JP3306993B2 - 電子翻訳機 - Google Patents

電子翻訳機

Info

Publication number
JP3306993B2
JP3306993B2 JP11348193A JP11348193A JP3306993B2 JP 3306993 B2 JP3306993 B2 JP 3306993B2 JP 11348193 A JP11348193 A JP 11348193A JP 11348193 A JP11348193 A JP 11348193A JP 3306993 B2 JP3306993 B2 JP 3306993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyword
replaceable
phrase
sentence information
word
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11348193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06325072A (ja
Inventor
賀正 工藤
玲美 湯澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP11348193A priority Critical patent/JP3306993B2/ja
Publication of JPH06325072A publication Critical patent/JPH06325072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3306993B2 publication Critical patent/JP3306993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文章等のひとまとまりの
文情報を他の言語の文情報に翻訳するための電子翻訳機
に係わり、特に文情報をこれに関連する他の文情報に変
更してこれを翻訳するのに適した電子翻訳機に関する。
【0002】
【従来の技術】ビジネスや観光で海外に出かける機会が
多い昨今では、外国で会話に困らないように各種の会話
表現を翻訳するようにした小型の電子翻訳機が各種開発
されている。
【0003】図20は、例えば特願平4−127392
号の明細書に記載された電子翻訳機の要部を表わしたも
のである。この電子翻訳機111は、前面パネル112
を備えており、パネル面上にキーボード113とディス
プレイ114を備えている。キーボード113上には数
値キーやアルファベットキーが配置されているが、その
最下段のキーは、想定される各シーンを表わしたシーン
ボタン1151、1152、……が配置されている。例え
ば第1のシーンボタン1151は会話の基礎を集めた
「基礎」シーンを、第2のシーンボタン1152は飛行
機を利用する場合の会話を集めた「空路」シーンを、第
3のシーンボタン115 3 は、宿泊に関する会話を集め
た「ホテル」シーンを、第4のシーンボタン115 4
食事に関するシーンを集めた「食事」シーンを取り扱う
キーである。
【0004】このようなシーンボタンを選択することに
よって、多くの文例の中から所望のカテゴリのものを荒
く検索し、更に所定のキー操作を行うことによって所望
の文章を呼び出してディスプレイ114に表示すること
ができる。この表示された文章に対して英訳キー116
あるいは和訳キー117を押下することによって翻訳を
実行させることができる。
【0005】また、従来の電子翻訳機においては、置
き換え可能な単語を含む第1言語の複数の例文を格納す
る第1メモリと、その第1言語の単語に対応する第2
言語の単語とこの第2言語の単語の識別コードとの組み
合わせを格納する第2メモリと、第1言語の例文にそ
れぞれ対応する第2言語の複数の例文と、第2言語の各
例文中で置き換え可能な第2言語の単語に依存して変化
する文節と、各文節を識別する文節識別コードとの組み
合わせを第2言語の各例文ごとに格納する第3のメモリ
との3つのメモリを備えている。そして、入力された第
1言語の単語に対応する第2言語の単語を第2メモリか
ら読み出して、第2言語の例文の中に挿入することで、
文例の一部分を他の単語に置き換えるようにしている。
【0006】このような従来の技術を基にすると、シー
ンから所望の文例を探し出す電子翻訳機において、キー
ワードから文例を検索することもでき、これによって得
られた文例の一部を他の単語に置き換えることもできる
電子翻訳機を構成することができる。
【0007】図21はこのような提案の電子翻訳機によ
る翻訳操作の一例を具体的に表わしたものである。同図
(a)はシーンボタンを操作してあるシーンを選び、更
にその中で例文を順に選択した結果として「私の荷物は
大きなスーツケースです」という日本文を選択した状態
を表わしたものである。これをそのまま英文等に翻訳す
ることは可能であるが、更にこの文章の一部を他の語句
に置換して、その置換された文章を英文等に翻訳するこ
ともできる。同図(a)に示した文章の中で、アンダー
ラインで示した2つの語句「大きな」および「スーツケ
ース」は共に他の語句に置換可能となっている。このよ
うに置換可能な語句がどれであるかを示すために、その
語句に対してアンダーラインを付したり、その語句を点
滅表示するといった手法が行われる。
【0008】同図(b)および(c)は、アンダーライ
ンの付された「大きな」という置換可能語句を他の置換
可能語句に順に置き換えていった様子を表わしたもので
ある。すなわち、同図(b)では、「大きな」という置
換可能語句が「中くらいの」という語句に置換された結
果として、「私の荷物は中くらいのスーツケースです」
という文章に変更されている。同図(c)では、置換可
能語句が「小さな」という語句に置換された結果とし
て、「私の荷物は小さなスーツケースです」という文章
に変更されている。
【0009】一方、同図(e)および(f)では、同図
(a)でアンダーラインの付された「スーツケース」と
いう置換可能語句を他の置換可能語句に順に置き換えて
いった様子を表わしたものである。すなわち、同図
(e)では、これが「ボストンバック」という置換可能
語句に置換された結果として、「私の荷物は大きなボス
トンバックです」という文章が翻訳対象として得られ
る。同図(f)では、更にこれが「リュックサック」と
いう置換可能語句に置換された結果として、「私の荷物
は大きなリュックサックです」という文章が翻訳対象と
して得られることになる。なお、この図21に示した例
では各例文に2つの置換可能語句が存在する場合を示し
たが、例文によっては3つ以上の置換可能語句が含まれ
ている場合もあれば、1つも含まれていない場合もあ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この提案の電子翻訳機
では、キーワードから文例を検索することも可能である
ことは前述した。したがって、例えばオペレータはキー
ワードとして「大きな」という語句を入力して、これを
含んだ例文を検索することができる。これを再び図21
を例にして説明する。「大きな」という語句をキーワー
ドとし例文の検索を行った結果として、同図(a)に示
したような「私の荷物は大きなスーツケースです」とい
う日本文が選択されたものとする。この例文では、先に
示したように「大きな」と「スーツケース」の2つが置
換可能語句である。したがって、オペレータはこれを基
にして同図(b)に示したように「大きな」という置換
可能語句を他の置換可能語句に置換するような置き換え
を行って翻訳を実行することもできれば、同図(d)に
示したように「スーツケース」という置換可能語句を他
の置換可能語句に置換するような置き換えを行って翻訳
を実行することもできる。
【0011】すなわち、1つの例文に「大きな」とい
う置換可能語句以外の置換可能語句が含まれていた場
合、オペレータは、いずれの置換可能語句を他の置換可
能語句に置換するかを指定しなければならず手間であ
る。しかも、この指定において間違って「大きな」と
いう置換可能語句を選択したような場合には、「大き
な」という検索語句を含んだ各種の例文を表示して所望
の翻訳を行う意思があるにもかかわらず、同図(b)や
(c)に示したように「中くらいの」とか「小さな」と
いうような全然見当違いの置換可能語句を含んだ例文が
翻訳対象として選択されることになり、続けて同一キー
ワードに係わる翻訳対象となる他の例文を探し出そうと
することができなくなる場合がある。そして、この結果
として所望の翻訳が得られるまでの時間が長時間化する
という問題があった。
【0012】そこで本発明の目的は、例文あるいひと
まとまりの文情報内に置換可能語句が存在する可能性が
あるような場合、キーワードに直接関連する例文あるい
は文情報を効率的に検索させ、これを基にして迅速な翻
訳結果が得られるようにした電子翻訳機を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の電
子翻訳機では、(イ)他の語句に置換可能なものとされ
る所定の置換可能語句を必要に応じて含んだそれぞれひ
とまとまりの文情報を複数格納する文情報格納手段と、
(ロ)検索対象としてのキーワードを入力するキーワー
ド入力手段と、(ハ)入力されたキーワードを含んだ文
情報を文情報格納手段から検索する文情報検索手段と、
(ニ)この文情報検索手段によって検索された文情報中
に置換可能語句が含まれているときはこの置換可能語句
がキーワード入力手段によって入力されたキーワードと
一致するか否かを判別するキーワード一致判別手段と、
(ホ)文情報検索手段によって検索された文情報を表示
する手段であって、キーワード一致判別手段によって置
換可能語句の部分がキーワードと一致しないと判別され
た場合は該置換可能語句の部分を置換可能を表わす所定
の表示形態で表示するとともに、置換可能語句の部分が
キーワードと一致すると判別された場合は置換可能語句
以外の語句の部分と同様の表示形態で表示する文情報表
示手段と、(へ)この文情報表示手段に置換可能を表わ
置換可能語句が存在するときこれを他の置換可能語句
に置換する指示を行う置換指示手段と、(ト)文情報表
示手段に表示されている文情報に対する他の言語への翻
訳を指示する翻訳指示手段と、(チ)この翻訳指示手段
の指示に応じて翻訳を行う翻訳手段とを具備し、(リ)
文情報表示手段は、置換指示手段によって置換が指示さ
れたとき、表示中の文情報における置換可能語句を他の
置換可能語句に置き換えて表示することを特徴としてい
る。
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、キーワ
ードで文情報を検索したときには、フレーズ等の文情報
や、これらの文情報中に含まれている置換可能語句に対
して置き換えが可能な置換可能語句にキーワードが一致
するか否かを判別し、一致しないと判別された場合は該
置換可能語句の部分を置換可能を表わす所定の表示形態
で表示するとともに、置換可能語句の部分がキーワード
と一致すると判別された場合は置換可能語句以外の語句
部分と同様の表示形態で表示するようにしている。こ
れにより、一致する場合にはその置換可能語句を他の置
換可能語句に間違って置き換えることのないようにして
いる。これにより、キーワードは保存したままで、他の
置換可能語句を次々と置き換えて翻訳等を行うことがで
きる。請求項2記載の発明では、請求項1記載の電子翻
訳機で、キーワード一致判別手段は、入力されたキーワ
ードの同義語あるいは入力されたキーワードと語尾変化
の違いしかない置換可能語句について一致すると判別す
ることを特徴としている。また請求項3記載の発明で
は、電子翻訳機が(イ)他の語句に置換可能なものとさ
れる所定の置換可能語句を必要に応じて含んだそれぞれ
ひとまとまりの文情報を複数格納する文情報格納手段
と、(ロ)検索対象としてのキーワードを入力するキー
ワード入力手段と、(ハ)入力されたキーワードを含ん
だ文情報を文情報格納手段から検索する文情報検索手段
と、(ニ)この文情報検索手段によって検索された文情
報中に置換可能語句が含まれているときはこの置換可能
語句がキーワード入力手段によって入力されたキーワー
ドと一致するか否かを判別するキーワード一致判別手段
と、(ホ)文情報検索手段によって検索された文情報を
表示する手段であって、キーワード一致判別手段により
キーワードと一致しない置換可能語句を置換可能を表わ
第1の所定の表示形態で表示するとともに、キーワー
ドと一致する語句をキーワードと一致しかつ置換可能を
表わす表示形態であって、第1の所定の表示形態とは異
なる第2の所定の表示形態で表示する文情報表示手段
と、(へ)この文情報表示手段に置換可能として表示さ
れた置換可能語句が存在するときこれを他の置換可能語
句に置換する指示を行う置換指示手段と、(ト)文情報
表示手段に表示されている文情報に対する他の言語への
翻訳を指示する翻訳指示手段と、(チ)この翻訳指示手
段の指示に応じて翻訳を行う翻訳手段とを具備してお
り、(リ)文情報表示手段は、置換指示手段によって置
換が指示されたとき、表示中の文情報における置換可能
語句を他の置換可能語句に置き換えて表示することを特
徴としている。すなわち、請求項3記載の発明では、文
情報表示手段は、キーワードと一致する語句をキーワー
ドと一致しかつ置換可能を表わす表示形態であって、キ
ーワードと一致しない置換可能語句の表示形態とは異な
る表示形態で表示することを特徴としている。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図2は本発明の一実施例における電子翻訳
機の外観を表わしたものである。この電子翻訳機31は
海外旅行のために携帯して行くと便利なものであり、日
本語と英語のフレーズ(文例)を対にして多数格納して
おり、これらを本体上面に配置された液晶ディスプレイ
32に表示できるようになっている。また、液晶ディス
プレイ32に英語のフレーズが表示されているときに
は、必要に応じてスピーカ33からその発音を出力する
ことができるようになっている。
【0017】このような機能を達成するために、本実施
例の電子翻訳機31は各種のキーまたはボタンを配置し
ている。スピーカ33の手前には電源スイッチ35が配
置されており、これを押すたびに装置31の電源が入っ
たり切られたりするようになっている。また、液晶ディ
スプレイ32の手前には合計10個のシーンボタン16
1 〜1610と、ワードバンクボタン17および辞書ボタ
ン18が配置されている。また、液晶ディスプレイ12
の図で右側には4つのスクロールキー19U 、19D
19L 、19R が配置されている。更に、これらのスク
ロールキー19 U 、19D 、19L 、19R の手前に
は、クリアボタン21、セットボタン22、キーワード
ボタン23、置き換えボタン24と音声出力ボタン25
がそれぞれ配置されている。
【0018】ワードバンクボタン17の左側には第1〜
第3の言語選択キー261 〜263が配置されている。
ここで第1の言語選択キー261 は日本語と中国語の間
で翻訳を行うときに使用するキーであり、第2の言語選
択キー262 は日本語と英語の間で翻訳を行うときに使
用するキーである。第3の言語選択キー263 は、中国
語と英語の間で翻訳を行うときに使用するようになって
いる。
【0019】シーンボタン161 〜1610は、各シーン
を選択するためのボタンである。このようなシーンの一
例としては、コミュニケーション、交通、宿泊、外食、
移動、観光等が存在する。
【0020】ワードバンクボタン17は、液晶ディスプ
レイ32に表示されているトピックの内容に関連する単
語をリストアップするときに使用するボタンである。こ
こでトピックとは、見出しと同意義であり、シーンの下
の階層を意味するものである。辞書ボタン18は、英和
辞書あるいは和英辞書を参照するときに使用するボタン
である。4つのスクロールキー19U 、19D 、1
L 、19R はそれぞれ画面を上下左右いずれかの方向
に送るためのキーである。クリアボタン21は、入力し
た内容をクリアする際に使用される。セットボタン22
は所望の表示内容を確定させるためのボタンである。例
えばシーンを検索するには、シーンボタン161 〜16
10のうちの1つを選択的に押下して所望のシーンを液晶
ディスプレイ32に表示し、この状態でセットボタン2
2を押す。これにより、シーン表示からフレーズ表示に
切り換えられる。
【0021】キーワードボタン23はキーワードを探し
出すときに使用するボタンである。置き換えボタン24
は、フレーズの一部の置換可能語句を他の置換可能語句
に置き換えるときに使用するボタンである。フレーズに
よっては、これを液晶ディスプレイ32に表示するとそ
の一部にアンダーラインが引かれているものがある。こ
のアンダーラインの部分は予め用意された他の置換可能
語句に置き換えが可能になっている。アンダーラインが
その一部に付されたフレーズが液晶ディスプレイ32に
表示されているときにこの置き換えボタン24を押す
と、アンダーラインが点滅表示するようになっている。
このとき、上下のスクロールキー19U 、19D のいず
れかを押すことにより、アンダーラインで示された置換
可能語句が他の置換可能語句に順次置き換えられるよう
になっている。
【0022】図1は、このような電子翻訳機の回路構成
の概要を表わしたものである。電子翻訳機31は各種制
御の中枢的な機能を果たすためのCPU(中央処理装
置)41を配置している。CPU41はデータバス等の
バス42を通じてROM43、作業用メモリ44、キャ
ラクタゼネレータ45、スピーチIC46、表示用ドラ
イバ47およびボタン入力回路48のそれぞれと接続さ
れている。
【0023】ここで、ROM43はこの電子翻訳機31
の各種制御を行うためのプログラムや、多数のフレーズ
等を格納した大容量のリード・オンリ・メモリである。
本実施例では16Mビットの容量を持っている。作業用
メモリ44はプログラムの実行に際して必要とされるデ
ータを一時的に格納するためのランダム・アクセス・メ
モリである。キャラクタゼネレータ45は、液晶ディス
プレイ32に表示する日本語や英語のパターンを発生す
るための発生器である。ボタン入力回路48は、シーン
ボタン161 〜1613やワードバンクボタン17等の各
種ボタンを配置したキーボード部51から入力データを
取り込むための回路である。
【0024】スピーチIC46は、ROM43の一部に
フレーズに対応させて記憶された音声データを基にして
音声信号を出力するためのIC(集積回路)である。ス
ピーチIC46から出力される音声信号は、増幅器53
によって増幅され、スピーカ33から外部に出力される
ようになっている。もちろん、図示しないイヤホンをス
ピーカ33の代わりに使用することもでき、電車の中等
において他人に気兼ねすることなくそれぞれのフレーズ
の発音を確認することができる。
【0025】装置の動作の概要
【0026】図3は、この電子翻訳機の動作の概要を表
わしたものである。図1に示したこの電子翻訳機31の
電源スイッチ35を押すと、図1に示したCPU41は
ROM43から「シーンを選択して下さい」という日本
語に対応するコード情報を読み出し、これを表示用ドラ
イバ47内の図示しない表示用メモリに書き込んで、液
晶ディスプレイ32に対して「シーンを選択して下さ
い」という日本語を表示させる(ステップS101)。
この状態でCPU41はキーボード部51のシーンボタ
ン16、キーワードボタン23あるいは辞書ボタン18
のいずれかが押されるかどうかを監視している(ステッ
プS102、S103、S104)。
【0027】この状態で操作者がシーンボタン16を押
した場合には(ステップS102;Y)、その押された
シーンの名前と最初のトピックが前記した表示用メモリ
に重ね書きされて、液晶ディスプレイ32上にシーンの
名前と最初のトピックが表示される(ステップS10
5)。この状態で操作者が図2に示したセットボタン2
2を押すと(ステップS106;Y)、同様の表示制御
動作でこのトピックにおけるフレーズの表示が開始され
る(ステップS107)。
【0028】一方、ステップS106でセットボタン2
2が押されることなく上または下方向のスクロールキー
19U 、19D が押されると(ステップS108;
Y)、トピックが1つずつ液晶ディスプレイ32でスク
ロールされる(ステップS109)。操作者は、所望の
トピックが表示された時点でセットボタン22を押し
(ステップS110;Y)、そのトピックにおけるフレ
ーズの表示を開始させる(ステップS107)。上また
は下方向のスクロールキー19U 、19D が押されなか
った場合には(N)、キーワードボタン23あるいは辞
書ボタン18が押された時点で(ステップS111、S
112)、それらに対応するキーワードの検索(ステッ
プS113)あるいは辞書の参照(ステップS114)
が行われることになる。また、ステップS103でキー
ワードボタン23が押されたりステップS104で辞書
ボタン18が押されたときにも、同様にキーワードの検
索が開始されたり(ステップS115)、辞書の参照
(ステップS116)が行われることになる。
【0029】シーンを基にしたフレーズ検索
【0030】以下に、シーン検索の具体例を挙げて更に
詳細に説明する。まずシーンボタン161 〜1610のい
ずれかを押すことによって所望のシーンを選択し(ステ
ップS102)、上下のスクロールキー19U 、19D
のいずれかを押して(ステップS108)、液晶ディス
プレイ32に「観光娯楽 道を尋ねる」というトピック
を表示させる(図4)。この状態でセットボタン22を
押すと(ステップS110;Y)、このトピックに関す
るフレーズが表示される(ステップS107)。上下の
スクロールキー19U 、19D のいずれかを操作して、
図5に示すように「ここからまでどのくらいかかりま
すか」というフレーズを表示させる。このフレーズで
は、「駅」という語句にアンダーラインが引かれてい
る。これは、「駅」という語句が他の語句に置換可能な
置換可能語句であることを表わしている。
【0031】この状態で置き換えボタン24を押すと、
このアンダーラインが点滅状態に変化する。この状態で
上下のスクロールキー19U 、19D のいずれかを押す
と、予め用意された置換可能語句に順次置き換えが行わ
れる。この例では、「駅」から順に、「銀行」、「観光
案内所」、「郵便局」とスクロールして、再び「駅」に
戻って再度同一順番で置換可能語句が順次置き換えられ
る。図6は、置換可能語句としての「駅」が「銀行」に
置き換わったときの液晶ディスプレイの表示の様子を表
わしたものである。
【0032】置き換えられたフレーズは、第1〜第3の
言語選択キー261 〜263 のうちの所望のものを押下
することによって他の言語に翻訳することができる。図
7は、第2の言語選択キー262 を押すことによって図
6に示した日本語が英語に翻訳された例を表わしたもの
である。第2の言語選択キー262 を再度押すと、図7
に示した英語表示が日本語表示に変換される。
【0033】図8は、以上説明したシーンを基にしたフ
レーズ検索におけるこの電子翻訳機の制御動作を具体的
に表わしたものである。図3のステップS107でフレ
ーズの表示が指示されると、該当するフレーズがROM
43から読み出される(ステップS201)。CPU4
1はこの読み出したフレーズにアンダーライン表示を行
う制御記号が含まれているかどうかの判別を行う(ステ
ップS202)。これが存在しない場合には(N)、そ
のフレーズをそのまま液晶ディスプレイ32に表示する
(ステップS203)。
【0034】この表示状態でCPU41は、フレーズの
表示制御の解除が指示されるか(ステップS204)、
第1〜第3の言語選択キー261 〜263 いずれかが押
されて翻訳が指示されるか(ステップS205)、ある
いは音声ボタン25が押されてフレーズの音声出力が指
示されるか(ステップS206)を監視する。フレーズ
の表示制御の解除が指示された場合には(ステップS2
04;Y)、この図8に示す制御は終了する(エン
ド)。
【0035】第1〜第3の言語選択キー261 〜263
の所望のものが押された場合には(ステップS205;
Y)、それが現在表示されているフレーズに対する訳文
の指示に該当すれば、ROM43から訳語のフレーズを
読み出す(ステップS207)。そして、これを液晶デ
ィスプレイ32に表示することになる(ステップS20
3)。音声ボタン25が押された場合には(ステップS
206;Y)、その表示されたフレーズの音声を出力す
る(ステップS208)。
【0036】一方、ステップS202で読み出したフレ
ーズにアンダーライン表示を行う制御記号が含まれてい
た場合には(Y)、このアンダーラインを表示すべき部
分は置換可能語句である。そこでこのフレーズの置換可
能語句にアンダーラインを表示して液晶ディスプレイ3
2に表示する(ステップS209)。CPU41はこの
状態で置き換えボタン24が押されない(ステップS2
10)と、前記したステップS204〜S206(A)
と同様の監視を行う。そして、いずれのボタン操作も行
われていない場合には、現在のフレーズ表示を継続す
る。ステップS204〜S206の制御が行われたとき
には、該当する訳文のフレーズに置き換えたり、該当す
る音声を出力する前記した制御を行うことになる。
【0037】これに対して、置き換えボタン24が押さ
れた場合には(ステップS210;Y)、液晶ディスプ
レイ32に表示されるアンダーラインの部分が点滅表示
される(ステップS211)。これは、置換可能語句の
部分を他の置換可能語句に置き換えることを催促するた
めである。この状態で操作者が上下のスクロールキー1
U 、19D のいずれかを押すと(ステップS212;
Y)、予め用意された置換可能語句の最初のものに置換
可能語句の部分が置換される(ステップS213)。こ
の後、ステップS204〜S206あるいはステップS
212の操作が行われるかどうかが監視され、これらの
操作のいずれかが行われたときには、それに対する制御
が行われる。
【0038】すなわち、上下のスクロールキー19U
19D のいずれかが再び押された場合には(ステップS
212;Y)、それが一方のスクロールキー19U であ
れば次に置換されるべき置換可能語句が読み出され、こ
れに置換されたフレーズの表示が行われる(ステップS
213)。他方のスクロールキー19D であれば1つ前
に表示された置換可能語句が読み出され、これに置換さ
れたフレーズの表示が行われる(ステップS213)。
他のボタン操作についてはすでに説明した通りである。
【0039】キーワードによるフレーズ検索
【0040】以上はシーンを基にしたフレーズ検索につ
いてであるが、キーワードによってもフレーズ検索を行
うことができる。ここでキーワード検索とは、キーワー
ドボタン23を用いることで、設定されたキーワードに
よってフレーズの検索を行うことをいう。ただし、フレ
ーズによってはキーワードが設定されていないものもあ
り、キーワードが設定されているフレーズについてもキ
ーワードが1つのものと複数設定されているものとがあ
る。
【0041】図1に示したキーワードボタン23を押す
と(図3ステップS103、S111;Y)、キーワー
ド検索が開始される(ステップS113、S115)。
この初期状態では、図9に示したように五十音順に2行
ずつインデックスが表示される。この例では、「あ」行
と「か」行が表示されている。スクロールキー19U
19D 、19L 、19R を操作すると、これにしたがっ
てカーソル61が移動するので、選択するキーワードの
先頭文字にこれを合わせる。この状態でセットボタン2
2を押すと、この先頭文字をキーワードの先頭とするキ
ーワードリストが液晶ディスプレイ32に表示される。
図10は「え」で始まるキーワードリストの一例として
「エアコン」と「英語」の2つのキーワードが表示され
た状態を示している。
【0042】キーワードリストにも同様にカーソル61
が表示されるようになっており、上下のスクロールキー
19U、19Dの操作によって所望のキーワードの位置ま
でスクロールさせることができるようになっている。図
11では、「え」で始まるキーワードリストの「駅」と
いう所望のキーワードにカーソル61が設定された状態
を表わしたものである。この状態でセットボタン22が
押されると、その単語を含んだフレーズの検索が行われ
る。
【0043】本実施例では、予め各キーワードごとに関
連するフレーズを登録してあるため、キーワードとは一
致しないが、関連した語句を含むフレーズを検索するこ
とができる。
【0044】図12は、「駅」というキーワードを含ん
だフレーズの検索結果の一例を表わしたものである。こ
こには図5で示した液晶ディスプレイと同様の「ここか
ら駅までどのくらいかかりますか」というフレーズが表
示される。このフレーズにおいて、たまたま「駅」は置
換可能語句であったが、図12に示したフレーズの
「駅」というキーワードにはアンダーラインが引かれて
いない。これは、操作者が「駅」に関連するフレーズを
検索しているのに、「駅」が置き換え可能な状態になる
ことは操作者の意に沿わないことになるからである。
【0045】このようにキーワード検索によって表示さ
れたフレーズの置換可能語句は、他の置換可能語句に置
き換えることができるものと置き換えることができない
ものとがある。検索時のキーワードがシーン検索で表示
されたフレーズの置換可能語句と一致している場合に
は、置き換えができないようになっており、逆にこれ以
外のキーワードからフレーズを検索した場合には置換可
能語句の置き換えが可能なようになっている。今、図5
のフレーズ中の「どのくらい」という語句がキーワード
であって置換可能語句ではないものとする。この場合に
は、「駅」と「どのくらい」という語句は一致しないの
で、キーワード検索を行っても図5に示したように
「駅」という置換可能語句にはアンダーラインが表示さ
れることになる。
【0046】図13は、キーワード検索を行う場合の制
御の流れを表わしたものである。キーワードボタン23
が押されると(ステップS301;Y(図3ステップS
103、S111参照))、所定の操作を行ってキーワ
ードの入力が行われる(ステップS302)。
【0047】図14は、このキーワードの入力作業を具
体的に表わしたものである。まず、液晶ディスプレイ3
2にインデックスの表示が行われる(ステップS40
1)。このとき、液晶ディスプレイ32には初期的に図
9に示したように「あ」行と「か」行の文字が表示さ
れ、カーソル61は文字「あ」を示している。操作者は
4つのスクロールキー19U 、19D 、19L 、19R
を適宜操作することによって(ステップS402)、カ
ーソル61を移動させていき(ステップS403)、目
的のキーワードの先頭文字と一致した状態でセットボタ
ン22を押す(ステップS404;Y)。これにより、
液晶ディスプレイ32にその先頭文字のキーワードの一
覧が表示される(ステップS405)。このとき、図示
しないが一番目のキーワードをカーソルが示している。
【0048】操作者が上下のスクロールキー19U 、1
D を操作すると(ステップS406;Y)、表示内容
がスクロールすると共に、カーソルの示すキーワードが
変更されていく(ステップS407)。所望のキーワー
ドをカーソルが示した時点でセットボタン22を押すと
(ステップS408;Y)、そのキーワードが確定キー
ワードとして作業用メモリ44(図1)に登録されるこ
とになる(ステップS409)。
【0049】図13に戻って説明を続ける。このように
してキーワードの入力が終了したら、作業用メモリ44
内に記憶されるフレーズカウンタのカウント値Cが
“0”に初期化される(ステップS303)。そして、
ROM43(図1)からC番目のフレーズが読み出され
る(ステップS304)。CPU41は、このフレーズ
にステップS409で登録したキーワードが含まれてい
るかどうかのチェックを行う(ステップS305)。含
まれていない場合には、カウント値Cを“1”だけカウ
ントアップして(ステップS306)、そのフレーズの
読み出しを行う(ステップS304)。
【0050】以下同様にして、キーワードと一致する語
句を含んだフレーズの検索が行われる。なお、カウント
値はROM43に格納されているフレーズの最大値に到
達したときには、初期値“0”にリセットされるように
なっており、再度の検索が行えるようになっている。ま
た、本実施例の電子翻訳機ではキーワードを予め用意し
たものの中から設定することにしているので、フレーズ
中にそのキーワードが存在しないということはないよう
になっている。
【0051】キーワードの含まれたフレーズが存在した
ら(ステップS305;Y)、そのフレーズの文字情報
にアンダーラインを引くための制御情報が含まれている
かどうかのチェックが行われる(ステップS307)。
アンダーラインを引くための制御情報が存在しない場合
には、液晶ディスプレイ32にフレーズをそのまま表示
する(ステップS308)。アンダーラインを引くため
の制御情報が含まれていた場合には(ステップS30
7;Y)、アンダーラインの対象となる語句がキーワー
ドと一致するかどうかの判別が行われる(ステップS3
09)。
【0052】一致する場合には(Y)、一致部分にアン
ダーラインを引かずにフレーズの表示を行う(ステップ
S310)。アンダーラインを引く箇所がキーワードと
一致しなかったような場合には(ステップS309;
N)、アンダーラインを引いてそのフレーズを表示する
ことになる(ステップS311)。
【0053】このようにして液晶ディスプレイ32にフ
レーズの表示が行われたら(ステップS308、S31
0、S311)、CPU41はボタンの操作を監視して
いる。そして、キーワードボタン23が押された場合に
は(ステップS301;Y)、再び前記した操作を繰り
返すことになる(ステップS302〜S311)。
【0054】これに対して、液晶ディスプレイ32にフ
レーズが表示されている状態で上下のスクロールキー1
U 、19D が操作されると(ステップS312;
Y)、液晶ディスプレイ32に表示されているフレーズ
にアンダーラインが存在しかつ点滅しているかどうかの
チェックが行われる(ステップS313)。アンダーラ
インの点滅が行われていない場合には(ステップS31
3;N)、ステップS306に進んでカウント値Cが
“1”だけ加算される。そして、液晶ディスプレイ32
には検索結果としての次のフレーズの表示が行われるこ
とになる。
【0055】一方、アンダーラインの点滅が行われてい
る場合には(ステップS313;Y)、キーワードで検
索されたフレーズに対する置換可能語句の置換が催促さ
れている場合なので、その置換可能語句を他の置換可能
語句に変更して液晶ディスプレイ32に表示することに
なる(ステップS314)。
【0056】また、キーワードボタン23も上下のスク
ロールキー19U 、19D も操作されていない状態で置
き換えボタン24が押された場合には(ステップS31
5;Y)、液晶ディスプレイ32に表示されているフレ
ーズにアンダーラインの表示がある場合(ステップS3
11参照)に、そのアンダーラインを点滅表示する(ス
テップS316)。これは、前記したようにその置換可
能語句を他の置換可能語句に変更するための指示を行う
ためである。
【0057】変形例
【0058】以上説明した実施例では1つのフレーズ中
にアンダーラインを引く置換可能語句が1つ存在する場
合について説明した。1つのフレーズ中にはこのような
置換可能語句が2つあるいはこれ以上含まれていてもよ
い。1つのフレーズに2つの置換可能語句が存在する場
合について次に説明する。
【0059】図15に示したように「私の荷物は 大き
スーツケースです」というフレーズが存在するもの
とする。これをシーン検索で検索した場合には、この図
に示したように「大きな」と「スーツケース」の部分に
アンダーラインが引かれており、これらが共に置換可能
語句であることが示されている。
【0060】図16は、「大きな」という置換可能語句
をキーワードとして検索した場合の表示内容を表わした
ものである。液晶ディスプレイ32には、「スーツケー
ス」の部分にのみアンダーラインが引かれている。した
がって、操作者はこれを例えば図17に示すように「私
の荷物は 大きな ボストンバックです」というフレー
ズに置き換えることが可能である。
【0061】図18は、これに対して他方の置換可能語
句である「スーツケース」をキーワードに選んで検索を
行った場合を示したものである。「大きな」という置換
可能語句のみにアンダーラインが引かれ、この不文が他
の置換可能語句に置き換えられることが示されている。
したがって、この置換可能語句を例えば「中くらいの」
とか、「小さな」という置換可能語句に置き換えること
ができる。
【0062】図19は、本発明の他の変形例における液
晶ディスプレイの表示態様を表わしたものである。図1
6〜図18に示した変形例では、2つの置換可能語句の
うちキーワードと一致するものについてアンダーライン
の表示を行わないようにした。ところが、これではどの
ような語句をキーワードに設定していたのかを忘れてし
まう場合がありうる。そこで図19に示した変形例で
は、他の置換可能語句に置き換えが可能な部分に対して
アンダーラインを引き、キーワードと置換可能語句が一
致した部分については枠で囲むようにしている。
【0063】なお、以上説明した実施例ではキーワード
を予め用意したワードから選択することにしたが、任意
の用語をキーワードとして設定し、これに対して検索を
行うようにしてもよい。ただし、この場合には、例えば
図15で示した「私の荷物は大きな スーツケース
す」というフレーズで、置換可能語句が「大きな」と
「スーツケース」の場合に、キーワードとして「大き
い」とか「大」あるいは「ビック」という語句を入力す
る場合がある。したがって、このような実質的に同一の
語句が入力されても、「大きな」という置換可能語句の
アンダーライン表示を禁止するような処理が必要であ
る。このような処理は、語尾変化の文法処理を行った
り、関連語句についての辞書を用意する等の手法で比較
的簡単に行うことができる。
【0064】また、以上説明した実施例および変形例で
は置換可能語句にアンダーラインを引いて表示したが他
の表示形態も可能である。アンダーラインの点滅表示も
他の表示形態への変形が可能であることも同然である。
【0065】なお、キーワード検索においてキーワード
は予め登録してあるものから選択し、各キーワードに対
応して予め登録されたフレーズを選択するようにした
が、文字入力手段により任意の語句を入力し、この語句
を含むフレーズを検索するようにしてもよい。
【0066】また、置き換えにおいて、予め各置換可能
語句ごとに登録された語句の中から選択した語句を置き
換えるようにしたが、文字入力手段により任意の語句を
入力し、この語句を直接入力するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、キーワードでフレーズ等の文情報
を検索したときには、このキーワードがその文情報中の
置換可能語句と一致するか否かを判別し、一致する場合
にはその置換可能語句を他の置換可能語句に置き換えさ
せるような表示を行わないようにした。これに対して、
一致しない場合には置換可能語句の部分を他の部分と区
別できる所定の表示形態で表示することにした。このた
め、例えばキーワードにアンダーラインが引かれて表示
されたように操作者が間違ってキーワードを他の置換可
能語句と置き換える事故を防止することができ、効率的
な検索作業を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の電子翻訳機の回路構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図2】 本実施例の電子翻訳機の外観を表わした平面
図である。
【図3】 本実施例の電子翻訳機の動作の概要を表わし
た流れ図である。
【図4】 本実施例でシーン検索を行う場合のトピック
の表示の一例を示す液晶ディスプレイの平面図である。
【図5】 本実施例でシーン検索を行う場合のフレーズ
表示の一例を示す液晶ディスプレイの平面図である。
【図6】 本実施例でシーン検索を行う場合のフレーズ
表示の他の例を示す液晶ディスプレイの平面図である。
【図7】 本実施例で図6に示したフレーズに対して英
訳を行った状態を示す液晶ディスプレイの平面図であ
る。
【図8】 本実施例でシーン検索におけるこの電子翻訳
機の制御動作を具体的に表わした流れ図である。
【図9】 本実施例でキーワード検索におけるインデッ
クス表示の一例を示す液晶ディスプレイの平面図であ
る。
【図10】 本実施例でキーワードリストの表示例を示
す液晶ディスプレイの平面図である。
【図11】 本実施例でキーワードリストの他の表示例
を示す液晶ディスプレイの平面図である。
【図12】 本実施例で「駅」というキーワードを含ん
だフレーズの検索結果の一例を表わした液晶ディスプレ
イの平面図である。
【図13】 本実施例でキーワード検索を行う場合の制
御の流れを表わした流れ図である。
【図14】 本実施例でキーワードの入力作業を具体的
に表わした流れ図である。
【図15】 本発明の変形例で置換可能語句を2つ含む
フレーズをシーン検索した場合の一例を示す液晶ディス
プレイの平面図である。
【図16】 この変形例で「大きな」という置換可能語
句をキーワードとして検索した場合の表示内容を示す液
晶ディスプレイの平面図である。
【図17】 この変形例で図16に示した表示状態で他
の置換可能語句に置き換えた状態を示す液晶ディスプレ
イの平面図である。
【図18】 この変形例で「スーツケース」という置換
可能語句をキーワードに選んで検索を行った場合の表示
内容を示す液晶ディスプレイの平面図である。
【図19】 本発明の他の変形例における液晶ディスプ
レイの表示態様を表わした平面図であ。
【図20】 従来提案された電子翻訳機の一例を示す平
面図である。
【図21】 従来の電子翻訳機による翻訳操作の一例を
具体的に表わした説明図である。
【符号の説明】
161 〜1610…シーンボタン、17…ワードバンクボ
タン、18…辞書ボタン、19U 、19D 、19L 、1
R …スクロールキー、22…セットボタン、23…キ
ーワードボタン、24…置き換えボタン、25…音声出
力ボタン、26 1 〜263 …第1〜第3の言語選択キ
ー、31…電子翻訳機、32…液晶ディスプレイ、33
…スピーカ、41…CPU、43…ROM、44…作業
用メモリ、61…カーソル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/27 - 17/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の語句に置換可能なものとされる所定
    の置換可能語句を必要に応じて含んだそれぞれひとまと
    まりの文情報を複数格納する文情報格納手段と、 検索対象としてのキーワードを入力するキーワード入力
    手段と、 入力されたキーワードを含んだ文情報を前記文情報格納
    手段から検索する文情報検索手段と、 この文情報検索手段によって検索された文情報中に前記
    置換可能語句が含まれているときはこの置換可能語句が
    前記キーワード入力手段によって入力されたキーワード
    と一致するか否かを判別するキーワード一致判別手段
    と、 前記文情報検索手段によって検索された文情報を表示す
    る手段であって、キーワード一致判別手段によって置換
    可能語句の部分がキーワードと一致しないと判別された
    場合は該置換可能語句の部分を置換可能を表わす所定の
    表示形態で表示するとともに、置換可能語句の部分がキ
    ーワードと一致すると判別された場合は前記置換可能語
    句以外の語句の部分と同様の表示形態で表示する文情報
    表示手段と、 この文情報表示手段に置換可能を表わす置換可能語句が
    存在するときこれを他の置換可能語句に置換する指示を
    行う置換指示手段と、 前記文情報表示手段に表示されている文情報に対する他
    の言語への翻訳を指示する翻訳指示手段と、 この翻訳指示手段の指示に応じて翻訳を行う翻訳手段と
    を具備し、 前記文情報表示手段は、前記置換指示手段によって置換
    が指示されたとき、表示中の文情報における置換可能語
    句を他の置換可能語句に置き換えて表示することを特徴
    とする電子翻訳機。
  2. 【請求項2】 前記キーワード一致判別手段は、入力さ
    れたキーワードの同義語あるいは入力されたキーワード
    と語尾変化の違いしかない置換可能語句について一致す
    ると判別することを特徴とする請求項1記載の電子翻訳
    機。
  3. 【請求項3】 他の語句に置換可能なものとされる所定
    の置換可能語句を必要に応じて含んだそれぞれひとまと
    まりの文情報を複数格納する文情報格納手段と、 検索対象としてのキーワードを入力するキーワード入力
    手段と、 入力されたキーワードを含んだ文情報を前記文情報格納
    手段から検索する文情報検索手段と、 この文情報検索手段によって検索された文情報中に前記
    置換可能語句が含まれているときはこの置換可能語句が
    前記キーワード入力手段によって入力されたキーワード
    と一致するか否かを判別するキーワード一致判別手段
    と、 前記文情報検索手段によって検索された文情報を表示す
    る手段であって、前記キーワード一致判別手段によりキ
    ーワードと一致しない置換可能語句を置換可能を表わす
    第1の所定の表示形態で表示するとともに、キーワード
    と一致する語句をキーワードと一致しかつ置換可能を表
    わす表示形態であって、前記第1の所定の表示形態とは
    異なる第2の所定の表示形態で表示する文情報表示手段
    と、 この文情報表示手段に置換可能として表示された置換可
    能語句が存在するときこれを他の置換可能語句に置換す
    る指示を行う置換指示手段と、 前記文情報表示手段に表示されている文情報に対する他
    の言語への翻訳を指示する翻訳指示手段と、 この翻訳指示手段の指示に応じて翻訳を行う翻訳手段と
    を具備し、 前記文情報表示手段は、前記置換指示手段によって置換
    が指示されたとき、表示中の文情報における置換可能語
    句を他の置換可能語句に置き換えて表示することを特徴
    とする電子翻訳機。
JP11348193A 1993-05-14 1993-05-14 電子翻訳機 Expired - Fee Related JP3306993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11348193A JP3306993B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 電子翻訳機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11348193A JP3306993B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 電子翻訳機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06325072A JPH06325072A (ja) 1994-11-25
JP3306993B2 true JP3306993B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=14613381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11348193A Expired - Fee Related JP3306993B2 (ja) 1993-05-14 1993-05-14 電子翻訳機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3306993B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3822990B2 (ja) 1999-01-07 2006-09-20 株式会社日立製作所 翻訳装置、記録媒体
JP2010020531A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Sharp Corp 会話装置および会話方法
JP5763830B1 (ja) * 2014-12-25 2015-08-12 パナソニック株式会社 翻訳装置、翻訳方法、および翻訳プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57137963A (en) * 1981-02-20 1982-08-25 Casio Comput Co Ltd Electronic interpreter
JPS57137962A (en) * 1981-02-20 1982-08-25 Casio Comput Co Ltd Electronic interpreter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06325072A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7403889B2 (en) Electronic dictionary with example sentences
US6735559B1 (en) Electronic dictionary
JP5501581B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2010033160A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
EP0446576B1 (en) Translating apparatus
JPH05324702A (ja) 情報処理装置
US5868576A (en) Language-information providing apparatus
US20040111409A1 (en) Information displaying apparatus with word searching function and recording medium
US7664628B2 (en) Electronic dictionary with illustrative sentences
US8165879B2 (en) Voice output device and voice output program
JP3306993B2 (ja) 電子翻訳機
KR100714231B1 (ko) 예문이 있는 전자 사전
JP2001134568A (ja) 電子辞書
JP7477006B2 (ja) 電子辞書装置、検索支援方法及びプログラム
JP2020057213A (ja) 電子辞書装置、電子辞書の検索方法及び制御プログラム
JP2010033156A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2001134564A (ja) 電子辞書
JP5338482B2 (ja) 漢文例文検索装置およびプログラム
JP4114695B2 (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP2022051325A (ja) 電子機器、情報保存方法およびプログラム
JPH05151199A (ja) 文書作成装置
JP2003122743A (ja) 語句表示装置、スペルチェック装置及び電子辞書
JP2007207182A (ja) 電子辞書
JP2001134565A (ja) 電子辞書
JPS6320570A (ja) 機械翻訳システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees