13を固着しているが、上下取付板12、13の平面形状をゴム体11の上下面と同一に形成して重合してもよい。
2 設置面
3 機器
4 台枠
4a 胴部
4b 天井部
4c 設置部
5 支持体
5a 上面
5b 凹み
6 連結板
7 弾性体
10 開口
11 ゴム体
12 上取付板
12a 雌ネジ
13 下取付板
14 雄ネジ
B ビス
H 突出量
h 空間高さ
Claims (5)
- 天井部に開口を有しかつ内部が空洞の台枠と、この台枠内に配置されていて上部が開口から上方に突出して機器を載置可能な支持体と、この支持体の下部に設けられた連結板と、この連結板と台枠の天井部との間に設けられていて支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体とを有することを特徴とするインシュレータ。
- 前記支持体は上部の上面に円錐形の凹みを有し、弾性体は支持体の上面が台枠の天井部の上面に下降するまで伸長可能であることを特徴とする請求項1に記載のインシュレータ。
- 前記弾性体は支持体の周囲に周方向等間隔に複数個配置されており、各弾性体はゴム体の上下面に取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインシュレータ。
- 前記弾性体は支持体を取り囲むリング形状に形成されており、弾性体はリング状ゴム体の上下面にリング状取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインシュレータ。
- 前記台枠は円筒状の胴部の上部に天井部を有し、胴部の下部に胴部より大径のフランジ形状の設置部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインシュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002794U JP3206017U (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | インシュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002794U JP3206017U (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | インシュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3206017U true JP3206017U (ja) | 2016-08-25 |
Family
ID=56741337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016002794U Active JP3206017U (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | インシュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206017U (ja) |
-
2016
- 2016-06-15 JP JP2016002794U patent/JP3206017U/ja active Active
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