JP3205715B2 - 食品切断装置 - Google Patents

食品切断装置

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JP3205715B2
JP3205715B2 JP06378597A JP6378597A JP3205715B2 JP 3205715 B2 JP3205715 B2 JP 3205715B2 JP 06378597 A JP06378597 A JP 06378597A JP 6378597 A JP6378597 A JP 6378597A JP 3205715 B2 JP3205715 B2 JP 3205715B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品切断装置に関
し、さらに詳しく言えば、巻き寿司などの棒状食品を輪
切りにする、特に業務用に好適な食品切断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動機などにより多量に製造される巻き
寿司などの棒状食品を輪切りにする場合、包丁によって
いたのでは労力がかかるばかりでなく、時間的にも間に
合わない。また、輪切り寸法にもバラツキが生ずる。
【0003】そこで、従来においては、回転軸に複数の
切断刃を一定の間隔で並列させて取り付け、ハンドルな
どにてその回転軸を回転させることにより、巻き寿司を
一気に切断するようにした巻き寿司カッターなる食品切
断装置が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、回転軸に対して切断刃を所定の均等幅で
並列させているため、切断幅を変える場合には、その切
断幅に応じた間隔とされた切断刃を有する回転軸をその
都度交換しなければならない。
【0005】また、各切断刃は回転軸に対して同一角
度、すなわち一列状態で並列されているため、そのすべ
ての刃が同時に巻き寿司を切断することになり、ハンド
ルを回す際にかなりの力が必要になるとともに、巻き寿
司に対しても一度に大きな切断力が加えられることにな
るため、型くずれなどの問題も生ずる。
【0006】本発明は、このような従来の事情にかんが
みなされたもので、その目的は、回転軸などを交換する
ことなく、棒状食品を異なる幅で切断することができ、
しかもその切断を小さな力で行なうことができるように
した食品切断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、切断刃を有する回転軸と、上記切断刃が
通過するスリットを有するカッティングプレートとを備
え、上記カッティングプレート上の巻き寿司などの棒状
食品を上記切断刃により輪切りにする食品切断装置にお
いて、上記回転軸には、第1切断刃群と第2切断刃群と
が周方向に沿って180度の間隔をもって取り付けられ
ており、上記第1切断刃群は、所定の間隔をもって互い
に平行とされ、かつ、それらの各一端側の基部が上記回
転軸に対して直交するように固定された複数の第1切断
刃を含み、上記第2切断刃群は、上記各第1切断刃の間
に配置され、その各々が互いに平行となるように、それ
らの各一端側の基部が上記回転軸に対して直交するよう
に固定された複数の第2切断刃を含み、かつ、上記第1
および第2切断刃群の各切断刃は、それらの各群内にお
いて周方向に沿って所定角度ずつずらされており、さら
に上記第1切断刃群の各第1切断刃に対して、上記第2
切断刃群の各第2切断刃は、その第1切断刃間のほぼ中
央に配置されていることを特徴としている。
【0008】この構成によれば、回転軸を半回転させる
ことにより、第1切断刃群もしくは第2切断刃群の一方
の切断刃群により棒状食品(巻き寿司)をその各切断刃
の幅にて切断(輪切り)することができる。巻き寿司を
カッティングプレートから取り出すことなく、引き続い
て回転軸を半回転させることにより、今度は他方の切断
刃群にて巻き寿司がさらに輪切りされることになる。
【0009】また、上記第1および第2切断刃群の各切
断刃が周方向に沿って所定角度ずつずらされていること
により、巻き寿司に対して各切断刃が所定の角度分ずら
されて順次巻き寿司に食い込むことになるため、回転軸
を回す力を軽減することができるとともに、切断に伴な
う巻き寿司の型くずれの問題も解消される。
【0010】なお、第1切断刃群の各切断刃に対して、
第2切断刃群の各切断刃はその第1切断刃群の各切断刃
のほぼ中間に配置されていることにより、第1切断刃群
にて切断された各輪切り部分を第2切断刃群にてさらに
2等分することができる。例えば、第1切断刃群にて4
等分し、第2切断刃群にて8等分することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するため、図面を参照しながら、その好適な実
施例について説明する。なお、図1はこの実施例にかか
る食品切断装置の平面図、図2は同食品切断装置の内部
構造を図解した側面図である。
【0012】これによると、この食品切断装置10は、
手前側(図1下方、図2左側)に棒状食品としての巻き
寿司Aが載置されるカッティングプレート20を有する
ほぼ箱形の筐体11を備えている。この筐体11内に
は、カッティングプレート20に対して平行となるよう
に回転軸30が設けられている。
【0013】また、筐体11の一方の側面には回転軸3
0を回転させるためのハンドル40が設けられている。
すなわち、ハンドル40の駆動軸41と回転軸30との
間には互いに噛合する歯車4と歯車31とが設けられ
ており、ハンドル40を回転させることにより、その歯
車4と歯車31とを介して回転軸30が回転させられ
るのであるが、この実施例においては、ハンドル40の
1回転(360度)に対して回転軸30が半回転(18
0度)するように、その歯車比が設定されている。
【0014】回転軸30には、第1切断刃群32と第2
切断刃群33とが同回転軸30に対して180度の間隔
をもって取り付けられている。この実施例において、第
1切断刃群32は5枚の切断刃321を有し、各切断刃
321は一定の間隔で回転軸30の軸線に対して直交す
るように取り付けられている。
【0015】また、この実施例において、第2切断刃群
33は4枚の切断刃331を有し、各切断刃331はそ
の各々が第1切断刃群32の各切断刃321の中間に位
置するように一定の間隔で回転軸30の軸線に対して直
交するように取り付けられている。
【0016】すなわち、第1切断刃群32の各切断刃3
21と、第2切断刃群33の各切断刃331とは、回転
軸30の周方向に対して180度ずらされており、ま
た、回転軸30の軸線方向に対しては各切断刃321と
331とが交互に、かつ、均等間隔で配置されている。
【0017】カッティングプレート20には、第1切断
刃群32の各切断刃321と第2切断刃群33の各切断
刃331とに対応する複数、この実施例では9個のスリ
ット21が形成されている。
【0018】このカッティングプレート20上に巻き寿
司Aを載せ、まず、ハンドル40を1回転させると、例
えば第1切断刃群32の各切断刃321により巻き寿司
Aがその両端部分を含めて6個の小片に輪切りされる。
【0019】引き続いて、ハンドル40を1回転させる
と、今度は第2切断刃群33の各切断刃331により、
第1切断刃群32にて輪切りされた小片の内、両端部分
を除く内側の4小片がそれぞれ2つに輪切りされ、結果
として、巻き寿司Aが10個に切断されることになる。
【0020】したがって、第1切断刃群32による切
断のみで巻き寿司Aを取り出したり、第2切断刃群3
3による切断のみで巻き寿司Aを取り出したり、また、
第1切断刃群32および第2切断刃群33の双方で切
断した後に巻き寿司Aを取り出すことにより、回転軸3
0を交換することなく、3種類の切断幅で巻き寿司Aを
輪切りにすることができる。
【0021】また、巻き寿司Aを最終的に上記 のよう
に例えば10個の小片に輪切りするにしても、この食品
切断装置10によれば、それが2回にわけて行なわれる
ため、その1回ごとにハンドルにかける力をほぼ半減す
ることができる。
【0022】さらには、第1切断刃群32および第2切
断刃群33の各切断刃を一直線並びとせず、その各々を
所定角度ずつずらすことにより、ハンドル操作力をより
軽減することが可能となる。もっとも、本発明は回転軸
30をモータにより駆動する場合を排除するものではな
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸に取り付けられた切断刃により巻き寿司などの棒
状食品を輪切りするにあたって、その回転軸に、所定の
間隔をもって互いに平行とされ、かつ、それらの各一端
側の基部が上記回転軸に対して直交するように固定され
た複数の第1切断刃を含む第1切断刃群と、上記各第1
切断刃の間に配置され、その各々が互いに平行となるよ
うに、それらの各一端側の基部が上記回転軸に対して直
交するように固定された複数の第2切断刃を含む第2切
断刃群とを周方向に沿って180度の間隔をもって取り
付けるとともに、上記第1および第2切断刃群の各切断
刃を、それらの各群内において周方向に沿って所定角度
ずつずらしたことにより、回転軸などを交換することな
く、回転軸を半回転させるだけで棒状食品を異なる幅で
切断することができる。
【0024】また、第1および第2切断刃群の各切断刃
が、所定角度ずつずらされていることにより、巻き寿司
に対して各切断刃が所定の角度分ずらされて順次巻き寿
司に食い込むことになるため、回転軸を回す力をより軽
減することができるとともに、切断に伴なう巻き寿司の
型くずれの問題も解消できる。
【0025】また、第1切断刃群の各切断刃に対して、
第2切断刃群の各切断刃をその第1切断刃群の各切断刃
のほぼ中間に配置することにより、第1切断刃群にて切
断された各輪切り小片を第2切断刃群にてさらに2等分
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食品切断装置の平面図。
【図2】同食品切断装置の内部構造を図解した側面図。
【符号の説明】
10 食品切断装置 11 筐体 20 カッティングプレート 21 スリット 30 回転軸 31 歯車 32 第1切断刃群 321 第1切断刃群の各切断刃 33 第2切断刃群 331 第2切断刃群の各切断刃 40 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 3/28 B26D 3/26 B26D 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断刃を有する回転軸と、上記切断刃が
    通過するスリットを有するカッティングプレートとを備
    え、上記カッティングプレート上の巻き寿司などの棒状
    食品を上記切断刃により輪切りにする食品切断装置にお
    いて、 上記回転軸には、第1切断刃群と第2切断刃群とが周方
    向に沿って180度の間隔をもって取り付けられてお
    り、上記第1切断刃群は、所定の間隔をもって互いに平
    行とされ、かつ、それらの各一端側の基部が上記回転軸
    に対して直交するように固定された複数の第1切断刃を
    含み、上記第2切断刃群は、上記各第1切断刃の間に配
    置され、その各々が互いに平行となるように、それらの
    各一端側の基部が上記回転軸に対して直交するように固
    定された複数の第2切断刃を含み、かつ、上記第1およ
    び第2切断刃群の各切断刃は、それらの各群内において
    周方向に沿って所定角度ずつずらされており、さらに上
    記第1切断刃群の各第1切断刃に対して、上記第2切断
    刃群の各第2切断刃は、その第1切断刃間のほぼ中央に
    配置されていることを特徴とする食品切断装置。
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