JP3205421U - 安全に稼動可能な製麺機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリュー前端の原料の圧力を降下させて、スクリューが持続して原料輸送を行うことによる麺絞りユニットの損傷を有効に防止できる製麺機を提供する。【解決手段】製麺機は、フレームと、フレームに接続する攪拌カップと、攪拌カップを閉じる上蓋とを備え、攪拌カップ内に設けられる攪拌棒を含む攪拌ユニット、及び麺入口を有する麺絞り筒と、麺絞り筒内に設けられるスクリューと、麺絞り筒の麺出口を閉じるとともに成形孔が形成された麺出ダイヘッドとを含む麺絞りユニットが更に設けられる。安全防護構造が設けられ、安全防護構造は、前端の直径が大きく、後端の直径が小さいスクリュー体であり、表面にネジ山が設けられ、ネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなる。安全防護構造は、原料がスクリューと端蓋との間に入り込むことを阻止できる。又は、スクリューと端蓋との間の原料をスクリューの後端へ排出できる。【選択図】図10
Description
本考案は、食品加工の分野に関し、特に、家庭用スクリュー押出式製麺機に関する。
従来のスクリュー押出式製麺機は、通常、モーターが設けられるフレームと、前記フレームに接続する攪拌カップと、前記攪拌カップを閉じる上蓋とを備え、また、前記攪拌カップ内に設けられる攪拌棒を含む攪拌ユニット、及び麺入口を有する麺絞り筒と、前記麺絞り筒内に設けられるスクリューと、前記麺絞り筒の麺出口を閉じるとともに成形口が形成された麺出ダイヘッドと、前記麺出ダイヘッドを固定するための端蓋とを含む麺絞りユニットが更に設けられる。
このような製麺機の動作方式は、攪拌段階及び麺出段階を含み、攪拌段階において、小麦粉及び水を攪拌カップに入れてから、モーターが攪拌棒を回転させて、小麦粉及び水に対して攪拌混合を行い、設定される程度に到達すると、麺出段階に入る。麺出段階において、モーターが反転して攪拌棒により麺生地を推進して麺絞り筒内に入らせ、スクリューの推進作用によって、麺生地が麺出ダイヘッドから押出されて、加工を完成する。
しかし、従来の製麺機は、以下のような技術的問題が存在する。即ち、加工過程において、ユーザが水を入れることを忘れる場合、麺出段階において、スクリューが麺生地を前端へ持続的に推進するが、麺生地が麺出ダイヘッドから適時に押出されることができないので、麺絞り筒の前端の圧力が持続的に増大してしまい、麺絞り筒、端蓋又は麺出ダイヘッドの破裂を引き起こす。また、圧力の持続的な増大により、モーターの出力が持続的に増大されて、電流が持続的に上昇され、モーターの温度が上昇されて、モーターが焼失されてしまう。従来の製麺機は、麺出ダイヘッドが塞がれる場合でも、スクリューが原料輸送を持続して行い、前記スクリューと麺絞り筒の前端との間の圧力がますます大きくなり、最終的に麺絞り筒や麺出ダイヘッドが破裂され、厳しい場合は、使用者に対して傷害を与える恐れがある。
また、従来の技術において、前記スクリューは前後の直径に差異が大きくないので、絞り間隙が均一であり、麺生地の絞りチャンバ内での受力変化が大きくない。よって、絞りチャンバに入った麺生地が十分に揉み絞られる過程を介することなく、すぐ成形ダイヘッドへ推進されて押出成形を行う。従って、押出成形されるときの麺の品質良否は麺入口での麺入量によって決められるが、麺入口の麺入量は任意の量であるため、絞りチャンバに入り込む麺生地の連続性を確保できない。そして、前記攪拌カップから前記麺絞り筒内に入り込んだ麺生地は攪拌過程のみを経ることになり、麺生地が絞りチャンバで十分に揉み絞られることはないためふわふわし、成形ダイヘッドから押出される麺の靭性及び腰の強さが劣るとともに割れやすくなり、麺の食感及び美観性も劣る。従来の技術において、通常、前記ネジ山は1条に設けられ、ピッチが大きすぎるように設けられる場合、前記スクリューが需要するトルクが大きくなり、製麺機の出力に対する要求が高まり、スクリューの損傷確率が向上され、また、ピッチが小さすぎるように設けられる場合、麺絞りの速度が遅くなり、製麺機の加工効率が影響される。
本考案は、稼動が平衡的で、安全な製麺機を提供することを目的とする。
上記技術的問題を解決するため、本考案に係る安全に稼動可能な製麺機は、フレームと、前記フレームに接続する攪拌カップと、前記攪拌カップを閉じる上蓋とを備え、前記攪拌カップ内に設けられる攪拌棒を含む攪拌ユニット、及び麺入口を有する麺絞り筒と、前記麺絞り筒内に設けられるスクリューと、前記麺絞り筒の麺出口を閉じるとともに成形孔が形成された麺出ダイヘッドとを含む麺絞りユニットが更に設けられる、安全に稼動可能な製麺機において、前記スクリューは、スクリュー体と、前記スクリュー体の表面に設けられるネジ山とを備え、前記スクリューは、前記スクリューに設けられる安全防護構造を更に含む。
好ましくは、前記安全防護構造は、前記スクリューの前端に位置する圧力逃し用リブを含み、前記圧力逃し用リブは、前記ネジ山のピッチ内に設けられて隣接するネジ山に接続する。
好ましくは、前記圧力逃し用リブは、前記ネジ山の端部に位置する第1の圧力逃し用リブを含み、前記第1の圧力逃し用リブは前記ネジ山の端部から後方へ延出して隣接するネジ山に接続する。
好ましくは、前記圧力逃し用リブは、第2の圧力逃し用リブを更に含み、前記第2の圧力逃し用リブは、前記第1の圧力逃し用リブと少なくとも1ピッチを隔てる。
好ましくは、前記安全防護構造は、前記スクリューの前端のネジ山に設けられるノッチを含み、前記ノッチは前記スクリューの前端の第1のネジ山に設けられ、前記ノッチは前記ネジ山を切断するとともに、前記ネジ山の前後のピッチに接続する。
好ましくは、前記安全防護構造は、前端の直径が大きく後端の直径が小さいスクリュー体であり、前記スクリュー体の表面のネジ山のピッチは後端から前端まで次第に小さくなる。
好ましくは、前記ネジ山は、主ネジ山及び第1の補助ネジ山を含み、前記第1の補助ネジ山は前記主ネジ山のピッチ内に設けられ、前記第1の補助ネジ山の始端は前記主ネジ山の始端の前方に位置する。
好ましくは、前記麺入口は、前記スクリューの後端に接近するとともに、前記主ネジ山の上方に位置し、前記第1の補助ネジ山は前記麺入口の前側と前記スクリューの前端との間に位置する。
好ましくは、前記ネジ山は、第2の補助ネジ山を更に含み、前記第2の補助ネジ山は前記主ネジ山及び前記第1の補助ネジ山のピッチ内に位置し、前記第2の補助ネジ山の始端は前記第1の補助ネジ山の始端の前方に位置し、前記第2の補助ネジ山は複数条に設けられるとともに、前記主ネジ山及び前記第1の補助ネジ山のピッチ内に均一に分布する。
好ましくは、前記スクリューは、前記主ネジ山に設けられる圧力逃し用溝を更に含み、前記圧力逃し用溝は前記主ネジ山を切断するとともに、前記主ネジ山の前後のピッチに接続するノッチであり、前記圧力逃し用溝は前記麺入口の前側と前記スクリューの前端との間の対応位置に配置する。
本考案において、前記麺絞り筒や、スクリューなどの「前」、「后」に対して、以下のように定義する。即ち、前記麺絞り筒及びスクリューの軸方向に沿って分布され、ここで、前記麺絞り筒及びスクリューの「前」とは、前記麺絞り筒における最終麺出の位置であり、前記麺絞り筒及びスクリューの「后」とは、前記麺絞り筒における麺入の位置である。従って、前記麺絞り筒及びスクリューの「前端」とは、前記麺絞り筒及びスクリューの「麺出端」であり、前記麺絞り筒及びスクリューの「後端」とは、前記麺絞り筒及びスクリューの「麺入端」である。また、別に説明がない場合、本考案における第1の特徴が第2の特徴の「前方」に位置するとは、前記第1の特徴が第2の特徴よりも前記麺絞り筒やスクリューの前端に接近することを意味する。即ち、麺絞り筒やスクリューの前端から後方へ排列するとき、第1の特徴が最初に到達する。
本考案において、前記「第一」、「第二」などは記述の目的で使用するものであり、同一の機能を有する構造を区別するために用いられ、相対的な重要性を指示や暗示することだと、又は指示される技術特徴の数量を暗黙に示すことだと理解してはいけない。よって、「第一」、「第二」により限定された特徴は、1つ又は複数の当該特徴を含むことを明示又は暗黙に示す。「第一」を採用する場合、対応して必ず「第二」の特徴を含むとは限らない。
本考案によれば以下のような有益的な作用効果を獲得することができる。即ち、
1.前記安全防護構造を設けることで、前記スクリューにより麺絞り成形を行うとき、又は、異常の加工過程、例えば、ドライの小麦粉を絞るとき、前端の圧力が大きすぎる場合、原料が前記スクリューと端蓋との間に入り込むことを阻止でき、又は、前記スクリューと端蓋との間の原料をスクリューの後端へ排出して、前記スクリューの前端の原料の圧力を降下し、これによって、製麺機の動作過程において、スクリューが持続的に原料輸送を行うことによる、麺絞りユニットの損傷を引き起こすことを有効に防止できる。
2.前記安全防護構造が圧力逃し用リブとして設けられるため、前記圧力逃し用リブの前後に一定の圧力差を形成し、前記製麺機が正常的に麺出できないとき、原料が圧力逃し用リブによって遮断され、前記圧力逃し用リブの前端の原料が形成する圧力は、後端の原料が前記圧力逃し用リブを再び通過して圧力逃し用リブの前方に入り込むことを阻止し、前記スクリューの前端の圧力がいつでも安全範囲に維持され、製麺機の安全性が確保され、前記製麺機の損傷を防止できる。また、小麦粉が絞りチャンバに入り込んだ場合、圧力逃し用リブの作用で、小麦粉が圧力逃し用リブにより遮断され、連続性を形成できず、それが麺出ダイヘッドに入り込むことを阻止でき、小麦粉が麺出孔に集まることによる、麺出ダイヘッドの圧力が大きすぎる、ひいては破裂を引き起こすことを防止できる。
3.前記圧力逃し用リブが複数設けられ、好ましくは、2つ設けられる。そのうちの1つは前記ネジ山の端部に設けられる。このように、前記2つの圧力逃し用リブとの間に圧力領域が形成され、後端の原料が当該領域に入り込むことを阻止でき、スクリューの前端の原料が更に当該領域に入り込ませることができ、これによって、スクリューと端蓋との間の圧力を降下し、前記製麺機の安全性を有効に確保できる。
4.前記安全防護構造がノッチとして設けられるため、前記スクリューの前端の圧力が異常になるとき、前端の原料を前記ノッチから後端へ強制的に排出でき、これによって、前端の圧力を降下できる。前記ノッチの中心線と前記スクリューの中心線が一定の角度を形成するため、前記スクリューが正常的に麺を絞るとき、前記ノッチが麺絞りに対して大きい影響を与えないが、前記製麺機が後端へ排出して圧力を逃す必要がある場合、原料がノッチから後端へ最大限に移動することを確保でき、これによって、圧力逃しを有効に行い、前記製麺機を安全の圧力範囲に維持させ、製麺機の安全を確保できる。
5.前記安全防護構造は、前端の直径が大きく、後端の直径が小さいスクリュー体であり、且つネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなるため、スクリューの後端と麺絞り筒との間の空間が前端に対して大きく、前後端との間の圧力が迅速に変化され、前端の圧力が異常になるとき、後端の原料が前端へ推進できず、製麺機がいつでも安全状態で加工することを有効に確保できる。そして、前記スクリューは前端の直径が後端の直径より大きく、同時に、前記ネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなり、且つ前記ネジ山の高度が次第に低くなるため、前記スクリューの後端の麺入のときの麺入量が大きい。これによって、麺生地が絞りチャンバ内で十分に揉み絞られて、前端の麺出ダイヘッドに到達した麺の成形が連続性を有し、且つ均一に麺出することを確保できる。前記スクリューの後端の直径を小さく、ピッチを大きく設けることで、多くの麺生地がスクリューのピッチ内に入り込むことを確保でき、スクリューによる絞りを介して、麺生地が十分に混合されるとともに揉み絞られ、これによって、連続する麺ブロックを形成するとともに前記麺出ダイヘッドから押出成形される。このようにして、加工される麺の接続性がよくなり、麺の靭性及び腰の強さが向上され、製麺機の使用満足度を高める。
6.主ネジ山及び補助ネジが設けられ、且つ前記補助ネジが前記主ネジ山のピッチ内に位置する。前記主ネジ山は後端で麺生地を前へ推進して原料輸送を行い、前記主ネジ山及び前記補助ネジが前端で共同に作用して、前記麺生地に対して混合や揉み絞りを行うため、揉み絞り効果がよくなり、加工速度が速くなり、製麺機の加工効率が向上される。
7.前記スクリューに圧力逃し用溝が設けられるため、前記麺出ダイヘッドが塞がれる場合、前記圧力逃し用溝を介して前記麺絞り筒及びスクリューの前端の原料を更に後端へ排出できるため、原料が前記麺絞り筒及びスクリューの前端で集まることはない。これによって、麺絞り筒及びスクリューの前端の圧力を有効に降下でき、製麺機の損傷を防止できる。
8.前記スクリューと前記攪拌棒が別体に設置されるため、前記攪拌棒及び前記スクリューを前記攪拌カップ及び麺絞り筒内にそれぞれ設置でき、これによって、前記攪拌カップ及び麺絞り筒の取り付けや接続に便利になり、前記攪拌カップ、麺絞り筒、攪拌棒及びスクリューの組み立てに便利になる。
1.前記安全防護構造を設けることで、前記スクリューにより麺絞り成形を行うとき、又は、異常の加工過程、例えば、ドライの小麦粉を絞るとき、前端の圧力が大きすぎる場合、原料が前記スクリューと端蓋との間に入り込むことを阻止でき、又は、前記スクリューと端蓋との間の原料をスクリューの後端へ排出して、前記スクリューの前端の原料の圧力を降下し、これによって、製麺機の動作過程において、スクリューが持続的に原料輸送を行うことによる、麺絞りユニットの損傷を引き起こすことを有効に防止できる。
2.前記安全防護構造が圧力逃し用リブとして設けられるため、前記圧力逃し用リブの前後に一定の圧力差を形成し、前記製麺機が正常的に麺出できないとき、原料が圧力逃し用リブによって遮断され、前記圧力逃し用リブの前端の原料が形成する圧力は、後端の原料が前記圧力逃し用リブを再び通過して圧力逃し用リブの前方に入り込むことを阻止し、前記スクリューの前端の圧力がいつでも安全範囲に維持され、製麺機の安全性が確保され、前記製麺機の損傷を防止できる。また、小麦粉が絞りチャンバに入り込んだ場合、圧力逃し用リブの作用で、小麦粉が圧力逃し用リブにより遮断され、連続性を形成できず、それが麺出ダイヘッドに入り込むことを阻止でき、小麦粉が麺出孔に集まることによる、麺出ダイヘッドの圧力が大きすぎる、ひいては破裂を引き起こすことを防止できる。
3.前記圧力逃し用リブが複数設けられ、好ましくは、2つ設けられる。そのうちの1つは前記ネジ山の端部に設けられる。このように、前記2つの圧力逃し用リブとの間に圧力領域が形成され、後端の原料が当該領域に入り込むことを阻止でき、スクリューの前端の原料が更に当該領域に入り込ませることができ、これによって、スクリューと端蓋との間の圧力を降下し、前記製麺機の安全性を有効に確保できる。
4.前記安全防護構造がノッチとして設けられるため、前記スクリューの前端の圧力が異常になるとき、前端の原料を前記ノッチから後端へ強制的に排出でき、これによって、前端の圧力を降下できる。前記ノッチの中心線と前記スクリューの中心線が一定の角度を形成するため、前記スクリューが正常的に麺を絞るとき、前記ノッチが麺絞りに対して大きい影響を与えないが、前記製麺機が後端へ排出して圧力を逃す必要がある場合、原料がノッチから後端へ最大限に移動することを確保でき、これによって、圧力逃しを有効に行い、前記製麺機を安全の圧力範囲に維持させ、製麺機の安全を確保できる。
5.前記安全防護構造は、前端の直径が大きく、後端の直径が小さいスクリュー体であり、且つネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなるため、スクリューの後端と麺絞り筒との間の空間が前端に対して大きく、前後端との間の圧力が迅速に変化され、前端の圧力が異常になるとき、後端の原料が前端へ推進できず、製麺機がいつでも安全状態で加工することを有効に確保できる。そして、前記スクリューは前端の直径が後端の直径より大きく、同時に、前記ネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなり、且つ前記ネジ山の高度が次第に低くなるため、前記スクリューの後端の麺入のときの麺入量が大きい。これによって、麺生地が絞りチャンバ内で十分に揉み絞られて、前端の麺出ダイヘッドに到達した麺の成形が連続性を有し、且つ均一に麺出することを確保できる。前記スクリューの後端の直径を小さく、ピッチを大きく設けることで、多くの麺生地がスクリューのピッチ内に入り込むことを確保でき、スクリューによる絞りを介して、麺生地が十分に混合されるとともに揉み絞られ、これによって、連続する麺ブロックを形成するとともに前記麺出ダイヘッドから押出成形される。このようにして、加工される麺の接続性がよくなり、麺の靭性及び腰の強さが向上され、製麺機の使用満足度を高める。
6.主ネジ山及び補助ネジが設けられ、且つ前記補助ネジが前記主ネジ山のピッチ内に位置する。前記主ネジ山は後端で麺生地を前へ推進して原料輸送を行い、前記主ネジ山及び前記補助ネジが前端で共同に作用して、前記麺生地に対して混合や揉み絞りを行うため、揉み絞り効果がよくなり、加工速度が速くなり、製麺機の加工効率が向上される。
7.前記スクリューに圧力逃し用溝が設けられるため、前記麺出ダイヘッドが塞がれる場合、前記圧力逃し用溝を介して前記麺絞り筒及びスクリューの前端の原料を更に後端へ排出できるため、原料が前記麺絞り筒及びスクリューの前端で集まることはない。これによって、麺絞り筒及びスクリューの前端の圧力を有効に降下でき、製麺機の損傷を防止できる。
8.前記スクリューと前記攪拌棒が別体に設置されるため、前記攪拌棒及び前記スクリューを前記攪拌カップ及び麺絞り筒内にそれぞれ設置でき、これによって、前記攪拌カップ及び麺絞り筒の取り付けや接続に便利になり、前記攪拌カップ、麺絞り筒、攪拌棒及びスクリューの組み立てに便利になる。
以下、図面及び具体的な実施例を結合して、本考案を更に詳細に説明する。
本考案において、別に明確な規定及び限定がない場合、「第1の特徴が第2の特徴の上に」、又は「第1の特徴が第2の特徴の下に」という表現は、第1の特徴と第2の特徴とが直接に接触することを含んでもよく、第1の特徴と第2の特徴とが直接に接触することではなく、両者の間の他の特徴を介して接触することを含んでもよい。更に、「第1の特徴が第2の特徴の上に」、「第1の特徴が第2の特徴の上方に」及び「第1の特徴が第2の特徴の上面に」という表現は、第1の特徴が第2の特徴の直上や、斜め上に位置することを含んでもよく、又は、第1の特徴の水平高度が第2の特徴より高いことのみを表示してもよい。また、「第1の特徴が第2の特徴の下に」、「第1の特徴が第2の特徴の下方に」及び「第1の特徴が第2の特徴の下面に」という表現は、第1の特徴が第2の特徴の直下や、斜め下に位置することを含んでもよく、又は、第1の特徴の水平高度が第2の特徴より低いことのみを表示してもよい。
図1乃至図17に示すように、本考案に係る製麺機は、フレーム1と、攪拌カップ2と、上蓋3と、攪拌ユニットと、麺絞りユニットとを含む。前記フレーム1にはモーターが設けられ、前記攪拌カップ2は前記フレーム1に設けられ、前記上蓋3は前記攪拌カップ2を閉じるように、前記攪拌カップ2の上方の開口を覆い、且つ、前記上蓋3には動作過程で前記攪拌カップ2内へ注水するための入水口31が設けられる。前記攪拌ユニットは、前記攪拌カップ2内に設けられる攪拌棒を含む。前記麺絞りユニットは、麺絞り筒4と、スクリュー7(又はスクリュー8。スクリュー7及びスクリュー8が前記製麺機における機能が同じであり、スクリュー7及びスクリュー8はそれぞれの実施例において符号のみが異なる)と、端蓋5と、麺出ダイヘッド6とを含む。前記麺絞り筒4及び前記攪拌カップ2は接続され、前記スクリュー7は前記麺絞り筒4内に設けられ、且つ前記スクリュー7と前記麺絞り筒4の内側壁との間に間隙が設けられる。前記スクリュー4は、前記攪拌棒と別体に構成され、前記攪拌棒に伝動接続される。前記端蓋5及び麺出ダイヘッド6は前記麺絞り筒4の前端に設けられ、前記麺出ダイヘッド6及び前記スクリュー7が配合して成形・麺出を行い、前記端蓋5は前記麺出ダイヘッド6を固定する。
図2に示すように、前記麺絞り筒4は、円筒400及び接続プレート401を含み、前記接続プレート401は、前記円筒400を麺入段402及び麺出段403に分割し、前記麺入段402に麺入口41及び軸孔43が設けられ、前記麺入段402は前記攪拌カップ2内に挿入され、前記麺入口41及び前記攪拌棒が配合して麺入を実現する。前記接続プレート401にストップ棒42及び固定爪44が設けられ、前記ストップ棒42は前記麺入口41の上方に位置し、前記攪拌棒と配合して原料を阻んで、原料を迅速に麺入口41へ入り込ませ、前記固定爪44は前記攪拌カップ3に固定接続され、前記麺出段403の外周面に固定ネジ山45が設けられる。
図2に示すように、前記スクリュー7は、スクリュー体700と、前記スクリュー体700の表面に設けられるネジ山とを含み、前記スクリュー7にストッププレート71が更に設けられ、前記ストッププレート71は前記スクリュー体700を伝動部分701及び麺絞り部分702に分割し、前記伝動部分701に多角形軸72が設けられ、前記多角形軸72は前記軸孔43を貫通して前記攪拌棒に接続する。前記ネジ山は前記麺絞り部分702に設けられ、前記麺絞り部分702の前端面に回転突起77が更に設けられる。
前記麺出ダイヘッド6は前記麺出段403の前端に係合され、前記麺出ダイヘッド6に成形孔61及び回転凹孔62が設けられ、前記回転突起77は前記回転凹孔62に挿入されるとともに前記回転凹孔62内で回転される。好ましくは、前記回転凹孔62が直孔に設けられ、前記回転突起77が錐形台体に設けられる。このような構成によって、前記スクリューが動作過程で前記回転突起77の熱膨張により前記回転凹孔62に係合して動かなくなることを有効に防止できる。
前記端蓋5の内側壁には、前記麺出段403の固定ネジ山45に噛合う固定ネジ山(図示せず)が設けられ、前記端蓋5は前記固定ネジ山45を介して前記麺絞り筒4に固定接続されるとともに、前記麺出ダイヘッド6を固定する。
上述した構成は、製麺機の通常的な構成であり、本考案の安全防護構造は、以下のような製麺機にも用いられる。図16は、本分野の他の製麺機の構造を示し、前記製麺機は、フレーム1と、攪拌カップ2と、攪拌棒21と、麺絞り筒4と、スクリュー7と、麺出ダイヘッド6と、端蓋5とを含む。前記攪拌棒21は攪拌カップ2内に設けられ、フレーム1内のモーターによって駆動される。当該製麺機は上記製麺機と比べ、本実施例に係る前記モーターは攪拌棒21及びスクリュー7をそれぞれ駆動する2つの出力軸を有する。即ち、前記攪拌棒21と前記スクリュー7とが同軸ではなく、且つ2つの出力軸が互いに平行することに差異がある。本考案の安全防護構造は、以下のような構成を有する製麺機にも用いられる。即ち、図17に示される前記製麺機は、フレーム1と、攪拌カップ2と、上蓋3と、麺絞り筒4と、端蓋5と、麺出ダイヘッド6と、スクリュー7とを含み、前記フレーム1内にモーター11が設けられ、前記モーター11は水平出力軸13及び垂直出力軸12を備え、前記垂直出力軸12と前記水平出力軸13が垂直し、モーター軸と前記垂直出力軸12との間はウォームギヤによって伝動を行うとともに方向を変更し、垂直出力軸12と前記水平出力軸13との間はベベルギヤによって伝動を行うとともに方向を変更する。これらの伝動方式はいずれも機械分野でよく使われるので、ここで詳細に説明しない。前記攪拌カップ2内に攪拌棒21が設けられ、前記攪拌棒21に攪拌歯210が設けられ、前記攪拌棒21の下方の外側に前記麺絞り筒4に連通する麺出口が設けられる。本実施例に係る製麺機において、前記攪拌部分及び前記麺絞り部分の旋回方向が互いに垂直する。前記製麺機は、攪拌カップ内で小麦粉を攪拌するとともに、麺絞り筒によって押出成型を行う。
後の2種類の製麺機の構造は前の製麺機の構造と比べ、大きい差異があるが、ただ、伝動方式及び加工方向に変更があり、核心部分には変化がない。また、伝動方式及び加工方向の変更は機械分野で常規選択であり、異なる必要に応じて設計できるものであり、本考案において詳細に説明しない。
製麺機の基本構造は本分野の周知技術であり、第1の製麺機の構造は本考案の好ましい一種であるため、それに対して更に詳細に説明しない。技術の発展につれて、本考案に開示しなかった他の周知技術に基づいて、前記スクリューの以外の部分に対する如何なる改進はいずれも本考案に含まれる製麺機の構造に属し、前記スクリューの具体的な構造に関しては、以下のそれぞれの具体的な実施例を参照して実施してもよい。
第1の実施例
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第1の実施例は、図1乃至図4に示すように、前記スクリュー7が安全防護構造を更に含み、前記安全防護構造が前記スクリュー7の前端に設けられる圧力逃し用リブを含み、前記圧力逃し用リブが第1の圧力逃し用リブ91及び第2の圧力逃し用リブ92を含み、前記スクリュー7に設けられる主ネジ山73が1条ネジ山である。
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第1の実施例は、図1乃至図4に示すように、前記スクリュー7が安全防護構造を更に含み、前記安全防護構造が前記スクリュー7の前端に設けられる圧力逃し用リブを含み、前記圧力逃し用リブが第1の圧力逃し用リブ91及び第2の圧力逃し用リブ92を含み、前記スクリュー7に設けられる主ネジ山73が1条ネジ山である。
前記スクリュー7は、スクリュー体700及びストッププレート71を含み、前記スクリュー体700は円柱状であり、前記ストッププレート71は、前記スクリュー体700を伝動部分701及び麺絞り部分702に分割し、前記伝動部分701には多角形軸72が設けられ、前記多角形軸72は前記軸孔43を貫通して前記攪拌棒に接続される。前記麺絞り部分702の表面には主ネジ山73が設けられ、前記主ネジ山73の前後の高度は同じであり、且つ前記主ネジ山73のピッチは、後端から前端まで次第に小さくなり、前記主ネジ山73と前記ストッププレート71との間にノッチ76が設けられて、前記主ネジ山73と前記ストッププレート71が分離され、前記伝動部分701の前端には回転突起77が更に設けられる。
図3及び図4に示すように、前記第1の圧力逃し用リブ91は、前記主ネジ山73の端部に設けられるとともに、前記主ネジ山73が形成するピッチ内に位置され、前記主ネジ山73の端部から後方へ延出するとともに、隣接する主ネジ山73に接続されて、前記主ネジ山73の端部出口を密封する。前記第2の圧力逃し用リブ92は、前記第1の圧力逃し用リブ91と同一の平面に位置し、且つ前記第1の圧力逃し用リブ91と1.5ピッチ差異があって、前記第2の圧力逃し用リブ92及び前記第1の圧力逃し用リブ91が前記スクリュー7の両側にそれぞれ位置される。前記第1の圧力逃し用リブ91及び前記第2の圧力逃し用リブ92は、形状が同じであり、前記第1の圧力逃し用リブ91及び前記第2の圧力逃し用リブ92は、いずれも前記スクリュー7の軸方向に沿って設けられる。
図5に示すように、前記第2の圧力逃し用リブ92と前記主ネジ山73の高度が同じであるため、前記第2の圧力逃し用リブ92が前記主ネジ山73を完全に遮断する。前記第2の圧力逃し用リブ92の上面の幅はDである。もちろん、前記第1の圧力逃し用リブ91及び前記第2の圧力逃し用リブ92は、同じ形状を有するとともに、同じ上面の幅D(2mm≦D≦6mm)を有する。例えば、前記幅Dは、2mm、2.2mm、2.5mm、2.8mm、3mm、3.3mm、3.5mm、3.8mm、4mm、4.3mm、4.5mm、4.7mm、5mm、5.2mm、5.5mm、5.8mm、6mmから選択されてもよい。このように設置するメリットは、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブの幅が小さすぎると、原料を阻む役割を十分に果たすことができない。これによって、原料が前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブと麺絞り筒との間の隙間から自由にスクリューの前端に侵入するので、本考案における圧力逃しの作用を実現できない。また、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブの幅が大きすぎると、製麺機の正常的な加工過程において、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブがスクリューの原料輸送に影響を及ぼしてしまう。これによって、正常的な原料輸送に影響し、更に製麺機の加工効率に影響する。
図5に示すように、前記第2の圧力逃し用リブ92は、推進面921及び阻止面922を備え、前記推進面921の傾斜角度はα(15°≦α≦30°)であり、前記阻止面922の傾斜角度はβ(0°≦β≦15°)であり、且つ、α>βを満足する。前記αは15°、17°、19°、20°、22°、25°、27°、30°などの中から選択されてもよい。前記βは0°、2°、4°、5°、7°、9°、10°、13°、15°などの中から選択されてもよい。前記傾斜角度とは、図5に示すように、前記スクリュー7の横断面において、前記スクリュー7の中心が0であり、前記第2の圧力逃し用リブ92の上面中心がBであり、前記推進面921と前記0Bの連結線が前記推進面921の傾斜角度を構成する。同様に、前記阻止面922と前記0Bの連結線が前記阻止面の傾斜角度を構成する。このように設置するメリットは、前記推進面921が特定の角度に設定され、前記角度が小さすぎると、スクリューの正常的な原料輸送に不利になり、製麺機の加工効率に影響し、角度が大きすぎると、圧力逃しの過程において、原料がやはり第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブの上方からスクリューの前端に入り込める恐れがあるため、圧力逃しの機能を十分に実現できない。前記阻止面922及び前記推進面921が小さい角度に設定される場合、製麺機が正常的に料排出を行えないとき、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブの前後の圧力を向上でき、原料が前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブからスクリューの前端に入り込むことを阻止し、これによって、前記スクリューの前端で保護を形成し、安全の役割を有効に果たす。もちろん、理解できることは、前記第1の圧力逃し用リブ91も同様に推進面及び阻止面を備え、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブの推進面及び阻止面が同一の傾斜角度に設定されてもよい。また、異なる傾斜角度に設定されてもよいが、前記第1の圧力逃し用リブ及び前記第2の圧力逃し用リブの推進面及び阻止面の傾斜角度の範囲が同じである。
前記攪拌棒及びスクリュー7の攪拌段階における回転速度が50〜70rpm(回転数/分)である。また、前記攪拌棒及びスクリュー7の麺出段階における回転速度が40〜65rpmであり、且つ前記攪拌段階における旋回方向と相反する。前記回転速度は、40rpm、42rpm、45rpm、48rpm、50rpm、53rpm、55rpm、58rpm、60rpm、62rpm、65rpm、67rpm、70rpmなどの中から選択されてもよい。前記製麺機の攪拌段階における回転速度が麺出段階における回転速度より少々高い。このように設置するメリットは、前記攪拌棒が攪拌段階において小麦粉及び水のみに対して混合攪拌を行うため、その出力が小さく、加工効率を高めるように大きい回転速度を設定してもよい。また、麺出段階において、スクリュー、麺絞り筒及びダイヘッドが配合して麺出を実現するため、出力が大きく、高いトルクを提供するように回転速度を小さく設定する。回転速度が小さすぎると、その加工効率が劣る。回転速度が大きすぎると、攪拌段階において、ドライの小麦粉が揚げられ、攪拌効果に影響するとともに、使用者に対して影響する。麺出段階において、前記スクリューと、麺絞り筒及びダイヘッドとの間の摩擦が増大され、温度が上昇されるため、麺の熟成を引き起こす。これによって、麺の正常加工及び食感に影響する。また、麺出段階における回転速度が大きすぎると、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブが原料を多く阻止して均一な原料輸送を実現できなく、製麺機の正常的な加工に影響する。前記製麺機の攪拌段階における回転方向と麺出段階における回転方向が相反するため、前記製麺機が攪拌を完成した後、直接にモーターを反転させるように制御することで、麺出の機能を実現できる。このように、前記製麺機は自動加工を実現できるため、無人操作が可能であり、使用に便利になる。
このように設置するメリットは、前記製麺機の麺絞り過程において、前記攪拌棒が原料を前記麺入口から前記麺絞り筒内に入り込ませ、前記スクリューが前記原料を推進して後端から前端へ移動させるとともに、麺出ダイヘッドによって押出成形を行う。加工過程において、麺出ダイヘッドが塞がれる場合、原料が前記麺絞り筒及びスクリューの前端で持続的に集められ、このとき、前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブは前後に圧力差を形成し、特に、前記第1の圧力逃し用リブと第2の圧力逃し用リブとの間のピッチ内に圧力領域が形成され、原料が前記第1の圧力逃し用リブ及び第2の圧力逃し用リブを越えることを強制的に阻止し、これによって、前記麺絞り筒及びスクリューの前端の圧力が安定して、持続的に増大することがなくなり、麺絞り筒、麺出ダイヘッド及び端蓋を有効に保護でき、麺絞りユニットの損傷を防止できる。
理解できることは、前記圧力逃し用リブが前記第1の圧力逃し用リブのみを含む。
理解できることは、前記第1の圧力逃し用リブが前記スクリューの前端の第1のネジ山のピッチ内に設けられてもよいが前記ネジの端部に設けられない。また、前記第1の圧力逃し用リブが隣接するネジに接続される。
理解できることは、前記第1の圧力逃し用リブ又は第2の圧力逃し用リブの高度が前記ネジ山の高度より低い。
理解できることは、前記第1の圧力逃し用リブ及び前記第2の圧力逃し用リブが前記スクリューの同一平面に位置し、且つ前記スクリューの同一側に位置する。
理解できることは、前記圧力逃し用リブが複数である。前記複数の圧力逃し用リブはいずれも前記ネジ山のピッチ内に設けられるとともに、交差して設けられる。
理解できることは、前記ネジ山が複数条であり、前記第1の圧力逃し用リブが前記軸方向に沿って設けられるとともに、隣接する複数のネジ山に接続する。又は、前記第1の圧力逃し用リブが隣接する2つのネジ山に接続する。前記安全防護構造が他のピッチ内に設けられる第2の圧力逃し用リブ又は第3の圧力逃し用リブなどを更に含む。そして、第2の圧力逃し用リブ又は第3の圧力逃し用リブは前記第1の圧力逃し用リブが所在の位置に対応するピッチ内に設けられてもよい。
第2の実施例
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第2の実施例は、図6に示すように、第1の実施例に比べ、前記安全防護構造が前記スクリューの前端のネジ山に設けられるノッチであることに差異がある。
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第2の実施例は、図6に示すように、第1の実施例に比べ、前記安全防護構造が前記スクリューの前端のネジ山に設けられるノッチであることに差異がある。
図6及び図7に示すように、前記安全防護構造は、前記主ネジ山73に設けられる第1のノッチ93及び第2のノッチ94を含み、前記第1のノッチ93が前記主ネジ山73の末端の第1のネジ山に設けられ、前記第1のノッチ93及び第2のノッチ94が前記スクリュー7の同一側に設けられ、且つ前後の距離が1ピッチである。前記第1のノッチ93及び第2のノッチ94が前記主ネジ山73を切断するとともに、前記主ネジ山73の前後のピッチを接続する。
図7に示すように、前記第1のノッチ93及び前記第2のノッチ94は同じ形状を有する。前記第1のノッチ93の中心線と前記スクリュー7の軸線との角度はδ(45°≦δ≦70°)である。そして、前記第1のノッチ93の中心線は、前記主ネジ山73の回転方向の反対側に偏向する。即ち、図7に示すように、前記主ネジ山73の回転方向が左回転であり、前記第1のノッチ93の中心線が前記スクリュー7の軸線の右側に偏向する。相応的に、前記ネジが右回転である場合、前記第1のノッチの中心線が前記スクリューの軸線の左側に偏向する。前記角度δは、45°、48°、50°、52°、55°、57°、60°、63°、65°、68°、70°などの中から選択されてもよい。このように設置するメリットは、特定の角度を設定することで、前記スクリューが正常的に原料を推進するとき、原料がノッチから前端へ移動することを防止でき、同時に、末端の圧力が大きすぎるとき、圧力逃しを有効に行える。前記第1のノッチの中心線が前記ネジの回転方向の反対側に偏向するため、前記ネジ山が原料を推進するとき、原料の正常移動に対して影響を与えない。また、圧力逃しの過程において、原料をノッチから後端へ最大限に排出できる。
前記攪拌棒及びスクリュー7の攪拌段階における回転速度は、50〜70rpm(回転数/分)である。また、前記攪拌棒及びスクリュー7の麺出段階における回転速度は40〜65rpmであり、且つ前記攪拌段階の回転方向と相反する。前記回転速度の選択値は、40rpm、42rpm、45rpm、48rpm、50rpm、53rpm、55rpm、58rpm、60rpm、62rpm、65rpm、67rpm、70rpmなどを含む。前記製麺機の攪拌段階における回転速度は、麺出段階における回転速度より少々高い。このように設置するメリットは、前記攪拌棒が攪拌段階において小麦粉及び水のみに対して混合攪拌を行うため、出力が小さく、加工効率を高めるように大きい回転速度を設定してもよい。また、麺出段階段階において、スクリュー、麺絞り筒及びダイヘッドが配合して麺出を実現するため、出力が大きく、高いトルクを提供するように回転速度を小さく設定する。回転速度が小さすぎると、加工効率が劣る。回転速度が大きすぎると、攪拌段階において、ドライの小麦粉が揚げられ、攪拌効果に影響するとともに、使用者に対して影響する。麺出段階において、前記スクリューと、麺絞り筒及びダイヘッドとの間の摩擦が増大され、且つ温度が上昇されるため、麺の熟成を引き起こし、これによって、麺の正常加工及び食感が影響される。同時に、麺出段階における回転速度が大きすぎると、正常的な麺出のとき、一部分の原料が前記第1のノッチ及び第2のノッチから後方へ排出されてしまって、同様に製麺機の正常加工が影響され、加工効率の降下を引き起こしてしまう。
前記安全防護構造の動作方式は、前記製麺機の麺絞り過程において、前記攪拌棒が原料を前記麺入口から前記麺絞り筒内に入り込ませ、前記スクリューが前記原料を推進して後端から前端へ移動させるとともに、麺出ダイヘッドによって押出成形を行う。正常的な加工過程において、前記スクリューの前後端の原料の圧力差が大きくないため、原料がネジ山のピッチに沿って移動するとともに、最終的に押出される。前記製麺機が異常に動作するとき、即ち、麺出ダイヘッドが正常的に麺出できないとき、前記麺絞り筒及びスクリューの前端の圧力が増加するが、後端の圧力が変わらないため、前端原料が圧力作用で前記ノッチから前記スクリューの後端へ移動するとともに、原料が前端へ移動することが阻止され、これによって、前端の圧力が更に増加しないことを確保でき、製麺機の損傷を防止する。
理解できることは、前記安全防護構造として、第1のノッチのみが設けられる。
理解できることは、前記攪拌棒及び前記スクリューが一体であり、前記攪拌棒と前記スクリューとの間にストッププレートが設けられる。
理解できることは、前記スクリューのスクリュー体は、直径が後端から前端まで次第に大きくなり、前記ネジ山の高度が後端から前端まで次第に低くなる。
理解できることは、前記攪拌カップが前記フレームに設けられ、前記フレームに固定柱が更に設けられ、前記麺絞り筒に前記固定柱に配合する固定孔が設けられ、前記麺絞り筒、麺出ダイヘッド、端蓋が前記固定柱によって前記フレームに固定する。
理解できることは、前記端蓋及び麺出ダイヘッドが一体であり、即ち、前記麺出ダイヘッドが前記麺絞り筒又はフレームに直接固定される。
第3の実施例
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第3の実施例は、図8乃至図13に示すように、前記スクリュー7が安全防護構造を更に含み、前記安全防護構造は、前端の直径が大きく、且つ後端の直径が小さいスクリュー体700であり、前記スクリュー体700の表面にネジ山が設けられ、スクリュー体700の表面のネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなる。
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第3の実施例は、図8乃至図13に示すように、前記スクリュー7が安全防護構造を更に含み、前記安全防護構造は、前端の直径が大きく、且つ後端の直径が小さいスクリュー体700であり、前記スクリュー体700の表面にネジ山が設けられ、スクリュー体700の表面のネジ山のピッチが後端から前端まで次第に小さくなる。
図9、図10及び図11に示すように、前記ネジ山は、主ネジ山73、第1の補助ネジ山74及び第2の補助ネジ山75を含み、前記主ネジ山73が前記麺絞り部分702に設けられ、前記主ネジ山73と前記ストッププレート71との間に、前記主ネジ山73と前記ストッププレート71を切断させるようにノッチ76が設けられる。前記第1の補助ネジ山74及び第2の補助ネジ山75は、前記主ネジ山73のピッチ内に設けられる。前記第1の補助ネジ山74の始端には、第1の補助ネジ山の始段741が設けられ、前記第2の補助ネジ山75の始端には、第2の補助ネジ山の始段751が設けられる。前記第1の補助ネジ山の始段741及び第2の補助ネジ山の始段751は、前記第1の補助ネジ山74及び第2の補助ネジ山75が前記スクリュー体700において始点から所定の高度までの漸変段であり、これによって、直接に前記第1の補助ネジ山74及び第2の補助スクリュー75を設けることによる、始段に際立った段差が形成されることを防止できる。具体的に、前記第1の補助ネジ山74の始端は前記主ネジ山73の始端の前方に位置し、且つ前記第1の補助ネジ山の始段741の始端は前記麺入口41の前側と前記スクリュー7の前端との間に位置する。前記第2の補助ネジ山の始段751の始端は前記第1の補助ネジ山の始段741の始端の前方に位置し、即ち、前記第2の補助ネジ山の始段751が前記第1の補助ネジ山の始段741の始端よりも前記スクリュー7の前端に接近する。前記第2の補助ネジ山75は2条設けられ、前記主ネジ山73と前記第1の補助ネジ山74とのピッチ内に均一に分布される。前記主ネジ山73、第1の補助ネジ山74及び第2の補助ネジ山75は前記スクリュー7の前端で終止するとともに、それぞれ段差78を形成する。これによって、前記段差78は複数形成され、前記ネジ山の端部に沿って設けられる。前記スクリュー7は麺絞り構造を更に含み、前記麺絞り構造は前記ネジ山が形成する段差78である。
前記スクリュー7の麺絞り部分702には、後端から前端まで順番に輸送段703、混合段704、揉み絞り段705、麺絞り段706が形成される。前記輸送段703は前記ストッププレート71と前記第1の補助ネジ山の始段741の始端との間に位置し、前記混合段704は前記第1の補助ネジ山の始段741の始端と前記第2の補助ネジ山の始段751の始端との間に位置し、前記揉み絞り段705は前記第2の補助ネジ山の始段751の始端と前記ネジの末端との間に位置し、前記麺絞り段706は前記段差78との区間である。
好ましくは、前記輸送段703におけるスクリュー体700の直径は変化がなく、前記混合段704及び揉み絞り段705におけるスクリュー体700の直径は後端から前端まで次第に増えて、これら段のスクリュー体が円錐状になる。前記主ネジ山73は、後端から前端までピッチが次第に小さくなり、且つ高度が次第に低くなる。このように設置するメリットは、前記製麺機の動作過程において、麺生地が麺入口41から前記麺絞り筒4に入り込むときはふわふわし、麺生地の内部には隙間が多いため、押出成形できない。このとき、主ネジ山73は麺生地を推進する。前記主ネジ山の高度が高く、ピッチが大きいため、収容される麺生地が多くなり、スクリューへの麺入の速度が向上される。混合段において、スクリュー体の直径が次第に小さくなり、且つ第1の補助ネジ山が増加されるため、前記スクリューと前記麺絞り筒との間の空間が小さくなり、これによって、麺生地が混合段で絞らせて混合され、麺生地内の隙間が圧縮されて、麺生地が連続する麺ブロックになる。また、揉み絞り段において、前記スクリューと前記麺絞り筒との間の間隙及び空間が更に縮小されるとともに、第2の補助ネジ山が増加され、前記主ネジ山、第1の補助ネジ山及び第2の補助ネジ山が共同に設けられることにより、隣接するネジ山の間隔が小さくなり、複数のネジ山が共同に作用して、麺ブロックが短距離内で複数回揉み絞らせ、麺ブロックの靭性が向上され、これによって、加工される麺の腰の強さが上昇される。麺絞り段において、前記段差78が麺ブロックを推進して迅速に前へ移動させるとともに、成形孔61から排出して、加工を完成する。
図9、図12及び図13に示すように、前記スクリュー7は、前記主ネジ山73に設けられる圧力逃し用溝730を更に含む。前記圧力逃し用溝730は、前記麺入口41の前側と前記第1の補助ネジ山の始段741の末端との間に位置する。前記圧力逃し用溝730は、前記スクリュー7の径方向に沿って設けられるとともに、前記スクリュー7の中心を回って取り囲まれる。前記圧力逃し用溝730は、前記主ネジ山73を切断することで前記主ネジ山73の前後のピッチを連通させるノッチである。このように設置するメリットは、前記圧力逃し用溝が前記麺入口の前側に設けられることで、前記主ネジ山の原料推進に影響を与えない。また、前記圧力逃し用溝が前記第1の補助ネジ山の始段の末端の後側に設けられ、圧力逃しが必要な場合、麺生地が圧力逃し用溝からスクリューの後端へ迅速に排出でき、第1の補助ネジ山によりスクリューの前端に再度押し込まない。これは、原料が圧力逃し用溝から排出された後、第1の補助ネジ山の原料推進空間に落ちないためであり、第1の補助ネジ山の始段の一部分のみが原料を推進できるため、大部分の麺生地がスクリューの後端へ排出され、圧力逃しの機能を実現する。
図12及び図13に示すように、前記圧力逃し用溝730の横断面はV字状を形成し、且つ前記圧力逃し用溝730の底部の幅はL(3mm≦L≦6mm)である(理解できることは、前記圧力逃し用溝730の横断面がV字状を形成するとは、前記圧力逃し用溝が尖角状の底部のみを有する構成に限定しなく、主に前記圧力逃し用溝の両側壁が傾斜状に設置される構成を説明する。よって、前記圧力逃し用溝がV字状を形成するという場合、その底部に幅があってもよい)。例えば、前記幅Lは、3mm、3.2mm,3.5mm、3.7mm、3.9mm、4mm、4.3mm、4.5mm、4.8mm、5mm、5.2mm、5.5mm、5.8mm、6mmの中から選択されてもよい。このように設置するメリットは、前記圧力逃し用溝が小さすぎるように設置される場合、圧力逃しの機能を十分に発揮できない。圧力逃しが必要な場合、原料が圧力逃し用溝から適時に排出できないため、圧力逃し用溝の機能が喪失され、また、前記圧力逃し用溝が大きすぎるように設置される場合、製麺機の正常加工過程において、一部分の麺生地が圧力逃し用溝からスクリューの後端へ排出されてしまうため、製麺機の加工効率が影響される。
前記段差78の前記スクリュー8の軸方向における高度はH(1mm≦H≦20mm)である。例えば、前記高度Hは、1mm、2mm、3mm、5mm、7mm、9mm、10mm、12mm、15mm、17mm、20mmなどの中から選択されてもよい。このように設置するメリットは、前記段差78が主に麺の押し出しに用いられ、前記段差の高度が小さすぎると、麺出の速度が遅くなり、前記製麺機の加工効率が降下され、また、前記段差の高度が大きすぎると、麺出に大きいトルクが必要となり、製麺機の加工出力に対する要求を向上され、同時に、前記段差の高度が大きすぎると、前記段差の箇所で多くの麺ブロックが収容されてしまうため、麺ブロックの靭性及び腰の強さが降下され、加工麺の食感が影響される。前記段差78が前記主ネジ山73、第1の補助ネジ山74及び第2の補助ネジ山75により前記スクリューの端部で形成されるため、前記段差78が複数形成され、且つ前記スクリューの端部に沿って均一に設けられ、麺を押出するとき、前記段差78が力を均一に受けられ、これによって、麺出が均一になり、麺が均一になり、食感がよくなる。
このように設置するメリットは、前記スクリュー体は、その直径が後端から前端まで次第に大きくなるように形成され、前記ネジ山は、ピッチが後端から前端まで次第に小さくなるように形成され、且つ前記ネジ山の高度が次第に低くなり、前記スクリューが異なる機能領域によって異なる加工需要を実現でき、スクリューの加工効率を十分に向上でき、製麺機の加工効果も向上できる。前記スクリューは、主ネジ山及び補助ネジが設けられるため、原料推進するとき、主ネジ山によって迅速に原料輸送を行え、混合や揉み絞りするときに、複数のネジ山が麺生地を十分に混合させるとともに、麺ブロックに対して十分に揉み絞ることができるため、麺の腰の強さを向上され、麺の食感がもっとよくなる。前記圧力逃し用溝を設けることで、前記製麺機の加工に異常が生じられる場合、前記スクリュー及び麺絞り筒の前端の原料を適時に後端へ排出できるため、前記スクリュー及び麺絞り筒内の圧力を降下でき、前記スクリューや麺絞り筒の損傷を防止できる。
理解できることは、前記スクリュー体の前端の直径が後端の直径より大きくなり、例えば、上記実施例において、後端が円柱体であり、前端が円錐体である。また、直径が後端から前端まで次第に増大する円錐体であってもよい。又は、前記スクリュー体の直径が後端から前端まで次第に増大するが非線形変化である。
理解できることは、前記主ネジ山及び前記ストッププレートが接続される。
理解できることは、前記端蓋及び前記麺出ダイヘッドが一体であり、前記麺出ダイヘッドが前記麺絞り筒に直接固定される。
理解できることは、前記ネジ山として、主ネジ山及び第1の補助ネジ山のみが設けられる。
理解できることは、前記第1の補助ネジ山が複数条設けられ、且つ均一に分布される。
第4の実施例
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第4の実施例は、図14及び図15に示すように、第3の実施例と比べ、主に、前記スクリュー8が主ネジ山83のみを含むことに差異がある。
本考案に係る安全に稼動可能な前記製麺機の第4の実施例は、図14及び図15に示すように、第3の実施例と比べ、主に、前記スクリュー8が主ネジ山83のみを含むことに差異がある。
図14及び図15に示すように、前記スクリュー8は、スクリュー体800及びストッププレート81を含み、前記ストッププレート81が前記スクリュー体800を伝動部分801及び麺絞り部分802に分割し、前記伝動部分801に多角形軸82が設けられ、前記主ネジ山83が前記麺絞り部分802に設けられ、且つ前記主ネジ山83の後端と前記ストッププレート81との間に、前記主ネジ山83と前記ストッププレート81が接続されないようにノッチ86が設けられる。このように設置するメリットは、通常、前記スクリュー8は一体成型され、前記主ネジ山83及び前記ストッププレート81が接続されないため、前記主ネジ山83及び前記ストッププレート81が変形しないことを有効に保証できる。
図15に示すように、前記スクリュー8は、後端から前端まで順番に輸送段803、混合段804、揉み絞り段805、麺絞り段806が形成される。前記輸送段803が前記麺入口41の下方に位置し、前記輸送段803におけるスクリュー体800の直径が同一であり、前記混合段804におけるスクリュー体800の直径は後端から前端まで迅速に増え、前記揉み絞り段805におけるスクリュー体800の直径は後端から前端まで次第に増えるが、増える程度は混合段804よりも小さい。このように設置するメリットは、第3の実施例と同様に、前記輸送段803に直径が小さく、高いネジ山が設けられ、迅速な原料輸送を実現でき、大量の麺生地をスクリュー及び麺絞り筒内に輸送できる。前記混合段804はその直径が後端から前端まで次第に増えるため、前記スクリューと前記麺絞り筒との間の空間が縮小され、麺生地が迅速に圧縮されて麺ブロックを形成する。また、前記揉み絞り段805はその直径が後端から前端まで更に増えるため、前記スクリューと前記麺絞り筒との間の空間が更に圧縮され、麺生地が十分に圧縮されながら揉み絞らせ、これによって、麺生地の靭性及び強度が向上され、麺の食感が向上される。
前記スクリュー8は、前記主ネジ山83に設けられる圧力逃し用溝830を更に含む。前記圧力逃し用溝830は、前記輸送段803の前端に位置する。好ましくは、前記圧力逃し用溝830が前記輸送段803と前記混合段804との隣接部位に位置するが、前記麺入口41の下方に位置しない。
前記スクリュー8は、前記スクリュー8の前端の中心に設けられるとともに、前記麺出ダイヘッドと配合する回転突起84を更に含む。前記スクリュー8に麺絞り構造が更に設けられ、前記麺絞り構造は、前記主ネジ山83が前記スクリュー8の前端で形成される段差85であり、前記段差85は前記スクリュー8の前端面を螺旋上昇面に形成させる。
このように設置するメリットは、前記スクリューに主ネジ山のみが設けられるが、輸送、混合、揉み絞り及び麺絞りの機能を実現できる。特に、前記スクリューはサイズが小さい機種の要求に適用され、また、圧力逃し用溝を設けることで、前記製麺機の加工に異常が生じられる場合、原料を前記スクリュー及び麺絞り筒の前端から後方へ適時に排出できるため、前記スクリュー及び麺絞り筒の前端の圧力が降下され、前記スクリューや麺絞り筒の損傷を防止できる。
理解できることは、前記攪拌カップは前記フレームに設けられ、前記フレームに固定柱が更に設けられ、前記麺絞り筒に前記固定柱に対応する固定孔が設けられ、前記麺絞り筒、麺出ダイヘッド及び端蓋が前記固定柱を介して前記フレームに固定される。
理解できることは、前記端蓋と麺出ダイヘッドが一体であり、前記麺出ダイヘッドが前記麺絞り筒に直接固定される。
以上に記載されるものは、本考案に係る好ましい実施例だけであり、本考案の実施範囲を限定するものではない。即ち、本考案の開示に基づく均等な変更や修飾はいずれも本考案の範囲に含まれ、ここで、いちいち例を挙げない。
1 フレーム、2 攪拌カップ、3 上蓋、31 入水口、4 麺絞り筒、400 円筒、401 接続プレート、402 麺入段、403 麺出段、41 麺入口、42 ストップ棒、43 軸孔、44 固定爪、45 固定ネジ山、46 麺出口、5 端蓋、51 固定ネジ山、6 麺出ダイヘッド、61 成形孔、62 回転凹孔、7 スクリュー、700 スクリュー体、701 伝動部分、702 麺絞り部分、703 輸送段、704 混合段、705 揉み絞り段、706 麺絞り段、71 ストッププレート、72 多角形軸、73 主ネジ山、730 圧力逃し用溝、74 第1の補助ネジ山、741 第1の補助ネジ山の始段、75 第2の補助ネジ山、751 第2の補助ネジ山の始段、76 ノッチ、77 回転突起、78 段差、8 スクリュー、800 スクリュー体、801 伝動部分、802 麺絞り部分、803 輸送段、804 混合段、805 揉み絞り段、806 麺絞り段、81 ストッププレート、82 多角形軸、83 主ネジ山、830 圧力逃し用溝、84 回転突起、85 段差、86 ノッチ、91 圧力逃し用リブ、92 第2の圧力逃し用リブ、93 第1のノッチ、94 第2のノッチ。
Claims (10)
- フレームと、前記フレームに接続する攪拌カップと、前記攪拌カップを閉じる上蓋とを備え、前記攪拌カップ内に設けられる攪拌棒を含む攪拌ユニット、及び麺入口を有する麺絞り筒と、前記麺絞り筒内に設けられるスクリューと、前記麺絞り筒の麺出口を閉じるとともに成形孔が形成された麺出ダイヘッドとを含む麺絞りユニットが更に設けられる、安全に稼動可能な製麺機において、
前記スクリューは、スクリュー体と、前記スクリュー体の表面に設けられるネジ山とを備え、
前記スクリューは、前記スクリューに設けられる安全防護構造を更に含むことを特徴とする安全に稼動可能な製麺機。 - 前記安全防護構造は、前記スクリューの前端に位置する圧力逃し用リブを含み、前記圧力逃し用リブは、前記ネジ山のピッチ内に設けられて隣接するネジ山に接続することを特徴とする請求項1に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記圧力逃し用リブは、前記ネジ山の端部に位置する第1の圧力逃し用リブを含み、前記第1の圧力逃し用リブは前記ネジ山の端部から後方へ延出して隣接するネジ山に接続することを特徴とする請求項2に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記圧力逃し用リブは、第2の圧力逃し用リブを更に含み、前記第2の圧力逃し用リブは、前記第1の圧力逃し用リブと少なくとも1ピッチを隔てることを特徴とする請求項3に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記安全防護構造は、前記スクリューの前端のネジ山に設けられるノッチを含み、前記ノッチは前記スクリューの前端の第1のネジ山に設けられ、前記ノッチは前記ネジ山を切断するとともに、前記ネジ山の前後のピッチに接続することを特徴とする請求項1に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記安全防護構造は、前端の直径が大きく後端の直径が小さいスクリュー体であり、前記スクリュー体の表面のネジ山のピッチは後端から前端まで次第に小さくなることを特徴とする請求項1に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記ネジ山は、主ネジ山及び第1の補助ネジ山を含み、前記第1の補助ネジ山は前記主ネジ山のピッチ内に設けられ、前記第1の補助ネジ山の始端は前記主ネジ山の始端の前方に位置することを特徴とする請求項6に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記麺入口は、前記スクリューの後端に接近するとともに、前記主ネジ山の上方に位置し、前記第1の補助ネジ山は前記麺入口の前側と前記スクリューの前端との間に位置することを特徴とする請求項7に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記ネジ山は、第2の補助ネジ山を更に含み、前記第2の補助ネジ山は前記主ネジ山及び前記第1の補助ネジ山のピッチ内に位置し、前記第2の補助ネジ山の始端は前記第1の補助ネジ山の始端の前方に位置し、前記第2の補助ネジ山は複数条に設けられるとともに、前記主ネジ山及び前記第1の補助ネジ山のピッチ内に均一に分布することを特徴とする請求項8に記載の安全に稼動可能な製麺機。
- 前記スクリューは、前記主ネジ山に設けられる圧力逃し用溝を更に含み、前記圧力逃し用溝は前記主ネジ山を切断するとともに、前記主ネジ山の前後のピッチに接続するノッチであり、前記圧力逃し用溝は前記麺入口の前側と前記スクリューの前端との間の対応位置に配置することを特徴とする請求項7又は8に記載の安全に稼動可能な製麺機。
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