JP3205329U - ゼリー状食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾力性及び強度が高く滑らかな表面を有するために口にいれ咀嚼しても、大きく砕けにくいコンニャク入りゲル状の食品であって、食べるときに気管・気管支に食魂が詰まることから発生する窒息事故を、防止又は減少させることのできる、ゼリー状食品を提供する。【解決手段】直径の断面が任意形状かつ所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状のコンニャク入りゼリー2が不規則な状態で容器3に充填されてなる。【選択図】図1

Description

本考案はコンニャクゼリーに関する。
従来から、コンニャク入りゼリーを一口サイズの小さい容器に充填されたものが知られている、この場合容器が小さいのでスプーンを使えずに吸い込むような食べ方をする場合がある、前記ゼリーが勢いよく喉の奥に飛び込み、むせたり喉に詰まりそうになることがあった、また、凍らせたコンニャク入りゼリーをよく噛み砕くことなく飲み込むと、やはり喉に詰まらせ窒息事故を起こす危険性がある。
平成22年12月28日付の消費者庁の (消安全第309号)に依れば、「こんにゃく入りゼリー等の物性・形状等改善に関する研究会報告書」に記載されているように、一口サイズで、破断応力、破断ひずみとも大きく砕けにくいゲル状の食品は気道閉塞を起こす傾向があると指摘されています、以上の事から、先行技術として次のものが開示されている。
特開2010−99034公報 実用新案登録第3149497公報 実用新案登録第3037183公報 特開2010−263860公報
特許文献1では、こんにゃくゼリーの形状を予めバラバラに切り刻んでおいて、分解し易く束ねて巻いたり、喉に詰まりにくい流線形や薄く細長く形成する事で、喉の中を滑って息道に詰まり難くしていた。
また、特許文献2では、10mm 程度の大きさに細分化された数個の食品を、ゲル化剤を用いて数個を融合又は接着させて一個のものとする、又は、細分化された食品数個をオブラート等で被膜して包み込み、一個にまとめた結合体食品が開示されているが、製造に複雑な工程を経なければならないと云う課題があつた。
また、特許文献3では、一口サイズのこんにゃく入りゼリー本体に、少なくとも1つの貫通孔を設けたこんにゃく入りゼリーが開示されている。
また、特許文献4では、例えば、要約書・発明の詳細な説明の段落番号0008〜0012、0038〜0049、第1図、のように所定形状に切り出した半固体状のゲル物と液体状のゾル物を一緒に成形型に入れ固化させると、ゲル物がゾル物に内包されて其のゾル物の流動性が失はれゲル化状態になる、実際に成形型より取り出してそのまま口に入れても食しても容易に分離してむせたり、喉に詰まって窒息事故を起こすことがないことを確信したと開示している、該特許文献4の食品組成物の製造及び食品組成物では、ゲル物とゾル物の煩雑な使い分けの煩わしさがあった。
上述した課題を解決するために、本考案のコンニャク入りゼリー(2)は、直径の断面が任意形状かつ所定の長さで弾力性を有する、複数本の糸状の前記ゼリー(2)が不規則な状態で容器(3)に充填されてなることを特徴とするゼリー状食品(1)である。
また、断面が略角形状又は略円形状に形成されかつ所定の長さで弾力性を有する複数個の平板上のコンニャク入りゼリー(2)が容器(3)に充填されてなることを特徴とするゼリー状食品(1)である。
従来のこんにゃく入りゼリーは、容器の中に流し込むように充填され、一枚板若しくは一つ塊のような固化状態になっている、このために口の中にいれて咀嚼しても食魂が噛み砕きにくい。
本考案のコンニャク入りゼリー(2)は所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状に形成され、不規則な状態で容器(3)に充填されてなり複数本の糸状のゼリー(2)とゼリー(2)の融着は、しにくく、外見上は一体化しているようであっても、一つの塊のような固形物でなく、口の中にいれて咀嚼すると容易に分離して食べやすく嚥下しやすいので窒息事故を起こすことを防止又は減少させることが出来るという効果がある。
固化状態((ゲル状態)(室温下で固化状態又は、冷却により固化された状態))のコンニャク入りゼリー(2)を複数本の糸状に形成することにより、固化状態のゼリー(2)とゼリー(2)が融着しにくいものである。
前記、ゼリー(2)は直径の断面が略角形状又は略円形状であり、容器(3)内に充填されてなるコンニャク入りゼリーを(2)凍らせて食べても、スプーンで掬い取り口の中にいれて咀嚼すれば、前記、ゼリー(2)がシャーペット状になりシャリシャリとしていて口の中で容易に分離して食べやすく成る。
前記、ゼリー(2)は所定の長さに形成されており喉越が良くて嚥下し易く、窒息事故を起こすことを防止又は減少させる効果がある。
前記、ゼリー(2)は、従来のこんにゃくゼリー(例えば、株式会社マンナンライフ社製の商品名「蒟蒻畑」(登録商標)ミニカップタイプ)のように容器の中に一塊の状態で充填されたものではなく、所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状の前記ゼリー(2)が、不規則な状態で容器(3)に充填されてなり常温でも、また、凍らせてあってもスプーン等で掬い取り易く食べ易いゼリー状食品(1)である。
また、前記、ゼリー(2)は、可撓性の樹脂フイルム製容器(4)に充填されてなり、食べるときには、複数本の糸状の前記ゼリー(2)が入っている該容器(4)の一端を切開け、前記ゼリー状食品(1)を指で押し出して食べる、所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状の前記ゼリー(2)は、口の中で力を加えれば容易に分離して喉に詰まって窒息事故を起こすことを防止又は減少させる事ことが出来る。
本考案では複数本の糸状のコンニャク入りゼリー(2)は、従来のこんにゃくゼリー(例えば、株式会社マンナンライフ社製の商品名「蒟蒻畑」(登録商標)ミニカップタイプ)より若干の弾力性は劣るが、本考案は窒息事故を防止又は減少させる事を目的として成されたものである。
上述した課題を解決するために、本考案の前記ゼリー(2)は、従来からゼリー状食品を製造する際に使用されていたものと同様に食品としての味覚や香りを付与するために食味成分(例えば、果汁、糖分、香料、果肉、乳製品、鶏卵、酸味料等)とゲル化剤(グルコマンナン、ゼラチン、寒天、カラギ−ナン等)と水分とを、従来のゼリー状食品を製造する際と同様に適宜混合調整しても良い、また、必要に応じ、着色料や保存料等の添加剤を添加することも可能である。
前記製造方法から得られた過程で固化状態((ゲル状態)(室温下で固化状態又は、冷却により固化された状態))のコンニャク入りゼリーを任意の方法で形成する。
例えば、一辺が約5mmの略角形状で格子状に設けた切断体にコンニャク入りゼリーを通過させ、所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状の前記ゼリー(2)を形成する。
以上のように形成した前記ゼリー(2)は、従来のこんにゃくゼリー(例えば、株式会社マンナンライフ社製の商品名「蒟蒻畑」(登録商標)ミニカップタイプ)のように容器の中に一つの塊のような状態にて充填されているのではなく、所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状のコンニャク入りゼリー(2)が不規則な状態で容器(3)に充填されてなり、外見上は一体化しているようであっても、略角形状又は略円形状で複数本の前記ゼリー(2)とゼリー(2)の融着は、しにくく、しかも口の中にいれ咀嚼すると容易に分離して食べ易く、そして嚥下し易くなるので窒息事故を起こすことを防止又は減少させることが出来るという効果がある。
以下、本考案における好ましい実施例について、添付図面に基づいて簡単に説明する。
本考案の、第一実施例(請求項1)について説明する、図1に示す容器(3)に、直径の断面が略角形状又は略円形状に形成されて所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状のコンニャク入りゼリー(2)が不規則な状態で充填されてなるゼリー状食品(1)である、前記、ゼリー(2)の直径の太さをあまり細くするとゼリー本来の食感や弾力性が失われ、好ましくない、あまり太くすると本考案の目的に反するような例えば小児や老人たちの気道閉塞を起こすような窒息事故も心配されるために、製品の仕上がり寸法を鋭意テストした結果好ましい太さの範囲をみいだすに至った、好ましくは2mm ~10mmの直径であり、より好ましくは3mm~8mmの直径であり、最も好ましくは、4mm~6mmの直径である。
また、糸状のコンニャク入りゼリー(2)の長さは、製品の仕上がり寸法が、好ましくは20mm以上50mm以下であり、より好ましくは25mm以上45mm以下であり、最も好ましくは、35mm以上 45mm以下である。以上のように構成された前記、ゼリー(2)は図1に示すように、略角形状又は略円形状で所定の長さの、弾力性を有する複数本の糸状の前記ゼリーが、容器(3)に不規則な状態で充填されてなる、容器(3)内の、前記ゼリー(2)の外見上は一体化しているようであつても、略角形状で複数本の糸状の前記ゼリー(2)とゼリーは融着は、しにくく、以上のように構成された前記ゼリー(2)は凍らせても、また、常温で食べた場合でも口の中にいれ、咀嚼すると容易に分離して嚥下し易くなり窒息事故を起こすことを防止又は減少させることが出来る。
本考案の、第二実施例(請求項2)について説明する。
断面が略角形状であり平板上に形成されたコンニャク入りゼリー(2)は所定の長さであり前記ゼリー(2)の厚さの寸法は、好ましくは2mm ~8mmの範囲であり、より好ましくは3mm ~6mmの範囲である。また幅の寸法は好ましくは6mm ~12mmの範囲であり、より好ましくは7mm ~10mm範囲である。長さの寸法は好ましくは20mm~35mmであり、より好ましくは25mm ~30mmの範囲である。
以上のような製品の仕上がり寸法である。
本考案の、第三実施例(請求項3)について説明する。
図2に示すコンニャク入りゼリー(2)所定の長さで複数の糸状に形成されてなり、その直径の断面は略角形状又は略円形状に形成されてなり、前記ゼリー(2)は、可撓性を有する樹脂フイルム容器等(4)に、不規則な状態で充填してなり、前記ゼリー(2)を、食べるときには容器の一端を切開けて、前記ゼリー(2)を指で押し出して食べることが出来る。また、前記樹脂フイルム容器が、袋状やパウチ状の容器でも良いことはもちろんである。
以上のように形成された前記ゼリー(2)の寸法の根拠は、製造する際に使用しているゲル化剤(グルコマンナン、ゼラチン、寒天、カラギ−ナン等)等の配合の具合による食感(弾力性など)を考慮して、先に記載した寸法の範囲内で適宜調整する、好ましいしい喉ごしを確保するため以上のように形成された前記ゼリー(2)を容器に充填してあり食するときは、フォークやスプーンで食味や味覚を楽しむことが出来る。
また、前記ゼリー(2)を製造する際に味覚や香りを付与するために使用する食味成分(例えば、果汁、糖分、香料、果肉、乳製品、鶏卵、酸味料等)を調整した前記ゼリー(2)に葛餅やワラビ餅のように、きな粉・黒蜜・アンコ等をかけて食べることもできて、食味も喉ごしも良い食べ物である。
尚、ゼリー状食品全般にいえるが多量に口に入れることは気道閉塞による窒息事故につながるので注意が必要であることは言うまでもない。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、本考案の要旨の範囲において具体的な構成は適宜設計し得るものである。
第一実施例を示す一部切り欠き断面斜視図である。 第二実施例を示す一部切り欠き断面斜視図である。
1 ゼリー状食品
2 コンニャク入りゼリー
3 容器
4 容器 (樹脂フイルム製の容器)

Claims (3)

  1. 直径の断面が任意形状かつ所定の長さで弾力性を有する複数本の糸状のコンニャク入りゼリー(2)が不規則な状態で容器(3)に充填されてなることを特徴とするゼリー状食品(1)。
  2. 断面が略角形状かつ所定の長さで弾力性を有する複数個の平板上のコンニャク入りゼリー(2)が容器(3)に充填されてなることを特徴とするゼリー状食品(1)。
  3. 前記容器(3)は、可撓性を有するプラスチック状の樹脂フイルム製であることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載のゼリー状食品(1)。
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JP6126281B1 (ja) * 2016-08-22 2017-05-10 康雄 山田 ゼリー状食品

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