JP3205148U - 床の間ユニット - Google Patents

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義博 草木
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【課題】運搬容易性に優れた床の間ユニットを提供する。【解決手段】本考案の床の間ユニット1は、上下方向において間隔を空けて設けられる下枠10Aおよび上枠10Bと、下枠10Aと上枠10Bとを接続する複数の柱20A〜20Dと、下枠10Aに設けられる床材31A,31Bとを備える。下枠10Aおよび上枠10Bは、それぞれ、枠形状を形成する複数の横架材11〜14により構成され、複数の柱20A〜20Dおよび複数の横架材11〜14のうち互いに接続される各材の全部または一部は、着脱可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば和室等の室内において任意の位置に床の間を設けることが可能な組立式の床の間ユニットに関するものである。
室内に物品等を飾ることを目的として床の間を設けることが知られており、特許文献1には、室内に床の間を設けるための床の間ユニットが記載されている。特許文献1に記載の床の間ユニットは、床の間を造設する際の施工容易性を向上させる観点から開発されたものである。
特開平7−150756号公報
しかしながら、特許文献1では、家具のように必要に応じて床の間ユニットの設置場所を変更することについて特に考慮されておらず、運搬容易性が優れたものではないという問題がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであって、運搬容易性に優れた床の間ユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、上下方向において間隔を空けて設けられる下枠および上枠と、前記下枠と前記上枠とを接続する複数の柱と、前記下枠に設けられる床材とを備える床の間ユニットであって、前記下枠および前記上枠が、それぞれ、枠形状を形成する複数の横架材により構成され、複数の前記柱および複数の前記横架材のうち互いに接続される前記各材の全部または一部が、着脱可能に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の床の間ユニットにおいて、複数の前記柱の各々が2つ以上に分離可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の床の間ユニットにおいて、複数の前記柱の各々が、前記下枠に接続される下柱材と、前記上枠に接続される上柱材と、前記下柱材と前記上柱材との間に設けられる中間柱材とにより構成され、前記下枠と前記上柱材とが一体に構成されるとともに、前記上枠および前記上柱材が一体に構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の床の間ユニットにおいて、前記下枠に接続されるとともに前記床材を下方から支持する床支持材を備え、前記床支持材は、前記下枠に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の床の間ユニットにおいて、前記上枠に接続される梁材と、前記梁材に接続されて当該梁材から吊り下げられる吊下材と、前記吊下材に接続されて前記床材の上方に配置される棚材とを備え、前記梁材は、前記上枠に対して着脱可能に構成されるとともに、前記吊下材は、前記梁材および前記棚材に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、運搬容易性に優れた床の間ユニットを提供することができる。
本考案の一実施形態に係る床の間ユニットの立体図である。 同実施形態に係る床の間ユニットの図であって、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は背面図、(D)は左側面図である。 同実施形態に係る床の間ユニットの図であって、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は断面図である。 同実施形態に係る柱の断面図であって、(A)は下柱材と中間柱材の接続構造を示す図、(B)は上柱材と中間柱材の接続構造を示す図である。 同実施形態に係る床の間ユニットが分解された状態を示す図であって、床の間ユニットを構成する各材の斜視図である。 同実施形態に係る床の間ユニットの運搬時の状態を示す斜視図である。
図面を参照しながら、本考案に係る組立式の床の間ユニット1の実施形態を説明する。図1は、組み立てられた状態の床の間ユニット1を示しており、床の間ユニット1が透視投影で描かれた中心投影図である。
図1に示すように、床の間ユニット1は、上下方向において間隔を空けて設けられる下枠10Aおよび上枠10Bと、上下方向に延びることで下枠10Aと上枠10Bとを接続する4本の柱20A〜20Dと、下枠10Aに設けられる2枚の床材31A,31Bとを備えている。
図2(A)〜(C)および図3(A),(B)は、床の間ユニット1が垂直投影で描かれた平行投影図であり、図3(C)は、図2のA−A線断面図である。図中の矢印X,Y,Zで示す前後方向、左右方向、および、上下方向は、互いに直交する方向である。なお、図面において、床の間ユニット1の細部の構造の図示は省略されている。
図2および図3に示すように、下枠10Aおよび上枠10Bは、それぞれ、前後方向において間隔を空けて平行に設けられる前横架材11および後横架材12と、左右方向において間隔を空けて平行に設けられる右横架材13および左横架材14とを備えている。前横架材11は、右横架材13の前端部と左横架材14の前端部とを接続し、後横架材12は、右横架材13の後端部と左横架材14の後端部とを接続する。換言すると、右横架材13は、前横架材11の右端部と後横架材12の右端部とを接続し、左横架材14は、前横架材11の左端部と後横架材12の左端部とを接続する。以上のようにして接続される4本の横架材11〜14は、上方または下方から見て左右方向を長辺とする長方形の枠形状を形成する。
下枠10Aの右横架材13および左横架材14は、上枠10Bの右横架材13および左横架材14に比べて、左右方向に大きい寸法を有しており、床材31A,31Bを下方から支持する床支持材として機能する。下枠10Aの右横架材13は、右床材31Aの右端部を支持し、下枠10Aの左横架材14は、左床材31Bの左端部を支持する。横架材11〜14は、ねじ等の固着具(図示略)により互いに接続され、その固着具を取り外すことで分離することできる。すなわち、横架材11〜14は着脱可能に構成されている。
柱20Aは、下枠10Aの右前端部と上枠10Bの右前端部とを接続し、柱20Bは、下枠10Aの左前端部と上枠10Bの左前端部とを接続し、柱20Cは、下枠10Aの右後端部と上枠10Bの右後端部とを接続し、柱20Dは、下枠10Aの左後端部と上枠10Bの左後端部とを接続する。柱20A〜20Dの各々は、3つに分離可能に構成されており、柱20A〜20Dは、それぞれ、下枠10Aに接続される下柱材21と、上枠10Bに接続される上柱材22と、下柱材21と上柱材22との間に設けられる中間柱材23とにより構成されている。柱材21〜23の接続構造については後述する。
本実施形態では、下柱材21および下枠10Aは一体として構成されている。具体的には、柱20A,20Bの下柱材21は、下枠10Aの前横架材11と一体であって、下枠10Aの前横架材11の右端部が、柱20Aの下柱材21として形成され、下枠10Aの前横架材11の左端部が、柱20Bの下柱材21として形成されている。また、柱20C,20Dの下柱材21は、下枠10Aの後横架材12と一体であって、下枠10Aの後横架材12の右端部が、柱20Cの下柱材21として形成され、下枠10Aの後横架材12の左端部が、柱20Dの下柱材21として形成されている。こうして、下枠10Aの横架材11,12と下柱材21とは分離不可能に構成されている。
さらに、本実施形態では、上柱材22および上枠10Bは一体として構成されている。具体的には、柱20A,20Bの上柱材22は、上枠10Bの前横架材11と一体であって、上枠10Bの前横架材11の右端部が、柱20Aの上柱材22として形成され、上枠10Bの前横架材11の左端部が、柱20Bの上柱材22として形成されている。また、柱20C,20Dの上柱材22は、上枠10Bの後横架材12と一体であって、上枠10Bの後横架材12の右端部が、柱20Cの上柱材22として形成され、上枠10Bの後横架材12の左端部が、柱20Dの上柱材22として形成されている。こうして、上枠10Bの横架材11,12と上柱材22とは分離不可能に構成されている。
右床材31Aおよび左床材31Bは、下枠10Aの前横架材11と後横架材12との間に設けられ、かつ、左右方向に並べて設けられる簡易畳である。具体的には、床材31A,31Bは、芯材となる柔軟性を有する板状の合成樹脂材料(例えば発泡スチロール)と、い草が編み込まれて形成された畳表とを積層して構成された畳である。
また、床の間ユニット1は、下枠10Aに接続される床支持材41と、柱20A〜20Dに接続される横架材51A,51Bと、上枠10Bに接続される梁材61と、梁材61から吊り下げられる吊下材62と、吊下材62に接続される棚材63と、上枠10Bに設けられた鉤具71とを備えている。
床支持材41は、下枠10Aの前横架材11と後横架材12とを接続する横架材であって、床材31A,31Bを下方から支持する。具体的には、床支持材41は、右床材31Aの左端部を支持するとともに左床材31Bの右端部を支持する。床支持材41は、ねじ等の固着具(図示略)により下枠10Aの横架材11,12に接続され、その固着具を取り外すことで横架材11,12から分離することできる。すなわち、床支持材41は、下枠10Aに対して着脱可能に構成されている。
横架材51Aは、柱20Aの下端部と柱20Cの下端部とを接続し、横架材51Bは、柱20Bの下端部と柱20Dの下端部とを接続する。横架材51A,51Bは、それぞれ、ねじ等の固着具(図示略)により柱20A〜20Dの下柱材21に接続され、その固着具を取り外すことで下柱材21から分離することができる。すなわち、横架材51A,51Bは、柱20A〜20Dに対して着脱可能に構成されている。
梁材61は、上枠10Bの前横架材11と後横架材12とを接続する横架材である。梁材61は、吊下材62を介して、棚材63に作用する上下方向の荷重を受ける。梁材61は、ねじ等の固着具(図示略)により上枠10Bの横架材11,12に接続され、その固着具を取り外すことで横架材11,12から分離することができる。すなわち、梁材61は、上枠10Bに対して着脱可能に構成されている。
吊下材62は、梁材61と棚材63の右端部とを接続する。吊下材62の上端部は、ねじ等の固着具(図示略)により梁材61に接続され、その固着具を取り外すことで梁材61から分離することができる。また、吊下材62の下端部は、ねじ等の固着具により棚材63の左端部に接続され、その固着具を取り外すことで棚材63から分離することができる。すなわち、吊下材62は、梁材61および棚材63に対して着脱可能に構成されている。
棚材63は、前横架材11と後横架材12との間に設けられ、床材31Bの上方に配置される。棚材63の左端部は、ねじ等の固着具(図示略)により柱20B,20Dに接続され、その固着具を取り外すことで柱20B,20Dから分離することができる。すなわち、棚材63は、柱20B,20Dに対して着脱可能に構成されている。
鉤具71は、上枠10Bの後横架材12に設けられ、掛け軸(図示略)等が引っ掛けられる鉤状のフックを有している。鉤具71は、後横架材12にねじ込まれる固着具と一体であって、後横架材12から分離することができる。すなわち、鉤具71は、上枠10Bに対して着脱可能に構成されている。
以上の構成部品からなる床の間ユニット1は、主に木材により形成される。具体的には、例えば、枠10Aおよび上枠10Bを構成する横架材11〜14、柱20A〜20Dを構成する柱材21〜23、並びに、床支持材41、横架材51A、並びに、梁材61は、強度に優れた桧により形成される。また、例えば、吊下材62は、竹により形成され、棚材63は、桐により形成される。
図4は、柱20A〜20Dにおける柱材21〜23の接続構造を示しており、図4(A)は、下柱材21と中間柱材23との接続構造を示し、図4(B)は、上柱材22と中間柱材23との接続構造を示している。
図4(A)に示すように、中間柱材23の下端部には、めねじが形成されたナット81が埋め込まれて設けられており、ナット81の内周には、おねじが形成されたボルト82の上端部が下方からねじ込まれる。ボルト82は、下柱材21に予め形成されている貫通孔に下方から挿し込まれ、下柱材21を貫通した状態でナット81にねじ込まれる。ボルト82の下端部には、めねじが形成されたナット83が設けられる。ナット83は、下枠10Aに形成された窪みに設けられ、下柱材21を中間柱材23に対して締め付ける。こうして、下柱材21と中間柱材23とが接続され、中間柱材23の下端と下柱材21の上端とが突き合せられた状態が維持される。下柱材21および中間柱材23は、ナット83をボルト82から取り外して、ボルト82をナット81から抜くことで分離することできる。すなわち、下柱材21および中間柱材23は着脱可能に構成されている。
また、図4(B)に示すように、中間柱材23の上端部には、めねじが形成されたナット91が埋め込まれて設けられており、ナット91の内周には、おねじが形成されたボルト92の下端部が上方からねじ込まれる。ボルト92は、上柱材22に予め形成されている貫通孔に下方から挿し込まれ、上柱材22を貫通した状態でナット91にねじ込まれる。ボルト92の上端部には、めねじが形成されたナット93が設けられる。ナット93は、上枠10Bに形成された窪みに設けられ、上柱材22を中間柱材23に対して締め付ける。こうして、上柱材22と中間柱材23とが接続され、中間柱材23の上端と上柱材22の上端とが突き合せられた状態が維持される。上柱材22および中間柱材23は、ナット93をボルト92から取り外して、ボルト92をナット91から抜くことで分離することできる。すなわち、上柱材22および中間柱材23は着脱可能に構成されている。
図5は、分解された状態の床の間ユニット1を示しており、床の間ユニット1の構成部品が等軸測投影で描かれた平行投影図である。また、図6は、図5に示す床の間ユニット1の構成部品をまとめた状態の一例を示している。なお、床材31A,31B、棚材63、および、鉤具71の図示は省略されている。
図6では、2本の前横架材11の長手方向と2本の後横架材12の長手方向とが揃うように、横架材11,12が重ねられている。また、図6では、4本の柱20A〜20Dの中間柱材23の長手方向が揃うように、中間柱材23が重ねられており、横架材11,12と中間柱材23とが平行に並べて設けられている。そして、図6では、横架材11,12の両端部に設けられる柱材21,22の間に、横架材13,14、床支持材41、横架材51A,51B、梁材61、および、吊下材62が設けられている。このようにまとめられた床の間ユニット1の構成部品は、図6中の幅Wおよび奥行きDおよび高さHの内寸を有する箱(図示略)に入れて持ち運ぶことができる。本実施形態では、幅Wを小さくするために、横架材11,12の長手方向の寸法と、柱20A〜20Dの中間柱材23の長手方向の寸法とが同じである。こうして、コンパクトな箱に床の間ユニット1の構成部品を収容することで、手荷物として航空機に持ち込むことができ、輸送費用を削減することができる。
本実施形態では以下の効果が得られる。
(1)複数の柱20A〜20Dおよび複数の横架材11〜14のうち、互いに接続される横架材11,13、横架材11,14、横架材12,13、および、横架材12,14が着脱可能に構成されている。このため、横架材11,13、横架材11,14、横架材12,13、および、横架材12,14を接続して床の間ユニット1を組み立てることで、室内の任意の位置に床の間を設けることができ、横架材11,13、横架材11,14、横架材12,13、および、横架材12,14を、それぞれ分離することで、床の間ユニット1を分解することができる。こうして分解された床の間ユニット1は容易に持ち運ぶことができるため、運搬容易性に優れた床の間ユニット1を実現することができる。
(2)複数の柱20A〜20Dの各々が3つ柱材21〜23に分離可能に構成されている。このため、柱20A〜20Dの各々が分離不可能である場合に比べて、柱20A〜20Dを容易に持ち運ぶことができ、床の間ユニット1の運搬容易性を向上することができる。
(3)下枠10Aと下柱材21とが一体に構成されるとともに、上枠10Bと上柱材22とが一体に構成されている。このため、床の間ユニット1を構成する部品点数の増加を妨げることができる。
(4)床支持材41は、下枠10Aに対して着脱可能に構成されている。このため、床支持材41と下枠10Aとを分離することで、床の間ユニット1の運搬時において、床の間ユニット1の構成部品の取り扱い容易性を向上することができる。また、横架材51A,51Bも、柱20A〜20Dに対して着脱可能に構成されているため、同様の効果を得ることができる。
(5)梁材61は、上枠10Bに対して着脱可能に構成されるとともに、吊下材62は、梁材61および棚材63に対して着脱可能に構成されている。このため、上枠10Bと梁材61とを分離し、梁材61と吊下材62と棚材63とを分離することで、床の間ユニット1の運搬時において、棚材63の取り扱い容易性を向上することができる。
本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態の構成を適宜変更することもできる。例えば、上記構成を以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせることもできる。
・上記実施形態では、床の間ユニット1は2枚の床材31A,31Bを備えていたが、床の間ユニットが備える床材の数を変更してもよい。例えば、床の間ユニットが備える床材が1枚のみであってもよい。1枚の床材を下枠10Aに設ける構成では、床支持材41を省略することができる。
・上記実施形態では、柱20A〜20Dの各々が3つに分離可能に構成されていたが、2つまたは4つ以上に分離可能に構成することもできる。すなわち、柱20A〜20Dの各々が2つ以上に分離可能に構成されていれば、上記(2)の効果を得ることができる。また、上記実施形態では、床の間ユニット1は4本の柱20A〜20Dを備えていたが、上枠を支えることができるのであれば下枠と上枠とを接続する柱の数を変更してもよい。
・上記実施形態では、互いに接続される複数の横架材11〜14のみが着脱可能に構成されていたが、互いに接続される柱20A〜20Dおよび横架材11〜14を着脱可能に構成してもよい。具体的には、下柱材21を下枠10Aに対して着脱可能に構成してもよく、上柱材22を上枠10Bに対して着脱可能に構成してもよい。また、柱20A〜20Dおよび横架材11〜14が着脱可能であるとき、互いに接続される横架材11〜14を着脱不可能に構成することもできる。すなわち、複数の柱および複数の横架材のうち互いに接続される各材の全部または一部が、着脱可能に構成されていれば、上記(1)の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、床の間ユニット1は、主に木材により形成される。具体的には、例えば、枠10Aおよび上枠10Bを構成する横架材11〜14、柱20A〜20Dを構成する柱材21〜23、並びに、床支持材41、横架材51A、並びに、梁材61は、強度に優れた桧により形成される。また、吊下材62は、竹により形成され、棚材63は、杉により形成される。
・床の間ユニットの構成部品の接続構造は、上記実施形態で説明した接続構造に限られず、適宜変更してもよい。また、上記実施形態で参照した図面では、互いに突き合せられる下柱材21の上端および中間柱材23の下端は平坦に図示されているが、下柱材21と中間柱材23との接続を強固にするために、下柱材21および中間柱材23は目違い継ぎ等の継手構造を有していることが好ましい。同様の理由により、上柱材22および中間柱材23は目違い継ぎ等の継手構造を有していることが好ましい。
・床の間ユニットの構成部品は、上記実施形態で説明した材料に限られず、適宜変更してもよい。また、床の間ユニットの構成部品は、上記実施形態に限られず、例えば、床の間ユニットは、上枠に設けられる天井材(図示略)、柱20C,20D間の空間を覆うように設けられる背面壁材(図示略)、柱20A,20C間の空間を覆うように設けられる右側面壁材(図示略)、柱20B,20D間の空間を覆うように設けられる左側面壁材(図示略)、床材31A,31B上に設けられる書院棚ユニット(図示略)等を備えていてもよい。
1 床の間ユニット
10A 下枠
10B 上枠
11 前横架材(横架材)
12 後横架材(横架材)
13 右横架材(横架材)
14 左横架材(横架材)
20A〜20D 柱
21 下柱材
22 上柱材
23 中間柱材
31A 左床材(床材)
31B 右床材(床材)
41 床支持材
51A,51B 横架材
61 梁材
62 吊下材
63 棚材
71 鉤具

Claims (5)

  1. 上下方向において間隔を空けて設けられる下枠および上枠と、
    前記下枠と前記上枠とを接続する複数の柱と、
    前記下枠に設けられる床材とを備える床の間ユニットであって、
    前記下枠および前記上枠が、それぞれ、枠形状を形成する複数の横架材により構成され、
    複数の前記柱および複数の前記横架材のうち互いに接続される前記各材の全部または一部が、着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする床の間ユニット。
  2. 複数の前記柱の各々が2つ以上に分離可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の床の間ユニット。
  3. 複数の前記柱の各々が、前記下枠に接続される下柱材と、前記上枠に接続される上柱材と、前記下柱材と前記上柱材との間に設けられる中間柱材とにより構成され、
    前記下枠と前記上柱材とが一体に構成されるとともに、前記上枠および前記上柱材が一体に構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の床の間ユニット。
  4. 前記下枠に接続されるとともに前記床材を下方から支持する床支持材を備え、
    前記床支持材は、前記下枠に対して着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床の間ユニット。
  5. 前記上枠に接続される梁材と、
    前記梁材に接続されて当該梁材から吊り下げられる吊下材と、
    前記吊下材に接続されて前記床材の上方に配置される棚材とを備え、
    前記梁材は、前記上枠に対して着脱可能に構成されるとともに、前記吊下材は、前記梁材および前記棚材に対して着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の床の間ユニット。
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