JP3204269B2 - Nc円テーブル装置 - Google Patents

Nc円テーブル装置

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JP3204269B2 JP15508791A JP15508791A JP3204269B2 JP 3204269 B2 JP3204269 B2 JP 3204269B2 JP 15508791 A JP15508791 A JP 15508791A JP 15508791 A JP15508791 A JP 15508791A JP 3204269 B2 JP3204269 B2 JP 3204269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はNC円テーブル装置
関するものであり、より詳しくは円テーブルと円テーブ
ル駆動用のサーボモータとを具え、NC制御装置に電気
的に接離可能に接続されていて、NC制御装置からの指
令に基づいてサーボモータが駆動されて円テーブルの回
転制御を行う型式であって、さらに検出されたサーボモ
ータ軸の原点からの回転数(回転回数)および1回転内
の回転角(回転角度)のうちの少なくとも回転数を記憶
するメモリを有する絶対値検出器を具えたNC円テーブ
ル装置における電力供給技術の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】NC制御装置を保有するNC制御工作機械
に搭載された工作物保持用のNC円テーブルは、NC制
御装置からの指令に基づいて、サーボモータで減速器を
介して機械的に連結されたサーボモータにより回転駆動
される。NC制御を行うには、この円テーブルの回転位
置(割出し角度)を精度よく検出把握する必要がある。
その検出角度の分解能を高めるために、円テーブルより
も多く回転するサーボモータの軸にエンコーダーを取り
付けて、円テーブルの回転位置に関する情報として、サ
ーボモータ軸の原点からの回転数と1回転内の回転角と
を検出している。このための絶対値検出器は一般にエン
コーダと検出部とメモリとから構成されている。
【0003】またNC円テーブルはコネクタを介してサ
ーボモータ駆動用および絶対値検出器用の電力を電力ケ
ーブルでNC制御装置の電源から供給される。一方NC
制御装置とメモリ間の信号伝達は信号ケーブルを介して
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】NC制御工作機械にお
いては、その製品の性質上頻繁にNC円テーブル装置
NC制御装置から切り離す必要がある。この切離しの際
には動力や電力や信号の各ケーブルをコネクタにおいて
NC制御装置側とNC円テーブル装置側とで分断され
る。当然のことながらNC円テーブル側の絶対値検出器
はこのケーブルの切離しによりNC制御装置側の電源か
らの電力の供給を断たれる。このため絶対値検出器のメ
モリはそれまでのNC円テーブルの回転位置に関する
憶内容を失ってしまう。したがって再接続後のNC制御
のためには、再接続時に円テーブルを一旦原点に復帰さ
せる必要がある。この原点復帰作業は、そのために特別
の機構を必要とするばかりでなく、それだけ時間が無駄
となり、工作機械全体の稼働率にも悪影響を及ぼすこと
になる。
【0005】
【目的】この発明の目的はNC制御装置からNC円テー
ブルを切り離した後、再接続時に円テーブルの原点復帰
作業を不要とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、この発明にあってはエンコーダおよびメモリを含む
絶対値検出器をサーボモータに付設して具え、絶対値検
出器の少なくともメモリに電力を供給する電源を具えた
ことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】かかる構成によった結果、円テーブルをNC制
御装置から切り離しても、NC円テーブル装置に搭載の
専用電源によりメモリへの電力供給が継続されるので、
切離し時における円テーブルの回転位置に関する記憶内
容が失われない。
【0008】
【実施例】図1に示すのはこの発明の一実施例であっ
て、NC制御装置1とNC円テーブル装置2とはコネク
タ3および後述する各種ケーブルにより電気的に接続さ
れている。NC制御装置1とNC円テーブル装置2との
切離しの際の電気的接続の切離しはこのコネクタ3にお
いて行われる。
【0009】NC円テーブル装置2には工作物を保持す
る載置用円テーブル21が搭載されており、その円テー
ブル21の回転軸は減速器22を介してサーボモータ2
3に機械的に連結されている。サーボモータ23の軸に
はエンコ−ダ24、検出部25およびメモリ26から構
成された絶対値検出器28が付設されている。NC円テ
ーブル装置2にはまた専用電源である電池27が搭載さ
れており、絶対値検出器28に電力を供給する。
【0010】一方コネクタ3を介してケーブル群でNC
制御装置1とNC円テーブル装置2とが接続されてい
る。動力ケーブRL1はNC制御装置1からサーボモー
タ23へ動力の供給を、信号ケーブルL2、L3はNC
制御装置1とメモリ26との間での情報の授受を行う。
また好ましくは電力ケーブルL4を専用電源27を介し
て絶対値検出器28に接続しておけば、NC制御装置1
から適宜その充電を行うこともできる。
【0011】つぎにNC円テーブル装置2をNC制御装
置1から切離し、再接続するときの動作について説明す
る。
【0012】まず切離しに際しては、NC制御装置1か
らのNC円テーブル装置2への電力の供給が断たれる
が、メモリ26には引き続き専用電源27から電力が供
給されるので、メモリ26は切離し時における円テーブ
ル21の回転位置情報を記憶保持し続ける。なおこのメ
モリ26の記憶内容は、NC円テーブル装置2の再接続
時に、NC制御装置1により送り出されてその時点での
円テーブル21の回転位置を求めるために用いられるも
のであるが、この回転位置を求めるためこれに関する情
報として用いられるサーボモータ23の軸の回転数と回
転位置とについては、回転角は再接続時に検出により得
ることができるが、回転数は検出することができない。
メモリ26の記憶内容は、少なくともサーボモータ軸の
回転数を記憶するようにしている。ただし再接続時にお
ける回転角の検出動作を省略するために、メモリ26に
サーボモータ軸の回転角をも記憶保持しておいてよいこ
とは言うまでもない
【0013】以上のようにこの発明では、NC制御装置
1から切り離されたメモリ26を作動させ続けるため
に、絶対値検出器28に付設された専用電源27を、少
なくとも絶対値検出器28に含まれるメモリ26に接続
させてある。またこの専用電源27と絶対値検出器28
内部との接続態様については、NC円テーブル装置2を
NC制御装置1から切り離す際の円テーブルのロック方
法により異なる。
【0014】すなわちNC円テーブル装置2をNC制御
装置1から切り離す際には、円テーブル21をロックし
た後にNC円テーブル装置2を移動させるのであるが、
このロックの方法には円テーブル21とサーボモータ2
3の軸との双方をロック部材でロックする方法と、円テ
ーブル21のみをロックする方法とがある。前者の場合
には、NC円テーブル装置2切離し後の移動中にサー
ボモータ23の軸は回転することがないので、その回転
および回転数変わることがない。そこで専用電源2
7は、切離し時において少なくともメモリ26のみを
動させればよく、メモリ26にのみ接続させて電力を
給するようにすればよい。
【0015】また後者の場合には、サーボモータ23
軸が回転する可能性があるので、回転角が変化してしま
うのみならず、切離し時の回転角が回転数が切り替わる
近傍である場合には、回転角の変化に伴って回転数も変
化する可能性がある。そこでこの切離し時における回転
数の値の変化に対応できるように、切離し後も回転角度
および回転数を常時検出して、その都度メモリ26に記
憶させておくのが望ましい。そのために専用電源27を
メモリ26だけでなくエンコーダ24と検出部25にも
接続して電力を供給するのが好ましい
【0016】再接続時には、その時点で検出された回転
角もしくはメモリ26に記憶された回転角とメモリ26
に記憶された回転数とによる円テーブルの回転位置に関
する情報を基に、円テーブル21の現在位置をNC制御
装置1で算出することにより円テーブルを原点復帰させ
ることなく、つぎの工程に必要な角度位置に直接移動さ
せることができる
【0017】
【発明の効果】メモリへの電力供給が断たれることがな
いので、切離し時のサーボモータ軸の回転位置が正確に
記憶保持され、再接続時に正確に再現出力される。よっ
て再接続時に円テーブルを原点復帰させる必要もなくシ
ステムの稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のNC円テーブルの電力供給装置の構
造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 NC制御装置 2 NC円テーブル装置 3 コネクタ 21 円テーブル 23 サーボモータ 24 エンコ−ダ 25 検出部 26 メモリ 27 専用電源 28 絶対値検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−205902(JP,A) 特開 昭61−74012(JP,A) 特開 昭52−131363(JP,A) 特開 昭64−51251(JP,A) 特開 昭63−89250(JP,A) 特開 昭63−54616(JP,A) 特開 昭62−242257(JP,A) 実願 昭60−67097号(実開 昭61− 185101号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 G05B 19/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円テーブルおよび円テーブル駆動用のサ
    ーボモータを具えており、NC制御装置に電気的に接離
    可能であるとともに、NC制御装置からの指令に基づい
    てサーボモータが駆動されて円テーブルの回転制御を行
    う型式であって、エンコーダおよび円テーブルの回転位
    置に関する情報を記憶するメモリを含む絶対値検出器を
    サーボモータに付設して具え、絶対値検出器の少なくと
    もメモリに電力を供給する電源を具えたことを特徴とす
    るNC円テーブル装置
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