JP3203961U - 靴下 - Google Patents
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Abstract
【課題】十分な通気性があり、強度が強い靴下を提供する。【解決手段】足の先に相当する位置に配置された第1補強部17と、踵に相当する位置に配置された第2補強部13と、小指球に相当する位置に配置された第1クッション部11と、拇指球に相当する位置に配置された第2クッション部12と、甲に相当する位置に配置された第3クッション部16と、通気性部15と、を含む靴下10を用いる。【選択図】図2
Description
本願考案は、靴下に関する。
従来から、スポーツ用の靴下として特許文献1に示す靴下100があった。図1の平面図で説明する。従来の靴下100は、クッション性素材に、通気性部101が設けてある。
スポーツで生じる足の汗を逃がすことができた。
スポーツで生じる足の汗を逃がすことができた。
しかし、上記の靴下100を、安全靴などを履く作業者が使用すると、通気性が不足し、靴下の破れの発生、蒸れてバイ菌発生などが生じる。これは、作業者は1日中使用するため、従来の靴下100では、十分な通気性が足りず、強度的にも弱いためである。
そこで本願の課題は、十分な通気性があり、強度が強い靴下を提供することを課題とする。
そこで本願の課題は、十分な通気性があり、強度が強い靴下を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、足の先に相当する位置に配置された第1補強部と、踵に相当する位置に配置された第2補強部と、小指球に相当する位置に配置された第1クッション部と、拇指球に相当する位置に配置された第2クッション部と、甲に相当する位置に配置された第3クッション部と、通気性部と、を含む靴下を用いる。
本願考案の靴下は、十分な通気性があり、強度が強い靴下である。
一方、本願考案の靴下10を、図2と図3に示す、図2は平面図である。図3は、足に本願の靴下をはめ、つま先立ちした状態の斜視図(足は省略)である。
<構成>
靴下10は、第1補強部17、第2補強部13、第1クッション部11、第2クッション部12、第3クッション部16、第4クッション部14、第5クッション部18、剥口部20、凸部20、それら以外の通気性部15からなる。
<構成>
靴下10は、第1補強部17、第2補強部13、第1クッション部11、第2クッション部12、第3クッション部16、第4クッション部14、第5クッション部18、剥口部20、凸部20、それら以外の通気性部15からなる。
第1補強部17は、つま先部分であり、破れやい部分である。ポリエチレン繊維糸を使用して、補強した。ポリエチレン繊維糸として低分子量のポリエチレン繊維で低配向、結晶化度85以下を使用した。密度1.0g/cm3以下の軽い繊維を使用した。靴下10全体の重量も軽減した。強度25cN/dtax以上の繊維を使用した。パイル編み(靴下内部にループを作成する編み方法)している。
結果、第1補強部17は伸び縮じみするが、裂けにくく、軽い。
なお、第1補強部17の周辺、つまり、第1補強部17と第2クッション部12、第1クッション部11との間は、ポリエチレン繊維糸を使用していないが、パイル編みをしている。その理由は母子球部は歩行時や運動時に負担が掛かりやすく、テーピングでその痛みを予防する場合もある。その為パイル編みを施しクッション性を高めるためである。
結果、第1補強部17は伸び縮じみするが、裂けにくく、軽い。
なお、第1補強部17の周辺、つまり、第1補強部17と第2クッション部12、第1クッション部11との間は、ポリエチレン繊維糸を使用していないが、パイル編みをしている。その理由は母子球部は歩行時や運動時に負担が掛かりやすく、テーピングでその痛みを予防する場合もある。その為パイル編みを施しクッション性を高めるためである。
第2補強部13は、かかと部分であり、破れやい部分である。上記と同じポリエチレン繊維糸を使用して、同様の補強をした。
第1クッション部11は、小指球部分であり、衝撃防止が必要である。ナイロンで補強した。靴下10は、着圧設計をするため、全体にゴムが入っている。そのゴムの伸縮性を活かし、ナイロン部分に畦柄を作っている。このため、畦によってできる凹凸によりクッションができる。このナイロン補強部分は、ベース生地の上に、さらにナイロンが覆いかぶさる構造となっている。このため、ベース生地より肉厚となり、クッションとなる。
第1クッション部11は、小指球部分であり、衝撃防止が必要である。ナイロンで補強した。靴下10は、着圧設計をするため、全体にゴムが入っている。そのゴムの伸縮性を活かし、ナイロン部分に畦柄を作っている。このため、畦によってできる凹凸によりクッションができる。このナイロン補強部分は、ベース生地の上に、さらにナイロンが覆いかぶさる構造となっている。このため、ベース生地より肉厚となり、クッションとなる。
第2クッション部12は、拇指球部分であり、衝撃防止が必要である。第1クッション部11と同様にクッション性を持たせ、補強をした。
第3クッション部16は、甲部分であり、衝撃防止が必要である。第1クッション部11と同様にクッション性を持たせ、補強した。
第3クッション部16は、甲部分であり、衝撃防止が必要である。第1クッション部11と同様にクッション性を持たせ、補強した。
第4クッション部14は、アキレス腱の部分であり、衝撃防止が必要である。第1クッション部11と同様のクッション性を持たせ、補強をした。
第5クッション部18は、足の裏部分であり、第1〜4のクッション部と異なり、ナイロンの補強はしていないが、クッションパイル編みをしている。疲労軽減とクッション性による保護を図っている。
第5クッション部18は、足の裏部分であり、第1〜4のクッション部と異なり、ナイロンの補強はしていないが、クッションパイル編みをしている。疲労軽減とクッション性による保護を図っている。
通気性部15は、上記以外の部分である。全体で通気性を確保している。通気性を確保するため、鹿の子編みにする。このことにより、着用時に広がる面積が大きくなる。このため、(ベンチレーションメッシュ編み構造)通気性を良くし、汗や熱を逃すような編み方をしている。結果、汗や熱を逃がすことができる。
凸部20は、全体着圧構造と合わせて、柄部分の内側にできる凸形状である。足の筋肉(ヒラメ筋・腓腹筋など)に沿って入っている。このことで、マッサージ効果を図っている。
履き口部21は、裏糸を抜いたゾッキ編みとしている。通常の靴下より締め付けの弱い設計となっている。なお、通常、靴下の編み組織は、表糸(表側に表れる糸)と裏糸(内側に表れる糸)を同時に編みこむことで生地が構成されている。
<配置>
第1補強部17と、第2クッション部12、第1クッション部11とは、離間している。その間の通気性部15により、つま先の汗、熱を放出できるようにしている。
履き口部21は、裏糸を抜いたゾッキ編みとしている。通常の靴下より締め付けの弱い設計となっている。なお、通常、靴下の編み組織は、表糸(表側に表れる糸)と裏糸(内側に表れる糸)を同時に編みこむことで生地が構成されている。
<配置>
第1補強部17と、第2クッション部12、第1クッション部11とは、離間している。その間の通気性部15により、つま先の汗、熱を放出できるようにしている。
第2クッション部12、第3クッション部16と、第1クッション部11とは、離間している。その間の通気性部15により、つま先の汗、熱を放出できるようにしている。
第2クッション部12と第3クッション部16とは隣接している。足の凸部の繋がりのためである。
第2クッション部12と第3クッション部16とは隣接している。足の凸部の繋がりのためである。
第2補強部13と第4クッション部14は隣接している。アキレス腱を隙間なく連続的に保護するため、隙間を無くしている。
第1クッション部11と第5クッション部18とは、隣接している。足の裏と、小指球部分とに、連続的に、クッション性を持たせている。
第1クッション部11と第5クッション部18とは、隣接している。足の裏と、小指球部分とに、連続的に、クッション性を持たせている。
靴下10は、図3に示すように、線A、線Bで大きく3つの部分に分かれる。つまり、第1補強部17と、凸部20、履き口部21と、第1補強部17、第2補強部13、第1クッション部11、第2クッション部12、第3クッション部16、第4クッション部14、第5クッション部18とである。線A、線Bの部分で靴下10は大きく変化(伸び縮み)するので、その部分を除いて、各部が配置されている。
さらに線Cにより。4つの領域に分けてもよい。つまり、第2クッション部12、第3クッション部16と、第4クッション部14、第2補強部13、第5クッション部18、第1クッション部11とである。
さらに線Cにより。4つの領域に分けてもよい。つまり、第2クッション部12、第3クッション部16と、第4クッション部14、第2補強部13、第5クッション部18、第1クッション部11とである。
<効果>
上記の構造とすることで、本願考案の靴下10は、補強すべきところは補強部を配置し、クッションすべきところはクッション部を配置し、その他は通気性部とした。このことで、十分な通気性があり、強度が強い靴下である。さらに、各サポート部があり、疲れもない。特に、1日作業する作業者には効果がある。必要なところにクッション、補強があり、全体に通気性があり、疲れない、蒸さない靴下である。
上記の構造とすることで、本願考案の靴下10は、補強すべきところは補強部を配置し、クッションすべきところはクッション部を配置し、その他は通気性部とした。このことで、十分な通気性があり、強度が強い靴下である。さらに、各サポート部があり、疲れもない。特に、1日作業する作業者には効果がある。必要なところにクッション、補強があり、全体に通気性があり、疲れない、蒸さない靴下である。
<製法>
全コース(爪先・踵を除く)にゴムを入れ、基本部分は綿素材の糸と伸縮性のある糸を使い丸編み機で編んでいる。補強必要箇所にはナイロンを足して編み込み、爪先・踵にはポリエチレン繊維糸を織り混ぜている。クッションが必要な部分へはパイル編みしている。
全コース(爪先・踵を除く)にゴムを入れ、基本部分は綿素材の糸と伸縮性のある糸を使い丸編み機で編んでいる。補強必要箇所にはナイロンを足して編み込み、爪先・踵にはポリエチレン繊維糸を織り混ぜている。クッションが必要な部分へはパイル編みしている。
<試験>
摩耗強さ JIS L1096法で6000回以上もった。
摩耗強さJIS L 1096の試験で、第1補強部17(16000回以上)、第2補強部13(6000回以上)となった。試験条件、引張荷重11.1N、押圧荷重44.5Nである。
摩耗強さ JIS L1096法で6000回以上もった。
摩耗強さJIS L 1096の試験で、第1補強部17(16000回以上)、第2補強部13(6000回以上)となった。試験条件、引張荷重11.1N、押圧荷重44.5Nである。
<なお>
各要素はすべてあることは必須ではない。第1補強部と、第2補強部と、第1クッション部と、第2クッション部と、第3クッション部と、通気性部とがあることが好ましい。
各要素はすべてあることは必須ではない。第1補強部と、第2補強部と、第1クッション部と、第2クッション部と、第3クッション部と、通気性部とがあることが好ましい。
さらに、足の裏に位置する第5クッション部を有することが好ましい。
さらに、アキレス腱に位置する第4クッション部を有することが好ましい。
第1クッション部と第2クッション部と第3クッション部とは、凹凸によりクッション性を有することが好ましい。しかし、他の方法でクッション性を持たせてもよい。
さらに、アキレス腱に位置する第4クッション部を有することが好ましい。
第1クッション部と第2クッション部と第3クッション部とは、凹凸によりクッション性を有することが好ましい。しかし、他の方法でクッション性を持たせてもよい。
第1補強部と、第2補強部とはパイル編みであることが好ましい。しかし、他の方法で補強してもよい。
各補強部は、少なくとも他の部分より補強され、強度が強い。各クッションは、少なくとも、他の部分よりクッション性に優れている。
各補強部は、少なくとも他の部分より補強され、強度が強い。各クッションは、少なくとも、他の部分よりクッション性に優れている。
本願考案の靴下は、作業用の靴に対して使用できる靴下である。また、スポーツ、ビジネス、生活用の靴にも使用できる靴下である。
A,B…線、10,100…靴下、11…第1クッション部、12…第2クッション部、13…第2補強部、14…第4クッション部、15,101…通気性部、16…第3クッション部、17…第1補強部、18…第5クッション部、20…凸部,剥口部、21…口部。
Claims (5)
- 足の先に相当する位置に配置され、補強された第1補強部と、
踵に相当する位置に配置され、補強された第2補強部と、
小指球に相当する位置に配置され、クッション性を有する第1クッション部と、
拇指球に相当する位置に配置され、クッション性を有する第2クッション部と、
甲に相当する位置に配置され、クッション性を有する第3クッション部と、
前記第1補強部と前記第2補強部と前記第1クッション部と前記第2クッション部と前記
第3クッション部以外の部分に配置され、通気性を有する通気性部と、を含む靴下。 - さらに、足の裏に位置する第5クッション部を有する請求項1記載の靴下。
- さらに、アキレス腱に位置する第4クッション部を有する請求項1または2記載の靴下。
- 前記第1クッション部と前記第2クッション部と前記第3クッション部とは、凹凸によりクッション性を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の靴下。
- 前記第1補強部と、前記第2補強部とはパイル編みである請求項1〜4のいずれか1項に記載の靴下。
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JP2016000709U JP3203961U (ja) | 2016-02-17 | 2016-02-17 | 靴下 |
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Publications (1)
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JP3203961U true JP3203961U (ja) | 2016-04-28 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107752137A (zh) * | 2016-08-17 | 2018-03-06 | 海宁市越立袜业有限公司 | 跑步袜 |
CN108308734A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-07-24 | 江苏斑竹服饰有限公司 | 一种可增高的舒适型竹炭纤维袜子 |
CN110338476A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-10-18 | 湖南莎丽袜业股份有限公司 | 一种自清洁篮球袜及其加工方法 |
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2016
- 2016-02-17 JP JP2016000709U patent/JP3203961U/ja not_active Expired - Fee Related
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