JP3204571U - 足関節矯正靴下 - Google Patents
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Abstract
【課題】足首をニュートラルな正規の位置に近付くように正して、矯正が必要な複数の足関節をトータルで矯正し、美脚効果を発揮ができる足関節矯正靴下を提供する。【解決手段】靴下本体の本体布地よりも伸縮強度の強い難伸縮性布地3により足関節を締め付けて矯正する足関節矯正靴下1を前提とする。難伸縮性布地3は、各足指のMP関節41を周方向へ締め付ける引っ張り強さにより矯正する環状の第1布地片31と、各足指のショパール関節42を周方向へ締め付ける引っ張り強さにより矯正する環状の第2布地片32と、第1布地片31及び第2布地片32に対し両端を足の内側及び外側でそれぞれ連結し、MP関節41とショパール関節42とを互いに引き寄せる方向へ締め付ける引っ張り強さにより矯正する内外一対の帯状の第3布地片33と、第2布地片に対し連結され、距骨下関節43を踵側へ締め付ける引っ張り強さにより矯正する環状の第4布地片34とを備えている。【選択図】図4
Description
本考案は、足首をニュートラルな正規の位置に近付くように正して複数の足関節をトータルで矯正する足関節矯正靴下に関する。
一般に、足のトラブルの原因としては、足を構成する骨同士の間の足関節の変位などが一つの要因として挙げられる。その場合、足のトラブル自体が、人それぞれに個々に異なるものであるため、複数の足関節の個々の部位に応じた局所的な矯正によって対処することが行われている。
一例としては、靴下本体の本体布地よりも伸縮強度の強い難伸縮性布地が爪先部と踵部との間に設けられた足関節矯正靴下を装着し、その難伸縮性布地によって周方向から締め付ける引っ張り強さによって爪先部と踵部との間の広い範囲で矯正するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、爪先部と踵部との間の広い範囲に亘って周方向から締め付けると、爪先部と踵部との間の広い範囲に位置する複数の足関節が環状の難伸縮性布地によって均一に締め付けられてしまう。そのため、複数の足関節が個々にとって最適な方向から局部的に締め付けることができず、各足関節に応じたトータルな矯正が行えない上、矯正の不要な他の正常な足関節にも周方向から締め付ける引っ張り強さが同様に作用して悪影響を及ぼすおそれがあり、美脚効果も発揮できず、その対策が切望されていた。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、足首をニュートラルな正規の位置に近付くように正し、矯正の不要な正常な足関節に悪影響を及ぼすことなく、矯正が必要な複数の足関節をトータルで矯正することができ、美脚効果を発揮することができる足関節矯正靴下を提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案では、 靴下本体の本体布地よりも伸縮強度の強い難伸縮性布地を備え、この難伸縮性布地により足関節を締め付けて矯正する足関節矯正靴下を前提とする。そして、前記難伸縮性布地は、前記足関節のうちの各足指のMP関節を周方向から締め付ける引っ張り強さによって矯正する環状の第1布地片と、前記足関節のうちの各足指のショパール関節を周方向から締め付ける引っ張り強さによって矯正する環状の第2布地片と、前記第1布地片及び前記第2布地片に対し両端を足の内側及び外側でそれぞれ連結し、前記MP関節と前記ショパール関節とを互いに引き寄せる方向へ締め付ける引っ張り強さによって矯正する内外一対の帯状の第3布地片と、を備えることを特徴としている。
更に、前記難伸縮性布地は、前記第2布地片に対し連結され、かつ前記足関節のうちの距骨下関節を踵側へ締め付ける引っ張り強さによって矯正する第4布地片を備えていてもよい。
また、前記各布地片は、前記本体布地が存在しない無布地領域に設けられ、前記本体布地の端縁に対し繋げられていてもよい。
これに対し、前記各布地片は、前記本体布地が存在する有布地領域に設けられ、前記本体布地の表面又は裏面に対し取り付けられていてもよい。
以上、要するに、環状の第1布地片によって各足指のMP関節を締め付けて横アーチを形成すると共に、環状の第2布地片によって各足指のショパール関節を締め付けて横アーチを形成することで、各足指が開く原理を利用して当該各足指を正規の位置に近付けるように矯正する。また、左右一対の帯状の第3布地片によって各足指のMP関節とショパール関節との間においてそれぞれ締め付けて足の内外両位置で縦アーチを形成することで、各足指のMP関節とショパール関節との間を足の内外両位置からそれぞれ近付けるように矯正する。
このため、第1,第2布地片による各足指のMP関節及びショパール関節での横アーチと、各第3布地片による各足指のMP関節とショパール関節との間での内外両位置の縦アーチとの相互作用によって、足首が外反でも内反でもないニュートラルな正規の位置に近付くように正される。つまり、踵骨が外側に倒れている場合は内側へ戻され、踵骨が内側に倒れている場合は外側へ戻される。
このとき、股関節を通る左右の重心線が脛骨の中心を通るように膝が内側に入る。これにより、矯正の不要な正常な足関節に悪影響を及ぼすことなく、矯正が必要な複数の足関節をトータルで矯正することができ、美脚効果を発揮することができる。
このとき、股関節を通る左右の重心線が脛骨の中心を通るように膝が内側に入る。これにより、矯正の不要な正常な足関節に悪影響を及ぼすことなく、矯正が必要な複数の足関節をトータルで矯正することができ、美脚効果を発揮することができる。
更に、第2布地片に対し連結した第4布地片によって足関節のうちの距骨下関節を踵側へ締め付けて矯正することで、第1,第2布地片による各足指のMP関節及びショパール関節での横アーチと、各第3布地片による各足指のMP関節とショパール関節との間での内外両位置の縦アーチとの相互作用と相俟って、踵骨が積極的に起き上がり、踵骨の外側への倒れが内側へスムーズに戻されて足首が外反でも内反でもないニュートラルな正規の位置に近付くように正され、股関節を通る左右の重心線が脛骨の中心に近付くようになる。これにより、矯正が必要な複数の足関節をより効果的にトータルで矯正することができ、美脚効果をより一層発揮することができる。
また、本体布地の無布地領域に設けた各布地片を本体布地の端縁に対し繋げることで、本体布地と各布地片とが互いに表裏方向で重なり合うことなく分離され、厚みを最小限に抑えることができる。
これに対し、本体布地の有布地領域に設けた各布地片を本体布地の表面又は裏面に対し取り付けることで、各布地片を本体布地の最適の領域に設定することが可能となる上、各布地片を本体布地の有布地領域に簡単に取り付けることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施の形態について説明し、本考案の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は本考案の実施の形態に係る足関節矯正靴下を左右方向内側から見た内側側面図、図2は足関節矯正靴下を左右方向外側から見た外側側面図、図3は足関節矯正靴下を使用状態で上方から見た平面図をそれぞれ示している。
図1〜図3に示すように、足関節矯正靴下1は、靴下本体10の本体布地2と、この本体布地2よりも伸縮強度の強い難伸縮性布地3とを備えている。本体布地2は、図示しないが、表糸(例えば166デニールの綿アクリル混紡糸)と、芯糸(例えば260デニールのポリウレタンゴムの糸)及び2本のカバーリング糸(75デニールのポリエステル糸)よりなる裏糸とで編成されている。一方、難伸縮性布地3は、図示しないが、表糸(140デニールのナイロン糸)と、芯糸(例えば260デニールのポリウレタンゴムの糸)及び2本のカバーリング糸(75デニールのポリエステル糸)よりなる裏糸とで編成されている。
本体布地2は、爪先部分21と、足甲部分22と、足裏部分23と、踵部分24と、口ゴム25に連続する足挿入口部分26とを備えている。足甲部分22、足裏部分23、及び足挿入口部分26は、平編みにより編成されている。一方、爪先部分21及び踵部分24は、平編みに比して丈夫なパイル編みにより編成されている。
図4は足関節矯正靴下1を複数の足関節が透視された足に装着した状態での一側面図、図5は足関節矯正靴下1を複数の足関節が透視された足に装着した状態での両下肢全体の斜視図をそれぞれ示している。
図4及び図5に示すように、難伸縮性布地3は、各足指4のMP関節41,41,…を周方向から締め付ける引っ張り強さ(例えば50hpa)によって矯正する環状の第1布地片31を備えている。この第1布地片31は、本体布地2が存在しない無布地領域、つまり爪先部分21と足甲部分22及び足裏部分23との間の無布地領域に設けられ、爪先部分21の後端縁、並びに足甲部分22及び足裏部分23の前端縁に対し繋げられるようにタック編みにより編成されている。そして、第1布地片31は、各足指4のMP関節41の締め付けによって、前足部において左右方向への横アーチを形成している。この場合、第1布地片31は、前後方向の幅が32mmに設定され、周方向の長さが184mmに設定された男性用と174mmに設定された女性用とで互いのサイズが異なっており、伸び率としては64〜72%程度であると想定される。
また、難伸縮性布地3は、各足指4のショパール関節42,42,…を周方向へ締め付ける引っ張り強さ(例えば24hpa)によって矯正する環状の第2布地片32を備えている。この第2布地片32は、本体布地2が存在しない無布地領域、つまり足甲部分22及び足裏部分23と踵部分24との間の無布地領域に設けられ、足甲部分22及び足裏部分23の後端縁、並びに踵部分24の前端縁に対し繋げられるようにタック編みにより編成されている。そして、第2布地片32は、各足指4のショパール関節42の締め付けによって、後足部において左右方向への横アーチを形成している。この場合、第2布地片32は、周方向の長さが180mmに設定され、前後方向の幅が16mmに設定された男性用と15mmに設定された女性用とで互いのサイズが異なっており、伸び率としては90〜98%程度であると想定される。
更に、難伸縮性布地3は、第1布地片31及び第2布地片32に対し前後両端を足の内側及び外側でそれぞれ連結し、かつ各足指4のMP関節41とショパール関節42とを互いに引き寄せる方向へ締め付ける引っ張り強さ(例えば24hpa)によって矯正する内外一対の帯状の第3布地片33,33を備えている。この各第3布地片33は、本体布地2が存在しない無布地領域、つまり足甲部分22と足裏部分23との間の無布地領域に設けられ、足甲部分22の内外両下端縁及び足裏部分23の内外両上端縁に対し繋げられるようにタック編みにより編成されている。そして、各第3布地片33は、各足指4のMP関節41とショパール関節42との間での内外両側からの締め付けによって、内外両側において足底前後方向への縦アーチを形成している。この場合、各第3布地片33は、上下方向の幅が21mmに設定され、前後方向の長さが78mmに設定された男性用と50mmに設定された女性用とで互いのサイズが異なっており、伸び率としては6〜14%程度であると想定される。
そして、難伸縮性布地3は、第2布地片32に対し連結し、かつ距骨下関節43を踵側へ締め付ける引っ張り強さ(例えば36hpa)によって矯正する環状の第4布地片34を備えている。この第4布地片34は、足甲部分22の後端縁に繋がる第2布地片32の後端に対し前端の上側部分が連結され、本体布地2が存在しない無布地領域、つまり第2布地片32の後端及び踵部分24と足挿入口部分26との間の無布地領域に設けられ、第2布地片32の後端及び踵部分24の上端縁並びに足挿入口部分26の下端縁に対し繋げられるようにタック編みにより編成されている。そして、第4布地片34は、踵側への距骨下関節43の締め付けによって、足の内反と外反とをニュートラルな位置に矯正している。
この場合、第4布地片34は、上下方向の幅が20mmに設定された男性用と16mmに設定された女性用とで互いのサイズが異なっているとともに、周方向の長さが120mmに設定された男性用と110mmに設定された女性用とで互いのサイズが異なっており、伸び率としては70〜80%程度であると想定される。また、第4布地片34の第2布地片32に対する連結部分での引っ張り強さは、第2布地片32からの影響を受けて若干高め(例えば37hpa)となる。
図6は左右の脚の骨と左右の重心線との関係を正面側から見た図を示し、(a)は矯正を不要とする正常な左右の脚の骨と左右の重心線との関係を説明する説明図、(b)は矯正を要するO脚な左右の脚の骨と左右の重心線との関係を説明する説明図をそれぞれ示している。
図6の(a)に示すように、正常な左右の脚の重心線L,Rは、左右の大腿骨61,61上端の股関節62から膝63の中心を経て脛骨64の中心を通っている。これに対し、図6の(b)に示すように、O脚である左右の脚の重心線L,Rは、脛骨64より内側にずれるので、膝63に負担が掛かる。なお、図6中において符号65は腓骨である。
したがって、本実施の形態では、環状の第1布地片31によって各足指4のMP関節41を締め付けて前足部で横アーチが形成されると共に、環状の第2布地片32によって各足指4のショパール関節42を締め付けて後足部で横アーチが形成されているので、各足指4が開く原理を利用して当該各足指4のショパール関節42が正規の位置に近付けられるように矯正される。また、左右一対の帯状の第3布地片33,33によって各足指4のMP関節41とショパール関節42との間をそれぞれ締め付けて足の内外両位置で縦アーチが形成されているので、各足指4のMP関節41とショパール関節42との間が足の内外両位置からそれぞれ近付けられるように矯正され、前後の横アーチ及び内外の縦アーチをバランスよく形成して、起立時の左右両足に均等に体重を掛け易くなる。しかも、左右双方の足のいずれか一方を前に出した姿勢では、一方の足が前重心か、他方の足が後重心かになり易い傾向となるが、特に、前側の横アーチ及び内外の縦アーチによって、双方の足の重心がニュートラルになり易くなる。つまり、例えば左足を前に出した姿勢では、左足が前重心か右足が後重心となる傾向となる一方、右足を前に出した姿勢では、左足が後重心か右足が前重心となる傾向となるが、いずれの場合であっても、前側の横アーチ及び内外の縦アーチによって、双方の足の重心がニュートラルになり易くなるということである。
更に、第2布地片32に対し連結した環状の第4布地片34によって距骨下関節43が踵側へ締め付けられて矯正される。
更に、第2布地片32に対し連結した環状の第4布地片34によって距骨下関節43が踵側へ締め付けられて矯正される。
このため、第1,第2布地片31,32による各足指4のMP関節41及びショパール関節42での横アーチと、各第3布地片33による各足指4のMP関節41とショパール関節42との間での内外両位置の縦アーチと、第4布地片34による距骨下関節43の踵側からの締め付けとの相互作用によって、踵骨45が起き上がり、踵骨45の外側への倒れが内側へ戻されて足首が外反でも内反でもないニュートラルな正規の位置に近付くように正される。もしくは、踵骨45の内側の倒れが外側へ戻され、足首が外反でも内反でもないニュートラルな正規の位置に近付くように正される。
このとき、図6の(a)に示すように、股関節62を通る左右の重心線L,Rが膝63の中心を経て脛骨64の中心を通るように膝63が内側に入る。これにより、矯正の不要な正常な足関節に悪影響を及ぼすことなく、矯正が必要な複数の足関節41〜43をトータルで矯正することができ、美脚効果を発揮することができる。
このとき、図6の(a)に示すように、股関節62を通る左右の重心線L,Rが膝63の中心を経て脛骨64の中心を通るように膝63が内側に入る。これにより、矯正の不要な正常な足関節に悪影響を及ぼすことなく、矯正が必要な複数の足関節41〜43をトータルで矯正することができ、美脚効果を発揮することができる。
しかも、第1,第2布地片31,32による各足指4のMP関節41及びショパール関節42での横アーチと、各第3布地片33による各足指4のMP関節41とショパール関節42との間での内外両位置の縦アーチと、第4布地片34による距骨下関節43の踵側からの締め付けとの相互作用によって、歩行時における過剰回内や過剰回外を減らして横揺れを少なくすることもできる。
また、本体布地2の無布地領域に設けた各布地片31〜34が、本体布地2の端縁に対し繋げられるようにタック編みにより編成されているので、本体布地2と各布地片31〜34とが互いに表裏方向で重なり合うことなく分離され、厚みを最小限に抑えることができる。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、本実施の形態では、距骨下関節43を踵側からの締め付けによって矯正する第4布地片34を難伸縮性布地3に備えたが、難伸縮性布地が第1〜第3布地片のみを備えた構成であってもよい。
また、本実施の形態では、第1〜第4布地片31〜34を、本体布地2が存在しない無布地領域に設け、本体布地2(爪先部分21、足甲部分22、足裏部分23、踵部分24及び足挿入口部分26)の端縁に対しそれぞれ繋げられるようにタック編みにより編成したが、各布地片が、本体布地が存在する有布地領域に設けられ、本体布地の表面又は裏面に対し縫製や編み込みなどによって取り付けられていてもよい。この場合には、各布地片を本体布地の最適の領域に設定することが可能となる上、各布地片を本体布地の有布地領域に簡単に取り付けることができる。しかも、各布地片を既存の靴下の本体布地に適用して、足関節矯正靴下を構成することもできる。
また、前記実施の形態では、第1〜第4布地片31〜34のサイズについて述べたが、これらはあくまでも一例に過ぎず、これに限定されるものではなく、各布地片による関節の矯正やアーチの形成などが可能なサイズであれば特に限定されることはない。
また、前記実施の形態では、本体布地2の爪先部分21、足甲部分22、足裏部分23、踵部分24及び足挿入口部分26並びに各難伸縮性布地3の第1〜第4布地片31〜34を編成する糸及び編み方について述べたが、これらはあくまでも一例に過ぎず、これに限定されるものではなく、本体布地と各布地片との関係が保たれていれば特に限定されることはない。
また、前記実施の形態では、第4布地片34を環状に形成したが、第2布地片に両端が連結されて距骨下関節を踵側へ締め付ける帯状の第4布地片であってもよい。
更に、前記実施の形態では、第1布地片31によって各足指4のMP関節41,41,…を周方向から締め付けたが、図7に示すように、親指及び小指のMP関節に対応する第1布地片31の前端側をそれぞれ略30mmの略正方形状に切り欠いた切欠部39(図7では一方のみ示す)を備え、第1布地片31の周方向へ締め付ける引っ張り強さを周方向の両側(親指及び小指のMP関節に対応する部分)においてそれぞれ半減(約25hpa)させることで、外反母趾及び内反小趾を患う使用者にも適した足関節矯正靴下1が提供されるようにしてもよい。このとき、第1布地片31の切欠部39は、本体布地2の爪先部分21を延長させることで塞いでいる。
また、親指及び小指のいずれか一方のMP関節にのみ対応する第1布地片の前端側を略30mmの略正方形状に切り欠いた周方向で単一の切欠部を備え、外反母趾又は内反小趾を患う使用者に適した足関節矯正靴下として用いてもよい。その場合、足関節矯正靴下を左右逆に履くことで、外反母趾又は内反小趾を患う使用者のいずれにも適した足関節矯正靴下として用いることも可能である。
更に、爪先部分21を切り抜いて口ゴム25と同様に口ゴムの帯状にすることで、5本の指が自由に動くようにした足関節矯正靴下であってもよい。
また、親指及び小指のいずれか一方のMP関節にのみ対応する第1布地片の前端側を略30mmの略正方形状に切り欠いた周方向で単一の切欠部を備え、外反母趾又は内反小趾を患う使用者に適した足関節矯正靴下として用いてもよい。その場合、足関節矯正靴下を左右逆に履くことで、外反母趾又は内反小趾を患う使用者のいずれにも適した足関節矯正靴下として用いることも可能である。
更に、爪先部分21を切り抜いて口ゴム25と同様に口ゴムの帯状にすることで、5本の指が自由に動くようにした足関節矯正靴下であってもよい。
1 足関節矯正靴下
10 靴下本体
2 本体布地
3 難伸縮性布地
31 第1布地片
32 第2布地片
33 第3布地片
34 第4布地片
4 足指
41 MP関節
42 ショパール関節
43 距骨下関節
10 靴下本体
2 本体布地
3 難伸縮性布地
31 第1布地片
32 第2布地片
33 第3布地片
34 第4布地片
4 足指
41 MP関節
42 ショパール関節
43 距骨下関節
Claims (4)
- 靴下本体の本体布地よりも伸縮強度の強い難伸縮性布地を備え、この難伸縮性布地により足関節を締め付けて矯正する足関節矯正靴下であって、
前記難伸縮性布地は、
前記足関節のうちの各足指のMP関節を周方向から締め付ける引っ張り強さによって矯正する環状の第1布地片と、
前記足関節のうちの各足指のショパール関節を周方向から締め付ける引っ張り強さによって矯正する環状の第2布地片と、
前記第1布地片及び前記第2布地片に対し両端を足の内側及び外側でそれぞれ連結し、前記MP関節と前記ショパール関節とを互いに引き寄せる方向へ締め付ける引っ張り強さによって矯正する内外一対の帯状の第3布地片と、
を備えていることを特徴とする足関節矯正靴下。 - 前記難伸縮性布地は、前記第2布地片に対し連結され、かつ前記足関節のうちの距骨下関節を踵側へ締め付ける引っ張り強さによって矯正する第4布地片を備えている請求項1に記載の足関節矯正靴下。
- 前記各布地片は、前記本体布地が存在しない無布地領域に設けられ、前記本体布地の端縁に対し繋げられている請求項1又は請求項2に記載の足関節矯正靴下。
- 前記各布地片は、前記本体布地が存在する有布地領域に設けられ、前記本体布地の表面又は裏面に対し取り付けられている請求項1又は請求項2に記載の足関節矯正靴下。
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JP2019122507A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 株式会社快養 | 足関節矯正用靴下 |
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- 2016-03-25 JP JP2016001356U patent/JP3204571U/ja not_active Ceased
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