JP3204099U - 靴下 - Google Patents

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文義 西垣
文義 西垣
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Abstract

【課題】足指を良好に踏ん張ることができて、良好な姿勢を維持することができる靴下を提供する。【解決手段】本考案の靴下1は、足裏における足指付根に対応する箇所に厚肉部4が設けられている。この構成により、この靴下1を装着した状態で歩行したり走行したりする際に、足指の付根が厚肉部4を介して接地できる。これにより、足指全体が接地できて、足指によって良好に踏ん張ることができる。【選択図】図2

Description

本考案は靴下に関する。
従来、靴下は、破れ難くするために爪先部全体や踵部に対応する箇所を厚くしたものや、ずり落ち防止のためにはき口部により伸縮性に優れた素材を編み込んだものが存在するが、一般的には、全体がほぼ同じ厚みとされている。したがって、靴下の足裏において、足指の付根に対応する箇所は、足指の付根、あるいは靴底や接地面に対して隙間を有して宙に浮いた状態となっている。また、例えば、特許文献1等には、破れ難くするために爪先部や踵部に対応する箇所を厚地のパイル構造とした靴下が開示されているが、この種の靴下でも、靴下の足裏における足指の付根に対応する箇所は、足指の付根、あるいは靴底や接地面に対して隙間を有して宙に浮いた状態である。
また、靴下の形状としては足指も含めて足部全体を覆う形状のものが一般的であるが、他の形状のものとして、5本指に対応する箇所が分かれて形成されているいわゆる5本指靴下があり、この種の靴下もすでに実用化されている(例えば、特許文献2等)。
特開2009−221614号公報 実開昭63−135902号公報
しかしながら、従来の靴下では、靴下の足裏において、足指の付根に対応する箇所は、足指の付根、あるいは靴底や接地面に対して隙間を有して宙に浮いた状態で装着されているため、歩行時や走行時において、足指全体が接地せずに、足指の踏ん張りがきかず、不十分となることがあった。したがって、場合によっては、姿勢が悪くなって体にかかる負担が大きくなり、腰痛や肩こりなどを生じるおそれもあった。
本考案は上記課題を解決するもので、足指を良好に踏ん張ることができて、良好な姿勢を維持することができる靴下を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本考案の靴下は、足裏における足指付根に対応する箇所に厚肉部が設けられていることを特徴とする。また、本考案の靴下は、前記厚肉部は、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられていたり、内側に盛り上がる状態で設けられていたりすることを特徴とする。
この構成により、この靴下を装着した状態で歩行したり走行したりする際に、足指の付根が前記厚肉部を介して接地できる。これにより、足指全体が接地できて、足指によって良好に踏ん張ることができる。また、前記厚肉部が、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられていることにより、厚肉部が足指毎に良好に接触して、足指によって良好に踏ん張ることができる。また、前記厚肉部が内側に盛り上がる状態で設けられていることによっても、厚肉部が足指に良好に接触して、足指によって良好に踏ん張ることができる。
なお、本考案の靴下は、当該靴下が5本指靴下であり、この5本指靴下の指袋部の付根に対応して厚肉部が設けられていてもよい。この構成によれば、5本指靴下における指袋部の付根に対応して厚肉部が設けられるため、厚肉部が足指の付根からずれることを防止しながら、各足指の付根に、極めて良好に厚肉部を当接させることができる。
また、本考案の靴下は、爪先部が足指全体を覆う形状であってもよい。この場合には、爪先部内側に5本の足指を挿入する空間を仕切る4つの隔壁が設けられ、前記空間に挿入される足指の付根に対応して厚肉部が設けられていると好ましい。この構成によれば、爪先部の内側に隔壁が設けられているため、隔壁間などの空間に足指が挿入された際に、厚肉部を有する爪先部が靴下の幅方向に対して良好に位置決めされ、各足指の付根に極めて良好に厚肉部を当接させることができる。
また、本考案の靴下は、前記厚肉部が、一体編成で厚みのある生地が編み込まれて形成されていると好適である。例えば、別体のものが挿入されて厚肉部が形成されていると、別体のものが生地からずれて、厚肉部が足指の付根にうまく当接しなくなる不具合を発生する恐れがあるが、本考案の構成によれば、前記厚肉部が、一体編成で厚みのある生地が編み込まれて形成されているので、このような不具合を発生することがなくなり、厚肉部が足指の付根に、より良好に接触することができる。
また、本考案の靴下は、前記厚肉部の厚み方向の中央部は、硬くて低伸縮性の生地で形成され、前記厚肉部の厚み方向の表面部は、柔らかくて前記低伸縮性の生地よりも伸縮性の大きな高伸縮性の生地で形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、前記厚肉部の厚み方向の中央部が、硬くて低伸縮性の生地で形成されているので、厚肉形状を良好に維持することができる。また、前記厚肉部の厚み方向の表面部は、柔らかくて前記低伸縮性の生地よりも伸縮性の大きな高伸縮性の生地で形成されているので、足指の付根に接触する部分は弾力性を有する状態でやさしく接触し、良好な履き心地を与えることができる。
また、本考案の靴下は、足裏における土踏まずに対応する箇所にも厚肉部が設けられていることを特徴とする。この構成によれば、足裏における土踏まずに対応する箇所に設けられた厚肉部により、足の土踏まずに対応する箇所も接地できることにより、足による接地面積をさらに増加することができて、足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。
また、本考案の靴下は、足裏における踵に対応する箇所および母子球に対応する箇所との少なくとも一方にも厚肉部が設けられていることを特徴とする。この構成によれば、足裏における踵に対応する箇所や母子球に対応する箇所に設けられた厚肉部によってこれらの箇所も接地できることにより、足による接地面積をさらに増加することができて、足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。
本考案によれば、足裏における足指付根に対応する箇所に厚肉部を設けることにより、足指の付根を含めて足指全体が接地して、足指によって良好に踏ん張ることができる。この結果、歩行時や走行時において、自然に姿勢が良好となって、体にかかる負担が軽減され、腰痛や肩こりなどを生じることを最小限に抑えることができる。また、前記厚肉部が、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられていることにより、厚肉部が足指毎に良好に接触して、足指によって良好に踏ん張ることができる。また、前記厚肉部が内側に盛り上がる状態で設けられていることによっても、厚肉部が足指に良好に接触して、足指によって良好に踏ん張ることができる。
また、当該靴下が5本指靴下であり、この5本指靴下の指袋部の付根に対応して厚肉部が設けられていることにより、厚肉部が足指の付根からずれることを良好に防止できて、各足指の付根に、極めて良好に厚肉部を当接させることができ、足指による踏ん張りをさらに良好に行うことができて、歩行時や走行時において自然に姿勢が極めて良好となる。
また、靴下として、爪先部が足指全体を覆う形状としてもよく、この場合には、爪先部内側に5本の足指を挿入する空間を仕切る4つの隔壁を設け、前記空間に挿入される足指の付根に対応して厚肉部を設けることにより、厚肉部が足指の付根からずれることを良好に防止できて、各足指の付根に、極めて良好に厚肉部を当接させることができ、足指による踏ん張りをさらに良好に行うことができて、歩行時や走行時において自然に姿勢が極めて良好となる。
また、前記厚肉部を、一体編成で厚みのある生地を編み込んで形成することで、厚肉部が足指の付根にうまく当接しなくなる不具合を発生することを防止できて、厚肉部が足指の付根に、より良好に接触することができる。
また、前記厚肉部の厚み方向の中央部を、硬くて低伸縮性の生地で形成し、前記厚肉部の厚み方向の表面部は、柔らかくて前記低伸縮性の生地よりも伸縮性の大きな高伸縮性の生地で形成することにより、厚肉形状を良好に維持することができると同時に、足指の付根に接触する部分は弾力性を有する状態でやさしく接触し、良好な履き心地を与えることができる。
また、足裏における土踏まずに対応する箇所にも厚肉部を設けることにより、足の土踏まずに対応する箇所も接地できて、足による接地面積をさらに増加することができ、足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。また、足裏における踵に対応する箇所および母子球に対応する箇所との少なくとも一方にも厚肉部を設けることによっても、足裏における踵に対応する箇所や母子球に対応する箇所も良好なクッション性を増加させた状態で接地できて、足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。
本考案の実施の形態(第1の実施の形態)に係る靴下の底面図である。 同靴下を足に穿いた状態を簡略的に示す側面断面図である。 同靴下の厚肉部の拡大断面図である。 (a)〜(f)はそれぞれ同靴下の編み工程を示す図である。 本考案の第2の実施の形態に係る靴下の底面図である。 同靴下を足に穿いた状態を簡略的に示す側面断面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る靴下の底面図である。 同靴下を足に穿いた状態を簡略的に示す正面断面図である。 本考案の第4の実施の形態に係る靴下の底面図である。 本考案の第5の実施の形態に係る靴下の底面図である。 同靴下の正面断面図である。
以下、本考案を図面に基づき説明する。
図1、図2は、本考案の第1の実施の形態に係る靴下(5本指靴下)を示すものである。これらの図において、1は靴下本体部2の先端に5本指が個々に入る指袋部(爪先部の1例でもある)3を備えた靴下の1例としての5本指靴下であり、全体が横編により編成されている。そして特に本考案では、指袋部3の裏面における、足指の付根に対応する箇所に厚肉部4が設けられている。
詳しく説明すると、靴下本体部2は、人の足首より上の部分を覆う脚部5と、足の甲部を覆う甲部6と、足の底部を覆う足底部7と、踵を覆う踵部8とを有しており、これらが略筒状につなげられた形状とされている。そして、靴下本体部2の先端、すなわち、甲部6や足底部7の先端が各指袋部3に接続されているが、各指袋部3の足指付根の裏側(足裏における、指先に対応する爪先部と足底部7との間の部分でもある)に、クッション性を有する厚肉部4が設けられている。図1に示すように、厚肉部4は、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられている。また、図2に示すように、厚肉部4は、内側に盛り上がる状態で設けられている。
また、図3に示すように、厚肉部4は、一体編成で厚みのある生地12、14が編み込まれて形成されている。ここで、厚肉部4は、柔らかくて伸縮性に富んだ弾性糸11(図4参照)でニットされた(編み込まれた)2枚の生地12の間に、硬くて伸縮性の少ない糸13(図4参照)により編まれた生地14を、タックを掛けて繋ぐことで編成されている。すなわち、厚肉部4の厚み方向の中央部は、硬くて低伸縮性の生地14で形成され、厚肉部4の厚み方向の表面部は、柔らかくて前記低伸縮性の生地よりも伸縮性の大きな高伸縮性の生地12で形成されている。
この一体編成で編み立てられた厚みがある生地の編み方の例としては、図4(a)〜(f)に示す編み工程を繰り返すことで編成される。ここで、各工程を示す図4(a)〜(f)のそれぞれにおいて、下側は横編み機における前ベッド側を示し、Fa(Fa1、Fa2、Fa3・・・)は前ベッドに設けられたフックを簡略的に示している。また、上側は横編み機における後ベッド側を示し、Fb(Fb1、Fb2、Fb3・・・)は後ベッドに設けられたフックを簡略的に示している。
図4(a)に示すように、伸縮性の少ない糸13(以下、単に糸13とも称す)は前ベッドのフックFaと後ベッドのフックFbとにより交互に係止されながら走行され(例えば、図4(a)では糸13が矢印で示すように右側に配設される)。これにより、伸縮性の少ない糸13は、前ベッドのフックFaと後ベッドのフックFbとにわたって架け渡された状態(図4(a)に示すように、図4(a)の紙面における上下方向に架け渡された状態)で配設される。
一方、糸13が前ベッドのフックFaと後ベッドのフックFbとにより交互に係糸(タック編み)されながら編成される時に、弾性糸11は、前ベッドのフックFaと後ベッドのフックFbとの内側に保持された状態(図4(a)〜(d)に示す、細線で示された編目の状態)となる。
図4(b)〜(d)に示すように、次の工程で、糸13は、係止されるフックFa、Fbがずらされながら、図4(a)と同様に各フックFa、Fbに係止され、糸13は順次重ねられる。なお、各工程での糸13や弾性糸11の配設方向をそれぞれ矢印で示し、図4(b)〜(d)に示すように、糸13は各工程で左右逆方向に走行される。
この後、図4(e)、(f)に示すように、左右に走行する弾性糸11が、糸13のフックFa、Fbに係止されているタック部分に編み込まれて、各フックFa、Fbに係止されていた各糸13や弾性糸11の部分同士が編み込まれて結ばれる。
以上の図4(a)〜(f)に示される工程を繰り返すことにより、前ベッドと後ベッドとに跨るように形成されてなる硬くて伸縮性の少ない糸13(図3参照)からなる生地14が、前ベッドや後ベッドの長手方向に沿うように形成されてなる柔らかくて伸縮性に富んだ弾性糸11からなる生地12により、厚み方向に両側から挟まれた状態で繋がれ、これにより一体編成で厚みのある厚肉部4が良好に製造される。
上記構成によれば、本考案の靴下としての5本指靴下1の足裏における足指付根に対応する箇所に厚肉部4が設けられているので、この5本指靴下1を装着した状態で歩行したり走行したりする際に、足指の付根が厚肉部4を介して接地できる。これにより、足指全体で接地できて、足指によって良好に踏ん張ることができる。したがって、歩行時や走行時においても、体のバランスを良好に保つことができて姿勢が自然に良好となる。この結果、体にかかる負担が軽減され、腰痛や肩こりなどを生じることを最小限に抑えることができる。また、厚肉部4により、足指の付根を良好に刺激する効果や、保温性を向上させる効果も有する。また、この実施の形態では、厚肉部4が、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられており、また、内側に盛り上がる状態で設けられているので、厚肉部4が足指にさらに良好に接触して、足指によって良好に踏ん張ることができる。
また、上記構成によれば、当該靴下が5本指靴下1であり、この5本指靴下1の指袋部3の付根に対応して厚肉部4が設けられているため、厚肉部4が足指の付根からずれることを防止しながら、各足指の付根に、極めて良好に厚肉部4を当接させることができる。したがって、足指による踏ん張りをさらに良好に行うことができて、歩行時や走行時において自然に姿勢が極めて良好となる。
また、上記構成によれば、厚肉部4が、一体編成で厚みのある生地12、14を編み込んで形成しているため、厚肉部4が足指の付根にうまく当接しなくなることを防止できて、厚肉部4が足指の付根に、より良好に接触することができる。つまり、例えば、別体のものが内部に挿入されるなどして厚肉部が形成されていると、別体のものが生地からずれて、厚肉部が足指の付根にうまく当接しなくなる不具合を発生する恐れがあるが、本考案の構成によれば、このような不具合を発生することがなくなり、厚肉部4が足指の付根に、より良好に接触することができ、良好な信頼性を得ることができる。ただし、これに限るものではなく、別体のものを内部に挿入するなどして厚肉部を構成してもよいが、この場合には、前記別体のものの位置がずれなくなるような工夫が必要となる。
また、上記構成によれば、厚肉部4の厚み方向の中央部が、硬くて低伸縮性の生地14で形成されているので、厚肉形状を良好に維持することができる。また、厚肉部4の厚み方向の表面部は、柔らかくて伸縮性の大きな高伸縮性の生地12で形成されているので、足指の付根に接触する部分は弾力性を有する状態でやさしく接触し、良好な履き心地を与えることができる。
次に、図5、図6は本考案の第2の実施の形態に係る靴下を示すものである。この実施の形態に係る靴下も5本指靴下1であり、指袋部3の裏面における、足指の付根に対応する箇所に厚肉部4が設けられているが、さらに、この5本指靴下1では、足裏における土踏まずに対応する箇所にも厚肉部(土踏まず厚肉部)21が設けられている。
この構成によれば、足裏における土踏まずに対応する箇所に設けられた厚肉部(土踏まず厚肉部)21により、図6に示すように、足の土踏まずに対応する箇所も接地できることになる。したがって、足による接地面積をさらに増加することができて、歩行時や走行時などにおいて足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。
次に、図7、図8は本考案の第3の実施の形態に係る靴下を示すものである。この実施の形態に係る靴下も5本指靴下1であり、指袋部3の裏面における、足指の付根に対応する箇所に厚肉部4が設けられているが、さらに、この5本指靴下1では、足裏における踵8に対応する箇所および母子球9に対応する箇所にも厚肉部22、23(踵厚肉部22、母子球厚肉部23)が設けられている。なお、足裏における踵8に対応する箇所または母子球9に対応する箇所踵厚肉部22の一方だけに厚肉部22、23(踵厚肉部22または母子球厚肉部23)を設けてもよい。
この構成によれば、足裏における足裏における踵8に対応する箇所および母子球9に対応する箇所にも厚肉部22、23が設けられているので、足の踵8や母子球9で良好なクッション性を増加させた状態でより良好に接地できることになる。したがって、踵8や母子球9で良好なクッション性を増加させて接地することができて、歩行時や走行時などにおいて足による踏ん張りを一層良好に行うことができる。
上記実施の形態では、靴下が何れも5本指靴下1である場合を述べたが、これに限るものではなく、図9に示すように、靴下1’の靴下本体部2に繋がる爪先部31が、足指全体を覆う形状であってもよい(本考案の第4の実施の形態)。但し、この場合には、厚肉部4が、足指の付根に対応する箇所、すなわち、靴下1’の爪先部31と足底部7との間の箇所に設けられるものの、靴下1’が足全体を包み込んでいるため、厚肉部4が、足の幅方向や前後方向にずれるおそれがある短所がある。
したがって、このように、爪先部31が足指全体を覆う形状である場合には、図10、図11に示すように、爪先部31の内側に5本の足指を挿入する空間を仕切る4つの隔壁26を設け、前記空間に挿入される足指の付根に対応して厚肉部4を設けることが好適である(本考案の第5の実施の形態)。
この構成によれば、爪先部31の内側に隔壁26が設けられているため、隔壁26間などの空間に足指が挿入された際に、厚肉部4を有する爪先部31が靴下1の幅方向に対して良好に位置決めされ、各足指の付根に極めて良好に厚肉部4を当接させることができる。したがって、足指による踏ん張りをさらに良好に行うことができて、歩行時や走行時において自然に姿勢が極めて良好となる。
なお、図4では、本考案の靴下1、1’に係る編み方の1例を示したが、図4(a)〜(f)に示す編み方(製造方法)に限るものではなく、その他の編み方を用いてもよいことはもちろんである。
1 5本指靴下(靴下)
2 靴下本体部
3 指袋部(爪先部)
4 厚肉部
5 脚部
6 甲部
7 足底部
8 踵部
9 母子球
11 弾性糸
12 生地(弾性糸による生地)
13 糸
14 生地(糸による生地)
21 土踏まず厚肉部(厚肉部)
22 厚肉部(踵厚肉部)
23 厚肉部(母子球厚肉部)
25 爪先部
26 隔壁
Fa、Fa1〜Fa7 前ベッドのフック
Fb、Fb1〜Fb7 後ベッドのフック

Claims (6)

  1. 足裏における足指付根に対応する箇所に厚肉部が設けられていることを特徴とする靴下。
  2. 前記厚肉部は、足指毎に互いに独立して離れている状態で個別に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  3. 前記厚肉部は、内側に盛り上がる状態で設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の靴下。
  4. 前記厚肉部の厚み方向の中央部は、硬くて低伸縮性の生地で形成され、前記厚肉部の厚み方向の表面部は、柔らかくて前記低伸縮性の生地よりも伸縮性の大きな高伸縮性の生地で形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の靴下。
  5. 足裏における土踏まずに対応する箇所にも厚肉部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の靴下。
  6. 足裏における踵に対応する箇所および母子球に対応する箇所との少なくとも一方にも厚肉部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の靴下。
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