JP3205983B2 - ビデオデッキ - Google Patents

ビデオデッキ

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JP3205983B2
JP3205983B2 JP20403997A JP20403997A JP3205983B2 JP 3205983 B2 JP3205983 B2 JP 3205983B2 JP 20403997 A JP20403997 A JP 20403997A JP 20403997 A JP20403997 A JP 20403997A JP 3205983 B2 JP3205983 B2 JP 3205983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデッキに関
し、特に、ビデオテープカセットの装填及び排出を行う
ローディングメカニズムを有するビデオデッキに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオデッキは、既にビデオテー
プカセットが装填状態にあるとき、新たなビデオテープ
カセットを挿入しようとしても入らない。このため、こ
の装填状態にあるビデオテープカセットの存在に気付
き、同装填状態にあるビデオテープカセットを排出操作
して上記新たなビデオテープカセットを装填していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
デッキにおいては、ビデオテープカセットが装填状態に
あることに気付かず、新たなビデオテープカセットを挿
入しようとした場合、この装填状態にあるビデオテープ
カセットを排出操作して排出させなければ、次のビデオ
カセットテープを挿入することができず、新たなビデオ
カセットテープの装填に手間取っていた。なお、表示の
あるものもあるが気付かない場合には同様の手間がかか
っていた。
【0004】本発明は、上記課題をかんがみてなされた
もので、ビデオテープカセットが装填状態にあることに
気付かず、新たなビデオテープカセットを挿入しようと
した場合に、この新たなビデオテープカセットを手間取
ることなく装填させることができるビデオデッキの提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の挿入口と所定の装
填位置との間でビデオテープカセットを装填および排出
するローディングメカニズムと、同ビデオテープカセッ
トの装填状態での新たなビデオテープカセットの挿入操
作を検出する再挿入検出手段と、この再挿入検出手段に
て挿入操作を検出したときに既に上記ローディングメカ
ニズムにて装填されている上記ビデオテープカセットを
排出動作させる排出動作制御手段とを備えたビデオデッ
キであって、上記再挿入検出手段は、所定時間内に新た
なビデオテープカセットの挿入操作が複数回繰り返され
たときに挿入操作があったと判断する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、ローディングメカニズムは、所定の挿入
口と所定の装填位置との間でビデオテープカセットを装
填および排出を行い、再挿入検出手段が同ビデオテープ
カセットの装填状態での新たなビデオテープカセットの
挿入操作を検出すると、排出動作制御手段は、既に上記
ローディングメカニズムにて装填されている上記ビデオ
テープカセットを排出動作させる。
【0007】上記ローディングメカニズムは、所定の挿
入口と所定の装填位置との間でビデオテープカセットを
装填および排出を行うことができれば良い。このため、
ビデオテープカセットをトレイ上に載置してこの挿入口
と装填位置との間を移動させるものや回転ローラにより
ビデオテープカセットの壁面を繰り出して同挿入口と装
填位置との間を移動させるもの等が含まれる。上記再挿
入検出手段は、ビデオテープカセットが装填された状態
で新たなビデオテープカセットが挿入操作されることを
検出できれば良く、光センサにより検出するものやスイ
ッチの押下により検出するもの等が含まれる。
【0008】この再挿入検出手段は、所定時間内に新た
なビデオテープカセットの挿入操作が複数回繰り返され
ると、挿入操作があったものと判断する。従って、ビデ
オテープカセットが装填されていることに気付かず、新
たなビデオテープカセットを繰り返し挿入しようとした
場合等にビデオテープカセットの挿入操作があったもの
と判断する。また、上記再挿入検出手段は、ビデオテー
プカセットの装填の有無と新たなビデオテープカセット
の挿入操作の検出を行うことができれば良い。このた
め、上記挿入口におけるビデオテープカセットの挿入操
作を検出することにより同時にビデオテープカセットの
装填の有無も検出する場合やビデオテープカセットの挿
入操作の検出とビデオテープカセットの装填の有無の検
出とを別個に行う場合が含まれる。この後者の場合にお
ける構成の一例として、請求項2にかかる発明は、所定
の挿入口と所定の装填位置との間でビデオテープカセッ
トを装填および排出するローディングメカニズムと、同
ビデオテープカセットの装填状態での新たなビデオテー
プカセットの挿入操作を検出する再挿入検出手段と、こ
の再挿入検出手段にて挿入操作を検出したときに既に上
記ローディングメカニズムにて装填されている上記ビデ
オテープカセットを排出動作させる排出動作制御手段と
を備えたビデオデッキであって、上記再挿入検出手段
は、上記装填位置でのビデオテープカセットの装填状態
の有無を検出する装填状態検出手段と、ビデオテープカ
セットの上記挿入口への挿入操作を検出する挿入口検出
手段と、上記装填状態検出手段とこの挿入口検出手段と
でそれぞれを検出したときにビデオテープカセットの装
填状態での新たなビデオテープカセットの挿入操作を検
出する判断手段とを具備する構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、装填状態検出手段が上記装填位置でのビ
デオテープカセットの装填状態の有無を検出するととも
に、挿入口検出手段がビデオテープカセットの上記挿入
口への挿入操作を検出する。ここで、上記装填状態検出
手段とこの挿入口検出手段とでそれぞれを検出すると、
判断手段は、ビデオテープカセットの装填状態での新た
なビデオテープカセットの挿入操作を検出する。
【0010】上記装填状態検出手段は、上記装填位置で
のビデオテープカセットの装填状態の有無を検出するこ
とができれば良く、同装填位置に光センサ等を配置する
等して実現できる。また、上記挿入口検出手段は、ビデ
オテープカセットの上記挿入口への挿入操作を検出する
ことができれば良く、同挿入口にリードスイッチ等を配
置する等して実現できる。さらに、上記排出動作制御手
段は、装填状態にあるビデオテープカセットを排出させ
ることができれば良い。このため、常に上記再挿入検出
手段にて挿入操作が検出されたときにビデオテープカセ
ットを排出させるものやモード切替により上記再挿入検
出手段にて挿入操作が検出されたときにビデオテープカ
セットを排出させる場合と通常の排出操作によるときに
だけビデオテープカセットを排出させる場合とを選択で
きるようにするもの等が含まれる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ビデオテ
ープカセットが装填状態にあることに気付かず、新たな
ビデオテープカセットを挿入しようとした場合に、この
新たなビデオテープカセットを手間取ることなく装填さ
せることができるビデオデッキを提供することができ
る。また、新たなビデオテープカセットを繰り返し挿入
しようとすると、装填されたビデオテープカセットを排
出させることができる。
【0012】さらに、請求項2にかかる発明によれば、
ビデオテープカセットの装填状態の有無と、挿入操作と
をそれぞれに検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明にかかるクレーム対
応図を示しており、図2は本発明の一実施形態にかかる
ビデオデッキをブロック図により示している。ビデオデ
ッキ40は、再生ボタンや停止ボタン等を備えて各ボタ
ンの押下操作に応じてシスコン80に操作指示を与える
操作パネル50と、ビデオ信号を信号処理して出力する
信号処理回路60と、テープ走行させて録再等を行うと
ともにテープの録再状況等を検出するテープメカ70
と、ビデオデッキ全体を制御するシスコン80とを備
え、操作パネル50における操作指示に応じてビデオテ
ープを録再等して得られたビデオ信号を信号処理して出
力する。なお、このビデオデッキの出力端子にはモニタ
90が接続されており、上記ビデオ信号に基づくビデオ
画像を出力している。
【0014】上記テープメカ70は、シスコン80に接
続された各種モータ71やヘッド72やセンサ73等を
備え、シスコン80からの指示に応じてテープ走行させ
て録再等を行うとともにテープの録再状況等を検出して
いる。このテープメカ70には、テープ走行させるリー
ルモータ71aやキャプスタンモータ71b等に加えて
ローディングモータ71cも備えられており、ビデオテ
ープカセットの装填及び排出を行っている。このローデ
ィングモータ71cは、ビデオデッキ40に備えられた
図示しない挿入口41から挿入されたビデオテープカセ
ットを上記リールモータ71aやキャプスタンモータ7
1bに装着し、テープ走行させて録再等を行う装填位置
に移動させるとともに、この装填位置にあるビデオテー
プカセットを挿入口41に移動させて排出するための駆
動源として配置されている。そして、回転可能に支持さ
れるとともにビデオテープカセットを両側壁面から挟持
可能な図示しない複数対の回転ローラ74をギヤ機構7
5を介し、シスコン80の指示に基づいて回転させ、上
記装填位置と挿入口41との間でビデオテープカセット
の装填及び排出を行っている。
【0015】この意味で、回転可能に支持されつつビデ
オテープカセットを両側壁面から挟持する回転ローラ7
4と、上記ギヤ機構75と、このギヤ機構75を介して
回転ローラ74を回転させて上記ビデオテープカセット
を装填及び排出させるローディングモータ71cと、こ
のローディングモータ71cに指示を与えるシスコン8
0は、ローディングメカニズム10を構成している。ま
た、同テープメカ70には、テープの始端と終端を検知
する始端センサ73aや終端センサ73b等に加えて上
記挿入口41に挿入口センサ73cが備えられており、
ビデオテープカセットの挿入を検出している。
【0016】この挿入口センサ73cは、図3に示すよ
うに挿入口41の内側上壁に配置されたリードスイッチ
73c1と、同挿入口41の可動扉41aに配置された
マグネット73c2から構成され、ビデオテープカセッ
トの非挿入時にはリードスイッチ73c1とマグネット
73c2が離間されてリードスイッチ73c1がオフ状
態となり、ビデオテープカセットの挿入時にはマグネッ
ト73c2がリードスイッチ73c1に近づいて同マグ
ネット73c2の磁気によりリードスイッチ73c1が
オン状態となる。
【0017】このリードスイッチ73c1のオン・オフ
状態をシスコン80が検出すると、同シスコン80はビ
デオテープカセットの挿入操作の有無を検知し、同ビデ
オテープカセットをローディングするために上記ローデ
ィングモータ71cを駆動させるかどうかを判断する。
このとき、ビデオデッキ40内にビデオテープカセット
が装填されていなければ、通常の装填操作を行うことと
なるし、既にビデオテープカセットが装填されていれ
ば、このビデオテープカセットが邪魔となって次のビデ
オテープカセットを装填することはできない。
【0018】そこで、本実施形態にかかるビデオデッキ
40は、既にビデオテープカセットが装填状態にある場
合に次のビデオテープカセットを挿入しようとすると、
上記装填状態にあるビデオテープカセットを自動排出
し、この次のビデオテープカセットを挿入できる構成と
している。ここで、既にビデオテープカセットが装填状
態にある場合におけるビデオテープカセットの自動排出
処理の手順を図4を参照しながら説明する。
【0019】新たなビデオテープカセットを挿入口41
に挿入すると、リードスイッチ73c1がオンになる
(ステップS100)。このとき、ステップS150に
て作成された履歴を読み出すと(ステップS110)、
リードスイッチ73c1がオンになる前に装填状態であ
ったことが確認される(ステップS120)。さらに、
装填状態のビデオテープカセットがビデオデッキ40内
にあることからこのオン操作がビデオテープカセットの
排出動作に伴うものでないことが分かる(ステップS1
30)。従って、シスコン80は、上記リードスイッチ
73c1のオン操作に基づいて装填されたビデオテープ
カセットの排出動作をローディングモータ71cに指示
し(ステップS140)、ビデオデッキ40内が非装填
状態となった旨の履歴を作成する(ステップS15
0)。
【0020】そして、上記新たなビデオテープカセット
を挿入口41に挿入すると、リードスイッチ73c1が
オンになる(ステップS100)。このとき、先程作成
された履歴を読み出すと(ステップS110)、リード
スイッチ73c1がオンになる前に非装填状態であった
ことが確認される(ステップS120)。従って、シス
コン80は、通常のビデオテープカセットの装填として
ローディングモータ71cに装填動作を指示し(ステッ
プS160)、ビデオデッキ40内が装填状態となった
旨の履歴を作成する(ステップS150)。
【0021】このように、ビデオテープカセットの挿入
操作によりオン・オフされるリードスイッチ73c1
と、このリードスイッチ73c1を磁気によりオン・オ
フさせるマグネット73c2と、同リードスイッチ73
c1のオン・オフ状態の検出等によりビデオデッキ40
内におけるビデオテープカセットの装填の有無を検知す
るとともに装填状態における新たなビデオテープカセッ
トの挿入操作を検知するシスコン80は、再挿入検出手
段20を構成している。
【0022】ここで、上記装填状態における新たなビデ
オテープカセットの挿入操作を検知してローディングモ
ータ71cに排出動作を指示するシスコン80と、上記
回転ローラ74を回転させて上記ビデオテープカセット
を排出させるローディングモータ71c等は、この意味
で、排出動作制御手段30を構成している。本実施形態
では、ビデオデッキ40内に装填されたビデオテープカ
セットがあるとき、このビデオテープカセットを排出さ
せたくない場合であっても装填されていることを知らず
に新たなビデオテープカセットを上記挿入口41から挿
入して上述した自動排出処理を実行させてしまうことも
ある。そこで、新たなビデオテープカセットを一度挿入
しようとしても挿入できないことから、途中で装填状態
にあるビデオテープカセットの存在に気付いた場合に、
この新たなビデオテープカセットの挿入をやめることも
できるし、さらにもう一度挿入操作を行えば上記自動排
出処理を実行させることもできるように構成することも
可能である。ここで、かかる構成としたときの既にビデ
オテープカセットが装填状態にある場合における自動排
出処理の手順を図5を参照しながら説明する。
【0023】新たなビデオテープカセットを挿入口41
に挿入すると、リードスイッチ73c1がオンになる
(ステップS200)。このとき、シスコン80はステ
ップS280にて作成された履歴を読み出して装填状態
であったことを確認する(ステップS210、ステップ
S220)。利用者は、装填されたビデオテープカセッ
トがあるために上記新たなビデオテープカセットを装填
させることができず、一旦挿入口41から取り出す。す
ると、リードスイッチ73c1はオフになり(ステップ
S230)、シスコン80は、時間計測を開始する(ス
テップS240)。同利用者が既に別のビデオテープカ
セットが装填されているにもかかわらず、この新たなビ
デオテープカセットを前回リードスイッチ73c1がオ
フになってから2秒以内に再度挿入しようとすると、シ
スコン80はリードスイッチ73c1がオンになったこ
とを検出するとともに(ステップS250)、上記ロー
ディングモータ71cに排出動作を指示し(ステップS
270)、非装填状態となった旨の履歴を作成する(ス
テップS280)。
【0024】そして、上記新たなビデオテープカセット
を挿入口41に挿入すると、リードスイッチ73c1が
オンになる(ステップS200)。このとき、シスコン
80は、先程作成された履歴を読み出して非装填状態で
あったことを確認する(ステップS210、ステップS
220)。すると、シスコン80は、通常の装填として
ローディングモータ71cに装填動作を指示し(ステッ
プS290)、装填状態となった旨の履歴を作成する
(ステップS280)。
【0025】この場合、便宜上、前回リードスイッチ7
3c1がオフになってから2秒以内に再度ビデオテープ
カセットが挿入されてリードスイッチ73c1がオンに
なったら自動排出処理を実行させている。しかし、少な
くとも再度ビデオテープカセットを挿入しようとしたこ
とを検出できれば良く、この時間間隔を適宜変更するこ
とも可能である。さらに、二度繰り返して新たなビデオ
テープカセットを挿入しようとしたことを検出し、上記
自動排出処理を実行させているが、少なくとも複数回の
挿入操作を検出して装填状態にあるビデオテープカセッ
トを排出させることができれば良い。従って、三度以上
の挿入操作を検出して上記排出動作を指示する構成とし
ても構わない。
【0026】次に、ビデオデッキ40におけるビデオテ
ープカセットの装填の手順について順に説明する。既に
ビデオテープカセットが装填されている場合、新たなビ
デオテープカセットを挿入口41に挿入すると、リード
スイッチ73c1がオンになる(ステップS100)。
このとき、ステップS150にて作成された履歴を読み
出すと(ステップS110)、リードスイッチ73c1
がオンになる前に装填状態であったことが確認される
(ステップS120)。さらに、装填状態のビデオテー
プカセットがビデオデッキ40内にあることからこのオ
ン操作がビデオテープカセットの排出動作に伴うもので
ないことが分かる(ステップS130)。従って、シス
コン80は、上記リードスイッチ73c1のオン操作に
基づいて装填されたビデオテープカセットの排出動作を
ローディングモータ71cに指示する(ステップS14
0)。すると、同ローディングモータ71cにより上記
ギヤ機構75を介して回転ローラ74が回転され、上記
装填されたビデオテープカセットは排出される。このと
き、シスコン80は、同時にビデオデッキ40内が非装
填状態となった旨の履歴を作成する(ステップS15
0)。
【0027】そして、上記新たなビデオテープカセット
を挿入口41に挿入すると、リードスイッチ73c1が
オンになる(ステップS100)。このとき、先程作成
された履歴を読み出すと(ステップS110)、リード
スイッチ73c1がオンになる前に非装填状態であった
ことが確認される(ステップS120)。従って、シス
コン80は、通常のビデオテープカセットの装填として
ローディングモータ71cに装填動作を指示する(ステ
ップS160)。すると、同ローディングモータ71c
により上記ギヤ機構75を介して回転ローラ74が回転
され、上記挿入されたビデオテープカセットは装填され
る。このとき、シスコン80は、同時にビデオデッキ4
0内が装填状態となった旨の履歴を作成する(ステップ
S150)。
【0028】このように、シスコン80は、ビデオテー
プカセットの装填の有無を検知するとともに、ビデオテ
ープカセットが装填状態にある場合における新たなビデ
オテープカセットの挿入操作を検出する。同シスコン8
0がこの挿入操作を検出すると装填状態にあるビデオテ
ープカセットを自動排出させる。従って、ビデオテープ
カセットが装填状態にあることに気付かずに、新たなビ
デオテープカセットを挿入しようとしても手間取ること
なくこの新たなビデオテープカセットを装填させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクレーム対応図である。
【図2】本実施形態にかかるビデオデッキの構成を示す
ブロック図である。
【図3】挿入口センサの構成を示す概略図である。
【図4】自動排出処理の手法を示すフローチャートであ
る。
【図5】自動排出処理の変形例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10…ローディングメカニズム 20…再挿入検出手段 30…排出動作制御手段 40…ビデオデッキ 41…挿入口 70…テープメカ 71c…ローディングモータ 73c…挿入口センサ 73c1…リードスイッチ 73c2…マグネット 74…回転ローラ 75…ギヤ機構 80…シスコン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の挿入口と所定の装填位置との間で
    ビデオテープカセットを装填および排出するローディン
    グメカニズムと、 同ビデオテープカセットの装填状態での新たなビデオテ
    ープカセットの挿入操作を検出する再挿入検出手段と、 この再挿入検出手段にて挿入操作を検出したときに既に
    上記ローディングメカニズムにて装填されている上記ビ
    デオテープカセットを排出動作させる排出動作制御手段
    とを備えたビデオデッキであって、 上記再挿入検出手段は、所定時間内に新たなビデオテー
    プカセットの挿入操作が複数回繰り返されたときに挿入
    操作があったと判断する ことを特徴とするビデオデッ
    キ。
  2. 【請求項2】 所定の挿入口と所定の装填位置との間で
    ビデオテープカセットを装填および排出するローディン
    グメカニズムと、 同ビデオテープカセットの装填状態での新たなビデオテ
    ープカセットの挿入操作を検出する再挿入検出手段と、 この再挿入検出手段にて挿入操作を検出したときに既に
    上記ローディングメカニズムにて装填されている上記ビ
    デオテープカセットを排出動作させる排出動作制御手段
    とを備えたビデオデッキであって、 上記 再挿入検出手段は、上記装填位置でのビデオテープ
    カセットの装填状態の有無を検出する装填状態検出手段
    と、ビデオテープカセットの上記挿入口への挿入操作を
    検出する挿入口検出手段と、上記装填状態検出手段とこ
    の挿入口検出手段とでそれぞれを検出したときにビデオ
    テープカセットの装填状態での新たなビデオテープカセ
    ットの挿入操作を検出する判断手段とを具備することを
    特徴とするビデオデッキ。
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