JP3203636B2 - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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- flow
- switching lever
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/223—Multiway valves
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/168—Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
- A61M5/16877—Adjusting flow; Devices for setting a flow rate
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86863—Rotary valve unit
- Y10T137/86871—Plug
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- Y10T137/87265—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/87322—With multi way valve having serial valve in at least one branch
Description
【０００１】本発明は、流量制御装置に関する。より詳
しくは、薬液の流量を数段階に切りかえすることの出来
る三方活栓をその流量制御部に組み込んだ流量制御装置
に関する。本流量制御装置は、特に、鎮痛剤、麻酔剤、
抗生物質、抗癌剤などの薬液を血管、皮下、硬膜外等に
微量かつ持続して投与する手段として使用されているバ
ルーン付き薬液持続注入器（ゴム弾性材料からなるバル
ーンに薬液を充填し、このバルーンの収縮する力を利用
して血管等に長時間に渡って持続的に薬液を注入するも
の）に接続して使用するのに好適である。
しくは、薬液の流量を数段階に切りかえすることの出来
る三方活栓をその流量制御部に組み込んだ流量制御装置
に関する。本流量制御装置は、特に、鎮痛剤、麻酔剤、
抗生物質、抗癌剤などの薬液を血管、皮下、硬膜外等に
微量かつ持続して投与する手段として使用されているバ
ルーン付き薬液持続注入器（ゴム弾性材料からなるバル
ーンに薬液を充填し、このバルーンの収縮する力を利用
して血管等に長時間に渡って持続的に薬液を注入するも
の）に接続して使用するのに好適である。
【０００２】
【従来の技術】従来より、医療分野においては、輸血を
行う場合あるいは輸液を行う場合に、三方活栓が使用さ
れている。三方活栓は、その円筒部分の外周にＴ字状に
突出する３本の分岐管を有する円筒部と、この円筒部の
中に回転自在に挿着され、かつ円筒部の分岐管に対応す
るＴ字状の液体流路を有する栓体部と、この栓体部に取
り付けられた流路切り換え用のレバーから構成されてお
り、このレバーは栓体部と一体に形成されるか栓体部に
固着されており、栓体部から取り外し不能になってい
る。このような三方活栓を薬液注入器の流路切換手段と
して使用した場合、誰もが容易にレバーを回転しうる構
造のため、患者自身で薬液のルートを切り換え可能であ
り、勝手に薬液の注入を故意に早く終わらせたり、薬液
の混合比を変更したりする虞があった。また、患者が寝
返り等で偶然に活栓を押さえた場合、レバーが切り換わ
る虞もあった。実際にも、一般の輸液（生食、ブドウ
糖、リンゲル液）等では、患者がクランプを操作して故
意に点滴数を増やしたり、何らかの振動やタイミングで
クランプが外れ、急速に薬液が注入された例が報告され
ている。このような事態がオピオイドや抗癌剤等の劇薬
からなる薬液を注入している際に起こると患者への影響
は甚大である。
行う場合あるいは輸液を行う場合に、三方活栓が使用さ
れている。三方活栓は、その円筒部分の外周にＴ字状に
突出する３本の分岐管を有する円筒部と、この円筒部の
中に回転自在に挿着され、かつ円筒部の分岐管に対応す
るＴ字状の液体流路を有する栓体部と、この栓体部に取
り付けられた流路切り換え用のレバーから構成されてお
り、このレバーは栓体部と一体に形成されるか栓体部に
固着されており、栓体部から取り外し不能になってい
る。このような三方活栓を薬液注入器の流路切換手段と
して使用した場合、誰もが容易にレバーを回転しうる構
造のため、患者自身で薬液のルートを切り換え可能であ
り、勝手に薬液の注入を故意に早く終わらせたり、薬液
の混合比を変更したりする虞があった。また、患者が寝
返り等で偶然に活栓を押さえた場合、レバーが切り換わ
る虞もあった。実際にも、一般の輸液（生食、ブドウ
糖、リンゲル液）等では、患者がクランプを操作して故
意に点滴数を増やしたり、何らかの振動やタイミングで
クランプが外れ、急速に薬液が注入された例が報告され
ている。このような事態がオピオイドや抗癌剤等の劇薬
からなる薬液を注入している際に起こると患者への影響
は甚大である。
【０００３】一方、バルーン付き薬液持続注入器に用い
られる可変微量流量制御装置としては、多方活栓と連結
した流量制御管からなる装置が本件出願人により既に提
案されている（特開平５−８４３１０号公報）。この装
置は、１つの流入口と少なくとも３つの流出口が形成さ
れた円筒状の弁室を有する本体と、この本体の弁室に回
転自在に挿着される円柱状の弁部を有する栓体からな
り、弁部には扇状に開口したスリットとこのスリットの
基部から半径方向反対側に延びる直管状の細孔とが形成
されており、弁部の細孔をいずれの流出口に接続させて
もスリットが流入口に接続されるように構成されてい
る。
られる可変微量流量制御装置としては、多方活栓と連結
した流量制御管からなる装置が本件出願人により既に提
案されている（特開平５−８４３１０号公報）。この装
置は、１つの流入口と少なくとも３つの流出口が形成さ
れた円筒状の弁室を有する本体と、この本体の弁室に回
転自在に挿着される円柱状の弁部を有する栓体からな
り、弁部には扇状に開口したスリットとこのスリットの
基部から半径方向反対側に延びる直管状の細孔とが形成
されており、弁部の細孔をいずれの流出口に接続させて
もスリットが流入口に接続されるように構成されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
流量制御装置は、流出口１つにつき１本の流量制御管が
必要であり、しかも色々なサイズの流量制御管が必要で
ある。同時に色々なサイズの流量制御管を作成し組み合
わせることは、生産管理上も組立作業上も煩雑なことで
あり、また、使用上も、切り換え数の多いものはレバー
の切り換え角度が小さくなり、表示が複雑になるため、
誤操作が起こり易いという欠点を有している。本発明
は、如上の事情に鑑みて鋭意検討の結果達成されたもの
で、患者による薬液ルートの切り換えが困難な流量制御
装置を提供することを目的とする。また、流路切り換え
操作が簡単で誤操作を生ずることのない多段階切り換え
方式の流量制御装置を提供することを目的とする。
流量制御装置は、流出口１つにつき１本の流量制御管が
必要であり、しかも色々なサイズの流量制御管が必要で
ある。同時に色々なサイズの流量制御管を作成し組み合
わせることは、生産管理上も組立作業上も煩雑なことで
あり、また、使用上も、切り換え数の多いものはレバー
の切り換え角度が小さくなり、表示が複雑になるため、
誤操作が起こり易いという欠点を有している。本発明
は、如上の事情に鑑みて鋭意検討の結果達成されたもの
で、患者による薬液ルートの切り換えが困難な流量制御
装置を提供することを目的とする。また、流路切り換え
操作が簡単で誤操作を生ずることのない多段階切り換え
方式の流量制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】本発明者らは、鋭意検討の結果、患者によ
る薬液ルートの切り換えを困難にする点については、流
量制御装置の流路切り換え手段として、レバーを栓体部
から切離し、栓体部に着脱自在に係合させるようにした
構成の三方活栓を採用することにより解決することに想
到し、また、流路切り換え操作が簡単で誤操作を生ずる
ことのないようにする点については、この三方活栓を流
量制御装置の流量制御部に適当に組み込むことにより解
決することに想到した。すなわち、本発明は、流量制御
管の管路抵抗により流量を調節するようにした流量制御
部を有しており、該流量制御部は、流入口側に３つの分
岐路が設けられ、該分岐路の各々にそれぞれ前記流量制
御管が接続されるとともに、流出口側に２つの分岐路が
設けられ、該分岐路の一方に前記流量制御管の１つが接
続され、他方に接続チューブが設けられ、該流量制御部
に、Ｔ字状の流体通路を有する円柱状の栓体部と、該栓
体部を回転自在かつ液密に挿着可能であり、２つの流入
口と１つの流出口を有する円筒部と、前記栓体部に着脱
自在に係合可能な切換レバーから構成されてなり、切換
レバーで栓体部を回転させて、栓体部の流体通路と円筒
部の流出口が連通するようにしたときに、栓体部の液体
通路と円筒部の少なくとも１つの流入口とが連通するよ
うにした、三方活栓が組み込まれ、該三方活栓の各流入
口にそれぞれ前記流量制御管の残りの１つが接続される
とともに、三方活栓の流出口に前記接続チューブが接続
され、流量が多段式に切り換え可能にされてなる流量制
御装置に関する。
る薬液ルートの切り換えを困難にする点については、流
量制御装置の流路切り換え手段として、レバーを栓体部
から切離し、栓体部に着脱自在に係合させるようにした
構成の三方活栓を採用することにより解決することに想
到し、また、流路切り換え操作が簡単で誤操作を生ずる
ことのないようにする点については、この三方活栓を流
量制御装置の流量制御部に適当に組み込むことにより解
決することに想到した。すなわち、本発明は、流量制御
管の管路抵抗により流量を調節するようにした流量制御
部を有しており、該流量制御部は、流入口側に３つの分
岐路が設けられ、該分岐路の各々にそれぞれ前記流量制
御管が接続されるとともに、流出口側に２つの分岐路が
設けられ、該分岐路の一方に前記流量制御管の１つが接
続され、他方に接続チューブが設けられ、該流量制御部
に、Ｔ字状の流体通路を有する円柱状の栓体部と、該栓
体部を回転自在かつ液密に挿着可能であり、２つの流入
口と１つの流出口を有する円筒部と、前記栓体部に着脱
自在に係合可能な切換レバーから構成されてなり、切換
レバーで栓体部を回転させて、栓体部の流体通路と円筒
部の流出口が連通するようにしたときに、栓体部の液体
通路と円筒部の少なくとも１つの流入口とが連通するよ
うにした、三方活栓が組み込まれ、該三方活栓の各流入
口にそれぞれ前記流量制御管の残りの１つが接続される
とともに、三方活栓の流出口に前記接続チューブが接続
され、流量が多段式に切り換え可能にされてなる流量制
御装置に関する。
【０００６】ここで、流量制御部は、これをハウジング
に収容するとともに、ハウジングの三方活栓の栓体部と
対応する位置に切換レバー挿着用の透孔を設け、切替レ
バーと栓体部とを係合可能にしてもよい。
に収容するとともに、ハウジングの三方活栓の栓体部と
対応する位置に切換レバー挿着用の透孔を設け、切替レ
バーと栓体部とを係合可能にしてもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
に基づいて説明する。図１は本発明の三方活栓の一実施
例を示す斜視図であり、図２は図１の分解説明図であ
る。また、図３は図１の三方活栓を組み込んだ本発明の
流量制御装置を示す平面図であり、図４は図３の流量制
御部からハウジングの蓋を外した状態を示す平面図、図
５は図４のＸ−Ｘ線拡大断面図である。本第１の発明の
三方活栓１は、図１に示すように、円柱状の栓体部１１
と、この栓体部１１を回転自在かつ液密に挿着可能な円
筒部１２と、栓体部１１に着脱自在に係合可能な切換レ
バー１３から構成されてなる。
に基づいて説明する。図１は本発明の三方活栓の一実施
例を示す斜視図であり、図２は図１の分解説明図であ
る。また、図３は図１の三方活栓を組み込んだ本発明の
流量制御装置を示す平面図であり、図４は図３の流量制
御部からハウジングの蓋を外した状態を示す平面図、図
５は図４のＸ−Ｘ線拡大断面図である。本第１の発明の
三方活栓１は、図１に示すように、円柱状の栓体部１１
と、この栓体部１１を回転自在かつ液密に挿着可能な円
筒部１２と、栓体部１１に着脱自在に係合可能な切換レ
バー１３から構成されてなる。
【０００８】栓体部１１にはＴ字上の流体通路１４が形
成される一方、円筒部１２には２つの流入口１５、１６
と１つの流出口１７が形成されており、切換レバー１３
で栓体部１１を回転させて、栓体部１１の流体通路１４
と円筒部１２の流出口１７が連通するようにしたたとき
に、栓体部１１の液体通路１４と円筒部１２の少なくと
も１つの流入口１５または１６とが連通するようになっ
ている。切換レバー１３には少なくとも２つの係合突起
１３１、１３２が設けられており、栓体部１１の上面に
この係合突起１３１、１３２に対応して設けられた係合
窩１１１、１１２と着脱自在に係合するようになってい
る。切換レバー１３の先端には、係合突起１３１、１３
２と係合窩１１１、１１２を係合し易くするために、矢
印１８などを設けてもよい。尚、栓体部１１と切換レバ
ー１３の係合は、栓体部１１に係合突起（図示していな
い）を設け、切換レバー１３に係合窩（図示していな
い）を設けるようにしてもよい。
成される一方、円筒部１２には２つの流入口１５、１６
と１つの流出口１７が形成されており、切換レバー１３
で栓体部１１を回転させて、栓体部１１の流体通路１４
と円筒部１２の流出口１７が連通するようにしたたとき
に、栓体部１１の液体通路１４と円筒部１２の少なくと
も１つの流入口１５または１６とが連通するようになっ
ている。切換レバー１３には少なくとも２つの係合突起
１３１、１３２が設けられており、栓体部１１の上面に
この係合突起１３１、１３２に対応して設けられた係合
窩１１１、１１２と着脱自在に係合するようになってい
る。切換レバー１３の先端には、係合突起１３１、１３
２と係合窩１１１、１１２を係合し易くするために、矢
印１８などを設けてもよい。尚、栓体部１１と切換レバ
ー１３の係合は、栓体部１１に係合突起（図示していな
い）を設け、切換レバー１３に係合窩（図示していな
い）を設けるようにしてもよい。
【０００９】本第２の発明の流量制御装置は、図３〜図
５に示すように、流量制御管２２、２３、２４の管路抵
抗により流量を調節するようにした流量制御部２を有す
る流量制御装置において、流量制御部２に本第１の発明
の三方活栓１が組み込まれてなるもので、三方活栓１に
より流量が多段式に切り換え可能になっている。流量制
御装置は、図３に示すように、一般に、流量制御部２
と、この流量制御部２の入口２５に接続された接続チュ
ーブ６と、流量制御部２の出口２６に接続された接続チ
ューブ７とからなり、接続チューブ６の先端にはコネク
タ４が設けられ、必要ならば途中にクランプ５が設けら
れている。また、接続チューブ７の先端にはコネクタ８
が設けられている。尚、図中、３、９はそれぞれコネク
タ４、８のキャップである。
５に示すように、流量制御管２２、２３、２４の管路抵
抗により流量を調節するようにした流量制御部２を有す
る流量制御装置において、流量制御部２に本第１の発明
の三方活栓１が組み込まれてなるもので、三方活栓１に
より流量が多段式に切り換え可能になっている。流量制
御装置は、図３に示すように、一般に、流量制御部２
と、この流量制御部２の入口２５に接続された接続チュ
ーブ６と、流量制御部２の出口２６に接続された接続チ
ューブ７とからなり、接続チューブ６の先端にはコネク
タ４が設けられ、必要ならば途中にクランプ５が設けら
れている。また、接続チューブ７の先端にはコネクタ８
が設けられている。尚、図中、３、９はそれぞれコネク
タ４、８のキャップである。
【００１０】流量制御部２は、例えば図４〜５に示すよ
うに、その入口２５側には３つの分岐路２５１、２５
２、２５３が設けられ、この分岐路２５１、２５２、２
５３の各々にそれぞれ流量制御管２２、２３、２４が接
続されている。一方、流量制御部２の出口２６側には２
つの分岐路２６１、２６２が設けられ、一方の分岐路２
６１に流量制御管２２が接続され、他方の分岐路２６２
に接続チューブ２７が接続されている。そして、三方活
栓１の流入口１５、１６にはそれぞれ流量制御管２３、
２４が接続されるとともに、三方活栓１の流出口１７に
は接続チューブ２７が接続されている。流量制御部２は
好ましくは、図４に示すように蓋２１１と本体２１２か
らなるハウジング２１に収容されており、蓋２１１には
三方活栓１の栓体部１１と対応する位置に切換レバー１
３を挿着して栓体部１１と係合させるための透孔２１３
が設けられている。流量制御装置の使用に際しては、こ
の透孔２１３から切換レバー１３を挿入し、この切換レ
バー１３と三方活栓１の栓体部１１とを係合させ、切換
レバー１３を回転させて所望の流量設定を行うことがで
きるようになっている。
うに、その入口２５側には３つの分岐路２５１、２５
２、２５３が設けられ、この分岐路２５１、２５２、２
５３の各々にそれぞれ流量制御管２２、２３、２４が接
続されている。一方、流量制御部２の出口２６側には２
つの分岐路２６１、２６２が設けられ、一方の分岐路２
６１に流量制御管２２が接続され、他方の分岐路２６２
に接続チューブ２７が接続されている。そして、三方活
栓１の流入口１５、１６にはそれぞれ流量制御管２３、
２４が接続されるとともに、三方活栓１の流出口１７に
は接続チューブ２７が接続されている。流量制御部２は
好ましくは、図４に示すように蓋２１１と本体２１２か
らなるハウジング２１に収容されており、蓋２１１には
三方活栓１の栓体部１１と対応する位置に切換レバー１
３を挿着して栓体部１１と係合させるための透孔２１３
が設けられている。流量制御装置の使用に際しては、こ
の透孔２１３から切換レバー１３を挿入し、この切換レ
バー１３と三方活栓１の栓体部１１とを係合させ、切換
レバー１３を回転させて所望の流量設定を行うことがで
きるようになっている。
【００１１】次に、流量設定について説明する。図４に
おいて、流量制御管２２、２３、２４をそれぞれ適当に
組み合わせることにより、４種類の流量設定が可能であ
る。例えば、流量制御管２２、２３、２４の流量をそれ
ぞれ１ml/hr 、１ml/hr 、２ml/hr とした場合、図４の
状態では、流量制御管２３、２４が液体通路１４を介し
て流出口１７と連通しているので、流量は常に出口２６
と連通している流量制御管２２と流量制御管２３、２４
の流量の合計の４ml/hr になる。これを時計方向に９０
度回転させると、液体通路１４と流出口１７とは連通し
ていないので、流量は流量制御管２２のみの１ml/hr と
なる。これをさらに時計方向に９０度回転させると、流
量制御管２３が液体通路１４を介して流出口１７と連通
しているので、流量は流量制御管２２と２３の合計の２
ml/hr となり、さらに時計方向に９０度回転させると、
流量制御管２４が液体通路１４を介して流出口１７と連
通しているので、流量は流量制御管２２と２４の合計の
３ml/hr となる。上記の組合せを含み、図４に示す流量
制御装置を用いた流量設定の例を表１に示す。尚、本第
１の発明の三方活栓１を流量制御装置の流量制御部２に
２個以上組み込むことによりさらに多様な流量設定が可
能であることは言うまでもないことである。
おいて、流量制御管２２、２３、２４をそれぞれ適当に
組み合わせることにより、４種類の流量設定が可能であ
る。例えば、流量制御管２２、２３、２４の流量をそれ
ぞれ１ml/hr 、１ml/hr 、２ml/hr とした場合、図４の
状態では、流量制御管２３、２４が液体通路１４を介し
て流出口１７と連通しているので、流量は常に出口２６
と連通している流量制御管２２と流量制御管２３、２４
の流量の合計の４ml/hr になる。これを時計方向に９０
度回転させると、液体通路１４と流出口１７とは連通し
ていないので、流量は流量制御管２２のみの１ml/hr と
なる。これをさらに時計方向に９０度回転させると、流
量制御管２３が液体通路１４を介して流出口１７と連通
しているので、流量は流量制御管２２と２３の合計の２
ml/hr となり、さらに時計方向に９０度回転させると、
流量制御管２４が液体通路１４を介して流出口１７と連
通しているので、流量は流量制御管２２と２４の合計の
３ml/hr となる。上記の組合せを含み、図４に示す流量
制御装置を用いた流量設定の例を表１に示す。尚、本第
１の発明の三方活栓１を流量制御装置の流量制御部２に
２個以上組み込むことによりさらに多様な流量設定が可
能であることは言うまでもないことである。
【００１２】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の流量制御装置を採用することにより、つつ
ぎのような効果を奏することができる。 三方活栓の切換レバーを着脱自在にしており、しかも
切換レバーを三方活栓の栓体部と係合して流路の切り換
えを行うようになっているので、患者自身で流量を切り
換えることが難しい。 三方活栓をハウジングに収容し、その蓋２１１の三方
活栓１の栓体部１１と対応する位置に切換レバー１３を
挿着して栓体部１１と係合させるための透孔２１３を設
けた構成にすることにより、落下や圧縮等の偶発の事態
により流路が切り換わることがない。 流量制御管と三方活栓の組合せにより、９０度の切り
換え角度で多様な流量の切り換えが可能なので、流路切
り換え操作が簡単であり、また、ハウジングに流量表示
をしておけば誤操作を生ずることもない。
に、本発明の流量制御装置を採用することにより、つつ
ぎのような効果を奏することができる。 三方活栓の切換レバーを着脱自在にしており、しかも
切換レバーを三方活栓の栓体部と係合して流路の切り換
えを行うようになっているので、患者自身で流量を切り
換えることが難しい。 三方活栓をハウジングに収容し、その蓋２１１の三方
活栓１の栓体部１１と対応する位置に切換レバー１３を
挿着して栓体部１１と係合させるための透孔２１３を設
けた構成にすることにより、落下や圧縮等の偶発の事態
により流路が切り換わることがない。 流量制御管と三方活栓の組合せにより、９０度の切り
換え角度で多様な流量の切り換えが可能なので、流路切
り換え操作が簡単であり、また、ハウジングに流量表示
をしておけば誤操作を生ずることもない。
【図１】本発明の三方活栓の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の分解説明図である。
【図３】図１の三方活栓を組み込んだ本発明の流量制御
装置を示す平面図である。
装置を示す平面図である。
【図４】図３の流量制御部からハウジングの蓋を外した
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図５】図４のＸ−Ｘ線拡大断面図である。
１ 三方活栓 １１ 栓体部 １２ 円筒部 １３ 切換レバー １４ 液体通路 １５、１６ 流入口 １７ 流出口 ２ 流量制御部 ２１ハウジング ２１１ 本体 ２１２ 蓋 ２１３ 透孔 ２２、２３、２４ 流量制御管 ２５ 入口 ２６ 出口 ２７ 接続チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16K 11/00 - 11/24 F16K 5/00 - 5/20 G05D 7/00
Claims (2)
- 【請求項１】 流量制御管の管路抵抗により流量を調節
するようにした流量制御部を有しており、該流量制御部
は、流入口側に３つの分岐路が設けられ、該分岐路の各
々にそれぞれ前記流量制御管が接続されるとともに、流
出口側に２つの分岐路が設けられ、該分岐路の一方に前
記流量制御管の１つが接続され、他方に接続チューブが
設けられ、該流量制御部に、Ｔ字状の流体通路を有する
円柱状の栓体部と、該栓体部を回転自在かつ液密に挿着
可能であり、２つの流入口と１つの流出口を有する円筒
部と、前記栓体部に着脱自在に係合可能な切換レバーか
ら構成されてなり、切換レバーで栓体部を回転させて、
栓体部の流体通路と円筒部の流出口が連通するようにし
たときに、栓体部の液体通路と円筒部の少なくとも１つ
の流入口とが連通するようにした、三方活栓が組み込ま
れ、該三方活栓の各流入口にそれぞれ前記流量制御管の
残りの１つが接続されるとともに、三方活栓の流出口に
前記接続チューブが接続され、流量が多段式に切り換え
可能にされてなる流量制御装置。 - 【請求項２】 流量制御部をハウジングに収容するとと
もに、該ハウジングの三方活栓の栓体部と対応する位置
に切換レバー挿着用の透孔を設け、切替レバーと栓体部
とを係合可能にしてなる請求項１に記載の流量制御装
置。
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