JP3204553U - アーム式ミシン - Google Patents

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金旺 廖
金旺 廖
春祥 林
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Abstract

【課題】簡易にかつすばやく上飾り糸送り機構に絡まった断線糸を取り除き、再度通すことが可能な上飾り糸送り機構を備えるアーム式ミシンを提供する。【解決手段】中空の機体11の外部に、上飾り糸50を供給する少なくとも1つの糸台と、機体の内部の揺動軸30により駆動される揺動シャフト31と、揺動シャフトの揺動により上飾り糸を緩め送る上飾り糸送り機構40と、が設けられ、上飾り糸送り機構は、機体の外部に接設する少なくとも1つの位置決め部と、位置決め部から延伸して連結され、それぞれ揺動シャフトの両側に位置する2つの糸通過台と、糸通過台に設けられ上飾り糸を通すための少なくとも1つの穿孔とを有する。揺動シャフトの連続揺動と、糸通過台を通る上飾り糸の押圧により、糸を緩め、アーム式ミシンに糸を連続して供給する断線した糸が絡まることなく、再度の糸通しも容易である。【選択図】図2

Description

本考案は、アーム式ミシンに係るものであり、特に上飾り糸送り機構を備えたアーム式ミシンに関する。
本考案における「アーム式ミシン」は、その構造の特徴又は機能が、二枚の布地の縁を合わせて縫合することが主であるため、業界では「併縫用ミシン」又は「併縫ミシン」と称する。通常、4針6糸(4本の縫合糸、1本のベース糸と1本の上飾り糸を含む)又は4針7糸(4本の縫合糸、1本のベース糸と2本の上飾り糸を含む)を用いて縫合するため、業界では「4針6(7)糸縫合機」又は「4針6(7)糸ミシン」と称することも多い。
なお、先行技術に関しては、台湾特許第510341号「アーム式4針6糸縫合機の糸緩め器改良構造」を参照する。当該公報では、上機体、調節シャフト及び外部設置式糸緩めモジュールを含む、アーム式4針6糸縫合機の糸緩め器改良構造に関する技術を開示している。前記上機体の内部は、部品の設置エリアであって、前記上機体外部には、軸受け台が設けられ、当該軸受け台はスピンドルに連結されており、当該スピンドルの一方の歯型ベルト滑車には、歯型ベルトが嵌設されている。前記調節シャフトは、上機体の部品設置エリア内に設けられ、下主軸の歯型滑車は歯型ベルトの片側に嵌設されている。前記外部設置式糸緩めモジュールは、上飾り糸緩め器と下かぎ針糸緩め器が軸受け台のスピンドルのもう一方の片側に嵌設され、かつ、糸緩め板モジュールに接設することにより、糸緩め器機構を上機体の外部に設置することで、上飾り糸緩め器、下かぎ針糸緩め器及び糸緩め板モジュールの視認性及び保守作業性を向上させる。
台湾特許第510341号明細書
前述の技術内容から、アーム式4針6糸縫合機が縫合過程のステップにおいて、前記上飾り糸緩め器の凸輪の回転によって、上飾り糸を緩める目的を達成していることがわかる。しかしながら、先行技術において、上飾り糸緩め器は、アーム式4針6糸縫合機の上機体の外部の真上に設置されるため、構造が複雑であり、アーム式4針6糸縫合機の外観を損なう。また、上飾り糸緩め器の機構と利用者との距離が非常に近いため、利用者が誤って上飾り糸緩め器に接触し、けがをする重大な問題がある。したがって、アーム式4針6糸縫合機(アーム式ミシン)の技術分野において、当業者は長らく上飾り糸緩め器(上飾り糸送り機構)の設置位置とその機構に対する技術的偏見が根強く、かつ、前述の先行技術は利用者の需要に適さない。いかに利用者にとって簡易的かつすばやく上飾り糸緩め器(上飾り糸送り機構)に絡まった断線した糸を取り除きやすく設計し、上飾り糸緩め器(上飾り糸送り機構)の構造を簡略化することで利用者が容易かつすばやく上飾り糸を再度通すことを可能とするかが、当業者の喫緊の課題であった。
本考案の目的は、従来の凸輪構造で糸緩めを実現する技術を、揺動シャフトの揺動動作によって上飾り糸送り機構と併せることにより、上飾り糸を押圧することで糸を緩める効果を簡単に達成することである。本考案に係る新型アーム式ミシンにおいて、縫合中に上飾飾り糸が断線した場合、当該上飾り糸送り機構は、前記上飾り糸が絡まることなく、かつ、前記上飾り糸送り機構が機体の外部に設けられるため、使用者の操作性が保たれる。
上記の目的を鑑み、本考案は、中空の機体の外部に、上飾り糸を供給する少なくとも1つの糸台と、前記機体の内部の揺動軸によって駆動される揺動シャフトと、前記揺動シャフトの揺動によって前記上飾り糸を緩め送る上飾り糸送り機構と、が設けられ、前記上飾り糸送り機構は、前記機体の外部に接設する少なくとも1つの位置決め部と、前記位置決め部から延伸して連結され、それぞれ前記揺動シャフトの両側に位置する2つの糸通過台と、前記糸通過台に設けられ前記上飾り糸を通すための少なくとも1つの穿孔と、を有する。
また、実施例において、前記位置決め部は、前記糸通過台の高さ位置を調整することが可能な長孔を有する。
また、実施例において、前記位置決め部及び前記糸通過台は、延伸部によって連結される。
また、実施例において、前記延伸部は、前記糸通過台の高さ位置を調整することが可能な長条孔を有する。
また、実施例において、前記糸通過台及び前記延伸部は、連結部材によって連結されている。
また、実施例において、前記連結部材は、前記糸通過台の高さ位置を調整することが可能な調整孔を有する。
前述した本考案の技術によって、先行技術と比較し下記の実施効果を有する。
本考案によれば、利用者に凸輪構造によらない糸緩めを実現する技術を提供し、本技術分野において長らく凸輪構造を採用する根強い設計上の偏見を克服し、技術的偏見によって採用されない揺動シャフトの揺動動作によって前記上飾線送り機構に併せ、当該上飾り糸を押圧し糸緩めの効果を実現することで構造を簡略化し、先行技術で長らく存在していた問題を解決し、利用者の実際の需要を満たす目的を達成できる。
本考案のアーム式ミシンにおいて、縫合中に前記上飾り糸が断線した場合、前記上飾り糸送り構造は、前記上飾り糸が絡まることなく、かつ、前記上飾り糸送り機構が機体外部に設置されているため、利用者がより簡易的に上飾り糸を再度通すことを可能とし、利用者の操作性を保つことができる。
本考案の第一実施例に係るアーム式ミシンの外観斜視図である。 図1に示すアーム式ミシンの部分拡大図である。 図2に示すアーム式ミシンの分解斜視図である。 図3に示すアーム式ミシンの上飾り糸送り機構の拡大図である。 図1に示すアーム式ミシンの部分拡大図である。 図5に示すアーム式ミシンの動作を示す図である。 本考案の第二実施例に係るアーム式ミシンの上飾り糸送り機構の分解斜視図である。 本考案の第三実施例に係るアーム式ミシンの上飾り糸送り機構の分解斜視図である。
本考案の実施例及び技術内容を、図面を参照して説明する。まず、図1乃至図4は、本考案の第一実施例に係る外観斜視図と、部分拡大図と、分解斜視図と、上飾り糸送り機構の拡大図である。
図のように、本考案が提案する上飾り糸送り機構を備えるアーム式ミシン10は、中空の機体11の外部に、少なくとも1つの上飾り糸50を供給する糸台12と、中空の機体11の内部の揺動軸30によって駆動される揺動シャフト31と、揺動シャフト31の揺動によって上飾り糸50を緩め送る上飾り糸送り機構40と、が設けられる。
上飾り糸送り機構40は、機体11の外部に接設する少なくとも1つの位置決め部41と、位置決め部41から延伸して連結され、それぞれ揺動シャフト31の両側に位置する2つの糸通過台42と、糸通過台42に設けられ上飾り糸50を通すための少なくとも1つの穿孔421とを有する。
また、位置決め部41は、糸通過台42の高さ位置を調整することが可能な長孔411をさらに具備することによって、糸通過台42の高さ位置を調整することで穿孔421の高さを変え、揺動シャフト31が上飾り糸50を押圧し糸を緩め送る供給量を変化させることができる。
また、位置決め部41及び糸通過台42は、延伸部43によって連結されてもよい。特筆したいのは、位置決め部41が接設する箇所に、さらに複数の縫合糸が通されて糸緩めを可能とする縫合糸緩め器20を設けることも可能である。縫合糸緩め器20は、揺動シャフト31が揺動する際に、先端に通されている4本の縫合糸を供給することで糸緩めを実現し、縫合糸をアーム式ミシン10に常に供給する目的を達成する(当業者に熟知されている技術のため、図示しない)。
本考案は、揺動シャフト31の連続揺動と、揺動シャフト31の両側に位置する糸通過台42に通された上飾り糸50を押圧することにより、上飾り糸50を緩め、常にアーム式ミシン10において上飾り糸50を用いて縫合する目的を達成する。上述の内容から、本考案のアーム式ミシン10において、縫合中に上飾り糸50が断線した場合、上飾り糸送り機構40は、上飾り糸50が絡まることなく、かつ、上飾り糸送り機構40が機体11の外部に設置されているため、利用者がより簡易的に上飾り糸50を再度通すことを可能とし、利用者の操作性を保つことができる。
次に、図1のアーム式ミシン10の部分拡大図及びその動作を示す図5及び図6を参照して説明する。
図から分かるように、アーム式ミシン10の縫合動作を操作するとき、上飾り糸50は、揺動シャフト31の両側に位置する糸通過台42の穿孔421からそれぞれ通され、図5のように揺動シャフト31下部を横切る。このため、揺動軸30が揺動シャフト31を駆動させ下方に向かって押圧するとき、揺動シャフト31の下部が上飾り糸50を押圧し、上飾り糸50の一端が前記アーム式ミシン10によって縫合された縫合糸に固定されているため(当業者に熟知されている技術のため、図示しない)、糸台12(図1に示す)の上飾り糸50が送り出される状態になる(図6に示す)。なお、アーム式ミシン10が縫合を連続動作し、揺動軸30が揺動シャフト31を上方向に駆動するとき、上飾り糸50は、縫合糸を押圧固定させて糸を緩めた状態をアーム式ミシン10に提供する。このように、揺動シャフト31の連続揺動及び揺動シャフト31の両側に位置する糸通過台42に通された上飾り糸50を押圧することによって、上飾り糸50を緩め、常にアーム式ミシン10に上飾り糸50を送り出し縫合させる目的が達成できる。
本考案の第二実施例に係るアーム式ミシンの上飾り糸送り機構の分解斜視図を、図7に示す。本考案が説明する上飾り糸送り機構40を、図から理解することができる。位置決め部41と糸通過台42の間は、延伸部43によって連結されることが可能であり、延伸部43は、糸通過台42の高さ位置を調整することが可能な長条孔431を有し、糸通過台42の高さ位置を調整することによって、穿孔421の高さを変更し、揺動シャフト31が上飾り糸50を押圧して糸を緩め、送り出す量を変更する。
最後に、本考案の第三実施例に係るアーム式ミシンの上飾り糸送り機構の分解斜視図を、図8に示す。本考案が説明する上飾り糸送り機構40を、図から理解することができる。糸通過台42及び延伸部43の間は、連結部材44によって連結されることも可能であり、連結部材44は、糸通過台42の高さ位置を調整することが可能な調整孔441を有し、糸通過台42の高さ位置を調整することによって、穿孔421の高さを変更し、揺動シャフト31が上飾り糸50を押圧して糸を緩め、送り出す量を変更する。
10・・・アーム式ミシン
11・・・機体
12・・・糸台
20・・・縫合糸緩め器
30・・・揺動軸
31・・・揺動シャフト
40・・・上飾り糸送り機構
41・・・位置決め部
411・・長孔
42・・・糸通過台
421・・穿孔
43・・・延伸部
431・・長条孔
44・・・連結部材
441・・調整孔
50・・・上飾り糸

Claims (5)

  1. 中空の機体(11)の外部に、上飾り糸(50)を供給する少なくとも1つの糸台(12)と、前記機体(11)の内部の揺動軸(30)によって駆動される揺動シャフト(31)と、前記揺動シャフト(31)の揺動によって前記上飾り糸(50)を緩め送る上飾り糸送り機構(40)と、が設けられ、
    前記上飾り糸送り機構(40)は、前記機体(11)の外部に接設する少なくとも1つの位置決め部(41)と、前記位置決め部(41)から延伸して連結され、それぞれ前記揺動シャフト(31)の両側に位置する2つの糸通過台(42)と、前記糸通過台(42)に設けられ前記上飾り糸(50)を通すための少なくとも1つの穿孔(421)と、を有すること
    を特徴とするアーム式ミシン。
  2. 前記位置決め部(41)は、前記糸通過台(42)の高さ位置を調整することが可能な長孔(411)を有することを特徴とする請求項1に記載のアーム式ミシン。
  3. 前記位置決め部(41)及び前記糸通過台(42)は、延伸部(43)によって連結され、前記延伸部(43)は、前記糸通過台(42)の高さ位置を調整することが可能な長条孔(431)を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアーム式ミシン。
  4. 前記糸通過台(42)及び前記延伸部(43)は、連結部材(44)によって連結されていることを特徴とする請求項3に記載のアーム式ミシン。
  5. 前記連結部材(44)は、前記糸通過台(42)の高さ位置を調整することが可能な調整孔(441)を有することを特徴とする請求項4に記載のアーム式ミシン。
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