JP5529795B2 - 切り餅 - Google Patents

切り餅 Download PDF

Info

Publication number
JP5529795B2
JP5529795B2 JP2011082373A JP2011082373A JP5529795B2 JP 5529795 B2 JP5529795 B2 JP 5529795B2 JP 2011082373 A JP2011082373 A JP 2011082373A JP 2011082373 A JP2011082373 A JP 2011082373A JP 5529795 B2 JP5529795 B2 JP 5529795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cake
upright
holes
sandwiched
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011082373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012217339A (ja
Inventor
康雄 山田
Original Assignee
康雄 山田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康雄 山田 filed Critical 康雄 山田
Priority to JP2011082373A priority Critical patent/JP5529795B2/ja
Publication of JP2012217339A publication Critical patent/JP2012217339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5529795B2 publication Critical patent/JP5529795B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

本発明は、噛み切り易く、飲み込みやすい切り餅に関する。
従来、調理(煮る)した切り餅を食するとき、小児や、特に咀嚼、嚥下機能の低下による高齢者の窒息事故が多く発生している、改善する手段として、下記の特許文献に開示されている技術が知られている。
これらを簡単に説明すると(特許文献1)では、糯米と皮を外した小麦を材料とした、餅食品の製造方法が開示されている。
また、(特許文献2)では、アミログラムの糊開始温度を調整して、2品種以上混米することで噛み切り易く、飲み込み易い餅の製造方法を開示している。
また、(特許文献3)では、糯米にオカラや糠を混合することで、喉につまることのない餅が開示されている。
また、(特許文献4)では、粳米と糯米を混米することで、食味が改良されることが開示されている。
また、(特許文献5)では、高分岐環状デキストリンを配合することで、咀嚼・嚥下しやすい麺および餅等の製造方法を開示している。
また、(特許文献6)では、寒天入りの餅とすることで、粘り気の少なくノドにつかえることのない餅の製造方法を開示している。
また、(特許文献7)では、糯米に粳米とα化うるち米を加えた餅様食品を開示している。
また、(特許文献8)では、糯米と粒状のオオムギ、コンニヤク粒を混合した餅状低カロリー食品の製造方法を開示している。
前記、(特許文献1〜8)に開示されている技術は糯米に他の食材を混合加工する餅食品である。
また、(特許文献9)では、切り餅の上面部および下面部に切り込み部を設けて、手で簡単に小割する事のできる、手欠き切り餅である。
また、(特許文献10)では、平面方形の餅体の上面及び下面に、十字の切込みを入れて二側 面に斜めの切込みを交叉させた切り餅である。
また、(特許文献11)では、上面、下面に十字の切込みを入れて、きれいに整った外観に
焼くことができ、調理する前の分割しやすさを、考慮した切り餅が開示されている。
また、(特許文献12)では、角形の切り餅や丸形の丸餅上側表面に週方向に溝部を設け、焼 いた後の美感、食味また食べ易い餅が開示されている。
前記、(特許文献9〜12)に示したように、噛み切り易くて、飲み込み易いという効果的な 形状に、改良された切り餅が無かった。
特開平5-7466号公報 特開2010-51275号公報 特許第2981882号公報 特開平5-227904号公報
特開2001-136898号公報 特開2002-34479号公報 特許第3779594号公報 特許第3837321号公報
特開平10-165121号公報 特開2010-94065号公報 特許第3620045号公報 特許第3817255号公報
古来より日本では、稲作信仰というものがあり、正月などのハレの日の、行事には欠かせ ない縁起物の食材となっているのが餅である。
しかし、食品安全委員会の平成22年3月GW(ワーキンググループ)の評価書(案)によると 、餅が窒息事故の最も多い食品であるとしている。たとえば、雑煮餅は次の要因等により、窒息事故が発生しやすくなっていると推測した。
餅の物性は、口に入るとき50〜60℃では軟らかく、付着性が少ない (伸びやすい)が咀嚼しているうちに、体温に近い40℃(程度)に低下すると硬くなり、付着性が増加して、噛み切り難く十分に破砕されず、唾液とよく混ぜられないままに飲み込むと、場合によっては、気管・気管支に食魂が張り付いて、窒息事故が発生する。
そこで用心して欲しいのは餅を気道に引っ掛けないようにする事である、小児や特に 老人の場合は、歯が欠落していたりしていて、下力(食物を飲み下す力)が減弱しているので、っ掛けやすく、時には窒息死する危険さえもある。
本発明は、上記のような現状から、煮て食べる餅の一口量を、適切になるように形成して 、噛み切りやすく、嚥下し易く成ることを目的としている。
添付図面を参照して、本発明の要旨を説明する。
上記課題を解決するために、本発明の切り餅を、咽(ノド)に詰まらせないためのポイントは、切り餅を、食べやすい大きさで食べることである、即ち(すなわち)一口量を適切にする事である。
図1〜図4は角形である切り餅100であって、前記切り餅100は立直側面5Aと、対向する立直側面5Bに挟まれた、上面1又は下面2からなり、前記対向する立直側面5Aと立直側面5Bに挟まれた、上面1から対向する下面2まで貫通する孔4が形成配設してある、直側面5Aと対向する立直側面5Bに挟まれた上面1の中央を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔4が下面2まで形成配設したことを、特徴とする切り餅に係るものである。
また、図6は、角形である切り餅100であって、前記切り餅100の上面1から下面2まで貫通した孔4を形成配設した切り餅100である、前記切り餅100の上面1又は下面2に挟まれた、立直側面5Aから対向する立直側面5Bまで貫通する孔4が形成配設してある、記上面1と下面2に挟まれた、立直側面5Aの中央を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔4が、対向する立直側面5Bまで形成配設したことを特徴とする請求項1または2記載の切り餅に係るものである。
図7は、略円柱形状で所定の長さに形成した切り餅200において、前記切り餅200の側面(曲面) 6Aから直径方向で反対側面(曲面) 6Bまで通した孔4を設けてあ、前記切り餅200の側面(曲面)を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔4形成配設されたこと 徴とするり餅に係るものである。
本発明の請求項1記載の切り餅によれば、角形である切り餅の上面から下面まで、貫通した孔を設けたことで、煮えた切り餅を箸(ハシ)で持つと、貫通した孔の近傍より伸びて薄くなり噛み切りやすくなる、しかも貫通した孔を形成配設することで、餅の一口量が適切になるように配設されており、一口量の餅が咀嚼しやすく、食魂が唾液とよく混ぜられて容易に嚥下し易く食することが出来て、窒息事故防止に貢献できる作用・効果を生じる。
また、請求項2記載の本発明は、さらに噛み切りやすい効果のある切り餅である。
即ち(すなわち)、角形である切り餅の上面から下面まで貫通した孔を設けてある切り餅を、立直側面より対向する立直側面まで貫通する孔を設けた事により、煮えた切り餅をで持つと孔の近傍より、垂れ下がるように伸び噛み切りやすく、またより咀嚼し易く嚥下し易い切り餅である。
更に、請求項3記載の本発明では切り餅の製造工程で筒状に設けた排出口より、略円柱形状に形成した切り餅を、所定の長さに形成することで、美感の良い切り餅となり、た本発明の目的である貫通した孔を形成して、煮た餅が一口量ずつ噛み切り易く食することが出来た、咀嚼し易く嚥下しやすい作用・効果のある切り餅である。
第一実施例を示す斜視図である。 第一実施例を示す断面斜視図である。 第一実施例を示す平面図である。 第一実施例に孔を2列設けたことを示す平面図である。 第二実施例を示す正面図である。 第二実施例を示す斜視図である。 第三実施例を示す斜視図である。 煮た切り餅を箸で持った様子である。
以下、本発明における好ましい実施例について、添付図面に基づいて簡単に説明する。
本発明の、切り餅の第一実施例について、図1〜図4を参照しながら説明する、 角形である切り餅100は、基本サイズの厚さHが16mm、長辺の長さLが64mm、短辺の長さWが24 mm、孔の直径は5mm、となっており、前記切り餅100は立直側面5Aと対向する立直側面5Bに挟まれた、上面1又は下面2からなり、前記対向する立直側面5Aと立直側面5Bに挟まれた、上面1から対向する下面2まで貫通する孔4を形成配設してある、前記貫通した孔4は、立直側面5Aと対向する立直側面5Bに挟まれた上面1の中央を長手方向に一若しくは複数の貫通した孔4を、下面2まで形成配設したものである。
切り餅100を煮ると、8に示すように貫通した孔4の近傍より伸びて薄くなり、一口量が適切に噛み切りやすく、咀嚼しやすくなり食魂が唾液とよく混ぜられて嚥下し易くなる、従来にない非常に食べやすく、窒息事故の防止に貢献できる画期的な作用・効果を生じる。
また、図4に示すように切り餅100の短辺Wの長さが45mm位に形成することで、上面1から下面2まで貫通 する孔4を数列長手方向に設けた実施例である
本発明の、切り餅の第二実施例について、図6を参照しながら説明する。
角形である切り餅100の上面1から下面2まで貫通した孔4を設けてある切り餅100を、立直側面5Aより対向する立直側面5Bまで貫通する孔4を設けておく事により、煮えた切り餅100をで持 つと孔の近傍より、垂れ下がるように伸び噛み切りやすく、またより咀嚼し易い切り餅で前記実施例と同様の作用・効果を生じる切り餅である。
本発明の、切り餅の第三実施例について、図7を参照しながら説明する。
略円柱形状で所定の長さに形成した切り餅200の側面(曲面) 6Aより直径方向で反対側面(曲面) 6Bまで、貫通した孔4が形成してあるこの貫通した孔は切り餅200の側面(曲面)6A,6B長手方向に、一若しくは複数の貫通した孔4を形成配設した切り餅200であ、煮えた餅を食べるときには、孔4のところより薄く伸びた餅を一口量ずつを食べることで、咀嚼しやすくなり食魂が唾液とよく混ぜられて嚥下し易くなる餅が提供できる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、本発明の要旨の範囲において具体的な構成は適宜設計し得るものである。
100、 200、 切り餅
1、 平坦上面(上面)
2、 載置底面(下面)
4、 孔
5A,5B, 長辺の立直側面(立直側面)
6A,6B 側面(曲面)
H、 厚さ
W、 短辺の長さ
L、 長辺の長さ

Claims (3)

  1. 角形である切り餅であって、前記切り餅は長辺の立直側面(以下立直側面と記載)と、対向する立直側面に挟まれた、平坦上面(以下上面と記載)又は載置底面(以下下面と記載)を有し、前記対向する立直側面と立直側面に挟まれた面から対向する下面まで貫通する孔が形成配設してあ、前記貫通した孔の直径が5mm、立直側面と対向する立直側面に挟まれた上面の中央を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔が、下面まで形成配設されたことを特徴とする切り餅。
  2. 角形である切り餅であって、前記切り餅の上面から下面まで貫通した孔を形成配設した切
    り餅であ、前記切り餅の上面又は下面に挟まれた、立直側面から対向する立直側面まで貫通する孔が形成配設してあ、前記貫通した孔の直径が5mmあり、前記上面と下面に挟まれた直側面の中央を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔が、対向する立直側面まで形成配設されたことを特徴とする請求項1記載の切り餅。
  3. 略円柱形状で所定の長さに形成した切り餅において、前記切り餅の側面(曲面)から直径方向で反対側面(曲面)まで貫通した孔を設けてあ、前記貫通した孔は直径5mmあって、前記切り餅の側面(曲面)を、長手方向に一若しくは複数の貫通した孔形成配設されたことを徴とするり餅。
JP2011082373A 2011-04-04 2011-04-04 切り餅 Expired - Fee Related JP5529795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011082373A JP5529795B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 切り餅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011082373A JP5529795B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 切り餅

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012217339A JP2012217339A (ja) 2012-11-12
JP5529795B2 true JP5529795B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=47269569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011082373A Expired - Fee Related JP5529795B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 切り餅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5529795B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114079A (en) * 1976-03-18 1977-09-24 Hideo Nakano Apparatus for recovering cuttout and mold frame container in rice cake pellets making
KR200376348Y1 (ko) * 2004-11-19 2005-03-11 석선열 젤리과자

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012217339A (ja) 2012-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292229B2 (ja) 嚥下性に優れた食品及び調味料
JP5529795B2 (ja) 切り餅
KR100894510B1 (ko) 돈육과 우육을 이용한 성형육의 제조방법 및 그 방법에의하여 얻어진 성형육
ES2258929B1 (es) Palillo de pan para pinchar alimentos.
KR101392641B1 (ko) 소보로 바게트 버거 빵 및 그 제조방법
CN106954662A (zh) 沙棘饼干及其加工方法
JP5955692B2 (ja) 軟質化餅の製造方法
JP2017060423A (ja) 咀嚼誘発食品、咀嚼回数を増加させる方法
US7007876B2 (en) Pastry blender and cooked fruit and vegetable masher
JP5658389B1 (ja) 切り餅
TWM601058U (zh) 叉子
KR20200111455A (ko) 떡 샌드위치
JP2009297011A5 (ja)
KR101895200B1 (ko) 새우가 함유된 비스킷 및 그 제조방법
JP6126281B1 (ja) ゼリー状食品
JP3124945U (ja) 串付き笹だんご
JP3195875U (ja)
JP2006341059A (ja) 調理用の鋏
JP3136675U (ja) 離乳食・介護食調理用多連鋏
CN103315027A (zh) 一种南瓜鸡蛋散子
ES1152611U (es) Sartén antiadherente para bocaditos de tortilla
JP3141631U (ja) 一口せんべい餅・サイコロ餅
TWM596574U (zh) 兼具刀叉結構的一次性餐具
Heidt et al. Setting the standard.
Human Farm fare: a-maize-balls

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5529795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5529795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees