JP3204659B2 - 電子機器 - Google Patents
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- JP3204659B2 JP3204659B2 JP00639090A JP639090A JP3204659B2 JP 3204659 B2 JP3204659 B2 JP 3204659B2 JP 00639090 A JP00639090 A JP 00639090A JP 639090 A JP639090 A JP 639090A JP 3204659 B2 JP3204659 B2 JP 3204659B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子機器、特にメモリに記憶された辞書デー
タに基づき複数言語間での翻訳を行なう電子機器に関す
るものである。
タに基づき複数言語間での翻訳を行なう電子機器に関す
るものである。
[従来の技術] 従来より、電子辞書あるいは電子翻訳の機能を有する
電子機器が知られている。この種の装置では、例えば英
語の単語や文などを入力し、ドイツ語など他国語に翻訳
された単語あるいは文を表示する。
電子機器が知られている。この種の装置では、例えば英
語の単語や文などを入力し、ドイツ語など他国語に翻訳
された単語あるいは文を表示する。
第1の言語情報を第2の言語情報に変換する処理は、
マイクロプロセッサで第1の言語と第2の言語を対応さ
せて格納したメモリを第1の言語情報に関して検索する
ことによって行なう。出力の形態は液晶表示器などによ
る表示出力が主流であるが、音声出力や印字装置による
印字出力などの出力形態も考えられる。
マイクロプロセッサで第1の言語と第2の言語を対応さ
せて格納したメモリを第1の言語情報に関して検索する
ことによって行なう。出力の形態は液晶表示器などによ
る表示出力が主流であるが、音声出力や印字装置による
印字出力などの出力形態も考えられる。
また、近年装置本体の機能拡張を目的として、着脱自
在の外部記憶装置、いわゆるICカードを装着可能にした
機能が多く提案されている。
在の外部記憶装置、いわゆるICカードを装着可能にした
機能が多く提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 例えば英英辞典として構成された電子機器(電子辞
書)について考えてみると、最も単純なものは英単語を
入力し、対応する英語訳を複数個出力するものであり、
他言語に変換する場合は外部記憶装置であるICカードを
各言語に対応してあらかじめ複数枚用意しておき、選択
的にこれを本体に装着することによって機能を実現して
いる。
書)について考えてみると、最も単純なものは英単語を
入力し、対応する英語訳を複数個出力するものであり、
他言語に変換する場合は外部記憶装置であるICカードを
各言語に対応してあらかじめ複数枚用意しておき、選択
的にこれを本体に装着することによって機能を実現して
いる。
操作者が所望の他言語情報を入手する場合は、そのつ
ど各言語に対応したICカードを交換するといった煩雑さ
がある。また、他言語間の翻訳を行なう場合は本体内に
あらかじめ他言語情報を格納しておくか、ICカードにそ
れぞれの組合せの言語情報を複数枚用意しておく必要が
あり、情報格納手段としてのROMを多く必要として本体
コストを上昇させたり、多数のICカードがあるために操
作者を混乱させるなどの問題があった。
ど各言語に対応したICカードを交換するといった煩雑さ
がある。また、他言語間の翻訳を行なう場合は本体内に
あらかじめ他言語情報を格納しておくか、ICカードにそ
れぞれの組合せの言語情報を複数枚用意しておく必要が
あり、情報格納手段としてのROMを多く必要として本体
コストを上昇させたり、多数のICカードがあるために操
作者を混乱させるなどの問題があった。
また、それぞれ機能の異なるICカードが複数枚存在
し、操作者がこれを選択的に装着する場合、本体および
ICカードのシステムとして何が実行可能であるか判別で
きなかったり、各国語を本体キーボードから入力する場
合、各国の言語で用いる入力文字および記号を本体キー
ボードにあらかじめ設けるとキーボードが非常に煩雑に
なり、入力操作に手間取るばかりでなく、キーボードが
大きくなって本体そのものが大型化し、携帯性を著しく
損なうという不都合もあった。
し、操作者がこれを選択的に装着する場合、本体および
ICカードのシステムとして何が実行可能であるか判別で
きなかったり、各国語を本体キーボードから入力する場
合、各国の言語で用いる入力文字および記号を本体キー
ボードにあらかじめ設けるとキーボードが非常に煩雑に
なり、入力操作に手間取るばかりでなく、キーボードが
大きくなって本体そのものが大型化し、携帯性を著しく
損なうという不都合もあった。
また、本体が英英辞典の場合、例えばドイツ語ICカー
ドを装着してドイツ人が操作する場合、本体を操作する
上で複数のエラーメッセージなどが表示されるが、通常
メッセージはあらかじめ本体言語に対応した言語、すな
わち英語が用いられるのみで、ドイツ人にとっては理解
しにくく、操作手順がわからないことがある。そこで本
体にあらかじめ複数言語によるメッセージを用意して操
作者に選択させる方法が提案されているが、これによっ
て本体のメモリ容量が増大し、コストアップを招くとい
った弊害もあった。
ドを装着してドイツ人が操作する場合、本体を操作する
上で複数のエラーメッセージなどが表示されるが、通常
メッセージはあらかじめ本体言語に対応した言語、すな
わち英語が用いられるのみで、ドイツ人にとっては理解
しにくく、操作手順がわからないことがある。そこで本
体にあらかじめ複数言語によるメッセージを用意して操
作者に選択させる方法が提案されているが、これによっ
て本体のメモリ容量が増大し、コストアップを招くとい
った弊害もあった。
さらに、従来より知られている機器では、ICカードと
して同時に装着可能な辞書は1種類であるが、複数のIC
カードを装着してこれらの辞書データを組合せて翻訳を
行なう構造も考えられる。ところが、このような構造に
おいては、上述の種々の問題はより複雑化し、解決困難
なものとなることが予想される。
して同時に装着可能な辞書は1種類であるが、複数のIC
カードを装着してこれらの辞書データを組合せて翻訳を
行なう構造も考えられる。ところが、このような構造に
おいては、上述の種々の問題はより複雑化し、解決困難
なものとなることが予想される。
本発明の課題は、以上の諸問題を適切に解決すること
にある。
にある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明は、原言語の単
語を目標言語の単語に翻訳して出力する電子機器におい
て、 原言語の単語を入力する入力手段と、 少なくとも一方が前記電子機器の本体に対して着脱可
能である、第1言語の単語に対応する第2言語の単語を
記憶した第1の辞書手段、及び第2言語の単語に対応す
る第3言語の単語を記憶した第2の辞書手段と、 前記第1の辞書手段を参照して、第1言語の単語を第
2言語の単語に翻訳する第1の翻訳手段と、 前記第2の辞書手段を参照して、第2言語の単語を第
3言語の単語に翻訳する第2の翻訳手段と、 目標言語の単語を出力する出力手段と、 第1言語の単語を前記第1の翻訳手段により第2言語
の単語に翻訳し、当該翻訳結果である第2言語の単語を
前記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳するこ
とで、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳するよう
に制御する制御手段と、 前記本体に対して現在装着されている辞書手段の種類
を識別する識別手段と、 該識別手段による識別結果に基づいて、前記第1及び
第2の翻訳手段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言
語と目標言語との種類の組み合わせをメニューとして表
示するメニュー表示手段と、 前記メニューより1つの組み合わせを指定することで
原言語及び目標言語の種類を指定する指定手段とを設け
た構成を採用した。
語を目標言語の単語に翻訳して出力する電子機器におい
て、 原言語の単語を入力する入力手段と、 少なくとも一方が前記電子機器の本体に対して着脱可
能である、第1言語の単語に対応する第2言語の単語を
記憶した第1の辞書手段、及び第2言語の単語に対応す
る第3言語の単語を記憶した第2の辞書手段と、 前記第1の辞書手段を参照して、第1言語の単語を第
2言語の単語に翻訳する第1の翻訳手段と、 前記第2の辞書手段を参照して、第2言語の単語を第
3言語の単語に翻訳する第2の翻訳手段と、 目標言語の単語を出力する出力手段と、 第1言語の単語を前記第1の翻訳手段により第2言語
の単語に翻訳し、当該翻訳結果である第2言語の単語を
前記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳するこ
とで、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳するよう
に制御する制御手段と、 前記本体に対して現在装着されている辞書手段の種類
を識別する識別手段と、 該識別手段による識別結果に基づいて、前記第1及び
第2の翻訳手段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言
語と目標言語との種類の組み合わせをメニューとして表
示するメニュー表示手段と、 前記メニューより1つの組み合わせを指定することで
原言語及び目標言語の種類を指定する指定手段とを設け
た構成を採用した。
[作用] 上記構成によれば、原言語として第1言語が指定さ
れ、目標言語として第3言語が指定された時、入力手段
より入力された第1言語の単語を第1の翻訳手段により
第2言語の単語に翻訳し、この翻訳結果である第2言語
の単語を第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳し
て出力することができる。また、本体に対して現在装着
されている辞書手段の種類に応じて第1及び第2の翻訳
手段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言語と目標言
語との種類の組み合わせをメニューとして表示し、この
メニューから原言語及び目標言語の種類を指定すること
ができる。
れ、目標言語として第3言語が指定された時、入力手段
より入力された第1言語の単語を第1の翻訳手段により
第2言語の単語に翻訳し、この翻訳結果である第2言語
の単語を第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳し
て出力することができる。また、本体に対して現在装着
されている辞書手段の種類に応じて第1及び第2の翻訳
手段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言語と目標言
語との種類の組み合わせをメニューとして表示し、この
メニューから原言語及び目標言語の種類を指定すること
ができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。ここでは、本体内の辞書データを用いて英英辞
典として使用可能であるとともに、ICカードとして構成
された辞書カードを複数装着することにより後述のよう
に独仏、仏独、和仏、仏和など複数言語間の翻訳を行な
える電子辞書を例示する。
明する。ここでは、本体内の辞書データを用いて英英辞
典として使用可能であるとともに、ICカードとして構成
された辞書カードを複数装着することにより後述のよう
に独仏、仏独、和仏、仏和など複数言語間の翻訳を行な
える電子辞書を例示する。
<ハードウェア構成> 第1図は本発明を採用した電子辞書の外観を示すもの
である。装置本体1は見出し語入力用のアルファベット
キー2およびファンクションキー3aが上面に設けられた
ケース1a、および表示器4およびファンクションキー3b
が上面に設けられたケース1bがヒンジ部5を介して開閉
可能に接続された構成となっている。
である。装置本体1は見出し語入力用のアルファベット
キー2およびファンクションキー3aが上面に設けられた
ケース1a、および表示器4およびファンクションキー3b
が上面に設けられたケース1bがヒンジ部5を介して開閉
可能に接続された構成となっている。
各種ICカード6は、ケース1a側面に設けられた2組の
カード挿入口7a、7bに装着可能となっている。
カード挿入口7a、7bに装着可能となっている。
表示器4表面には、後述の透明キーボード8が設けら
れる。符号9で示すものはエンターキーで、入力された
単語を他国語に変換する処理を命令するものである。
れる。符号9で示すものはエンターキーで、入力された
単語を他国語に変換する処理を命令するものである。
<制御部の構成> 第2図は第1図の装置の制御系の構成を示すブロック
図である。図において符号10は装置全体の制御を行なう
CPU、符号11はエラー処理用のプログラムおよびキー入
力処理のプログラム、表示処理プログラムおよび後述の
辞書検索プログラム、また英英辞書および各種メッセー
ジデータなどを格納するROM(0)である。このROM11に
おいて、符号11aは前述の各種制御用プログラムを格納
した制御プログラムエリアである。
図である。図において符号10は装置全体の制御を行なう
CPU、符号11はエラー処理用のプログラムおよびキー入
力処理のプログラム、表示処理プログラムおよび後述の
辞書検索プログラム、また英英辞書および各種メッセー
ジデータなどを格納するROM(0)である。このROM11に
おいて、符号11aは前述の各種制御用プログラムを格納
した制御プログラムエリアである。
符号11bは辞書データを記憶した辞書データエリアで
ある。この辞書データエリアには、英英辞典として使用
すべき英語の単語、およびその意味の対応データが格納
される。
ある。この辞書データエリアには、英英辞典として使用
すべき英語の単語、およびその意味の対応データが格納
される。
さらに本実施例では、この辞書データエリア11bのほ
か、ICカードとして構成された辞書カードを装着し、英
英辞典のほか、独仏、仏独…など複数言語間の翻訳を行
なえるようにしてある。
か、ICカードとして構成された辞書カードを装着し、英
英辞典のほか、独仏、仏独…など複数言語間の翻訳を行
なえるようにしてある。
すなわち、符号12、13は外部記憶装置としての2枚の
ICカード内にそれぞれ設けられたROM(1)およびROM
(2)である。
ICカード内にそれぞれ設けられたROM(1)およびROM
(2)である。
このROM12、ROM13内にはカードアプリケーションの制
御を実行するカード制御プログラムエリア12a、13a、お
よび辞書データを格納する辞書データエリア12b、13bが
それぞれ含まれる。
御を実行するカード制御プログラムエリア12a、13a、お
よび辞書データを格納する辞書データエリア12b、13bが
それぞれ含まれる。
符号14はRAMで、RAM14内には各種制御プログラムのワ
ークエリアとして用いられる14a、スタックに用いられ
る一時退避エリア14b、そして中間言語を介して異種言
語を変換する際のメモリに用いられる後述のワードスト
アエリア14cが複数ブロック割り当てられている。
ークエリアとして用いられる14a、スタックに用いられ
る一時退避エリア14b、そして中間言語を介して異種言
語を変換する際のメモリに用いられる後述のワードスト
アエリア14cが複数ブロック割り当てられている。
符号15は第1図のアルファベットキー2、ファンクシ
ョンキー3a、3bなどを備えたキーボード部、符号16はCP
U10の表示制御に基づいて表示器17の表示画面を制御す
る表示駆動部である。
ョンキー3a、3bなどを備えたキーボード部、符号16はCP
U10の表示制御に基づいて表示器17の表示画面を制御す
る表示駆動部である。
以上のように構成された本体制御系において、キーボ
ード部15から入力された情報(英単語)はCPU10を介し
てROM11内に格納されている辞書データエリア11bを検索
する。
ード部15から入力された情報(英単語)はCPU10を介し
てROM11内に格納されている辞書データエリア11bを検索
する。
そして表示器17に出力する文字情報とともにRAM14内
のワークエリア14aへ転送し、表示フォーマットを整え
た後表示駆動部16を介して表示器17に検索内容を表示出
力する。本装置の制御は、ROM11内の制御プログラムエ
リア11aに基づいてCPU10が行なうものである。
のワークエリア14aへ転送し、表示フォーマットを整え
た後表示駆動部16を介して表示器17に検索内容を表示出
力する。本装置の制御は、ROM11内の制御プログラムエ
リア11aに基づいてCPU10が行なうものである。
カード内のデータを検索する場合も上述とほとんど同
様の処理であり、辞書検索処理のみROM12、ROM13内の制
御プログラムエリア12a、制御プログラムエリア13aによ
って実行され、その他の処理はROM11内の制御プログラ
ムエリア11aによってCPU10を介して行なう。
様の処理であり、辞書検索処理のみROM12、ROM13内の制
御プログラムエリア12a、制御プログラムエリア13aによ
って実行され、その他の処理はROM11内の制御プログラ
ムエリア11aによってCPU10を介して行なう。
<辞書検索の基本構成> 次に、第3図のフローチャート図を参照して辞書検索
の基本手順について説明する。この手順は本体内の辞書
データエリア11bの検索および、ICカード化されたROM1
2、13の検索のいずれにも使用される。これらの手順
は、ROM11、ROM12、13のプログラムエリア11a、12a、13
a上に適宜配置される。ただし、第3図では、英英の翻
訳を例としている。
の基本手順について説明する。この手順は本体内の辞書
データエリア11bの検索および、ICカード化されたROM1
2、13の検索のいずれにも使用される。これらの手順
は、ROM11、ROM12、13のプログラムエリア11a、12a、13
a上に適宜配置される。ただし、第3図では、英英の翻
訳を例としている。
英単語から英語訳を出力させる場合は、まず、第3図
ステップS1においてアルファベットキー2によって所望
の英単語を入力する。
ステップS1においてアルファベットキー2によって所望
の英単語を入力する。
次にステップS2において、エンターキー9が操作され
たかどうか判定する。ステップS1、S2が否定された場合
は、以上の処理を繰り返す。
たかどうか判定する。ステップS1、S2が否定された場合
は、以上の処理を繰り返す。
英単語が入力され、さらにエンターキー9が押下され
るとステップS3〜S5のループにおいてROM11の辞書デー
タエリア11b内の辞書先頭アドレスAから単語が順次出
力され、ステップS4において一致判別を行なって、入力
単語との一致が比較される。一致しない場合はステップ
S5で辞書データエリア11bの読出アドレスAが次の位置
に進められ、S3に復帰する。
るとステップS3〜S5のループにおいてROM11の辞書デー
タエリア11b内の辞書先頭アドレスAから単語が順次出
力され、ステップS4において一致判別を行なって、入力
単語との一致が比較される。一致しない場合はステップ
S5で辞書データエリア11bの読出アドレスAが次の位置
に進められ、S3に復帰する。
入力単語と同じ見出し単語が発見されると、ステップ
S6に進む。ステップS6においては辞書データエリア11b
から当該の単語の複数から成る英語訳情報が読み出さ
れ、この情報が表示フォーマットに従って並べ換えられ
てS7で表示器4に表示出力される。ステップS1〜S7が後
述の各種変換動作において共通に利用されるものであ
る。
S6に進む。ステップS6においては辞書データエリア11b
から当該の単語の複数から成る英語訳情報が読み出さ
れ、この情報が表示フォーマットに従って並べ換えられ
てS7で表示器4に表示出力される。ステップS1〜S7が後
述の各種変換動作において共通に利用されるものであ
る。
次に、本発明における各種機能について詳細に説明す
る。
る。
<異種言語間の翻訳の基本構成> まず、本発明における第1言語・第2言語(独英、英
独など異なる言語)間の翻訳システムの基本的な構造に
ついて説明する。
独など異なる言語)間の翻訳システムの基本的な構造に
ついて説明する。
第4図は翻訳動作を行なった場合のキー操作および表
示の例である。ここでは第1言語として独語、第2言語
としては仏語を考える。
示の例である。ここでは第1言語として独語、第2言語
としては仏語を考える。
第4図(A)において符号41はカーソルであり、独語
見出しの入力待ち状態である。
見出しの入力待ち状態である。
第4図(B)では、翻訳される独語見出し(「finde
n」)を入力する。この入力待ち状態では符号42に示す
ように、第1言語と第2言語の種類が常に表示されてい
る。見出し入力終了後エンターキー9を押下すると、第
4図(C)に示すように符号43の入力独語見出しと同時
に複数の仏語翻訳結果が符号44の位置に表示される。
n」)を入力する。この入力待ち状態では符号42に示す
ように、第1言語と第2言語の種類が常に表示されてい
る。見出し入力終了後エンターキー9を押下すると、第
4図(C)に示すように符号43の入力独語見出しと同時
に複数の仏語翻訳結果が符号44の位置に表示される。
<異種言語間の翻訳の詳細> また、本実施例では、第1言語と第2言語間の翻訳処
理を最もメモリ効率よく行なうために、中間媒体言語と
して第3言語を利用する方法をいくつかの実施例を挙げ
て説明する。
理を最もメモリ効率よく行なうために、中間媒体言語と
して第3言語を利用する方法をいくつかの実施例を挙げ
て説明する。
この方法は、たとえば本体メモリに英英辞書があり、
ICカードとして独英、英独の双方向辞書、および独仏
間、英仏間の双方向辞書があった場合、これらの辞書単
独による翻訳のみならず、辞書データの組合せにより、
独仏、仏独間の翻訳を行なえるようにするためのもので
ある。
ICカードとして独英、英独の双方向辞書、および独仏
間、英仏間の双方向辞書があった場合、これらの辞書単
独による翻訳のみならず、辞書データの組合せにより、
独仏、仏独間の翻訳を行なえるようにするためのもので
ある。
ここでは第1言語として独語、第2言語として仏語、
中間言語である第3言語を英語とし、各第1言語、第2
言語、第3言語間には 第1・第3言語間双方向辞書、 第2・第3言語間双方向辞書、 すなわち、独英、英独辞書、仏英・英仏辞書を備える。
これら2つの双方向辞書は、ROM12、ROM13を内蔵するIC
カードとして構成され、本体に装着されるものとし、以
下の説明では、「独英辞書」、「英独辞書」などの形式
で言及する。
中間言語である第3言語を英語とし、各第1言語、第2
言語、第3言語間には 第1・第3言語間双方向辞書、 第2・第3言語間双方向辞書、 すなわち、独英、英独辞書、仏英・英仏辞書を備える。
これら2つの双方向辞書は、ROM12、ROM13を内蔵するIC
カードとして構成され、本体に装着されるものとし、以
下の説明では、「独英辞書」、「英独辞書」などの形式
で言及する。
また、以下に示す処理手順は、ROM11の制御プログラ
ムエリア、ROM12、13の各制御プログラムエリアに適宜
配置されるものとする。
ムエリア、ROM12、13の各制御プログラムエリアに適宜
配置されるものとする。
さらに、以下の翻訳処理では、ST1[]、ST2[]、En
g[]…その他の表記方法でRAM14内に設定された各種ワ
ークエリアを示す。なお、ここでX[n]は、C言語な
どのプログラム表記に相当し、先頭アドレスXを持つ文
字列配列のn番目の構成要素(文字列そのもの)を示す
ものとする。X[]は文字列へのポインタ配列であって
もよいが、フローチャート中の表記では、X[n]は文
字列そのものを意味している。
g[]…その他の表記方法でRAM14内に設定された各種ワ
ークエリアを示す。なお、ここでX[n]は、C言語な
どのプログラム表記に相当し、先頭アドレスXを持つ文
字列配列のn番目の構成要素(文字列そのもの)を示す
ものとする。X[]は文字列へのポインタ配列であって
もよいが、フローチャート中の表記では、X[n]は文
字列そのものを意味している。
(翻訳処理の第1実施例) 翻訳処理の第1の実施例を、第5図のフローチャート
に従って説明する。
に従って説明する。
第5図においてステップS101はキー読込処理であり、
ユーザの独語見出し入力待ち状態である。ここでキーが
押下された場合、ステップS102においてそれが独語見出
しに有効なアルファベットキーであるかどうか判定し、
有効であればS103において入力キーに対応する文字コー
ドを見出しバッファにストアして再びキー待ち状態とな
る。
ユーザの独語見出し入力待ち状態である。ここでキーが
押下された場合、ステップS102においてそれが独語見出
しに有効なアルファベットキーであるかどうか判定し、
有効であればS103において入力キーに対応する文字コー
ドを見出しバッファにストアして再びキー待ち状態とな
る。
また、ステップS104で押下されたキーがエンターキー
9であればS105においてストアされている見出しバッフ
ァ中の文字コード群に対応する独語見出しを独英辞書か
ら検索し、S106において前記独語見出しに対する翻訳結
果である複数の英単語Eng[1]〜Eng〔n]を第1のバ
ッファST[1]〜ST[n]にストアする。
9であればS105においてストアされている見出しバッフ
ァ中の文字コード群に対応する独語見出しを独英辞書か
ら検索し、S106において前記独語見出しに対する翻訳結
果である複数の英単語Eng[1]〜Eng〔n]を第1のバ
ッファST[1]〜ST[n]にストアする。
次に、ステップS107においてS106でストアされたEng
[1]〜Eng[n]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタtを「1」にセットする。そしてステップ
S108においてST1[]の内容Eng[t]について今度は英
仏辞書を検索し、S109において翻訳結果である複数の仏
語Fre[1]〜Fre[m]を第2のバッファST2[]にス
トアする。こうして、ステップS110、S111によって全て
のST1の内容Eng[1]〜Eng[n]についてS108、S109
の処理を行なうまでループ処理を続ける。そしてステッ
プS110においてt=n、つまり最後のEng[t]につい
て処理が終わると、S112においてST2の内容、つまり全
ての独英翻訳結果Eng[1]〜Eng[n]に対する全ての
英仏翻訳結果ST2[1]〜St[n]を表示器17に表示す
る。
[1]〜Eng[n]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタtを「1」にセットする。そしてステップ
S108においてST1[]の内容Eng[t]について今度は英
仏辞書を検索し、S109において翻訳結果である複数の仏
語Fre[1]〜Fre[m]を第2のバッファST2[]にス
トアする。こうして、ステップS110、S111によって全て
のST1の内容Eng[1]〜Eng[n]についてS108、S109
の処理を行なうまでループ処理を続ける。そしてステッ
プS110においてt=n、つまり最後のEng[t]につい
て処理が終わると、S112においてST2の内容、つまり全
ての独英翻訳結果Eng[1]〜Eng[n]に対する全ての
英仏翻訳結果ST2[1]〜St[n]を表示器17に表示す
る。
第6図は入力独語として「finden」を例にとり、各第
2、第3の翻訳結果をまとめたものである。
2、第3の翻訳結果をまとめたものである。
図において、左列61は入力データに基づいて検索され
た独語見出し、中列62は第5図のステップS106において
ST1にストアされた独英翻訳結果である。また、右列63
はS109においてST2にストアされた独英翻訳結果に対す
るそれぞれの英仏翻訳結果であり、右列63中の全ての単
語が表示器17に表示される。
た独語見出し、中列62は第5図のステップS106において
ST1にストアされた独英翻訳結果である。また、右列63
はS109においてST2にストアされた独英翻訳結果に対す
るそれぞれの英仏翻訳結果であり、右列63中の全ての単
語が表示器17に表示される。
このようにして、装着可能な複数(ここでは2つ)の
双方向辞書を用いて、従来行なわれている翻訳方式で得
られるよりも多くの、あるいは広義の翻訳語を幅広く得
ることができる。
双方向辞書を用いて、従来行なわれている翻訳方式で得
られるよりも多くの、あるいは広義の翻訳語を幅広く得
ることができる。
ただし、より多くの翻訳語を得られる反面、この方式
では出力される単語が多すぎ、ユーザに多数の単語の選
択判断を強いることになる可能性もでてくる。そこで、
第2実施例〜第3実施例において、精度よく第1実施例
で得られる単語を適切な翻訳語に絞るための構成を示
す。
では出力される単語が多すぎ、ユーザに多数の単語の選
択判断を強いることになる可能性もでてくる。そこで、
第2実施例〜第3実施例において、精度よく第1実施例
で得られる単語を適切な翻訳語に絞るための構成を示
す。
(翻訳処理の第2実施例) 翻訳処理の第2の実施例を、第7図のフローチャート
に従って説明する。図において、ステップS101〜S108は
第1の実施例と共通の処理である。
に従って説明する。図において、ステップS101〜S108は
第1の実施例と共通の処理である。
ステップS209ではS108において検索された翻訳結果で
ある仏語についてさらに仏英辞書を検索し、結果をST3
[]にストアする。
ある仏語についてさらに仏英辞書を検索し、結果をST3
[]にストアする。
次にステップS210ではST3にストアされた英単語をST
[t]にストアされたEng[t]の単語と比較し、ステ
ップS211において一致するものがあればS212に進んでEn
g[t]の翻訳結果である仏語をバッファST2[]にスト
アし、一致するものがなければS213でt=nになるまで
カウンタtをカウントアップして(S214)、全てのEng
[1]〜Eng[n]についてS108〜S210の処理を行な
う。
[t]にストアされたEng[t]の単語と比較し、ステ
ップS211において一致するものがあればS212に進んでEn
g[t]の翻訳結果である仏語をバッファST2[]にスト
アし、一致するものがなければS213でt=nになるまで
カウンタtをカウントアップして(S214)、全てのEng
[1]〜Eng[n]についてS108〜S210の処理を行な
う。
そして、最後にステップS215においてS212でストアさ
れたST2の内容を全て表示器17に表示する。
れたST2の内容を全て表示器17に表示する。
第8図は第1の実施例と同様入力独語としてfindenを
例にとり、処理された翻訳結果を表示したものである。
例にとり、処理された翻訳結果を表示したものである。
第8図において符号81〜83は、第6図の符号61〜63と
同様である。本実施例では、さらに、列83の仏語に対し
て、列84のように仏語から英語への翻訳を行ない、その
結果中に中間の言語である英語において同じ単語を発見
した場合、そのもととなった列83中の仏語を翻訳結果と
している。
同様である。本実施例では、さらに、列83の仏語に対し
て、列84のように仏語から英語への翻訳を行ない、その
結果中に中間の言語である英語において同じ単語を発見
した場合、そのもととなった列83中の仏語を翻訳結果と
している。
すなわち、列83の「trouver」については英単語「fin
d」が含まれており、列82の「find」と一致するのでバ
ッファST2[]に「trouver」がストアされる。また、列
83の「estimer」については英訳中に列82のfindが含ま
れていないので、ST2[]にはストアされない。同様に
列83中「de'couvrir」はストアされ、「re've'ler」は
ストアされない。
d」が含まれており、列82の「find」と一致するのでバ
ッファST2[]に「trouver」がストアされる。また、列
83の「estimer」については英訳中に列82のfindが含ま
れていないので、ST2[]にはストアされない。同様に
列83中「de'couvrir」はストアされ、「re've'ler」は
ストアされない。
この結果、第7図のステップS215において第8図中の
下線部のみが表示器17に表示されることになる。
下線部のみが表示器17に表示されることになる。
このような構成により、翻訳処理の第1実施例では出
力される単語が多すぎる場合、適切な意味の単語のみを
出力するようにできる。
力される単語が多すぎる場合、適切な意味の単語のみを
出力するようにできる。
(翻訳処理の第3実施例) 翻訳処理の第3の実施例を、第9図のフローチャート
に従って説明する。ここでは、翻訳処理の第2実施例の
ように、第1の言語、独語から、中間の言語である英語
を介して得られる全ての第2の言語、仏語の単語中の適
切なものを選択する制御の一例を示している。
に従って説明する。ここでは、翻訳処理の第2実施例の
ように、第1の言語、独語から、中間の言語である英語
を介して得られる全ての第2の言語、仏語の単語中の適
切なものを選択する制御の一例を示している。
第9図において、ステップS101〜S108は第1および第
2の実施例と共通である。
2の実施例と共通である。
ステップS309ではS108において検索された翻訳結果で
ある仏語Fre[1]〜Fre[m]をバッファST3[1]〜S
T3[m]にストアする。
ある仏語Fre[1]〜Fre[m]をバッファST3[1]〜S
T3[m]にストアする。
次に、ステップS310においてS309でストアされたFre
[1]〜Fre[m]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタsを「1」にセットする。そしてステップ
S311においてST3の内容Fre[s]について今度は仏英辞
書を検索し、さらにS312において翻訳結果であるドイツ
語をバッファST4にストアする。
[1]〜Fre[m]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタsを「1」にセットする。そしてステップ
S311においてST3の内容Fre[s]について今度は仏英辞
書を検索し、さらにS312において翻訳結果であるドイツ
語をバッファST4にストアする。
次にステップS313ではST4にストアされた独語群を最
初にキー入力された独語見出しと比較し、ステップS314
において一致するものがあればS315に進んでEng[t]
の翻訳結果の一つであるFre[s]をバッファST2[]に
ストアする。
初にキー入力された独語見出しと比較し、ステップS314
において一致するものがあればS315に進んでEng[t]
の翻訳結果の一つであるFre[s]をバッファST2[]に
ストアする。
ステップS314において一致するものがなければステッ
プS316、S317においてEng[t]の翻訳結果全ての仏語
に対して同様の処理を行なうまでカウンタsをカウント
アップする。1つのtに対して全ての処理が終了する
と、今度はステップS318、S319においてS106でストアさ
れた全ての独英翻訳結果について処理を終了するまでカ
ウンタtをカウントアップする。全ての処理を終了、つ
まりt=nになると、ステップS320においてストアされ
たST2[]の内容を全て表示器17に表示する。
プS316、S317においてEng[t]の翻訳結果全ての仏語
に対して同様の処理を行なうまでカウンタsをカウント
アップする。1つのtに対して全ての処理が終了する
と、今度はステップS318、S319においてS106でストアさ
れた全ての独英翻訳結果について処理を終了するまでカ
ウンタtをカウントアップする。全ての処理を終了、つ
まりt=nになると、ステップS320においてストアされ
たST2[]の内容を全て表示器17に表示する。
第10図は独語入力として「finden」を例にとり、第3
の実施例で処理された翻訳結果を表示したものである。
図において符号101〜104は、第8図の符号81〜84と同様
である。
の実施例で処理された翻訳結果を表示したものである。
図において符号101〜104は、第8図の符号81〜84と同様
である。
この場合は、第8図において得られる列104をさらに
列105の独語に翻訳し、その結果と列101のもとの単語を
比較することにより列103の翻訳結果を採用するかどう
かが決定される。
列105の独語に翻訳し、その結果と列101のもとの単語を
比較することにより列103の翻訳結果を採用するかどう
かが決定される。
たとえば、第10図中103の「trouver」についてその英
訳の一つである「find」をさらに英独翻訳すると、列10
5中に「finden」が含まれており、入力独語見出しであ
る「finden」と一致するのでバッファST2に「trouver」
がストアされる。また、列103の「de'couvrir」につい
ては列104中の英単語「uncover」に対する列105の独語
翻訳結果についても、列104中の英単語「discover」に
対する列105の独語翻訳結果についても独語入力見出し
である「finden」が含まれていないので、「de'couvri
r」はストアされない。
訳の一つである「find」をさらに英独翻訳すると、列10
5中に「finden」が含まれており、入力独語見出しであ
る「finden」と一致するのでバッファST2に「trouver」
がストアされる。また、列103の「de'couvrir」につい
ては列104中の英単語「uncover」に対する列105の独語
翻訳結果についても、列104中の英単語「discover」に
対する列105の独語翻訳結果についても独語入力見出し
である「finden」が含まれていないので、「de'couvri
r」はストアされない。
この結果、第9図のステップS320において、第10図列
103中の下線部のみの単語が表示器17に表示されること
になる。
103中の下線部のみの単語が表示器17に表示されること
になる。
(翻訳処理の第4実施例) 翻訳処理の第4の実施例を、第11図に示すフローチャ
ートに従って説明する。ここでも、翻訳処理の第2実施
例のように、第1の言語、独語から、中間の言語である
英語を介して得られる全ての第2の言語、仏語の単語中
の適切なものを選択する制御の一例を示している。
ートに従って説明する。ここでも、翻訳処理の第2実施
例のように、第1の言語、独語から、中間の言語である
英語を介して得られる全ての第2の言語、仏語の単語中
の適切なものを選択する制御の一例を示している。
第11図において、ステップS101〜S105は第1実施例と
共通である。
共通である。
ステップS406では、入力された独語見出しに対する翻
訳結果である英単語Eng[1]〜Eng[k]をバッファST
[1]〜ST4[k]にストアする。
訳結果である英単語Eng[1]〜Eng[k]をバッファST
[1]〜ST4[k]にストアする。
次に、ステップS407においてS406でストアされたEng
[1]〜Eng[k]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタuを「1」にセットし、また処理によって
選択された英単語を順次ストアするためのカウンタnを
「1」にセットする。
[1]〜Eng[k]の単語に対して順次処理を行なうた
めのカウンタuを「1」にセットし、また処理によって
選択された英単語を順次ストアするためのカウンタnを
「1」にセットする。
そしてステップS409においてS406でストアされた英単
語Eng[u]について今度は英独辞書を検索し、さらにS
410において翻訳結果であるドイツ語と見出し入力され
た独語とを比較し、S411において一致するものがあれば
S412に進んでその時点のEng[u]をバッファST1[n]
にストアし、ステップS413でカウンタnをカウントアッ
プする。
語Eng[u]について今度は英独辞書を検索し、さらにS
410において翻訳結果であるドイツ語と見出し入力され
た独語とを比較し、S411において一致するものがあれば
S412に進んでその時点のEng[u]をバッファST1[n]
にストアし、ステップS413でカウンタnをカウントアッ
プする。
ステップS411において一致するものがなければステッ
プS414、S415においてu=k、つまり全てのEng[u]
に対して同様の翻訳・比較処理を行なうまでカウンタu
をカウントアップし、ループする。
プS414、S415においてu=k、つまり全てのEng[u]
に対して同様の翻訳・比較処理を行なうまでカウンタu
をカウントアップし、ループする。
その後の処理は第1実施例における第5図中のノード
[A]、または第2実施例における第7図中のノード
[B]、あるいは第3実施例における第9図中のノード
[C]へと移行することができる。
[A]、または第2実施例における第7図中のノード
[B]、あるいは第3実施例における第9図中のノード
[C]へと移行することができる。
第1〜第3実施例のノード[A]、[B]、[C]に
移行するまでの処理は、第12図の列121、122、123に示
すように、独単語から英単語を得、さらに独語へ翻訳し
てもとの独語が得られた英語を決定する処理である。つ
まり、第11図の手順は、第1言語から第3言語への翻訳
を行なう際に中間の言語として用いる第2言語を決定す
る処理に他ならない。
移行するまでの処理は、第12図の列121、122、123に示
すように、独単語から英単語を得、さらに独語へ翻訳し
てもとの独語が得られた英語を決定する処理である。つ
まり、第11図の手順は、第1言語から第3言語への翻訳
を行なう際に中間の言語として用いる第2言語を決定す
る処理に他ならない。
このようにして得られた第2言語を、第1〜第3実施
例のノード[A]、[B]、[C]以降で処理すること
によって、より適切な訳語を容易かつ短時間で選択でき
る。第1〜第3実施例においては、中間の言語以降にお
ける、2段階以上の翻訳処理では、翻訳結果として得ら
れる単語の数が膨大となるが、あらかじめ第4実施例の
ように第2言語の段階で候補を絞ることによって、より
効率的な検索が可能となる。
例のノード[A]、[B]、[C]以降で処理すること
によって、より適切な訳語を容易かつ短時間で選択でき
る。第1〜第3実施例においては、中間の言語以降にお
ける、2段階以上の翻訳処理では、翻訳結果として得ら
れる単語の数が膨大となるが、あらかじめ第4実施例の
ように第2言語の段階で候補を絞ることによって、より
効率的な検索が可能となる。
ここで、第12図に第4実施例と、第1実施例の組合せ
結果を例示しておく。
結果を例示しておく。
第12図は独語入力として「finden」を例にとり、本実
施例と第1実施例との組合せについて翻訳結果を表示し
たものである。図において符号121〜123は、第6図の符
号61〜63と同様である。
施例と第1実施例との組合せについて翻訳結果を表示し
たものである。図において符号121〜123は、第6図の符
号61〜63と同様である。
第12図において、符号6は入力独語に対する英訳に再
び英独翻訳を行なった結果である。
び英独翻訳を行なった結果である。
列122中「find」に対する独訳の中には入力独語見出
しである「finden」がすでに含まれているため、さらに
処理を進めてバッファST1[]に「find」がストアされ
る。
しである「finden」がすでに含まれているため、さらに
処理を進めてバッファST1[]に「find」がストアされ
る。
また、列122中「discover」、「think」、「conside
r」についてはその独訳の中に「finden」が含まれてい
ないので、これらはST1にストアされない。従って、最
終的に独仏翻訳結果として列122中の英語「find」に対
する翻訳結果である列123中の仏語が表示される。
r」についてはその独訳の中に「finden」が含まれてい
ないので、これらはST1にストアされない。従って、最
終的に独仏翻訳結果として列122中の英語「find」に対
する翻訳結果である列123中の仏語が表示される。
(翻訳処理の他の実施例) 以上説明したように、第2、第3、第4の各実施例に
示した処理を実行することによって、第1実施例に示し
た中間言語を介した翻訳処理の精度を上げることができ
る。従って、第2〜第4の実施例を複数組み合せること
によって、さらに翻訳精度を上げることが可能である。
示した処理を実行することによって、第1実施例に示し
た中間言語を介した翻訳処理の精度を上げることができ
る。従って、第2〜第4の実施例を複数組み合せること
によって、さらに翻訳精度を上げることが可能である。
第13図にその組合せ例を示す。図中左列実施例5〜11
は、上行実施例1〜4を各々組み合せた場合の実施例で
ある。ここで、第7実施例は、上記の第4実施例の最後
で述べた、第4と第1実施例の組合せである。
は、上行実施例1〜4を各々組み合せた場合の実施例で
ある。ここで、第7実施例は、上記の第4実施例の最後
で述べた、第4と第1実施例の組合せである。
また、それぞれの組合せに対して各要素のアンド条
件、オア条件をとることによってさらに組合せ例が増え
ることになり、様々な翻訳条件によって組合せを変え、
条件に最も適した翻訳結果を得られることになる。
件、オア条件をとることによってさらに組合せ例が増え
ることになり、様々な翻訳条件によって組合せを変え、
条件に最も適した翻訳結果を得られることになる。
また、前記第1〜第11の実施例においては第1言語を
独語、第2言語を仏語、第3言語を英語として説明を行
なったが、それぞれスペイン語、イタリア語などあらゆ
る言語を適用できるのはいうまでもなく、各第1・第3
言語間、また第2・第3言語間の双方向辞書を備えてい
ればよい。また、第1〜第4実施例では、独語から仏語
への翻訳を例示したが、逆方向の翻訳が同じ手順で可能
なのはいうまでもない。
独語、第2言語を仏語、第3言語を英語として説明を行
なったが、それぞれスペイン語、イタリア語などあらゆ
る言語を適用できるのはいうまでもなく、各第1・第3
言語間、また第2・第3言語間の双方向辞書を備えてい
ればよい。また、第1〜第4実施例では、独語から仏語
への翻訳を例示したが、逆方向の翻訳が同じ手順で可能
なのはいうまでもない。
もちろん、ICカードのROM12、13に格納された双方向
辞書をそれぞれ単独で使用することもできる。上記の各
実施例では、独英、英独の双方向辞書および英仏、仏英
の双方向辞書をそれぞれ単独で使用できるのはいうまで
もない。
辞書をそれぞれ単独で使用することもできる。上記の各
実施例では、独英、英独の双方向辞書および英仏、仏英
の双方向辞書をそれぞれ単独で使用できるのはいうまで
もない。
第13図の各実施例1〜11における種々の翻訳モード
は、キーボードからの入力に応じて選択できるようにす
るとよい。また、各実施例に対応した複数の翻訳モード
における翻訳結果を、時分割で表示器17に表示したり、
表示器17の表示領域を複数に空間分割してそれぞれ表示
したりすることも考えられる。
は、キーボードからの入力に応じて選択できるようにす
るとよい。また、各実施例に対応した複数の翻訳モード
における翻訳結果を、時分割で表示器17に表示したり、
表示器17の表示領域を複数に空間分割してそれぞれ表示
したりすることも考えられる。
<ユーザインターフェースの構成:その1> 次に、複数の異なる言語情報がそれぞれ格納されたIC
カードを本体に装着した際、このような構成において考
え得る有用なシステム全体の入出力制御、すなわち、ユ
ーザインターフェース方式について詳細に述べる。
カードを本体に装着した際、このような構成において考
え得る有用なシステム全体の入出力制御、すなわち、ユ
ーザインターフェース方式について詳細に述べる。
(第12実施例) ここでは第1図の機器本体が、英英辞典として機能す
る状態において、第1のICカードとして独英・英独の双
方向辞書を、第2のICカードとして仏英・英仏辞書を装
着した場合の構成を例示する。
る状態において、第1のICカードとして独英・英独の双
方向辞書を、第2のICカードとして仏英・英仏辞書を装
着した場合の構成を例示する。
上述のシステムにおいては本体内のROM11により構成
された英英辞書以外に、ICカードとして構成された英・
独・仏と3つの辞書があり、それぞれ組合せが可能であ
るので3P2=6通りの組合せがあり得る(独仏、仏独の
翻訳は前述の第1〜第11実施例により実行される)。こ
れに本体の英英機能を加えると、合計7通りの組合せと
なる。
された英英辞書以外に、ICカードとして構成された英・
独・仏と3つの辞書があり、それぞれ組合せが可能であ
るので3P2=6通りの組合せがあり得る(独仏、仏独の
翻訳は前述の第1〜第11実施例により実行される)。こ
れに本体の英英機能を加えると、合計7通りの組合せと
なる。
第14図は、本実施例における表示器17の表示例であ
り、たとえば、メニュー項目としてアルファベット表
示、たとえば「E」とともに「ENG→FRE」などのように
ある言語から他の言語への翻訳方法を表示している。
り、たとえば、メニュー項目としてアルファベット表
示、たとえば「E」とともに「ENG→FRE」などのように
ある言語から他の言語への翻訳方法を表示している。
ここで操作者は、任意の辞書機能を選択可能であり、
例えば仏独辞書として利用する場合は本体の電源スイッ
チをオン状態にすると自動的に第14図のような表示を行
ない、その後アルファベットキーの「G」の押下があっ
たとき、対応するメニュー中の項目を選択する。その
後、仏独辞書としての仏語入力待ち画面(不図示)を表
示器17に表示し、以下前述の中間言語を介して変換制御
処理へ移行する。
例えば仏独辞書として利用する場合は本体の電源スイッ
チをオン状態にすると自動的に第14図のような表示を行
ない、その後アルファベットキーの「G」の押下があっ
たとき、対応するメニュー中の項目を選択する。その
後、仏独辞書としての仏語入力待ち画面(不図示)を表
示器17に表示し、以下前述の中間言語を介して変換制御
処理へ移行する。
上記第2のICカードとして、仏英・英仏辞書のかわり
に伊英・英伊辞書が装着された場合には、第14図の表示
例中「FRE」を「ITA」に変化化させ、やはり7通りの辞
書を利用させるべくメニュー表示を行なえばよい。
に伊英・英伊辞書が装着された場合には、第14図の表示
例中「FRE」を「ITA」に変化化させ、やはり7通りの辞
書を利用させるべくメニュー表示を行なえばよい。
次に、第15図のフローチャートを参照して上記のよう
なインターフェースを行なう場合の制御について説明す
る。図示の制御手順はROM11中の制御プログラムエリア1
1aに格納しておく。
なインターフェースを行なう場合の制御について説明す
る。図示の制御手順はROM11中の制御プログラムエリア1
1aに格納しておく。
まず、第15図のステップS501において、本体電源投入
を命令するファンクションキー3a中のオンキーの押下の
有無を確認し、該オンキーが押下されるとS502において
第1のICカード装着部のICカードの有無を確認する。確
認方法としては、例えばICカードが装着されると1つの
閉ループ回路が形成されるよう配線することによって、
前記回路に所定の信号を送信して返送があればICカード
有と判定する方法が考えられる。
を命令するファンクションキー3a中のオンキーの押下の
有無を確認し、該オンキーが押下されるとS502において
第1のICカード装着部のICカードの有無を確認する。確
認方法としては、例えばICカードが装着されると1つの
閉ループ回路が形成されるよう配線することによって、
前記回路に所定の信号を送信して返送があればICカード
有と判定する方法が考えられる。
次に、ステップS503において第1のICカード内にあら
かじめ格納されたICカード種別コードAを読み込み、S5
04でこの種別コードAが中間言語である英語に対する双
方向翻訳機能であるかどうかを判定する。ここで異種コ
ードと判定された場合には、別途処理、例えば該ICカー
ド単体で動作する制御システムに移行する。ステップS5
04で双方向翻訳機能を有すると判定された場合は、S505
で種別コードAが本体RAM14のワークエリア14aにストア
される。
かじめ格納されたICカード種別コードAを読み込み、S5
04でこの種別コードAが中間言語である英語に対する双
方向翻訳機能であるかどうかを判定する。ここで異種コ
ードと判定された場合には、別途処理、例えば該ICカー
ド単体で動作する制御システムに移行する。ステップS5
04で双方向翻訳機能を有すると判定された場合は、S505
で種別コードAが本体RAM14のワークエリア14aにストア
される。
次にステップS506において第2のICカード装着部のIC
カードの有無を確認する。ステップS506が肯定されると
S507でカード種別コードBを読み込んでS508において翻
訳機能であるかどうかを判定し、このステップが否定さ
れた場合S504と同様に別途処理へ移行する。翻訳機能有
と判定された場合にはステップS509において前述の種別
コードAと本種別コードBをマージし、パターンMとし
てワークエリア14aに再ストアする。
カードの有無を確認する。ステップS506が肯定されると
S507でカード種別コードBを読み込んでS508において翻
訳機能であるかどうかを判定し、このステップが否定さ
れた場合S504と同様に別途処理へ移行する。翻訳機能有
と判定された場合にはステップS509において前述の種別
コードAと本種別コードBをマージし、パターンMとし
てワークエリア14aに再ストアする。
次にステップS510で前述のパターンMに対する組合せ
情報をあらかじめROM11内に格納されたテーブルと比較
検索し、ある場合にはS511で組合せ情報を表示文字情報
とともに読み出し、S512でRAM14および表示駆動部16に
おいて情報合成した後S513で表示器17に第14図のように
7通りの組合せパターンを表示し、S514でアルファベッ
トキーによる各組合せの選択入力を待つ。
情報をあらかじめROM11内に格納されたテーブルと比較
検索し、ある場合にはS511で組合せ情報を表示文字情報
とともに読み出し、S512でRAM14および表示駆動部16に
おいて情報合成した後S513で表示器17に第14図のように
7通りの組合せパターンを表示し、S514でアルファベッ
トキーによる各組合せの選択入力を待つ。
ここで、ステップS506において第2のICカード装着部
のICカードの装着が確認されなかった場合は、S515でパ
ターンMとして前述の種別コードAを再ストアし、S510
以降は同一処理を実行して、第14図のように「A」、
「B」、「C」の組合せパターンを表示器17に表示す
る。
のICカードの装着が確認されなかった場合は、S515でパ
ターンMとして前述の種別コードAを再ストアし、S510
以降は同一処理を実行して、第14図のように「A」、
「B」、「C」の組合せパターンを表示器17に表示す
る。
また、ステップS502において第1のICカード装着部の
ICカードの装着が確認されなかった場合は、S516におい
て第2のICカード装着部のICカード装着の有無を確認す
る。ステップS516が否定された場合は本体内に格納され
ている英英辞典機能しかないことになり、例えば英英辞
典としての英単語入力待ち状態などの別処理へ移行す
る。
ICカードの装着が確認されなかった場合は、S516におい
て第2のICカード装着部のICカード装着の有無を確認す
る。ステップS516が否定された場合は本体内に格納され
ている英英辞典機能しかないことになり、例えば英英辞
典としての英単語入力待ち状態などの別処理へ移行す
る。
ステップS516でICカードの装着を確認するとS517にお
いて該ICカード内にあらかじめ格納された種別コードB
を読み込み、S518で翻訳機能の有無を確認する。翻訳機
能を備えている場合はステップS519で種別コードBをRA
M14内にストアすると同時にS520で組合せパターンMへ
再ストアし、S510以降の処理に移る。最終的には第14図
のように「A」、「E」、「F」の組合せを任意に並べ
換えて表示器17に表示し、S514で選択待ち状態となる。
いて該ICカード内にあらかじめ格納された種別コードB
を読み込み、S518で翻訳機能の有無を確認する。翻訳機
能を備えている場合はステップS519で種別コードBをRA
M14内にストアすると同時にS520で組合せパターンMへ
再ストアし、S510以降の処理に移る。最終的には第14図
のように「A」、「E」、「F」の組合せを任意に並べ
換えて表示器17に表示し、S514で選択待ち状態となる。
このようにして、装着されたICカードに応じて、第14
図のように可能な翻訳モードを表示し、ユーザの所望の
翻訳モードを選択させることができる。
図のように可能な翻訳モードを表示し、ユーザの所望の
翻訳モードを選択させることができる。
(第13実施例) 第12実施例においてオンキーは、電源投入機能のみを
有するものであったが、このオンキーに電源投入後の押
下に対して全システムで可能な状態を表示するメニュー
表示の機能を付加することによって、ある設定によって
第1、第2のICカードを他言語のカードに交換した場
合、各組合せの1つを実行中でもオンキーを押下して第
15図に示すような制御を実行することによって、常に最
新のシステム状態による機能を確認実行することが可能
となる。もちろんこれら機能の実行命令用のキーとし
て、オンキー以外のキーを割り当ててもよいのはいうま
でもない。
有するものであったが、このオンキーに電源投入後の押
下に対して全システムで可能な状態を表示するメニュー
表示の機能を付加することによって、ある設定によって
第1、第2のICカードを他言語のカードに交換した場
合、各組合せの1つを実行中でもオンキーを押下して第
15図に示すような制御を実行することによって、常に最
新のシステム状態による機能を確認実行することが可能
となる。もちろんこれら機能の実行命令用のキーとし
て、オンキー以外のキーを割り当ててもよいのはいうま
でもない。
(第14実施例) 第12実施例においては、第1、第2のICカードそれぞ
れに翻訳機能を有する場合について述べたが、第1のIC
カードとして翻訳機能(辞書および検索プログラム)を
内蔵し、第2のICカードには単独で機能するアプリケー
ションを格納しておき、翻訳とともに第2のアプリケー
ションの機能を実行することも考えられる。
れに翻訳機能を有する場合について述べたが、第1のIC
カードとして翻訳機能(辞書および検索プログラム)を
内蔵し、第2のICカードには単独で機能するアプリケー
ションを格納しておき、翻訳とともに第2のアプリケー
ションの機能を実行することも考えられる。
このような構造では、第15図の手順に第16図の手順を
追加することにより、以下のような表示制御を行なうこ
とが考えられる。
追加することにより、以下のような表示制御を行なうこ
とが考えられる。
すなわち、第15図ステップS508で第2のICカードの種
別コードBの翻訳機能が否定された場合は、第16図の制
御を移行する。
別コードBの翻訳機能が否定された場合は、第16図の制
御を移行する。
ステップS521において種別コードAおよびBは組合せ
パターンMおよび機能パターンNに再ストアされ、ステ
ップS522、S523において各パターンM、Nが比較検索さ
れ、ステップS524でROM11に格納されたメニュー画面表
示文字機能が読み出され、ステップS525で画面レイアウ
トに基づいて表示情報が合成され、ステップS526で表示
器17に表示出力される。
パターンMおよび機能パターンNに再ストアされ、ステ
ップS522、S523において各パターンM、Nが比較検索さ
れ、ステップS524でROM11に格納されたメニュー画面表
示文字機能が読み出され、ステップS525で画面レイアウ
トに基づいて表示情報が合成され、ステップS526で表示
器17に表示出力される。
第17図はこの表示の一例を示すもので、ここでは第2
のICカード装着部に旅行用会話集を格納したICカードを
装着した場合を示す。図示のように、この場合は、メニ
ュー項目「A」〜「C」には第1のICカードに対する翻
訳機能の組合せを、「D」にアプリケーションとしての
会話集タイトルを「TRAVEL CONVERSATION」を表示して
いる。
のICカード装着部に旅行用会話集を格納したICカードを
装着した場合を示す。図示のように、この場合は、メニ
ュー項目「A」〜「C」には第1のICカードに対する翻
訳機能の組合せを、「D」にアプリケーションとしての
会話集タイトルを「TRAVEL CONVERSATION」を表示して
いる。
また、ここで第1、第2のICカード装着部双方にアプ
リケーションカードが装着された場合、すなわち第15図
でステップS504、S508が否定された場合には第17図にお
けるメニュー項目「A」および2つのアプリケーション
タイトルが表示され、3つの機能が選択可能となる。
リケーションカードが装着された場合、すなわち第15図
でステップS504、S508が否定された場合には第17図にお
けるメニュー項目「A」および2つのアプリケーション
タイトルが表示され、3つの機能が選択可能となる。
<ユーザインターフェースの構成:その2> 以上では、メニュー表示とその選択に関する構成を示
したが、以下では、複数の異なる言語情報がそれぞれ格
納されたICカードをそれぞれ本体に装着した際、選択さ
れた言語に対応して本体表示器上に出力する各種メッセ
ージ言語を制御するための構成について以下に詳述す
る。
したが、以下では、複数の異なる言語情報がそれぞれ格
納されたICカードをそれぞれ本体に装着した際、選択さ
れた言語に対応して本体表示器上に出力する各種メッセ
ージ言語を制御するための構成について以下に詳述す
る。
(第15実施例) 第18図(A)は第14図のメニュー画面表示中におい
て、メニュー項目「A」(英英辞典モード)を選択した
入力待ち状態を示しており、操作者に入力を促すメッセ
ージいは見出し入力言語が英語のため、英語表記となっ
ている。
て、メニュー項目「A」(英英辞典モード)を選択した
入力待ち状態を示しており、操作者に入力を促すメッセ
ージいは見出し入力言語が英語のため、英語表記となっ
ている。
ところが、第14図において項目「F」が選択され、す
なわち仏語辞典検索処理に移行した場合には、第18図
(B)に示すようにメッセージを自動的に仏語表記に切
り換えるのがよい。
なわち仏語辞典検索処理に移行した場合には、第18図
(B)に示すようにメッセージを自動的に仏語表記に切
り換えるのがよい。
この場合、その他エラーなどの各種メッセージ言語も
全て仏語表記とし、メニュー画面に戻って他言語辞典を
選択するまでこのモードが継続されるものとする。
全て仏語表記とし、メニュー画面に戻って他言語辞典を
選択するまでこのモードが継続されるものとする。
多くの場合、辞書言語を設定したユーザは、当該言語
を母国語とする人が多いと考えられるので、辞書選択時
に全メッセージが母国語表示されることによって操作性
が著しく向上する。
を母国語とする人が多いと考えられるので、辞書選択時
に全メッセージが母国語表示されることによって操作性
が著しく向上する。
次に、以上の動作を実現する手段について説明する。
第19図は、第2図におけるICカード内に格納されたRO
M13の内部構造をさらに詳細に示したもので、以下に述
べる順に構成される。
M13の内部構造をさらに詳細に示したもので、以下に述
べる順に構成される。
まず、先頭のエリアにはカード自体に特有のシステム
制御を実行するプログラムが格納されており、ROM13がC
PU10によって制御されるチップセレクトによって制御が
ROM11から移行した場合、あらかじめ割り当てられた各
種処理を実行するものである。
制御を実行するプログラムが格納されており、ROM13がC
PU10によって制御されるチップセレクトによって制御が
ROM11から移行した場合、あらかじめ割り当てられた各
種処理を実行するものである。
次のエリアに格納されているのはカード種別コードB
で、これは前述のカードの種別を判定するための制御コ
ードである。
で、これは前述のカードの種別を判定するための制御コ
ードである。
次に、当該カードで扱う言語(ここでは仏語)によっ
て構成された、複数組から成るメッセージデータ13fお
よびこれを制御するメッセージ表示制御プログラム13g
が格納される。メッセージデータの種類は、ROM11内に
格納されているメッセージデータ(英語)と全て対応す
る形で設けられる。
て構成された、複数組から成るメッセージデータ13fお
よびこれを制御するメッセージ表示制御プログラム13g
が格納される。メッセージデータの種類は、ROM11内に
格納されているメッセージデータ(英語)と全て対応す
る形で設けられる。
次に通常のアルファベット26文字以外の仏語特有の文
字(例えば「」、「」など)のコード、およびこれ
に対応した表示用フォントデータおよび制御プログラム
が格納されている。これについては、後に詳述する。
字(例えば「」、「」など)のコード、およびこれ
に対応した表示用フォントデータおよび制御プログラム
が格納されている。これについては、後に詳述する。
そして、最後に辞書データエリアとして仏→英、英→
仏双方向のデータとこれを検索するためのテーブルがそ
れぞれ格納されて1つのROMを構成する。
仏双方向のデータとこれを検索するためのテーブルがそ
れぞれ格納されて1つのROMを構成する。
第18図(A)に示す英英変換の実行中は、各種メッセ
ージはROM11に格納されたメッセージデータが同様に格
納されている制御プログラムによって出力されている
が、ここで第18図(B)に示すように仏語辞書モードが
選択された時はメッセージ制御プログラムがRAM14のワ
ークエリア14a内にストアされたカード種別コードBを
確認すると同時に、メッセージ表示制御をROM13に移管
する。
ージはROM11に格納されたメッセージデータが同様に格
納されている制御プログラムによって出力されている
が、ここで第18図(B)に示すように仏語辞書モードが
選択された時はメッセージ制御プログラムがRAM14のワ
ークエリア14a内にストアされたカード種別コードBを
確認すると同時に、メッセージ表示制御をROM13に移管
する。
この時仏語に切り換わったことを示すフラグをワーク
エリア14a内に設定しておくことによって、メニュー画
面に戻った場合やRAM14の記憶内容を電源オフ後も常に
バックアップしておくことによって、再び電源をオンに
してメニュー画面を表示した時もワークエリア14a内の
フラグを確認してメッセージ表示処理をICカード側に移
管するため、常に仏語表記状態を維持することができ
る。
エリア14a内に設定しておくことによって、メニュー画
面に戻った場合やRAM14の記憶内容を電源オフ後も常に
バックアップしておくことによって、再び電源をオンに
してメニュー画面を表示した時もワークエリア14a内の
フラグを確認してメッセージ表示処理をICカード側に移
管するため、常に仏語表記状態を維持することができ
る。
また、他言語辞書を選択してワークエリア14a内のフ
ラグを新たに他言語を示すフラグに切り換えれば、メッ
セージを他の言語表記に切り換えることができる。ここ
ではもちろん、他言語ICカード内のROM構成も第19図に
示す仏語辞書カードと同様にしておく必要がある。
ラグを新たに他言語を示すフラグに切り換えれば、メッ
セージを他の言語表記に切り換えることができる。ここ
ではもちろん、他言語ICカード内のROM構成も第19図に
示す仏語辞書カードと同様にしておく必要がある。
こうしてどのような言語においても同様のメモリ構成
を採用することによって、各国語のICカードを装着して
当該言語辞書を選択すれば、当該言語表記によるメッセ
ージが可能となり、さらに他言語を選択しなければ本体
電源をオフ/オンしても常に一定のメッセージが表示さ
れ、当該言語を母国語として使用する操作者にとっては
非常に便利である。
を採用することによって、各国語のICカードを装着して
当該言語辞書を選択すれば、当該言語表記によるメッセ
ージが可能となり、さらに他言語を選択しなければ本体
電源をオフ/オンしても常に一定のメッセージが表示さ
れ、当該言語を母国語として使用する操作者にとっては
非常に便利である。
(第16実施例) 上記第15実施例では、メッセージ言語の切換は辞書言
語の選択切換によって行なっていたが、どの辞書言語を
実行していても常に所望のメッセージ言語を設定可能と
する構成も考えられる。
語の選択切換によって行なっていたが、どの辞書言語を
実行していても常に所望のメッセージ言語を設定可能と
する構成も考えられる。
すなわち、本体操作中にあらかじめキーボード内に切
換キー(不図示)を設けておき、このキーを押下するこ
とによって表示画面が第18図(C)に示すように現在使
用中のメッセージ言語以外に使用可能な言語をワークエ
リア内にストアされた種別コードによって識別してメニ
ュー表示させ、操作者がこれを自由に選択できるように
する。
換キー(不図示)を設けておき、このキーを押下するこ
とによって表示画面が第18図(C)に示すように現在使
用中のメッセージ言語以外に使用可能な言語をワークエ
リア内にストアされた種別コードによって識別してメニ
ュー表示させ、操作者がこれを自由に選択できるように
する。
第15実施例においては辞書言語に切り換えた辞典でメ
ッセージ言語識別フラグを切り換えていたが、本実施例
では切換押下後言語を選択する際に切り換えることによ
って、容易に実現可能である。
ッセージ言語識別フラグを切り換えていたが、本実施例
では切換押下後言語を選択する際に切り換えることによ
って、容易に実現可能である。
この表示メッセージ切換制御を第20図のフローチャー
トに基づいて説明する 電子辞書機能としての検索ルーチン実行中に、割込処
理でステップS601で常時切換キー押下の有無を判定す
る。切換キーの押下を検出すると、ステップS602で現メ
ッセージ言語を示す現フラグを確認する。ここでは、英
語が指定されているものとする。そこでステップS603に
おいてワークエリア14a内にストアされた種別コードを
確認し、未使用言語を認識してステップS604で英語以外
の言語(独語、仏語)の選択画面(第18図(C))を出
力してステップS605において選択キーの入力を待つ。ど
ちらか一方が選択されると、ステップS606でRAM14内に
新しい言語に対応するフラグを設定すると同時に、ステ
ップS607で設定された言語が格納されたROMにメッセー
ジ表示制御を移管し、検索ルーチンから抜ける時にメッ
セージ表示画面から抜けた場合にはステップS608で新し
い言語によるメッセージ表示を実行して検索ルーチンの
次処理に移行する。
トに基づいて説明する 電子辞書機能としての検索ルーチン実行中に、割込処
理でステップS601で常時切換キー押下の有無を判定す
る。切換キーの押下を検出すると、ステップS602で現メ
ッセージ言語を示す現フラグを確認する。ここでは、英
語が指定されているものとする。そこでステップS603に
おいてワークエリア14a内にストアされた種別コードを
確認し、未使用言語を認識してステップS604で英語以外
の言語(独語、仏語)の選択画面(第18図(C))を出
力してステップS605において選択キーの入力を待つ。ど
ちらか一方が選択されると、ステップS606でRAM14内に
新しい言語に対応するフラグを設定すると同時に、ステ
ップS607で設定された言語が格納されたROMにメッセー
ジ表示制御を移管し、検索ルーチンから抜ける時にメッ
セージ表示画面から抜けた場合にはステップS608で新し
い言語によるメッセージ表示を実行して検索ルーチンの
次処理に移行する。
RAM14が、電源オフ時もバックアップされているもの
とすれば、常に同一言語によるメッセージ表示が可能で
あり、操作者が切換操作を実行しない限り表示は変わら
ない。従ってどの言語を選択しても常に同一言語でメッ
セージ表示が行なわれるため、当該言語を母国語とする
操作者にとってはいっそう便利である。
とすれば、常に同一言語によるメッセージ表示が可能で
あり、操作者が切換操作を実行しない限り表示は変わら
ない。従ってどの言語を選択しても常に同一言語でメッ
セージ表示が行なわれるため、当該言語を母国語とする
操作者にとってはいっそう便利である。
また、第15と第16実施例を組み合せてもよいのはもち
ろんである。すなわち、辞書言語を切り換える際に当該
言語に切り換えるばかりでなく、切換後当該言語を使用
中に常時任意の切換が可能である。
ろんである。すなわち、辞書言語を切り換える際に当該
言語に切り換えるばかりでなく、切換後当該言語を使用
中に常時任意の切換が可能である。
また、第15、第16実施例のどちらか一方の表示メッセ
ージ制御を操作者が設定可能なようにすれば、複数の操
作者にとって非常に便利なメッセージ表示機能を提供す
ることができる。
ージ制御を操作者が設定可能なようにすれば、複数の操
作者にとって非常に便利なメッセージ表示機能を提供す
ることができる。
<ユーザインターフェースの構成:その3> 次に、装着されたICカード内言語あるいは複数言語の
中から選択された任意の言語に対応して見出し入力キー
の機能を当該言語で使用する入力文字に自動的に切り換
える制御について述べる。
中から選択された任意の言語に対応して見出し入力キー
の機能を当該言語で使用する入力文字に自動的に切り換
える制御について述べる。
(第17実施例) たとえば、独語では、「β」、「」のような文字が
使用されるが、以下では、これらの文字の入力手段を必
要に応じて追加する技術につき説明する。
使用されるが、以下では、これらの文字の入力手段を必
要に応じて追加する技術につき説明する。
第21図は本実施例を採用した表示例を示すもので、第
21図(A)はICカードとして独語カードが装着され、実
行した見出し入力画面状態を示すものである。
21図(A)はICカードとして独語カードが装着され、実
行した見出し入力画面状態を示すものである。
図示のように、表示器17表示面の下段に独語特有の入
力文字として「」、「」、「」、「β」が表示さ
れるとともに、後述の表示器17の上面に設けられた透明
キーボード8によって表示文字付近を押下することによ
って表示文字をキー入力情報として取り込むことにす
る。
力文字として「」、「」、「」、「β」が表示さ
れるとともに、後述の表示器17の上面に設けられた透明
キーボード8によって表示文字付近を押下することによ
って表示文字をキー入力情報として取り込むことにす
る。
このような構成によれば、独語を入力する場合は、本
体にあらかじめ設けられたアルファベットキー26文字と
表示器内に設定された特殊キー4文字の組合せが可能と
なる。
体にあらかじめ設けられたアルファベットキー26文字と
表示器内に設定された特殊キー4文字の組合せが可能と
なる。
第21図(B)は同様に仏語入力画面を示しており、表
示器17の下段には仏語特有の入力文字が複数個表示さ
れ、それぞれその上の透明キーボード8を押下可能とし
た構成を示している。
示器17の下段には仏語特有の入力文字が複数個表示さ
れ、それぞれその上の透明キーボード8を押下可能とし
た構成を示している。
次に、第22図および第23図を参照して表示器17上の透
明キーボード8の構造について述べる。
明キーボード8の構造について述べる。
第23図は同構造による分解斜視図、第22図は第23図の
組立状態の断面図である。
組立状態の断面図である。
第22図および第23図において、第2図の表示器17を構
成する液晶表示器18上には、ポリエステルフィルムなど
の透明シート上に蒸着などによって形成された透明電極
19が複数本形成された下側フレキシブルプリント基板20
が設けられており、この下側フレキシブルプリント基板
20には所定の空隙を形成するためのスペーサ部材21を介
して、下側フレキシブルプリント基板20と同様に透明シ
ート下面に透明電極22が複数本形成された上側フレキシ
ブルプリント基板23が接着などによって積層されてい
る。
成する液晶表示器18上には、ポリエステルフィルムなど
の透明シート上に蒸着などによって形成された透明電極
19が複数本形成された下側フレキシブルプリント基板20
が設けられており、この下側フレキシブルプリント基板
20には所定の空隙を形成するためのスペーサ部材21を介
して、下側フレキシブルプリント基板20と同様に透明シ
ート下面に透明電極22が複数本形成された上側フレキシ
ブルプリント基板23が接着などによって積層されてい
る。
上側フレキシブルプリント基板23上の透明電極22(4
本)および下側フレキシブルプリント基板20上の透明電
極19(8本)は互いに直交するように配線されると同時
に、スペーサ部材21によって所定の空隙が形成されてい
るため、上側フレキシブルプリント基板23の所定部分を
指などで押圧することによって上側フレキシブルプリン
ト基板23の透明電極22と下側フレキシブルプリント基板
20の透明電極19が接触し、所定のキー信号が発生して本
体内部でキー入力処理が行なわれる。
本)および下側フレキシブルプリント基板20上の透明電
極19(8本)は互いに直交するように配線されると同時
に、スペーサ部材21によって所定の空隙が形成されてい
るため、上側フレキシブルプリント基板23の所定部分を
指などで押圧することによって上側フレキシブルプリン
ト基板23の透明電極22と下側フレキシブルプリント基板
20の透明電極19が接触し、所定のキー信号が発生して本
体内部でキー入力処理が行なわれる。
次に、本実施例における制御について第24図のフロー
チャートを用いて説明する。第24図のステップS701で本
体動作中にカードが選択されるか、ステッS702において
本体の電源が投入されてカードがある場合、カードに制
御が移行する制御において、ステップS703でカードが装
着されているかどうかの確認を行なう。カードの装着が
確認されなかった場合は本体機能を継続するか、エラー
として他の処理へ移行する。
チャートを用いて説明する。第24図のステップS701で本
体動作中にカードが選択されるか、ステッS702において
本体の電源が投入されてカードがある場合、カードに制
御が移行する制御において、ステップS703でカードが装
着されているかどうかの確認を行なう。カードの装着が
確認されなかった場合は本体機能を継続するか、エラー
として他の処理へ移行する。
カードの装着が確認されるとステップS704においてカ
ードの種別コードAが組み込まれ、ステップS705でRAM1
4のワークエリア14a内にストアされる。
ードの種別コードAが組み込まれ、ステップS705でRAM1
4のワークエリア14a内にストアされる。
次にステップS706において第19図に示すカード内ROM1
1に格納されたキー文字表示用フォントデータKを読み
出すと同時に、ステップS707で第21図の表示例を示す入
力画面表示情報Iを本体あるいはカード内ROM11から読
み出し、ステップS708において表示情報Dとしてフォン
トKおよび表示情報Iを合成し、ステップS709で表示器
上に表示出力する。
1に格納されたキー文字表示用フォントデータKを読み
出すと同時に、ステップS707で第21図の表示例を示す入
力画面表示情報Iを本体あるいはカード内ROM11から読
み出し、ステップS708において表示情報Dとしてフォン
トKおよび表示情報Iを合成し、ステップS709で表示器
上に表示出力する。
この状態でステップS710においてアルファベットキー
あるいは表示器17上に表示された特殊文字上の透明キー
ボード8が押圧されると、見出し語(特殊文字)の入力
処理が順次実行される。
あるいは表示器17上に表示された特殊文字上の透明キー
ボード8が押圧されると、見出し語(特殊文字)の入力
処理が順次実行される。
このようにして、装着されるICカードの機能に応じ
て、特定の言語処理に必要な特殊文字を入力するキー入
力手段を追加できるため、ユーザはシフトキーシーケン
スなど面倒な操作を行なう必要がなく、また余計なキー
入力ハードウェアの追加も不要である。
て、特定の言語処理に必要な特殊文字を入力するキー入
力手段を追加できるため、ユーザはシフトキーシーケン
スなど面倒な操作を行なう必要がなく、また余計なキー
入力ハードウェアの追加も不要である。
(第18実施例) 第17実施例においては本体に装着されるICカードが1
種類の場合について述べたが、2種類の異なる言語が格
納されたICカードがそれぞれ装着された場合は、第14図
に例示した表示が前述の制御によって実行された後、各
選択肢の入力言語に対応して入力画面上に当該言語で使
用する特殊文字を表示して押圧可能とすることによっ
て、それぞれの言語に対応したキーボードが形成でき
る。
種類の場合について述べたが、2種類の異なる言語が格
納されたICカードがそれぞれ装着された場合は、第14図
に例示した表示が前述の制御によって実行された後、各
選択肢の入力言語に対応して入力画面上に当該言語で使
用する特殊文字を表示して押圧可能とすることによっ
て、それぞれの言語に対応したキーボードが形成でき
る。
すなわち、第15図のステップS514において選択キーが
押下されると、第24図で選択された言語が格納されてい
るカードの種別コードに基づいてステップS706において
カード内に格納された文字フォントデータKを読み出
し、以後前述のフローを実施してステップS710において
見出し入力待ち状態となる。
押下されると、第24図で選択された言語が格納されてい
るカードの種別コードに基づいてステップS706において
カード内に格納された文字フォントデータKを読み出
し、以後前述のフローを実施してステップS710において
見出し入力待ち状態となる。
以上の第17、第18実施例によれば、本体キーボード上
に特殊文字用のキーを設けたり1つのキーに複数の機能
を付加して本体の大型化やキー入力の煩雑化を招くこと
がなくなり、各言語で使用する文字のみがそのつど切換
表示されることによって、スピーディかつ正確な文字入
力が実現できる。
に特殊文字用のキーを設けたり1つのキーに複数の機能
を付加して本体の大型化やキー入力の煩雑化を招くこと
がなくなり、各言語で使用する文字のみがそのつど切換
表示されることによって、スピーディかつ正確な文字入
力が実現できる。
<各実施例の効果> 以上説明したように、第1の言語情報を入力して第1
の言語情報に対応した第2の言語情報を出力するとも
に、外部記憶装置としてのICカードを複数着脱可能に構
成された電子機器において、上述の種々の実施例の構成
を採用することにより得られる効果のうち主要なもの
を、以下に要約する。
の言語情報に対応した第2の言語情報を出力するとも
に、外部記憶装置としてのICカードを複数着脱可能に構
成された電子機器において、上述の種々の実施例の構成
を採用することにより得られる効果のうち主要なもの
を、以下に要約する。
(1)<異種言語間の翻訳の基本構成>、<異種言語間
の翻訳の詳細>の欄で説明した翻訳方式によれば、次の
ような効果がある。
の翻訳の詳細>の欄で説明した翻訳方式によれば、次の
ような効果がある。
すなわち、複数の異なる言語をメモリに格納する際前
記それぞれの言語に対応した共通の言語を組み合せてお
き、異なる言語間の変換を行なう場合前記共通言語とし
ての中間言語を介在させることによって、複数の異なる
言語間のあらゆる組合せによる変換に対してそれぞれの
組合せによるデータ構成をとることによるメモリの巨大
化およびコストの上昇を防止できるとともに、それぞれ
の組合せに対して多種の辞書を設けることによる設計業
務の増大や、そのつど必要な辞書の交換を行なうといっ
た煩雑さや混乱を解消できる。
記それぞれの言語に対応した共通の言語を組み合せてお
き、異なる言語間の変換を行なう場合前記共通言語とし
ての中間言語を介在させることによって、複数の異なる
言語間のあらゆる組合せによる変換に対してそれぞれの
組合せによるデータ構成をとることによるメモリの巨大
化およびコストの上昇を防止できるとともに、それぞれ
の組合せに対して多種の辞書を設けることによる設計業
務の増大や、そのつど必要な辞書の交換を行なうといっ
た煩雑さや混乱を解消できる。
また、新たな言語を追加する場合でも、常に共通の中
間言語と対応させるのみで既存の全ての言語に対して変
換が可能となるので、機能の拡張性やシステムの自由度
が高められるといった優れた利点もある。
間言語と対応させるのみで既存の全ての言語に対して変
換が可能となるので、機能の拡張性やシステムの自由度
が高められるといった優れた利点もある。
また、異なる言語間の翻訳に際して、各変換過程にお
けるさらなる変換一致処理を実施することによって、精
度の高い翻訳が可能となるという利点も得られる。
けるさらなる変換一致処理を実施することによって、精
度の高い翻訳が可能となるという利点も得られる。
もちろん、上記構成によれば、所定言語と中間言語の
間の翻訳結果も利用できるから、限られた辞書構成で、
多種の言語間での翻訳が可能である。
間の翻訳結果も利用できるから、限られた辞書構成で、
多種の言語間での翻訳が可能である。
(2)<ユーザインターフェースの構成:その1>の欄
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
すなわち、複数の言語がそれぞれ格納されたICカード
を機器本体に任意に組み合せて装着することによって、
前記状態における複数の言語間の変換可能な組合せが自
動的に機器本体表示上で確認選択でき、常に最新の組合
せによる各言語変換機能が簡単に選択・確認できる。
を機器本体に任意に組み合せて装着することによって、
前記状態における複数の言語間の変換可能な組合せが自
動的に機器本体表示上で確認選択でき、常に最新の組合
せによる各言語変換機能が簡単に選択・確認できる。
(3)<ユーザインターフェースの構成:その2>の欄
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
すなわち、複数の言語がそれぞれ格納されたICカード
を機器本体に任意に組み合せて装着し、複数の言語の中
から任意の言語を選択することによって当該言語による
エラーなどの各種メッセージ表示を自動的あるいは操作
者の手動によって選択可能とすることによって、当該言
語を母国語とする操作者にとって操作中の各種メッセー
ジが理解しやすくなり、操作効率の大幅な向上や操作ミ
ス防止などを実現できる。
を機器本体に任意に組み合せて装着し、複数の言語の中
から任意の言語を選択することによって当該言語による
エラーなどの各種メッセージ表示を自動的あるいは操作
者の手動によって選択可能とすることによって、当該言
語を母国語とする操作者にとって操作中の各種メッセー
ジが理解しやすくなり、操作効率の大幅な向上や操作ミ
ス防止などを実現できる。
(4)<ユーザインターフェースの構成:その3>の欄
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
で説明したインターフェース方式によれば、次のような
効果がある。
すなわち、複数の言語がそれぞれ格納されたICカード
を機器本体に任意に組み合せて装着し、複数の言語の中
から任意の言語を選択した際、当該言語で使用する特殊
文字を表示器上に表示するとともに、表示器上に設けら
れたキーボードによって前記特殊文字を選択的に文字情
報として入力可能なように構成することによって、キー
ボード上には常に当該言語で必要な文字のみとなり、キ
ー入力が正確かつスピーディに行なえるとともに、不要
なキーをあらかじめキーボード上に設ける必要がなく、
機器本体の小型化、ローコスト化が実現でき、非常に有
利な機器を提供することができる。
を機器本体に任意に組み合せて装着し、複数の言語の中
から任意の言語を選択した際、当該言語で使用する特殊
文字を表示器上に表示するとともに、表示器上に設けら
れたキーボードによって前記特殊文字を選択的に文字情
報として入力可能なように構成することによって、キー
ボード上には常に当該言語で必要な文字のみとなり、キ
ー入力が正確かつスピーディに行なえるとともに、不要
なキーをあらかじめキーボード上に設ける必要がなく、
機器本体の小型化、ローコスト化が実現でき、非常に有
利な機器を提供することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、原
言語の単語を目標言語の単語に翻訳して出力する電子機
器において、原言語の単語を入力する入力手段と、少な
くとも一方が前記電子機器の本体に対して着脱可能であ
る、第1言語の単語に対応する第2言語の単語を記憶し
た第1の辞書手段、及び第2言語の単語に対応する第3
言語の単語を記憶した第2の辞書手段と、前記第1の辞
書手段を参照して、第1言語の単語を第2言語の単語に
翻訳する第1の翻訳手段と、前記第2の辞書手段を参照
して、第2言語の単語を第3言語の単語に翻訳する第2
の翻訳手段と、目標言語の単語を出力する出力手段と、
第1言語の単語を前記第1の翻訳手段により第2言語の
単語に翻訳し、当該翻訳結果である第2言語の単語を前
記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳すること
で、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳するように
制御する制御手段と、前記本体に対して現在装着されて
いる辞書手段の種類を識別する識別手段と、該識別手段
による識別結果に基づいて、前記第1及び第2の翻訳手
段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言語と目標言語
との種類の組み合わせをメニューとして表示するメニュ
ー表示手段と、前記メニューより1つの組み合わせを指
定することで原言語及び目標言語の種類を指定する指定
手段とを設けたことにより、第1言語の単語に対応する
第2言語の単語を記憶した辞書及び第2言語の単語に対
応する第3言語の単語を記憶した辞書を用いて、第1言
語の単語を第2言語の単語の翻訳でき、第2言語の単語
を第3言語の単語に翻訳できることに加えて、第1言語
の単語に対応する第2言語の単語を記憶した辞書を設け
ることなく、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳す
ることが可能となり、少ないメモリ容量で多種の言語間
の翻訳処理が行なえるという優れた効果がある。また、
本体に対して現在装着されている辞書手段の種類に応じ
て翻訳可能な原言語と目標言語との種類の組み合わせを
メニューとして表示し、このメニューより1つの組み合
わせを指定することで原言語及び目標言語の種類を指定
するようにしたので、わかりやすく簡単な操作により、
多種の言語間の翻訳処理が行なえるという優れた効果が
ある。
言語の単語を目標言語の単語に翻訳して出力する電子機
器において、原言語の単語を入力する入力手段と、少な
くとも一方が前記電子機器の本体に対して着脱可能であ
る、第1言語の単語に対応する第2言語の単語を記憶し
た第1の辞書手段、及び第2言語の単語に対応する第3
言語の単語を記憶した第2の辞書手段と、前記第1の辞
書手段を参照して、第1言語の単語を第2言語の単語に
翻訳する第1の翻訳手段と、前記第2の辞書手段を参照
して、第2言語の単語を第3言語の単語に翻訳する第2
の翻訳手段と、目標言語の単語を出力する出力手段と、
第1言語の単語を前記第1の翻訳手段により第2言語の
単語に翻訳し、当該翻訳結果である第2言語の単語を前
記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳すること
で、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳するように
制御する制御手段と、前記本体に対して現在装着されて
いる辞書手段の種類を識別する識別手段と、該識別手段
による識別結果に基づいて、前記第1及び第2の翻訳手
段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言語と目標言語
との種類の組み合わせをメニューとして表示するメニュ
ー表示手段と、前記メニューより1つの組み合わせを指
定することで原言語及び目標言語の種類を指定する指定
手段とを設けたことにより、第1言語の単語に対応する
第2言語の単語を記憶した辞書及び第2言語の単語に対
応する第3言語の単語を記憶した辞書を用いて、第1言
語の単語を第2言語の単語の翻訳でき、第2言語の単語
を第3言語の単語に翻訳できることに加えて、第1言語
の単語に対応する第2言語の単語を記憶した辞書を設け
ることなく、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳す
ることが可能となり、少ないメモリ容量で多種の言語間
の翻訳処理が行なえるという優れた効果がある。また、
本体に対して現在装着されている辞書手段の種類に応じ
て翻訳可能な原言語と目標言語との種類の組み合わせを
メニューとして表示し、このメニューより1つの組み合
わせを指定することで原言語及び目標言語の種類を指定
するようにしたので、わかりやすく簡単な操作により、
多種の言語間の翻訳処理が行なえるという優れた効果が
ある。
第1図は本発明を採用した電子機器の構造を示した斜視
図、 第2図は第1図の装置の制御系を示したブロック図、 第3図は翻訳処理の基本的な流れを示したフローチャー
ト図、 第4図(A)〜(C)は翻訳処理における基本的な表示
の変化を示した説明図、 第5図は翻訳処理の第1実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第6図は第5図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第7図は翻訳処理の第2実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第8図は第7図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第9図は翻訳処理の第3実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第10図は第9図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第11図は翻訳処理の第4実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第12図は第11図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第13図は翻訳処理の第1〜第4実施例のそれぞれの組合
せによる第5〜第11実施例の構成を示す説明図、 第14図は本発明による第1のユーザインターフェース方
式における表示例を示した説明図、 第15図は第1のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図、 第16図は第1のユーザインターフェース方式における異
なる制御を示したフローチャート図、 第17図は本発明による第1のユーザインターフェース方
式における異なる表示例を示した説明図、 第18図(A)〜(C)は、第2のユーザインターフェー
ス方式における表示例を示した説明図、 第19図は第18図の構成において必要なROMの構成を示し
た説明図、 第20図は第2のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図、 第21図(A)、(B)は第3のユーザインターフェース
方式における表示例を示した説明図、 第22図は第3のユーザインターフェース方式における透
明キーボードの構成を示した断面図、 第23図は透明キーボードの構成を示した分解斜視図、 第24図は第3のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図である。 1……装置本体、2……アルファベットキー 4、17……表示器、5……ヒンジ部 6……ICカード、8……透明キーボード 9……エンターキー、10……CPU 11〜13……ROM 11a〜13a……制御プログラムエリア 11b〜13b……辞書データエリア 14……RAM 15……キーボード部、16……表示駆動部 18……液晶表示器、19……透明電極 20、23……フレキシブルプリント基板 21……スペーサ部材、22……透明電極
図、 第2図は第1図の装置の制御系を示したブロック図、 第3図は翻訳処理の基本的な流れを示したフローチャー
ト図、 第4図(A)〜(C)は翻訳処理における基本的な表示
の変化を示した説明図、 第5図は翻訳処理の第1実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第6図は第5図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第7図は翻訳処理の第2実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第8図は第7図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第9図は翻訳処理の第3実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第10図は第9図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第11図は翻訳処理の第4実施例の詳細を示したフローチ
ャート図、 第12図は第11図の翻訳処理による検索結果を示した説明
図、 第13図は翻訳処理の第1〜第4実施例のそれぞれの組合
せによる第5〜第11実施例の構成を示す説明図、 第14図は本発明による第1のユーザインターフェース方
式における表示例を示した説明図、 第15図は第1のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図、 第16図は第1のユーザインターフェース方式における異
なる制御を示したフローチャート図、 第17図は本発明による第1のユーザインターフェース方
式における異なる表示例を示した説明図、 第18図(A)〜(C)は、第2のユーザインターフェー
ス方式における表示例を示した説明図、 第19図は第18図の構成において必要なROMの構成を示し
た説明図、 第20図は第2のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図、 第21図(A)、(B)は第3のユーザインターフェース
方式における表示例を示した説明図、 第22図は第3のユーザインターフェース方式における透
明キーボードの構成を示した断面図、 第23図は透明キーボードの構成を示した分解斜視図、 第24図は第3のユーザインターフェース方式における制
御を示したフローチャート図である。 1……装置本体、2……アルファベットキー 4、17……表示器、5……ヒンジ部 6……ICカード、8……透明キーボード 9……エンターキー、10……CPU 11〜13……ROM 11a〜13a……制御プログラムエリア 11b〜13b……辞書データエリア 14……RAM 15……キーボード部、16……表示駆動部 18……液晶表示器、19……透明電極 20、23……フレキシブルプリント基板 21……スペーサ部材、22……透明電極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−147267(JP,A) 特開 平1−316874(JP,A) 特開 昭57−107659(JP,A) 特開 昭63−208919(JP,A) 特開 昭57−5172(JP,A) 特開 昭56−44962(JP,A) 特開 昭58−219670(JP,A) 実開 平1−101290(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/28
Claims (10)
- 【請求項1】原言語の単語を目標言語の単語に翻訳して
出力する電子機器において、 原言語の単語を入力する入力手段と、 少なくとも一方が前記電子機器の本体に対して着脱可能
である、第1言語の単語に対応する第2言語の単語を記
憶した第1の辞書手段、及び第2言語の単語に対応する
第3言語の単語を記憶した第2の辞書手段と、 前記第1の辞書手段を参照して、第1言語の単語を第2
言語の単語に翻訳する第1の翻訳手段と、 前記第2の辞書手段を参照して、第2言語の単語を第3
言語の単語に翻訳する第2の翻訳手段と、 目標言語の単語を出力する出力手段と、 第1言語の単語を前記第1の翻訳手段により第2言語の
単語に翻訳し、当該翻訳結果である第2言語の単語を前
記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳すること
で、第1言語の単語を第3言語の単語に翻訳するように
制御する制御手段と、 前記本体に対して現在装着されている辞書手段の種類を
識別する識別手段と、 該識別手段による識別結果に基づいて、前記第1及び第
2の翻訳手段と前記制御手段とにより翻訳可能な原言語
と目標言語との種類の組み合わせをメニューとして表示
するメニュー表示手段と、 前記メニューより1つの組み合わせを指定することで原
言語及び目標言語の種類を指定する指定手段とを設けた
ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】前記第1の辞書手段は、前記第2言語の単
語に対応する第1言語の単語をも記憶しており、前記第
1の翻訳手段が、翻訳対象の第1言語の単語に対応する
第2言語の単語を前記第1の辞書手段より検索し、当該
検索結果である第2言語の単語のそれぞれに対応する第
1言語の単語を前記第1の辞書手段より検索し、当該検
索結果である第1言語の単語に前記翻訳対象の第1言語
の単語が含まれる場合に、対応する第2言語の単語を翻
訳結果として出力することを特徴とする請求項1に記載
の電子機器。 - 【請求項3】前記第2の辞書手段は、前記第3言語の単
語に対応する第2言語の単語をも記憶しており、前記第
2の翻訳手段が、翻訳対象の第2言語の単語に対応する
第3言語の単語を前記第2の辞書手段より検索し、当該
検索結果である第3言語の単語のそれぞれに対応する第
2言語の単語を前記第2の辞書手段より検索し、当該検
索結果である第2言語の単語に前記翻訳対象の第2言語
の単語が含まれる場合に、対応する第3言語の単語を翻
訳結果として出力することを特徴とする請求項1または
2に記載の電子機器。 - 【請求項4】前記第1の辞書手段は、前記第2言語の単
語に対応する第1言語の単語をも記憶しており、前記第
1の翻訳手段は、前記第1の辞書手段を参照して第2言
語の単語を第1言語の単語に翻訳可能であり、前記第2
の辞書手段は、前記第3言語の単語に対応する第2言語
の単語をも記憶しており、前記第2の翻訳手段は、前記
第2の辞書手段を参照して第3言語の単語を第2言語の
単語に翻訳可能であって、前記制御手段が、入力された
第1言語の単語の前記第1の翻訳手段による翻訳結果を
前記第2の翻訳手段により第3言語の単語に翻訳すると
ともに、当該翻訳結果である第3言語の単語のそれぞれ
を、前記第2の翻訳手段により第2言語の単語に翻訳
し、当該翻訳結果である第2言語の単語のそれぞれを前
記第1の翻訳手段により第1言語の単語に翻訳して、当
該翻訳結果である第1言語の単語に前記入力された第1
言語の単語が含まれる場合に、対応する第3言語の単語
を翻訳結果として前記出力手段により出力するように制
御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項5】前記識別手段による識別及び前記メニュー
表示手段による表示を電源投入の際に実行することを特
徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項6】前記識別手段による識別及び前記メニュー
表示手段による表示を所定のキーの入力が行われた際に
実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項7】前記入力手段が、 文字をキー入力するキー入力手段と、 前記指定手段により指定された原言語の種類に特有の文
字群を表示する文字群表示手段と、 該文字群表示手段により表示された文字群より所望の文
字を選択する選択手段とを備え、 該選択手段により選択された文字及び前記キー入力手段
から入力された文字により原言語の単語を入力すること
を特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項8】前記選択手段が、前記文字群表示手段上で
押圧された位置に表示された文字を選択することを特徴
とする請求項7に記載の電子機器。 - 【請求項9】前記指定手段による原言語の指定に応じ
て、当該指定された原言語によってメッセージを表示す
るメッセージ表示手段を設けたことを特徴とする請求項
1に記載の電子機器。 - 【請求項10】前記第1及び第2の辞書手段に、それぞ
れ第1及び第2の言語によるメッセージを格納してお
き、前記メッセージ表示手段が、前記指定手段により指
定された原言語に対応する辞書手段より読み出したメッ
セージを表示することを特徴とする請求項9に記載の電
子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00639090A JP3204659B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00639090A JP3204659B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03211664A JPH03211664A (ja) | 1991-09-17 |
JP3204659B2 true JP3204659B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=11637044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00639090A Expired - Fee Related JP3204659B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204659B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP00639090A patent/JP3204659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03211664A (ja) | 1991-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080629 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |