JP3206017U - インシュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体を支持体の外周側に配置して、全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできるようにするしたインシュレータを提供する。【解決手段】天井部4bに開口10を有しかつ内部が空洞の台枠4と、この台枠4内に配置されていて上部が開口10から上方に突出して機器3を載置可能な支持体5と、この支持体5の下部に設けられた連結板6と、この連結板6と台枠4の天井部4bとの間に設けられていて支持体5を弾力的に吊り持ち支持する弾性体7とを有する。【選択図】図2

Description

本考案は、免震台、防振台として使用されるインシュレータに関する。
スピーカ、アンプ、レコードプレーヤ等のオーディオ機器を床上に設置する場合に、それらの機器から生じる振動が設置面や他の機器に干渉させないために、機器と設置面との間にインシュレータを配置する。このインシュレータは機器の振動を吸収したり、振動を速やかに逃がしたりする。
この種のインシュレータには、側面視略コ字状のバネ鋼製支持部と、この支持部の上部に上端が連結されたワイヤと、このワイヤの下端に連結された固定部と、支持部に跨っていて固定部に載置連結される機器載置用本体部とを有し、支持部の上下弾性変形で機器の振動を吸収するもの(特許文献1)、また、門形のスプリングブラケットと、このスプリングブラケットの天井部に固定のゴム製連結部材と、この連結部材の下部に固定のサポートブラケットと、スプリングブラケットを跨いでサポートブラケットに固定されていて機器を載置する天板とを有し、連結部材の全方位の弾性変形で機器の振動を吸収するもの(特許文献2)がある。
特許第5145310号公報 実用新案登録第3183544号公報
前記特許文献1の技術は、ワイヤに吊り下げられるので水平方向の自由度はあるが、支持部は上下方向に弾性変形するだけで、水平方向の振動吸収作用は低いものである。
前記特許文献2の技術は、全方位で弾性変形して振動を吸収できるが、連結部材がスプリングブラケット及びサポートブラケットの内側に配置されているので、ゴム体積を大きくすることが難しく、耐荷重を大きくし難いものとなっている。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたインシュレータを提供することを目的とする。
本考案は、支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体を支持体の外周側に配置して、全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできるようにしたインシュレータを提供することを目的とする。
本考案における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、天井部に開口を有しかつ内部が空洞の台枠と、この台枠内に配置されていて上部が開口から上方に突出して機器を載置可能な支持体と、この支持体の下部に設けられた連結板と、この連結板と台枠の天井部との間に設けられていて支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体とを有することを特徴とする。
第2に、前記支持体は上部の上面に円錐形の凹みを有し、弾性体は支持体の上面が台枠の天井部の上面に下降するまで伸長可能であることを特徴とする。
第3に、前記弾性体は支持体の周囲に周方向等間隔に複数個配置されており、各弾性体はゴム体の上下面に取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする。
第4に、前記弾性体は支持体を取り囲むリング形状に形成されており、弾性体はリング状ゴム体の上下面にリング状取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする。
第5に、前記台枠は円筒状の胴部の上部に天井部を有し、胴部の下部に胴部より大径のフランジ形状の設置部を有することを特徴とする。
本考案によれば、支持体の全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできる。
即ち、請求項1に係る考案は、台枠の天井部の開口から支持体の上部を突出し、支持体の下部と天井部との間に弾性体を設けているので、支持体をその外側の弾性体で吊り持ち支持でき、支持体に加わる全方位の振動を吸収できかつ耐荷重を大きくできる。
請求項2に係る考案は、支持体は上面の円錐形凹みにより機器の載置位置を適正にでき、最大の下方振動を制限することができる。
請求項3に係る考案は、弾性体は複数個で支持体を吊り持ち支持でき、天井部及び連結板との固定も強固にできる。
請求項4に係る考案は、弾性体は支持体を取り囲んで吊り持ち支持でき、天井部及び連結板との固定も強固にできる。
請求項5に係る考案は、台枠を強固で設置安定性のある形状にすることができる。
本考案の実施形態を示す平面図である。 図2のX−X線断面図である。 支持体、連結板及び弾性体の斜視図である。 弾性体の変形例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、実施形態のインシュレータ1を示しており、インシュレータ1は床等のオーディオの機器3を設置する設置面2に複数個配置され、その上に機器3が載置される。
インシュレータ1は、内部が空洞の台枠4と、この台枠4内に配置されていて機器3を載置可能な支持体5と、この支持体5の下部に設けられた連結板6と、この連結板6と台枠4との間に設けられた弾性体7とを有する。
前記台枠4は金属または合成樹脂でハット形状に形成されており、円筒状の胴部4aと、この胴部4aの上部の天井部4bと、胴部4aの下部の設置部4cとを有し、胴部4aと天井部4bとは一体成形され、設置部4cは胴部4aより大径のリングを胴部4aの下端に固着してフランジ形状にしている。
台枠4の天井部4bは平坦形状であり、中央に開口10が形成されており、この開口10に円柱形状の支持体5が挿通されている。前記開口10の半径は支持体5の半径より大きく、両者間には支持体5の水平移動を許容する隙間が形成されている。
支持体5は上部が開口10に挿通していて天井部4bから上方に突出して機器3を載置可能であり、その上面5aには中心に円錐形の凹み5bが形成されている。
機器3の脚にスパイクがある場合に、そのスパイクを凹み5bに載置することにより、機器3の脚と支持体5とを芯合わせすることができる。機器3に脚がない場合は、機器3は上面5aに直接載置される。
連結板6は円盤形状でその中心が支持体5の下端にビスBで締結されている。この連結板6は台枠4の胴部4a及び設置部4cの内周より若干小径であるが、支持体5より十分に大きく、支持体5の周囲に弾性体7を配置可能にしている。
弾性体7は支持体5の周囲に周方向等間隔に複数個(2〜4個またはそれ以上)配置されており、各弾性体7はゴム体11の上下面に取付板12、13を固着して形成しており、上取付板12が天井部4bの下面に固定され、下取付板13が連結板6の上面に固定されている。
ゴム体11は天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性及び耐候性のある材料で形成され、その上下面に窪みを形成し、その窪みに上下取付板12、13を挿入して焼き付け接合または接着剤接合により固着しており、荷重を受ける支持体5を引っ張り弾性により弾力的に支持している。
上取付板12には雌ネジ12aが形成され、天井部4bの上方からビスBを雌ネジ12aに螺合することにより、弾性体7の上部が天井部4bに固着される。下取付板13には雄ネジ14が設けられ、連結板6に螺合することにより、弾性体7の下部が連結板6に固着されている。
前記インシュレータ1は図2に示す状態が無負荷状態であり、支持体5の上面に機器3を載置すると、弾性体7のゴム体11は伸長され、その伸長状態から機器3から生じる上下方向及び水平方向等の全方位の振動を吸収したり、振動を速やかに逃がしたりする。
台枠4の天井部4bからの支持体5の上部の突出量Hは、連結板6の下面と設置面2との間の空間高さhと略等しく設定されており、支持体5の上面5aに機器3の脚を載置しても、機器3を直接載置しても、支持体5の最大振幅は設置面2または台枠4の天井部4bの上面によって規制され、また、間違って過重な機器3を載置しても、支持体5の最大下降量は規制され、弾性体7のゴム体11の過大な伸長は抑制される。
即ち、弾性体7は支持体5の上面が台枠4の天井部4bの上面に下降するまで伸長可能であり、また、弾性体7は支持体5の突出量Hと同等の伸長と無負荷状態からの圧縮とが可能な弾性性能を有する。
また、弾性体7は支持体5の外周側に配置されるので、台枠4の天井部4bの下面と連結板6の上面との間の空間を配置空間として利用でき、十分に体積の大きなものを配置でき、耐荷重を大きくすることが可能になる。
図4は、弾性体の変形例を示しており、この弾性体7Aは1個で支持体5の周囲を取り囲むリング形状(ドーナツ形状)であり、ゴム体11Aも上下取付板12Aも相似形のリング形状であり、上取付板12Aには周方向等間隔に3つの雌ネジ12aが形成され、ビスを介して台枠4の天井部4bに固定可能になっている。
図示していないが、下取付板には上取付板12Aと同様に雌ネジが形成されていて、連結板6の下方からビスを螺合して、弾性体7の下部を連結板6に固着するようになっている。
前記弾性体7Aは、幅の狭いリング形状に形成してもよいが、リング形状であるが故に前記実施形態の弾性体7よりも大きい体積にでき、耐荷重をより大きくでき、水平方向の振動吸収も、上下方向の振動吸収も全体的に作用することができ、また、そのリング形状の弾性変形でも3次元的な振動の吸収が可能になる。
また、弾性体7Aは、実施形態の弾性体7と同一耐荷重にするならば、弾性体7A及び台枠4の外形を小さくすることができ、インシュレータ1をコンパクトでかつ安価な形状にできる。
なお、本考案は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜4に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成、材質等を種々変更したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、台枠4は設置部4cと胴部4aとを一体成形したり、天井部4bを別個に形成して胴部4aに固着したりしてもよい。前記胴部4aは周方向複数箇所に開口を設けて軽量化を図ってもよい。
また、連結板6は支持体5と鍛造等で一体成形していてもよい。
さらに、弾性体7、7Aは、ゴム体11の上下面に窪みを形成して上下取付板12、13を固着しているが、上下取付板12、13の平面形状をゴム体11の上下面と同一に形成して重合してもよい。
1 インシュレータ
2 設置面
3 機器
4 台枠
4a 胴部
4b 天井部
4c 設置部
5 支持体
5a 上面
5b 凹み
6 連結板
7 弾性体
10 開口
11 ゴム体
12 上取付板
12a 雌ネジ
13 下取付板
14 雄ネジ
B ビス
H 突出量
h 空間高さ

Claims (5)

  1. 天井部に開口を有しかつ内部が空洞の台枠と、この台枠内に配置されていて上部が開口から上方に突出して機器を載置可能な支持体と、この支持体の下部に設けられた連結板と、この連結板と台枠の天井部との間に設けられていて支持体を弾力的に吊り持ち支持する弾性体とを有することを特徴とするインシュレータ。
  2. 前記支持体は上部の上面に円錐形の凹みを有し、弾性体は支持体の上面が台枠の天井部の上面に下降するまで伸長可能であることを特徴とする請求項1に記載のインシュレータ。
  3. 前記弾性体は支持体の周囲に周方向等間隔に複数個配置されており、各弾性体はゴム体の上下面に取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインシュレータ。
  4. 前記弾性体は支持体を取り囲むリング形状に形成されており、弾性体はリング状ゴム体の上下面にリング状取付板を固着して形成しており、上取付板が天井部の下面に固定され、下取付板が連結板の上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインシュレータ。
  5. 前記台枠は円筒状の胴部の上部に天井部を有し、胴部の下部に胴部より大径のフランジ形状の設置部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインシュレータ。
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