JP3205735U - 標識支柱取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】標識支柱を柵支柱に簡単かつ強固に取り付けることができる標識支柱取付具を提供する。【解決手段】標識支柱20を保持する標識支柱バンド11と、この標識支柱バンド11を柵支柱30に対して固定する固定部材12と、これらを接続固定する標識固定ボルト13と、これらの接続を補助する楔形の補助部材14とを備えている。標識支柱バンド11は、一対の半円状の標識緊締部11Aと、その一端側に延設された標識突片11Cとを有する。標識突片11C、固定部材12、及び、補助部材14は重ね合わされて標識固定ボルト13により固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、道路に設置された防護柵の柵支柱に視線誘導標等の標識支柱を取付けるための標識支柱取付具に関する。
一般に、道路に設置されたガードケーブル等の防護柵の柵支柱には、視線誘導標、距離標、非常電話案内標識、又は、投排雪禁止標識等の標識支柱が取り付けられている。標識支柱を柵支柱に取り付ける際には、例えば、図3に示したような親子バンド100が用いられている。この親子バンド100は、標識支柱を保持する標識支柱バンド110と、柵支柱に配設する柵支柱バンド120とを備えている。標識支柱バンド110は、開環状のバンド111であり、その開口縁に突片112が相対して外方に延設されている。柵支柱バンド120は、両端部に締付片121を有する一対の半円状バンド122である。この親子バンド100は、例えば、柵支柱を柵支柱バンド120で挟み、一端側の締付片121をボルト130により締付固定すると共に、標識支柱バンドで標識支柱を挟み、突片112と他端側の締付片121とを重ねてボルト130により締付固定することにより、標識支柱を柵支柱に配設するようになっている。
実願2016−1170号
この親子バンド100は、部品点数も少なく、簡単に取り付けることができるという利点があるが、その一方で、経年によりボルト130が緩みやすく、柵支柱バンド120が柵支柱の周りで回ってしまうという問題があった。これは、標識支柱バンド110の一対の突片112が基端側は間隔を開け、先端側は当接するように斜めに伸びているので、柵支柱バンド120の締付片121との間に隙間ができてしまい、強固に固定することができないのではないかと考えられる。
なお、特許文献1には、標識支柱を保持する標識支柱バンドと、この標識支柱バンドを柵支柱に対して固定する固定部材とを備えた標識支持取付具が記載されている。標識支柱バンドは、一対の半円状の緊締部を有し、緊締部の一端側には突片が延設され、他端側は回動可能に接合されており、突片を柵支柱に配設された板状の固定部材に対してボルトで固定するようになっている。この標識支持取付具によれば、板状の固定部材を用いるので、従来に比べて標識支柱を強固に固定することができる。しかしながら、十分とは言えずさらなる改善が望まれていた。
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、標識支柱を簡単にかつ強固に取り付けることができる標識支柱取付具を提供することを目的とする。
本考案の標識支柱取付具は、標識支柱を防護柵の柵支柱に取り付けるための標識支柱取付具であって、標識支柱を保持する標識支柱バンドと、この標識支柱バンドを柵支柱に対して固定する固定部材と、標識支持バンドと固定部材とを接続固定する標識固定ボルトと、標識支柱バンドと固定部材との接続を補助する楔形の補助部材とを備え、標識支柱バンドは、一対の相対する半円状の標識緊締部を有し、この一対の標識緊締部は、一端側が互いに接近又は離間するように他端側において回動可能に接合され、一端側には標識固定ボルト孔が設けられた標識突片が相対してそれぞれ延設されており、標識固定ボルト孔は、標識突片の突出方向に2個並べて設けられ、固定部材の一端側には、標識固定ボルト孔に対応して固定接合孔が設けられ、補助部材は、幅が広い方を標識突片の先端側に対応させ、幅が狭い方を標識突片の基端側に対応させて配設され、補助部材には、標識固定ボルト孔に対応して補助接合孔が設けられ、標識突片、固定部材の一端側、及び、補助部材は、重ね合わせて、標識固定ボルト孔、固定接合孔、及び、補助接合孔に標識固定ボルトを貫通させることにより固定されるものである。
本考案の標識支柱取付具によれば、楔形の補助部材を標識突片及び固定部材と重ね合わせて標識固定ボルトで固定するようにしたので、標識突片と固定部材との接続固定部分を面接合とすることができる。また、この接続固定部分の重ね合わせ方向の両端面を平行とすることができる。よって、標識突片と固定部材とを標識固定ボルトにより強固に固定することができる。更に、標識突片の突出方向に標識固定ボルト孔を2個並べて設けるようにしたので、標識突片が固定部材に対して回転することを防止することができ、より強固に固定することができる。従って、標識支柱を柵支柱に簡単かつ強固に取り付けることができる。
加えて、標識支柱バンド及び固定部材を鋼製とすれば、より強度を向上させることができる。
本考案の一実施の形態に係る標識支柱取付具の構成を表す図である。 図1に示した標識支柱取付具の一部を取り出して表す図である。 従来の標識支柱取付具の構成を表す図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態に係る標識支柱取付具10の構成を表すものであり、(A)は横から見た構成を表し、(B)は水平方向の断面構成を表し、(C)柵支柱30への取付構造を表している。図2は標識支柱取付具10の一部を取り出して表したものである。この標識支柱取付具10は、標識支柱20を防護柵の柵支柱30に取り付けるものである。なお、本実施の形態では、防護柵がガードケーブルである場合を例に挙げて説明する。
標識支柱取付具10は、標識支柱20を保持する標識支柱バンド11と、この標識支柱バンド11を柵支柱30に対して固定する固定部材12と、標識支持バンド11と固定部材とを接続固定する標識固定ボルト13と、標識支柱バンド11と固定部材12との接続を補助する楔形の補助部材14とを備えている。標識支柱バンド11は、一対の相対する半円状の標識緊締部11Aを有している。この一対の標識緊締部11Aは、一端側が互いに接近又は離間するように他端側において蝶番等により回動可能に接合されている。各標識緊締部11Aには、例えば、周方向に沿って、外側に突出するように設けられた突状部11Bが少なくとも1つ設けられていることが好ましい。強度を向上させることができるからである。
各標識緊締部11Aの一端側には、一対の標識突片11Cが相対してそれぞれ延設されている。この一対の標識突片11Cは、一対の標識緊締部11Aの一端側を近づけた時に、標識突片11Cの基端側には間隔が設けられ、先端側は接近するように斜めに形成されている。各標識突片11Cには、標識固定ボルト13を挿入するための標識固定ボルト孔11Dがそれぞれ対応して設けられている。標識支柱バンド11は、各標識突片11Cを近づけて標識固定ボルト13で固定することにより、標識支柱20に取り付けられるようになっている。標識固定ボルト孔11Dは、各標識突片11Cにおいて、標識突片11Cの突出方向に2個並べて設けられている。
固定部材12は、例えば、板状部材により構成されており、一端側と他端側との間でL字状に折り曲げられている。なお、固定部材12は、L字状に折り曲げずに平板状とされていてもよく、柵支柱30に対する標識支柱の取付位置に応じて適宜選択される。固定部材12の一端側には、標識固定ボルト孔11Dに対応して2個の固定接合孔12Aが設けられている。固定部材12の他端側には、例えば、柵支柱30の防護部材取付ボルト31を挿入するための柵支柱ボルト孔12Bが設けられており、固定部材12の他端側は、防護部材取付ボルト31により柵支柱30に固定することができるようになっている。
このように、固定部材12を柵支柱3に対して防護部材取付ボルト31を利用して固定するようにすれば、簡単にかつ強固に固定することができるので好ましい。なお、防護部材取付ボルト31は、例えば、ガードケーブルの場合、柵支柱30にケーブル32のブラケット33を取り付けるためのものである。柵支柱ボルト孔12Bは、例えば、防護部材取付ボルト31を固定部材12の側部又は端部から挿入できるように、固定部材12の側部又は端部から切り込まれて形成されていることが好ましい。防護部材取付ボルト31を引き抜かなくても、緩めるだけで簡単に取り付けることができるからである。なお、図1(C)では、柵支柱ボルト孔12Bを側部から切り込んで設けた場合について示している。
補助部材14は、幅が広い方を標識突片11Cの先端側に対応させ、幅が狭い方を標識突片11Cの基端側に対応させて配設される。補助部材14は、例えば、図1(B)に示したように、標識突片11Cの一方の外側面に当接させて配設し、標識突片11Cの他方の外側面には固定部材12の一方の面を当接させて配設することが好ましい。また、例えば、図2に示したように、補助部材14を標識突片11Cと固定部材12との間に挿入し、一方の標識突片11Cの外側面及び固定部材12の一方の面にそれぞれ当接させて配設するようにしてもよい。
このように楔形の補助部材14を重ね合わせることにより、標識突片11Cと固定部材12との接続固定部分は、標識突片11C、固定部材12、及び、補助部材14が互いに面接合し、重ね合わせ方向の両端面を略平行とすることができるので強固に固定することができる。なお、楔形とは、一端が広く他端にむかうにしたがって狭くなるような形である。補助部材14の広い方の幅と狭い方の幅との差、すなわち傾斜角度は、標識突片11Cと固定部材12と補助部材14とを上述したように重ね合わせた時に、重ね合わせ方向の両端面が平行となるように調整することが好ましい。
また、補助部材14は、例えば、図1又は図2に示したように、標識突片11Cの外側面に当接させて配設することが好ましい。標識固定ボルト13の挿入方向を固定部材12に対して略垂直とすることができ、より強固に固定することができるからである。更に、補助部材14は、図1に示したように、標識突片11Cを間に挟んで固定部材12と反対側に配設することが好ましい。標識突片11Cに比べて固定部材12及び補助部材14は、厚みを厚くすることができ、強度を高くすることができるので、締め付けた時の変形が小さく、より強固に固定することができるからである。
補助部材14には、標識固定ボルト孔11Dに対応して2個の補助接合孔14Aが設けられている。標識突片11C、固定部材12の一端側、及び、補助部材14は、上述したように重ね合わせて、標識固定ボルト孔11D、固定接合孔12A、及び、補助接合孔14Aに標識固定ボルト13を貫通させることにより固定される。
なお、標識支柱バンド11及び固定部材12は、鋼製であることが好ましい。強度を向上させることができるからである。
この標識支柱取付具10は、例えば、次のようにして用いられる。まず、標識支柱バンド11の一対の標識緊締部11Aを開き、間に標識支柱20を挟んで閉じる。次いで、標識突片11Cと、固定部材12の一端側と、補助部材14とを上述したように重ね合わせて、標識固定ボルト孔11D、固定接合孔12A、及び、補助接合孔14Aに標識固定ボルト13を挿入して固定する。続いて、例えば、柵支柱30の防護部材取付ボルト31を緩め、その隙間に固定部材12を差し込んで柵支柱ボルト孔12Bに防護部材取付ボルト31を挿入する。その後、防護部材取付ボルト31を締めて固定部材12を柵支柱30に固定する。これにより、標識支柱20を柵支柱30に取り付ける。
このように本実施の形態によれば、楔形の補助部材14を標識突片11C及び固定部材12と重ね合わせて標識固定ボルト13で固定するようにしたので、標識突片11Cと固定部材12との接続固定部分を面接合とすることができる。また、この接続固定部分の重ね合わせ方向の両端面を平行とすることができる。よって、標識突片11Cと固定部材12とを標識固定ボルト13により強固に固定することができる。更に、標識突片11Cの突出方向に標識固定ボルト孔11Dを2個並べて設けるようにしたので、標識突片11Cが固定部材12に対して回転することを防止することができ、より強固に固定することができる。従って、標識支柱20を柵支柱30に簡単かつ強固に取り付けることができる。
加えて、標識支柱バンド11及び固定部材12を鋼製とすれば、より強度を向上させることができる。
以上、実施の形態を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
10…標識支柱取付具、11…標識支柱バンド、11A…標識緊締部、11B…突状部、11C…標識突片、11D…標識固定ボルト孔、12…固定部材、12A…固定接合孔、12B…柵支柱ボルト孔、13…標識固定ボルト、14…補助部材、14A…補助接合孔、20…標識支柱、30…柵支柱、31…防護部材取付ボルト、32…ケーブル、33…ブラケット

Claims (2)

  1. 標識支柱を防護柵の柵支柱に取り付けるための標識支柱取付具であって、
    前記標識支柱を保持する標識支柱バンドと、この標識支柱バンドを柵支柱に対して固定する固定部材と、前記標識支持バンドと前記固定部材とを接続固定する標識固定ボルトと、前記標識支柱バンドと前記固定部材との接続を補助する楔形の補助部材とを備え、
    前記標識支柱バンドは、一対の相対する半円状の標識緊締部を有し、この一対の標識緊締部は、一端側が互いに接近又は離間するように他端側において回動可能に接合され、一端側には標識固定ボルト孔が設けられた標識突片が相対してそれぞれ延設されており、
    前記標識固定ボルト孔は、前記標識突片の突出方向に2個並べて設けられ、
    前記固定部材の一端側には、前記標識固定ボルト孔に対応して固定接合孔が設けられ、
    前記補助部材は、幅が広い方を前記標識突片の先端側に対応させ、幅が狭い方を前記標識突片の基端側に対応させて配設され、
    前記補助部材には、前記標識固定ボルト孔に対応して補助接合孔が設けられ、
    前記標識突片、前記固定部材の一端側、及び、前記補助部材は、重ね合わせて、前記標識固定ボルト孔、前記固定接合孔、及び、前記補助接合孔に標識固定ボルトを貫通させることにより固定される
    ことを特徴とする標識支柱取付具。
  2. 前記標識支柱バンド及び前記固定部材は、鋼製であることを特徴とする請求項1記載の標識支柱取付具。
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