JP3205027B2 - エンジンの2次エアー供給装置 - Google Patents

エンジンの2次エアー供給装置

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JP3205027B2
JP3205027B2 JP01615692A JP1615692A JP3205027B2 JP 3205027 B2 JP3205027 B2 JP 3205027B2 JP 01615692 A JP01615692 A JP 01615692A JP 1615692 A JP1615692 A JP 1615692A JP 3205027 B2 JP3205027 B2 JP 3205027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの2次エアー
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの排気の浄化のため
に2次エアーを排気系に対してポンプを用いて導入する
構成が知られている。(例えば、特公昭56−1268
9号の公報) 即ち、排気系内の酸素濃度に応じた信号を出力して、こ
の信号に応じて2次エアの供給量を変化させてその増減
を制御し、排気系内の酸素濃度を触媒コンバータの浄化
機能に最適な一定値に制御する提案が成されている。こ
のために、エンジンルーム内においては、エアクリーナ
からの導入エアーを積極的に排気系に送るためのエアー
ポンプとエアー供給制御のための弁手段などが配管され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
提案においては、エアーポンプはエンジンから直接的に
駆動力を得るようにするなどの制約もあって、エアーポ
ンプはエンジンルーム内において露出して配設せざるを
得ないので見栄えも悪く、かつ、エアーポンプの動作時
における騒音、振動が外部に伝播して騒音を発生する問
題点がある。また、排気系に供給されない非供給エアを
上記の弁手段を介して大気中に解放する際に、耳障りな
風きり音が発生する問題がある。
【0004】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
てなされたものであり、発明の目的とするところは、エ
アーポンプを露出させずに配設して見栄えを良くし、エ
アーポンプの動作時における騒音、振動が外部に伝播し
て騒音を発生することを防止することができ、さらに排
気系に供給されない非供給エアが上記の弁手段を介して
大気中に解放される際に、耳障りな風きり音を抑制し、
かつ電動ポンプによる2次エア供給を円滑に行えるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために本
発明によれば、エンジンルーム内にエアーポンプを配設
し、エアクリーナからの導入エアーを前記エアーポンプ
によりエンジンの排気系に対して弁手段を介して適宜供
給するエンジンの2次エアー供給装置であって、前記導
入エアーを導入するとともに天井部をぼほ平面状に形成
してなる第1消音室と、該第1消音室の下方において前
記エアーポンプを周辺からの隔離状態にして固定する隔
離室と、前記隔離室を囲むように形成されてなり前記弁
手段から前記排気系に対する非供給エアーを導入する第
2消音室を前記隔離室の外周部位に一体形成した消音手
段とを備え、前記エアーポンプに電動式を用いるととも
に、該エアーポンプを常時アイドル状態で予め駆動する
ように制御することを特徴としており、天井部をぼほ平
面状に形成してなる第1消音室を設けた消音手段により
エアーポンプを隠すようにして見栄えを向上し、かつエ
アーポンプを隔離状態にして隔離室内に設けて外部に振
動が伝播することを防止し、かつ前記エアーポンプに電
動式を用いるとともに、該エアーポンプを常時アイドル
状態で予め駆動するように制御して、非供給エアが上記
の弁手段を介して大気中に解放される際に、耳障りな風
きり音を抑制し、かつ電動ポンプによる2次エア供給を
円滑に行えるように働く。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の好適
な実施例を説明する。図1は実施例のエンジンの2次エ
アー供給装置の平面図であって、車両30のエンジンル
ーム内において、前方タイヤハウス31近辺の様子を示
している。また、図2は図1のX−X矢視図であって、
ボンネット32の下方における配設状態を図示してい
る。
【0008】両図において、車両前方F側から順に、エ
アクリーナ7と、このエアクリーナ7からのエアーをエ
ンジンの排気系に対して2次エアー供給するためのエア
ーポンプ6(破線図示)であって電動式のものを囲むよ
うにした消音手段である消音箱体1が、前方タイヤハウ
ス31上とボティ側壁にまたがるように設けられたブラ
ケット9を用いて固定されている。
【0009】また、エアクリーナ7と消音箱体1とはエ
アー導入管8を介して接続される一方、消音箱体1の下
方位置にはエアーポンプ6からのエアーを第1の2次ホ
ース11と第2の2次ホース12に適宜供給制御するた
めの弁手段であるACV13(Air Control
Valve)が設けらており、排気系に対して適宜供
給制御するようにするとともに、ACV13にはリリー
フ管10がさらに接続されており、排気系にエアー供給
しない場合に再度、消音箱体1内に非供給エアーを送る
ようにしている。
【0010】次に、図3は図1の消音箱体1の部分破断
平面図であり、また図4は図1のY−Y矢視図、図5は
図1の部分破断図である。各図において、上述の消音箱
体1は図示のようにエアクリーナ7から導入エアーを導
入する第1消音室2が形されており、その天井部2aを
ぼほ平面状に形成しており外観上の見栄えを向上してい
る。また、この第1消音室2の下方においては上記のエ
アーポンプ6を周辺からの隔離状態にして固定する隔離
室5が図示のように一体形成されており、エアーポンプ
6をゴムブッシュ15を介して固定しており、図6に図
示のように導入エアーA1をポンプ6内に導入可能にし
ている。この導入エアーA1はACV13を介して第1
の2次ホース11と第2の2次ホース12に適宜供給制
御するようにしている。
【0011】以上の構成により、天井部2aをぼほ平面
状に形成した第1消音室2の天井面2aによりエアーポ
ンプ6を隠すようにして見栄えを向上し、かつエアーポ
ンプ6を隔離状態にして隔離室5内に設けて外部に振動
が伝播することを防止することができる。一方、隔離室
5の回りを囲むように形成されており、ACV13から
排気系に対する非供給エアーを導入する第2消音室3が
さらに隔離室5の外周を囲むように樹脂一体形成されて
おり、排気系にエアー供給しない場合において、再度A
CV13に接続されたリリーフ管10を介して消音箱体
1内に非供給エアーを送るようにしている。また、エア
ーポンプはエンジン始動時において、常時アイドル状態
で予め駆動するように制御している。
【0012】以上のように構成、動作させることで、非
供給エアが介して大気中に解放される際に、耳障りな風
きり音A7(図6中に図示)を第2消音室3内において
抑制し、かつエアーポンプを常時アイドル運転しておく
ことで電動ポンプの起動特性を向上して2次エア供給を
円滑にできる。ここで、本願発明は、上記実施例の構成
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲において適宜設定変更可能なことは勿論であって、電
動ポンプに代えて、エンジンから直接駆動力を得るよう
にしても良く、また、リリーフ管に接続される室を別に
設けた構成でも良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エアーポンプを露出させずに配設して見栄えを良くし、
エアーポンプの動作時における騒音、振動が外部に伝播
して騒音を発生することを防止することができ、また、
排気系に供給されない非供給エアが上記の弁手段を介し
て大気中に解放される際に、耳障りな風きり音を抑制
し、かつ電動ポンプによる2次エア供給を円滑に行える
ようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のエンジンの2次エアー供給装置の平面
図である。
【図2】図2は図1のX−X矢視図であって、ボンネッ
ト32の下方における配設状態を示した側面図である。
【図3】図1の消音箱体1の部分破断平面図である。
【図4】図4は図1のY−Y矢視図である。
【図5】図1の部分破断図である。
【図6】図5の動作説明図である。
【符号の説明】
1 消音箱(消音手段)、 2 第1消音室、 3 第2消音室、 4 外壁部、 5 隔離室、 6 エアーポンプ、 7 エアクリーナ、 8 エア導入管、 10 リリーフ管(非供給エアー管)、 11,12 2次ホース、 13 ACV(弁手段)、 15 ゴムブッシュである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内にエアーポンプを配設
    し、エアクリーナからの導入エアーを前記エアーポンプ
    によりエンジンの排気系に対して弁手段を介して適宜供
    給するエンジンの2次エアー供給装置であって、 前記導入エアーを導入するとともに天井部をぼほ平面状
    に形成してなる第1消音室と、 該第1消音室の下方において前記エアーポンプを周辺か
    らの隔離状態にして固定する隔離室と、前記隔離室を囲
    むように形成されてなり前記弁手段から前記排気系に対
    する非供給エアーを導入する第2消音室を前記隔離室の
    外周部位に一体形成した消音手段とを備え、 前記エアーポンプに電動式を用いるとともに、該エアー
    ポンプを常時アイドル状態で予め駆動するように制御す
    ことを特徴とするエンジンの2次エアー供給装置。
JP01615692A 1992-01-31 1992-01-31 エンジンの2次エアー供給装置 Expired - Fee Related JP3205027B2 (ja)

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